JP2016200122A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents

密閉型電動圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2016200122A
JP2016200122A JP2015082605A JP2015082605A JP2016200122A JP 2016200122 A JP2016200122 A JP 2016200122A JP 2015082605 A JP2015082605 A JP 2015082605A JP 2015082605 A JP2015082605 A JP 2015082605A JP 2016200122 A JP2016200122 A JP 2016200122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator core
coil end
peripheral side
stator
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015082605A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6596222B2 (ja
Inventor
龍扶 高野
Ryusuke Takano
龍扶 高野
和行 松永
Kazuyuki Matsunaga
和行 松永
向井 有吾
Yugo Mukai
有吾 向井
昌宏 小野口
Masahiro Onoguchi
昌宏 小野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Johnson Controls Hitachi Air Conditioning Technology Hong Kong Ltd
Original Assignee
Johnson Controls Hitachi Air Conditioning Technology Hong Kong Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Johnson Controls Hitachi Air Conditioning Technology Hong Kong Ltd filed Critical Johnson Controls Hitachi Air Conditioning Technology Hong Kong Ltd
Priority to JP2015082605A priority Critical patent/JP6596222B2/ja
Publication of JP2016200122A publication Critical patent/JP2016200122A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6596222B2 publication Critical patent/JP6596222B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】従来と比較してより確実に油吐出量の低減を達成することができる密閉型電動圧縮機を提供する。【解決手段】スクロール圧縮機は、固定子鉄心30bの上側端面に配置される絶縁ボビン33上でコイルエンド部31aを覆うように配置されて当該絶縁ボビン33に組み付けられる絶縁カバー34を備え、この絶縁カバー34の下端の位置L1が、前記コイルエンド部31aの上端の位置L2よりも上方にあることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、密閉型電動圧縮機に関する。
密閉型電動圧縮機は、圧縮機構部と、この圧縮機構部を駆動する電動機部とを密閉容器内に備える。圧縮機構部は、複数の部材で形成された圧縮室の容積を縮小して冷媒ガスの圧縮動作を行う。圧縮室を形成する部材間は、冷媒ガスの漏れを防止するために潤滑油でシールされる。この潤滑油は、冷媒ガスとともに冷凍サイクルに吐出される。冷凍サイクルに吐出される潤滑油の量が多いと、冷凍サイクルを構成する熱交換器の冷媒管内壁に付着した潤滑油によって熱交換効率が低下する。そのため吐出される冷媒ガスに含まれる潤滑油の含有率(オイルレート)の低減が望まれる。
従来、回転子のバランスウエイトの先端部外周面を全周に亘って固定子のエンドコイルよりも突出させた密閉型電動圧縮機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この密閉型電動圧縮機は、バランスウエイトによる冷媒ガスの攪拌を抑制し、冷媒ガスに含まれる油の微細化(ミスト化)を抑制する。この密閉型電動圧縮機によれば、油の微細化を抑制することで、冷媒ガスに伴って冷凍サイクルに吐出される潤滑油の量(油吐出量)を低減することができる。
特開2009−162168号公報
しかしながら、従来の密閉型電動圧縮機(例えば、特許文献1参照)は、前記のように冷媒ガス中の油の微細化(ミスト化)を抑制するものではあるが、冷媒ガスに含まれる油を冷媒ガスから積極的に分離するものではない。そのため、この密閉型電動圧縮機は、圧力等の運転条件によっては、更なる油吐出量の低減が望まれる。
そこで、本発明の課題は、従来と比較してより確実に油吐出量の低減を達成することができる密閉型電動圧縮機を提供することにある。
