JP2016203682A - 摩擦式走行装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動モータの配置位置の工夫によって特殊な減速装置を必要とすることなく低重心化および装置高さを低くすることができ、併せて低コスト化を図ること。【解決手段】ドライブローラ78がドリブンローラ60と接触する点の集合により画成されるドライブ側接触円の直径D1が、ドリブンローラ60がドライブローラ78と接触する点の集合により画成されるドリブン側接触円の直径D2より小さく、ドライブディスク70を主輪30に対して径方向にオフセットして配置し、リブンローラ60に近い側に位置するドライブローラ78のみがドリブンローラ60に接触するようにし、主輪30の径方向内側とドライブディスク70の径方向外側との間に画成される側面視で三日月状の空間Cにドライブディスク70を駆動する電動モータ84を配置する。【選択図】図3

Description

本発明は、摩擦式走行装置に関し、更に詳細には、オムニホイール式の主輪を用いた全方向移動体のための摩擦式走行装置に関する。
全方向移動体のための摩擦式走行装置として、円環状の芯体と当該芯体の円周方向(円環方向)に複数配置され各々自身の配置位置に於ける前記芯体の接線方向の軸線周りに回転可能なドリブンローラ(フリーローラ)とを含むオムニホイール式の主輪と、前記主輪の軸線方向の左右両側に各々自身の中心軸線周りに回転可能に配置された左右のドライブディスクと、前記左右のドライブディスクの各々に等間隔に円環状に配置され、各々前記ドライブディスクの中心軸線に対してねじれの関係をなす軸線周りに回転可能に支持されて外周面をもって前記ドリブンローラの外周面に接触する複数のドライブローラとを有し、左右のドライブディスクが走行装置のフレームによって回転可能に支持され、左右のドライブローラがドリブンローラを左右より挟むようにして主輪を回転可能に支持し、主輪の下側のドリブンローラが接地するものが知られている(例えば、特許文献1〜4)。
この摩擦式走行装置は、左右のドライブディスクが個別の電動モータによって個別に回転駆動されることにより、主輪の回転(芯体の中心軸線周りの回転)とドリブンローラの回転との組み合わせによって前後、斜めおよび真横の全方向に走行することができる。この摩擦式走行装置には、主輪の上方に電動モータが配置され、伝動ベルト機構によって電動モータの動力をドライブディスクに伝達する型式のもの(例えば、特許文献1、2)と、ドライブディスクと同軸上に電動モータが配置されたもの(例えば、特許文献3、4)とが知られている。
国際公開2008/132779号パンフレット 特開2013−237327号公報 特開2011−63209号公報 特開2013−107575号公報
電動モータが主輪の上方に配置されているものは、重心を低くすることおよび装置高さを低くすることが難しい。電動モータがドライブディスクと同軸上に配置されているものは、低重心化および装置高さを低くすることができるが、ドライブディスクと同軸上に配置できる大減速比の減速装置として、波動歯車装置等の特殊な減速装置が必要となり、低コスト化が難しい。
本発明が解決しようとする課題は、摩擦式走行装置において、電動モータの配置位置の工夫によって特殊な減速装置を必要とすることなく低重心化および装置高さを低くすることができ、併せて低コスト化を図ることである。
