JP2016197556A - 点灯装置、照明装置および看板装置 - Google Patents

点灯装置、照明装置および看板装置 Download PDF

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Abstract

【課題】可視光通信の送信機能を持つ隣接する光源間で平均照度の差を低減し、違和感を抑制する点灯装置を提供する。【解決手段】転送装置3は、光源に電力を供給する駆動回路30と、光源10と直列に接続されたスイッチ20と、第1区間においてスイッチのオンおよびオフによる可視光通信のためのパルス変調を制御し、第2区間においてパルス変調を休止させる制御部40とを備え、制御部40は、第1区間における平均電流値を、第2区間における平均電流値に合わせるように、駆動回路30から光源10へ供給されるパルス状電流の高い方の値であるピーク値を制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、点灯装置、照明装置、および、複数の照明装置を備える看板装置に関する。
特許文献1は、電流駆動型の半導体発光素子を変調駆動可能な半導体発光素子用電源において、電圧の制御が可能な電圧源と、半導体発光素子を流れる平均電流を検出する平均電流検出回路とを有し、平均電流検出回路によって検出した平均電流が略一定となるように電圧源の出力電圧を制御する半導体発光素子用電源を開示している。これにより、半導体発光素子を変調駆動した場合(つまり可視光によるデータ伝送する場合)でも、変調駆動しない場合でも、半導体発光素子の平均発光量をほぼ一定となるようにしている。
特開2006−120910号公報
しかしながら、特許文献1は、平均電流検出回路によって検出した平均電流をフィードバックすることにより半導体発光素子の平均発光量をほぼ一定となるようにしているため、発光量の変動を抑えられない場合がある。例えば、データ伝送する期間とデータ伝送しない期間とが交互に繰り返される場合、フィードバック系の応答速度が遅い場合には、発光量の変動が残ってしまい、視覚的にちらつきが生じることもあり得るという問題がある。
また、可視光通信の送信機能を持つ複数の光源を含む集合看板を想定すると、データ伝送している照明装置と、データ伝送を休止している照明装置との間で明るさの違いが目立ち、違和感を生じさせるという問題がある。
本発明は、可視光通信の送信機能を持つ隣接する光源間で平均照度の差を低減し、違和感を抑制する点灯装置、照明装置および看板装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る点灯装置の一形態は、光源に電力を供給する駆動回路と、前記光源と直列に接続されたスイッチと、第1区間において前記スイッチのオンおよびオフによる可視光通信のためのパルス変調を制御し、第2区間において前記パルス変調を休止させる制御部とを備え、前記制御部は、前記第1区間における平均電流値を、前記第2区間における平均電流値に合わせるように、前記駆動回路から前記光源へ供給されるパルス状電流の高い方の値であるピーク値を制御する。
また、本発明の照明装置の一形態は、前記点灯装置と前記光源とを備える。
また、本発明の看板装置の一形態は、前記照明装置複数台と、複数台の前記照明装置のそれぞれに可視光通信を指示する制御装置とを備え、前記複数台の照明装置のそれぞれは、前記光源により発光する平面発光部を有し、前記複数台の照明装置は、集合看板として配列される。
本発明に係る点灯装置、照明装置および看板装置によれば、可視光通信の送信機能を持つ隣接する光源間で平均照度の差を低減し、違和感を抑制する。
図1は、実施の形態1における看板装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、実施の形態1における看板装置の一例を示す外観図である。 図3は、実施の形態1における照明装置の構成例を示すブロック図である。 図4は、実施の形態1における変調区間および休止区間のそれぞれで光源を流れる電流波形例を示すタイムチャートである。 図5は、実施の形態1における制御部の処理例を示すフローチャートである。 図6は、実施の形態2における光源を流れる電流波形例を示すタイムチャートである。 図7は、実施の形態3におけるパルス変調例を示すタイムチャートである。 図8は、実施の形態4における変調区間および休止区間のそれぞれの光源を流れる電流波形例を示すタイムチャートである。 図9は、実施の形態5における照明装置の構成例を示すブロック図である。 図10は、比較例における変調区間および休止区間のそれぞれの電流波形例を示すタイムチャートである。 図11は、実施の形態5における抑制部の構成例を示すブロック図である。 図12は、実施の形態5における抑制部の動作を示すタイムチャートである。 図13は、実施の形態1における複数の照明装置2の排他制御の一例を示すタイムチャートである。 図14は、照明装置の他の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示す。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明する。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1に係る点灯装置、照明装置および看板装置について説明する。