前記課題を解決した本発明は、冷媒を圧縮する圧縮機構部と、前記圧縮機構部を駆動する電動機部と、を密閉容器内に収容するとともに、潤滑油を前記密閉容器の底部に貯留する密閉型電動圧縮機であって、前記電動機部は、回転子と、前記回転子の周囲に配置される固定子と、を備え、前記固定子は、固定子鉄心と、前記固定子鉄心に巻回される巻線によって構成されるコイルエンド部と、絶縁カバーと、を備え、前記絶縁カバーは、前記コイルエンド部の上方に位置する環状板部と、前記環状板部から下方に向けて突出するように形成され、前記固定子鉄心の半径方向において、前記コイルエンド部より内側の最外周部に位置する円筒状の内周側壁と、を備え、前記内周側壁の下端の位置が、前記コイルエンド部の上端の位置よりも上方にあることを特徴とする。
本発明の密閉型電動圧縮機によれば、従来と比較してより確実に油吐出量の低減を達成することができる。
本発明の実施形態に係る密閉型電動圧縮機の縦断面図である。 電動機部における固定子の部分斜視図である。 図2の上方から見た固定子の平面図である。 図3のIV−IV断面図である。 軸側から見た固定子の内周側展開図である。 図3のVI−VI断面図である。 図3のVII−VII断面図であり、潤滑油を伴った冷媒ガスの流れを破線矢印で示す図である。
以下、本発明を実施形態について適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明において、構造上同じ部品や、実施上同じ意味を持つものは、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る密閉型電動圧縮機は、固定子鉄心の上側端面に配置される絶縁ボビン上でコイルエンド部を覆うように配置される絶縁カバーにおける内周側壁の下端の位置が、コイルエンド部の上端の位置よりも上方にあることを主な特徴とする。
以下では、密閉型電動圧縮機としての縦型のスクロール圧縮機について説明する。
図1は、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sの縦断面図である。なお、以下のスクロール圧縮機Sの説明における上下の方向は、このスクロール圧縮機Sを空気調和機、ヒートポンプ式給湯機等のサイクル内に配置した際の鉛直方向の上下に一致させた図1に示す上下方向を基準とする。
スクロール圧縮機Sは、密閉容器(チャンバともいう)1と、この密閉容器1内に収容され、吸入した冷媒を圧縮して吐出する圧縮機構部2と、シャフト10を介してこの圧縮機構部2を駆動する電動機部3と、を備えている。
密閉容器1は、円筒状の筒チャンバ1aと、筒チャンバ1aの上部に溶接される蓋チャンバ1bと、筒チャンバ1aの下部に溶接される底チャンバ1cと、で構成され、その内部に密閉された吐出圧力空間54を形成している。
また、蓋チャンバ1bには、圧縮機構部2の吸込口7dに取り付けられる吸込パイプ5が溶接又はロウ付けされて固定配置されている。また、圧縮機構部2の吐出口7eは、吐出圧力空間54と連通しており、筒チャンバ1aの側面に吐出圧力空間54と外部とを連通する吐出パイプ6が溶接又はロウ付けされて固定配置されている。このスクロール圧縮機Sは、吐出圧力空間54が高圧雰囲気となる、いわゆる高圧チャンバタイプの圧縮機である。密閉容器1の内部には、組み立ての適当な段階で潤滑油(冷凍機油)11aが封入される。これにより密閉容器1の底部には、油溜り11が形成される。
圧縮機構部2は、固定スクロール7と、旋回スクロール8と、フレーム9と、オルダムリング12と、を備えている。
固定スクロール7は、円板状の台板7aと、台板7aの上に渦巻き状に設けられたラップ7bと、台板7aの外周側に位置し、ラップ7bの先端面と連続する鏡板面7cとを有している。固定スクロール7は、ボルト等によりフレーム9に固定されている。固定スクロール7と一体となったフレーム9は、溶接により密閉容器1に固定されている。
旋回スクロール8は、固定スクロール7に対向して配置され、フレーム9内に公転運動可能に設けられている。旋回スクロール8は、円板状の鏡板8aと、鏡板8aに渦巻き状に設けられたラップ8bと、鏡板8aの背面中央に設けられたボス部8cとを有している。
このような固定スクロール7のラップ7bと、旋回スクロール8のラップ7bとの噛み合わせによって、冷媒ガスを圧縮する圧縮室51が形成される。
また、旋回スクロール8とフレーム9との間には、背圧室53が形成されている。
シャフト10には、中腹に電動機部3の回転子3aが圧入されている。このシャフト10は、回転子3aとともに回転する。シャフト10の先端には、クランク10aが設けられている。クランク10aは、旋回スクロール8のボス部8cに設けられた旋回軸受8dに取り付けられている。旋回スクロール8は、シャフト10に回転可能に取り付けられている。シャフト10には、縦穴10b及び各軸受部に開口する横穴10cが設けられている。シャフト10の下端には、給油ピース13が取付けられている。この給油ピース13によって、油溜り11aと各軸受部との給油路が形成されている。
オルダムリング12は、旋回スクロール8とフレーム9の間に配置されており、オルダムリング12のキー部(図示省略)が、旋回スクロール8に形成された旋回オルダム溝(図示省略)と、フレーム9に形成されたフレームオルダム溝(図示省略)に挿入されている。オルダムリング12は、旋回スクロール8を固定スクロール7に対して、自転させずに旋回運動をさせる働きをする自転規制部材である。旋回スクロール8のラップ8bの中心軸は、固定スクロール7のラップ7bの中心軸に対して所定距離だけ偏心した状態となっている。また、旋回スクロール8のラップ8bは、固定スクロール7のラップ7bに周方向に所定角度だけずらして重ね合わせられている。
台板7aの周縁側には、前記した吸込口7dが設けられている。この吸込口7dには、前記したように、吸込パイプ5が接続されている。この吸込パイプ5には、サイクルから冷媒ガスが導入される。
台板7aの中央側には、前記した吐出口7eが設けられている。圧縮室51で圧縮された冷媒ガスは、潤滑油11aを伴って吐出圧力空間54に吐出される。
