JP2016200006A - 井戸ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】タンクカバー内にこもる熱を外部へ逃がすことができる井戸ポンプを提供する。
【解決手段】圧力タンク1と、圧力タンク1の上方に設けられたポンプ装置部2と、ポンプ装置部2を覆うための開口部を設けた樹脂製のタンクカバー3とを備えた井戸ポンプであって、タンクカバー3は、圧力タンク1に溶接された金具6により、タンクカバー3の下端部と圧力タンク1との間に一定の隙間7が保持された状態で、圧力タンク1の上部に固定されるという構成にしたことにより、ポンプ装置部2を覆うための開口部と配線取り出し用スリット以外にはタンクカバー3に開口がない構造であっても、生産コストが比較的安い樹脂製のタンクカバー3を使用し、タンクカバー3内にこもる熱を外部へ逃がすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェスコポンプ、タンクカバー付き浅井戸自動ポンプなどの井戸ポンプに関する。
従来、圧力タンクと、圧力タンクの上方に設けられたポンプ装置部と、ポンプ装置部を覆うための開口部を設けたタンクカバーとを備えた井戸ポンプが知られている。
ポンプ装置部は電動機とポンプ部とからなり、ポンプ部は電動機により駆動される羽根車を内包している。
この種のポンプは、特許文献1に示されている様に、電動機の駆動軸に接続されたウェスコポンプの羽根車を回転させて、水を圧力タンクに設けられた吸込み口から吸込み、ポンプ部を解して圧力タンクに貯めた後、吐出し口から吐出させるものである。
特開2004−84510号公報
上記従来の井戸ポンプのタンクカバーは、ポンプ装置部を覆うための開口部と約20mm×40mm(或いは約10〜30mm×30〜50mm)の配線取り出し用のスリットが設けられている。
しかし、上記開口部は、圧力タンクの上方のポンプ装置部を覆うための開口部であるため、圧力タンクの上方に取り付けられると、上記開口部がおよそ全面的に塞がれることになる。このため、タンクカバーの内と外との十分な通気性を確保することは困難である。
また、上記スリットは、配線取り出し用のスリットであるため、タンクカバーの内と外との十分な通気性を確保するのは困難である。
このような従来の井戸ポンプでは、上記開口部と上記スリット以外には開口がないため、駆動用電動機の自己発熱による熱がタンクカバー内にこもることになる。
この対策として、電動機を大型化して熱容量を増やしたり、或いは生産コストはかかるが熱伝導のよい金属製のタンクカバーを使用したりする必要があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、ポンプ装置部を覆うための開口部と配線取り出し用スリット以外にはタンクカバーに開口がない構造であっても、生産コストが比較的安い樹脂製のタンクカバーを使用し、タンクカバー内にこもる熱を外部へ逃がすことができる井戸ポンプを提供することを目的とする。
本発明の井戸ポンプは、上記目的を達成するために、圧力タンクと、前記圧力タンクの上方に設けられたポンプ装置部と、前記ポンプ装置部を覆うための開口部を設けた樹脂製のタンクカバーとを備えた井戸ポンプであって、前記ポンプ装置部は電動機とポンプ部とからなり、前記ポンプ部は前記電動機により駆動される羽根車を内包し、前記タンクカバーは、前記圧力タンクに溶接された金具により、前記タンクカバーの下端部と前記圧力タンクとの間に一定の隙間が保持された状態で、前記圧力タンクの上部に固定されるとしたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、圧力タンクと、前記圧力タンクの上方に設けられたポンプ装置部と、前記ポンプ装置部を覆うための開口部を設けた樹脂製のタンクカバーとを備えた井戸ポンプであって、前記ポンプ装置部は電動機とポンプ部とからなり、前記ポンプ部は前記電動機により駆動される羽根車を内包し、前記タンクカバーは、前記圧力