JP2016206308A - 光接続部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】PLCとファイバブロックの接着強度を確保することにより、光デバイスの小型化を実現することが可能な光接続部品を提供する。
【解決手段】光ファイバ30と導波路型光素子110の光導波路とを接続するための光接続部品であって、光ファイバ30を収容・固定するための光ファイバ収容・固定部材120と、端面が光ファイバ収容・固定部材の端面に接着固定される導波路型光素子110であって、導波路型光素子110の基板の上面側に光導波路が設けられている、導波路型光素子110と、光ファイバ収容・固定部材120の底面と導波路型光素子110の基板の底面とに接着された接着補強板130と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、光接続部品に関し、より詳細には、導波路型光素子に光ファイバを接続するための光接続部品に関する。
少子高齢化社会の到来に伴い、メディカル・ヘルスケア分野における光・電子デバイスの重要性が高まっている。これまで、ディスプレイや光通信で用いられてきた光デバイスの上記分野への応用が求められており、中でも石英系平面光導波路(以下、PLC:Planer Lightwave Circuit)などの導波路型光素子を基本とした光デバイスの小型化は重要な課題である。石英系PLCのモバイル端末や装着型機器への搭載を考慮すると、PLCの幅および厚みはサブmmオーダーであることが望ましく、従来品と比べ1/2以下の超小型なPLCの開発が求められている。
石英系PLCはフォトリソグラフィやドライエッチングといった半導体プロセスの技術を応用し、石英基板やシリコン基板等の上に光回路を形成したものである。回路パターンにより光送受信器、光分配器および波長合分波器などを実現することができる。量産性に優れ、信頼性も高いため、光ネットワークの基幹部品として、さまざまな用途に利用されてきた。
従来、光通信で用いられている光デバイスは、ファイバブロックと呼ばれる部品により、光ファイバと一体化されている。ファイバブロックには、V溝ガラス基板(V溝ファイバブロック)やキャピラリ等があり、こうしたファイバブロックに光ファイバが固定されている。また、PLCの上面には、端面を合わせてヤトイ板と呼ばれる部材が取り付けられている。ファイバブロックやヤトイ板は、PLCと光ファイバを接着固定する際、その接着断面積を大きくし、接着部の機械的強度を高めるために必要である。ファイバブロックやヤトイ板は、一般にガラスなどで作られている(例えば特許文献1参照)。
図1は、V溝ファイバブロックを使用して光デバイスと光ファイバとを接続する従来例を示す。図1(a)はV溝ファイバブロックを使用して光デバイスと光ファイバとを接続する従来構成におけるコア接続部分における断面図であり、図1(b)は本従来構成のA−A断面図であり、図1(c)は本従来構成のB−B断面図である。図1(a)に示されるように、PLC10の上面に端面を合わせてヤトイ板20が取り付けられ、光ファイバ30はV溝ファイバブロック40に固定されており、ヤトイ板20及びV溝ファイバブロック40を用いて光ファイバ30とPLC10とが接着固定されている。図1(b)に示されるように、V溝ファイバブロック40は、光ファイバ30を収容する2つのファイバ保持部品からなり、一方又は両方のファイバ保持部品にV溝が設けられ、そのV溝に光ファイバ30が収容・固定される。また、図1(c)に示されるように、PLC10は、基板11と、基板11上に設けられたクラッド12と、クラッド12内に埋め込まれたコア13からなる。
また、図2は、キャピラリを使用して光デバイスと光ファイバとを接続する例を示す。図2に示されるように、PLC10の上面に端面を合わせてヤトイ板20が取り付けられ、PLC10の端面に光ファイバ30を通したキャピラリ50が固定されており、ヤトイ板20及びキャピラリ50を用いて光ファイバ30とPLC10とが接着固定されている。
特開2014−48628号公報 特開2012−68532号公報
