JP2001132021A - 建設機械の表示システム及び表示装置 - Google Patents

建設機械の表示システム及び表示装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】建設機械の表示システム及び表示装置におい
て、現在実際に機械についているバケットの種類に応じ
たバケットシンボルを表示することで掘削動作を正確に
行えるようにする。 【解決手段】第3の制御装置33のROM332にバケ
ットコードの組み合わせでバケット寸法を記憶しかつ第
4の制御装置37のROM372にバケットコードとの
組み合わせでバケットシンボルを記憶し、電源ON時に
第3の制御装置33のEEPROM338に記憶したバ
ケットコードを読み込むと共に、このバケットコードを
用い、ROM332,372から対応するバケット寸法
及びバケットシンボルを読み込み、これらバケット寸法
及びバケットシンボルを用いて、指定したバケットの種
類に応じたバケットシンボルで現在のバケット位置及び
姿勢を掘削基準線と共に表示装置38に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
建設機械の表示システム及び表示装置に係わり、特に、
掘削作業中に掘削の目安となる掘削基準線及び現在のバ
ケットの位置及び姿勢をバケットシンボルで表示し、オ
ペレータがその表示を見ながら作業を行うようにした建
設機械の表示システム及び表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベル等の建設機械の表示システ
ムの従来技術としては、本願出願人である日立建機株式
会社製のEX−200Xレベルマスターのモニタ装置が
ある。これは、油圧ショベルに設けられる制御ユニット
で計算した掘削作業装置(フロント)の高さ、深さ、リ
ーチ長さを通信にて受け取り、画面に数値のみを表示す
るものである。
【0003】また、同じく従来の技術として、トプコン
社製の油圧ショベルマシンコントロールシステム「TS
−5」がある。これは、建設機械に設けた制御ユニット
で計算したフロント先端(バケット先端)の位置及び姿
勢情報を通信で受け取り、掘削作業の基準となる線と共
に現在のバケット位置及び姿勢をバケットシンボルで表
示するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】日立建機株式会社製の
EX−200Xレベルマスターのモニタ装置では、フロ
ント作業機の高さ、深さ、リーチ長さを数値で表示する
が、数値のみではオペレータがバケットの位置及び姿勢
を視覚的に認識しにくいという欠点がある。
【0005】これに対し、トプコン社製の油圧ショベル
マシンコントロールシステム「TS−5」では、掘削作
業の基準となる線と共に現在のバケット位置及び姿勢を
バケットシンボルで表示するので、オペレータはフロン
ト先端(バケット先端)が基準となる線に対しどの位の
距離にあるのかが分かり易い。しかし、この従来技術に
おいては、表示できるバケットシンボルの形状が標準の
バケット形状だけであり、オペレータが機械のバケット
を標準のものから標準以外のもの、例えば法面バケット
に交換した場合、以下のような問題点が発生する。
【0006】図11は、バケットによる掘削動作の様子
を標準バケットのシンボルを用いて表示した表示装置の
表示画面を示す図である。図12は、バケットを法面バ
ケットに取り替えて掘削動作をしているときの掘削基準
線と法面バケットを横から見た図である。標準バケット
で掘削する場合も法面バケットで掘削する場合も掘削基
準線からバケット先端までの深さは同じものとする。
【0007】図12に示す法面バケットの場合、バケッ
トピンからバケット先端A間までの距離と、バケットピ
ンからバケット後端C間までの距離が極端に異なる場合
があり、具体的にはバケット底面の距離Bが長くなる
と、バケットピンからバケット後端Cまでの距離の方が
長くなる。この場合、図12に示すように、バケット先
端Aの位置が掘削基準線からある距離だけ上方にある場
合にも、バケット後端は掘削基準面より下方になること
がある。この様子を図11に示す標準バケットのシンボ
ルを用いた表示装置で表示画面に表示させた場合、図1
2に破線で示すようにバケット後端も掘削基準線より上
方に表示されてしまう。
【0008】オペレータがこの表示画面を見ながら法面
バケットによる掘削動作をした場合、例えばバケット先
端で水平引き動作を行ったとき、実際にはバケットの後
端が基準線より潜っていることになるため、正確な掘削
動作を行うことができない。
【0009】本発明の目的は、現在実際に機械について