圧縮機構部2と電動機部3の間には、前記の吐出パイプ6が設けられている。この吐出パイプ6の開口部6aは、圧縮機構部2を支えるフレーム9や、シャフト10、回転子3a、及び固定子3bに囲まれた空間に配置されている。この開口部6aは、固定子3bの上部空間で潤滑油11aを含む冷媒ガスに晒されている。回転子3aには、圧縮機構部2が有するアンバランスを軽減するとともにオイルミストの拡散を抑えるために、円筒状の外壁を有するバランスウエイト3cが設けられている。
次に、電動機部3について説明する。
図1に示すように、電動機部3は、回転子3aと、固定子3bと、を備えている。
回転子3aは、円筒形状を呈している。回転子3aの中央部には、前記したようにシャフト10が圧入されている。これにより回転子3aは、シャフト10周りに回転可能となっている。
回転子3aは、回転子鉄心30aと、この回転子鉄心30a内にシャフト10と並行するように形成される図示しない磁石溝内に装着される図示しない永久磁石等により構成されている。このような回転子3aの外周側には、回転子3aと同軸となるように、固定子3bがエアギャップ16を介して配置される。
図2は、固定子3bの部分斜視図である。図3は、図2の上方から見た固定子3bの平面図である。
図2に示すように、固定子3bは、円筒形状を呈している。固定子3bは、密閉容器1(図1参照)内に圧入、溶接等により固定されている。
固定子3bは、固定子鉄心30bと、絶縁ボビン33と、巻線31と、口出線32と、絶縁カバー34と、を備えている。
図2に示すように、固定子鉄心30bは、円筒形状を呈している。固定子鉄心30bは、環状に形成された電磁鋼板(図示省略)を軸方向に複数枚積層して構成される。
図2及び図3に示すように、固定子鉄心30bの外周面には、軸方向に延びる複数の溝部30cが形成されている。この溝部30cは、図3に示すように、密閉容器1との間で固定子風穴を形成する。この固定子風穴は、潤滑油11aを油溜り11に戻す返油路となる。
本実施形態での固定子鉄心30bは、図2及び図3に示すように、内径側で周方向に6つ等間隔で並ぶように形成される固定子スロット30dと、各固定子スロット30d間に形成される6つのティース部(図示省略)と、を有している。これらのティース部の外周側は図示しないコアバックで一体に連結されている。
固定子スロット30dは、後記するように巻線31が前記のティース部(図示省略)に巻回される際に、この巻線31が通される空間である。この固定子スロット30dは、巻線31がティース部(図示省略)に巻回された後でも軸方向に延びる空間を残している。
この固定子スロット30dは、後に詳しく説明するように、潤滑油11aを油溜り11に戻す返油路となる。
図2に示すように、絶縁ボビン33は、固定子鉄心30bに巻回される巻線31のガイドとして機能するとともに、固定子鉄心30bと巻線31との電気的な絶縁を確保している。本実施形態での絶縁ボビン33は、固定子鉄心30bの上側端面及び下側端面に取り付けられているが、後に詳しく説明するように、本発明の課題を解決するための構成としては、絶縁ボビン33は、少なくとも固定子鉄心30bの上側端面に有していればよい。
図4は、図3のIV−IV断面図である。図5は、軸側から見た固定子3bの内周側展開図である。なお、図5中、絶縁ボビン33の後記する内壁33a及び絶縁カバー34で形成される隙間35には、周囲の部材との区別が容易なように網掛けを付している。
図4に示すように、絶縁ボビン33は、底板部33cと、内壁33aと、外壁33bとを有している。
底板部33cは、図4に示すように、固定子鉄心30b(ティース部T)の上側端面に配置される。底板部33cは、後記するように、固定子鉄心30bと一体に巻線31で巻回される。
絶縁ボビン33の内壁33aは、図4に示すように、底板部33cの内周側縁部から上方に向けて設けられる。
この内壁33aは、図3に示すように、固定子3bの内周方向に沿って等間隔に6つ並んで配置されており、図5に示すように、固定子鉄心30bの軸側から見た正面視での平面形状で、固定子鉄心30b側を底辺とし、上方に向かうほど横幅が徐々に狭小となる形状を呈している。具体的には内壁33aの平面形状は、略二等辺三角形になっている。なお、図に示す実施例は、形状や数を限定するものではなく、内壁33aはティース部Tの数に対応し、形状は巻線を施す際に巻線機の軌跡を阻害せず、巻線が解けない形状であればよい。
また、固定子鉄心30bの内周方向Xに隣り合う内壁33a同士の間には、固定子鉄心30b側から上方に向かうほど横幅が拡大する形状を呈する隙間35(図5中の網掛け部分)が形成されている。なお、本実施形態での隙間35は、隣り合う略二等辺三角形の内壁33aに挟まれて、固定子鉄心30bの軸側から見た正面視で、略逆二等辺三角形を呈している。
この隙間35は、図2に示すように、固定子3bの内周側と、巻線31で形成される後記の隣り合うコイルエンド部31a同士の間の空間30eとを連通させている。
図4に示すように、絶縁ボビン33の外壁33bは、底板部33cの外周側(図4の紙面左側)縁部から上方に向けて設けられる。
この外壁33bは、図2に示すように、軸方向に立ち上がる外周面を形成している。外壁33bには、この外壁33bを厚さ方向に貫く貫通孔33eや溝が形成されている。この貫通孔33eや溝は、巻線31の渡り線(図示省略)を掛け渡すため、又は通気のために形成されている。
なお、本実施形態での外壁33bの外径は、固定子鉄心30bの外周面に形成される溝部30cの底部における外径と略同じか、又は溝部30cの底部の外径よりも僅かに内径側に小さくなるように設定されている。
この絶縁ボビン33は、図4に示すように、外壁33bの上端から突出するように係止爪33dを有している。
