JP2016204086A - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
主ロープに生じる振動の増大を抑制することのできるエレベータ装置を提供すること。
【解決手段】
本発明のエレベータ装置は、上記課題を解決するために、昇降路頂部に配置されたかご側頂部ビーム5に取付けら、所定の間隔を介して対となって配置されたプーリ6a、6bの各々に、該プーリ6a、6bの両者を連結するつなぎブラケット19を設けると共に、該つなぎブラケット19の間に防振体20が介設されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明はエレベータ装置に係り、特に、所定の間隔を介し対となって配置され、巻上機によって駆動される主ロープが巻き掛けられるプーリを備えてものに好適なエレベータ装置に関する。
所定の間隔を介し対となって配置され、巻上機によって駆動される主ロープが巻き掛けられるプーリが備えられたエレベータ装置にあって、防振、防音を図るものとして、特許文献1に記載のものを挙げることができる。この特許文献1には、対となるプーリ間に、主ロープを押圧する振れ止め装置を設け、主ロープに生じる振動の増大を抑制し、叩き音などの騒音を低減するものが開示されている。
また、2つのプーリを覆う防音用筐体を設け、プーリが回転する際に生じる騒音が、かご室内に伝達することを防止するものが特許文献2に開示されている。
特開2006−103924号公報 特開平10−182035号公報
しかしながら、前述した特許文献1に記載のものでは、所定の間隔を介し対となって配置されるプーリは堅牢に固定され、互いの距離は一定である。
このように、プーリ間の距離が一定であると、かごの移動速度、つり合いおもりの重量、乗客の総重量、主ロープの直径等の条件が揃ったときに主ロープが共振するため、振動を抑制する点でさらなる改善が望まれている。
また、前述した特許文献2に記載のものでは、2つのプーリを防音用筐体により覆い、プーリの回転音がかご室内に伝達することを防止しているが、主ロープがプーリに当たるとき、及び主ロープがプーリから離れるときに発生する衝撃音を抑制する点でさらなる改善が望まれている。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、主ロープに生じる振動の増大を抑制することのできるエレベータ装置を提供することにある。
本発明のエレベータ装置は、上記目的を達成するために、一端が昇降路頂部に配置されたかご側主ロープ固定台に取付けられ、他端が前記昇降路頂部に配置されたおもり側頂部ビームに取付けられているおもり側主ロープ固定台に固定されている主ロープが、該主ロープの一端から下方に位置するかご下プーリを巻き掛け上方向に返してかごを懸架すると共に、前記昇降路頂部に配置されたかご側頂部ビームに取付けら、所定の間隔を介して対となって配置されたプーリに巻き掛けられて下方へ返し、建屋の最下階床面近傍に配置された巻上機の綱車に巻き掛けられて上方へ返し、前記おもり側頂部ビームに取付けられたおもり側頂部プーリに巻き掛けられて下方にあるおもり上プーリで返してつり合おもりを懸架するように構成されたエレベータ装置において、所定の間隔を介して対となって配置された前記プーリの各々に、該プーリの両者を連結するつなぎブラケットを設けると共に、該つなぎブラケットの間に、防振体が介設されていることを特徴とする。
本発明によれば、主ロープに生じる振動の増大を抑制することができる。
本発明のエレベータ装置の実施例1におけるかご側頂部プーリ部分を示す正面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例1におけるかご側頂部プーリ部分を示す下部横断面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例1におけるご側頂部プーリ部分を示す側面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例1におけるつなぎブラケット及び防振体を示す平面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例1におけるつなぎブラケット及び防振体を示す正面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例2におけるかご側頂部プーリ部分を示す正面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例2におけるご側頂部プーリ部分を示す上部横断面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例2におけるよるかご側頂部プーリ部分を示す下部横断面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例2におけるよるかご側頂部プーリ部分を示す側面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例2における上面カバーを示す平面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例2における上面カバーを示す正面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例2における上面カバーを示す側面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