タンクに溶接された金具により、前記タンクカバーの下端部と前記圧力タンクとの間に一定の隙間が保持された状態で、前記圧力タンクの上部に固定されることにより、タンクカバー内の空気を外部と交換できるようにすることにより電動機周辺の雰囲気温度を低下させ、電動機の自己発熱の放熱効率を上げ、電動機の飽和温度を下げるという作用を有するので、ポンプ装置部を覆うための開口部と配線取り出し用スリット以外にはタンクカバーに開口がない構造であっても、生産コストが比較的安い樹脂製のタンクカバーを使用し、タンクカバー内にこもる熱を外部へ逃がすことができるという効果を得ることができる。
また、電動機の熱容量を増やす必要がないため、電動機の体格を小さくできるという効果も有する。
本発明の実施の形態1の井戸ポンプを示す図 図1の部分aの拡大図 図1の部分bの拡大図 本発明の実施の形態2の井戸ポンプを示す図 図4の部分cの拡大図 図4の部分dの拡大図 本発明の実施の形態3の井戸ポンプを示す図 図7の部分eの拡大図 図7の部分fの拡大図
本発明の請求項1に記載の井戸ポンプは、圧力タンクと、前記圧力タンクの上方に設けられたポンプ装置部と、前記ポンプ装置部を覆うための開口部を設けた樹脂製のタンクカバーとを備えた井戸ポンプであって、前記ポンプ装置部は電動機とポンプ部とからなり、前記ポンプ部は前記電動機により駆動される羽根車を内包し、前記タンクカバーは、前記圧力タンクに溶接された金具により、前記タンクカバーの下端部と前記圧力タンクとの間に一定の隙間が保持された状態で、前記圧力タンクの上部に固定されるという構成を有する。
これにより、タンクカバー内の空気を外部と交換できるようにすることにより電動機周辺の雰囲気温度を低下させ、電動機の自己発熱の放熱効率を上げ電動機の飽和温度を下げるという作用を有するので、電動機の熱容量を増やす必要がなく電動機の体格を小さくできる。
また、前記タンクカバーは、前記金具を介して前記圧力タンクの上部に固定され、前記圧力タンクと前記タンクカバーは接触していないという構成にしてもよい。
これにより、タンクカバー内の空気を外部と良好に交換できるための隙間を確実に確保することができる。
また、前記タンクカバーは配線取り出し用のスリットが設けられ、前記タンクカバーは前記開口部と前記スリット以外には開口が設けられていないという構成にしてもよい。
これにより、本来、通気性を確保することが困難な構造であっても、本発明を適用することにより、タンクカバー内にこもる熱を外部へ良好に逃がすことができる井戸ポンプを提供できる。
また、前記圧力タンク及び前記タンクカバーは円筒形状であり、前記タンクカバーの円筒下端部の内径は前記圧力タンクの円筒上部の外径よりも大きく、前記タンクカバーは、前記タンクカバーの円筒下端部と前記圧力タンクの円筒上部が重なる位置で、前記圧力タンクの上部に固定されるという構成にしてもよい。
これにより、水や埃などがタンクカバー内へ進入しにくくすることができるため、ポンプ装置部の製品寿命を長くすることができる。
また、前記圧力タンク及び前記タンクカバーは円筒形状であり、前記タンクカバーの円筒側面には曲げ部が設けられ、前記曲げ部より下の部分の前記タンクカバーの内径は、前記曲げ部より上の部分の前記タンクカバーの内径よりも大きいという構成にしてもよい。
これにより、隙間に進入した空気は、途中で空間が狭くなる狭窄部を通ることになるため、水や埃などがタンクカバー内へ進入しにくくすることができる。
また、前記曲げ部より上の前記タンクカバーの前記円筒側面の内径は、前記圧力タンクの円筒上部の外径よりも小さいという構成にしてもよい。
これにより、隙間が途中で狭くなる狭窄部をさらに狭く形成することができるため、さらに、水や埃などがタンクカバー内へ進入しにくくすることができる。
また、前記タンクカバーの円筒側面に設けられる前記曲げ部の高さ位置は、前記圧力タンクの頂点の高さよりも低い位置であるという構成にしてもよい。
