JP2016204840A - 建設機械の表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業具の移動方向に位置する目標面の形状が容易に把握できる建設機械の表示システムを提供すること。【解決手段】バケットの予測移動方向を演算する移動方向演算部111bと、(1)移動方向演算部111bでバケットの移動が予測された場合は、表示画面上でバケット画像から予測移動方向側に位置する領域の面積が、バケット画像を基準位置に表示する場合よりも広くなるように、予測移動方向に応じてバケット画像の表示位置を変更し、(2)(1)以外の場合は、モニタ12の表示画面上の基準位置Cにバケット画像を表示する作業具表示制御部111eと、作業具表示制御部111eで決定された表示位置にバケット画像を表示したときに表示画面内に含まれる目標面の画像を表示画面に表示する目標面表示制御部111dとを備える。【選択図】 図7

Description

本発明は、建設機械の作業装置の先端に設けられた作業具で所定の目標面を形成するに際に用いられる建設機械の表示システムに関する。
建設機械の作業装置の先端に設けられた作業具で掘削作業または盛土作業を行うことで所定の目標形状を形成するに際して、その目標形状の一部を成す面(目標面)と作業具の画像を表示画面に表示することで両者の位置関係を明示して掘削作業を支援する建設機械の表示システムが知られている。
特開2001−123476号公報には、表示画面の縮尺を作業具(バケット)と目標面の鉛直距離に応じて変更することで、作業具と目標面(目標掘削面)の鉛直距離が変化しても目標面と作業具の双方を表示画面内に収めることができる表示システムが開示されている。
また、特開2012−233404号公報には、建設機械(掘削機械)と目標面(表示対象面)を表示画面(案内画面)に表示する際に、目標面の断面の上端の高さ位置を示す上部境界線の位置と、目標面の断面の下端の高さ位置を示す下部境界線の位置とを算出し、その算出した上部境界線あるいは下部境界線と建設機械の位置との上下方向の位置関係によって表示画面の表示範囲を決定し、これにより表示画面における目標面の表示位置を上下方向に移動する表示システムが開示されている。
特開2001−123476号公報 特開2012−233404号公報
掘削作業中には、作業具の現在位置の周辺の目標面の形状だけでなく、これから作業具を移動させるつもりの場所の周辺の目標面の形状(例えば、表示画面外や表示画面の端に存在する目標面の形状)をオペレータが予め把握したい場合がある。例えば、目標形状の表面を目標面に合わせて平らにする仕上げ作業(均し作業)では、作業具の先端を上下方向に繰り返し移動させて掘削対象を積極的に掘り進めるよりも、平面(目標面)を形成するために目標面付近で建設機械の前後方向に作業具を移動させることが多くなる。そのため、作業具の現在位置よりも前方の目標面を予め把握できた方が仕上げ作業をスムーズに進め易いことがある。
この点に関し、特開2001−123476号公報の技術は、作業具の現在位置を基準にして表示範囲を決定しているので、目標面の形状把握を所望する場所の近傍まで作業具を実際に移動させないとその形状が画面上に表れないことがある。
一方、特開2012−233404号公報の技術は、掘削機械の上下方向における現在位置を基準にして表示範囲を決定しているので、目標面の形状把握を所望する場所の近傍まで掘削機械を実際に移動させないとその形状が画面上に表れないことがある。また、建設機械の運転室内に搭載されるディスプレイには、通常、建設機械を操作する際に必要となる種々の情報(例えば、通常、残燃料、エンジン回転数、エラー情報、周囲を撮影するカメラの情報および作業モード情報等)を表示する必要があるため、掘削機械と目標面を表示するスペースに限りがある。そのため、掘削機械と目標面を表示する際の範囲を拡張して目標面の形状の把握が可能な範囲を拡げると、掘削機械及び作業具と目標面の画像サイズが小さくなり、掘削機械及び作業具の現在位置と目標面の形状の把握が困難になる可能性が高い。
したがって、上記2文献の技術では、例えば、作業具の移動先の目標面の形状がオペレータの予測したものと異なった場合には、目標面の形状が判明した時点ではじめて作業具の位置の修正操作が必要となりスムーズな仕上げ作業が阻害されるおそれがある。
本発明の目的は、作業具の移動方向に位置する目標面の形状が容易に把握できる建設機械の表示システムを提供することにある。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、所定の目標面を建設機械の作業装置の先端に設けられた作業具で掘削するに際して、前記作業具の画像と前記目標面の画像を表示画面に表示して前記作業具と前記目標面の位置関係を示す建設機械の表示システムにおいて、前記作業装置の位置と姿勢に関する状態量に基づいて前記作業具の位置と姿勢を演算する位置・姿勢演算部と、前記位置・姿勢演算部の演算値と、前記作業装置の操作装置の操作量の少なくとも一方に基づいて前記作業具の予測移動方向を演算する移動方向演算部と、(1)前記移動方向演算部で前記作業具の移動が予測された場合は、前記表示画面上で前記作業具の画像から前記予測移動方向側に位置する領域の面積が、前記作業具の画像を基準位置に表示する場合よりも広くなるように、前記予測移動方向に応じて前記作業具の画像の表示位置を変更し、(2)前記(1)以外の場合は前記表示画面上の前記基準位置に前記作業具の画像を表示する作業具表示制御部と、前記作業具表示制御部で決定された表示位置に前記作業具の画像を表示したときに前記表示画面内に含まれる前記目標面の画像を前記表示画面に表示する目標面表示制御部とを備えるものとする。
本発明によれば、作業具の移動方向に位置する領域が表示画面上で広く映し出されるので、作業具の移動方向に位置する目標面の形状が容易に把握できる。
