JP2007029284A - 起立補助椅子 - Google Patents

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Kozo Shibata
耕蔵 芝田
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Abstract

【課題】安定した状態で接地することができ、しかも、コンパクトで、座面部の水平旋廻も容易に行うことのできる起立補助椅子の提供。
【解決手段】起立補助椅子10に着座している使用者が起立する際には、肘掛け部12に具備している起立用の操作スイッチ19を押せばよい。これにより、モータ23が回転し、伸縮ロッド22bが伸長することにより、前座面部15aは、下側後方から押し上げられ前傾する。後座面部15bは、前座面部15aと連結され、後端は支持杆24により支持(拘束)されるため、略水平を維持した状態で上昇する。よって、起立補助椅子10は、後座面部15bにより、使用者の主に臀部を支えるとともに、前座面部15aにより大腿部を支えることで、使用者の足腰が弱い場合であっても、起立を補助することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、足腰の弱ったお年寄りや病人が使用するのに適した起立補助椅子に関する。
着座する時と起立する時の筋力の不足を補って、上述したような使用者であっても着座や起立の動作がしやすいようにする起立補助椅子が広く知られている。
起立補助椅子は、座面部を押上げることにより起立補助可能に構成しているため、通常、座面部の下側には、駆動源、ねじ軸などの駆動伝達機構、リンク機構などの構成部材を具備し、さらに、必要に応じてバッテリも具備して構成される。
例えば、バッテリだけでも軽いものでも3Kg〜5Kg有するため、上述した構成部材が座面部のすぐ真下において構成された場合は、起立補助椅子全体の重心が高くなり、起立補助椅子の安定した接地状態を得ることができないという問題を有する。
これに対して、下記特許文献1に開示されたような立ち上り補助椅子が存在する。
上記立ち上り補助イスは、座面部(シートクッション4)下側における比較的、接地面に近い側にリンク機構(揺動軸42)、駆動源(アクチュエータ30)、バッテリ(バッテリー24)などを具備した構成であるため、比較的、全体の重心は低くなり、安定して接地することができると判断される。
しかし、下記特許文献1における立ち上り補助椅子は、アクチュエータ30におけるネジ軸、或いは、揺動軸42をシートクッション4に対して比較的、下方に具備した構成であるため、その分、ネジ軸のストローク、或いは、揺動軸42の長さを長く構成する必要があり、シートクッション4の下側の構成をコンパクトに構成することができない、或いは、コストも高くなるといった問題を有してしまう。
さらに、例えば、シートクッション4を水平旋廻可能に構成した場合、座面部とともに、モータやバッテリー24などもともに回転することになるため、質量が大きくなり、水平旋廻させる際に労力を要するといった問題も有する。
特開2005−131219号公報
そこで本発明では、安定した状態で接地することができ、しかも、コンパクトで、座面部の水平旋廻も容易に行うことのできる起立補助椅子の提供を目的とする。
本発明の起立補助椅子は、座面部を具備するとともに、該座面部を押上げ可能に構成した座部を、該座部の下側に備えた基台に対して水平旋回可能に構成した起立補助椅子であって、上記座面部を下側から押し上げるべく駆動する駆動源部を、上記座部に具備するとともに、上記駆動源部に電力供給するバッテリを、上記基台に具備したことを特徴とする。
上記起立補助椅子は、上記駆動源部と上記バッテリとの間に接続される駆動源電力供給用コードを、上記座部と上記基台との間における、該座部の該基台に対する旋回中心部において連通させた構成であることが好ましい。
上記起立補助椅子は、上記バッテリを充電する充電器を、上記基台側に具備するとともに、上記充電器に接続され、外部電力を供給可能とする外部電力供給用コードを備えた構成であってもよい。
さらに、上記起立補助椅子は、上記外部電力供給用コードを、上記基台側から上記旋回中心部において連通させて上記座部側へ配した構成であることが好ましい。