この係止爪33dは、後記する絶縁カバー34の外周角部に形成される嵌合孔34fに嵌入され、この嵌合孔34fの縁を引っ掛ける鉤状先端部を有している。
この係止爪33dは、図2に示すように、外壁33bの上端の周方向に沿って複数配置されている。なお、本実施形態での係止爪33dは、4つである。また、後記する絶縁カバー34には、係止爪33dと対応する位置に嵌合孔34fが4つ形成されている。
巻線31は、例えば銅製の導体(図示省略)と、導体の外周を覆い導体を絶縁する絶縁被覆層(図示省略)とを有している。
図4に示すように、巻線31は、固定子鉄心30bに絶縁ボビン33を介して集中巻きにて巻回される。具体的には、巻線31は、固定子鉄心30bのティース部Tの上側端面に配置された絶縁ボビン33の底板部33cとティース部Tとを一体にして、これら底板部33cとティース部Tとを取り囲むように集中巻き方式にて巻回している。
なお、本実施形態での固定子3bは、3相(UVW相)の巻線31を備えている。
底板部33c上には、絶縁ボビン33の内壁33aと外壁33bとの間に巻回した巻線31で形成されるコイルエンド部31aが形成される。
このコイルエンド部31aは、図5に示すように、固定子鉄心30bの内周方向Xに、ティース部Tの数に応じて等間隔に複数形成される。本実施形態でのコイルエンド部31aは、固定子鉄心30bの上側に6つ形成されている。なお、このコイルエンド部31aは、図1に示すように、固定子鉄心30bの下側にも上側と同じように形成されている。
また、前記したように、図2に示す絶縁ボビン33の内壁33a同士の間に形成される隙間35は、固定子3bの内周側と、コイルエンド部31a同士の間の空間30eとを連通させる。この空間30eは、固定子スロット30dと連絡することで、固定子スロット30dとともに、油溜り11(図1参照)への返油路を構成する。
次に絶縁カバー34について説明する。
図2に示すように、絶縁カバー34は、固定子鉄心30bと同軸に配置される環状部材であり、絶縁ボビン33の係止爪33dを介して絶縁ボビン33に組み付けられる。この絶縁カバー34は、絶縁ボビン33の上側で、巻線31の電気絶縁性を確保するとともに、巻線31の接続点や口出線32が散乱して他の部品と干渉するのを防止するものである。
この絶縁カバー34は、コイルエンド部31aと対向する環状板部34cと、環状板部34cから下方に向けて突出するように形成される外周側壁34bと、環状板部34cから下方に向けて突出するように形成され、固定子鉄心30bの半径方向において、コイルエンド部31aより内側の最外周部に位置する円筒状の内周側壁34aと、を備えている。
環状板部34cには、カバー風穴34dが形成されている。このカバー風穴34dは、絶縁カバー34の上方の空間と、絶縁ボビン33と絶縁カバー34との間に形成される空間とを連通させている。
カバー風穴34dは、図3に示すように、固定子鉄心30bの固定子スロット30dに対応する6つの位置に設けられており、1つのカバー風穴34dあたりに、隣接し合う相の異なる2つのコイルエンド部31aが臨むようになっている。
また、図2に示すように、環状板部34cには、引き出された口出線32を固定する固定溝34eが形成されている。
外周側壁34bは、固定子鉄心30bと同軸に形成される高さの低い円筒形状を呈している。この外周側壁34bと環状板部34cとが成す角部に、前記したように、絶縁ボビン33の係止爪33dを嵌め込むための嵌合孔34fが形成されている。
内周側壁34aは、固定子鉄心30bと同軸に形成される高さの低い円筒形状を呈している。
図4に示すように、絶縁カバー34の内周側壁34aは、絶縁ボビン33の内壁33aよりも、径方向外側に形成されている。言い換えれば、固定子鉄心30bの軸から絶縁カバー34の内周側壁34aまでの距離D1は、固定子鉄心30bの軸から絶縁ボビン33の内壁33aまでの距離D2よりも長くなっている。
なお、前記距離D1,D2を規定する際の、内周側壁34aの位置及び内壁33aの位置は、図4に示すように、内周側壁34a及び内壁33aのそれぞれにおける厚さ方向の中心位置を基準とする。
絶縁カバー34の内周側壁34a(図2参照)は、前記したように円筒形状を呈しており、その下端は、固定子鉄心30bの中心軸に直交する仮想平面に沿うように形成されている。
また、図4及び図5に示すように、内周側壁34aの下端の上下方向の位置L1は、コイルエンド部31aの上端の上下方向の位置L2よりも上方に設定されている。
そして、図5に示すように、網掛けが付された前記の隙間35は、絶縁ボビン33の隣り合う内壁33a同士で隙間35の両側が区画されるとともに、絶縁カバー34の内周側壁34aの下端で隙間35の上側が区画される。
また、固定子鉄心30bの軸側から見た隙間35の領域(図5の網掛け部分)が、絶縁カバー34の外周側壁34aに投影される範囲には、外周側壁34bを貫通する穴や切欠が設けられていない。すなわち、隙間35の領域が投影される絶縁カバー34の外周側壁34a部分には、嵌合孔34fが形成されずに、これらの投影範囲を避けて嵌合孔34fが形成されている。
また、図3に示すように、絶縁カバー34は、リブ34gを有している。
このリブ34gは、環状板部34cの巻線31側(図3の紙面裏側)に、内周側壁34aと外周側壁34bとを連繋するように径方向に形成され、図3では隠れ線(破線)で示されている。
図6は、図3のVI−VI断面図である。
図6に示すように、リブ34gは、絶縁カバー34の外周側壁34bと内周側壁34aとの間に形成され、外周側壁34bと内周側壁34aとを連繋している。
本実施形態でのリブ34gは、図3に示すように、カバー風穴34dの端縁に沿うように、4箇所に形成されている。
また、本実施形態では、リブ34gの高さを内周側壁34aの高さより低くしているが、リブ34gの高さと内周側壁34aの高さを略同一としても良く、また内周側壁33aと外周側壁34bの高さについても、特に限定するものではない。
