JP6184776B2 - 可視光通信システム - Google Patents

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    • H04B10/11Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum
    • H04B10/114Indoor or close-range type systems
    • H04B10/116Visible light communication

Description

本発明は、可視光通信システムに関する。
従来より、短距離無線通信の規格としてIrDA[infrared data association]が広く一般に知られている。
なお、本発明に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
特開2012−099009号公報
しかしながら、IrDAは赤外光を用いて通信を行うので、赤外光以外の可視光をセット側またはモジュール側で遮断する必要があり、専用の赤外光通信モジュールが必要であった。また、現状IrDAは海外で殆ど使用されていないことから、世界統一モデルの電子機器には適用し難いという一面もあった。
なお、近年では赤外光に代えて可視光を用いた可視光通信システムも提案されている。しかしながら、電子機器に可視光通信機能を実装するための具体的な手法については、種々検討の余地があった。
例えば、電子機器に可視光通信機能を実装する際、最も単純な手法は、専用の可視光通信モジュールを別途組み込むことである。しかしながら、このような手法では、電子機器の大型化やコストアップを招くという課題があった。
本発明は、本願の発明者らにより見出された上記の問題点に鑑み、送信側ないし受信側となる電子機器の大型化やコストアップを抑えることのできる可視光通信システム、並びに、これに用いられる電子機器及びその制御プログラムを提供することを目的とする。
本明細書中に開示された可視光通信システムは、表示部を含む第1電子機器と、照度センサを含む第2電子機器と、を有し、前記表示部から出力される可視光を前記照度センサで検出することにより、前記第1電子機器と前記第2電子機器との間で可視光通信を行う構成(第1の構成)とされている。
上記第1の構成から成る可視光通信システムにおいて、前記第1電子機器は、可視光通信によるデータ送信時に送信データに応じて前記表示部の点消灯制御を行う構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第2の構成から成る可視光通信システムにおいて、前記第1電子機器は、可視光通信によるデータ送信時に前記表示部の駆動電流を通常時よりも増大させる構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第2または第3の構成から成る可視光通信システムにおいて、前記第1電子機器は、可視光通信によるデータ送信時に前記表示部で全白画面を表示する構成(第4の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第4いずれかの構成から成る可視光通信システムにおいて、前記第2電子機器は、可視光通信によるデータ受信時か否かに応じて前記照度センサの出力を照度検出及び可視光通信のいずれに用いるかを切り替える構成(第5の構成)にするとよい。
また、本明細書中に開示された電子機器は、表示部と、前記表示部の駆動制御を行う表示駆動部と、可視光通信によるデータ送信時に送信データに応じて前記表示部の点消灯制御を行うように前記表示駆動部を制御する制御部と、を有する構成(第6の構成)とされている。
また、本明細書中に開示された電子機器は、照度センサと、照度検出用の第1受光回路と、可視光通信用の第2受光回路と、前記照度センサの接続先を前記第1受光回路及び前記第2受光回路のいずれか一方に切り替えるセレクタと、可視光通信によるデータ受信時か否かに応じて前記セレクタを制御する制御部と、を有する構成(第7の構成)とされている。
また、本明細書中に開示された電子機器は、表示部と、照度センサと、前記表示部の駆動制御を行う表示駆動部と、照度検出用の第1受光回路と、可視光通信用の第2受光回路と、前記照度センサの接続先を前記第1受光回路及び前記第2受光回路のいずれか一方に切り替えるセレクタと、可視光通信によるデータ送信時に送信データに応じて前記表示部の点消灯制御を行うように前記表示駆動部を制御する一方で前記可視光通信によるデータ受信時か否かに応じて前記セレクタを制御する制御部と、を有する構成(第8の構成)とされている。