[1.1 看板装置の構成]
図1は、実施の形態1における看板装置1の構成例を示すブロック図である。また、看板装置1は、図1に示すように、複数の照明装置2と制御装置4とを備える。
複数の照明装置2のそれぞれは、可視光通信(VLC(Visible Light Communication)とも呼ぶ)の送信機能および発光面を有する面発光装置である。複数の照明装置2は、集合看板として二次元状に配列される。
制御装置4は、例えばPC(パーソナルコンピュータ)であり、複数の照明装置2と通信線で接続され、通信線を介して看板装置1に各種コマンドを送信することにより看板装置1の調光および可視光通信を制御する。各種コマンドは、例えば、調光レベルを指示するコマンド、可視光通信の実施を指示するコマンドを含む。なお、制御装置4と複数の照明装置2との通信は、有線であっても無線であってもよい。また、制御装置4は、複数の照明装置2に対して可視光通信の送信機能の排他制御を行う。この排他制御において、制御装置4は、複数の照明装置2のそれぞれに対して、所定の方向に隣接する照明装置2と排他的に送信機能を実行するよう制御し、所定の方向以外の方向に隣接する照明装置2と同時に送信機能を実行することを許容する。所定の方向は、左右方向、上下方向、斜め方向の何れかであり、隣接する照明装置2同士が所定の方向での重なりが最も大きくなるような方向を任意に定めればよい。
このような排他制御は、隣接する照明装置2からの光信号の誤認識を低減し、ユーザが情報を認識するまでの読み取り速度の劣化を低減するためである。
図1において、複数の照明装置2のそれぞれは、光源10と駆動回路30と制御部40とを備える。なお、図中の複数の照明装置2を特に区別する場合は、パネルA1、A2、・・・、C3と呼ぶ。
光源10は、パネル状の発光体である。光源10は、例えば、板状の透明樹脂板と、複数のLED(Light Emitting Diode)とを備える。複数のLEDは、透明樹脂板の背面または側面から光を入射し、透明樹脂板の表面全体を発光させる。透明樹脂板の表面には、看板として、例えば、店舗の案内表示が描かれる。なお、光源10は、透明樹脂板と複数のLEDの組合せに限らず、有機EL(Electro-Luminescence)発光パネルであってもよく、可視光通信可能な発光体であればよい。
駆動回路30は、制御部40からの指示(アナログ調光信号)に従って光源10に調光レベルに応じた値の電力を供給し、また、制御部40の指示(パルス変調信号)に従って可視光通信の送信機能としてパルス変調を行う。このパルス変調は、例えば、電子情報技術産業協会(JEITA)規格の「可視光IDシステム」(CP−1222)にて定められた4PPM(4値パルス位置変調)でよい。この4PPMでは、例えば1シンボル時間が0.416mS、1スロット時間が0.104mSである。1シンボルが2ビットを表すので、ビットレートは4.8kbpsである。本実施例でのパルス変調は、点灯時間比率を大きくするために、上記の4PPMを反転させたI4PPM(反転4値パルス位置変調)であるものとする。
制御部40は、マイコンであり、制御装置4からのコマンドに従って、アナログ調光信号とパルス変調信号とを駆動回路30に指示する。アナログ調光信号は、調光レベルを示す信号であり、かつ、定電流の大きさを示す信号である。パルス変調信号は、上記のI4PPMの信号である。パルス変調は、制御装置4からのコマンドに指示された区間に実施される。パルス変調が実施される区間を変調区間、パルス変調が実施されない区間を休止区間と呼ぶ。以下では、変調区間は第1区間、休止区間は第2区間とも呼ぶ。
また、制御部40は、制御装置4からコマンドに従って、変調区間と休止区間とを繰り返えすように駆動回路30を制御する。その際、制御部40は、変調区間における平均電流値を、休止区間における平均電流値に合わせるように、駆動回路30から前記光源10へ供給されるパルス状電流の高い方の値であるピーク値を制御する。具体的には、制御部40は、変調区間の開始時にピーク値を増加させるように駆動回路30を制御し、休止区間の開始時に前記ピーク値を元に戻すように駆動回路30を制御する。例えば、制御部40は、変調区間におけるピーク値として、休止区間における平均電流値を、パルス変調のデューティ比で除算した値にするよう制御する。ここで、デューティ比は、パルス変調信号のデューティ比であり、光源10の電流をオンおよびオフするスイッチの(オン時間/(オン時間+オフ時間))に相当する。上記のI4PPMでは、デューティ比は、75%の一定値である。この場合、休止区間における平均電流値を、デューティ比で除算した値は、休止区間における平均電流値の1.33倍となる。
