JP2016196318A - 折り畳み容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】指掛凹部を大きくしつつ、底壁と跳ね上げ側壁の係合部分と同じ位置に配置することが可能な折り畳み容器の提供を目的とする。【解決手段】本発明の折り畳み容器10では、跳ね上げ側壁30が、組立状態で、上部フレーム20から垂下して底壁11と係合し、折畳状態で、内側に折り畳まれる。底壁11には、ベース壁12の外縁部から起立して跳ね上げ側壁30の下端部を外側から覆う底部短辺側壁13Bと、底部短辺側壁13Bから内側に突出し且つベース壁12との間に隙間を有する係止突部14と、が備えられ、跳ね上げ側壁30には、係止突部14と係合する下縁係合孔40が設けられている。係止突部14は、底部短辺側壁13Bの一部を内側へ袋状に突出させて形成され、係止突部14の内側部分には、指又はアームを受容するための指掛凹部15が形成されている。【選択図】図10

Description

本発明は、上部フレームに回動可能に連結された跳ね上げ側壁が、組立状態では、上部フレームから垂下して底壁と係合し、折畳状態では、内側に折り畳まれる折り畳み容器に関する。
従来、この種の折り畳み容器として、跳ね上げ側壁の下端部を外側から覆う底部カバー壁を底壁に備え、底部カバー壁から内側に突出した係合突部が、跳ね上げ側壁の下端部に形成された係合凹部と係合するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実公昭58−16501号公報(第2頁左欄第16〜30行、第3図)
ところで、上述した従来の折り畳み容器では、折り畳み容器を持ち上げるときの指やロボットのアームを引っ掛けるための指掛凹部が底壁に形成されることがある。しかしながら、指掛凹部の大きさを、例えば、指やアームが挿入可能な程度の大きさとすると、指掛凹部を係合突部からずらして配置する必要が生じる。また、指掛凹部を係合突部と同じ位置に配置しようとすると、指掛凹部を小さくする必要が生じる。このように、従来の折り畳み容器では、指掛凹部を大きくしつつ、底壁と跳ね上げ側壁の係合部分と同じ位置に配置することが困難であるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、指掛凹部を大きくしつつ、底壁と跳ね上げ側壁の係合部分と同じ位置に配置することが可能な折り畳み容器の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、上部フレームに回動可能に連結された跳ね上げ側壁が、組立状態では、前記上部フレームから垂下して底壁と係合し、折畳状態では、内側に折り畳まれる折り畳み容器において、前記底壁には、平板状のベース壁と、前記ベース壁の外縁部から起立し且つ前記組立状態で前記跳ね上げ側壁の下端部を外側から覆う底部カバー壁と、前記底部カバー壁から内側に突出し且つ前記ベース壁との間に隙間を有する係合突部と、が備えられると共に、前記跳ね上げ側壁の下端部には、前記係合突部と係合する係合凹部が設けられ、前記係合突部は、前記底部カバー壁の一部を内側へ袋状に突出させて形成されると共に、前記係合突部の内側部分には、指又はアームを受容するための指掛凹部が形成されている折り畳み容器である。
請求項2の発明は、前記底壁には、前記指掛凹部の下端開口縁から下方に延びて前記底壁の下面まで延びるガイド溝が形成された請求項1に記載の折り畳み容器である。
請求項3の発明は、前記ベース壁の下面のうち前記係合突部から前記底部カバー壁の幅方向にずれた位置に、指又はアームを引っ掛けるための補助指掛凹部が形成されている請求項1又は2に記載の折り畳み容器である。
[請求項1の発明]
