JP2016202676A5 - 起立補助椅子及びこれに使用する起立補助装置 - Google Patents

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本願発明は、足腰が弱い人の使用に供される起立補助椅子及びこれに使用する起立補助装置に関するものである。
通常の人がテーブルで食事する場合は、椅子をテーブルから離して腰掛け、次いで、腰を少し浮かせた状態で椅子をテーブルの方に引き寄せることにより、身体をテーブルに寄せ、そして、食事を終えたら逆の動作で離席することが殆どであるが、足腰が弱い人は中腰で椅子を前後移動させるのが難しく、しかも、起立補助椅子は座を動かすための機構部材が設けられていて、通常の椅子に比べると非常に重いため、起立補助椅子を前後に移動させるのは、通常の人であっても困難である。
本願発明はこのような現状を改善すべくなされたものであり、使用者の離着席を的確にサポートできると共に軽量化等も容易に実現可能な起立補助椅子及び起立補助装置を提供することを課題とするものである。
本願発明は多くの構成を含んでおり、典型的な構成を各請求項で特定している。このうち請求項1の発明は起立補助椅子の上位概念を成すものであり、起立補助椅子は、基準姿勢の片方又は両方に向けて適宜角度だけ水平旋回自在な座と、
着座状態からの起立動及び立った状態からの着座動をサポートするように前記座を動かす起立アシスト装置と、
前記座の水平旋回に連動して前記起立アシスト装置を制御するトリガー手段とを備えている。
本願発明の好適な構成として、起立アシスト装置の駆動源としてガスシリンダやばねのような非動力式の付勢手段(ばね手段)を使用した場合、座に対する付勢力を、座が基準姿勢にあるときに最も弱くて、座が離着席姿勢にあるときに最も強くなるように、座の水平旋回角度に基づいて徐々に変化するように設定することができる。
請求項6の発明では、請求項1〜5のうちのいずれかにおいて、前記座は、基準姿勢の両側にそれぞれ60度程度の範囲で水平旋回自在になっている。
請求項7の発明は、椅子の脚部と座との間に配置されて前記座を基準姿勢の片方又は両方に向けて適宜角度だけ水平旋回自在に支持する起立補助装置であって、この起立補助装置は、椅子の使用者の着座状態からの起立動及び立った状態からの着座動をサポートするように前記座を動かす起立アシスト装置と、前記座の水平旋回に連動して前記起立アシスト装置を制御するトリガー手段とを備えている。
請求項4の構成を採用すると、固定ベース体にガイド長穴を設けるという簡単な構成により、ばね手段の付勢力を変化させることができる。従って、起立補助装置を軽量化及びコストダウンしつつ、起立動や着座動をスムースにサポートすることができる。起立補助装置を軽量化すると起立補助椅子軽量化できるが、これは、介護者にとっても朗報である。
図2,3に大まかに示すように、上部装置8の下端(支柱9の下端)には金属板製等の旋回枠10が固定されており、旋回枠10は、脚部4の上部に固定した金属板製の下支持枠11で水平旋回自在に支持されており、かつ、座5は、機構部12により、上昇及び前後傾動し得るように支持されている。旋回枠10と機構部12とによって起立補助装置が構成されている。
詳細は後述するが、座5は、ばね手段により、上昇しつつ前傾する方向に付勢されており、その付勢力は、基準姿勢では、着座者の下向き体圧よりも弱くて、人を持ち上げるように作用することはない強さであるが、基準姿勢から離着席姿勢に向けて水平旋回するのに連れて付勢力は徐々に増大し、離着席姿勢に至ると最も強くなって、人が両手を肘掛け6に当てて起立しようとすると、これをサポートして立ち上がりを容易に行える。
センター軸38とガイド軸43を除いた各軸は、基準姿勢において左右横長の姿勢になっている。また、ガススプリング20は、付勢力が常に解放された状態になっている。固定ベース16は平面視楕円形である必要はないのであり、矩形や円形であってもよい。
座5及び上部装置8が、基準姿勢から左右いずれかの方向のみに水平旋回する構成を採用することも可能であるが、実施形態のように左右両側に旋回する構成を採用すると、左右いずれから離着席できるため、使い勝手がよい。固定式の椅子の場合は、一方方向のみに旋回するように設定しておくと、隣り合った人が同時に立ったり腰掛けたりする場合に、衝突しない利点がある。
1 テーブル
4 脚部
5 座
6 上部装置を構成する肘掛け
7 上部装置を構成する背もたれ
8 上部装置
10 起立補助装置を構成する旋回枠
11 下支持枠
12 起立補助装置を構成して起立アシスト装置及びトリガー手段を含む機構部
15 上ガイドフレーム
16 固定ベース
17 旋回ベース
18,19 メインリンク機構を構成するメインリンク杆
20 ばね手段(駆動源)の一例としてのガススプリング
21 駆動リンク
36 連動リンク
38 センター軸
39 旋回ガイド手段としての円弧穴
41 ガイド長穴
43 ガイド軸(スライダー)