これにより、上方に向かって緩やかに凸形状となっている圧力タンクの上面に合わせて、効果的に狭窄部を形成できるため、さらに、水や埃などがタンクカバー内へ進入しにくくすることができる。
また、前記圧力タンク及び前記タンクカバーは円筒形状であり、前記タンクカバーの円筒下端部の内径は前記圧力タンクの円筒上部の外径と等しいという構成にしてもよい。
これにより、水や埃などがタンクカバー内へ進入しにくくすることができる。
また、前記圧力タンク及び前記タンクカバーは円筒形状であり、前記タンクカバーの円筒下端部の内径は前記圧力タンクの円筒上部の外径よりも20〜80mm大きく、前記タンクカバーは、前記タンクカバーの円筒下端部と前記圧力タンクの円筒上部が重なる位置で、前記圧力タンクの上部に固定されるという構成にしてもよい。
これにより、水や埃などがタンクカバー内へ進入しにくくすることができるため、ポンプ装置部の製品寿命を長くすることができる。
また、前記タンクカバーの円筒下端部の内径は前記圧力タンクの円筒上部の外径よりも25〜40mm大きいという構成にしてもよい。
これにより、さらに、水や埃などがタンクカバー内へ進入しにくくすることができる。
また、前記金具の個数は3つであるという構成にしてもよい。
これにより、金具を最小限の個数使用するだけでタンクカバーを安定して固定できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1の井戸ポンプを図1〜図3に示す。図1は井戸ポンプの全体を示す図、図2は図1の部分aの拡大図、図3は図1の部分bの拡大図である。
なお、本実施の形態の図面は、タンクカバー3が断面図となっているが、タンクカバー3以外の構成は断面図ではなく正面図となっている図面である。
図1に示すように、井戸ポンプは、圧力タンク1と、圧力タンク1の上方に設けられたポンプ装置部2と、ポンプ装置部2を覆うための開口部を設けた樹脂製のタンクカバー3とを備える。
タンクカバー3には、ポンプ装置部2を覆う開口部と、約20mm×40mm(或いは約10〜30mm×30〜50mm)の配線取り出し用のスリット(不図示)とが設けられているが、該開口部と該スリット以外には開口が設けられていない。
ポンプ装置部2は電動機4とポンプ部5とからなる。
ポンプ部5は電動機4により駆動される羽根車8を内包する。
タンクカバー3は、圧力タンク1に溶接された金具6により、タンクカバー3の下端部と圧力タンク1との間に一定の隙間7が保持された状態で、金具6を介して圧力タンク1の上部に固定される。
具体的には、タンクカバー3は、金具6を介して圧力タンク1に固定されているため、圧力タンク1から宙に浮かした位置で固定される。このため、圧力タンク1とタンクカバー3は直接接触しておらず、タンクカバー3の下端部と圧力タンク1との間に一定の隙間7が形成されることになる。
なお、金具6は水平方向の幅が20〜40mmであるため、タンクカバー3の下端部に設けられたポンプ装置部2を覆うための開口部の全周よりも十分小さく、金具6によって隙間7がふさがれることはない。
本実施の形態の井戸ポンプによれば、上記構成により、タンクカバー3内の空気を外部と交換でき、タンクカバー3の内と外との十分な通気性を確保することができる。このため、電動機4周辺の雰囲気温度を低下させ、電動機4の自己発熱の放熱効率を上げ、電動機4の飽和温度を下げることができる。
また、電動機4の熱容量を増やす必要がないため、電動機4の体格を小さくすることができる。
なお、本実施の形態の圧力タンク1及びタンクカバー3は、円筒形状以外の場合も含まれるが、円筒形状であることが好ましい。圧力タンク1及びタンクカバー3が円筒形状である場合、さらに、タンクカバー3の円筒下端部の内側の直径(内径)は圧力タンク1の円筒上部の外側の直径(外径)と等しいと、水や埃などがタンクカバー3内へ進入しにくくすることができるため、好ましい。
(実施の形態2)
実施の形態2の井戸ポンプを図4〜図6に示す。図4は井戸ポンプの全体を示す図、図5は図4の部分cの拡大図、図6は図4の部分dの拡大図である。