本発明の第1の実施の形態に係る油圧ショベルの回路図。 本発明の第1の実施の形態に係る油圧ショベルの外観図。 本発明の第1の実施の形態に係る制御ユニットのハードウェア構成図。 本発明の第1の実施の形態に係る制御ユニットの機能ブロック図。 本発明の第1の実施の形態に係る距離演算部110の機能ブロック図。 本発明の第1の実施の形態に係る油圧ショベルの座標系(X−Z座標系)及び各部の寸法の説明図。 本発明の第1の実施の形態に係る合成表示部111の機能ブロック図。 本発明の第1の実施の形態に係る移動方向演算部111bが実行する処理のフローチャート。 本発明の第1の実施の形態に係るモニタの表示画面の座標系(U−W座標系)及びバケット画像の爪先位置の説明図。 本発明の第1の実施の形態に係る表示位置補正部111cが実行する処理のフローチャート。 本発明の第1の実施の形態に係る建設機械の表示システムによる表示画面の一例を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る建設機械の表示システムによる表示画面の一例を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る建設機械の表示システムによる表示画面の一例を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る建設機械の表示システムによる表示画面の一例を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る建設機械の表示システムによる表示画面の一例を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係るモニタの表示画面上でのバケット画像の爪先位置の他の決定方法についての説明図。 本発明の第2の実施の形態に係る油圧ショベルの回路図。 本発明の第1の実施の形態に係る制御ユニット及び目標面演算ユニットの機能ブロック図。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、本稿では、建設機械の表示システムを油圧ショベルに適用した例について説明するが、以下の実施の形態の適用対象は油圧ショベルに限らず、作業装置を有し、その作業装置の先端に設けられた作業具で掘削作業または盛土作業により所定の目標面を形成する建設機械であれば適用可能である。
図1に示す油圧ショベルは、油圧ポンプ2と、この油圧ポンプ2からの圧油により駆動されるブームシリンダ3a、アームシリンダ3b、バケットシリンダ3c、旋回モータ3d及び左右の走行モータ3e,3fを含む複数の油圧アクチュエータと、これら油圧アクチュエータ3a〜3fのそれぞれに対応して設けられた複数の操作レバー装置4a〜4fと、これら操作レバー装置4a〜4fによって制御され、油圧アクチュエータ3a〜3fに供給される圧油の流量を制御する複数の流量制御弁5a〜5fと、油圧ポンプ2の吐出圧力が設定値以上になった場合に開くリリーフ弁6と、操作レバー装置4a〜4fの操作信号を入力し流量制御弁5a〜5fを制御する機能を有する制御ユニット9とを有し、これらは油圧ショベルの被駆動部材を駆動する油圧駆動装置を構成している。
本実施形態では、操作レバー装置4a〜4fは、操作信号として電気信号を出力する電気レバー装置であり、流量制御弁5a〜5fは電気信号をパイロット圧に変換する電気油圧変換装置、例えば比例電磁弁を両端に備えた電気・油圧操作方式の弁である。制御ユニット9は、操作レバー装置4a〜4fの操作信号を入力し、入力信号に応じた流量制御弁駆動信号を生成して流量制御弁5a〜5fを駆動・制御する。
また、図2に示すように、油圧ショベルは、上部旋回体1d及び下部走行体1eからなる車体1Bと、垂直方向にそれぞれ回動するブーム1a、アーム1b及びバケット1cからなり上部旋回体1dの前方に取り付けられた多関節型の作業装置1Aとで構成され、作業装置1Aのブーム1aの基端は上部旋回体1dの前部に支持されている。
図2のブーム1a、アーム1b、バケット1c、上部旋回体1d及び下部走行体1eは、それぞれ、図1に示すブームシリンダ3a、アームシリンダ3b、バケットシリンダ3c、旋回モータ3d及び左右の走行モータ3e,3fによりそれぞれ駆動され、それらの動作は操作レバー装置4a〜4fにより指示される。
以上のような油圧ショベルに本実施形態に係わる掘削制御装置と作業状態表示装置が設けられている。これらの装置は、目標面の設定に用いられる設定器7と、ブーム1a,アーム1b及びバケット1cのそれぞれの回動支点に設けられ、作業装置1Aの位置と姿勢に関する状態量としてそれぞれの回動角を検出する角度検出器8a,8b,8cと、運転室内に設置された表示モニタ(表示装置)12と、後述する処理機能を実行するコンピュータ(例えばマイクロコンピュータ)である制御ユニット9とを備えている。
図3に、制御ユニット9のハードウェア構成を示す。制御ユニット9は、入力部91と、プロセッサである中央処理装置(CPU)92と、記憶装置であるリードオンリーメモリ(ROM)93及びランダムアクセスメモリ(RAM)94と、出力部95とを有している。入力部91は、操作レバー装置4a〜4fからの操作信号、設定器7からの指示信号(設定信号及びメインスイッチ信号)、角度検出器8a,8b,8cからの角度信号を入力し、A/D変換を行う。ROM93は、制御プログラム(後述)が記憶された記録媒体であり、CPU92は、ROM93に記憶された制御プログラムに従って入力部91及びメモリ93,94から取り入れた信号に対して所定の演算処理を行う。出力部95は、CPU92での演算結果に応じた出力用の信号を作成し、その信号を流量制御弁5a〜5fやモニタ12に出力することで、油圧アクチュエータ3a〜3fを駆動・制御したり、車体1B、バケット1c及び目標面等の画像をモニタ12の表示画面上に表示させたりする。なお、図3の制御ユニット9は、記憶装置としてROM93及びRAM94という半導体メモリを備えているが、ハードディスクドライブ等の磁気記憶装置を備え、これに制御プログラムを記憶しても良い。
設定器7は、例えば操作レバー装置4a〜4fのグリップ上に設けられた複数のスイッチ又はこれに類する操作装置で構成されている。本実施の形態の設定器7は、目標面の設定に用いられるスイッチ7aと、一旦設定された目標面を解除するスイッチ7bを備えている。スイッチ7aが押下されるとそのときのバケット1cの爪先の位置が制御ユニット9に記憶される。スイッチ7aの押下操作を繰り返すと2点以上の地点が制御ユニット9に記憶され、当該2点以上の地点で定義される形状により目標面が設定される。一方、スイッチ7bが押下されるとスイッチ7aにより設定された目標面が解除できる。
