JP2015207893A - 通信システムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2芯の通信ケーブル40によりカレントループ通信を行うCノード11と、通信ケーブル40によりPLCモデム22を介してEthernet通信を行うEノード12とが混在する際、通信ケーブル40とCノード11との間にCPフィルタ31を接続して、通信ケーブル40からのPLC信号を遮断してカレントループ信号を通過させ、通信ケーブル40とPLCモデム22との間にPPフィルタ32を接続して、通信ケーブル40からのカレントループ信号を遮断してPLC信号を通過させる。
【選択図】 図1
Description
このような下位ネットワークを高速化する解決方法の1つとして、カレントループ通信システムをEthernet通信システムに置き換える方法がある。この際、既設のカレントループ用伝送ケーブル(2芯)をLANケーブル(4芯)に変更する必要があるが、実際には、相当な期間と費用が発生し、場合によってはケーブル変更が困難な場合もある。
このPLC方式は、2芯の電力線で、Ethernet通信をはじめとする各種デジタル通信を実現する技術であり、このPLC方式を用いて、既設のカレントループ用伝送ケーブル(2芯)を介してノード間のEthernet通信を実現する方法が考えられる。
[通信システム]
まず、図1を参照して、本発明の本実施の形態にかかる通信システム1について説明する。図1は、本実施の形態にかかる通信システムの構成を示すブロック図である。
この通信システム1は、ビル設備や工業設備を管理する設備管理システムの下位ネットワークなどの通信ネットワークで用いられて、PLC方式を利用して、カレントループ通信システムとEthernet通信システムとを共存させる通信システムである。
次に、図3を参照して、本実施の形態にかかるCPフィルタ31について説明する。図3は、CPフィルタの構成を示す回路図である。
CPフィルタ31には、通信ケーブル40とループ接続するための2つの接続端子組、すなわち端子T11,T12と端子T13,T14とが設けられている。このうち、端子T11,T12は、上流側通信ケーブル40が接続される端子であり、端子T13,T14は、下流通信ケーブル40が接続される端子である。このうち、端子T11,T14の間および端子T12,T13の間には、それぞれ容量素子C1,C2が接続されている。なお、上流側通信ケーブル40とは、自ノードから見てスイッチングハブ13側に接続されている通信ケーブルのことであり、下流側通信ケーブル40とは、自ノードから見てスイッチングハブ13とは反対側に接続されている通信ケーブルのことである。
次に、図4を参照して、本実施の形態にかかるPPフィルタ32について説明する。図4は、PPフィルタの構成を示す回路図である。
PPフィルタ32には、通信ケーブル40とループ接続するための2つの接続端子組、すなわち端子T11,T12と端子T13,T14とが設けられている。このうち、端子T11,T12は、上流側通信ケーブル40が接続される端子であり、端子T13,T14は、下流側通信ケーブル40が接続される端子である。このうち、端子T11,T14の間および端子T12,T13の間には、それぞれ誘導素子L1,L2が接続されている。
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる通信システムの動作について説明する。
図1の構成は、前述した図5と比較して、2つのCノード11をEノード12に置換したものである。
この置換に際し、通信ケーブル40を同時に流れるカレントループ信号とPLC信号とを分離する必要がある。
また、スイッチングハブ13に接続されているPLCモデム(親機)21と通信ケーブル40との間にもPPフィルタ32が設けられている。これにより、PLC信号だけが分離されてPLCモデム(親機)21に入力される。
なお、通信ケーブル40のうち、PLCモデム21,22に挟まれていない区間については、PPフィルタ32からPLC信号が流れ出ないため、この区間に接続されているCノード11に対するCPフィルタ31の設置を省くことができる。
また、Cノード11から送信されたカレントループ信号は、CPフィルタ31から通信ケーブル40へ出力される。なお、通信ケーブル40を流れるカレントループ信号は、PPフィルタ32で取り込まれず後段の通信ケーブル40へバイパスされる。
また、Eノード12から送信されたEthernet信号は、PLCモデム(子機)22でPLC信号に変換された後、PPフィルタ32から通信ケーブル40へ出力される。なお、通信ケーブル40を流れるPLC信号は、CPフィルタ31で取り込まれず後段の通信ケーブル40へバイパスされる。