例2における側面カバーを示す平面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例2における側面カバーを示す正面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例2における側面カバーを示す側面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例2における下面カバーを示す平面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例2における下面カバーを示す正面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例2における下面カバーを示す側面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例2における中面カバーを示す正面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例2における中面カバーを示す側面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例2におけるテンションローラを示す正面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例2におけるテンションローラを示す側面図である。 本発明のエレベータ装置の実施例1の全体構成を示す斜視図である。 図23の平面図である。
以下、図示した実施例に基づいて本発明のエレベータ装置を説明する。なお、各実施例において、同一構成部品には同符号を使用する。
先ず、図23及び図24を用いて、本発明が適用されるエレベータ装置の全体構成を説明する。
該図に示すエレベータ装置は、機械室なしでつり合おもりが後ろ配置の構成のものである。
図23及び図24において、主ロープ1は、その一端が、昇降路頂部に配置したかご側主ロープ固定台2に取付けられている。そして、主ロープ1は、その一端から下方に位置するかご3のかご下プーリ4を巻き掛けられ上方向に返してかご3を懸架し、昇降路頂部に配置したかご側頂部ビーム5に取付けられたかご側頂部プーリ6a、6bに巻き掛けられて下方へ返し、最下階床面近傍に配置された巻上機7の綱車に巻き掛けられて上方へ返し、昇降路頂部に配置したおもり側頂部ビーム8に取付けたおもり側頂部プーリ9に巻き掛けられて下方にあるつり合おもり10のおもり上プーリ11で返してつり合おもり10を懸架して、おもり側頂部ビーム8に取付けてあるおもり側主ロープ固定台12にその他端が固定されている。
上述したエレベータ装置は、巻上機7を駆動すると、かご3は、かごガイドレール13及び14に案内されて昇降すると共に、つり合おもり10は、おもりガイドレール15及び16に案内されて、かご2とは反対方向に昇降する。なお、かご側頂部プーリ6a及び6bが、前述した所定の間隔を介し対となって配置されるプーリであり、本発明が適用されるものである。
図1乃至図3に、本発明のエレベータ装置の実施例1におけるかご側頂部プーリ部分6a及び6bの詳細構造を示す。
該図に示す如く、かご側頂部プーリ6aは、対となって配置されるブラケット17a間に回転自在に軸支されていると共に、このブラケット17aは、ロッド18aによりかご側頂部ビーム5に取付けられている。一方、かご側頂部プーリ6bも同様に、対となって配置されるブラケット17b間に回転自在に軸支されていると共に、このブラケット17bは、ロッド18bによりかご側頂部ビーム5に取付けられている。また、かご側頂部プーリ6aとかご側頂部プーリ6bは、つなぎブラケット19により連結されていると共に、このつなぎブラケット19の間に、防振ゴム或いはばね等から成る防振体20が介設されている。
図4及び図5は、上述したつなぎブラケット19及び防振体20の詳細構造を示すものである。
該図に示す如く、つなぎブラケット19は、略コ字状の断面を有すると共に、その中央高さ位置に後述するロッド部材20a及び20bが挿通されるブラケット本体19a及び19bと、端部にボルト23a及び23bが螺合され、ブラケット本体19a及び19bをブラケット17a及び17bに取付けるための延長体19cとを備えている。
一方、防振体20は、ブラケット本体19a及び19b間に挿通され、その外周にタップが切られたロッド部材20a及び20bと、ロッド部材20a及び20bに支持され、ブラケット本体19a及び19b間に配置される防振ゴム20eと、ロッド部材20a及び20bに螺合され、ブラケット本体19a及び19bを側方から押圧する押圧ボルト20c及び20dとを備えている。
このような本実施例の構成によれば、かご側頂部プーリ6aとかご側頂部プーリ6bとを連結するつなぎブラケット19をそれぞれ設けると共に、このつなぎブラケット19の間に、防振体20を介設することにより、一方のかご側頂部プーリ6a(6b)の振動が他方のかご側頂部プーリ6b(6a)に伝達することを防ぐことができ、これによって、主ロープ1の共振を抑え、主ロープ1に生じる振動の増大を効果的に抑制することができる。また、防振体20が介設されていることにより、主ロープ1が、かご側頂部プーリ6a及びかご側頂部プーリ6bに入る時及び出る時の噛み込み音等を吸収できる効果がある。
図6乃至図9に、本発明のエレベータ装置の実施例2におけるかご側頂部プーリ部分6a及び6bの詳細構造を示す。なお、上述した実施例1に示すものと同一のものには、同一符号を付してある。
