JP2013064341A - スクロール圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】潤滑性を高め、長寿命で、信頼性に優れたとスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】本体ケース1内に冷媒の吸入、圧縮、吐出を行う圧縮機構部(図示せず)と、前記圧縮機構部を駆動するモータ部5を収納し、前記圧縮機構部は、前記モータ部5によって駆動される旋回スクロール(図示せず)と、前記旋回スクロールと組み合わされる固定スクロール(図示せず)とを備え、前記モータ部5は、回転子7とバランスウエイト43を備えた駆動軸24と、前記回転子7に対向して配された固定子6を備え、前記バランスウエイト43に、前記本体ケース1内の冷媒に軸方向の流れを発生させるためのハネ形状51を形成したもので、バランスウエイト43が回転することで本体ケース1内の冷媒に軸方向の流れが発生し、各摺動部及び圧縮機構部4における潤滑性を高め、長寿命で、信頼性を向上させることができる。
【選択図】図2
【解決手段】本体ケース1内に冷媒の吸入、圧縮、吐出を行う圧縮機構部(図示せず)と、前記圧縮機構部を駆動するモータ部5を収納し、前記圧縮機構部は、前記モータ部5によって駆動される旋回スクロール(図示せず)と、前記旋回スクロールと組み合わされる固定スクロール(図示せず)とを備え、前記モータ部5は、回転子7とバランスウエイト43を備えた駆動軸24と、前記回転子7に対向して配された固定子6を備え、前記バランスウエイト43に、前記本体ケース1内の冷媒に軸方向の流れを発生させるためのハネ形状51を形成したもので、バランスウエイト43が回転することで本体ケース1内の冷媒に軸方向の流れが発生し、各摺動部及び圧縮機構部4における潤滑性を高め、長寿命で、信頼性を向上させることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、空調及び冷凍装置に適用されるスクロール圧縮機に関するものである。
従来この種のスクロール圧縮機は、本体ケース内の貯油部に溜まった潤滑油をポンプ等によって給油経路を通じて圧縮機構部に導入し、各摺動部及び圧縮機構部を潤滑している(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前記従来のスクロール圧縮機の構成では、スクロール圧縮機の高回転時には、モータ部を通じて貯油部に導入される潤滑油量が減少するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、前記貯油部に導入される潤滑油量を増加させて、本体ケース内の各摺動部及び圧縮機構部における潤滑性を高め、長寿命で、高回転時の信頼性を確保したスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のスクロール圧縮機は、本体ケース内に冷媒の吸入、圧縮、吐出を行う圧縮機構部と、前記圧縮機構部を駆動するためのモータ部を収納し、前記圧縮機構部は、前記モータ部によって駆動される旋回スクロールと、前記旋回スクロールと組み合わされる固定スクロールとを備え、前記モータ部は、回転子とバランスウエイトを備えた駆動軸と、前記回転子に対向して配された固定子を備え、前記バランスウエイトに、前記本体ケース内の冷媒に軸方向の流れを発生させるためのハネ形状を形成したもので、バランスウエイトが回転することで本体ケース内の冷媒に軸方向の流れが発生し、本体ケース内の各摺動部及び圧縮機構部における潤滑性を高め、長寿命で、高回転時の信頼性を確保したスクロール圧縮機を提供することができる。
本発明の電動圧縮機は、本体ケース内の各摺動部及び圧縮機構部における潤滑性を高め、長寿命化、高回転化を図ることができる。
第1の発明は、本体ケース内に冷媒の吸入、圧縮、吐出を行う圧縮機構部と、前記圧縮機構部を駆動するためのモータ部を収納し、前記圧縮機構部は、前記モータ部によって駆動される旋回スクロールと、前記旋回スクロールと組み合わされる固定スクロールとを備
え、前記モータ部は、回転子とバランスウエイトを備えた駆動軸と、前記回転子に対向して配された固定子を備え、前記バランスウエイトに、前記本体ケース内の冷媒に軸方向の流れを発生させるためのハネ形状を形成したもので、バランスウエイトが回転することで本体ケース内の冷媒に軸方向の流れが発生し、本体ケース内の各摺動部及び圧縮機構部における潤滑性を高め、長寿命で、高回転時の信頼性を確保したスクロール圧縮機を提供することができる。
え、前記モータ部は、回転子とバランスウエイトを備えた駆動軸と、前記回転子に対向して配された固定子を備え、前記バランスウエイトに、前記本体ケース内の冷媒に軸方向の流れを発生させるためのハネ形状を形成したもので、バランスウエイトが回転することで本体ケース内の冷媒に軸方向の流れが発生し、本体ケース内の各摺動部及び圧縮機構部における潤滑性を高め、長寿命で、高回転時の信頼性を確保したスクロール圧縮機を提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の本体ケース内に潤滑油を貯める貯油部を設け、バランスウエイトの回転によって発生した冷媒の流れによって、モータ部と回転子間の潤滑油を、前記貯油部に導入するもので、貯油部に導入される潤滑油量を増やして本体ケース内の各摺動部及び圧縮機構部における潤滑性を高めることができる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明のハネ形状を、バランスウエイトの鋳造時に一体に形成したもので、生産コストを抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の縦断面図、図2は、同スクロール圧縮機の要部拡大図、図3は、同スクロール圧縮機の要部側面図、図4は、同スクロール圧縮機の回転子の斜視図である。
図1は、本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の縦断面図、図2は、同スクロール圧縮機の要部拡大図、図3は、同スクロール圧縮機の要部側面図、図4は、同スクロール圧縮機の回転子の斜視図である。