いるバケットの種類に応じたバケットシンボルを表示す
ることで掘削動作を正確に行えるようにした建設機械の
表示システム及び表示装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、フロント作業機の先端にバケット
を備え、このバケットを標準バケットと標準以外のバケ
ットに交換可能であり、かつ掘削基準線と共に現在のバ
ケット位置及び姿勢をバケットシンボルで表示する表示
装置を備えた建設機械の表示システムにおいて、バケッ
トの種類に応じたシンボル情報及びバケット寸法を記憶
した記憶手段と、バケットの種類を指定する指定手段
と、前記指定手段で指定したバケットの種類に応じたバ
ケットシンボル情報及びバケット寸法を前記記憶手段か
ら選択して読み出す選択手段と、前記選択手段で選択し
て読み出したバケット寸法を用い、指定したバケットの
種類に応じた現在のバケット位置及び姿勢を計算する演
算手段と、前記選択手段で選択して読み出したバケット
シンボル情報及び前記演算手段で計算した現在のバケッ
ト位置及び姿勢に基づいて、指定したバケットの種類に
応じたバケットシンボルで現在のバケット位置及び姿勢
を前記掘削基準線と共に前記表示装置に表示させる表示
制御手段とを備えるものとする。
【0011】このように記憶手段、指定手段、選択手
段、演算手段及び表示制御手段を設け、指定したバケッ
トの種類に応じたバケットシンボルで現在のバケット位
置及び姿勢を掘削基準線と共に表示装置に表示させるこ
とにより、現在実際に機械についているバケットの種類
に応じたバケットシンボルを表示し、掘削動作を正確に
行うことができる。
【0012】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記指定手段は、バケットの種類毎に決められたバケッ
トコードを記憶する不揮発性メモリと、この不揮発性メ
モリに記憶したバケットコードを外部から書き換える設
定手段とを有する。
【0013】これにより設定手段を用いて不揮発性メモ
リのバケットコードを書き換えることで、外部から任意
にバケットの種類を指定できる。
【0014】(3)また、上記(1)において、好まし
くは、前記記憶手段はバケットの種類に応じたバケット
コードとの組み合わせでバケットの種類に応じたシンボ
ル情報及びバケット寸法を記憶してあり、前記指定手段
は、前記バケットコードを入力することでバケットの種
類を指定する手段であり、前記選択手段はその入力した
バケットコードを用い、前記記憶手段からバケットの種
類に応じたバケットシンボル情報及びバケット寸法を選
択して読み出す。
【0015】このようにバケットコードを用いることに
より、指定手段でバケットの種類を指定し、選択手段で
その指定したバケットとの種類に応じたバケットシンボ
ル情報及びバケット寸法を選択して読み出すことができ
る。
【0016】(4)更に、上記(1)において、好まし
くは、前記記憶手段は、第1制御装置に備えられ、前記
バケットの種類に応じたバケット寸法を記憶した第1記
憶手段と、第2制御装置に備えられ、前記バケットの種
類に応じたシンボル情報を記憶した第2記憶手段とを有
し、前記選択手段は、前記第1制御装置に備えられ、前
記第1記憶手段から前記指定手段で指定したバケットの
種類に応じたバケット寸法を選択して読み出す第1選択
手段と、前記第2制御装置に備えられ、前記第2記憶手
段から前記指定手段で指定したバケットの種類に応じた
バケットシンボル情報を選択して読み出す第2選択手段
とを有し、前記第1制御装置、第2制御装置及び表示装
置が互いに通信で情報の交換を行う。
【0017】これにより制御装置を第1及び第2制御装
置に分けた分散制御により現在実際に機械についている
バケットの種類に応じたバケットシンボルを表示させる
ことができる。
【0018】(5)また、上記目的を達成するために、
本発明は、フロント作業機の先端にバケットを備え、こ
のバケットを標準バケットと標準以外のバケットに交換
可能であり、かつ掘削基準線と共に現在のバケット位置
及び姿勢をバケットシンボルで表示しオペレータがその
表示を見ながら作業を行えるようにした建設機械の表示
装置において、前記掘削基準線と共に、バケットの種類
に応じたバケットシンボルで現在のバケット位置及び姿
勢を表示する表示画面を有するものとする。
【0019】これにより現在実際に機械についているバ
ケットの種類に応じたバケットシンボルを表示し、掘削
動作を正確に行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施形態による表示シ
ステムを備えた油圧ショベルの電子制御システムを、油
圧ショベル及びこれに搭載される油圧回路と共に示す図