なお、本実施の形態では、スイッチ7aにより定義される全ての点は後述するX−Z座標(図6参照)上に設定するものとし、X−Z座標上の2点で定義される直線(線分)を含みかつX−Z座標が形成する面に直交する面を目標面とすることで、2点による目標面の設定を可能としている。
スイッチ7aにより設定された目標面は、モニタ12上に模式図として表示したり数値で表示したりして、設定された目標面をオペレータが確認できるように構成しても良い。
図4に、制御ユニット9のROM93に記憶された制御プログラムの概要を機能ブロック図で示す。制御ユニット9は、掘削制御を行う掘削制御部10と、目標面の設定処理と共にモニタ12の表示処理を行う設定・表示処理部11とを有している。掘削制御部10は、操作レバー装置4a〜4fからの操作信号に基づいて流量制御弁5a〜5fに対する指令信号を生成する処理を行う。
設定・表示処理部11は、設定器7から出力された信号に基づいて、油圧ショベルの座標系(図6参照)に対して目標面を演算・設定し、その目標面の模式図(画像)をモニタ12に表示する。また、設定・表示処理部11は、角度検出器8a,8b,8cの検出信号に基づいてバケット1cの位置と姿勢を演算し、その演算した位置と姿勢のバケット1cを油圧ショベル側面から眺めた場合の模式図(画像)をモニタ12に表示する。これにより油圧ショベル側面から眺めた場合のバケット1cと目標面の模式図を合成処理され、モニタ12に表示される。
設定・表示処理部11は、距離演算部110と合成処理部111とを備えている。距離演算部110は、角度検出器8a,8b,8cの検出信号からの信号を入力し、バケット1cの姿勢を演算して、その姿勢と設定された目標面との位置関係からバケット1cの爪先と目標面との鉛直距離を演算する。合成処理部111は、バケット1cの姿勢と目標面との鉛直距離と目標面の位置及び勾配からバケット1cと目標面との相対的な位置関係を演算し、油圧ショベル側面から眺めた場合のバケット1cと目標面の模式図を合成処理し、運転室内に設置された表示モニタ12上に表示する。
次に、図5を用いて、距離演算部110の処理機能について説明する。図5は、距離演算部110の処理機能をブロック図で表したものであり、距離演算部110は、バケット1cの位置・姿勢演算部110aと、車体1Bと目標面の位置関係演算・記憶部110bと、バケット爪先と目標面の距離演算部110cとを備えている。
バケット位置・姿勢演算部110aは、図6に示す油圧ショベルの座標系及び各部寸法に基づいてバケット爪先のX−Z座標(Pvx,Pvz)を、以下の式(1)、(2)より演算する。LVはバケット爪先からバケット回動中心まで距離であり、LAはバケット回動中心からアーム回動中心までの距離であり、LBはアーム回動中心からブーム回動中心までの距離である。ブーム回動中心の座標は(LF1,LF2)とする。
Pvx=LV×cos(αB+αA+αV)+LA×cos(αB+αA)+LB×cosαB+LF1(1)
Pvz=−LV×sin(αB+αA+αV)−LA×sin(αB+αA)−LB×sinαB+LF2(2)
また、バケットの位置・姿勢演算部110aは、バケット背面の地面に対する角度αGを、以下の式(3)より演算する。
αG=−αB−αA−αV−αtip+180°(3)
車体と目標面の位置関係演算・記憶部110bは、設定器7のスイッチ7aから信号が入力された場合、バケット位置・姿勢演算部110aで演算されたバケット爪先座標(Pvx,Pvz)を記憶する。そして、スイッチ7aが押され信号が入力されるたびにバケット爪先座標を記憶し、スイッチ7aが2回以上押された場合(2以上の点が設定された場合)に、その2以上の点により目標面を規定する1次式を演算し、その一次式を目標面の位置を示すものとして記憶する。3以上の点を設定した場合の目標面の設定方法としては、例えば、設定した順に点を結んで描かれるX−Z平面上の折れ線により目標面を規定するものや、3点以上設定しても直近の2点のみで目標面を規定するもの等があるが、その他の設定方法でも良い。なお、折れ線で目標面を規定した場合には、目標面を規定する1次式は複数存在することになる(具体的には折れ線を構成する線分の数だけ1次式が存在することになる)。
図6の例では、位置関係演算・記憶部110bにバケット爪先座標として記憶された点として、4つの点T1,T2,T3,T4が存在する。これら4点のうちX方向において隣り合う2点により折れ線状の目標面が定義されている。
バケット爪先と目標面の距離演算部110cは、バケットの位置・姿勢演算部110aにおいて演算された現在のバケット爪先座標(Pvx,Pvz)と、車体と目標面の位置関係演算・記憶部110bにおいて演算された目標面の一次式とにより、バケット爪先と目標面の鉛直距離Ltipを演算する。具体的には、バケット爪先座標(Pvx,Pvz)と目標面の一次式が規定する直線との距離を鉛直距離Ltipとして演算する。なお、目標面を示す一次式(直線)が複数存在する場合には、現在のバケット爪先位置からZ方向において最も近い位置に存在する直線(つまりバケット爪先の真下又は真上に存在する直線の中で最も近いもの)までの鉛直距離Ltipを演算することとする。
次に図7を用いて合成処理部111の処理機能について説明する。図7は、合成処理部111の処理機能をブロック図で表したものであり、合成処理部111は、作業具表示制御部111eと、移動方向演算部111bと、目標面表示制御部111dとを備えている。
作業具表示制御部111eは、移動方向演算部111bでバケット1cの移動が予測された場合は、モニタ12の表示画面上でバケット1cの画像からその予測移動方向側に位置する領域の面積が、バケット1cの画像を基準位置(表示画面上にバケット1cの画像を表示する際の基準となる位置のことであり、例えば図9の点Cが該当する)に表示する場合よりも広くなるように、予測移動方向に応じてバケット1cの画像の表示位置を変更する処理を実行する。また、上記以外の場合(例えば、移動方向演算部111bによるバケット1cの予測移動方向の特定が不能な場合や、予測移動方向に伴うバケット1cの画像の表示位置変更処理を行わない場合)、作業具表示制御部111eはモニタ12の表示画面上の基準位置にバケット1cの画像を表示する。この処理を実行するために、作業具表示制御部111eは、通常表示決定部111aと、表示位置補正制御部111cとを備えている。
通常表示決定部111aは、バケット位置・姿勢演算部110aの演算値に基づいて、モニタ12の表示画面上にバケット1cの画像を表示する際の基準となる位置(基準位置)にバケット1cの画像を表示する際のバケット1cの姿勢を決定する