なお、本実施の形態の図面は、タンクカバー23が断面図となっているが、タンクカバー23以外の構成は断面図ではなく正面図となっている図面である。
実施の形態1と同じ構成については、同一の番号を付し、詳細な説明を省略する。
図4に示すように、井戸ポンプは、圧力タンク21と、圧力タンク21の上方に設けられたポンプ装置部2と、ポンプ装置部2を覆うための開口部を設けた樹脂製のタンクカバー23とを備える。
タンクカバー23には、ポンプ装置部2を覆う開口部と、約20mm×40mm(或いは約10〜30mm×30〜50mm)の配線取り出し用のスリット(不図示)とが設けられているが、該開口部と該スリット以外には開口が設けられていない。
タンクカバー23は、圧力タンク21に溶接された金具26により、タンクカバー23の下端部と圧力タンク21との間に一定の隙間27が保持された状態で、金具26を介して圧力タンク21の上部に固定される。
具体的には、タンクカバー23は、金具26を介して圧力タンク21に固定されているため、圧力タンク21から宙に浮かした位置で固定される。このため、圧力タンク21とタンクカバー23は直接接触しておらず、タンクカバー23の下端部と圧力タンク21との間に一定の隙間27が形成されることになる。
特に、圧力タンク21及びタンクカバー23は円筒形状であり、タンクカバー23の円筒下端部の内側の直径(内径)は圧力タンク21の円筒上部の外側の直径(外径)よりも20〜80mm大きくなっている。
これにより、タンクカバー23は、タンクカバー23の円筒下端部と圧力タンク21の円筒上部(圧力タンク21の側面の上部)が重なる位置で、圧力タンク21の上部に金具26によって固定することができる。
具体的には、図6に示すように、タンクカバー23の下端部は、タンクカバー23の円筒下端部と圧力タンク21の円筒上部(圧力タンク21の側面の上部)とが水平方向に重なる重なり部分Aを有している。
本実施の形態の井戸ポンプによれば、上記構成により、隙間27が重なり部分Aを含んでいるため、実施の形態1の効果に加えて、さらに、水や埃などがタンクカバー23内へ進入しにくくすることができる。
このように、本実施の形態の井戸ポンプの放熱構造によれば、水や埃などがタンクカバー23内へ進入しにくくすることができるため、ポンプ装置の製品寿命を長くすることができる。
なお、タンクカバー23の円筒下端部の内径は圧力タンク21の円筒上部の外径よりも20〜80mm大きくした例を示したが、25〜40mm大きくした方が水や埃などがタンクカバー23内へさらに進入しにくくすることができるため、好ましい。
(実施の形態3)
実施の形態3の井戸ポンプを図7〜図9に示す。図7は井戸ポンプの全体を示す図、図8は図7の部分eの拡大図、図9は図7の部分fの拡大図である。
なお、本実施の形態の図面は、タンクカバー33が断面図となっているが、タンクカバー33以外の構成は断面図ではなく正面図となっている図面である。
実施の形態1と同じ構成については、同一の番号を付し、詳細な説明を省略する。
図7に示すように、井戸ポンプは、圧力タンク21と、圧力タンク21の上方に設けられたポンプ装置部2と、ポンプ装置部2を覆うための開口部を設けた樹脂製のタンクカバー33とを備える。
タンクカバー33には、ポンプ装置部2を覆う開口部と、約20mm×40mm(或いは約10〜30mm×30〜50mm)の配線取り出し用のスリット(不図示)とが設けられているが、該開口部と該スリット以外には開口が設けられていない。
タンクカバー33は、圧力タンク21に溶接された金具36により、タンクカバー33の下端部と圧力タンク21との間に一定の隙間37が保持された状態で、金具36を介して圧力タンク21の上部に固定される。
具体的には、タンクカバー33は、金具36を介して圧力タンク21に固定されているため、圧力タンク21から宙に浮かした位置で固定される。このため、圧力タンク21とタンクカバー33は直接接触しておらず、タンクカバー33の下端部と圧力タンク21との間に一定の隙間37が形成されることになる。