次に、スクロール圧縮機Sの冷媒圧縮動作について主に図1を参照しながら説明する。
電動機部3が駆動してシャフト10が回転すると、シャフト10のクランク10aが偏心回転する。旋回軸受8dにクランク10aが挿入された旋回スクロール8は、オルダムリング12に規制されながら旋回駆動する。この一連の動作により、吸込パイプ5(吸込口7d)から吸い込まれた冷媒ガスは、旋回スクロール8と固定スクロール7との圧縮室51で圧縮されて、吐出口7eから吐出圧力空間54に吐出される。吐出圧力空間54の冷媒は、後に詳しく説明するように、吐出パイプ6からサイクル内を循環して、吸込パイプ5から再びスクロール圧縮機Sへ戻される。
次に、スクロール圧縮機Sの給油動作について主に図1を参照しながら説明する。
背圧室53の圧力は、背圧制御弁(図示省略)により、吐出圧力と吸込圧力の中間の圧力である背圧に保持されている。このため、油溜め11と背圧室53との間に差圧が発生する。この差圧で油溜め11の油が、シャフト10の下端部に固定配置された給油ピース13から縦穴10bを通り、シャフト10に設けられた横穴10c及びスリット部(図示省略)を経て、旋回軸受8d及びボス部8cに設けられた図示しない主軸受を潤滑しながら、背圧室53へ流入する。
背圧室53へ流入した油は、背圧室53と圧縮室51との差圧により、前記の背圧制御弁(図示省略)を設けた背圧弁連通路(図示省略)を通って、圧縮室51へ流入する。そして、圧縮室51へ流入した油は、圧縮室51のシール性を高めながら、冷媒と共に吐出口7eから吐出圧力空間54に吐出される。そのため、吐出口7eから吐出される冷媒には、ミスト化した潤滑油11aが多く含まれている。
この潤滑油11aを多く含む冷媒は、圧縮機構部2の外周部に設けられた吐出ガス流路(図示省略)を通って、この圧縮機構部2と電動機部3との間に区画される空間に導かれる。その後、潤滑油11aを含む冷媒は、電動機部3の外周部に設けられた吐出ガス流路(図示省略)を通って、電動機部3の下方に区画される空間に導かれる。そして、冷媒は、流れる方向を上方に反転させてエアギャップ16等を通り、吐出パイプ6を介して吐出される。
なお、エアギャップ16等を通って吐出パイプ6に導かれる冷媒は、冷媒から分離されなかった潤滑油11aに加えて、油溜め11付近でのシャフト10の回転や回転子3aの回転によってミスト化した潤滑油11aを更に含んでしまう。
また、エアギャップ16等を通って上方に導かれる冷媒は、回転子3aの回転方向に沿う流れとともに、遠心方向に向かう流れを生じる。ミスト化した潤滑油11aは、このような冷媒の流れに伴って吐出パイプ6を介して吐出される。
次に、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sの奏する作用効果について説明する。
図7は、図3のVII−VII断面図であり、オイルミストを含む冷媒ガスの流れを破線矢印で示す図である。
本実施形態に係るスクロール圧縮機Sでは、図5に示すように、固定子鉄心30bのティース部Tに集中巻きにて巻線31が巻回されることで、固定子鉄心30bの上側端部には上方に盛り上がるようにコイルエンド部31aが形成される。
また、図2に示すように、コイルエンド部31a同士の間には、空間30eが形成され、この空間30eは、固定子スロット30dと連絡することで、この固定子スロット30dとともに、油溜り11(図1参照)への返油路を構成する。
また、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sでは、図5に示すように、絶縁カバー34の内周側壁34aにおける下端の位置L1が、コイルエンド部31aの上端の位置L2よりも上方にある。したがって、空間30eに連絡する隙間35を大きく確保することができ、油溜り11(図1参照)への返油路を広くできるため、オイルミストを含む冷媒ガスを、返油路に効率よく導くことができる。
返油路に導かれたオイルミストは、返油路の壁面等に衝突することで液滴化して冷媒ガスから分離され、返油路を介して油溜め11に回収される。
また、本実施形態に係るスクロール圧縮機Sでは、図5に示すように、絶縁ボビン33の内壁33a同士の間に形成される隙間35が、固定子鉄心30b側から上方に向かうほど横幅が拡大する形状を呈している。したがって、前記のように、内周側壁34aにおける下端の位置L1を、コイルエンド部31aの上端の位置L2よりも上方に設定することで、より効率的に隙間35の大きさを拡大させることができる。
このように隙間35を大きく確保すると、図7に示すように、冷媒ガスCL1は、隙間35を介して、空間30eから固定子スロット30dへと効率よく流れ込んでいく。
また、図4に示すように、固定子鉄心30bの軸から絶縁カバー34の内周側壁34aまでの距離D1は、固定子鉄心30bの軸から絶縁ボビン33の内壁33aまでの距離D2よりも長くなっている。これにより冷媒ガスCL2は、図7に示すように、内壁33aの上方からも空間30eに効率よく流れ込んでいく。
これにより冷媒ガスCL1,CL2は、さらに効率よく返油路に導かれて、潤滑油は、さらに効率よく冷媒ガスCL1,CL2から分離される。
また、隙間35の領域が絶縁カバー34の外周側壁34bに投影される範囲には、嵌合孔34fが設けられていないので、図7に示すように、空間30eに導かれた冷媒ガスCL1,CL2は、絶縁カバー34の外周側壁34bを介して空間30eから漏れ出ることなく、固定子スロット30dへと効率よく流れ込んでいく。
これにより冷媒ガスCL1,CL2は、より一層効率よく返油路に導かれて、潤滑油は、より一層効率よく冷媒ガスCL1,CL2から分離される。