通常表示決定部111aは、モニタ12の表示画面上に予め設定した基準位置にバケット1cの画像を表示する際の姿勢を、バケット位置・姿勢演算部110aの演算値に基づいて決定する部分である。「基準位置」とは、バケット1cの画像の爪先を表示画面上に表示する際の基準となる位置であり、モニタ12の表示画面に設定した座標系U−Wの座標で設定された点(図9の点C)である。図9はモニタ12の表示画面に設定した座標系U−Wの一例を示しており、表示画面の右下が点Oに設定されている。図9に太線で示した矩形は表示画面の輪郭を示し、W方向の表示画面寸法をMLW、U方向の表示画面寸法をMLUとする。図9上の点C(MLU/2, MLW−MLU/4)が基準位置である。
移動方向演算部111bは、位置・姿勢演算部110aの演算値と、作業装置1Aを制御する3つの操作レバー4a〜4cの操作量(操作信号)との少なくとも一方に基づいて、表示画面のU−W平面におけるバケット1cの予測移動方向を演算する処理を行う部分である。
ここで、移動方向演算部111bの処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。図8のフローチャートが開始されると、S100に進み、3つの操作レバー4a〜4cのいずれかからの操作信号の入力が移動方向演算部111bに有るか否かを判断する。
S100で操作信号の入力があると判断された場合(すなわち、作業装置1Aが動作している場合)には、S110に進み、操作レバー4a〜4cから入力された操作信号と、位置・姿勢演算部110aの演算値から求められるそのときの作業装置1Aの姿勢とに基づいてバケット1cの予測移動方向を演算する。より具体的には、まず、移動方向演算部111bは、位置・姿勢演算部110aの演算値から求められるそのときのブーム1a、アーム1b、バケット1cの角度αB,αA,αVを演算する。また、制御ユニット9内の記憶装置には、各操作レバー4a〜4cの操作量に対する各油圧シリンダ3a〜3cの動作スピードが記憶されており、移動方向演算部111bは、角度αB,αA,αVと、各操作レバー4a〜4cの操作量及びそれから導き出される動作スピードとに基づいてブーム1a、アーム1b、バケット1cそれぞれの所定制御周期後の回動角を求め、これによりバケット爪先の予測移動方向の演算を行う。
S110の演算で得られる予測移動方向はX−Z平面上のベクトルで表されるが、本実施の形態では説明及び処理を簡略化するために当該ベクトルのX成分のみを予測移動方向とみなすことにする。すなわち、予測移動方向は図6中の左方向(+X方向)または右方向(−X方向)となる。なお、S110の演算で予測移動方向が特定できない場合(例えば、X成分が無い場合(上方向または下方向)や、左右方向のいずれに移動するか不明な場合)には「予測不能」とみなすものとする。
一方、S100で操作信号の入力が無いと判断された場合(すなわち、作業装置1Aが静止している場合)には、S120に進み、位置・姿勢演算部110aの演算値から求められるそのときの作業装置1Aの姿勢のみに基づいてバケット1cの予測移動方向を演算する。
S120における作業装置1Aの姿勢のみによる予測移動方向の演算方法の一例として、本実施の形態では次の方法を採用している。まず、図6中に示したように、ブーム1a、アーム1b及びバケット1cを動作させたときにバケット1cの爪先の到達可能な水平距離の最大値をRmaxとし、さらに、上部旋回体1dの旋回中心からRmaxに向かって順番に3つの閉領域(第1領域S1、第2領域S2、第3領域S3)を設定する。そして、作業装置1Aの姿勢に基づいて、(1)バケット爪先が第3領域S3内にあると判断された場合には、その後第2領域S2の方向に向かってバケット1cが移動するとみなして、上部旋回体1dに近づく方向(図6中の−X方向)をバケット1cの予測移動方向とし、また、(2)バケット爪先が第1領域S1内にあると判断された場合には、その後第2領域S2の方向に向かってバケット1cが移動するとみなして、上部旋回体1dから離れる方向(図6中の+X方向)をバケット1cの予測移動方向とし、(3)バケット爪先が第2領域S2内にあると判断された場合には、上部旋回体1dに近づく方向と離れる方向のいずれにも動く可能性があるため予測移動方向の特定不能(予測不能)と判断する。
S110又はS120の処理が終了したら、移動方向演算部111bは演算した予測移動方向を表示位置補正部111cに出力し、次の制御周期まで待機する。
通常表示決定部111aは、モニタ12の表示画面上の基準位置にバケット1cの画像を表示する場合の表示態様(通常表示)を決定する部分である。本実施の形態の通常表示決定部111aは、バケット1cの画像を基準位置に表示する場合の当該画像の「姿勢」を、バケット位置・姿勢演算部110aの演算値に基づいて決定している。具体的には、バケットの位置・姿勢演算部110aによって演算されたバケット背面の地面に対する角度αを利用し、その角度αだけバケット背面を傾けたバケット側面図(一方の側面を含む正投影図)の画像をバケット画像として表示する。バケット側面図の画像は、バケット1cの側面の図面や写真等を適切な尺度で表示したものだけでなく、爪先が認識できればデフォルメしたものでも良い。また、バケット側面図の画像の縮尺は予め設定した値とする。縮尺を固定にしておくと、縮尺を変更する場合に比べてオペレータがバケット爪先と目標面との距離感を把握し易くなる。
上記の処理により、通常表示決定部111aによる通常表示は、角度αだけバケット背面を傾けた所定の縮尺のバケット画像(バケット側面図の画像)を、その画像の爪先が基準位置Cに位置するように表示したものとなる。
表示位置補正部111cは、移動方向演算部111bの演算した予測移動方向に応じて、表示画面上におけるバケット画像の表示位置を基準位置(点C)から変更する処理を実行する部分である。通常表示決定部111aで決定したバケット画像の姿勢は、表示位置補正部111cによる表示位置の変更処理の後でも保持される。表示位置補正部111cには、通常表示決定部111aの決定した表示位置(基準位置C)及びバケット画像の姿勢と、移動方向演算部111bの演算した予測移動方向とが入力されている。