請求項1の発明では、跳ね上げ側壁の下端部に外側から重ねられる底部対向壁の一部を袋状に突出させてなる係合突部が、跳ね上げ側壁の下端部と係合する。そして、その係合突部の内側部分に指掛凹部が形成されているので、係合突部と指掛凹部を跳ね上げ側壁の幅方向で同じ位置に配置しても、係合突部とベース壁との間に隙間を確保しつつ、指掛凹部を大きくすることが可能となる。このように、本発明によれば、指掛凹部を大きくしつつ、底壁と跳ね上げ側壁の係合部分と同じ位置に配置することが可能となる。
[請求項2の発明]
請求項2の発明によれば、ガイド溝を案内にして指又はアームを指掛凹部に挿入し易くすることが可能となる。
[請求項3の発明]
請求項3の発明によれば、指掛凹部に受容される指又はアームとは別の指又はアームを補助指掛凹部に引っ掛けることが可能となる。これにより、折り畳み容器を安定して持ち上げることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る折り畳み容器の斜視図 折畳状態の折り畳み容器の斜視図 底壁を上方から見た斜視図 (A)係止突部の斜視図、(B)指掛凹部の斜視図 底壁を下方から見た斜視図 指掛凹部及び補助指掛凹部の斜視図 跳ね上げ側壁の斜視図 跳ね上げ側壁の下縁係止孔周辺の斜視図 跳ね上げ側壁を内側から見た折り畳み容器の断面図 図9におけるA−A断面図 図9におけるB−B断面図 折畳状態の折り畳み容器の一部破断側面図
以下、本発明の一実施形態を図1〜図12に基づいて説明する。本実施形態の折り畳み容器10は、樹脂の成形品であって、図1に示すように、矩形状の底壁11と、底壁11と略同じ大きさの矩形枠状をなす上部フレーム20と、底壁11と上部フレーム20との間を連絡する側壁10Sと、を備えている。そして、折り畳み容器10は、側壁10Sが折り畳まれることで、図1に示す組立状態から、図2に示す折畳状態となる。
図3に示すように、底壁11は、矩形状のベース壁12の外縁部から底部カバー壁13が起立した構造になっている。ベース壁12は、図5に示す下駄部12Aを下面に備えている。この下駄部12Aは、複数のリブ12Lの周囲を包囲壁12Hで囲んだ構造をなし、ベース壁12の外縁部を除いた略全体に亘って形成されている。
図3に示すように、底部カバー壁13は、底壁11の長辺部11A,11Aに位置する底部長辺側壁13A,13Aと、底壁11の短辺部11B,11Bに位置する底部短辺側壁13B,13Bと、からなる。また、底壁11の長辺部11Aには、ベース壁12から上方に突出した長辺支持突起11ATが設けられている。なお、長辺支持突起11ATの高さは、底部長辺側壁13Aよりも低くなっている。
底部短辺側壁13Bの中央部からは係止突部14が水平内側に突出している。図4(A)に拡大して示すように、係止突部14は、略直方体のブロック状をなし、ベース壁12との間に隙間を有している。係止突部14における底壁11の短辺方向外側の両側部には、係止爪14T,14Tが形成されている。係止爪14Tは、平面視三角形状をなし、水平内側を向いた傾斜ガイド面14Kを有している。なお、本発明では、底部短辺側壁13Bが本発明の「底部カバー壁」に相当し、係止突部14が本発明の「係合突部」に相当する。
図1に示すように、上部フレーム20は、天井壁21の内縁部と外縁部とから内側対向壁22と外側対向壁23とが垂下した溝構造になっていて、外側対向壁23は、内側対向壁22より下方に延ばされている。外側対向壁23は、上部フレーム20の周方向全体に亘って同じ高さになっている。また、上部フレーム20の短辺部20Bにおける内側対向壁22の高さは、長辺部20Aの内側対向壁22の高さよりも低くなっていて、短辺部20Bにおける内側対向壁22の下端は、長辺部20Aにおける内側対向壁22の下端より上方に配置されている。なお、短辺部20Bにおける外側対向壁23の中央部には、折り畳み容器10が図2に示す折畳状態から図1に示す組立状態へ移行するときに、上部フレーム20を持ち上げる指を引っ掛けるための上部指掛凹部23Aが形成されている。