圧力タンク21及びタンクカバー33は円筒形状であり、タンクカバー33の円筒下端部の内側の直径(内径)は圧力タンク21の円筒上部の外側の直径(外径)よりも20〜80mm大きくなっている。
特に、図9に示すように、タンクカバー33の円筒側面には、曲げ部41が設けられている。曲げ部41を境界にして、曲げ部41より下の部分のタンクカバー33の内径は、曲げ部41より上の部分のタンクカバー33の内径よりも大きくなっている。そして、タンクカバー33の円筒下端部の内径を圧力タンク21の円筒上部の外径よりも20〜80mm大きくしている。
タンクカバー33の円筒側面に曲げ部41が設けられているため、隙間37に進入した空気は、途中で空間が狭くなる狭窄部42を通り、タンクカバー33の内部に進入することになる。
本実施の形態の井戸ポンプによれば、上記構成により、曲げ部41および狭窄部42が設けられているため、実施の形態1の効果に加えて、さらに、水や埃などがタンクカバー33内へ進入しにくくすることができる。
さらに、本実施の形態では、実施の形態2と同様に、タンクカバー33は、タンクカバー33の円筒下端部と圧力タンク21の円筒上部(圧力タンク21の側面の上部)が重なる位置で、圧力タンク21の上部に金具36によって固定してもよい。
具体的には、図9に示すように、タンクカバー33の下端部は、タンクカバー33の円筒下端部と圧力タンク21の円筒上部(圧力タンク21の側面の上部)とが水平方向に重なる重なり部分Aを有していてもよい。これにより、隙間37が重なり部分Aを含んでいるため、さらに、水や埃などがタンクカバー33内へ進入しにくくすることができる。
このように、本実施の形態の井戸ポンプの放熱構造によれば、水や埃などがタンクカバー33内へ進入しにくくすることができるため、ポンプ装置部2の製品寿命が長くすることができる。
なお、曲げ部41より上のタンクカバー33の円筒側面の内径は、圧力タンク21の円筒上部の外径よりも小さいことが好ましい。この構成であれば、隙間37が途中で狭くなる狭窄部42をさらに狭く形成することができるため、さらに、水や埃などがタンクカバー33内へ進入しにくくすることができる。
また、狭窄部42を効果的に形成するために、タンクカバー33の円筒側面に設けられる曲げ部41の高さ位置は、圧力タンク21の頂点の高さよりも低い位置であることが好ましい。この構成であれば、上方に向かって緩やかに凸形状となっている圧力タンク21の上面に合わせて、効果的に狭窄部42を形成できるため、さらに、水や埃などがタンクカバー33内へ進入しにくくすることができる。
また、タンクカバー33の円筒下端部の内径は圧力タンク21の円筒上部の外径よりも20〜80mm大きくした例を示したが、25〜40mm大きくした方が水や埃などがタンクカバー33内へさらに進入しにくくすることができるため、好ましい。
また、本実施の形態では重なり部分Aを有する例を示したが、重なり部分Aは必須の構成ではない。タンクカバー33の下端部を図7〜9に示す位置よりも高くして、重なり部分Aをなくした場合であっても、依然として曲げ部41が設けられているため、実施の形態1の効果に加えて、さらに、水や埃などがタンクカバー33内へ進入しにくくできる効果を有する。
また、本実施の形態の曲げ部41の構造は、実施の形態1にも適用できる。実施の形態1の図1〜図3では、番号付けを行っていないが、曲げ部41に相当する曲げ部が開示されている。
また、実施の形態1〜3において、金具6、26、36は、それぞれの実施の形態で、3つ用いることが好ましい。これにより、金具6、26、36を最小限の個数使用するだけでタンクカバー3、23、33を安定して固定できる。ただし、金具6、26、36は3つより多く用いてもよい。
本発明にかかる井戸ポンプは、熱を外部へ逃がすことができるものであるので、ウェスコポンプ、タンクカバー付き浅井戸自動ポンプ等の井戸ポンプとして有用である。
1 圧力タンク
2 ポンプ装置部
3 タンクカバー
4 電動機
5 ポンプ部
6 金具
7 隙間
8 羽根車
21 圧力タンク
23 タンクカバー