しかしながら、従来技術においては、PLC10及びV溝ファイバブロック40、又はPLC10及びキャピラリ50の接着部は、接着強度を保つために十分な断面積が必要であり、チップサイズが大型化するという問題があった。図1および図2に例示された各部位の大きさから理解されるように、PLC10上にヤトイ板20を設けることによりチップの厚さ方向ではヤトイ板20の厚さ分(たとえば1mm)大型化する。加えて、PLC10にヤトイ板20を接着固定する場合、PLC10のうちヤトイ板20に覆われる領域には機能性を持たせた光波回路を作製することができないため、PLC10上にヤトイ板20を設けることによりチップの長さ方向ではヤトイ板20の長さ分(たとえば2mm)大型化する。また、接着強度の確保のため、PLC10の幅は1mm以上必要であり、光回路としての機能的側面からは不要である領域を確保するため、PLC10が大型化する。
一方、ヤトイ板20によるチップサイズの大型化を抑制するため、ヤトイ板20を用いることなく、PLC10の端面に光ファイバを接続するキャピラリ型の光ファイバ接続部品が提案されている(例えば特許文献2参照)。図3にその例を示す。図3に示されるように、PLC10の端面にキャピラリ60が固定されており、ヤトイ板20及びキャピラリ60を用いて光ファイバ30とPLC10とが接着固定されている。また、キャピラリ60の固定端面60Aにはひさし状の突起部60Bが設けられている。この突起部60Bはキャピラリ60の固定端面60Aにおいて、円周の一部を残して長さ方向にキャピラリ60を削り取ることにより作製することができる。残った円周の一部が突起部60Bとなる。このように、キャピラリ60の一端において、外周の一部に突起部60Bを備えることにより、ヤトイ板を用いることなく、導波路型光素子の端面に光ファイバを接続することが可能となっている。
しかしながら、図3に示す構成では、非常に小さな光接続部品が必要となると、突起部60Bの微細加工が困難であり、キャピラリ60の厚みが1mmを下回る小型な光接続部品の作製は困難であるという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、PLCとファイバブロックの接着強度を確保しながら、光デバイスの小型化を実現することが可能な光接続部品を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の第1の態様は、光ファイバと導波路型光素子の光導波路とを接続するための光接続部品であって、前記光ファイバを収容・固定するための光ファイバ収容・固定部材と、端面が前記光ファイバ収容・固定部材の端面に接着固定される導波路型光素子であって、前記導波路型光素子の基板の上面側に光導波路が設けられている、導波路型光素子と、前記光ファイバ収容・固定部材の底面と前記導波路型光素子の前記基板の底面とに接着された接着補強板と、を備えたことを特徴とする光接続部品である。
本発明の第2の態様は、光ファイバと導波路型光素子の光導波路とを接続するための光接続部品であって、前記光ファイバを収容・固定するための光ファイバ収容・固定部材と、端面が前記光ファイバ収容・固定部材の端面に接着固定される導波路型光素子であって、前記導波路型光素子の基板の上面側に光導波路が設けられている、導波路型光素子と、前記導波路型光素子の前記基板の上面上に設けられたヤトイ板と、前記光ファイバ収容・固定部材の上面と前記ヤトイ板の上面とに接着された接着補強板と、を備えたことを特徴とする光接続部品である。
本発明の第3の態様は、本発明の第2の態様であって、前記光ファイバ収容・固定部材の底面と前記導波路型光素子の前記基板の底面とに接着された第2の接着補強板をさらに備えたことを特徴とする光接続部品である。
本発明の第4の態様は、本発明の第1の態様であって、前記光ファイバ収容・固定部材の厚さは1mm以下であり、前記導波路型光素子の厚さは0.5mm以下であることを特徴とする光接続部品である。
本発明の第5の態様は、本発明の第2の態様であって、前記光ファイバ収容・固定部材の厚さは1mm以下であり、前記導波路型光素子の厚さは0.5mm以下であり、前記ヤトイ板の厚さは0.5mm以下であることを特徴とする光接続部品である。
本発明によれば、光ファイバ収容・固定部材と導波路型光素子との間の接着固定をより強固にするための接着補強板により、光ファイバ収容・固定部材と導波路型光素子との接着断面積が小さくても接着強度を保つことができ、光デバイスを小型化することができる。