である。この図1において、1は油圧ショベルであり、
油圧ショベル1は、走行体2、走行体2上に設けられた
旋回体3、旋回体3上に搭載された原動機14や油圧ポ
ンプ18(後述)等の油圧機器等の収納室4、旋回体3
の後部に設けたカウンタウェイト5、旋回体3の前部左
側に設けられた運転室6、旋回体3の前部中央に支持さ
れた掘削作業装置7を備えている。
【0022】掘削作業装置7は、旋回体3に俯仰動可能
に設けられたブーム8と、このブーム8の先端に回動可
能に設けられたアーム9と、このアーム9の先端に回動
可能に設けられたバケット10と、ブーム8を俯仰動さ
せるブーム操作用のシリンダ11と、アーム9を回動さ
せるアーム操作用のシリンダ12と、バケット10を回
動させるバケット操作用のシリンダ13とを有してい
る。
【0023】原動機14は上記のように収納室4内に配
置され、かつその回転速度をある範囲に維持するための
電子式のガバナ装置15を備えている。原動機14の目
標回転数Nrは目標回転数設定器16により設定され
る。原動機14の制御系には原動機14を制御する第1
の制御装置17が設けられ、この第1の制御装置17は
目標回転数設定器16からの目標回転数Nrとガバナ装
置15で検出された実際の回転数Neとに基づいて所定
の演算を行い、実際の回転数Neが目標回転数Nrに一
致するようにガバナ装置15に制御信号Rを出力する。
【0024】油圧ポンプ18も上記のように収納室4内
に配置され、かつ原動機14によって回転駆動される。
また、油圧ポンプ18は可変容量型のポンプであり、そ
の吐出量を変える斜板19を備え、この斜板19には斜
板位置調節器20が連結されている。また、斜板19の
傾転位置を検出する斜板位置検出器21及び油圧ポンプ
の吐出圧力を検出する圧力検出器22が設けられてい
る。
【0025】油圧ポンプ18の制御系には油圧ポンプ1
8を制御する第2の制御装置23が設けられ、この第2
の制御装置23は、圧力検出器22によって検出された
油圧ポンプ18の吐出圧力Pdと斜板位置検出器21に
よって検出された斜板19の傾転位置θ1とに基づいて
所定の演算を行い、油圧ポンプ18の斜板位置調節器2
0に制御信号を出力し、斜板19の位置19を調整し、
油圧ポンプの押しのけ容積、即ち吐出流量を制御する。
【0026】ブーム操作用のシリンダ11、アーム操作
用のシリンダ12、バケット操作用のシリンダ13は、
それぞれ制御弁24,25,26を介して油圧ポンプ1
8に接続され、制御弁24,25,26により油圧ポン
プ18から各シリンダ11,12,13に供給される圧
油の流量及び方向が調整される。制御弁24,25,2
6も上記収納室4内に配置されている。
【0027】また、制御弁24,25,26に対しては
操作レバー27,28,29が設けられ、各操作レバー
27,28,29にレバー作動器30,31,32が連
結され、これらレバー作動器30,31,32は各操作
レバー27,28,29の操作量に応じた電気信号を操
作信号として出力する。
【0028】操作レバー27,28,29により制御弁
24,25,26を操作する制御系には第3の制御装置
33が設けられ、この第3の制御装置33は各レバー作
動器30,31,32からの電気信号に基づいて所定の
演算処理を行い、各制御弁24,25,26の操作部2
4L,24R,25L,25R,26L,26Rに制御
信号を出力する。操作部24L,24R,25L,25
R,26L,26Rはそれぞれ比例電磁弁からなり、そ
の制御信号に応じたパイロット圧力を出力してそれぞれ
の制御弁24,25,26の開度を調整し、各シリンダ
11,12,13に供給される圧油の流量及び方向を制
御する。
【0029】掘削作業装置7にはブーム8の回転角度を
検出するブーム回転角検出器34、アーム9の回転角度
を検出するアーム回転角検出器35、バケット10の回
転角度を検出するバケット回転角検出器36が設けられ
ている。これら回転角検出器34,35,36からの回
転角度信号α,β,γは第3の制御装置33に入力さ
れ、第3の制御装置33はこれに基づいて掘削作業装置
7の先端位置やバケットの姿勢の計算を行う(後述)。
【0030】第3の制御装置33はシリアル通信ライン
39によって第4の制御装置37に接続され、通信ライ
ン39を介して互いにデータの送受信を行う。第4の制
御装置37は、第3の制御装置33で演算された掘削作
業装置7の先端位置(バケット先端位置)やバケットの
姿勢を入力し、表示装置38にバケットシンボルを表示
させるための信号を出力する。また、第3の制御装置3
3はシリアル通信ライン44を介してサービス端末とし
ての設定装置45に接続される。設定装置45はバケッ
トコードの書き換え(後述)を行うときにサービスマン