なお、上記第6〜第8いずれかの構成から成る電子機器は、携帯機器として供される構成(第9の構成)にするとよい。
また、本明細書中に開示された制御プログラムは、表示部と、照度センサと、前記表示部の駆動制御を行う表示駆動部と、照度検出用の第1受光回路と、可視光通信用の第2受光回路と、前記照度センサの接続先を前記第1受光回路及び前記第2受光回路のいずれか一方に切り替えるセレクタと、前記表示駆動部及び前記セレクタを制御する制御部を有する電子機器用の制御プログラムであって、前記制御部で実行されることにより、可視光通信によるデータ送信時に送信データに応じて前記表示部の点消灯制御を行うように前記表示駆動部を制御する一方で前記可視光通信によるデータ受信時か否かに応じて前記セレクタを制御する手段として、前記制御部を機能させる構成(第10の構成)とされている。
本発明によれば、送信側ないし受信側となる電子機器の大型化やコストアップを抑えることのできる可視光通信システム、並びに、これに用いられる電子機器及びその制御プログラムを提供することが可能となる。
可視光通信システムの一構成例を示す図 電子機器10の一構成例を示すブロック図 第1受光回路14aの一構成例を示す回路図 第2受光回路14bの一構成例を示す回路図 4PPM方式の概要を説明するためのテーブル 駆動電流Idrvの一制御例を示すタイムチャート 可視光通信時の表示例を示すテーブル 可視光通信システムの変形例を示すテーブル
<可視光通信システム>
図1は、可視光通信システムの一構成例を示す図である。本構成例の可視光通信システム1は、電子機器10及び20を含んでおり、両機器間で可視光(図中の実線矢印及び破線矢印を参照)を用いた1:1の双方向通信を行う。
電子機器10及び20は、それぞれ、表示部11及び21と、照度センサ12及び22を含む。なお、図1では、電子機器10及び20として、いずれもスマートフォン(多機能型携帯電話端末)を用いた構成を例示したが、電子機器10及び20としては、その他にもタブレット型情報端末やデジタルカメラなどの携帯機器全般を好適に用いることが可能である。また、後述するように、可視光通信システム1を構成する電子機器として、非携帯機器(据置型テレビや天井照明など)を用いることも何ら妨げられるものではない。
表示部11及び21は、文字や画像などを表示するための手段であり、LCD[liquid crystal display]パネルや、OELD[organic electroluminescence display]パネルなどを用いることができる。
照度センサ12及び22は、周囲の照度を検出する手段であり、フォトダイオードやフォトトランジスタなどを用いることができる。なお、電子機器10及び20は、それぞれ照度センサ12及び22の出力に応じて表示部11及び21の輝度を自動調整する機能を備えている。
ここで、本構成例の可視光通信システム1は、電子機器10の表示部11から出力される可視光(実線矢印を参照)を電子機器20の照度センサ22で検出することにより、電子機器10から電子機器20へのデータ送信を行う一方、電子機器20の表示部21から出力される可視光(破線矢印を参照)を電子機器10の照度センサ12で検出することにより、電子機器20から電子機器10へのデータ送信を行う。
より具体的に述べると、電子機器10及び20は、それぞれ、可視光通信によるデータ送信時に送信データに応じて表示部11及び12の点消灯制御を行うと共に、可視光通信によるデータ受信時か否かに応じて照度センサ12及び22の出力を照度検出及び可視光通信のいずれに用いるかを切り替える。
このような構成とすることにより、電子機器10及び20では、専用の可視光通信モジュールを別途組み込むことなく、表示部11及び21を可視光送信部として利用し、照度センサ12及び22を可視光受信部として利用することができる。従って、電子機器10及び20の大型化やコストアップを招くことのない可視光通信システム1を実現することが可能となる。
なお、上記の双方向通信としては、電子機器10と電子機器20との間で互いにデータ送信を行う場合だけでなく、送信側から受信側へデータ送信を行う際に受信側から送信側へアクノリッジ返信を行う場合なども含まれる。
<電子機器>
図2は電子機器10の一構成例(特に可視光通信機能に関連する部分のみ)を示すブロック図である。本構成例の電子機器10は、表示部11と、照度センサ12と、表示駆動部13と、受光部14と、制御部15とを含む。なお、電子機器20は、電子機器10と同一構成であることから重複した説明は割愛する。
表示部11は、文字や画像などを表示するための手段であり、LCDパネル11aとLED[light emitting diode]バックライト11bを含む。LCDパネル11aは、マトリクス状に配列された液晶素子毎の光透過率を制御することにより、任意の表示像を形成する。LEDバックライト11bは、LCDパネル11aを背面から照射するための白色光を出力する。