また、上記起立補助椅子は、上記基台、及び、上記座部とは別途、離間して設けられた充電器と、該充電器と上記バッテリとの間を着脱可能に連結する充電用コードとを備えた構成であってもよい。
請求項1に係る発明によれば、バッテリを基台側に具備することにより、起立補助椅子の重心を低くに留めることができる。よって、たとえ、立ち上り補助すべく座面部が動作しても起立補助椅子を、安定した状態に維持することができる。
さらに、座部の重量を軽量化できるため、座部を基台に対して旋回させる際にも容易に行うことができる。
しかも、駆動源部などは、座部側に具備することにより、例えば、ねじ軸などのストロークもコンパクトに構成することができ、座部の下側を広いスペースに確保することができるため、すっきりとした外観に構成することができる。
請求項2に係る発明によれば、座部を旋回させたとき、該座部の旋回に伴って、上記駆動源電力供給用コードがともに旋回してしまうことがない。このため、駆動源電力供給用コードが座部を構成する他の部材に干渉してしまうことや、座部を水平旋廻させる際の妨げになることもない。
請求項3に係る発明によれば、充電器をバッテリとともに基台側に具備することによりさらに起立補助椅子全体の重心を下げることができ、安定した接地状態を得ることができる。また、上記充電器に接続可能な外部電力供給用コードを備えることにより、例えば、充電器と電源コンセントとの間を外部電力供給用コードにより接続するだけで充電することができる。
すなわち、例えば、充電の際、いちいち基台に対して充電器を取り外して、該充電器を電源コンセントが設けられている場所にまで持ち運ぶといった労力を要せず容易に充電することができる。
従って、足腰の弱ったお年寄りや病人などの起立補助椅子の使用者であっても容易に充電を行うことができる。
請求項4に係る発明によれば、上記外部電力供給用コードを、上記基台側から上記旋回中心部において連通させて上記座部側、すなわち、高い位置へ配した構成を採るため、例えば、充電器を充電する場合において、上記外部電力供給用コードを、充電器と電源コンセントとの間に接続する際、特に、腰を屈めて上記外部電力供給用コードを、基部側に有する充電器に接続する必要がない。よって、足腰の弱った使用者であっても容易に充電を行うことができる。
請求項5に係る発明によれば、充電器を上記基台、及び、上記座部とは離間して別途、設けているため、起立補助椅子1台につき1台の充電器を具備する必要がない。すなわち、例えば、複数の起立補助椅子が存在する場合であっても、充電器を共有でき、1台の充電器で充電を賄うことができる。
従って、コストを大幅に削減することができる。
さらに、充電用コードを用いることにより、充電の際に、いちいち充電池を充電器にセットしたり、持ち運んだりする必要もない。
この発明の一実施形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態における起立補助椅子10の外観を示し、該起立補助椅子10に着座していた人を起立補助させた状態を示す。
上記起立補助椅子10の構成を、図2から図8に示す構成説明図を用いて説明する。
まず、図2、図3に示したように、起立補助椅子10は、背凭れ部11、肘掛け部12、座部13、基台14を具備して構成している。上記背凭れ部11は、上記座部13の後端側から背凭れ可能に立設している。肘掛け部12は、上記座部13の左右各側から、肘掛け支持部12aを介して肘掛け可能に構成している。上記肘掛け部12の長手方向における上面前方側には、2つの操作スイッチ19を配設している。
ちなみに、上記2つの操作スイッチ19は、それぞれ通常の椅子型から図1の起立補助姿勢への変更用、起立補助姿勢から椅子型への変更用に用いられるスイッチであり、上記スイッチ回路、配線など操作スイッチ19に関する具体的構成は、周知であるため、その構成の説明、及び、図示することを省略する。
続いて、上記座部13の構成について詳説する。座部13は、人が着座する座面部15を上方に具備し、該座面部15は、その下部に座面フレーム15xを構成し、上部には、クッション材15yを配して一体に構成している。さらに、座面部15(座面フレーム15x)は、図4に示したように、前方に有する前座面部15a、後方に有する後座面部15bとをヒンジ15cを介して連設することにより、該連設部位15cにおいて屈曲可能に構成している。
なお、図4は、図2におけるA−A矢視図を示す。