本発明による摩擦式走行装置は、フレーム(10)と、左右方向に延在する軸線を中心とした円環状の芯体(32)と前記芯体(32)の円周方向に複数配置され各々自身の配置位置に於ける前記芯体(32)の接線方向に延在する軸線周りに回転可能なドリブンローラ(60)とを含む主輪(30)と、前記フレーム(10)に取り付けられて左右方向に延在する支持軸(22)と、前記主輪(30)の左右両側に配置され、各々自身の中心軸線周りに回転可能に前記支持軸(22)に支持された左右のドライブディスク(70)と、前記左右のドライブディスク(70)の各々に当該ドライブディスク(70)の周方向に間隔をおいて配置され、各々前記ドライブディスク(70)の中心軸線に対してねじれの関係をなす軸線周りに回転可能に支持されて外周面をもって前記ドリブンローラ(60)の外周面に接触する複数のドライブローラ(78)と、前記フレーム(10)に取り付けられた駆動装置(84)と、前記駆動装置(84)の出力を前記左右のドライブディスク(70)に伝達する伝動機構(80、86、88)とを有し、前記ドライブローラ(78)が前記ドリブンローラ(60)と接触する点の集合により画成されるドライブ側接触円の直径(D1)が、前記ドリブンローラ(60)が前記ドライブローラ(78)と接触する点の集合により画成されるドリブン側接触円の直径(D2)より小さく、前記ドライブディスク(70)が前記主輪(30)に対して径方向にオフセットして配置され、前記ドリブンローラ(60)に近い側に位置する前記ドライブローラ(78)のみが前記ドリブンローラ(60)に接触しており、前記主輪(30)の径方向内側と前記ドライブディスク(70)の径方向外側との間に画成される側面視で三日月状の空間(C)に前記駆動装置(84)が配置されている。
この構成によれば、空間(C)が2個の駆動装置(84)の配置に有効に利用され、低重心化および装置高さを低くすることが図られる。
本発明による摩擦式走行装置は、好ましくは、前記駆動装置は、左右のドライブディスク(70)を個別に駆動する2個の電動モータ(84)を含み、前記ドライブディスク(70)と前記2個の電動モータ(84)とは、側面視において前記ドライブディスク(70)の中心と前記2個の電動モータ(84)の出力軸(85)の中心とを結ぶ直線が前記ドライブディスク(70)の中心を頂点とする二等辺三角形を描くように配置されている。
この構成によれば、走行装置の左右幅を小さくできる。
本発明による摩擦式走行装置は、好ましくは、前記ドライブディスク(70)と前記2個の電動モータ(84)とは、前記二等辺三角形の頂点が前記主輪(30)の接地点(P)を通る鉛直線(V)上に位置し、且つ前記二等辺三角形の底辺が水平となる配置である。
この構成によれば、空間(C)が2個の電動モータ(84)の配置に有効に利用されると共に、走行装置の前後左右の重心バランスが安定し、走行安定性が向上する。
本発明による摩擦式走行装置は、好ましくは、前記駆動装置は、左右のドライブディスク(70)を個別に駆動する2個の電動モータ(84)を含み、当該2個の電動モータ(84)が前記主輪(30)の接地点(P)を通る鉛直線(V)上に配置されている。
この構成によれば、空間(C)が2個の電動モータ(84)の配置に有効に利用されると共に、走行装置の前後左右の重心バランスが安定し、走行安定性が向上する。
本発明による摩擦式走行装置は、好ましくは、前記伝動機構は、前記2個の電動モータ(84)の各々の出力軸(85)に取り付けられた小径の左右のドライブプーリ(86)と、前記左右のドライブディスク(70)の各々に取り付けられた大径の左右のドリブンプーリ(80)と、前記ドライブプーリ(86)と前記ドリブンプーリ(80)とに掛け渡された左右の伝動ベルト(88)とを有する。
この構成によれば、電動モータ(84)とドライブプーリ(86)とドリブンプーリ(80)と伝動ベルト(88)とを、各々、左右のもので共通部品で構成することができる。
本発明による摩擦式走行装置は、好ましくは、更に、前記フレーム(10)に取り付けられ、前記ドライブローラ(78)が接触していない前記ドリブンローラ(60)に摺動可能あるいは転動可能に係合して前記フレーム(10)に対する前記主輪(30)のヨーおよび/またはロール運動、ピッチ運動を規制する第1の規制部材(102)を有する。
この構成によれば、主輪(30)の接地していない側のドリブンローラ(60)が左右のドライブローラ(78)によって挟まれていなくても、フレーム(10)に対する主輪(30)のヨー運動および/またはロール運動、ピッチ運動が規制される。