照度センサ12は、周囲の照度を検出する手段であり、本構成例ではフォトダイオードが用いられている。照度センサ12は、周囲の照度に応じた光電流Ipdを生成する。なお、図2では、説明の便宜上、照度センサ12をディスクリート部品として描写したが、照度センサ12は、受光部14と共に単一のパッケージ(ないしはモジュール)に集約することも可能である。
表示駆動部13は、表示部11の駆動制御を行う手段であり、LCDドライバ13aとLEDドライバ13bを含む。LCDドライバ13aは、制御部15からの指示に応じてLCDパネル11aの駆動制御を行う。LEDドライバ13bは、制御部15からの指示に応じてLEDバックライト11bの駆動制御を行う。
受光部14は、照度センサ12で生成された光電流Ipdを検出する手段であり、第1受光回路14aと、第2受光回路14bと、セレクタ14cと、を含む。第1受光回路14aは、照度検出用の受光回路であり、光電流Ipdから照度検出信号S1を生成する。第2受光回路14bは、可視光通信用の受光回路であり、光電流Ipdから受信データS2を生成する。セレクタ14cは、制御部15からの指示に応じて照度センサ12の接続先を第1受光回路14a及び第2受光回路14bのいずれか一方に切り替える。
制御部15は、電子機器10を統括的に制御する手段であり、マイコン15aと可視光通信IC15bを含む。マイコン15aは、不図示の映像ソースから入力される表示データに応じてLCDドライバ13aを制御する機能や、第1受光回路14aから入力される照度検出信号S1に応じてLEDバックライト11bの輝度を自動調整する機能を備えている。また、マイコン15aは、不図示のメモリから所定の制御プログラム(可視光通信機能実装プログラム)を読み出して実行することにより、可視光通信IC15bの動作を制御すると共に、可視光通信IC15bとの間で可視光通信データ(送信データ及び受信データ)の授受を行う機能も備えている。
可視光通信IC15bは、可視光通信機能に特化した半導体装置であり、可視光通信によるデータ送信時には、マイコン15aから入力される送信データに応じてLEDバックライト11bの点消灯制御を行うようにLEDドライバ13bを制御する機能を備えている。また、可視光通信IC15bは、可視光通信によるデータ受信時か否かに応じてセレクタ14cを制御する機能も備えている。さらに、可視光通信IC15bは、第2受光回路14bから入力される受信データS2をマイコン15aに伝達する機能も備えている。
<第1受光回路>
図3は、第1受光回路14aの一構成例を示す回路図である。本構成例の第1受光回路14aは、本構成例の第1受光回路14aは、オペアンプa1と、キャパシタa2と、A/D[analogue to digital]コンバータa3と、を含む。
オペアンプa1の非反転入力端(+)は基準電位端に接続されている。オペアンプa1の反転入力端(−)は、セレクタ14cを介して照度センサ12に接続されている。オペアンプa1の反転入力端(−)と出力端との間には、キャパシタa2が接続されている。オペアンプa1の出力端は、A/Dコンバータa3の入力端に接続されている。A/Dコンバータa3の出力端は、照度検出信号S1の出力端に相当する。
上記構成から成る第1受光回路14aは、照度センサ12で生成される光電流Ipdを積分して照度検出信号S1を生成する。このような構成とすることにより、光電流Ipdの中長期的な変動を抽出して、周囲の照度に応じた照度検出信号S1を生成することが可能となる。
<第2受光回路>
図4は、第2受光回路14bの一構成例を示す回路図である。本構成例の第2受光回路14bは、シュミットトリガb1と、抵抗b2と、キャパシタb3と、を含む。
抵抗b2の第1端は、電源端に接続されている。抵抗b2の第2端とキャパシタb3の第1端は互いに接続されており、その接続ノード(電圧信号Vpdの印加端)は、セレクタ14cを介して照度センサ12に接続されている。キャパシタb3の第2端は、シュミットトリガb1の入力端に接続されている。シュミットトリガb1の出力端は、受信データS2の出力端に相当する。
上記構成から成る第2受光回路14bは、光電流Ipdに応じた電圧信号Vpdをシュミットトリガb1に入力して受信データS2を生成する。すなわち、受信データS2は、電圧信号Vpdがシュミットトリガb1の閾値電圧よりも高いときにハイレベルとなり、電圧信号Vpdがシュミットトリガb1の閾値電圧よりも低いときにローレベルとなる。このような構成とすることにより、非常に短い周期でパルス駆動される光電流Ipdから受信データS2を生成することが可能となる。