が接続するものである。
【0031】表示装置38は信号ライン40を介して第
4の制御装置37に接続され、第4の制御装置37から
の信号を受けて表示画面38aに掘削基準線とバケット
シンボルを表示する。また、表示装置38には掘削基準
線の設定、表示内容の切替を行うときなどに押されるス
イッチ41を有する設定部42が設けられている。設定
部42は信号ライン43を介して第4の制御装置37に
接続され、スイッチ41の信号が第4の制御装置37に
取り込まれ、第4の制御装置37はその信号に応じて表
示内容切換要求や掘削基準線の位置情報を演算し、これ
らの信号を表示装置38に信号ライン40を介して出力
する。
【0032】表示装置38の表示画面38aにバケット
の形状と掘削基準線を表示している様子を、標準バケッ
トの場合については図2に、法面バケットの場合につい
て図3に示す。図2及び図3において、表示画面38a
の下側にスイッチ41をゆする設定部42が位置してい
る。表示画面38aにはバケットシンボル50a(標準
バケット),50b(法面バケット)と掘削基準線60
がイラストで表示され、かつ第4の制御装置37から送
信される各種データ(後述)が文字と数値で表示され
る。
【0033】図4に第3の制御装置33のハードウェア
構成を示す。この第3の制御装置33は、操作レバー2
7,28,29に対するレバー作動器30,31,32
からの操作信号X1,X2,X3と、ブーム回転角検出
器34からの角度信号α、アーム回転角検出器35から
の角度信号β、バケット回転角度検出器γとを入力して
ディジタル信号こ変換するA/D変換器330と、中央
演算処理装置(CPU)331と、制御手順のプログラ
ムや制御に必要な定数を格納するリードオンリーメモリ
(ROM)332と、演算結果あるいは演算途中の数値
を一時記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)33
3と、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変
換器334とを含むシングルチップマイコン335と、
D/A変換器334からの信号を各制御弁24,25,
26の操作部24L,24R,25L,25R,26
L,26Rに出力する増幅器336a〜336fと、シ
リアル通信ライン39及び44に接続され、第4の制御
装置37及びサービス端末としての設定装置45との通
信を制御する通信制御部337と、機種別あるいはグレ
ード別の制御定数を記憶しておく不揮発性メモリ(EE
PROM(Ellectrically Erasable Programmable R
ead Only Mmemory))338とで構成されている。
【0034】図5に第4の制御装置37のハードウェア
構成を示す。第4の制御装置37は、スイッチ41の信
号を取り込むインターフェース(I/O)370と、中
央演算処理装置(CPU)371と、制御手順のプログ
ラムや制御に必要な定数を格納するリードオンリーメモ
リ(ROM)372と、演算結果あるいは演算途中の数
値を一時記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)3
73とを含むシングルチップマイコン374と、シリア
ル通信ライン39に接続され、第3の制御装置37との
通信を制御する通信制御部375と、機種別あるいはグ
レード別の制御定数を記憶しておく不揮発性メモリ(E
EPROM)376、表示装置に表示する絵のデータ
(画像データ)を作成し、その絵を表示させるための表
示制御部(グラフィックス用IC)377と、信号ライ
ン378に接続され、表示制御部377で作成された画
像データを表示装置38に出力するためのインターフェ
ース378とで構成されている。
【0035】第1及び第2の制御装置17,18のハー
ドウェア構成は、通信制御部や表示制御部がない点を除
いて基本的には第3及び第4の制御装置33,37と同
じであり、説明は省略する。
【0036】油圧ショベル1において、掘削作業を行う
ときの目標とする基準線(掘削基準線)と、掘削作業装
置7のバケット10の先端位置を表示装置38に表示さ
せる機能を掘削モニタ機能と呼び、この機能を実行する
ための第3の制御装置33及び第4の制御装置37の処
理機能を以下に説明する。
【0037】なお、以下の説明で、タイマ割り込み処理
とはマイコン内蔵のタイマ機能(図示せず)を用いて一
定時間毎に起動される処理であり、受信割り込み処理と
は通信制御部337,375からマイコン335,37
4側に受信割り込み信号が送信される度に起動する処理
である。また、通信制御部337,375はデータを受