本発明による摩擦式走行装置は、好ましくは、更に、前記支持軸(22)に回動可能に取り付けられたアーム(106)と、前記アーム(106)に取り付けられ、前記ドライブローラ(78)が接触していない前記ドリブンローラ(60)に摺動可能あるいは転動可能に係合して前記フレームに対する前記主輪のヨー運動および/またはロール運動を、ピッチ運動規制する第2の規制部材(110)を有する。
この構成によれば、主輪(30)の接地していない側のドリブンローラ(60)が左右のドライブローラ(78)によって挟まれていなくても、フレーム(10)に対する主輪(30)のヨー運動および/またはロール運動、ピッチ運動が規制され、しかも支持軸(22)に対してフレーム(10)が回動しても、ドライブローラ(78)がドリブンローラ(60)に過剰に押し付けられることがない。
本発明による摩擦式走行装置によれば、電動モータが主輪内の三日月状の空間に配置されることにより、特殊な減速装置を必要とすることなく低重心化および装置高さを低くすることができると共に低コスト化が図られる。
本発明による摩擦式走行装置が用いられた倒立振子型車両の一つの実施形態を示す正面図 本実施形態による摩擦式走行装置の縦断面図(支持フレームおよび支持フレームに装着されている部材は不図示) 本実施形態による摩擦式走行装置の要部の斜視図 本実施形態による摩擦式走行装置の要部の分解斜視図 他の実施形態による摩擦式走行装置の要部の側面図 他の実施形態による摩擦式走行装置の要部の側面図
以下に、本発明による摩擦式走行装置が用いられた倒立振子型車両の一つの実施形態を、図1〜図4を参照して説明する。
図1に示されているように、本実施形態の倒立振子型車両(全方向移動装置)は、車体骨格をなす車体フレーム10を有する。車体フレーム10は、前後2個の上部部材12と、上部部材12の左右両端より各々垂下し且つ前後2個の上部部材12を互いに接続する左右の脚部材14と、脚部材14の下部に取り付けられた左右の下部支持プレート16とを含む。上部部材12の上部には乗員の臀部を支持するサドル18が取り付けられている。下部支持プレート16には乗員の足裏を支持する左右のフットステップ20が取り付けられている。
左右の脚部材14および下部支持プレート16間には主輪30および左右のドライブディスク70が配置されている。
主輪30は、図1〜図3に示されているように、左右方向に水平に延在する軸線を中心とした円環状の芯体32と、芯体32の円周方向に複数配置され各々自身の配置位置に於ける芯体32の接線方向に延在する軸線周りに回転可能なドリブンローラ(フリーローラ)60とを含む。
左右のドライブディスク70は、図2および図3に示されているように、主輪30の左右両側に対称の配置で、ハブ72と、円盤状のホイール74と、ハブ72およびホイール74の周方向に、つまりドライブディスク70の周方向に等間隔に配置されて両端をハブ72のフランジ部72Aとホイール74とに固定された複数のホルダ76との組立体によって構成され、ホルダ76によって複数のドライブローラ78を回転可能に支持している。複数のドライブローラ78は、ドライブディスク70の周方向に等間隔に配置され、各々、ドライブディスク70の回転軸線(中心軸線A)に対してねじれの関係をなす回転軸線周りに回転可能である。
左右の下部支持プレート16には各々スリーブ23が取り付けられている。スリーブ23は主輪30の内側を左右方向に貫通して略水平に延在する支持軸22を支持している。支持軸22は、左右のハブ72の円筒部72B内を左右方向に貫通し、ボール軸受75によって左右のハブ72を同軸上に個別に回転可能に支持している。換言すると、車体フレーム10は一つの支持軸22によって左右のハブ72、つまり左右のドライブディスク70を各々略水平な同一軸線上に回転可能に支持している。支持軸22の中心軸線はドライブディスク70の中心軸線Aと同一であり、中心軸線Aと主輪30の中心軸線Bとは互いに平行である。