このような変調区間の電流ピーク値の制御により、照明装置2における変調区間と休止区間での平均照度の差を低減し、違和感を抑制することができる。しかも、制御部40は、平均電流値を検出して電流値を制御するフィードバック方式ではなく、変調区間および休止区間それぞれの開始時点において駆動回路30を制御するので、応答遅延による変動やちらつきを抑制することができる。
なお、パルス変調がI4PPM以外で、デューティ比が一定でない場合は、平均的なディーティ比を予め推定しておき、一定であると仮定した推定値を用いてもよい。
[1.2 看板システムの構成]
次に、本実施の形態における看板システムの構成について説明する。
図2は、実施の形態1における看板システムの一例を示す外観図である。図2のように、看板システムは、看板装置1と複数の携帯装置5とを備える。
複数の照明装置2は、図2では、複数の発光面が3×3の行列状に配置されているが、配列は行列状に限らない。例えば、フロアのレイアウトに合わせた形状、大きさおよび配置であってもよい。また、各発光面の大きさは同じでなくてもよい。
携帯装置5は、例えば、スマートフォン、タブレット型端末装置であり、カメラを有し、カメラにより可視光通信を受信する。
また、図2の看板装置1は、複数の照明装置2(面発光装置)の配列の表面に、可視光通信の受信を誘引するアイコンまたは案内文を有する誘引表示部(1a等)を有する。
誘引表示部1a〜1eのそれぞれは、例えば、「可視光通信実施中、スマホで詳しい添付情報を受信可能」、「アプリを起動してお好みの店舗看板にカメラを向けて下さい」、「スマホを縦にして店舗看板を撮ろう。お勧めメニューが見られます」、「スマホを横にして店舗看板にカメラをかざそう。」、「可視光通信対応」等々の誘引文またはアイコンを含む。これにより、携帯装置5のユーザは、詳しい店舗情報として、例えば、店舗のURL(Uniform Resource Locator)、店内画像、お勧めメニュー、料金、空席の有無、待ち時間、割引クーポン、等を得ることができる。
誘引表示部1a〜1cのように、複数の誘引表示部が発光面同士の間に略等間隔で配置されていてもよい。
[1.3 照明装置の構成]
次に、面発光装置としての照明装置2の構成について説明する。
図3は、実施の形態1における照明装置2のより詳細な構成例を示すブロック図である。同図のように照明装置2は、光源10と点灯装置3とを備える。
光源10は、既に説明したように、パネル状の発光体である。
点灯装置3は、スイッチ20、抵抗21、駆動回路30、制御部40、電源部50を備える。
スイッチ20は、駆動回路30から光源10に供給される電流をオンおよびオフする。このオンおよびオフは、光源10からの可視光をパルス変調する。このパルス変調は、例えば、既に説明したI4PPMである。
抵抗21は、スイッチ20と並列に接続され、光源10と直列に接続される。抵抗21は、スイッチ20がオフのときに光源10に電流を流すことができる。上記のパルス変調では、スイッチ20のオンおよびオフに対応して光源10を「暗い発光」と「明るい発光」の2状態を高速に切り替える。抵抗21の抵抗値に応じて「暗い発光」のレベルを定めることができる。可視光を100%変調する場合(「暗い発光」を「発光なし」にする場合)、抵抗21は備える必要がない。なお、抵抗21の代わりにLEDを備えてもよい。
駆動回路30は、第1受信部31、電流制御部32、定電流回路33、第2受信部34、変調部35を備える。
第1受信部31は、制御部40からアナログ調光信号を受信し、電流制御部32に調光レベルを指示する。
電流制御部32は、第1受信部31から指示された調光レベルに従って、定電流回路33が光源10に供給すべき定電流の大きさを定電流回路33に指示する。
定電流回路33は、電流制御部32から指示された大きさの定電流を光源10に供給する。
第2受信部34は、制御部40から可視光通信用のパルス変調信号を受信し、当該パルス変調信号のレベルを変換して変調部35に出力する。
変調部35は、第2受信部34からのパルス変調信号に従って、スイッチ20のオンおよびオフさせるスイッチ駆動信号をスイッチ20に出力する。
制御部40は、既に説明したように、制御装置4からのコマンドに従って、アナログ調光信号およびパルス変調信号を生成し、駆動回路30に出力する。
電源部50は、AC(Alternating Current)−DC(Direct Current)コンバータつまり交流―直流変換器であり、PFC(Power Factor Correction)回路(力率改善回路)および高調波低減回路を含む。
次に、変調区間(第1区間)および休止区間(第2区間)において光源10に供給される電流について説明する。
図4は、実施の形態1における変調区間および休止区間での光源10の電流波形の例を示すタイムチャートである。図4の(a)は、変調区間の平均電流値を休止期間の電流値に合わせた場合のタイムチャートである。図4の(b)は、変調区間の平均電流値を休止期間の電流値に合わせない場合のタイムチャートである。