該図に示す本実施例によるエレベータ装置は、上述した実施例1のように構成されたかご側頂部プーリ6a及び6bは、上面カバー21a、側面カバー21b、延長カバー21c、下面カバー21d及び中面カバー21eにより構成されたカバー21により周囲全体が覆われていると共に、かご側頂部プーリ6a及び6b間にあってカバー21に回転可能に軸支され、主ロープ1を所定の押圧力で押圧するテンションローラ22が設けられているものである。
なお、かご側頂部プーリ6a及び6bの正面の一部は、ブラケット17a及び17bにより覆われており、ブラケット17a及び17b自体もカバー21の一部を形成している。
図10乃至図12に、上述したカバー21を構成する上面カバー21aの詳細構造を示す。
該図に示す如く、上面カバー21aは略コ字状の断面を有し、かご側頂部プーリ6a及び6bの上面を覆うものであり、この上面カバー21aには、ビス孔21a1が形成されており、このビス孔21a1を介してビス(図示せず)によりブラケット17a及び17bの上端に取付けられている。
なお、図10乃至図12に示す上面カバー21aは、図6に示すロッド18a、18b間に位置する長手のカバーであり、ロッド18aの外側及びロッド18bの外側に位置する短手のカバーは図示していない。
図13乃至図15に、上述したカバー21を構成する側面カバー21bの詳細構造を示す。
該図に示す如く、側面カバー21bは略コ字状の断面を有し、かご側頂部プーリ6a及び6bの側面を覆うものであり、この側面カバー21bには、ビス孔21b1が形成されており、このビス孔21b1を介してビス(図示せず)により、ブラケット17a及び17bの側端に取付けられている。
また、側面カバー21bには、図6に示すように、かご側頂部プーリ6a及び6bに巻き掛けられる主ロープ1に沿って延在する延長カバー21cが取付けられている。この延長カバー21cは、コ字状の断面を有する部材が互いに向き合うように配置され、カバー21に入る主ロープ1及びカバー21から出る主ロープ1を所定の距離に亘り覆うようになっている。
図16乃至図18に、上述したカバー21を構成する下面カバー21dの詳細構造を示す。
下面カバー21dは、かご側頂部プーリ6a及び6bの下面を覆うものであり、図16乃至図18に示す如く、この下面カバー21dには、ビス孔21d1が形成されており、このビス孔21d1を介してビス(図示せず)により、ブラケット17a及び17bの下端に取付けられている。
また、下面カバー21dは、所定の高さ寸法を有し、ブラケット17a及び17bで覆うことのできなかったかご側頂部プーリ6a及び6bの正面も覆うようになっている。更に、下面カバー21dは、その両側方が解放されており、主ロープ1が出入りする出入口部21d2を形成していると共に、かご側頂部プーリ6a及び6bの形状に沿って底部を形成している。
図19及び図20に、上述したカバー21を構成する中面カバー21eの詳細構造を示す。
中面カバー21eは、つなぎブラケット19の上方で、かつ、ブラケット17aとブラケット17bとの間にできる間隙を埋めるように設けられているものであり、この中面カバー21eは対となって設けられ、しかも、ビス孔21e1が形成されており、このビス孔21e1を介してビス(図示せずにより、ブラケット17a及び17bの中央側の側端に取付けられている。
このように、カバー21の上面カバー21a、側面カバー21b、下面カバー21d及び中面カバー21eと、ブラケット17a及び17bとにより、かご側頂部プーリ6a及び6bの全体が覆われるようになっている。
図21及び図22に、上述したテンションローラ22の詳細構造を示す。
該図に示す如く、テンションローラ22は、対となる中面カバー21eに回転可能に支持される軸22aと、この軸22aに固定され、主ロープ1に当接するローラ部22bとを備えている。また、ローラ部22bは、主ロープ1の本数及び主ロープ1の直径に合わせて溝22b1が設けられている。
このテンションローラ22は、かご側頂部プーリ6a及び6b間に張架する主ロープ1に若干の傾斜を持たせることのできる押圧力で主ロープ1に当接させる。
なお、テンションローラ22を支持する中面カバー21eには、比較的大きな応力が作用することから、この応力を受けることのできる堅牢性(剛性が高い、例えば、肉厚が厚い構成)を備えたものとなっている。
このような本実施例の構成によれば、上述した実施例と同様な効果が得られることは勿論、カバー21の上面カバー21a、側面カバー21b、下面カバー21d及び中面カバー21eと、ブラケット17a及び17bとによりかご側頂部プーリ6a及び6bの全体を覆う共に、主ロープ1に沿って延在する延長カバー21cによりカバー21に入る主ロープ1及びカバー21から出る主ロープ1を所定の距離に亘り覆うことにより、かご側頂部プーリ6a及び6bの回転音、主ロープ1がかご側頂部プーリ6a(6b)に当たるとき、主ロープ1がかご側頂部プーリ6a(6b)から離れるときに発生する衝撃音を抑制することができ、乗り心地の良いエレベータを実現することができる。
また、カバー21は分割構造であることから、保守作業性の向上を図ることができる。
更に、かご側頂部プーリ6a及び6b間にあってカバー21に回転可能に軸支され、主ロープ1を所定の押圧力で押圧するテンションローラ22を設けたことにより、テンションローラ無しのものと比較し、かご側頂部プーリ6a及び6b間における主ロープ1の振動数を高くして、乗客の耳に届き易い周波数の音を低減することができ、これによって、ロープ弦振動による騒音の低減を図ることができる。