Claims (7)

  1. 基準姿勢の片方又は両方に向けて適宜角度だけ水平旋回自在な座と、
    着座状態からの起立動及び立った状態からの着座動をサポートするように前記座を動かす起立アシスト装置と、
    前記座の水平旋回に連動して前記起立アシスト装置を制御するトリガー手段とを備えている、
    起立補助椅子。
  2. 前記トリガー手段は、前記座に作用する起立アシスト装置のサポート力を座の旋回量に応じて変化させる働きと、前記座が基準姿勢から所定の旋回状態になると起立アシスト装置のサポート力を座に作用させる働きとのうち少なくとも一方を備えている、
    請求項1に記載した起立補助椅子。
  3. 前記起立アシスト装置は、前記座を上昇及び前傾方向に付勢するばね手段を備えており、前記トリガー手段により、前記座に対するばね手段の付勢力が、前記基準姿勢から離着席姿勢に向けて水平旋回するのに連れて徐々に増大するようになっており、かつ、ばね手段の付勢力が、前記座が基準姿勢のときには着座者の体圧によって座が下降した状態に保持される強さに設定されている、
    請求項1又は2に記載した起立補助椅子。
  4. 脚部に旋回自在に取り付けた旋回ベースに、前記座を昇降及び傾動させるメインリンク機構と、前記ばね手段の一端とが取り付けられており、前記ばね手段の他端は、前記座と前記旋回ベースとに直接又は間接的に連結された駆動リンクの上下中途部に連結されており、前記駆動リンクの下端は前記旋回ベースに前後スライド自在に保持されている一方、
    前記旋回ベースの下方に固定ベースが配置されており、前記固定ベースに、前記旋回ベースが基準姿勢から水平旋回すると前記駆動リンクの下端が旋回中心の側に近づくようにガイドするガイド長穴が形成されている、
    請求項3に記載した起立補助椅子。
  5. 脚部に設けた固定ベースに旋回ベースが水平旋回自在に支持されており、前記旋回ベースに、肘掛け及び背もたれが取り付く旋回枠を固定していると共に、前記座を昇降及び傾動させるためのメインリンク機構が連結されている、
    請求項1〜4のうちのいずれかに記載した起立補助椅子。
  6. 前記座は、基準姿勢を挟んだ両側にそれぞれ60度程度の範囲で水平旋回自在である、請求項1〜5のうちのいずれかに記載した起立補助椅子。
  7. 椅子の脚部と座との間に配置されて前記座を基準姿勢の片方又は両方に向けて適宜角度だけ水平旋回自在に支持する起立補助装置であって、
    椅子の使用者の着座状態からの起立動及び立った状態からの着座動をサポートするように前記座を動かす起立アシスト装置と、
    前記座の水平旋回に連動して前記起立アシスト装置を制御するトリガー手段とを備えている、
    椅子用起立補助装置。
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NL9201021A (nl) * 1992-06-10 1994-01-03 Leonardus Laurentius Joseph Ma Stoel.
JP3100983U (ja) * 2003-10-10 2004-06-03 株式会社福祉用具研究会 起立補助椅子
JP2007029284A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Amami:Kk 起立補助椅子

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