図4の(a)(b)のように、休止区間では、可視光通信のためのパルス変調が実施されていない。休止区間では、定電流回路33から定電流が光源10に供給される。この定電流の大きさは、制御装置4からの調光レベルを指示するコマンドに従って、制御部40、第1受信部31および電流制御部32によって可変である。
図4の(a)(b)のように、変調区間では、パルス変調が実施される。このパルス変調は、制御部40からのパルス変調信号に従ってスイッチ20のオンおよびオフによって実施される。
図4の(a)では、変調区間の平均電流値を休止期間の電流値に合わせるために、電流ピーク値を増加させている。これは、パルス変調区間の開始時に、制御部40が、調光レベルを、休止区間の調光レベルを変調区間のデューティで除算した値に変更するようにアナログ調光信号を出力することにより実現される。こうすれば、休止区間および変調区間の周期が長い場合や、変調が深い場合(100%変調等)でも、休止区間と変調区間との平均的な明るさを同じにするので、視覚上のちらつきを抑制することができる。
一方、図4の(b)では、変調区間の電流ピーク値が、休止区間の平均電流値を同じである。そのため、休止区間と変調区間との明るさの差異が視覚上のちらつきとして目立つことがある。ちらつきを低減するためには、休止区間と変調区間の繰り返し周波数を高くすればよい。例えば、この周波数が60Hz以上であれば、視覚上のちらつきを抑制することができる。なお、この周波数をあえて低速(例えば30Hz以下)にしてもよい。こうすれば、視覚上のちらつきを発生させることにより看板装置1中の可視光通信しているパネルを明示することができる。
[2.1 照明装置の動作]
以上のように構成された看板装置1についてその動作を説明する。
図5は、実施の形態1における制御部40の処理例を示すフローチャートである。
まず、照明装置2は、電源投入直後の初期状態において可視光通信を休止している(S0)。つまり、変調部35は、初期状態において変調と停止している。この状態で、制御部40は、制御装置4から可視光通信の実施を指示するコマンドを受信したとき(S1でyes)、可視光通信を開始または再開する、つまり、休止区間から変調区間に移行する(S2)。さらに、制御部40は、変調区間の長さである時間T1が経過したとき(S3でyes)、可視光通信を停止する、つまり、変調区間から休止区間に移行する(S4)。これにより、照明装置2は、上記コマンドの受信から時間T1の期間だけ変調区間として可視光通信を実施し、変調区間以外は休止区間として可視光通信を実施しない。
次に、ステップS2における休止区間から変調区間への移行について詳しく説明する。ステップS2において、制御部40は、現在の調光レベルに対応する目標電流値を決定する、つまり、休止区間において現に駆動回路30から光源10に供給されている電流値を決定する(S21)。制御部40は、決定した目標電流値をパルス変調のデューティ比で除算する(S22)。この除算値は、I4PPMの場合は、目標電流値の1.33倍になる。さらに、制御部40は、除算値をアナログ調光信号に反映し、駆動回路30に出力する。これにより、駆動回路30から光源10に供給される電流は、休止区間における平均電流値を、変調区間のパルス変調信号のデューティ比で除算した値になる。I4PPMの場合は1.33倍になる。さらに、制御部40は、可視光通信のパルス変調を開始または再開する(S24)。
さらに、ステップS4における変調区間から休止区間への移行について詳しく説明する。ステップS4において、制御部40は、可視光通信のパルス変調を停止する(S41)。さらに、直前の休止区間における調光レベルに対応する目標電流値を決定する(S42)。この決定は、ステップS21の目標電流値を保存しておいた値を用いてもよいし、現在(変調区間)の目標電流値に上記のデューティ比を乗算した値を用いてもよい。さらに、制御部40は、ステップS42で決定した目標電流値をアナログ調光信号に反映し、駆動回路30に出力する(S43)。これにより、駆動回路30から光源10に供給される電流の値は直前の休止区間と同じ値に戻ることになる。
このようにして、制御部40は、変調区間における平均電流値を、休止区間における平均電流値に合わせるように、駆動回路30から前記光源10へ供給されるパルス状電流の高い方の値であるピーク値を制御する。こうすれば、照明装置2において第1区間と第2区間での平均照度の差を低減し、違和感を抑制することができる。しかも、制御部40は、平均電流値を検出して電流値を制御するフィードバック方式ではなく、変調区間および休止区間それぞれの開始時点において駆動回路30を制御するので、応答遅延による変動やちらつきを抑制することができる。
なお、パルス変調は、変調度が100%、つまりI4PPMで点灯状態と消灯状態を用いているが、100%以外でもよい。また、I4PPMの代わりにInPPM(nは2以上の整数)でもよいし、他のパルス変調であってもよい。