ここで、ドライブローラ78がドリブンローラ60と接触する点を結んだ仮想円、つまりドライブローラ78がドリブンローラ60と接触する点の集合により画成される仮想円をドライブ側接触円と呼び、ドライブローラ78がドリブンローラ60と接触する点を結んだ仮想円、つまりドリブンローラ60がドライブローラ78と接触する点の集合により画成される仮想円をドリブン側接触円と呼ぶ。
図2に示されているように、ドライブ側接触円の直径D1は、ドリブン側接触円の直径D2より小さい。そして、中心軸線Aと主輪30の中心軸線Bとは互いに水平方向(左右方向)に平行であり、左右のドライブディスク70は支持軸22によって同一軸線上に支持されているから、前記ドライブ側接触円を含む仮想平面と前記ドリブン側接触円を含む仮想平面とは支持軸22の中心軸線Aに直交する面、つまり鉛直面をもって互いに平行である。
D1<D2であることにより、ドライブディスク70が主輪30に対して径方向(上下方向)にオフセットして配置され、オフセットによってドリブンローラ60に近い側に位置するドライブローラ78のみがドリブンローラ60に接触している。つまり、ドライブディスク70の中心軸線Aが主輪30の中心軸線Bに対して下方(径方向)に偏倚しており、左右のドライブローラ78はドリブンローラ60に近い側に位置するもののみが外周面をもって下側、つまり接地側に位置するドリブンローラ60の外周面(主輪30の径方向内方の外周面)に左右対称に摺接(接触)している。理想的には、接地状態にあるドリブンローラ60にのみドライブローラ78が摩擦による動力伝達に有効に接触している。
接地側に位置するドライブローラ78は、サドル18に乗員が着座した状態では、乗員の荷重が車体フレーム10を介して支持軸22に作用することにより、接地している主輪30のドリブンローラ60に押し付けられる。接地するドリブンローラ60の個数は、設計上は1〜3個であるが、サドル18に乗員が着座した状態では、乗員の荷重が、車体フレーム10、支持軸22、ドライブディスク70、ドライブローラ78を介してドリブンローラ60に作用し、ドリブンローラ60が弾性変形することにより、3〜5個になると考えられる。
D1<D2であってドライブディスク70が主輪30に対して下側にオフセットして配置されていることにより、図1〜図3に示されているように、ドライブディスク70の上方に、且つ主輪30の径方向内側とドライブディスク70の径方向外側との間に、側面視で三日月状の空間(三日月状空間)Cが画成される。
三日月状空間Cには支持フレーム17が配置されている。三日月状空間Cは左右が開放された空間であるから、支持フレーム17はこの左右の開放部分において主輪30と干渉することなく車体フレーム10に連結されている。
支持フレーム17には、図3および図4に示されているように、三日月状空間Cの上部を左右方向に延在する軸100が取り付けられている。軸100は、支持軸22の中心軸線Aと平行に延在し、規制ローラ(第1の規制部材)102を回転可能に支持している。規制ローラ102は、図5に示されているように、主輪30の接地点Pを通る鉛直線V上に配置されている。規制ローラ102は、軸線方向の中間部が括れた鼓形状、つまり軸線方向の中間部より端部に向かうに従って外径が徐々に大きくなる円弧母線による回転形状になっており、主輪30の上側(接地側とは反対の側)に位置してドライブローラ78と接触していないドリブンローラ60の外周面(主輪30の径方向内方の外周面)に接触している。
支持軸22は、図2〜図4に示されているように、左右のハブ72の円筒部72B間に、ボール軸受104によってアーム106の中間部を回動可能に支持している。アーム106は中間部(支持軸22による支持部)から支持軸22の径方向の両側(前後)に延在している。アーム106は、前後の先端部に各々左右方向に延在するローラ支持部108を有し、平面視で略H形をしている。ローラ支持部108は左右の先端部に対をなす規制ローラ(第2の規制部材)110を回転可能に支持している。規制ローラ110は、主輪30の軸線方向の両側(左右両側)から、接地しているドリブンローラ60の前後に隣接する位置にあってドライブローラ78が接触していないドリブンローラ60、換言すると、主輪30の接地点Pを通る鉛直線Vより前後方向に離れた位置にあるドリブンローラ60の外周面(主輪30の径方向内方の外周面)に転動可能に接触している。