また、図6に示すように、絶縁カバー34には、内周側壁34aと外周側壁34bとを連繋するリブ34gが形成されている。このリブ34gによれば、絶縁カバー34の内周側壁34aと外周側壁34bとの間を周方向に流れようとする冷媒ガスを遮ることができる。これにより、冷媒ガスに伴って流れるオイルミストは、リブ34gに衝突し、冷媒ガスから分離される。分離された潤滑油は、前記の返油路を通って油溜め11に戻される。なお、リブ34gは、絶縁カバー34の剛性を高めることもできる。
また、絶縁カバー34の上方から滴り落ちてきた潤滑油11aは、内壁33aと内周側壁34aとの間、及びカバー風穴34dを介して、空間30eに導かれ、この空間30e及び固定子スロット30dを通じて油溜め11に戻される。
以上のようなスクロール圧縮機Sによれば、密閉容器1から吐出される冷媒の油含有率を充分に低減することができるので、サイクルの熱交換効率を向上させることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
前記実施形態では、隙間35(図5参照)の正面視での平面形状を逆二等辺三角形としたが、弦側を上方に設定した半円形状、半楕円形状とすることもできる。
1 密閉容器
1a 筒チャンバ
1b 蓋チャンバ
1c 底チャンバ
2 圧縮機構部
3 電動機部
3a 回転子
3b 固定子
3c バランスウエイト
5 吸込パイプ
6 吐出パイプ
7 固定スクロール
7a 台板
7b ラップ
7c 鏡板面
8 旋回スクロール
8a 鏡板
8b ラップ
8c ボス部
9 フレーム
10 シャフト
10a クランク
11 油溜め
11a 潤滑油
12 オルダムリング
16 エアギャップ
30a 回転子鉄心
30b 固定子鉄心
30c 溝部
30d 固定子スロット
31 巻線
31a コイルエンド部
32 口出線
33 絶縁ボビン
33a 内壁
33b 外壁
33c 底板部
33d 係止爪
33e 貫通孔
34 絶縁カバー
34a 内周側壁
34b 外周側壁
34c 環状板部
34d カバー風穴
34f 嵌合孔
34g リブ
35 隙間
51 圧縮室
53 背圧室
54 吐出圧力空間
S スクロール圧縮機
T ティース部

Claims (6)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機構部と、前記圧縮機構部を駆動する電動機部と、を密閉容器内に収容するとともに、潤滑油を前記密閉容器の底部に貯留する密閉型電動圧縮機であって、
    前記電動機部は、回転子と、前記回転子の周囲に配置される固定子と、を備え、
    前記固定子は、固定子鉄心と、前記固定子鉄心に巻回される巻線によって構成されるコイルエンド部と、絶縁カバーと、を備え、
    前記絶縁カバーは、前記コイルエンド部の上方に位置する環状板部と、前記環状板部から下方に向けて突出するように形成され、前記固定子鉄心の半径方向において、前記コイルエンド部より内側の最外周部に位置する円筒状の内周側壁と、を備え、
    前記内周側壁の下端の位置が、前記コイルエンド部の上端の位置よりも上方にあることを特徴とする密閉型電動圧縮機。
  2. 請求項1に記載の密閉型電動圧縮機において、
    前記コイルエンド部は前記固定子鉄心に絶縁ボビンを介して巻回される巻線によって構成され、
    前記絶縁ボビンは、前記固定子鉄心の上方に配置され、前記固定子鉄心と一体に前記巻線が巻回される底板部と、前記底板部から上方に突出するように形成され、前記固定子鉄心の半径方向において、前記コイルエンド部より内側に位置する内壁と、を備え、
    前記固定子鉄心の中心から前記内壁を見た正面視での当該内壁は、上方に向かうほど横幅が狭い形状であることを特徴する密閉型電動圧縮機。
  3. 請求項1に記載の密閉型電動圧縮機において、
    前記コイルエンド部は前記固定子鉄心に絶縁ボビンを介して巻回される巻線によって構成され、
    前記絶縁ボビンは、前記固定子鉄心の上方に配置され、前記固定子鉄心と一体に前記巻線が巻回される底板部と、前記底板部から上方に突出するように形成され、前記固定子鉄心の半径方向において、前記コイルエンド部より内側に位置する内壁と、を備え、
    前記絶縁カバーは、前記環状板部から下方に向けて突出するように形成され、前記固定子鉄心の半径方向において、前記コイルエンド部より外側に位置する外周側壁を備え、
    前記固定子鉄心の半径方向において、前記外周側壁のうち前記内周側壁及び前記内壁に重ならない領域には、前記外周側壁を貫通する貫通孔が設けられていないことを特徴とする密閉型電動圧縮機。
  4. 請求項1に記載の密閉型電動圧縮機において、
    前記コイルエンド部は前記固定子鉄心に絶縁ボビンを介して巻回される巻線によって構成され、
    前記絶縁ボビンは、前記固定子鉄心の上方に配置され、前記固定子鉄心と一体に前記巻線が巻回される底板部と、前記底板部から上方に突出するように形成され、前記固定子鉄心の半径方向において、前記コイルエンド部より内側に位置する内壁と、を備え、
    前記絶縁ボビンは、前記底板部から下方に向けて突出するように形成され、前記固定子鉄心の半径方向において、前記コイルエンド部より外側に位置する外壁を備え、
    前記固定子鉄心の半径方向において、前記外壁のうち前記内周側壁及び前記内壁に重ならない領域には、前記外壁を貫通する貫通孔が設けられていないことを特徴とする密閉型電動圧縮機。
  5. 請求項2乃至4のいずれか1項に記載の密閉型電動圧縮機において、
    前記固定子鉄心の中心から前記絶縁カバーの前記内周側壁までの距離は、前記固定子鉄心の中心から前記絶縁ボビンの内壁までの距離よりも長いことを特徴とする密閉型電動圧縮機。
  6. 請求項1又は2に記載の密閉型電動圧縮機において、