また、照明装置2は内照式に限らず、外照式であってもよい。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2に係る看板装置および看板システムについて説明する。本実施の形態における看板装置1の構成は、実施の形態1と同じでよい。本実施の形態では、特に変調区間(第1区間)および休止区間(第2区間)の時間について規定する。
図6は、実施の形態2における光源を流れる電流波形例を示すタイムチャートである。同図では、負荷電流、パルス変調信号およびアナログ調光信号を示している。
負荷電流は、負荷つまり光源10を流れる電流である。実施の形態1で説明したように、変調区間における電流ピーク値が、変調区間における平均電流値を、休止における平均電流値に合わせるように、設定されている。
パルス変調信号およびアナログ調光信号は、制御部40から駆動回路30に出力される。
同図において、変調区間をT1秒、休止区間をT2秒とする。本実施の形態では、1/(T1+T2)は60Hz以上である。こうすれば、変調区間および休止区間の明るさの差による視覚上のちらつきを低減し、目立たなくすることができる。
(実施の形態3)
以下、実施の形態3に係る看板装置および看板システムについて説明する。本実施の形態における看板装置1の構成は、実施の形態1とほぼ同じであるが、I4PPMにおける反転パルスの幅がスロット幅よりも短い点が異なっている。以下異なる点を中心に説明する。
図7は、実施の形態3におけるパルス変調例を示すタイムチャートである。図7の(a)は実施の形態1に対応し、図7の(b)は実施の形態3に対応する。
図7の(a)では、パルス変調信号は反転4値パルス位置変調(I4PPM)信号であり、1シンボル期間は4スロットに等分されている。1スロット期間wは1シンボル期間の1/4である。反転パルスの幅は1スロット期間wと等しい。
これに対して、図7の(b)のパルス変調信号もI4PPM信号であるが、反転パルスの幅vは、1スロット期間wよりも短い。具体的には、反転パルスの幅vは、1スロット期間wの1/2〜1/3程度である。例えば、1スロット期間wが0.104mSである場合、反転パルスの幅vは、0.05mSでよい。制御部40は、パルス変調信号における反転パルスの前縁(立下りエッジ)および後縁(立ち上がりエッジ)の少なくとも一方の位置を調整することによって、反転パルス幅vを1スロット時間wよりも短くする。
こうすれば、図7の(b)における電流ピーク値と平均電流値との差分D2は、図7の(a)における電流ピーク値と平均電流値との差分D1よりも小さくなる。言い換えれば、パルス変調信号のデューティ比は図7の(b)の方が大きく、電流ピーク値を小さくすることができる。つまり、休止区間から変調区間への移行に際して、駆動回路30から光源10に供給される電流の変動を小さくし(つまり差分D2<差分D1)、電流変動に起因するちらつき、および周辺との明るさの違いによる違和感を低減することができる。ここでいう、ちらつきは、主に休止区間から変調区間への移行時のパルス波形に生じるオーバーシュートに起因するものを含む。
(実施の形態4)
次に、実施の形態4に係る看板装置および看板システムについて説明する。本実施の形態における看板装置1の構成は、実施の形態1とほぼ同じであるが、変調区間(第1区間)で電流ピーク値を大きくする制御をしない点と、休止区間(第2区間)で変調区間(第1区間)におけるパルス変調の周波数とは異なる周波数で、かつ、パルス変調と同じデューティ比になるように、スイッチ20のオンおよびオフを制御する点とが異なっている。以下異なる点を中心に説明する。
図8は、実施の形態4における変調区間および休止区間のそれぞれの光源を流れる電流波形例を示すタイムチャートである。
まず、変調区間で電流ピーク値を大きくする制御をしないことから、制御部40から駆動回路30に出力されるアナログ調光信号は、変調区間でも休止区間でも同じ信号である。その結果、図8のように、変調区間および休止区間の電流ピーク値は同じ大きさになる。
また、制御部40が、休止区間でもスイッチ20のオンおよびオフを制御することから、休止区間でも負荷電流はパルス列になる。このパルス列は、変調区間におけるパルス変調の周波数とは異なる周波数で、かつ、同じデューティ比になるように制御される。その結果、変調区間および休止区間の平均電流値は同じ大きさになる。
これによれば、変調区間における電流ピーク値を制御することなく、変調区間と休止区間での平均照度の差を低減し、視覚上の違和感を抑制することができる。
また、制御部40は、休止区間において、可視光通信において無効と判定されるパルス列を発生させるようにスイッチ20のオンおよびオフを制御する。こうすれば、休止区間におけるパルス列が可視光通信のデータとして誤って受信されるのを回避することができる。
(実施の形態5)
次に、実施の形態5に係る看板装置および看板システムについて説明する。
図9は、実施の形態5における照明装置2の構成例を示すブロック図である。同図の看板装置1は、図3と比べて、電流検出部33aおよび抑制部36が追加された点が異なる。以下異なる点を中心に説明する。
電流検出部33aおよび抑制部36は、休止区間から変調区間への移行時に負荷電流に発生しやすいオーバーシュートを抑制するために設けられている。
