JP2017180175A - 圧縮機 - Google Patents

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俊輔 藥師寺
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【課題】ステータコアの磁路を適正に設定して電動機の効率を向上させることができる圧縮機を提供することを目的とする。【解決手段】密閉ハウジング2は、内部に圧縮機構と圧縮機構を駆動するモータ8とを収容する。モータ8はステータ9とロータ10とを有し、ステータ9はステータコア9aを有する。密閉ハウジング2の横断面の形状を略正五角形とし、密閉ハウジング2と円筒形の外周面を有するステータコア9aとの間に冷媒等を導く通路32を形成する。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば空調機に用いられて好適な電動式の圧縮機に関するものである。
電動式の空調用圧縮機には、圧縮機構を駆動させる電動機がハウジング内部に収容されている。このような空調用圧縮機では、電動機の駆動による発熱が問題となる。そのため、空調用圧縮機の電動機近傍には冷媒用の通路が形成され、その通路に冷媒を通し、冷媒と電動機とが熱交換を行うことで、電動機の過熱を防止している。
また、空調用圧縮機の潤滑方式として、ハウジング内部に収容した給油ポンプによって、ハウジング内の油溜まりに貯留されている冷凍機油を、圧縮機構の所定の潤滑部位に給油し、所定の潤滑部位を潤滑した後に油溜まりに戻すように、循環させるものがある。この潤滑方式の場合、上述の通路が潤滑油の通路として用いられる。
このような通路には、電動機の一部である円筒形のステータコアの外周面の一部に凹所を形成することによって、円筒形のハウジング内周との間に通路を形成したもの(例えば特許文献1参照)がある。
特開2001−218408号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、円筒形のステータコアの外周面の一部に凹所を形成しているので、ステータコアの肉厚に厚い部分(厚肉部)と薄い部分(薄肉部)とが形成されることになる。薄肉部においては、磁場が飽和して磁路の確保が不十分になるとともに、鉄損が増加し易い。このため、電動機の効率が悪化することになり、電動機の出力限界により空調機の運転範囲の制限を招いてしまう。また、薄肉部で磁場が飽和することで、電動機外部へ磁場が漏えいし易く、電動機周辺の電子機器の誤作動を引き起こす可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ステータコアの磁路を適正に設定して電動機の効率を向上させることができる圧縮機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の圧縮機は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係る圧縮機は、円筒形の外周面を有するステータコアとステータコアの内部で回転するロータとを有する電動機と、電動機によって駆動される圧縮機構と、電動機と圧縮機構とを内部に収容するハウジングと、を備える。ハウジングは、ステータコアと接触してステータコアを保持する保持部と、保持部と隣接しステータコアの外周面から離間する離間部とを有する。
上記構成では、ステータコアの外周面が円筒形とされており、冷媒や冷凍機油等を所定の場所まで導く通路のための凹所が形成されていない。このようにステータコアの外周面が円筒形とされていても、ハウジングに離間部を設けているので、離間部とステータコアとの間に冷媒や冷凍機油等を所定の場所まで導く通路が形成される。すなわち、ステータコアの横断面の外周の形状は略円形であるので、外周面側からステータコアの肉厚に及ぼす影響が少ない。したがって、ステータコアの肉厚を均一に保ちつつ、冷媒や冷凍機油等を所定の場所に供給できるとともに電動機を冷却できる。
ステータコアの肉厚を均一にできるので、ステータコア内の磁路を十分に確保し、鉄損を抑制することができ、電動機の効率を向上させることができる。また、ステータコア内に磁路を十分に確保できるので、磁場が電動機外部へ漏えいせず、周辺の電子機器の誤作動等を防止することができる。
また、上記圧縮機は、ハウジングの横断面の形状は略多角形であり、保持部は略多角形の辺に対応する部分に形成され、離間部には略多角形の角に対応する部分が含まれていてもよい。
上記構成では、ハウジングの横断面を略多角形に形成し、多角形の辺に対応する部分に保持部を設け、離間部には略多角形の角に対応する部分が含まれている。略多角形とは、例えば、典型的には、正多角形(正五角形等)である。ハウジングの横断面は略多角形であり、ステータコアの横断面は略円形であるので、離間部は、ステータコアを囲うように、ステータコアの外周面の周方向に所定の間隔で形成される。したがって、ステータコアの外周面を偏りなく冷媒等と接触させることができるので、好適に電動機を冷却できる。