    前記絶縁カバーは、前記環状板部から下方に向けて突出するように形成され、前記固定子鉄心の半径方向において、前記コイルエンド部より外側に位置する外周側壁を備え、
    前記環状板部は、前記コイルエンド部側の面に前記外周側壁と前記内周側壁とを接続するリブが設けられていることを特徴とする密閉型電動圧縮機。
JP2015082605A 2015-04-14 2015-04-14 密閉型電動圧縮機 Active JP6596222B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015082605A JP6596222B2 (ja) 2015-04-14 2015-04-14 密閉型電動圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015082605A JP6596222B2 (ja) 2015-04-14 2015-04-14 密閉型電動圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016200122A true JP2016200122A (ja) 2016-12-01
JP6596222B2 JP6596222B2 (ja) 2019-10-23

Family

ID=57422784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015082605A Active JP6596222B2 (ja) 2015-04-14 2015-04-14 密閉型電動圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6596222B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200127727A (ko) * 2019-05-03 2020-11-11 엘지전자 주식회사 절연 성능이 향상된 전동식 압축기
CN111953111A (zh) * 2019-05-14 2020-11-17 翰昂汽车零部件有限公司 具有绝缘组件的用于驱动压缩机的装置
JP2021085404A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 ダイキン工業株式会社 スクロール圧縮機
JP2022115076A (ja) * 2021-01-27 2022-08-08 アーベーベー・シュバイツ・アーゲー モータのステータ、及びモータ
WO2022202802A1 (ja) * 2021-03-23 2022-09-29 サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社 電動圧縮機

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000228843A (ja) * 1999-02-08 2000-08-15 Hitachi Ltd 回転機
JP2004270668A (ja) * 2003-03-12 2004-09-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 密閉型圧縮機
JP2006105123A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Lg Electronics Inc スクロール圧縮機のオイル吐出低減装置
JP2011064067A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Panasonic Corp 密閉型圧縮機
JP3172094U (ja) * 2011-09-22 2011-12-01 瑞智精密股▲ふん▼有限公司 コンプレッサの固定子
JP2012154212A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Hitachi Appliances Inc 密閉型電動圧縮機
JP2014222977A (ja) * 2013-05-14 2014-11-27 日立アプライアンス株式会社 電動機及びこれを用いた空気調和機

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000228843A (ja) * 1999-02-08 2000-08-15 Hitachi Ltd 回転機
JP2004270668A (ja) * 2003-03-12 2004-09-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 密閉型圧縮機
JP2006105123A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Lg Electronics Inc スクロール圧縮機のオイル吐出低減装置
JP2011064067A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Panasonic Corp 密閉型圧縮機
JP2012154212A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Hitachi Appliances Inc 密閉型電動圧縮機
JP3172094U (ja) * 2011-09-22 2011-12-01 瑞智精密股▲ふん▼有限公司 コンプレッサの固定子
JP2014222977A (ja) * 2013-05-14 2014-11-27 日立アプライアンス株式会社 電動機及びこれを用いた空気調和機