前座面部15aにおける前端部は、後述する他方の前端枢着部21dに枢着される一方の前端枢着部15dを下方に向けて突設するとともに、後座面部15bにおける後端部には、後端枢着部15eを下方に向けて突設している(上記図2、及び、図4参照)。
さらに、上記前座面部15aの幅方向における中間部には、後述する伸縮駆動装置22における伸縮ロッド22bと枢着可能な伸縮ロッド枢着用ブラケット15fを前座面部15aの裏面から下方に向けて突設している。
さらに、座部13における下部には、該座部13の外郭を構成する座部外郭フレーム21を具備している(図2参照)。
上記座部外郭フレーム21は、図5、及び、上記図2に示したように、前後方向における中間部位に対して前方側に前側補強杆21a、中間部位に対して後側に後側補強杆21bをそれぞれ左右方向にかけて横架している。
座部外郭フレーム21の前端側における左右各側部位には、該前端側から前方斜め上方に突き出した形態に座面支持フレーム部21cを溶着している。上記座面支持フレーム部21cの先端部には、上記一方の前端枢着部15dに枢着する他方の前端枢着部21dを構成している。
さらに、上記座部外郭フレーム21には、左右各側において、前後方向の中央部よりも前方側に、後述する支持杆が枢着可能な支持杆連結用枢着部21eを突設している。
上記前側補強杆21aにおける左右各側部位であって、その後側面には、座面部15を下側から支持する支持柱体21fにおける下部を溶着している。上記支持柱体21fは、上方に突き出した状態で取り付けられ、その上面に衝撃緩和用のゴムシート21gを添着している。
また、上記座部外郭フレーム21の後端側であって、幅方向の中間部には、伸縮駆動装置22の基部22a側を枢着し、伸縮駆動装置22の伸縮ロッド22bの先端部22cを前面座部13の上記伸縮ロッド枢着用ブラケット15fに枢着している(図2、及び、図4参照)。
上記伸縮ロッド22bの基部22a側には、モータ23を具備し、該モータ23の駆動により、例えば、ねじ軸などの上記伸縮ロッド22bを伸縮可能に構成している。
さらに、上記座面部15と上記座部外郭フレーム21との上下方向における間は、棒状の支持杆24により連結している。具体的に、上記支持杆24の長さ方向における一端部を、上記座部外郭フレーム21における支持杆連結用枢着部21eに枢着するとともに、上記支持杆24の長さ方向における他端部を、上記座面部15における上記後端枢着部15eに枢着している。
なお、上記座部13の水平方向における外周には、起立補助椅子10の外側から内部構成を隠蔽可能な木製の枠体25により囲繞し、全体を優れた美観に構成している(図1参照)。
さらに、上記基台14の構成について説明する。上記基台14は、略全体が木製であり、門型に構成した一対の脚部14aを前後各側に具備して構成するとともに、上記一対の脚部14aどうしを一対の連結杆14bにより連結して床面に接地可能に一体に構成している。
また、上記基台14には、図6に示したように、座部13側に設けた上記モータ23へ電力を供給する電力供給部26が取り付けられている。上記電力供給部26には、図7に示したように電力を蓄えるバッテリ27(充電池)、該バッテリ27の充電をする充電器28などを具備している。
なお、図6は、基台14を正面から視た図であり、図7は、起立補助椅子10の図2における右下部位を拡大した図である。また、上記バッテリ27の種類は、限定せず、例えば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池などを用いることができる。
上記充電器28には、外部電源から電力を供給するための外部電力供給用コード29が伸長されている。上記外部電力供給用コード29における先端部には、例えば、外部コンセントに差し込まれるコンセントプラグ29aなどの接続端子が設けられている。
さらに、上記外部電力供給用コード29は、2m〜3mの長さを有して形成しており、充電器28の下方には、不使用時において、外部電力供給用コード29を収納するための収納箱31を構成している。
なお、収納箱31には、蓋部を閉塞可能に構成しており、充電器28には、適宜、変圧器(トランス)なども内蔵している(図示せず)。