信すると受信割り込み信号を発生する機能を有してい
る。
【0038】まず、第3の制御装置33の処理機能につ
いて、図9のフローチャートを用いて説明する。このフ
ローチャートの制御手順はROM332にプログラムと
して記憶されているものである。
【0039】第3の制御装置33が行う処理には、タイ
マ割り込み処理、メイン処理、リセット処理、受信割り
込み処理があり、タイマ割り込み処理には実行周期の短
いものと長いものとがある。
【0040】実行周期の短いタイマ割り込み処理では、
タイマ割り込みが起動される毎、即ち、一定時間毎に、
掘削作業装置7の角度データである角度検出器34,3
5,36からの角度信号α,β,γを入力する処理(S
TEP901)、操作レバー27,28,29に対応す
るレバー作動器30,31,32からの操作信号X1,
X2,X3を入力する処理(STEP902)、所定の
演算により求めた出力指令値を制御弁24,25,26
の操作部24L,24R,25L,25R,26L,2
6Rに出力する処理(STEP903)の各処理を行
う。
【0041】メイン処理では、入力した角度信号α,
β,γを元に掘削作業装置7のバケット先端位置やバケ
ットの傾き(角度あるいは姿勢)を演算する処理(ST
EP904)、入力した操作信号X1,X2,X3に応
じて制御弁24,25,26に与えるべき出力指令値を
演算する処理(STEP905)の各処理を行う。ま
た、設定した掘削基準線に沿った軌跡制御あるいは掘削
基準線を超えない領域制限制御等のフロント制御を行う
自動制御モードにある場合は、STEP905では、掘
削基準線の位置及び傾き(角度)の情報(後述)及びS
TEP905で演算したバケット先端位置に基づき入力
した操作信号X1,X2,X3を補正し、その補正した
値に基づき制御弁24,25,26に与えるべき出力指
令値を演算する。
【0042】リセット処理では、第3の制御装置33の
パワーON時に一度だけ実行される処理であり、EEP
ROM338からバケットコードを読み込む処理(ST
EP906)、ROM332からバケットコードに応じ
たバケット寸法を読み込む処理(STEP907)、バ
ケットコードを第4の制御装置37に通信制御部337
を用いて送信する処理(STEP908)の各処理を行
う。STEP907で読み込んだバケットコードに応じ
たバケット寸法はメイン処理のSTEP904でバケッ
ト先端の位置やバケットの傾きを演算するのに用いられ
る。
【0043】STEP906及びSTEP907の処理
の具体例を図7により説明する。
【0044】図7において、EEPROM338にはバ
ケットコード0×00が記憶されている。バケットコー
ドは、バケットの種類を識別するためのデータであり、
例えば標準バケットのときは0×00、法面バケットの
ときは0×01というように決めておき、EEPROM
338にバケットコード0×00又は0×01を記憶さ
せておく。記憶させておく方法は、第3の制御装置33
を製作するとき予め標準の値を記憶させておき、後にユ
ーザが別の種類のバケットに交換した場合、外部からE
EPROM338に記憶した値を変更する(後述)。
【0045】また、ROM332にはバケットコードの
組み合わせでバケット寸法を記憶させておく。図7の例
では、ROM332のコード0の領域に標準バケットの
寸法(奥行き寸法、長さ、爪先角度)が記憶され、コー
ド1の領域に法面バケットの寸法(奥行き寸法、長さ、
爪先角度)が記憶されている。
【0046】第3の制御装置33のパワーON時にマイ
コン335はまずEEPROM338のバケットコード
を読み込む。このバケットコードが図示の0×00のと
きはROM332のコード0の領域にあるバケットの寸
法を読み込むことで、バケットコード0×00に対応し
た標準バケットの寸法を読み込むことができる。また、
バケットコードが0×01のときは、ROM332のコ
ード1の領域にあるバケットの寸法を読み込むことで、
バケットコード0×01に対応した法面バケットの寸法
を読み込むことが可能となる。
【0047】ここで、図8を用い、バケット寸法とバケ
ット先端の位置及び傾きについて説明する。
【0048】図8において、図示左側は標準バケットで
あり、右側は法面バケットである。いずれもバケット寸
法には奥行き寸法W0,W1と長さL0,L1と爪先角度AN
G0,ANG1とがある。
【0049】また、図8において、P0,P1はバケット
先端の位置、ξ0,ξ1はバケットの傾き(水平線に対す
る角度、つまり対地角)であり、メイン処理のSTEP
904ではバケット先端の位置及び傾きとしてこれらの
値を演算する。
【0050】図6に戻り、上記のタイマ割り込み処理よ
りも実行周期が長いタイマ割り込み処理では、メイン処