図1に示すように、側壁10Sは、底壁11の短辺部11B,11Bと上部フレーム20の短辺部20B,20Bとの間を連絡する1対の跳ね上げ側壁30,30と、底壁11の長辺部11A,11Aと上部フレーム20の長辺部20A,20Aとの間を連絡する1対の折り曲げ側壁60,60と、からなる。
図1に示すように、折り曲げ側壁60は、上下方向の中央で上側分割側壁61と下側分割側壁65とに2分割されている。上側分割側壁61は、枠状の主板壁62と、主板壁62の内側に配置される透明プレート63と、で構成されている。上側分割側壁61の上端部は、上部フレーム20の各長辺部20A,20Aに回動可能に連結されている。具体的には、上部フレーム20の長辺部20Aには、長辺支持突起20ATが形成され、上側分割側壁61の上端部に備えた回動突部61Tが長辺支持突起20ATの間に配置されると共に、その長辺支持突起20ATに回動可能に連結されている。
また、下側分割側壁65も上側分割側壁61と同様の構成になっていて、下側分割側壁65の下端部は、底壁11の各長辺部11A,11Aに回動可能に連結されている。具体的には、下側分割側壁65の下端部に備えられた図示しない回動突部が、底壁11の長辺部11Aに形成された長辺支持突起11AT(図3参照)の間に配置されると共に、その長辺支持突起11ATに回動可能に連結されている。
上側分割側壁61と下側分割側壁65とは、複数のヒンジ部Hによって回動可能に連結されている。そして、跳ね上げ側壁30,30を折り畳んだ状態で、各折り曲げ側壁60が内側に2つ折りにされると、上側分割側壁61と下側分割側壁65の外面同士が重ね合わされると共に上部フレーム20と底壁11とが互いに接近し、折り畳み容器10が折畳状態になる(図2参照)。また、通常は、折り曲げ側壁60,60は、起立状態の跳ね上げ側壁30,30に当接して2つ折りが規制され、折り畳み容器10が組立状態に保持されている。
図7に示すように、跳ね上げ側壁30は、上側分割側壁61と同様に、枠状の主板壁31と、主板壁31の内側に配置される透明プレート32と、で構成されている。詳細には、主板壁31は、外縁部が屈曲される等して補強された構造になっている。跳ね上げ側壁30の上端部には、複数の回動突部30Tが形成されている。回動突部30Tは、図1に示すように、上部フレーム20の短辺部20Bに形成された短辺支持突起20BTの間に配置されると共に、その短辺支持突起20BTに回動可能に連結される。これにより、跳ね上げ側壁30が、上部フレーム20の短辺部20Bに回動可能に連結される。なお、上部フレーム20において跳ね上げ側壁30の回動中心は、上述した上側分割側壁61の回動中心より上方に位置しており、跳ね上げ側壁30は折畳状態になると折り曲げ側壁60の上方に退避する。
図7に示すように、跳ね上げ側壁30の下縁中央部には、外側に開放した下縁係止孔40が形成され、跳ね上げ側壁30における下縁係止孔40の両脇には、跳ね上げ側壁30の下端縁を上方に陥没させてなる補助係合凹部45,45が形成されている。具体的には、跳ね上げ側壁30の下辺部には、主板壁31から突出した複数のリブ31Lによって、外側に開放した複数の部屋33が横並びにして備えられている。そして、複数の部屋33のうち跳ね上げ側壁30の幅方向中央に配置された中央部屋33Aによって下縁係止孔40が形成され、中央部屋33Aに隣接する中央隣接部屋33B,33Bの底壁を陥没させて、補助係合凹部45,45が形成されている。