表示位置補正部111cの処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。図10のフローチャートが開始されると、まず、移動方向演算部111bの演算した予測移動方向が+X方向か否かを判断(S200)し、+X方向(上部旋回体1dから離れる方向)である場合には、バケット画像の爪先位置を基準位置Cから点F(図9参照)に変更し、点Fに爪先が位置するようにバケット画像を表示する(S210)。点Fの座標は(MLU/4, MLW−MLU/4)である。点Cよりも上部旋回体1dに近い位置に点Fを設定しているので、バケット画像を点Fに表示したときに表示画面上でバケット画像から予測移動方向側(+X方向(+U方向))に位置する領域の面積は、バケット画像を点C(MLU/2, MLW−MLU/4)に表示する場合よりも広くなる。そして、表示位置補正部111cは、点Fに爪先を表示することを目標面表示制御部111dに出力する。
S200で予測移動方向が+X方向でないと判断された場合には、次に予測移動方向が−X方向(上部旋回体1dに近づく方向)か否かを判断する(S220)。S220で−X方向であると判断された場合には、表示位置補正部111cは、バケット画像の爪先位置を基準位置Cから点N(図9参照)に変更し、点Nに爪先が位置するようにバケット画像を表示する(S230)。点Nの座標は(3MLU/4, MLW−MLU/4)である。点Cよりも上部旋回体1dから遠ざかる位置に点Nを設定しているので、バケット画像を点Nに表示したときに表示画面上でバケット画像から予測移動方向側(−X方向(−U方向))に位置する領域の面積は、バケット画像を点C(MLU/2, MLW−MLU/4)に表示する場合よりも広くなる。そして、表示位置補正部111cは、点Nに爪先を表示することを目標面表示制御部111dに出力する。
S220で予測移動方向が−X方向でないと判断された場合(例えば、予測移動方向が特定不能(予測不能)の場合)には、表示位置補正部111cは、バケット画像の爪先位置を基準位置Cのままとし、点Cに爪先が位置するようにバケット画像を表示する(S240)。また、表示位置補正部111cは、点Cに爪先を表示することを目標面表示制御部111dに出力する。
S210、230、240でバケット画像を表示画面上に表示するに際して、3点C,F,Nのいずれかの座標と、所定の縮尺係数と、角度αの情報を利用して、バケット画像を描画する。所定の縮尺係数とは、バケット画像の全体が表示画面上に表示されるような値又は範囲に予め設定された1未満の数値である。
なお、図9に示した例における3点C,F,NのW座標(Mvw)は「MLW−MLU/4」で共通であり、各点のU座標(Mvu)は表示画面の横幅(MLU)を4等分する点を基準に定めたが、これは一例に過ぎず、0から+U方向に沿って3点F,C,Nがこの順番で配置されるのであれば、当該3点のU座標は上記の値である必要はなく、また、当該3点のW座標は上記のように同一である必要はない。
図7に戻り、目標面表示制御部111dは、作業具表示制御部111e(通常表示決定部111a及び表示位置補正制御部111c)で決定された表示位置(点C,F,Nのいずれか)にバケット画像を表示したときに表示画面内に含まれる目標面の輪郭の画像を表示画面に表示する処理を実行する部分である。
表示画面上に目標面を表示する際には、X−Y平面に対するU−W平面の縮尺(表示画面の縮尺)と、X−Y平面とU−W平面におけるバケット爪先位置の座標と、X−Y平面における目標面の位置情報と、X−Y平面におけるバケット爪先と目標面の鉛直距離Ltipとを利用する。
以上の演算結果を表示画面に表示した例を図11A、図11B、図11Cに示す。図11Aはバケットが−X方向に動くと判断された場合(図10のS230を通過した場合)の表示画面例で、図11Bはバケットが+X方向に動くと判断された場合(図10のS210を通過した場合)の表示画面例で、図11Cはバケットが+X方向と−X方向のどちらに動くか不明であると判断された場合(図10のS240を通過した場合)の表示画面例である。なお、図11中には点N,C,Fを表示しているが、これは図9と図11の関係性の把握を容易にするためのものであり、実際の画面上では点N,C,Fは非表示とするのが好ましい。
上記のように構成された本実施の形態に係る建設機械の表示システムによれば、バケット1cの予測移動方向が−X方向と判断された場合には、図11Aのように点Nにバケット画像50の爪先が表示され、バケット画像50から−X方向(予測移動方向)に位置する領域が表示画面上で広く映し出されるので、バケット1cの移動方向(−X方向)に位置する目標面56の形状を容易に把握できる。同様に、バケット1cの予測移動方向が+X方向と判断された場合には、図11Bのように点Fにバケット画像50の爪先が表示され、バケット画像から+X方向(予測移動方向)に位置する領域が表示画面上で広く映し出されるので、バケット1cの移動方向(+X方向)に位置する目標面52の形状を容易に把握できる。また、バケット1cの予測移動方向が特定不能の場合には、図11Cのように点Cにバケット画像50の爪先が表示され、バケット画像から+X方向に位置する領域と−X方向に位置する領域の面積が略同じになるので、バケット1cをいずれの方向に移動させてもその移動方向に位置する目標面52,56の形状を把握できる。
また、モニタ12の表示画面上では、バケットと目標面の画像を表示するスペースに限りがあるが、本実施の形態のようにバケット1cの予測移動方向に応じてバケット画像の表示位置を変更すると予測移動方向に応じて目標面が表示されるスペースを変更できるので、作業具の移動方向に位置する目標面の形状把握が表示画面のサイズを保持したままでも容易となる。
ところで、バケット爪先から垂直上方向又は垂直下方向に位置する目標面(つまり、バケット爪先の真下又は真上に位置する目標面)からバケット爪先までの距離が充分に離れていて表示画面上に当該目標面を表示できない場合がある。この場合には、当該目標面が存在する方向を文字、図形、記号等(例えば矢印)で表示画面上に表示したり、当該目標面が存在する方向を音声ガイドしたりする目標面方向ガイド部111f(図7参照)をさらに備えることが好ましい。