理のSTEP904で求めたバケット先端の位置やバケ
ットの傾きを、掘削基準線の位置及び傾きの情報と共に
第4の制御装置37に送信する処理(STEP909)
を行う。
【0051】受信割り込み処理では、第4の制御装置3
7で掘削基準線の位置及び傾きの変更があった場合はそ
の都度、通常は一定周期毎に第4の制御装置37から掘
削基準線の位置及び傾きの情報を受信する処理(STE
P910)を行う。
【0052】ここで、掘削基準線の設定方法としては、
表示装置のスイッチ41を用い、数値入力により第4の
制御装置37側で行う方法と、掘削作業装置を設定位置
に動かしスイッチ(図示せず)を押すことで行うダイレ
クトティーチによる方法があり、後者の場合メイン処理
のSTEP904でスイッチを押したときのバケット先
端の位置を演算し、第3の制御装置33側で掘削基準線
の位置を設定する。そこで、受信割り込み処理のSTE
P910で第4の制御装置37から掘削基準線の位置及
び傾きの情報を受信すると共に、タイマ割り込み処理の
STEP909で第4の制御装置37に掘削基準線の位
置及び傾きの情報を送信することで、第3の制御装置3
3と第4の制御装置37間で掘削基準線の位置及び傾き
の値の同期をとる。
【0053】第3の制御装置33は、また、バケット交
換時、設定装置45からの信号を受信し、受信割り込み
処理でバケットコードを変更する。図9にこの受信割り
込み処理をフローチャート示す。このフローチャートの
制御手順もROM332にプログラムとして記憶されて
いるものである。
【0054】設定装置45からシリアル通信ライン44
を介して第3の制御装置33に対し、バケットコードの
書き換えを要求する命令と、書き換えるデータ(バケッ
トコード)を送信すると、第3の制御装置33は受信割
り込み処理でそれらの命令とデータを受信する処理(S
TEP920)を行い、受信したバケットコードをEE
PROM338に書き込む処理(STEP921)を行
う。
【0055】例えば、標準バケットから法面バケットに
交換した場合、図7において、書き換え命令0×55と
書き換えデータ(バケットコード)0×01を送信す
る。第3の制御装置33のマイコン335は、書き換え
命令0×55が送信されると、その後に送られてくるデ
ータ0×01をEEPROM338のバケットコード記
憶領域に記憶する。
【0056】以上の処理を例えばサービスマンがバケッ
トを交換したときにすることで、バケットコードを機械
に接続されているバケットに対応させることが可能とな
る。
【0057】なお、設定装置54を用い、通信によりバ
ケットコードを書き換える代わりに、予め複数のバケッ
ト情報を記憶しておき、スイッチ等で切り換えるように
してもよい。
【0058】次に、第4の制御装置37の処理機能につ
いて、図10のフローチャートを用いて説明する。この
フローチャートの制御手順はROM372にプログラム
として記憶されているものである。
【0059】第4の制御装置37が行う処理には、受信
割り込み処理とメイン処理がある。
【0060】受信割り込み処理では、処理の立ち上げ時
は第3の制御装置33からバケットコードを、通常は一
定周期毎に第3の制御装置33からバケット先端の位置
やバケットの傾き(姿勢情報)及び掘削基準線の位置と
傾き(掘削基準線情報)を受信する処理(STEP93
0)を行う。
【0061】メイン処理では、処理の立ち上げ時バケッ
トコードを受信するまで待ち(STEP940)、バケ
ットコードを受信した後、バケットコードに応じたシン
ボル情報をROM372から読み込む処理(STEP9
41)を行う。ここで、バケットコードに応じたシンボ
ル情報とは、標準バケットの場合は標準バケットの側面
をイラスト化した図形データ、法面バケットの場合は法
面バケットの側面をイラスト化した図形データであり、
ROM372にはこれらの図形データを図7に示したの
と同様にバケットコードとの組み合わせで記憶してお
き、バケットコードを受信すると、マイコン374はそ
れに対応した領域の図形データを読み込む。シンボル情
報の図形データは、画像ビットマップあるいは画像の寸
法、形状データのどちらであってもよい。
【0062】また、受信した姿勢情報(バケット先端の
位置及びバケットの傾き)及び掘削基準線情報(掘削基
準線の位置及び傾き)、それらのうちの必要なものの数
値(例えばバケット先端位置及び傾きの数値)、読み込
んだシンボル情報を表示制御部337に送り、表示装置
38の表示画面38aに表示させる処理(STEP94
2)を行う。その結果表示画面38aには、バケットコ
ードが標準バケットの0×00であるときは、図2に示
したように標準バケットのバケットシンボル50aと掘