従来のファイバブロックによる光ファイバの接続方法を示す図である。 従来のキャピラリによる光ファイバの接続方法を示す図である。 従来のキャピラリによる光ファイバの接続方法を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る光接続部品を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る光接続部品を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る光接続部品を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図4に、光ファイバと導波路型光素子の光導波路とを接続するための、本発明の第1の実施形態に係る光接続部品を示す。図4(a)は本発明の第1の実施形態に係る光接続部品における光ファイバとPLCのコア接続部の断面図を示し、図4(b)はその底面図を示す。図4(a)に示されるように、PLC110の端面には光ファイバ30及び光ファイバ30を収容・固定する光ファイバ収容・固定部材120が接着固定されており、光ファイバ収容・固定部材120およびPLC110の底面には光ファイバ収容・固定部材120およびPLC110の端面同士の接着固定をより強固にするために接着補強板130が設けられている。光ファイバ収容・固定部材120およびPLC110の底面に設けられた接着補強板130により、光ファイバ収容・固定部材120およびPLC110の底面を接着補強板130を介して接続することができる。
図1〜3に示す従来技術と大きく異なるのは、接着強度を高めるためにヤトイ板を設けて接着断面積を大きくするのではなく、光ファイバ収容・固定部材120およびPLC110の底面に接着補強板130の上面を接着固定することにより、光ファイバ収容・固定部材120およびPLC110の端面同士の接着・固定を強化している点である。
第1の実施形態に係る光接続部品は、光ファイバ収容・固定部材120をPLC110に接着した後に、光ファイバ収容・固定部材120およびPLC110の底面に、両底面を繋ぎ合わせるように接着補強板130の上面を接着固定することで作製することができる。このように、光ファイバ収容・固定部材120とPLC110の端面の接着固定のみではなく、光ファイバ収容・固定部材120とPLC110の底面に接着補強板120の上面を接着固定することにより、ヤトイ板をPLC110の上面に設けることなく、接着面積を大きくして強度を高めることができる。ここで、光ファイバ収容・固定部材120とPLC110の底面を略同一平面上に配置して、その略同一平面上に配置された底面に接着補強板130を接着固定することが好ましい。
なお、光ファイバ収容・固定部材120は、例えば、V溝ファイバブロック又はキャピラリとすることができる。光ファイバ収容・固定部材120として用いられるV溝ファイバブロックおよびキャピラリの外形は、円形ではなく正方形や長方形のものが望ましい。以下の第2及び第3の実施形態でも同様である。
また、PLC110及び光ファイバ収容・固定部材120の厚さは、PLC110と光ファイバ収容・固定部材120を接続後、PLC110の底面と光ファイバ収容・固定部材120の底面に段差が生じないよう、予め研磨等により厚みを調整しておくことが望ましい。以下の第3の実施形態でも同様である。
また、接着補強板130の材料としては、石英ガラスやホウケイ酸ガラスといったガラスが挙げられる。接着補強板130の材料がガラスの場合は、ヤトイ板やファイバブロックと同じ材料であるため、接続信頼性が高いという特徴がある。また、これらガラス材料は、UV光を透過するため、PLC110と光ファイバ収容・固定部材120との接続、及びこれらが接続されたものと接着補強材130との接続にUV接着樹脂を使用することで、簡易にPLC110と光ファイバ30の接続が可能である。さらに、接着補強板130の材料としてはプラスチックフィルムが挙げられる。プラスチックフィルムは、大量に安価に製造することが可能である。しかし、プラスチックは、熱膨張係数が一般的に大きいために、シングルモードファイバを接続するための高精度な接続信頼性には不向きではある。しかし、マルチモードファイバといった接続トレランスが緩い用途等では、プラスチックは使用可能である。以下の第2及び第3の実施形態でも同様である。