本実施の形態の目標面方向ガイド部111fには、目標面表示制御部111dからバケット1cの表示位置が入力されており、車体と目標面の位置関係演算・記憶部110bから目標面の位置情報が入力されている。目標面方向ガイド部111fはこれらの入力情報に基づいて、バケット爪先の真下又は真上に位置する目標面は表示画面内に表示可能か否かの判断を行い、当該目標面の表示が不可能である(つまり当該目標面は表示画面外に存在する)と判断された場合には当該目標面の存在する方向を記号(矢印60)で表示画面上に表示する。
表示画面外に存在する目標面の方向を矢印60の画像で示した表示画面の例を図12A、図12Bに示す。図12Aはバケット爪先の真下に位置する目標面が表示画面外に存在するため、表示画面の下端を示す矢印60の画像が表示された表示画面例である。図12Bはバケット爪先の真上に位置する目標面が表示画面外に存在するため、表示画面の上端を示す矢印60の画像が表示された表示画面例である。なお、図12Bのようにバケット1cの情報に目標面が位置する具体的な場面としては、盛り土をするときや目標面を掘削し過ぎたときが該当する。
図12Aと図12Bの例では目標面の一部が表示されているが、表示画面の縮尺を所定の値に保持した場合等には、バケット画像50のみが画面上に表れ、目標面が全く表れないこともある。このように目標面の把握が難しい場合又は全くできない場合において、上記のように目標面方向ガイド部111fを備えた建設機械の表示システムを用いれば、表示画面上に目標面が表れない場合でも、表示画面外に存在する目標面がどちらの方向に存在するかを容易に把握することができる。これにより目標面の形状を把握するために無駄な操作を行う必要が無くなり、作業効率の低下を防止できる。
なお、上記の例では画面に表示される矢印60の長さは一定としたが、バケット爪先から目標面までの距離に応じて矢印の長さを変更して表示しても良い。
また、図12A、図12Bでは、バケット画像50の爪先が点C(図示せず)に位置する場合を例に挙げて説明したが、爪先が点Fや点Nに位置した場合も同様であることはいうまでもない。
さらに、上記の例では、バケット爪先の真下又は真上に位置する目標面の存在する方向を表示画面上に表示したが、バケット爪先から最も近い目標面の存在する方向を表示画面上に表示しても良いし、その他の条件を満たす目標面の存在する方向を表示画面上に表示しても良い。要は、特定の条件を満たす目標面の存在する方向を表示画面上に表示すれば良い。
ところで、上記では図8のS110及びS120において、説明及び処理の簡略化の観点から予測移動方向をX成分のみで定義したが、S110及びS120のいずれの場合もZ成分も考慮して予測移動方向を求めても良い。この場合のバケット画像の爪先位置の決定方法としては例えば次のようなものがある。まず、S110又はS120で演算された予測移動方向のベクトルの逆ベクトルをXZ座標系上で生成し、これに所定の縮尺係数を乗じる等してUW座標系上のベクトルに変換する。そして、当該変換後の逆ベクトルの始点が基準位置C(MLU/2,MLW/2)に一致するようにUW座標上で移動し、移動後の逆ベクトルV1r上またはその延長線上で基準位置Cから所定距離R離れた点をバケット画像の爪先を表示する位置Pに設定する(図13参照)。つまり、移動方向演算部111bで演算された予測移動方向の反対方向に向かって基準位置Cから所定距離R離れた位置を、表示画面上におけるバケット画像の表示位置Pとする。このようにバケット画像の表示位置を設定すると、予測移動方向とは反対方向にバケット画像が表示され、予測移動方向側にはスペースが確保されることになるので、当該スペースに位置する目標面を表示画面に表示できるようになる。
なお、図13では基準位置Cを表示画面の中心に設定したが、その他の位置に設定しても構わない。図13のベクトルV1は、XZ座標系上で生成した予測移動方向のベクトルをUW座標系上のベクトルに変換したものである。
上記では、予測移動方向のみに基づいてバケット画像の爪先の表示位置を変更したが、予測移動方向に加えて予測移動速度も推測し、予測移動方向および予測移動速度に基づいてバケット画像の爪先の表示位置を変更しても良い。予測移動速度は、所定距離R(図13参照)の値を決定する際に利用し、例えば、予測移動速度と距離Rに比例関係が成立するように両者を関連づける方法がある。このように設定すると、予測移動速度が大きい場合にはバケット画像が表示画面の周囲に配置され、予測移動速度が小さい場合にはバケット画像が表示画面の中央近傍に配置されることになる。つまり、予測移動速度の大きさに応じて確保されるスペースの大きさを大きくできる。
上記の図8のS110では、操作レバー4a〜4cの操作信号と作業装置1Aの姿勢に基づいてバケット1cの予測移動方向を演算したが、操作レバー4a〜4cの操作信号のみに基づいてバケット1cの予測移動方向を演算しても良い。この方法を採用した場合、例えば、油圧シリンダ3a〜3cの少なくとも1つが伸びきって又は縮みきってバケット1cを移動できないときにも操作レバー4a〜4cを操作すれば操作信号は出力されるので、表示画面でのバケット画像の表示位置を、操作レバー4a〜4cの操作に関連づけることができる一方で、バケット1cの移動方向と分離できる。これにより、実際のバケット爪先がRmax(図6参照)上に存在しバケット1cをRmaxよりも離れた位置に移動できない場合であっても、例えばアームダンプ操作をして予測移動方向が前方であると合成表示部111に認識させることで、Rmaxよりさらに離れた位置における目標面を画面上に表示することができ、オペレータはその形状を把握することができるようになる。
上記では、S120における作業装置1Aの姿勢のみによる予測移動方向の演算方法の一例として、X方向に沿って3分割して規定した3つの閉領域S1,S2,S3に対して予め予測移動方向を関連づけておき、この3つの閉領域のどれにバケット爪先が位置するかに基づいて予測移動方向を推定したが、X方向に加えてZ方向にも複数の閉領域を規定し、バケット爪先がどの閉領域に位置するかに基づいて予測移動方向を推定しても良い。X方向、Z方向の分割数は3に限らず任意の数値の利用が可能である。
作業装置1Aを制御する3つの操作レバー4a〜4cのみをバケット1cの予測移動方向の演算に利用したが、旋回体1dや走行体1eを動作させてもバケット1cが移動することになるのでこれらを制御する操作レバー4d,4e,4fの操作信号を加えて予測移動方向を演算しても良い。
