JP2016201586A - 経路分岐器および電圧分岐回路 - Google Patents
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Abstract
Description
図3は、通信ケーブルの分岐例を示す説明図である。図2の通信システムの場合、カレントループ通信の信号形態は電流信号であるため、図3の分岐例によれば、主経路Mおよび分岐例路A,Bにおける電流信号Im,Ia,Ibの値は等しくなるため、通信ケーブル40を途中で分岐させた場合でもカレントループ通信は維持されることになる。
[経路分岐器]
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかる経路分岐器1について説明する。図1は、本発明にかかる経路分岐器の構成を示す回路図である。
電圧分岐回路2は、主経路Mから分離した電圧データ通信に用いる主電圧信号Vmを、分岐経路Aを介した電圧データ通信に用いる分岐電圧信号(第1の分岐電圧信号)Vaと、分岐経路Bを介した電圧データ通信に用いる分岐電圧信号(第2の分岐電圧信号)Vbとに分岐する機能を有している。
一方、伝送線路トランスTa,Tbは、交流的には一次側と二次側とが電磁結合され、直流的には一次側と二次側とが接続された構成を有しているトランスである。
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる経路分岐器1の動作について説明する。
まず、経路分岐器1における電圧信号に関する分岐動作について説明する。
主経路Mから入力された電圧データ通信に用いる主電圧信号Vmは、ポートPmを介して経路分岐器1に入力され、コンデンサCm1,Cm2により、主経路Mを流れる電流データ通信用の主電流信号Imと分離されて、電圧分岐回路2に入力される。
この際、伝送線路トランスTa,Tbの一次側および二次側は、分岐経路A,Bとインピーダンスマッチングさせるため、分岐経路A,Bの特性インピーダンス、例えばZo=120Ωと等しい特性インピーダンスを有している。
一方、インピーダンス変換トランスTmの二次側は、伝送線路トランスTa,Tbの一次側の特性インピーダンスの1/2の特性インピーダンスを有している。
これにより、伝送線路トランスTaの二次側からは、Vm/√2に相当する振幅電圧を有する分岐電圧信号Vaが出力される。
同様に、伝送線路トランスTbの二次側からは、Vm/√2に相当する振幅電圧を有する分岐電圧信号Vbが出力される。
また、分岐経路Aから入力された分岐電圧信号Vaについては、前述と逆順の信号経路を経た後、主電圧信号Vmとして、コンデンサCm1,Cm2により、主経路Mを介した電流データ通信用の主電流信号Imと合成されて、ポートPmに接続された主経路Mへ出力される。
また、分岐経路Bから入力された分岐電圧信号Vbについては、前述と逆順の信号経路を経た後、主電圧信号Vmとして、コンデンサCm1,Cm2により、主経路Mを介した電流データ通信用の主電流信号Imと合成されて、ポートPmに接続された主経路Mへ出力される。
次に、経路分岐器1における電流信号に関する分岐動作について説明する。
主経路Mの線路Lm1から入力された電流データ通信に用いる主電流信号Imは、ポートPmを介して経路分岐器1の電流ループ回路3に入力される。ここで、コイルL1により、主経路Mを流れる電圧データ通信用の主電圧信号Vmと分離された後、分岐経路Aを流れる電圧データ通信用の分岐電圧信号Vaと合成され、分岐電流信号Iaとして、ポートPaに接続された分岐経路Aの線路La1に供給される。
このように、本実施の形態は、電圧分岐回路2が、主経路Mから分離した電圧データ通信に用いる主電圧信号Vmを、分岐経路Aを介した電圧データ通信に用いる分岐電圧信号Vaと、分岐経路Bを介した電圧データ通信に用いる分岐電圧信号Vbとに分岐し、電流ループ回路3が、主経路Mから分離した電流データ通信に用いる主電流信号Imを、分岐経路Aを介した電流データ通信に用いる分岐電流信号Ia、および、分岐経路Bを介した電流データ通信に用いる分岐電流信号Ibとして、順にループさせるようにしたものである。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
Claims (5)
- 電流信号を用いた電流データ通信を行うノードと電圧信号を用いた電圧データ通信を行うノードとが、データ通信時に共用する2芯ケーブルからなる配線経路を、2つに分岐するための経路分岐器であって、
主経路から分離した前記電圧データ通信に用いる主電圧信号を、第1の分岐経路を介した前記電圧データ通信に用いる第1の分岐電圧信号と、第2の分岐経路を介した前記電圧データ通信に用いる第2の分岐電圧信号とに分岐する電圧分岐回路と、
前記主経路から分離した前記電流データ通信に用いる主電流信号を、前記第1の分岐経路を介した前記電流データ通信に用いる第1の分岐電流信号、および、前記第2の分岐経路を介した前記電流データ通信に用いる第2の分岐電流信号として、順にループさせる電流ループ回路と
を備えることを特徴とする経路分岐器。 - 請求項1に記載の経路分岐器において、
前記電圧分岐回路は、一次側が対をなす主コンデンサを介して前記主経路に接続されたインピーダンス変換トランスと、二次側が対をなす第1のコンデンサを介して前記第1の分岐経路に接続された第1の伝送線路トランスと、二次側が対をなす第2のコンデンサを介して前記第2の分岐経路に接続された第2の伝送線路トランスとを備え、これら第1および第2の伝送線路トランスの一次側が前記インピーダンス変換トランスの二次側に対して並列接続されていることを特徴とする経路分岐器。 - 請求項1または請求項2に記載の経路分岐器において、
前記電流ループ回路は、前記主経路の一方の線路と前記第1の分岐経路の一方の線路とを接続する第1のコイルと、前記第1の分岐経路の他方の線路と前記第2の分岐経路の一方の線路とを接続する第2のコイルと、前記第2の分岐経路の他方の線路と前記主経路の他方の線路とを接続する第2のコイルとを備えることを特徴とする経路分岐器。 - データ通信に用いる電圧信号を主経路から第1および第2の伝送経路に分岐する電圧分岐回路であって、
一次側が前記主経路に接続されたインピーダンス変換トランスと、二次側が前記第1の分岐経路に接続された第1の伝送線路トランスと、二次側が前記第2の分岐経路に接続された第2の伝送線路トランスとを備え、これら第1および第2の伝送線路トランスの一次側が前記インピーダンス変換トランスの二次側に対して並列接続されていることを特徴とする電圧分岐回路。 - 請求項4に記載の電圧分岐回路において、
前記インピーダンス変換トランスは、二次側の特性インピーダンスとして、前記第1および第2の伝送線路トランスの一次側の特性インピーダンスの1/2の特性インピーダンスを有することを特徴とする電圧分岐回路。
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