図10は、比較例における変調区間および休止区間のそれぞれの電流波形例を示すタイムチャートである。同図では、負荷電流、パルス変調信号、アナログ調光信号の波形を示している。オーバーシュートは、回路構成に依存するが、各信号の立ち上がりエッジのそれぞれで、大なり小なり発生し得る。特に、休止区間から変調区間への移行時の立ち上がりエッジは、変動が大きいので大きなオーバーシュートが生じやすい。図10では、休止区間から変調区間への移行時の立ち上がりエッジのオーバーシュートを模式的に強調して示している。
電流検出部33aは、光源10に供給される電流値を検出する。
抑制部36は、休止区間から変調区間への切り替え時に検出された電流値をサンプルホールドし、ホールド値と指令値信号との差分に基づいて光源10に供給するパルス状電流のオーバーシュートを抑制する。ここで、指令値信号は、既に説明したアナログ調光信号に対応し、駆動回路30が光源10に供給すべき電流の大きさを示す信号である。
次に、抑制部36の詳細な構成例について説明する。
図11は、実施の形態5における抑制部36の構成例を示すブロック図である。同図のように抑制部36は、増幅回路361、サンプルホールド回路362、誤差増幅回路363を備える。図11および図9のa、b、c、dは、電流検出値、スイッチ駆動信号、指令値信号、抑制後の指令値信号にそれぞれ付与されている。
増幅回路361は、電流検出部33aによって検出された電流検出値を増幅する。
サンプルホールド回路362は、増幅回路361からの増幅された電流検出値を、スイッチ駆動信号の立ち下り(スイッチ20がオンからオフになるタイミング)でサンプルし、サンプルした値をホールドする。
誤差増幅回路363は、制御部40からの指令値信号と、サンプルホールド回路362にホールドされた値との誤差を増幅し、抑制後の指令値として定電流回路33に出力する。
これにより、スイッチ20がオンからオフになるタイミングで電流検出値をサンプルし、当該電流検出値をホールドすることにより、スイッチ20がオフからオンになるタイミングでは、誤差増幅回路363には、急激に変化する電流検出値(つまりオーバーシュートをもつ電流検出値)そのものではなく、ホールドされた値がフィードバックされる。その結果、スイッチ20がオフからオンになるタイミングで生じるオーバーシュートを抑制することができる。
図12は、実施の形態5における抑制部36の動作を示すタイムチャートである。同図は、変調区間T1および休止区間T2における、スイッチ駆動信号a、電流検出値b、サンプルホールド回路362の出力値A(ホールド値)、およびパルス変調信号を示す。電流検出値aは、立ち上がりにオーバーシュートが生じやすいが、サンプルホールド回路362の出力値Aは、破線枠に示すように、立下りでサンプルホールドした値であるため、電流検出値aの急変が抑制されている。誤差増幅回路363から出力される指令値の急変も抑制され、光源10に流れる負荷電流そのものの急変を抑制する。
以上のように、本実施の形態の看板装置1によれば、休止区間から変調区間に光源10に流れる負荷電流のオーバーシュートを抑制し、オーバーシュートによる視覚上のちらつきを抑制することができる。
(変形例)
なお、上記各実施の形態において、制御装置4は、複数の照明装置2のそれぞれを、隣接する照明装置2と排他的に送信機能を実行するように排他制御をしてもよい。
図13は、複数の照明装置2の排他制御の一例を示すタイムチャートである。図13左側には、図1および図2の複数の照明装置2(ここでは、パネルA1〜A3、B1〜B3、C1〜C3と呼ぶ)の配列を示してある。図13右側には、パネル毎の変調区間(同図の「ID送信」の区間)を示すタイムチャートを示す。
制御装置4は、上記の複数のパネルをグループに分類して記憶している。同図ではグループG1はパネルA1、B3、C2からなる。グループG2は、パネルA2、B1、C3からなる。グループG3は、パネルA3、B2、C1からなる。このグループ分けは、上記の(A)および(B)を満たす。つまり、グループG1〜G3はそれぞれ、複数のパネルのそれぞれが、上下左右に隣接するパネルと排他的に送信機能を実行するようにグループ分けされている。
制御装置4は、時刻t1にグループG1に属するパネルA1、B3、C2に対して変調の開始を指示するコマンドを送信する。これにより、パネルA1、B3、C2は休止区間から変調区間に移行する。この変調区間では、パネルA1、B3、C2のそれぞれの上下左右に隣接する他のパネルは休止区間になっている。その後、パネルA1、B3、C2のそれぞれは、一定時間経過後に変調区間から休止区間に移行する。一定時間は、t2−t1以下の時間である。
さらに、制御装置4は、時刻t2にグループG2に属するパネルA2、B1、C3に対して変調の開始を指示するコマンドを送信する。これにより、パネルA2、B1、C3は休止区間から変調区間に移行する。この変調区間では、パネルA2、B1、C3のそれぞれの上下左右に隣接する他のパネルは休止区間になっている。その後、パネルA2、B1、C3のそれぞれは、一定時間経過後に変調区間から休止区間に移行する。