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11536492B2 (en) 2019-05-03 2022-12-27 Lg Electronics Inc. Electric compressor with improved insulation performance
KR102201839B1 (ko) * 2019-05-03 2021-01-12 엘지전자 주식회사 절연 성능이 향상된 전동식 압축기
KR20200127727A (ko) * 2019-05-03 2020-11-11 엘지전자 주식회사 절연 성능이 향상된 전동식 압축기
US11581775B2 (en) 2019-05-14 2023-02-14 Hanon Systems Device for driving a compressor with an insulation arrangement
KR20200131767A (ko) * 2019-05-14 2020-11-24 한온시스템 주식회사 절연 조립체를 포함하는 압축기 구동 장치
JP7004766B2 (ja) 2019-05-14 2022-01-21 ハンオン システムズ 絶縁装置を備える圧縮機の駆動装置
CN111953111B (zh) * 2019-05-14 2023-07-28 翰昂汽车零部件有限公司 具有绝缘组件的用于驱动压缩机的装置
KR102331561B1 (ko) * 2019-05-14 2021-11-29 한온시스템 주식회사 절연 조립체를 포함하는 압축기 구동 장치
CN111953111A (zh) * 2019-05-14 2020-11-17 翰昂汽车零部件有限公司 具有绝缘组件的用于驱动压缩机的装置
JP2020188678A (ja) * 2019-05-14 2020-11-19 ハンオン システムズ 絶縁装置を備える圧縮機の駆動装置
CN114729643A (zh) * 2019-11-29 2022-07-08 大金工业株式会社 涡旋压缩机
CN114729643B (zh) * 2019-11-29 2023-04-21 大金工业株式会社 涡旋压缩机
US11703054B2 (en) 2019-11-29 2023-07-18 Daikin Industries, Ltd. Scroll compressor
WO2021106861A1 (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 ダイキン工業株式会社 スクロール圧縮機
JP2021085404A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 ダイキン工業株式会社 スクロール圧縮機
JP2022115076A (ja) * 2021-01-27 2022-08-08 アーベーベー・シュバイツ・アーゲー モータのステータ、及びモータ
JP7362794B2 (ja) 2021-01-27 2023-10-17 アーベーベー・シュバイツ・アーゲー モータのステータ、及びモータ
WO2022202802A1 (ja) * 2021-03-23 2022-09-29 サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社 電動圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
JP6596222B2 (ja) 2019-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6596222B2 (ja) 密閉型電動圧縮機
JP4841536B2 (ja) モータ及びそれを備えた冷媒圧縮機
EP3450762B1 (en) Scroll compressor
JP5867313B2 (ja) 電動圧縮機
JP4143827B2 (ja) スクロール圧縮機
KR101099810B1 (ko) 밀폐형 회전압축기
JP6428739B2 (ja) 圧縮機
JP6345099B2 (ja) 密閉型電動圧縮機及び空気調和機
JP6493507B2 (ja) 圧縮機
JP6836007B2 (ja) 圧縮機及び空気調和機
WO2004081384A1 (ja) 密閉型圧縮機
JP2003269356A (ja) 横型ロータリコンプレッサ
JP5914805B2 (ja) スクロール圧縮装置
JP2012154212A (ja) 密閉型電動圧縮機
EP1640609A1 (en) Compressor
JP2012207624A (ja) スクロール型圧縮機
JP2006336463A (ja) 圧縮機
JP2019190459A (ja) 圧縮機
JPWO2018186203A1 (ja) スクロール圧縮機
JP5824669B2 (ja) スクロール圧縮装置
JP4965379B2 (ja) スクロール型流体機械
JP7424325B2 (ja) 流体機械
JP2005256709A (ja) 横型ロータリコンプレッサ及び車両用空気調和機
JP2017180175A (ja) 圧縮機
WO2019176014A1 (ja) 圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160407

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20171011

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190930

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6596222

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150