図8に示すように、下縁係止孔40は横長矩形状をなし、下縁係止孔40内には、係止突部14の係止爪14T(図4(A)参照)と係止する側壁係止爪51を備えた側壁側係止部50が下縁係止孔40の幅方向に対をなして備えられている。具体的には、下縁係止孔40を形成する中央部屋33Aのうち幅方向で対向する対向支持壁41,41からは、下縁係止孔40の幅方向に弾性変形する弾性伸縮部52が突出し、その弾性伸縮部52の先端部に側壁係止爪51が形成されている。なお、側壁側係止部50は、対向支持壁41の上下方向の中間部から突出し、中央部屋33Aの底壁42及び天井壁43との間に隙間を有して配置されている。
図1に示すように、跳ね上げ側壁30の下端部は、底壁11の底部短辺側壁13Bに内側から当接すると共に、跳ね上げ側壁30の側縁部は、折り曲げ側壁60の側縁部から跳ね上げ側壁30側に直角曲げされた側部ストッパ壁60Sに内側から当接する。これにより、跳ね上げ側壁30が底壁11から直立した起立状態になる。
跳ね上げ側壁30が起立状態になると、図10に示すように、底部短辺側壁13Bから水平内側に突出した係止突部14が、跳ね上げ側壁30の下縁係止孔40(本発明の「係合凹部」に相当する。)に受容される。このとき、係止突部14の係止爪14T(図4(A)参照)と側壁側係止部50の側壁係止爪51(図8参照)とが互いに係止する。また、側部ストッパ壁60S(図1参照)から水平内側に突出した図示しない係止爪が跳ね上げ側壁30の側縁部に形成された係止孔30K(図7参照)内に係止する。これにより、跳ね上げ側壁30が起立状態に保持される。そして、跳ね上げ側壁30の下端部を内側に押し込むように押圧又は殴打することで、係止爪14Tと側壁係止爪51の係止及び図示しない係止爪と係止孔30Kの係止が解除されて跳ね上げ側壁30が上部フレーム20の下端部に収まった折畳状態になる。
ところで、本実施形態の折り畳み容器10では、係止突部14が、図4(B)及び図10に示すように、底部短辺側壁13Bの中央部を内側へ袋状に突出させてなり、係止突部14の内側に、水平外側に開口した指掛凹部15が形成されている。この指掛凹部15には、折り畳み容器10を持ち上げる際の作業者の指やロボットのアームが挿入される。また、図4(B)及び図6に示すように、底部短辺側壁13Bの外面には、指掛凹部15の側部開口15Aの下縁部からベース壁12の下面まで延びたガイド溝16が形成されている。これにより、ガイド溝16を案内にして、指又はアームを指掛凹部15へ誘導することが可能となる。
また、図4(A)、図4(B)及び図11に示すように、底壁11の短辺部11Bのうち係止突部14の両脇には、ベース壁12の一部を上方に隆起させてなる補助突部17T,17Tが形成され、これら補助突部17T,17Tの裏側(下面側)に補助指掛凹部17A,17Aが形成されている。ベース壁12の下面からの補助指掛凹部17Aの陥没深さは、指掛凹部15の上下方向の高さよりも浅くなっている。この補助指掛凹部17Aには、指掛凹部15に挿入される指又はアームとは別の指又はアームが引っ掛けられる。
図9及び図11に示すように、跳ね上げ側壁30が起立状態になると、補助突部17T,17Tは、跳ね上げ側壁30に形成された補助受容凹部45,45に受容される。そして、跳ね上げ側壁30のうち補助受容凹部45,45の間に形成される中央突部46が、1対の補助突部17T,17Tの間に挟まれる。これにより、底壁11に対する跳ね上げ側壁30の幅方向の移動が規制されている。
図12には、折畳状態における折り畳み容器10の底壁11と折り曲げ側壁60の配置関係が示されている。同図に示されるように、折り曲げ側壁60は、底壁11のベース壁12の上に下側分割側壁65が外面を上向きにして重ねられ、その下側分割側壁65の上に上側分割側壁61が外面を下向きにして重ねられた状態となっている。ここで、上述した折り曲げ側壁60の側部ストッパ壁60S(図1参照)は、上側分割側壁61と下側分割側壁65の両方に備えられている。そして、折畳状態で、下側分割側壁65に備えられた側部ストッパ壁60Sがベース壁12と当接することにより、下側分割側壁65がベース壁12の短辺部中央から浮いた状態となり、下側分割側壁65とベース壁12との間に隙間18が形成される。そして、この隙間18に、ベース壁12から突出する補助突部17Tが受容されている。