また、上記圧縮機は、ハウジングの横断面の形状における辺の数が前記電動機の極数のn倍(nは1以上の整数)でない略多角形であってもよい。
一般に、電動機の駆動による磁気加振力によって強制加振されるハウジングの振動モードは、電動機の極数と同数の頂点を持つ正多角形に対応する。上記構成では、略多角形の辺の数が電動機の極数のn倍ではないので、電動機の駆動による加振力によって励起されるハウジングの振動モードを複雑にして励起される振動モードの次数を上げることができる。したがって、ハウジングが振動する際の振幅が比較的小さくなり、電動機駆動時のハウジングの振動に起因する騒音を低減することができる。
また、上記圧縮機は、ハウジングの横断面の形状が、少なくとも一辺の長さが他の辺の長さとは異なっている略多角形であってもよい。
一般に、電動機の駆動による磁気加振力によって強制加振されるハウジングの振動モードは、電動機の極数と同数の頂点を持つ正多角形に対応する。上記構成では、ハウジングの横断面の形状が少なくとも一辺の長さが他の辺の長さとは異なる略多角形とすることで、磁気加振力の加振モードに対応したハウジング形状を回避することができる。したがって、電動機からハウジングに入力される加振力がハウジングの振動へ変換し難く、電動機駆動時のハウジングの振動に起因する騒音を低減することができる。
本発明によれば、ステータコアの磁路を適正に設定して電動機の効率を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るスクロール圧縮機の縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係るスクロール圧縮機の横断面図である。 本発明の第1実施形態の変形例の図である。 本発明の第2実施形態に係るスクロール圧縮機の横断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1から図3を用いて説明する。
図1には、本発明の第1実施形態に係るスクロール圧縮機1の縦断面図が示され、図2には、そのスクロール圧縮機1の密閉ハウジング2の横断面図が示されている。
スクロール圧縮機1は、例えば、空調機に用いられ、スクロール圧縮機1から吐出された圧縮後の冷媒は凝縮器へと送られ、蒸発器にて蒸発した冷媒が吸入されるようになっている。スクロール圧縮機1として、本実施形態では、密閉型のスクロール圧縮機1が例示されている。このスクロール圧縮機1は、底部が下部カバーによって密閉された密閉ハウジング(ハウジング)2を備えている。
密閉ハウジング2の上部は、ディスチャージカバー3および上部カバー4により密閉されており、このディスチャージカバー3と上部カバー4間に、圧縮された高圧のガスが吐出される吐出チャンバー5が形成されている。密閉ハウジング2内には、上方部位に上部軸受部材6が固定設置されており、その上部軸受部材6を介してスクロール圧縮機構(圧縮機構)7が組み込まれるとともに、その下方部位にステータ9とロータ10とからなるモータ(電動機)8が設置されている。モータ8は、ステータ9が密閉ハウジング2に焼き嵌めされることにより組み込まれ、ロータ10には、駆動軸11が固定されている。
図2に示されているように、ステータ9は、鉄等の磁性体材料によって形成され、中空円筒形状とされたステータコア9aを備えている。ステータコア9aの内周側にはコイル(図示省略)を巻いた複数のスロット9bが形成されている。ステータコア9aの外周は、円筒形とされている。
ロータ10は、ロータコア10aとその周方向に配置される4つのスロット10bとを有し、ステータコア9aの内周側に形成された空間内で回転する。ロータ10に設けられた各スロット10b内にはそれぞれ磁石10cが設けられている。本実施形態では、磁石10cが4つ設けられており、モータ8の極数は4とされている。
図1に示されているように、駆動軸11の上端には、軸心が所定の寸法だけ偏心されているクランクピン12が設けられ、そのクランクピン12をスクロール圧縮機構7に連結することによって、スクロール圧縮機構7がモータ8により駆動可能とされている。駆動軸11は、上部軸受部材6のジャーナル軸受部6aに上方端部が回転自在に軸支されるとともに、下方端部が密閉ハウジング2の下方部位に設けられているジャーナル下部軸受13により回転自在に支持されている。
ジャーナル下部軸受13と駆動軸11の下端部との間には、容積型の給油ポンプ14が設けられ、密閉ハウジング2の底部に形成されている油溜まり15に貯蔵されている潤滑油16を、吸入パイプ17を介して吸い込み、駆動軸11内に軸方向に沿って穿設されている給油孔18に吐出するように構成されている。この潤滑油16は、給油孔18を介して上部軸受部材6、スクロール圧縮機構7およびジャーナル下部軸受13等の潤滑が必要な部位に給油可能とされている。