なお、本発明は、前記の実施形態例に限定されるものではなく、様々な変形例を含む。例えば、前記の実施形態例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明は、必ずしも説明した全ての構成を備える態様に限定されるものではない。
また、各図面において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを記載しており、必ずしも製品として必要な全ての制御線や情報線を記載しているとは限らない。実際の製品では、殆ど全ての構成要素が相互に接続されていると考えてもよい。
1…主ロープ、2…かご側ロープ固定台、3…かご、4…かご下プーリ、5…かご側頂部ビーム、6a、6b…かご側頂部プーリ、7…巻上機、8…おもり側頂部ビーム、9…おもり側頂部プーリ、10…つり合いおもり、11…上プーリ、12…おもり側ロープ固定台、13、14…かごガイドレール、15、16…おもりガイドレール、17a、17b…ブラケット、18a、18b…ロッド、19…つなぎブラケット、19a、19b…ブラケット本体、19c…延長体、20…防振体、20a、20b…ロッド部材、20c、20d…押圧ボルト、20e…防振ゴム、21…カバー、21a…上面カバー、21a1…上面カバーのビス孔、21b…側面カバー、21b1…側面カバーのビス孔、21c…延長カバー、21d…下面カバー、21d1…下面カバーのビス孔、21d2…下面カバーの主ロープ出入口部、21e…中面カバー、21e1…中面カバーのビス孔、22…テンションローラ、22a…軸、22b…ローラ部、22b1…溝、23a、23b…ボルト。

Claims (10)

  1. 一端が昇降路頂部に配置されたかご側主ロープ固定台に取付けられ、他端が前記昇降路頂部に配置されたおもり側頂部ビームに取付けられているおもり側主ロープ固定台に固定されている主ロープが、該主ロープの一端から下方に位置するかご下プーリを巻き掛け上方向に返してかごを懸架すると共に、前記昇降路頂部に配置されたかご側頂部ビームに取付けら、所定の間隔を介して対となって配置されたプーリに巻き掛けられて下方へ返し、建屋の最下階床面近傍に配置された巻上機の綱車に巻き掛けられて上方へ返し、前記おもり側頂部ビームに取付けられたおもり側頂部プーリに巻き掛けられて下方にあるおもり上プーリで返してつり合おもりを懸架するように構成されたエレベータ装置において、
    所定の間隔を介して対となって配置された前記プーリの各々に、該プーリの両者を連結するつなぎブラケットを設けると共に、該つなぎブラケットの間に防振体が介設されていることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータ装置において、
    前記プーリは、対となって配置されるブラケット間に回転自在に軸支されていると共に、前記ブラケットは、ロッドにより前記かご側頂部ビームに取付けられていることを特徴とするエレベータ装置。
  3. 請求項2に記載のエレベータ装置において、
    前記ブラケットにカバーを取外し自在に設置し、かつ、該カバーで前記プーリの周囲を覆ったことを特徴とするエレベータ装置。
  4. 請求項3に記載のエレベータ装置において、
    前記カバーは、断面コ字状に形成されていると共に、前記プーリの上面を覆う上面カバーと、前記プーリの側面を覆う側面カバーと、前記プーリの下面を覆う下面カバーと、前記つなぎブラケットの上方で、前記ブラケット間にできる間隙を埋める中面カバーとを備えていることを特徴とするエレベータ装置。
  5. 請求項4に記載のエレベータ装置において、
    前記側面カバーには、前記プーリに巻き掛けられる前記主ロープに沿って延在する延長カバーが取付けられていることを特徴とするエレベータ装置。
  6. 請求項5に記載のエレベータ装置において、
    前記プーリの正面の一部は、前記ブラケットにより覆われており、該ブラケット自体が前記カバーの一部を形成していることを特徴とするエレベータ装置。
  7. 請求項4に記載のエレベータ装置において、
    前記プーリ間にあって前記カバーに回転可能に軸支され、かつ、前記主ロープを所定の押圧力で押圧するテンションローラを備えていることを特徴とするエレベータ装置。
  8. 請求項7に記載のエレベータ装置において、
    前記テンションローラは、対となる前記中面カバーに回転可能に支持される軸と、該軸に固定され、前記主ロープに当接するローラ部とを備えていることを特徴とするエレベータ装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のエレベータ装置において、
    前記つなぎブラケットは、断面コ字状に形成されていると共に、中央にロッド部材が挿通されるブラケット本体と、端部にボルトが螺合され、前記ブラケット本体を前記ブラケットに取付けるための延長体とを備えていることを特徴とするエレベータ装置。
  10. 請求項9に記載のエレベータ装置において、
    前記防振体は、前記ブラケット本体間に挿通され、外周にタップが切られたロッド部材と、該ロッド部材に支持され、前記ブラケット本体間に配置された防振ゴム又はばねと、前記ロッド部材に螺合され、前記ブラケット本体を側方から押圧する押圧ボルトとを備えていることを特徴とするエレベータ装置。
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