さらに、制御装置4は、時刻t3にグループG3に属するパネルA3、B2、C1に対して変調の開始を指示するコマンドを送信する。これにより、パネルA3、B2、C1は休止区間から変調区間に移行する。この変調区間では、パネルA3、B2、C1のそれぞれの上下左右に隣接する他のパネルは休止区間になっている。その後、パネルA3、B2、C1のそれぞれは、一定時間経過後に変調区間から休止区間に移行する。
時刻t4以降も制御装置4は、上記t1〜t3のコマンド送信を同様にして繰り返す。
このように、制御装置4は、排他制御に対応するグループを記憶しておき、変調区間の開始を指示するコマンドをグループ毎に送信するだけで、簡単に排他制御を実現することができる。これにより、可視光通信の受信に際して、誤認識を低減し、ユーザが情報を認識するまでの読み取り速度の劣化を低減することができる。
なお、変調区間から休止区間への移行は、一定時間後ではなく、制御装置4からのコマンドをトリガーにしてもよい。また、グループ毎の変調区間の長さは、同じでなくてもよく、グループ毎に異なっていてもよい。
なお、図3の照明装置2は、定電流回路33の代わりに定電圧回路を備える構成としてもよい。この場合の照明装置2の構成例について説明する。
図14は、照明装置2の他の構成例を示すブロック図である。図14の照明装置2は、図3と比べて、電流制御部32、定電流回路33および光源10のの代わりに電圧制御部32a、定電圧回路33bおよび光源10aを備える点とが異なる。以下、異なる点を中心に説明する。
電圧制御部32aは、第1受信部31から指示された調光レベルに従って、定電圧回路33bが光源10aに供給すべき定電圧の大きさを定電圧回路33bに指示する。
定電圧回路33bは、光源10aに定電圧を供給する。たたし、この定電圧は、電圧制御部32aから指示された大きさの電圧に制御される。
光源10aは、並列に接続された複数の発光回路10bを備える。各発光回路10bは、複数のLEDと抵抗素子とを備える。複数のLEDおよび抵抗素子は直列に接続されている。抵抗素子は発光回路10bを流れる電流制限用に設けられる。
駆動回路30は、図3のような定電流回路33を有する構成であっても、図14のような定電圧回路33aを有する構成であっても、調光レベルに応じた大きさの電力を光源10または光源10aに供給する。
なお、図14の照明装置2は、図9に示した電流検出部33aおよび抑制部36を備える構成としてもよい。この場合、電圧制御部32aの出力信号つまり、定電圧の大きさを指示する信号を、定電流の大きさを指示する信号に換算すればよい。
以上のように実施の形態に係る看板装置1は、光源に電力を供給する駆動回路30と、光源(10または10a)と直列に接続されたスイッチ20と、第1区間においてスイッチのオンおよびオフによる可視光通信のためのパルス変調を制御し、第2区間においてパルス変調を休止させる制御部40とを備え、制御部40は、第1区間における平均電流値を、第2区間における平均電流値に合わせるように、駆動回路30から光源(10または10a)へ供給されるパルス状電流の高い方の値であるピーク値を制御する。
この構成によれば、照明装置2において第1区間と第2区間での平均照度の差を低減し、違和感を抑制することができる。
ここで、制御部40は、第1区間および第2区間を周期的に繰り返すように駆動回路30およびスイッチ20を制御してもよい。
この構成によれば、照明装置2において第1区間と第2区間での平均照度の差によって生じる視覚上のちらつきを低減し、違和感を抑制することができる。
ここで、制御部40は、第1区間の開始時にピーク値を増加させるように駆動回路30を制御し、第2区間の開始時にピーク値を元に戻すように駆動回路30を制御してもよい。
この構成によれば、制御部は、平均電流値を検出して電流値を制御するフィードバック方式ではなく、第1区間および第2区間それぞれの開始時点において駆動回路30を制御するので、応答遅延による変動やちらつきを抑制することができる。
ここで、制御40部は、第1区間におけるピーク値は、第2区間における平均電流値を、第1区間のパルス変調信号のデューティ比で除算した値にするよう制御してもよい。
この構成によれば、パルス変調信号のデューティ比を一定の値として扱うことができるので、第1区間および第2区間それぞれの開始時点において高い精度でよく電流を制御することができる。
ここで、制御部40は、第2区間において、第1区間におけるパルス変調の周波数とは異なる周波数で、かつ、パルス変調と同じデューティ比にするように、スイッチ20のオンおよびオフを制御してもよい。
この構成によれば、第1区間における電流ピーク値を制御することなく、第1区間と第2区間での平均照度の差を低減し、違和感を抑制することができる。
ここで、制御部40は、第2区間において、可視光通信において無効なパルス列を発生させるようにスイッチ20のオンおよびオフを制御してもよい。
この構成によれば、第2区間におけるパルス列が可視光通信のデータとして誤って受信されるのを回避することができる。