スクロール圧縮機構7は、上部軸受部材6を構成部品の1つとし、その上部軸受部材6上に固定設置されている固定スクロール19と、上部軸受部材6のスラスト軸受部6bに摺動自在に支持され、固定スクロール19と噛み合わされることにより圧縮室21を形成する旋回スクロール20と、上部軸受部材6と旋回スクロール20との間に介在され、旋回スクロール20の自転を阻止し、公転旋回運動を許容するオルダムリング等の自転阻止機構22と、駆動軸11のクランクピン12と旋回スクロール20の背面に設けられている軸受ボス20aとの間に設けられ、旋回スクロール20に駆動軸11の回転力を伝えるドライブブッシュ23および旋回軸受24と、を備えており、固定スクロール19の端板中心部がディスチャージカバー3に接続された状態で上部軸受部材6上に設置されている。
固定スクロール19は、端板と、その端板上に立設された渦巻き状ラップとを備え、端板の中心部に吐出口25が設けられるとともに、渦巻き状ラップのラップ歯先面に、チップシール(図示省略)が設置された構成とされ、同様に、旋回スクロール20は、端板と、その端板上に立設された渦巻き状ラップとを備え、端板の背面に軸受ボス20aが設けられるとともに、渦巻き状ラップのラップ歯先面に、チップシール(図示省略)が設置された構成とされている。
密閉ハウジング2は、ステータ9を密閉ハウジング2に焼き嵌めることで、ステータ9を保持する。また、密閉ハウジング2は、図2に示されているように、横断面が略正五角形の筒状であって、上下に延びる5つの側壁部2cを有する。側壁部2cは、ステータコア9aの外周面と接触してステータコア9aを保持する保持部2aと、保持部2aに隣接してステータコア9aの外周面から離間する離間部2bとを有する。保持部2aは、密閉ハウジング2の側壁部2cに1つずつ形成され、合計5つ形成される。離間部2bは、密閉ハウジング2の側壁部2cと側壁部2cとの連結部分(以下「角部2d」という。)を含むように形成され、各角部2d近傍に合計5つ形成される。すなわち、密閉ハウジング2の5つの角部2d近傍には、それぞれ、角部2dを挟んだ両側の離間部2bとステータコア9aの外周面とによって区画された通路32が上下方向に延びて形成される。
スクロール圧縮機構7は、吸入配管26を介して密閉ハウジング2内に吸い込まれた冷媒ガスを、密閉ハウジング2内に設けられている吸入口27から圧縮室21内に吸い込み、高温高圧のガスに圧縮する。この圧縮ガスは、固定スクロール19の中心部に設けられている吐出口25およびディスチャージカバー3に設けられている吐出弁28を介して吐出チャンバー5内に吐出され、更に吐出チャンバー5に接続されている吐出配管29を介してスクロール圧縮機1が接続されている冷凍サイクル側の凝縮器へと吐出される。また、図示しない蒸発器から吸入配管26を介して密閉ハウジング2内に吸い込まれた冷媒ガスの一部は、通路32を通過し、その際にモータ8を冷却する。
一方、給油ポンプ14により給油孔18を介してクランクピン12の端部から、ドライブブッシュ23および旋回軸受24に給油される。それらを潤滑した潤滑油16は、上部軸受部材6に設けられている排油孔30を経て密閉ハウジング2内のモータ上部空間(吸入領域)に排出され、油ガイド31およびステータコア9aと密閉ハウジング2の離間部2bとの間に設けられている通路32(図2参照)を介して密閉ハウジング2底部の油溜まり15に流下されるようになっている。
以上説明した本実施形態の圧縮機が奏する作用および効果について説明する。
本実施形態のスクロール圧縮機1によれば、ステータコア9aの外周面が円筒形とされていても、密閉ハウジング2の横断面を略五角形とすることで、密閉ハウジング2の角部2d近傍がステータコア9aと離間する離間部2bを形成することができる。したがって、離間部2bとステータコア9aとの間に冷媒や冷凍機油等を油溜まり15等の所定の場所まで導く通路32がステータコア9aに特別な加工を施さなくても形成することができる。すなわち、ステータコア9aの横断面の外周の形状は略円形であるので、外周面側からステータコア9aの肉厚に及ぼす影響が少ない。したがって、ステータコア9aの肉厚を均一に保ちつつ、冷媒や冷凍機油等を油溜まり15等の所定の場所に供給できるとともにモータ8を冷却できる。
ステータコア9aの肉厚を均一にできるので、ステータコア9a内の磁路を十分に確保し、鉄損を抑制することができ、モータ8の効率を向上させることができる。また、ステータコア9a内に磁路を十分に確保できるので、磁場がモータ8の外部へ漏えいせず、周辺の電子機器の誤作動等を防止することができる。
また、本実施形態のスクロール圧縮機1によれば、密閉ハウジング2の横断面を略五角形に形成し、密閉ハウジング2の側壁部2cすべてに保持部2aを設けているので、密閉ハウジング2の5つの角部近傍はすべて離間部2bとなる。すなわち、図2に示すように、ステータコア9aの外周面に沿ってステータコア9aを囲うように通路32が形成される。したがって、ステータコア9aを偏りなく冷媒等と接触させることができるので、好適にモータ8を冷却できる。