主輪30は、下側を左右のドライブローラ78および規制ローラ110によって軸線方向に挟まれ、上側を規制ローラ102によって支持されることにより、中心軸線が略水平になる起立姿勢を維持する。
左右のホイール74には各々大径のドリブンプーリ80が同心に固定されている。支持フレーム17には、左側ドライブディスク用および右側ドライブディスク用の2個のギアモータ等による電動モータ84が取り付けられている。2個の電動モータ84は、前後に振り分けられ、且つ出力軸85が空間C側(左右内側)に位置する左右対称の配置になっており、各々の出力軸85にドリブンプーリ80より小径のドライブプーリ86が取り付けられている。
ドライブディスク70に対する2個の電動モータ84の配置は、図5に示されているように、側面視においてドライブディスク70の中心(支持軸22の軸心)と2個の電動モータ84の出力軸85の中心とを結ぶ直線がドライブディスク70の中心を頂点とする二等辺三角形Tを描く配置である。この場合、ドライブディスク70と2個の電動モータ84とは、二等辺三角形Tの頂点が主輪30の接地点Pを通る鉛直線V上に位置し、二等辺三角形の底辺が水平となる配置であることが好ましい。つまり、2個の電動モータ84は、側面視で、主輪30の接地点Pを通る鉛直線Vを対称線として前後対称の配置であることが好ましい。
電動モータ84は、正面視で、その全体が三日月状空間Cに収容されることはなく、三日月状空間Cより左右外側にはみ出した部分を有しており、側面視で、その全体が三日月状空間Cに配置される。
ドライブプーリ86とドリブンプーリ80とには左右で対応するもの同士間に無端のコグドベルト88が掛け渡されている。これにより、左右のドライブディスク70は左右の電動モータ84によって個別に回転駆動される。
上述した2個の電動モータ84とドリブンプーリ80との配置により、出力軸85と支持軸22との軸間距離が左右のもので互いに等しくなり、電動モータ84とドライブプーリ86とドリブンプーリ80とコグドベルト88とを左右共通部品で構成することができる。
図1に示されているように、下部支持プレート16にはカラー等(不図示)を介して支持軸90が取り付けられている。支持軸90は尾輪支持アーム92の基端を回動可能に支持している。尾輪支持アーム92は、基端より主輪30の後方に向けて延在し、支持軸90の中心軸線周りに車体フレーム10に対して略上下方向に回動可能になっている。尾輪支持アーム92は遊端にオムニホイール式の尾輪(副輪)94をドライブディスク70の回転軸線に直交する略水平な中心軸線周りに回転可能に支持している。尾輪94は尾輪支持アーム92に取り付けられた電動モータ96によって回転駆動される。
車体フレーム10には主輪30の上方に位置する電気ボックス98が取り付けられている。電気ボックス98は、電子制御装置、ジャイロセンサ、モータドライブユニット等を内蔵している。電子制御装置は、倒立振子制御則に従った制御処理に基づいて車体フレーム10が略直立姿勢を維持すべく左右の電動モータ84を制御すると共に、旋回のために電動モータ96を制御する。なお、車体フレーム10には、図示されていないが、これらの電装品の電源をなすバッテリが搭載されている。
左右の電動モータ84が同一方向に且つ同一速度で駆動されている場合には、左右のドライブディスク70が同一速度で同一方向に回転し、主輪30が円環中心を回転軸線として回転する。このとき、左右のドライブディスク70に回転速度差が生じないため、主輪30のドリブンローラ60が自転せず、倒立振子型車両は真っ直ぐに前進あるいは後進する。