<駆動電流制御>
次に、可視光通信時(データ送信時)におけるLEDバックライト11bの駆動電流制御(点消灯制御)について詳述する。図5は、4値パルス位置変調方式(以下では、4PPM[4 pulse position modulation]方式と呼ぶ)の概要を説明するためのテーブルであり、左から順に、送信データ(2ビットデータ)、4PPMデータ、及び、LEDバックライト11bに流れる駆動電流Idrvの波形が描写されている。
図5で示したように、4PPM方式では、所定の周期T(例えば500ns)を4つの期間に均等分割し、パルス位置(パルス生成期間)を4通りに切り替えることにより、2ビットの送信データを伝達する。より具体的に述べると、送信データが「00」であれば4PPMデータが「1000」となり、1番目(最先)の分割期間に駆動電流Idrvが流される。送信データが「01」であれば4PPMデータが「0100」となり、2番目の分割期間に駆動電流Idrvが流される。送信データが「10」であれば4PPMデータが「0010」となり、3番目の分割期間に駆動電流Idrvが流される。送信データが「11」であれば4PPMデータが「0001」となり、4番目(最後)の分割期間に駆動電流Idrvが流される。
このように、4PPM方式によってLEDバックライト11bの駆動電流Idrvを制御すれば、周期T毎に2ビットの送信データを出力することが可能となる。
図6は、駆動電流Idrvの一制御例を示すタイムチャートである。4PPM方式でLEDバックライト11bの駆動電流Idrvを制御する場合、駆動電流Idrvのオンデューティ(所定の周期Tに占める駆動電流Idrvのオン期間の割合)が1/4となる。そのため、通常時(時刻t1以前)に設定されていた駆動電流Idrvの電流値を何ら変化させずに可視光通信を開始した場合、可視光通信時(時刻t1〜t2)に表示部11の輝度が大きく低下してユーザに違和感を感じさせてしまう。
上記の不具合を解消するためには、可視光通信によるデータ送信時においてLEDバックライト11bの駆動電流Idrvを通常時よりも増大させることが望ましい。例えば、通常時(時刻t2〜t3)に設定されていた駆動電流Idrvの電流値を100%とした場合、可視光通信によるデータ送信時(時刻t3〜t4)には、その4倍(400%)の駆動電流Idrvを流せばよい。このような駆動電流制御を行うことにより、可視光通信の開始前後におけるLEDバックライト11bの輝度変化を解消することができるので、ユーザに違和感を与えずに済む。
なお、LEDバックライト11bの輝度変化を防止するよりも、通信精度の向上や通信距離の延長を優先する場合には、通常時に設定されていた駆動電流Idrvの電流値とは何ら無関係に、LEDバックライト11bに流すことのできる最大の駆動電流Idrvを流すようにすればよい。
<表示制御>
図7は、可視光通信時(データ送信時)の表示例を示すテーブルである。(A)欄では表示部11に進捗表示A1を出力する表示例が描写されている。このような進捗表示A1を出力することにより、ユーザは可視光通信の進捗状況を一目で把握することが可能となる。なお、本表示例を採用する場合には、進捗表示A1が可視光通信の妨げとならないように、その背景を単色表示(好ましくは白色表示)とするなど、進捗表示A1のデザインを工夫することが望ましい。
(B)欄では、表示部11に全白ウィンドウ表示B1を出力する表示例が描写されている。このような全白ウィンドウ表示B1を出力することにより、表示部11の背景色や壁紙画像に依ることなく、表示部11の一部を可視光送信部として専ら利用することが可能となる。なお、全白ウィンドウ表示B1の内部には、可視光通信中である旨のメッセージなどを表示してもよい。
(C)欄では、表示部11に全白フルスクリーン表示C1を出力する表示例が描写されている。このような全白フルスクリーン表示C1を出力することにより、表示部11の全面を可視光送信部として最大限に利用することができるので、通信精度の向上や通信距離の延長を実現することが可能となる。
<変形例>
なお、上記の実施形態では、2台のスマートフォンを用いて双方向の可視光通信を行う構成を例に挙げて説明を行ったが、可視光通信システムの構成は何らこれに限定されるものではなく、種々の変形を行うことが可能である。
図8は、可視光通信システムの変形例を示すテーブルである。(X)欄では、先と同じく、電子機器X1及びX2(スマートフォンなど)の間で双方向の可視光通信(メールアドレスの交換など)を行う構成が例示されている。本構成例の可視光通信システムでは、電子機器X1及びX2のそれぞれが送受信機器として機能する。
