JP2017180175A - 圧縮機 - Google Patents
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Description
また、空調用圧縮機の潤滑方式として、ハウジング内部に収容した給油ポンプによって、ハウジング内の油溜まりに貯留されている冷凍機油を、圧縮機構の所定の潤滑部位に給油し、所定の潤滑部位を潤滑した後に油溜まりに戻すように、循環させるものがある。この潤滑方式の場合、上述の通路が潤滑油の通路として用いられる。
すなわち、本発明に係る圧縮機は、円筒形の外周面を有するステータコアとステータコアの内部で回転するロータとを有する電動機と、電動機によって駆動される圧縮機構と、電動機と圧縮機構とを内部に収容するハウジングと、を備える。ハウジングは、ステータコアと接触してステータコアを保持する保持部と、保持部と隣接しステータコアの外周面から離間する離間部とを有する。
ステータコアの肉厚を均一にできるので、ステータコア内の磁路を十分に確保し、鉄損を抑制することができ、電動機の効率を向上させることができる。また、ステータコア内に磁路を十分に確保できるので、磁場が電動機外部へ漏えいせず、周辺の電子機器の誤作動等を防止することができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1から図3を用いて説明する。
図1には、本発明の第1実施形態に係るスクロール圧縮機1の縦断面図が示され、図2には、そのスクロール圧縮機1の密閉ハウジング2の横断面図が示されている。
スクロール圧縮機1は、例えば、空調機に用いられ、スクロール圧縮機1から吐出された圧縮後の冷媒は凝縮器へと送られ、蒸発器にて蒸発した冷媒が吸入されるようになっている。スクロール圧縮機1として、本実施形態では、密閉型のスクロール圧縮機1が例示されている。このスクロール圧縮機1は、底部が下部カバーによって密閉された密閉ハウジング(ハウジング)2を備えている。
ロータ10は、ロータコア10aとその周方向に配置される4つのスロット10bとを有し、ステータコア9aの内周側に形成された空間内で回転する。ロータ10に設けられた各スロット10b内にはそれぞれ磁石10cが設けられている。本実施形態では、磁石10cが4つ設けられており、モータ8の極数は4とされている。
本実施形態のスクロール圧縮機1によれば、ステータコア9aの外周面が円筒形とされていても、密閉ハウジング2の横断面を略五角形とすることで、密閉ハウジング2の角部2d近傍がステータコア9aと離間する離間部2bを形成することができる。したがって、離間部2bとステータコア9aとの間に冷媒や冷凍機油等を油溜まり15等の所定の場所まで導く通路32がステータコア9aに特別な加工を施さなくても形成することができる。すなわち、ステータコア9aの横断面の外周の形状は略円形であるので、外周面側からステータコア9aの肉厚に及ぼす影響が少ない。したがって、ステータコア9aの肉厚を均一に保ちつつ、冷媒や冷凍機油等を油溜まり15等の所定の場所に供給できるとともにモータ8を冷却できる。
ステータコア9aの肉厚を均一にできるので、ステータコア9a内の磁路を十分に確保し、鉄損を抑制することができ、モータ8の効率を向上させることができる。また、ステータコア9a内に磁路を十分に確保できるので、磁場がモータ8の外部へ漏えいせず、周辺の電子機器の誤作動等を防止することができる。
次に、本発明の第2実施形態について、図4を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、密閉ハウジング2の構成が一部異なっている。その他の点については、第1実施形態と同様につき説明は省略する。
本実施形態においては、図4に示されているように、密閉ハウジング2の横断面の形状が略六角形に形成されている。六角形の各辺の長さはそれぞれ異なっている。
本実施形態のスクロール圧縮機1によれば、密閉ハウジング2の横断面の形状が辺の長さがそれぞれ異なる略六角形なので、磁気加振力の加振モードに対応したハウジング形状を回避することができる。したがって、モータ8から密閉ハウジング2の側壁部2cに入力される加振力が密閉ハウジング2の振動へ変換し難く、モータ8駆動時の密閉ハウジング2の振動に起因する騒音を低減することができる。
2 密閉ハウジング(ハウジング)
2a 保持部
2b 離間部
2c 側壁部
2d 角部
7 スクロール圧縮機構(圧縮機構)
8 モータ(電動機)
9 ステータ
9a ステータコア
10 ロータ
32 通路
Claims (4)
- 円筒形の外周面を有するステータコアと前記ステータコアの内部で回転するロータとを有する電動機と、
前記電動機によって駆動される圧縮機構と、
前記電動機と前記圧縮機構とを内部に収容するハウジングと、を備え、
前記ハウジングは、前記ステータコアと接触して前記ステータコアを保持する保持部と、前記保持部と隣接し前記ステータコアの外周面から離間する離間部とを有する圧縮機。 - 前記ハウジングの横断面の形状は略多角形であり、前記保持部は前記略多角形の辺に対応する部分に形成され、前記離間部には前記略多角形の角に対応する部分が含まれる請求項1に記載の圧縮機。
- 前記略多角形は、辺の数が前記電動機の極数のn倍(nは1以上の整数)ではない請求項2に記載の圧縮機。
- 前記略多角形は、少なくとも一辺の長さが他の辺の長さとは異なっている請求項2または3に記載の圧縮機。
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