左右の電動モータ84が互いに異なった回転方向及び又は回転速度に駆動されている場合には、左右のドライブディスク70間に回転速度差が生じ、左右のドライブディスク70の回転力による円周(接線)方向の力に対し、この力に直交する向きの分力が左右のドライブローラ78と主輪30のドリブンローラ60との接触面に作用する。この分力によってドリブンローラ60が自身の中心軸線回りに回転(自転)することになる。
ドリブンローラ60の回転は、左右のドライブディスク70の回転速度差によって定まるから、例えば、左右のドライブディスク70を互いに同一速度で逆向きに回転させると、主輪30は全く公転せず、ドリブンローラ60の自転だけが生じる。これにより、主輪30には左右方向の走行力が加わることになり、倒立振子型車両は、左右方向に走行(真横移動)する。左右のドライブディスク70を同一方向に相違した速度で回転させると、主輪30の公転と共にドリブンローラ60の自転が生じ、倒立振子型車両は斜め前方あるいは斜め後方に走行する。
電動モータ96によって尾輪94が回転駆動されると、倒立振子型車両は主輪30の接地点を中心として旋回する。なお、主輪30及び尾輪94が同時に回転駆動されると、その回転駆動の状態に応じて、旋回中心は変化する。
上述したように、本実施形態の摩擦式走行装置は、左右のドライブローラ78のドライブディスク70のドライブ側接触円の直径D1が主輪30のドリブン側接触円の直径D2より小さく、従来のD1=D2である場合に比して、ドライブローラ78の周方向の配置ピッチが同じである場合、直径D1の小径化に応じてドライブローラ78の個数が減少する。このことにより、従来のものに比して部品点数および組付工数の削減がされ、併せて重量が低減、つまり摩擦式走行装置が、従来のものに比して軽量化される。
主輪30に対するドライブディスク70のオフセットによってドリブンローラ60に近づく側に位置するドライブローラ78のみがドリブンローラ60に接触しているから、接地状態にあるドリブンローラ60にのみドライブローラ78が摩擦による動力伝達を有効に行い、接地していないドリブンローラ60が無駄に回転駆動されることがない。これにより、動力損失が低減し、駆動効率のよい摩擦式走行装置が得られる。
D1<D2であることにより主輪30内に画定される三日月状空間Cに電動モータ84が配置されているので、走行装置全体の重心を低くできると共に、装置高さ(車高)を低くすることができ、走行安定性を向上することができる。つまり、三日月状空間Cが電動モータ84の配置に有効に活用され、低重心化および低車高化が図られる。
ドライブディスク70に対する2個の電動モータ84の配置が、側面視においてドライブディスク70の中心と2個の電動モータ84の出力軸85の中心とを結ぶ直線がドライブディスク70の中心を頂点とする二等辺三角形Tを描く配置であるから、走行装置の横幅の増大を抑えることができ、旋回性が向上する。
更には、ドライブディスク70と2個の電動モータ84とは、二等辺三角形Tの頂点が主輪30の接地点Pを通る鉛直線V上に位置し、二等辺三角形の底辺が水平となる配置であることにより、2個の電動モータ84の全体の重心が主輪30の接地点Pを通る鉛直線V上に位置することになる。これにより、走行装置の前後のバランスが安定し、走行安定性が向上する。
支持軸22の中心軸線Aと主輪30の中心軸線Bとが互いに平行であり、前記ドライブ側接触円を含む仮想平面と前記ドリブン側接触円を含む仮想平面とが鉛直面をもって互いに平行であるから、左右のドライブディスク70の配置が左右に拡がることがなく、ドライブ側接触円を含む仮想平面が傾斜している場合に比して摩擦式走行装置の左右幅を小さくすることができる。また、ドライブ側接触円を含む仮想平面が支持軸22の中心軸線Aに直交する鉛直面であることにより、ドライブディスク70を駆動する電動モータ84等も水平に配置でき、車体フレーム10に対する電動モータ84の取り付けが特殊なものになることがない。