このように、本実施の形態は、2芯の通信ケーブル40によりカレントループ通信を行うCノード11と、通信ケーブル40によりPLCモデム22を介してEthernet通信を行うEノード12とが混在する際、通信ケーブル40とCノード11との間にCPフィルタ31を接続して、通信ケーブル40からのPLC信号を遮断してカレントループ信号をCノード11側へ通過させ、通信ケーブル40とPLCモデム22との間にPPフィルタ32を接続して、通信ケーブル40からのカレントループ信号を遮断してPLC信号をPLCモデム22側へ通過させるようにしたものである。
これにより、カレントループ通信システムとEthernet通信システムとを、同一の通信ケーブル40で共存させつつ、上位ネットワークなどの他のネットワークとの通信を実現することができる。
これにより、通信ケーブル40のうち通信相手となるPLCモデム22が存在しない区間に対するPLC信号の送信を遮断することができ、この区間に接続されているCノード11へのCPフィルタ31の設置を省くことができる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
Claims (6)
- 2芯の通信ケーブルによりカレントループ通信を行う第1のノードと、前記通信ケーブルによりPLCモデムを介してEthernet通信を行う第2のノードとが混在する通信システムであって、
前記通信ケーブルと前記第1のノードとの間に接続されて、前記通信ケーブルからのPLC信号を遮断してカレントループ信号を当該第1のノード側へ通過させる第1のフィルタと、
前記通信ケーブルと前記PLCモデムとの間に接続されて、前記通信ケーブルからの前記カレントループ信号を遮断して前記PLC信号を当該PLCモデム側へ通過させる第2のフィルタと
を備えることを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムにおいて、
前記通信ケーブルによりPLCモデムを介してEthernet通信を行うとともに、当該Ethernet通信を他のネットワークと中継接続するスイッチングハブと、
前記スイッチングハブと接続されて、Ethernet信号とカレントループ信号とを相互に変換するゲートウェイと、
前記スイッチングハブのPLCモデムと前記通信ケーブルとの間に接続されて、前記通信ケーブルからの前記カレントループ信号を遮断して前記PLC信号を当該PLCモデム側へ通過させる第3のフィルタとをさらに備え、
前記第3のフィルタは、前記通信ケーブルがループ接続される2つの接続端子組のうち、一方の接続端子組に前記通信ケーブルが接続され、他方の接続端子組に前記ゲートウェイが接続されている
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項1または請求項2に記載の通信システムにおいて、
前記第1のフィルタは、前記通信ケーブルがループ接続される2つの接続端子組のうち、一方の接続端子組と他方の接続端子組の間に接続されて、前記カレントループ信号を遮断するとともに前記PLC信号を通過させる容量素子と、前記各接続端子組と前記第1のノードとの間に接続されて、前記PLC信号を遮断するとともに、前記カレントループ信号を通過させる誘導素子とを有することを特徴とする通信システム。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の通信システムにおいて、
前記第2のフィルタは、前記通信ケーブルがループ接続される2つの接続端子組のうち、一方の接続端子組と他方の接続端子組の間に接続されて、前記PLC信号を遮断するとともに前記カレントループ信号を通過させる誘導素子と、前記各接続端子組と前記PLCモデムとの間に接続されて、前記カレントループ信号を遮断するとともに、前記PLC信号を通過させる容量素子とを有することを特徴とする通信システム。 - 請求項4に記載の通信システムにおいて、
前記第2のフィルタは、前記接続端子組ごとに、当該接続端子組と前記PLCモデムとの間に接続されて、当該接続端子組と当該PLCモデムとの接続/非接続を切り替えるスイッチを有することを特徴とする通信システム。 - 2芯の通信ケーブルによりカレントループ通信を行う第1のノードと、前記通信ケーブルによりPLCモデムを介してEthernet通信を行う第2のノードとが混在する通信システムで用いられる通信方法であって、
第1のフィルタが、前記通信ケーブルと前記第1のノードとの間に接続されて、前記通信ケーブルからのPLC信号を遮断してカレントループ信号を当該第1のノード側へ通過させる第1のフィルタステップと、
第2のフィルタ前記通信ケーブルと前記PLCモデムとの間に接続されて、前記通信ケーブルからの前記カレントループ信号を遮断して前記PLC信号を当該PLCモデム側へ通過させる第2のフィルタステップと
を備えることを特徴とする通信方法。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016201586A (ja) * | 2015-04-07 | 2016-12-01 | アズビル株式会社 | 経路分岐器および電圧分岐回路 |
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