本実施形態に係る折り畳み容器10の構成に関する説明は以上である。次に、折り畳み容器10の作用効果について説明する。
本実施形態の折り畳み容器10では、跳ね上げ側壁30の下端部に外側から重ねられる底部短辺側壁13Bの一部を袋状に突出させてなる係止突部14が、跳ね上げ側壁30の下縁係止孔40と係合する。そして、その係止突部14の内側部分に指掛凹部15が形成されているので、係止突部14と指掛凹部15を跳ね上げ側壁30の幅方向で同じ位置に配置しても、係止突部14とベース壁12との間に隙間を確保しつつ、指掛凹部15を大きくすることが可能となる。このように、本実施形態の折り畳み容器10によれば、指掛凹部15を大きくしつつ、底壁11と跳ね上げ側壁30の係合部分と同じ位置に配置することが可能となる。
また、本実施形態では、底壁11には、指掛凹部15の下端開口縁から下方に延びて底壁11の下面まで延びるガイド溝16が形成されているので、ガイド溝16を案内にして指又はアームを指掛凹部15に挿入し易くすることが可能となる。しかも、底壁11の短辺部11Bの下面のうち係止突部14からずれた位置には、指又はアームが引っ掛けられる補助指掛凹部17Aが形成されているので、指掛凹部15に受容される指又はアームとは別の指又はアームを補助指掛凹部17Aに引っ掛けることが可能となり、折り畳み容器10を安定して持ち上げることが可能となる。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、補助指掛凹部17A,17Aが指掛凹部15を挟むように、対をなして形成されていたが、一方の補助指掛凹部17Aのみが形成されてもよい。
(2)上記実施形態では、指掛凹部15が底壁11の辺部(短辺部11B)の中央に配置されていたが、底壁11の辺部の中央からずれた位置に配置されていてもよい。
(3)上記実施形態では、指掛凹部15が底壁11の辺部(短辺部11B)に1つだけ形成されていたが、複数形成されてもよい。
(4)上記実施形態では、補助指掛凹部17Aがベース壁12の一部を上方に隆起させて形成されていたが、ベース壁12の下面を陥没させて形成されてもよい。
10 折り畳み容器
11 底壁
12 ベース壁
13B 底部短辺側壁(側部カバー壁)
14 係止突部(係合突部)
15 指掛凹部
16 ガイド溝
17A 補助指掛凹部
30 跳ね上げ側壁
40 下縁係止孔(係合凹部)

Claims (3)

  1. 上部フレームに回動可能に連結された跳ね上げ側壁が、組立状態では、前記上部フレームから垂下して底壁と係合し、折畳状態では、内側に折り畳まれる折り畳み容器において、
    前記底壁には、平板状のベース壁と、前記ベース壁の外縁部から起立し且つ前記組立状態で前記跳ね上げ側壁の下端部を外側から覆う底部カバー壁と、前記底部カバー壁から内側に突出し且つ前記ベース壁との間に隙間を有する係合突部と、が備えられると共に、
    前記跳ね上げ側壁の下端部には、前記係合突部と係合する係合凹部が設けられ、
    前記係合突部は、前記底部カバー壁の一部を内側へ袋状に突出させて形成されると共に、前記係合突部の内側部分に、指又はアームを受容するための指掛凹部が形成されている折り畳み容器。
  2. 前記底壁には、前記指掛凹部の下端開口縁から下方に延びて前記底壁の下面まで延びるガイド溝が形成された請求項1に記載の折り畳み容器。
  3. 前記ベース壁の下面のうち前記係合突部から前記底部カバー壁の幅方向にずれた位置に、指又はアームを引っ掛けるための補助指掛凹部が形成されている請求項1又は2に記載の折り畳み容器。
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