規制ローラ102は、外周面が主輪30の上側に位置するドリブンローラ60の外周面に接触していることにより、主として主輪30が下側の接地部を傾斜基点として左右方向に傾斜することを規制、つまり車体フレーム10に対する主輪30のロール運動を規制する。これにより、主輪30の上側のドリブンローラ60が左右のドライブローラ78によって挟まれていなくても、主輪30が車体フレーム10に対してロール運動することがなく、主輪30が鉛直姿勢を維持する。また、規制ローラ102が鼓形であることにより、複数のローラを必要とすることなく、主輪30が下側の接地部を傾斜基点として左右方向に傾くことが確実に防止される。
また、規制ローラ102は、車体フレーム10が持ち上げられた場合、主輪30が車体フレーム10より路面(地面)側にぶら下がることを防止する。これにより、車体フレーム10が持ち上げられて主輪30が路面より離れても、主輪30が車体フレーム10に対して降下(落下)することが回避される。
規制ローラ110は、接地点を通る鉛直線より前後方向に離れた位置にあるドリブンローラ60に接触していることにより、主輪30が接地点を通る鉛直線周りに回転することを規制、つまり車体フレーム10に対する主輪30のヨー運動を規制する。これにより、主輪30の上側のドリブンローラ60が左右のドライブローラ78によって挟まれていなくても、主輪30が車体フレーム10に対してヨー運動することが防止される。また、規制ローラ110は、主輪30が車体フレーム10に対してロール運動することも規制し、主輪30が下側の接地部を傾斜基点として左右方向に傾くことを防止する。また、規制ローラ110は、主輪30が車体フレーム10に対してピッチ運動することも規制する。
規制ローラ110は、ドライブローラ78と同様に、サドル18に着座した乗員の荷重が車体フレーム10を介して支持軸22に作用することにより、接地している主輪30のドリブンローラ60に押し付けられるから、規制ローラ110が車体フレーム10に対する主輪30のヨー運動、ロール運動およびピッチ運動を規制する作用が良好になる。
アーム106は、支持軸22を中心として揺動できるから、車体フレーム10が支持軸22を中心として前側あるいは後側に傾斜しても、支持軸22に対するアーム106の回動により、規制ローラ110がドリブンローラ60に過剰に押し付けられることがない。
図6は、本発明による摩擦式走行装置の他の実施形態を示している。なお、図6において、図1〜図5に対応する部分は、図1〜図5に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態では、2個の電動モータ84の出力軸85の中心が、主輪30の接地点Pを通る鉛直線V上に、且つ三日月状空間C内を左右水平方向に延在する同一軸線上に配置されている。
この実施形態でも、三日月状空間Cが2個の電動モータ84の配置に有効に利用され、低重心化および低車高化が図られる。また、2個の電動モータ84の合計の重心が主輪30の接地点Pを通る鉛直線V上の位置するから、走行装置の前後のバランスが安定する。このことによっても走行安定性が向上する。
以上、本発明を、その好適な実施形態について説明したが、当業者であれば容易に理解できるように、本発明はこのような実施形態により限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、電動モータ84は、薄型の電動モータの使用により、正面視で、その全体が三日月状空間Cに収容されるように、よりコンパクトにレイアウトすることも可能である。この場合、ドライブローラ78をより狭角に配置し、且つドライブディスク70を薄型化すれば、より容易に可能である。ドリブンプーリ80はホイール74の左右方向の内側に配置することも可能である。主輪30のヨー運動、ロール運動を規制する規制部材は、規制ローラ110に限られることはなく、ドリブンローラ60に摺接する接触子のようなものであってもよい。ドリブンプーリ80とドライブプーリ86とは同径であってもよい。
10 車体フレーム
17 支持フレーム
22 支持軸
30 主輪
32 芯体
60 ドリブンローラ
70 ドライブディスク