上記の説明では、作業装置1Aの位置と姿勢に関する状態量を検出するセンサとして角度検出器8a,8b,8cを利用したが、ブーム1a、アーム1bおよびバケット1cの傾斜角を検出する傾斜角検出器や、ブームシリンダ3a、アームシリンダ3bおよびバケットシリンダ3cの伸縮量を検出する検出器なども利用可能である。
上記の説明ではバケット側面図の画像の縮尺を一定としたが、例えば最も近い目標面とバケット爪先の距離に応じて縮尺を可変にすることで、当該最も近い目標面とバケットが表示画面上に現れるように制御しても良い。
バケット1cや目標面の画像とともに、バケットの爪先から目標面までの距離情報や、バケット角度の情報等の文字情報を表示画面上に表示しても良い。
目標面上およびその上方のみ掘削ができるように(バケット爪先が位置するように)、目標面の位置情報とバケット爪先の位置情報に基づいて作業装置の動きを自動的に制御する領域制限と呼ばれる技術を上記の建設機械に搭載しても良い。
上記の説明では、操作レバー4a〜4cが操作信号として電気信号を出力する電気レバーの場合を例に挙げて説明したが、操作信号として油圧信号を出力する油圧パイロット方式のレバーを利用しても良い。その場合には、操作信号の油圧を圧力センサで検出し、当該検出圧から操作量を計測することができる。
上記の説明では、油圧ショベルを左側面から見たときのバケット画像をモニタ12の表示画面上に表示する例について説明したが、油圧ショベルを右側面から見たときのバケット画像をモニタ12上に表示しても良い。また、オペレータの好みに応じて両者を切り替え可能に構成しても良い。
上記では、設定器7を操作して記憶した2点以上のバケット爪先座標に基づいて目標面を設定したが、別途入力装置を設け、当該入力装置を介して入力される目標面の位置及び勾配を示す任意の数値に基づいて目標面を設定しても良い。また、目標面は、例えば、制御ユニット9内の記憶装置または制御ユニット9外の記憶装置(例えば、油圧ショベル外部の記憶装置)に記憶されたものを適宜読み込んで設定するようにしても良い。次に、制御ユニット9外の記憶装置に格納された目標面を利用してバケット1cの予測移動方向に存在する目標面を画面上に表示する際の実施の形態について図14および図15を用いて説明する。なお、先の図と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略することがある。
図14は、本発明の第2の実施形態による建設機械の表示システムが適用される油圧ショベルの概略構成図である。なお、本実施の形態に係る油圧ショベルの外観および座標については、第1の実施の形態と同じとする。
図14に示した油圧ショベルは、油圧ショベル又はバケット1c自身のグローバルな位置を検出するための位置検出装置(例えば、GPS受信機)13Aと、油圧ショベル又はバケット1c自身のグローバルな方位を検出するための方位検出装置(例えば、GPS受信機やジャイロセンサ)13Bと、モニタ12の表示画面に表示する目標面を抽出する目標面演算ユニット9Bを備えている。
目標面演算ユニット9Bは、コンピュータ(例えばマイクロコンピュータ)であり、制御ユニット9と同様のハードウェア構成を備えている。目面演算ユニット9Bと制御ユニット9は相互に情報の通信が可能なインターフェースを備える。
図15は、制御ユニット9の記憶装置(ROM93)および目標面演算ユニット9Bの記憶装置に記憶された制御プログラムの概要を機能ブロックで示した図である。
制御ユニット9は、表示処理部11と掘削制御部10に加えて、表示範囲指令部16を備えている。表示処理部11は、第1の実施の形態の設定・表示処理部11の実行する処理から目標面の設定処理を除いたものを実行する。これは、本実施の形態では、目標面のデータを目標面演算ユニット9Bから入力しているためである。
目標面演算ユニット9Bは、目標面の3次元データが記憶された目標面記憶部17と、目標面記憶部17に記憶された目標面の3次元データからバケット1cの現在位置を基準とする所定範囲に含まれる目標面のデータを抽出するデータ抽出部18とを備えている。
本実施の形態のデータ抽出部18は、2次元目標面生成部14と、部分的2次元目標面生成部15を備えている。
2次元目標面生成部14は、バケット1cを含む作業装置1Aの中心を通過する平面(図6のX−Z平面がこの平面に相当する)をバケット1cの方位から規定し、当該平面で3次元データを切断して表れる2次元の図形を目標面のデータ(2次元目標面データ)として抽出する。通常、ここで取得される2次元の図形は折れ線となる。
部分的2次元目標面生成部15は、2次元目標面生成部14が抽出した2次元目標面データから、バケット1cの位置を基準とする所定範囲に含まれるデータを抽出し、これを部分的2次元目標面データとして制御ユニット9内の表示処理部11に出力する。部分的2次元目標面生成部15によるデータ抽出の例としては、バケット1cの位置を基準として、車体前後方向(+X方向及び−X方向)に所定の距離の範囲内に位置するデータのみを目標面データとする方法や、表示画面上のバケット1cの爪先位置(モニタ位置)を表示範囲指令部16から入力し、そのモニタ位置を基準として、車体前後方向に所定の距離の範囲内に位置するデータのみを目標面データとする方法がある。
表示範囲指令部16は、表示位置補正部111cから入力されるバケット爪先のモニタ位置(バケット画像の表示位置)に応じて、2次元目標面データから部分的2次元目標面データを抽出する範囲を部分的2次元目標面生成部15に出力する。抽出範囲は、バケット爪先位置を基準とした+X方向および−X方向の距離で定義する場合がある。また、通常、2次元目標面データは複数の点(図6の点T1、点T2、点T3、点T4が該当)を結んで成る折れ線で定義されるので、バケット爪先位置を基準とした+X方向および−X方向の点の数で定義しても良い。また、距離と点の数のいずれで定義する場合も、バケット爪先のモニタ位置は、バケットの予測移動方向に応じて変化するので、モニタ位置の変化に応じて目標面データを抽出する車体前後方向の距離又は点の数を変化させることが好ましい。なお、バケット爪先のモニタ位置(U−W座標系)ではなく、グローバル座標系におけるバケット爪先位置に応じて部分的2次元目標面データの抽出範囲を決定する場合には、部分的2次元目標面生成部15だけで抽出範囲が決定可能であるため、表示範囲指令部16は省略可能である。
表示処理部11内の目標面表示制御部111dは、部分的2次元目標面生成部15から入力される部分的2次元目標面データに基づいて目標面の画像を表示画面に表示する。