また、起立補助椅子10は、平面視中央部位に、基台14と座部13との間において旋回支持部32を介在させて構成している。上記旋回支持部32は、図8(a),(b)に示したように、金属製であり、厚み方向の下方に有する基枠32aと、該基枠32aの上方にベアリング等を介して位置する回転機構部32bとかなる周知の構造である。
なお、上記図8(a)は、起立補助椅子10の図5における中心相当部を示し、上記図8(b)は、図8(a)のA−A矢視図を示す。
上記旋回支持部32は、上記基台14、及び、上記座部13の平面視中央部位において、該旋回支持部32における基枠32aを基台14側に、該旋回支持部32における回転機構部32bを座部13側に取り付けている。
これにより、その旋回支持部32で支持された座部13などの基台14に対して上方部位は、上記旋回支持部32の中心点を回転中心部aとして左右各方向に水平旋回自在に構成している(図3参照)。
さらに、上記旋回支持部32における回転中心部aには、上下方向にコード(配線)を挿通可能な内径を有する中心挿通孔35を構成している。
座部13側に具備したモータ23と上記基台14側に具備した電力供給部26との間には、駆動源電力供給用コード36が連結されている。上記駆動源電力供給用コード36は、座部13における回転中心部a、すなわち、旋回支持部32の中心部において上下方向に連通している上記中心挿通孔35を通じて配している。
また、上記旋回支持部32には、その厚み方向に、すなわち、上記基枠32a、及び、上記回転機構部32bのいずれをも貫通する位置決め孔32cを穿設している。上記位置決め孔32cは、上記旋回支持部32における所定の外周部位において、該外周部位における周方向にかけて例えば、45°ピッチで配設されている。
起立補助椅子10は、上記旋回支持部32における上記基枠32aに対する上記回転機構部32bの回転を規制することにより、基台14に対して座部13を位置決め可能に構成している。
すなわち、上記基台14に対する上記座部13の位置決めは、上記位置決め孔32cに座部13側に具備した位置決め突起34を挿通することにより行う。
具体的には、座部13側に具備された操作レバー33により位置決め突起34を上下方向に操作して位置決めする。上記操作レバー33は、バー状に形成し、座部13の前後方向に配している。操作レバー33の長さ方向における後端部は、上記後側補強杆14bに枢着され、長さ方向における前端部は、座部13前端に有する枠体から突き出した後、人が把持可能に屈曲させて形成している(図5参照)。
また、上記位置決め突起34は、上記操作レバー33の長さ方向における上記旋回支持部32の上記所定の外周部位に対応する部位において、下方向に突き出した状態で、操作レバー33に溶着されたブラケット33aを介して取り付けられている。さらに、上記位置決め突起34は、操作レバー33の前側補強杆21bから突設された保持部33bによって上下方向に摺動可能に保持されている。
上記位置決め突起34は、レバー操作によって、上下方向に可動させることができ、上記位置決め孔32cに対して挿脱自在に構成している(図8(b)仮想線参照)。
従って、操作レバー33をレバー操作することにより、座部13の位置決め、或いは、位置決めを解除することができ、座部13を、基台14に対して周方向における所定部位にまで水平旋回させて位置決めすることができる。
上述したように、起立補助椅子10は、構成している。
上記起立補助椅子10に着座している使用者が起立する際には、肘掛け部12に具備している起立用の操作スイッチ19を押せばよい。これにより、モータ23が回転し、伸縮ロッド22bが伸長することにより、前座面部15aは、下側後方から押し上げられ前傾する。後座面部15bは、前座面部15aと連結され、後端は支持杆24により支持(拘束)されるため、略水平を維持した状態で上昇する。
よって、起立補助椅子10は、後座面部15bにより、使用者の主に臀部を支えるとともに、前座面部15aにより大腿部を支えることで、使用者の足腰が弱い場合であっても、上記図1に示したように起立を補助することができる。
特に、本実施例における起立補助椅子10は、起立補助の際、前座部13は、使用者を前方に押し出すように前傾する。このとき、起立補助椅子10には、使用者を前方に押し出す力に対する反作用力、すなわち、後方側への力が作用することになる。ところが、起立補助椅子10は、上述したように、起立補助椅子10の下側に有する基台14部の側に充電器28、及び、バッテリ27などを具備しているため、全体の重心が下がり、安定して接地することができる。