78 ドライブローラ
80 ドリブンプーリ
84 電動モータ
85 出力軸
86 ドライブプーリ
88 コグドベルト
94 尾輪
96 電動モータ
102 規制ローラ(第1の規制部材)
106 アーム
110 規制ローラ(第2の規制部材)
C 空間(三日月状空間)

Claims (7)

  1. フレームと、
    左右方向に延在する軸線を中心とした円環状の芯体と、前記芯体の円周方向に複数配置され各々自身の配置位置に於ける前記芯体の接線方向に延在する軸線周りに回転可能なドリブンローラとを含む主輪と、
    前記フレームに取り付けられて左右方向に延在する支持軸と、
    前記主輪の左右両側に配置され、各々自身の中心軸線周りに回転可能に前記支持軸に支持された左右のドライブディスクと、
    前記左右のドライブディスクの各々に当該ドライブディスクの周方向に間隔をおいて配置され、各々前記ドライブディスクの中心軸線に対してねじれの関係をなす軸線周りに回転可能に支持されて外周面をもって前記ドリブンローラの外周面に接触する複数のドライブローラと、
    前記フレームに取り付けられた駆動装置と、
    前記駆動装置の出力を前記左右のドライブディスクに伝達する伝動機構とを有し、
    前記ドライブローラが前記ドリブンローラと接触する点の集合により画成されるドライブ側接触円の直径が、前記ドリブンローラが前記ドライブローラと接触する点の集合により画成されるドリブン側接触円の直径より小さく、前記ドライブディスクが前記主輪に対して径方向にオフセットして配置され、前記ドリブンローラに近い側に位置する前記ドライブローラのみが前記ドリブンローラに接触しており、
    前記主輪の径方向内側と前記ドライブディスクの径方向外側との間に画成される側面視で三日月状の空間に前記駆動装置が配置されている摩擦式走行装置。
  2. 前記駆動装置は、左右のドライブディスクを個別に駆動する2個の電動モータを含み、前記ドライブディスクと前記2個の電動モータとは、側面視において前記ドライブディスクの中心と前記2個の電動モータの出力軸中心とを結ぶ直線が前記ドライブディスクの中心を頂点とする二等辺三角形を描くように配置されている請求項1に記載の摩擦式走行装置。
  3. 前記ドライブディスクと前記2個の電動モータとは、前記二等辺三角形の頂点が前記主輪の接地点を通る鉛直線上に位置し、且つ前記二等辺三角形の底辺が水平となる配置である請求項2記載の摩擦式走行装置。
  4. 前記駆動装置は、左右のドライブディスクを個別に駆動する2個の電動モータを含み、当該2個の電動モータの出力軸中心が前記主輪の接地点を通る鉛直線上に配置されている請求項1に記載の摩擦式走行装置。
  5. 前記伝動機構は、前記2個の電動モータの各々の出力軸に取り付けられた小径の左右のドライブプーリと、前記左右のドライブディスクの各々に取り付けられた大径の左右のドリブンプーリと、前記ドライブプーリと前記ドリブンプーリとに掛け渡された左右の伝動ベルトとを有し、
    前記電動モータと前記ドライブプーリと前記ドリブンプーリと前記伝動ベルトとが左右のもので共通部品である請求項2から4の何れか一項に記載の摩擦式走行装置。
  6. 前記フレームに取り付けられ、前記ドライブローラが接触していない前記ドリブンローラに摺動可能あるいは転動可能に係合して前記フレームに対する前記主輪のヨーおよび/またはロール運動を規制する第1の規制部材を有する請求項1から5の何れか一項に記載の摩擦式走行装置。
  7. 前記支持軸に回動可能に取り付けられたアームと、
    前記アームに取り付けられ、前記ドライブローラが接触していない前記ドリブンローラに摺動可能あるいは転動可能に係合して前記フレームに対する前記主輪のヨーおよび/またはロール運動を規制する第2の規制部材を有する請求項1から6の何れか一項に記載の摩擦式走行装置。
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