図1において、本体ケース1内に圧縮機構部4及び圧縮機構部4を駆動するモータ部5を内蔵し、モータ部5は、密封端子48に外部から接続された図示しないモータ駆動回路部によって駆動される。
圧縮機構部4は、モータ部5によって駆動される旋回スクロール22と、旋回スクロール22と組み合わされる固定スクロール21とを備えている。
旋回スクロール22は、モータ部5の駆動軸24に連結され、モータ部5は、本体ケース1の内周に固定された固定子6と、駆動軸24に固定された回転子7で構成され、固定子6と回転子7は、間隙を設けて対向配置されている。回転子7には、旋回スクロール22側にバランスウエイト42、その対向側にバランスウエイト43がそれぞれ取り付けられており、旋回スクロール22と駆動軸24の回転によって生じるアンバランスを矯正するようになっている。
また、本体ケース1内には、潤滑油10を貯留する貯油部9を備え、潤滑油10は、ポンプ23によって、駆動軸給油経路25を通じて圧縮機構部4に供給され、本体ケース1内の各摺動部及び圧縮機構部4を潤滑する構成となっている。
図3は、駆動軸24と、駆動軸24に固定された回転子7及びバランスウエイト42、43の側面図で、図4はその斜視図である。バランスウエイト43の端部、外周部にはハネ形状51が設けられている。
以上のように構成された本実施の形態におけるスクロール圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
スクロール圧縮機の運転時、バランスウエイト43のハネ形状51の回転によって発生した冷媒ガスの流れによって、モータ部5の固定子6と回転子7間の間隙に滞留する潤滑
油を図2の矢印方向に導入し、貯油部9に導入される潤滑油量を増やすことができる。これによって本体ケース1内の各摺動部及び圧縮機構部4における潤滑性を高め、スクロール圧縮機の長寿命、高回転時の信頼性を確保することができる。
油を図2の矢印方向に導入し、貯油部9に導入される潤滑油量を増やすことができる。これによって本体ケース1内の各摺動部及び圧縮機構部4における潤滑性を高め、スクロール圧縮機の長寿命、高回転時の信頼性を確保することができる。
なお、ハネ形状51を、バランスウエイト43の鋳造時に、それに一体に形成するようにすれば、生産コストも抑えることができる。
以上のように、本発明にかかるスクロール圧縮機は、圧縮機内部における潤滑性を高め、長寿命、高回転時の信頼性を確保することが可能となるので、空調及び冷凍装置以外の電動スクロール圧縮機等の用途にも適用できる。
1 本体ケース
4 圧縮機構部
5 モータ部
6 固定子
7 回転子
9 貯油部
10 潤滑油
21 固定スクロール
22 旋回スクロール
23 ポンプ
24 駆動軸
25 駆動軸給油経路
42、43 バランスウエイト
48 密封端子
51 ハネ形状
4 圧縮機構部
5 モータ部
6 固定子
7 回転子
9 貯油部
10 潤滑油
21 固定スクロール
22 旋回スクロール
23 ポンプ
24 駆動軸
25 駆動軸給油経路
42、43 バランスウエイト
48 密封端子
51 ハネ形状
Claims (3)
- 本体ケース内に冷媒の吸入、圧縮、吐出を行う圧縮機構部と、前記圧縮機構部を駆動するためのモータ部を収納し、前記圧縮機構部は、前記モータ部によって駆動される旋回スクロールと、前記旋回スクロールと組み合わされる固定スクロールとを備え、前記モータ部は、回転子とバランスウエイトを備えた駆動軸と、前記回転子に対向して配された固定子を備え、前記バランスウエイトに、前記本体ケース内の冷媒に軸方向の流れを発生させるためのハネ形状を形成したことを特徴とするスクロール圧縮機。
- 本体ケース内に潤滑油を貯める貯油部を設け、バランスウエイトの回転によって発生した冷媒の流れによって、モータ部と回転子間の潤滑油を、前記貯油部に導入することを特徴とした請求項1に記載のスクロール圧縮機。
- ハネ形状を、バランスウエイトの鋳造時に一体に形成した請求項1又は2に記載のスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011202623A JP2013064341A (ja) | 2011-09-16 | 2011-09-16 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011202623A JP2013064341A (ja) | 2011-09-16 | 2011-09-16 | スクロール圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013064341A true JP2013064341A (ja) | 2013-04-11 |
Family
ID=48188050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011202623A Withdrawn JP2013064341A (ja) | 2011-09-16 | 2011-09-16 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013064341A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103573640A (zh) * | 2013-10-31 | 2014-02-12 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 旋转式压缩机 |
-
2011
- 2011-09-16 JP JP2011202623A patent/JP2013064341A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103573640A (zh) * | 2013-10-31 | 2014-02-12 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 旋转式压缩机 |
CN103573640B (zh) * | 2013-10-31 | 2015-10-28 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 旋转式压缩机 |
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