また、接着補強板130のサイズは、幅および長さはPLC110と光ファイバ収容・固定部材120の寸法に合わせ、厚みは数μm〜数十μm程度のものを使用することで、チップの小型化を図ることができる。図4には、本発明の第1の実施形態に係る光接続部品の寸法の一例も示されている。図4に示されるように、本発明では、例えば、PLC110は、光導波方向の長さが4mm、幅が1mm、厚さが0.5mmとすることができ、光ファイバ収容・固定部材120は、光導波方向の長さが2mm、幅が1mm、厚さが0.7mmとすることができ、接着補強板130は、光導波方向の長さが4mm、幅が0.8mm、厚さが0.03mmとすることができる。好適には、PLC110の厚さは0.2mm以上1mm以下であり、光ファイバ収容・固定部材120の厚さは0.2mm以上0.5mm以下とすることができる。
図1〜3の従来技術による接続方法では、ファイバブロックとPLCの接着断面積は数〜十数mm2であった。それに対し、図4に示す構成では、PLC110と光ファイバ収容・固定部材120との接着断面積が約0.5mm2と小さいが、接着補強板130によりPLC110及び光ファイバ収容・固定部材120の底面を3.2mm2に渡り接着することで、十分な接着強度を確保することができる。
(第2の実施形態)
図5に、光ファイバと導波路型光素子の光導波路とを接続するための、本発明の第2の実施形態に係る光接続部品を示す。図5に示されるように、PLC210の端面に光ファイバ収容・固定部材220が固定されており、PLC210の上面にはヤトイ板240が設けられ、光ファイバ収容・固定部材220及びヤトイ板240の上面には接着補強板230が設けられている。光ファイバ収容・固定部材220及びヤトイ板240の上面に設けられた接着補強板130により、光ファイバ収容・固定部材120およびPLC110の上面を接着補強板130を介して接続することができる。PLC210の基板は例えば石英で構成し、ヤトイ板240は例えばホウケイ酸ガラスで構成することができる。
図1〜3に示す従来技術と大きく異なるのは、接着強度を高めるためヤトイ板240を設けて接着断面積を大きくするだけではなく、光ファイバ収容・固定部材220及びヤトイ板240の上面に接着補強板230を設け、固定を強化している点である。
第2の実施形態に係る光接続部品では、PLC210の上面にヤトイ板240が設けられており、光ファイバ収容・固定部材220を、端面が合うようにPLC210及びヤトイ板240に接着固定した後に、光ファイバ収容・固定部材220及びヤトイ板240の上面に、両上面を繋ぎ合わせるように接着補強板230の底面を接着固定することで作製することができる。このように、PLC210と光ファイバ収容・固定部材220との端面のみではなく、光ファイバ収容・固定部材220及びヤトイ板240の上面に接着補強板230の底面を接着固定する。それにより、PLC210が薄く小型であって断面積が小さなものであっても、光ファイバ収容・固定部材220及びヤトイ板240の上面と接着補強板230の底面との接着面積を大きくすることにより、接着強度を高めることができる。ここで、光ファイバ収容・固定部材220とヤトイ板240の上面を略同一平面上に配置して、その略同一平面上に配置された上面に接着補強板230を接着固定することが好ましい。
ここで、光ファイバ収容・固定部材220の厚さは1mm以下であり、PLC210の厚さは0.5mm以下であり、ヤトイ板240の厚さは0.5mm以下であることが好ましい。特に、ヤトイ板240は、PLC210と光ファイバ収容・固定部材220とを接着後、光ファイバ収容・固定部材220の上面とヤトイ板240の上面に段差が生じないよう、適切な厚みのものを用いることが望ましい。以下の第3の実施形態でも同様である。
本実施形態によると、PLC210がシリコン基板に比べ薄型化及び高精度研磨が困難な石英基板から成る場合などに、PLC210ではなく、比較的研磨加工が容易なホウケイ酸ガラス等から成るヤトイ板240の方を高精度研磨することにより、ヤトイ板240の上面と光ファイバ収容・固定部材220の上面とを容易に一致させて接着補強板230を接着固定することができる。
(第3の実施形態)
図6に、光ファイバと導波路型光素子の光導波路とを接続するための、本発明の第3の実施形態に係る光接続部品を示す。図6に示されるように、PLC310の端面には光ファイバ収容・固定部材320が固定されており、PLC310の上面にはヤトイ板340が設けられ、光ファイバ収容・固定部材320及びヤトイ板340の上面には第1の接着補強板331が設けられ、光ファイバ収容・固定部材320及びPLC310の底面には第2の接着補強板332が設けられている。PLC310の基板は例えば石英で構成し、ヤトイ板340は例えばホウケイ酸ガラスで構成することができる。