削基準線60が、法面バケットの0×01であるとき
は、図3に示したように法面バケットのバケットシンボ
ル50bと掘削基準線60が、バケット先端位置及び傾
きの数値と共に表示される。
【0063】最後に、処理の立ち上げ時は予め記憶した
初期値を、表示装置38のスイッチ41により掘削基準
線の位置、傾きが変更された場合はその都度その値を第
3の制御装置33に送信する処理(STEP943)を
行う。
【0064】以上において、第3の制御装置33のRO
M332及び第4の制御装置37のROM372は、バ
ケットの種類に応じたシンボル情報及びバケット寸法を
記憶した記憶手段を構成し、設定装置45、第3の制御
装置33のEEPROM338、第3の制御装置33の
ROM332に記憶した図9に示すSTEP920,9
21の処理手順は、バケットの種類を指定する指定手段
を構成し、第3の制御装置33のROM332に記憶し
た図6に示すSTEP906〜908の処理手順、第4
の制御装置37のROM372に記憶した図10に示す
STEP930,940,941の処理手順は、前記指
定手段で指定したバケットの種類に応じたバケットシン
ボル情報及びバケット寸法を前記記憶手段から選択して
読み出す選択手段を構成し、第3の制御装置33のRO
M332に記憶した図6に示すSTEP904の処理手
順は、前記選択手段で選択して読み出したバケット寸法
を用い、指定したバケットの種類に応じた現在のバケッ
ト位置及び姿勢を計算する演算手段を構成し、第3の制
御装置33のROM332に記憶した図6に示すSTE
P909の処理手順、第4の制御装置37のROM37
2に記憶した図10に示すSTEP942の処理機能、
第4の制御装置37の表示制御部377及び表示装置イ
ンターフェース378は、前記選択手段で選択して読み
出したバケットシンボル情報及び前記演算手段で計算し
た現在のバケット位置及び姿勢に基づいて、指定したバ
ケットの種類に応じたバケットシンボルで現在のバケッ
ト位置及び姿勢を前記掘削基準線と共に前記表示装置に
表示させる表示制御手段を構成する。
【0065】以上のように構成した本実施形態では、ユ
ーザが取り付けた現在実際に機械についているバケット
の種類に応じたバケットシンボルが表示装置に表示され
るので、掘削基準線とバケットの位置関係が正しく表示
され、オペレータが表示画面を見ながら正確に操作する
ことができ作業性が良くなる。特に、水中などオペレー
タが掘削作業装置7の先端を見ることができないような
場所における掘削作業において、作業効率が上がる。ま
た、現在機械に付いているバケット形状の確認が容易に
なる効果もある。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、現在実際に機械につい
ているバケットの種類に応じたバケットシンボルを表示
し、掘削動作を正確に行うことができる。また、オペレ
ータが現在機械に付いているバケット形状を容易に確認
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による表示システムを備え
た油圧ショベルの電子制御システムを油圧ショベル及び
その油圧回路と共に示す図である。
【図2】標準バケットのシンボルを用いて描画した表示
装置の表示画面を示す図である。
【図3】法面バケットのシンボルを用いて描画した表示
装置の表示画面を示す図である。
【図4】図1に示した第3の制御装置のハード構成を示
す図である。
【図5】図1に示した第4の制御装置のハード構成を示
す図である。
【図6】図1に示した第3の制御装置の処理機能を示す
フローチャートである。
【図7】図1に示した第3の制御装置のEEPROMと
ROMに記憶されるバケットコード及びバケット寸法を
示す図である。
【図8】バケット寸法及び表示するバケット先端位置及
びバケット傾きを説明する図である。
【図9】第3の制御装置に記憶されているバケットコー
ドを変更する手順を示すフローチャートである。
【図10】図1に示した第4の制御装置の処理機能を示
すフローチャートである。
【図11】バケットによる掘削動作の様子を標準バケッ
トのシンボルを用いて表示した表示装置の表示画面を示
す図である。
【図12】バケットを法面バケットに取り替えて掘削動
作をしているときの掘削基準線と法面バケットを横から
見た図である。
【符号の説明】