特に、バッテリ27は、軽いものであっても3Kg〜5Kgを有しているため、座部13にバッテリ27を具備する構成と比較して起立補助椅子10の安定感を抜群に向上させることができる。
よって、起立補助の際、その反動により起立補助椅子10は、例えば、後方に傾倒してしまうことや、位置ずれしてしまうような事態が生じることがなく安定した状態で起立補助することができる。
しかも、このように基台14側に充電器28、及び、バッテリ27などを具備しているため、その分、座部13の軽量化を図ることができ、使用者は、着座した状態であっても、操作レバー33のレバー操作により、座部13を容易に水平旋回することができる。
その他にも、座部13を旋回させる際、電源用配線は、旋回支持部32における中心挿通孔35に挿通させているため、座部13が旋回するとともに、座部13と基台14との間において、駆動源電力供給用コード36が一緒に旋回してしまうことがない。
従って、座部13を旋回させるに伴って、駆動源電力供給用コード36が他の部材に干渉してしまうことがないため、座部13の旋回が阻害されることや駆動源電力供給用コード36自体が破損してしまうこともない。
また、バッテリ27を充電するに伴って、充電器28から伸長された外部電力供給用コード29を収納箱31から取り出し、コンセントプラグ29aを例えば、外部電源コンセントに差し込めば、外部電力を入力でき、充電することができる。
上述したように、本実施例における起立補助椅子10は、例えば、いちいち起立補助椅子10から軽くても3Kg〜5Kg有するバッテリ27を充電器28から取り外し、壁面などに設けられた電源コンセントの近傍にまで持ち運んだりする労力を要しないため、お年寄りや、足腰の弱っている人であっても容易に充電することができる。
勿論、起立補助椅子10は、上述した実施例1における構成に限定せず、様々な構成を採ることができる。
例えば、実施例2における起立補助椅子20のように構成することができる。
ちなみに、以下では、他の実施例における起立補助椅子20、30の構成を説明するが、上述した実施例1における起立補助椅子10と同様の構成については、同様の符号を付してその説明を省略し、特に、異なる構成を中心に説明する。
すなわち、本実施例においては、充電器28を起立補助椅子20に対して取り付けた構成を採らず、図9(a),(b)に示したように、別途、起立補助椅子20とは分離して設けた充電器28を用いて充電可能に構成してもよい。
具体的には、図9(b)に示したように、起立補助椅子20は、バッテリ27を取り付けて構成し、上記バッテリ27から伸長された充電用コード37を、他の離れた場所に接地された充電器28に接続されている。さらに、上記充電器28は、外部電力供給コード27を介して外部電源コンセント100と接続されている。
上記構成を採れば、別の場所に接地した充電器28を用いて充電用コード37を介して充電することができる。起立補助椅子20を例えば、福祉施設などにおいて複数台、用いる場合、起立補助椅子10とは別途、離間して設けた充電器28を、複数の起立補助椅子10で共有することができる。
すなわち、1台の起立補助椅子20ごとに、1台づつバッテリ27を具備する必要がなく、複数の起立補助椅子20を交互に充電したり、充電器28に複数の入力端子を設けたりすることにより、1台の充電器28を用いて複数台の起立補助椅子20の充電を賄うことができる。
従って、大幅なトータルコストの削減を図ることができるため、実施例2における起立補助椅子20は、複数台を同一の場所で用いる場合において特に有効である。しかも、充電用コード37を介して充電することにより、本実施例における起立補助椅子20においても、充電の際に、いちいちバッテリ27を基台14から取り外して充電器28の接地場所まで持ち運ぶ必要もなく容易に充電することができる。
次に、実施例3における起立補助椅子20について説明する。
実施例3における起立補助椅子30は、図10に示したように構成することができる。すなわち、基台14に取り付けられた充電器28から伸長された外部電力供給コード29を、実施例1における起立補助椅子10のように直接、外部電源コンセントに接続せずに、一旦、上記駆動源電力供給コード36を挿通させた中心挿通孔35に基台14側から座部13側へ挿通させる構成を採る。