26 金具
27 隙間
33 タンクカバー
36 金具
37 隙間
41 曲げ部
42 狭窄部
A 重なり部分

Claims (12)

  1. 圧力タンクと、
    前記圧力タンクの上方に設けられたポンプ装置部と、
    前記ポンプ装置部を覆うための開口部を設けた樹脂製のタンクカバーとを備えた井戸ポンプであって、
    前記ポンプ装置部は電動機とポンプ部とからなり、
    前記ポンプ部は前記電動機により駆動される羽根車を内包し、
    前記タンクカバーは、前記圧力タンクに溶接された金具により、前記タンクカバーの下端部と前記圧力タンクとの間に一定の隙間が保持された状態で、前記圧力タンクの上部に固定されることを特徴とする井戸ポンプ。
  2. 前記タンクカバーは、前記金具を介して前記圧力タンクの上部に固定され、
    前記圧力タンクと前記タンクカバーは接触していないことを特徴とする請求項1に記載の井戸ポンプ。
  3. 前記タンクカバーは配線取り出し用のスリットが設けられ、
    前記タンクカバーは前記開口部と前記スリット以外には開口が設けられていないことを特徴とする請求項1又は2に記載の井戸ポンプ。
  4. 前記圧力タンク及び前記タンクカバーは円筒形状であり、
    前記タンクカバーの円筒下端部の内径は前記圧力タンクの円筒上部の外径よりも大きく、
    前記タンクカバーは、前記タンクカバーの円筒下端部と前記圧力タンクの円筒上部が重なる位置で、前記圧力タンクの上部に固定されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の井戸ポンプ。
  5. 前記圧力タンク及び前記タンクカバーは円筒形状であり、
    前記タンクカバーの円筒側面には曲げ部が設けられ、
    前記曲げ部より下の部分の前記タンクカバーの内径は、前記曲げ部より上の部分の前記タンクカバーの内径よりも大きいことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の井戸ポンプ。
  6. 前記タンクカバーは、前記タンクカバーの円筒下端部と前記圧力タンクの円筒上部が重なる位置で、前記圧力タンクの上部に固定されることを特徴とする請求項5に記載の井戸ポンプ。
  7. 前記曲げ部より上の前記タンクカバーの前記円筒側面の内径は、前記圧力タンクの円筒上部の外径よりも小さいことを特徴とする請求項5又は6に記載の井戸ポンプ。
  8. 前記タンクカバーの円筒側面に設けられる前記曲げ部の高さ位置は、前記圧力タンクの頂点の高さよりも低い位置であることを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載の井戸ポンプ。
  9. 前記圧力タンク及び前記タンクカバーは円筒形状であり、
    前記タンクカバーの円筒下端部の内径は前記圧力タンクの円筒上部の外径と等しいことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の井戸ポンプ。
  10. 前記圧力タンク及び前記タンクカバーは円筒形状であり、
    前記タンクカバーの円筒下端部の内径は前記圧力タンクの円筒上部の外径よりも20〜80mm大きく、
    前記タンクカバーは、前記タンクカバーの円筒下端部と前記圧力タンクの円筒上部が重なる位置で、前記圧力タンクの上部に固定されることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の井戸ポンプ。
  11. 前記タンクカバーの円筒下端部の内径は前記圧力タンクの円筒上部の外径よりも25〜40mm大きいことを特徴とする請求項10に記載の井戸ポンプ。
  12. 前記金具の個数は3つであることを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載の井戸ポンプ。
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