以上のように構成した本実施の形態の建設機械の表示システムによれば、目標面演算ユニット9Bと制御ユニット9の間で目標面の送受信を行う場合に、モニタ12の表示範囲またはそれに近い範囲の目標面のデータに限定して送受信が行われることになるため、送受信されるデータ量の増加を抑制でき、これによりデータの送受信に伴う処理遅延の発生を抑制できる。
なお、上記の説明では、制御ユニット9と目標面演算ユニット9Bを別のコンピュータで構成する場合について説明したが、両者を1つのコンピュータで構成しても良い。さらに、制御ユニット9と目標面演算ユニット9Bの各機能を3つ以上のコンピュータに適宜分散させても良い。この場合にも、複数のコンピュータ間または単一のコンピュータ内で送受信されるデータ量の増加を抑制できるので処理遅延の発生を抑制できる。
また、上記の説明では目標面の3次元データから2次元目標面データおよび部分的2次元目標面データを抽出したが、目標面の2次元データから部分的2次元目標面データを抽出するように構成しても良い。
なお、本発明は、上記の各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内の様々な変形例が含まれる。例えば、本発明は、上記の各実施の形態で説明した全ての構成を備えるものに限定されず、その構成の一部を削除したものも含まれる。また、ある実施の形態に係る構成の一部を、他の実施の形態に係る構成に追加又は置換することが可能である。
また、上記のコンピュータ(制御ユニット9、目標面演算ユニット9B)に係る各構成や当該各構成の機能及び実行処理等は、それらの一部又は全部をハードウェア(例えば各機能を実行するロジックを集積回路で設計する等)で実現しても良い。また、上記のコンピュータに係る構成は、演算処理装置(例えばCPU)によって読み出し・実行されることで当該コンピュータの構成に係る各機能が実現されるプログラム(ソフトウェア)としてもよい。当該プログラムに係る情報は、例えば、半導体メモリ(フラッシュメモリ、SSD等)、磁気記憶装置(ハードディスクドライブ等)及び記録媒体(磁気ディスク、光ディスク等)等に記憶することができる。
また、上記の各実施の形態の説明では、制御線や情報線は、当該実施の形態の説明に必要であると解されるものを示したが、必ずしも製品に係る全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えて良い。
1A…作業装置、1c…バケット(作業具)、8a,8b,8c…角度検出器、12…モニタ、14…2次元目標面生成部、15…部分的2次元目標面生成部、110a…バケット位置・姿勢演算部(位置・姿勢演算部)、111a…通常表示決定部、111b…移動方向演算部、111c…表示位置補正部、111d…目標面表示制御部、111e…作業具表示制御部、111f…目標面方向ガイド部、17…目標面記憶部、18…データ抽出部、50…バケット画像(作業具の画像)、52,54,56…目標面の画像

Claims (5)

  1. 所定の目標面を建設機械の作業装置の先端に設けられた作業具で掘削するに際して、前記作業具の画像と前記目標面の画像を表示画面に表示して前記作業具と前記目標面の位置関係を示す建設機械の表示システムにおいて、
    前記作業装置の位置と姿勢に関する状態量に基づいて前記作業具の位置と姿勢を演算する位置・姿勢演算部と、
    前記位置・姿勢演算部の演算値と、前記作業装置の操作装置の操作量の少なくとも一方に基づいて前記作業具の予測移動方向を演算する移動方向演算部と、
    (1)前記移動方向演算部で前記作業具の移動が予測された場合は、前記表示画面上で前記作業具の画像から前記予測移動方向側に位置する領域の面積が、前記作業具の画像を基準位置に表示する場合よりも広くなるように、前記予測移動方向に応じて前記作業具の画像の表示位置を変更し、(2)前記(1)以外の場合は前記表示画面上の前記基準位置に前記作業具の画像を表示する作業具表示制御部と、
    前記作業具表示制御部で決定された表示位置に前記作業具の画像を表示したときに前記表示画面内に含まれる前記目標面の画像を前記表示画面に表示する目標面表示制御部とを備えることを特徴とする建設機械の表示システム。
  2. 請求項1に記載の建設機械の表示システムにおいて、
    作業具表示制御部は、(1−1)前記建設機械の本体から前記作業具が離れる方向に移動すると前記移動方向演算部で予測された場合は、前記基準位置よりも前記本体に近い位置に前記作業具の画像を表示し、(1−2)前記建設機械の本体に近づく方向に前記作業具が移動すると前記移動方向演算部で予測された場合は、前記基準位置よりも前記本体から離れた位置に前記作業具の画像を表示し、(2)前記(1−1)及び前記(1−2)以外の場合は前記表示画面上の前記基準位置に前記作業具の画像を表示することを特徴とする建設機械の表示システム。
  3. 請求項1に記載の建設機械の表示システムにおいて、
    前記作業具表示制御部は、前記移動方向演算部で演算された前記予測移動方向の反対方向に向かって前記基準位置から所定の距離離れた位置を、前記表示画面上における前記作業具の画像の表示位置とすることを特徴とする建設機械の表示システム。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の建設機械の表示システムにおいて、
    前記表示画面内に前記目標面の画像が表示されない場合には、当該目標面が存在する方向を前記表示画面上に表示する目標面方向ガイド部をさらに備えることを特徴とする建設機械の表示システム。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の建設機械の表示システムにおいて、
    前記目標面のデータが記憶された目標面記憶部と、
    前記目標面記憶部に記憶された前記目標面のデータから、前記作業具の位置を基準とする所定範囲に含まれるデータを抽出するデータ抽出部とをさらに備え、
    前記目標面表示制御部は、前記データ抽出部で抽出されたデータに基づいて前記目標面の画像を前記表示画面に表示することを特徴とする建設機械の表示システム。
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