一方、例えば、肘掛け部12など、起立補助椅子20の上方部位へコンセントなどが設けたれた入力端子部41を具備しておき、座部13側に配した上記外部電力供給コード29を、上記入力端子部41まで配し、該入力端子部41に接続して構成される。
上記構成を採れば、別途、用意した外部電力供給コード29aを、外部電源コンセント(図9における100)と、上記入力端子部41におけるコンセント41aとの間に接続することにより充電することができる。
以上により、起立補助椅子20の重心は低い状態に保ちつつ、充電の際は、外部電力供給コード29aを、足腰を屈めて充電器28側に対して抜き差しする必要がなく上記入力端子部41におけるコンセント41aに接続するだけで充電することができる。
従って、足腰の弱い使用者であっても、労力を要することなく、容易に充電することができる。
さらに、駆動源電力供給コード36とともに、外部電力供給コード29を中心挿通孔35に挿通させているため、座部13を旋回させるとき、いずれのコード36,29も捩れることがない。
このように、中心挿通孔35は、適宜、駆動源電力供給コード36、外部電力供給コード29、又は/及び、充電用コード37などを適宜、挿通することができる。さらに、上記各コード29,36,37における中心挿通孔35を通過する部位において、回転コネクタなどを介して連結してもよい。
上述したように、本発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
なお、上述した実施例における形態と、この発明の構成との対応において、この実施形態のモータ23は、本発明の駆動源部に対応するものとする。
実施例1における起立補助椅子の作用状態を示す構成説明図。 実施例1における起立補助椅子の側面図。 実施例1における起立補助椅子の平面図。 図2におけるA−A矢視図。 図2におけるB−B矢視図。 実施例1における起立補助椅子の基台に相当する部位の正面図。 図2における要部拡大図。 図5における要部拡大図(a)、図8(a)のA−A矢視図(b)。 実施例2における起立補助椅子の下側における側面図(a)、実施例2における充電器の接地状態を示す説明図(b)。 実施例3における起立補助椅子を、要部を拡大して示した側面図。
符号の説明
10,20,30…起立補助椅子
13…座部
15…座面部
14…基台
23…モータ
27…バッテリ
28…充電器
29…外部電力供給用コード
32…旋回支持部
36…駆動源電力供給用コード
37…充電用コード

Claims (5)

  1. 座面部を具備するとともに、該座面部を押上げ可能に構成した座部を、該座部の下側に備えた基台に対して水平旋回可能に構成した起立補助椅子であって、
    上記座面部を下側から押し上げるべく駆動する駆動源部を、上記座部に具備するとともに、
    上記駆動源部に電力供給するバッテリを、上記基台に具備した
    起立補助椅子。
  2. 前記駆動源部と前記バッテリとの間に接続される駆動源電力供給用コードを、前記座部と前記基台との間における、該座部の該基台に対する旋回中心部において連通させた
    請求項1に記載の起立補助椅子。
  3. 前記バッテリを充電する充電器を、前記基台側に具備するとともに、
    上記充電器に接続され、外部電力を供給可能とする外部電力供給用コードを備えた
    請求項1、又は、請求項2に記載の起立補助椅子。
  4. 前記外部電力供給用コードを、前記基台側から前記旋回中心部において連通させて前記座部側へ配した
    請求項3に記載の起立補助椅子。
  5. 前記基台、及び、前記座部とは別途、離間して設けられた充電器と、該充電器と前記バッテリとの間を着脱可能に連結する充電用コードとを備えた
    請求項1、又は、請求項2に記載の起立補助椅子。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016202676A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 株式会社イトーキ 起立補助椅子
KR20230077308A (ko) * 2021-11-25 2023-06-01 인하대학교 산학협력단 취약계층을 위한 주행 가변형 전동 휠체어

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