本図の(Y)欄では、電子機器Y1(スマートフォンやデジタルカメラなど)から電子機器Y2(据置型テレビなど)に向けて一方向の可視光通信(遠隔操作信号の送信など)を行う構成が例示されている。本構成の可視光通信システムでは、電子機器Y1が送信機器として機能し、電子機器Y2が受信機器として機能する。
本図の(Z)欄では、電子機器Z1(天井照明など)から電子機器Z2(スマートフォンなど)に向けて1:Nの可視光通信(グループ共有データの一斉送信など)を行う構成が例示されている。本構成の可視光通信システムでは、電子機器Z1が送信機器として機能し、電子機器Z2が受信機器として機能する。
<その他の変形例>
また、本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本発明は、例えば、多機能な電子機器(携帯電話端末など)に可視光通信機能を実装する際、その大型化やコストアップを抑えるために利用することが可能である。
1 可視光通信システム
10、20 電子機器
11、21 表示部
11a LCDパネル
11b LEDバックライト
12、22 照度センサ
13 表示駆動部
13a LCDドライバ
13b LEDドライバ
14 受光部
14a 第1受光回路(照度検出用)
14b 第2受光回路(可視光通信用)
14c セレクタ
15 制御部
15a マイコン
15b 可視光通信IC
a1 オペアンプ
a2 キャパシタ
a3 A/Dコンバータ
b1 シュミットトリガ
b2 抵抗
b3 キャパシタ
A1 進捗表示
B1 全白ウィンドウ表示
C1 全白フルスクリーン表示
X1、X2 電子機器(送受信機器)
Y1、Z1 電子機器(送信機器)
Y2、Z2 電子機器(受信機器)

Claims (5)

  1. 表示部と、
    照度センサと、
    照度検出用の照度検出信号を出力する第1受光回路と、
    前記照度検出信号を受信するマイコンと、
    可視光通信用の受信データを出力する第2受光回路と、
    前記受信データを受信する可視光通信コントローラと、
    前記照度センサの接続先を前記第1受光回路及び前記第2受光回路のいずれか一方に切り替えるセレクタと、
    を有し、
    前記可視光通信コントローラは、可視光通信によるデータ受信時に前記照度センサの接続先が前記第2受光回路となるように前記セレクタを制御し、かつ、可視光通信時に前記マイコンから入力される送信データに応じて前記表示部の制御を行い、
    前記マイコンは、前記可視光通信コントローラが前記セレクタを前記照度センサの接続先が前記第1受光回路となるように制御したとき、前記照度検出信号に応じて前記表示部の輝度を調整することを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1受光回路は、前記照度センサで生成される光電流を積分して前記照度検出信号を生成し、
    前記第2受光回路は、前記照度センサで生成される光電流に応じた電圧信号と閾値電圧を比較して前記受信データを生成することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記表示部は、可視光通信開始前の通常時には、所定の駆動電流で動作し、可視光通信時には、前記通常時に設定されていた駆動電流とは無関係に、前記表示部の最大駆動電流で動作することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. 携帯機器として供されることを特徴とする請求項〜請求項のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 表示部と、
    照度センサと、
    照度検出用の照度検出信号を出力する第1受光回路と、
    前記照度検出信号を受信するマイコンと、
    可視光通信用の受信データを出力する第2受光回路と、
    前記受信データを受信する可視光通信コントローラと、
    前記照度センサの接続先を前記第1受光回路及び前記第2受光回路のいずれか一方に切り替えるセレクタと、
    を有する電子機器用の制御プログラムであって、
    前記マイコンで実行されることにより、前記照度検出信号に応じて前記表示部の輝度を調整する手段、可視光通信によるデータ送信時に前記マイコンから出力される送信データに応じて前記表示部の点消灯制御を行うように前記可視光通信コントローラの動作を制御する手段、並びに、前記可視光通信によるデータ受信時か否かに応じて前記セレクタを制御するように前記可視光通信コントローラの動作を制御する手段として、前記マイコンを機能させることを特徴とする制御プログラム。
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