図1〜3に示す従来技術と大きく異なるのは、接着強度を高めるためヤトイ板340を設けて接着断面積を大きくするだけではなく、光ファイバ収容・固定部材320及びヤトイ板340の上面に第1の接着補強板331を設け、光ファイバ収容・固定部材320及びPLC310の底面に第2の接着補強板332を設け、固定を強化している点である。
第3の実施形態に係る光接続部品は、光ファイバ収容・固定部材320を、端面が合うようにヤトイ板340が設けられたPLC310に接着した後に、光ファイバ収容・固定部材320及びヤトイ板340の上面に第1の接着補強板331の底面を接着固定し、また光ファイバ収容・固定部材320およびPLC310の底面に第2の接着補強板332の上面を接着固定することで作製することができる。光ファイバ収容・固定部材320とPLC310の端面のみではなく、光ファイバ収容・固定部材320及びヤトイ板340の上面、並びに光ファイバ収容・固定部材320及びPLC310の底面にそれぞれ第1の接着補強板331及び第2の接着補強板332を接着固定することにより、PLC310が薄く小型であって断面積が小さなものであっても、接着強度を高めることができる。ここで、ファイバ収容・固定部材320及びヤトイ板340の上面と、光ファイバ収容・固定部材320およびPLC310の底面をそれぞれ略同一平面上に配置して、その略同一平面上に配置された上面又は底面に第1の接着補強板331の底面又は第2の接着補強板332の上面をそれぞれ接着固定することが好ましい。
本実施形態によると、第1及び第2の実施形態に比べて更なる小型化が可能であり、例えばPLC310の厚さが0.2mm以下、光ファイバ収容・固定部材320の厚さが0.2mm以下であっても、十分な接着強度を保つことができる。
なお、上記実施形態では、石英系PLCを用いた例を示したが、シリコン導波路(シリコンフォトニクス技術により作製される小型なシリコン導波路)など任意の導波路型光素子を本発明に適用可能である。
PLC 10、110、210、310
基板 11
クラッド 12
コア 13
ヤトイ板 20、240、340
光ファイバ 30
V溝ファイバブロック 40
キャピラリ 50、60
固定端面 60A
突起部 60B
光ファイバ収容・固定部材 120、220、320
接着補強板 130、230、331、332

Claims (5)

  1. 光ファイバと導波路型光素子の光導波路とを接続するための光接続部品であって、
    前記光ファイバを収容・固定するための光ファイバ収容・固定部材と、
    端面が前記光ファイバ収容・固定部材の端面に接着固定される導波路型光素子であって、前記導波路型光素子の基板の上面側に光導波路が設けられている、導波路型光素子と、
    前記光ファイバ収容・固定部材の底面と前記導波路型光素子の前記基板の底面とに接着された接着補強板と、
    を備えたことを特徴とする光接続部品。
  2. 光ファイバと導波路型光素子の光導波路とを接続するための光接続部品であって、
    前記光ファイバを収容・固定するための光ファイバ収容・固定部材と、
    端面が前記光ファイバ収容・固定部材の端面に接着固定される導波路型光素子であって、前記導波路型光素子の基板の上面側に光導波路が設けられている、導波路型光素子と、
    前記導波路型光素子の前記基板の上面上に設けられたヤトイ板と、
    前記光ファイバ収容・固定部材の上面と前記ヤトイ板の上面とに接着された接着補強板と、
    を備えたことを特徴とする光接続部品。
  3. 前記光ファイバ収容・固定部材の底面と前記導波路型光素子の前記基板の底面とに接着された第2の接着補強板をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の光接続部品。
  4. 前記光ファイバ収容・固定部材の厚さは1mm以下であり、前記導波路型光素子の厚さは0.5mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の光接続部品。
  5. 前記光ファイバ収容・固定部材の厚さは1mm以下であり、前記導波路型光素子の厚さは0.5mm以下であり、前記ヤトイ板の厚さは0.5mm以下であることを特徴とする請求項2に記載の光接続部品。
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