また、モータ8の振動モードと密閉ハウジング2の側壁部2cとが重なると、密閉ハウジング2の側壁部2cの振動が励起され、その振動が騒音となって放射される。一般に、モータ8の駆動による磁気加振力の振動モードは、モータ8の極数と同数の頂点を持つ正多角形となるので、本実施形態のモータ8の振動モードは正方形となる。ロータ10の回転に伴い、モータ8の振動モードも回転するが、本実施形態の密閉ハウジング2の横断面は略正五角形であるので、モータ8の振動モードと重なる密閉ハウジング2の側壁部2cの数が少なくなる。具体的には、モータ8の振動モードと重なる密閉ハウジング2の側壁部2cは多くとも一つのみとなる。したがって、密閉ハウジング2が振動する際の振幅が小さくなり、モータ8駆動時の密閉ハウジング2の振動に起因する騒音を低減することができる。
また、本実施形態のスクロール圧縮機1では、密閉ハウジング2の側壁部2cの数をモータ8の極数のn倍を避けつつ、比較的少ない5つとしているので、モータ8の振動モードと密閉ハウジング2の側壁部2cとが重なるタイミングを減らすことができ、密閉ハウジング2の振動に起因する騒音を低減することができる。
なお、本実施形態では、密閉ハウジング2の横断面が略正五角形である例について説明したが、本実施形態の変形例として図3に示すように密閉ハウジング2の横断面は略正七角形でもよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図4を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、密閉ハウジング2の構成が一部異なっている。その他の点については、第1実施形態と同様につき説明は省略する。
本実施形態においては、図4に示されているように、密閉ハウジング2の横断面の形状が略六角形に形成されている。六角形の各辺の長さはそれぞれ異なっている。
以上説明した本実施形態の圧縮機が奏する作用および効果について説明する。
本実施形態のスクロール圧縮機1によれば、密閉ハウジング2の横断面の形状が辺の長さがそれぞれ異なる略六角形なので、磁気加振力の加振モードに対応したハウジング形状を回避することができる。したがって、モータ8から密閉ハウジング2の側壁部2cに入力される加振力が密閉ハウジング2の振動へ変換し難く、モータ8駆動時の密閉ハウジング2の振動に起因する騒音を低減することができる。
なお、本発明は、各上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明をスクロール圧縮機1に適用した例について説明したが、ロータリ圧縮機にも同様に適用できる。
また、密閉ハウジング2の側壁部2cは、各上記実施形態のように平板形状に限定されるものではなく、ステータコア9aの外周面に沿うような湾曲形状であってもよい。この場合、保持部2aにおける接触面積を大きくすることができ、ステータ9を確実に保持することができる。また、密閉ハウジング2の角部2dは、丸みを帯びていてもよい。この場合、密閉ハウジング2を一枚の板から曲折加工する場合に、加工し易い。
また、上記実施形態では、横断面の形状を五角形、六角形及び七角形とした密閉ハウジング2について説明したが、密閉ハウジングの2の横断面の形状はこれに限定されない。密閉ハウジング2が保持部2aと離間部2bとを有していればよく、密閉ハウジング2の横断面の形状は他の多角形でもよいし、多角形でなくてもよい。
また、密閉ハウジング2は保持部2aと離間部2bとを形成可能な内周面の形状であればよく、外周面の形状はどんな形状でもよい。例えば、内周面が略多角形状に形成され、外周面が円筒形状に形成されてもよい。
1 スクロール圧縮機(圧縮機)
2 密閉ハウジング(ハウジング)
2a 保持部
2b 離間部
2c 側壁部
2d 角部
7 スクロール圧縮機構(圧縮機構)
8 モータ(電動機)
9 ステータ
9a ステータコア
10 ロータ
32 通路

Claims (4)

  1. 円筒形の外周面を有するステータコアと前記ステータコアの内部で回転するロータとを有する電動機と、
    前記電動機によって駆動される圧縮機構と、
    前記電動機と前記圧縮機構とを内部に収容するハウジングと、を備え、
    前記ハウジングは、前記ステータコアと接触して前記ステータコアを保持する保持部と、前記保持部と隣接し前記ステータコアの外周面から離間する離間部とを有する圧縮機。
  2. 前記ハウジングの横断面の形状は略多角形であり、前記保持部は前記略多角形の辺に対応する部分に形成され、前記離間部には前記略多角形の角に対応する部分が含まれる請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記略多角形は、辺の数が前記電動機の極数のn倍(nは1以上の整数)ではない請求項2に記載の圧縮機。
  4. 前記略多角形は、少なくとも一辺の長さが他の辺の長さとは異なっている請求項2または3に記載の圧縮機。
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