1 油圧ショベル 2 走行体 3 旋回体 6 運転室 7 掘削作業装置 14 原動機 15 ガバナ装置 16 目標回転数設定器 17 第1の制御装置 18 油圧ポンプ 19 斜板 23 第2の制御装置 24,25,26 制御弁 27,28,29 操作レバー 30,31,32 レバー作動器 33 第3の制御装置 37 第4の制御装置 38 表示装置 40 設定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 ▲禎▼久 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 藤島 一雄 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D003 AA01 AB03 AB04 AB05 AB06 BA04 BA06 BB02 BB07 BB10 DA04 DB02 DB03 DB04 FA02 2D015 HA03 HB00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロント作業機の先端にバケットを備え、
    このバケットを標準バケットと標準以外のバケットに交
    換可能であり、かつ掘削基準線と共に現在のバケット位
    置及び姿勢をバケットシンボルで表示する表示装置を備
    えた建設機械の表示システムにおいて、 バケットの種類に応じたシンボル情報及びバケット寸法
    を記憶した記憶手段と、 バケットの種類を指定する指定手段と、 前記指定手段で指定したバケットの種類に応じたバケッ
    トシンボル情報及びバケット寸法を前記記憶手段から選
    択して読み出す選択手段と、 前記選択手段で選択して読み出したバケット寸法を用
    い、指定したバケットの種類に応じた現在のバケット位
    置及び姿勢を計算する演算手段と、 前記選択手段で選択して読み出したバケットシンボル情
    報及び前記演算手段で計算した現在のバケット位置及び
    姿勢に基づいて、指定したバケットの種類に応じたバケ
    ットシンボルで現在のバケット位置及び姿勢を前記掘削
    基準線と共に前記表示装置に表示させる表示制御手段と
    を備えることを特徴とする建設機械の表示システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の建設機械の表示システムに
    おいて、前記指定手段は、バケットの種類毎に決められ
    たバケットコードを記憶する不揮発性メモリと、この不
    揮発性メモリに記憶したバケットコードを外部から書き
    換える設定手段とを有することを特徴とする建設機械の
    表示システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載の建設機械の表示システムに
    おいて、前記記憶手段はバケットの種類に応じたバケッ
    トコードとの組み合わせでバケットの種類に応じたシン
    ボル情報及びバケット寸法を記憶してあり、前記指定手
    段は、前記バケットコードを入力することでバケットの
    種類を指定する手段であり、前記選択手段はその入力し
    たバケットコードを用い、前記記憶手段からバケットの
    種類に応じたバケットシンボル情報及びバケット寸法を
    選択して読み出すことを特徴とする建設機械の表示シス
    テム。
  4. 【請求項4】請求項1記載の建設機械の表示システムに
    おいて、前記記憶手段は、第1制御装置に備えられ、前
    記バケットの種類に応じたバケット寸法を記憶した第1
    記憶手段と、第2制御装置に備えられ、前記バケットの
    種類に応じたシンボル情報を記憶した第2記憶手段とを
    有し、前記選択手段は、前記第1制御装置に備えられ、
    前記第1記憶手段から前記指定手段で指定したバケット
    の種類に応じたバケット寸法を選択して読み出す第1選
    択手段と、前記第2制御装置に備えられ、前記第2記憶
    手段から前記指定手段で指定したバケットの種類に応じ
    たバケットシンボル情報を選択して読み出す第2選択手
    段とを有し、前記第1制御装置、第2制御装置及び表示
    装置が互いに通信で情報の交換を行うことを特徴とする
    建設機械の表示システム。
  5. 【請求項5】フロント作業機の先端にバケットを備え、
    このバケットを標準バケットと標準以外のバケットに交
    換可能であり、かつ掘削基準線と共に現在のバケット位
    置及び姿勢をバケットシンボルで表示しオペレータがそ
    の表示を見ながら作業を行うようにした建設機械の表示
    装置において、前記掘削基準線と共に、バケットの種類
    に応じたバケットシンボルで現在のバケット位置及び姿
    勢を表示する表示画面を有することを特徴とする建設機
    械の表示装置。
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