ここで、制御部40は、第1区間および第2区間を周期的に発生させ、第1区間をT1秒、第2区間をT2秒とするとき、1/(T1+T2)は60Hz以上にしてもよい。
この構成によれば、第1区間および第2区間の明るさの差による視覚上のちらつきを低減する事ができる。
ここで、パルス変調は、1シンボルの値が複数個のスロットにおける反転パルスの位置で表される反転パルス位置変調であり、反転パルスの幅がスロット幅よりも短くしてもよい。
この構成によれば、パルス変調信号のデューティ比を大きくするので、第1区間における照度を高めることができる。
ここで、制御部40は、駆動回路30が光源10に供給すべき電流の大きさを示す指令値信号を駆動回路30に出力し、駆動回路30は、光源に供給される電流値を検出する電流検出部33aと、第2区間から第1区間への切り替え時に検出された電流値をサンプルホールドし、ホールド値と指令値信号との差分に基づいて光源に供給するパルス状電流のオーバーシュートを抑制する抑制部36とを備えてもよい。
この構成によれば、オーバーシュートによる視覚上のちらつきを抑制することができる。
また、各実施の形態に係る照明装置は、上記の点灯装置と光源とを備える。
また、各実施の形態に係る看板装置は、上記の照明装置2複数台と、複数台の照明装置2のそれぞれに可視光通信を指示する制御装置4とを備え、複数台の照明装置2は、集合看板として配列される。
以上、本発明に係る看板装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、実施の形態及び変形例における一部の構成要素を任意に組み合わせて構築される別の形態も、本発明の範囲内に含まれる。
1 看板装置
2 照明装置
3 点灯装置
4 制御装置
10、10a 光源
20 スイッチ
30 駆動回路
33a 電流検出部(検出部)
36 抑制部
40 制御部

Claims (11)

  1. 光源に電力を供給する駆動回路と、
    前記光源と直列に接続されたスイッチと、
    第1区間において前記スイッチのオンおよびオフによる可視光通信のためのパルス変調を制御し、第2区間において前記パルス変調を休止させる制御部とを備え、
    前記制御部は、前記第1区間における平均電流値を、前記第2区間における平均電流値に合わせるように、前記駆動回路から前記光源へ供給されるパルス状電流の高い方の値であるピーク値を制御する
    点灯装置。
  2. 前記制御部は、前記第1区間および前記第2区間を周期的に繰り返すように前記駆動回路および前記スイッチを制御する
    請求項1に記載の点灯装置。
  3. 前記制御部は、前記第1区間の開始時に前記ピーク値を増加させるように前記駆動回路を制御し、前記第2区間の開始時に前記ピーク値を元に戻すように前記駆動回路を制御する
    請求項2に記載の点灯装置。
  4. 前記制御部は、前記第1区間における前記ピーク値は、前記第2区間における平均電流値を、前記第1区間のパルス変調信号のデューティ比で除算した値にするよう制御する
    請求項1〜3の何れか1項に記載の点灯装置。
  5. 前記制御部は、前記第2区間において、前記第1区間におけるパルス変調の周波数とは異なる周波数で、かつ、前記パルス変調と同じデューティ比にするように、前記スイッチのオンおよびオフを制御する
    請求項1に記載の点灯装置。
  6. 前記制御部は、前記第2区間において、前記可視光通信において無効なパルス列を発生させるように前記スイッチのオンおよびオフを制御する
    請求項5に記載の点灯装置。
  7. 前記制御部は、前記第1区間および第2区間を周期的に発生させ、
    前記第1区間をT1秒、前記第2区間をT2秒とするとき、1/(T1+T2)は60Hz以上である
    請求項1〜4の何れか1項に記載の点灯装置。
  8. 前記パルス変調は、1シンボルの値が複数個のスロットにおける反転パルスの位置で表される反転パルス位置変調であり、
    前記反転パルスの幅がスロット幅よりも短い
    請求項1〜7の何れか1項に記載の点灯装置。
  9. 前記制御部は、前記駆動回路が前記光源に供給すべき電流の大きさを示す指令値信号を前記駆動回路に出力し、
    前記駆動回路は、
    前記光源に供給される電流値を検出する検出部と、
    前記第2区間から前記第1区間への切り替え時に検出された電流値をサンプルホールドし、ホールド値と前記指令値信号との差分に基づいて前記光源に供給するパルス状電流のオーバーシュートを抑制する抑制部とを備える
    請求項1〜8の何れか1項に記載の点灯装置。
  10. 請求項1に記載の点灯装置と前記光源とを備える照明装置。
  11. 請求項10に記載の照明装置複数台と、
    複数台の前記照明装置のそれぞれに可視光通信を指示する制御装置とを備え、
    前記複数台の照明装置は、集合看板として配列される
    看板装置。
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