JP2016193743A - 二重容器 - Google Patents

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慎太郎 沓澤
Shintaro Kutsuzawa
慎太郎 沓澤
太郎 圓城寺
Taro Enjoji
太郎 圓城寺
孝行 本田
Takayuki Honda
孝行 本田
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Abstract

【課題】内容物に含まれる香味成分が吸着し難く、内容物の香味が変化することを長期間に渡って抑制することができる二重容器を提供する。【解決手段】内容物が収容されると共にその内容物の減少に伴い減容変形する内容器2、および内容器2が内装される外容器3を備える容器本体4と、容器本体4の口部4Aに離脱可能に装着され、内容物の吐出孔が形成された吐出キャップ5と、を備え、内容器2は、バリア樹脂からなり、最内層となる第1の層と、第1の層と直接接することなく、第1の層を外側から囲繞し、バリア樹脂からなる第2の層と、を有する二重容器1。【選択図】図2

Description

本発明は、二重容器に関する。
内容物が収容される内容器と該内容器が内装される外容器とを備える二重容器として、例えば、外容器と、内容物の減少に伴い減容変形する可撓性に富む内容器と、を備え、内容器が外容器の内面に剥離可能に積層された二重容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2013/099696号
二重容器の内容器は、主にポリオレフィン樹脂で形成されている。このような内容器に、内容物として、柑橘系内溶液を充填すると、その内溶液に含まれる香味成分がポリオレフィン樹脂に吸着されて、内容物の香味が変化するという課題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、内容物に含まれる香味成分が吸着し難く、内容物の香味が変化することを長期間に渡って抑制することができる二重容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、内容物が収容されると共に該内容物の減少に伴い減容変形する内容器、および該内容器が内装される外容器を備える容器本体と、前記容器本体の口部に離脱可能に装着され、前記内容物の吐出孔が形成された吐出キャップと、を備え、前記内容器は、バリア樹脂からなり、最内層となる第1の層と、前記第1の層と直接接することなく、前記第1の層を外側から囲繞し、バリア樹脂からなる第2の層と、を有する二重容器を提供する。
本発明の二重容器において、前記内容器は、前記第1の層および前記第2の層とは材質が異なる中間層を介して、前記第1の層と前記第2の層が積層されてなることが好ましい。
本発明の二重容器において、前記内容器は、接着層を介して、前記第1の層と前記第2の層が積層された3層構造をなすことが好ましい。
本発明の二重容器において、前記バリア樹脂は、エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレンテレフタレートおよびポリブチレンテレフタレートからなる群から選択される少なくとも1種であることが好ましい。
本発明の二重容器において、前記バリア層の厚みは、10μm〜25μmであることが好ましい。
本発明の二重容器において、リモネンを含有する内溶液が充填されていてもよい。
本発明によれば、内容物に含まれる香味成分が吸着し難く、内容物の香味が変化することを長期間に渡って抑制することができる二重容器を提供することができる。
本発明に係る二重容器の実施形態を示す断面図である。 図1に示す二重容器の吐出キャップ周辺の拡大断面図である。
本発明の二重容器の実施の形態について説明する。
なお、本実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
また、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
(二重容器の構成)
図1および図2に示すように、二重容器1は、図示しない内容物(液体)が収容されると共に内容物の減少に伴い減容変形(しぼみ変形)する可撓性に富む内容器(内層)2、および内容器2が内装される外容器(外層)3を有する容器本体4と、容器本体4の口部4Aに離脱自在に装着された吐出キャップ5と、を備えている。
なお、内容器2および外容器3は、それぞれの中心軸が共通軸上に位置された状態で配設されている。そして、この共通軸と同軸に吐出キャップ5が配置されている。本実施形態では、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸Oに沿った吐出キャップ5側を上側、その反対側を下側という。また、容器軸O方向から見た平面視において、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
(容器本体)
容器本体4は、ブロー成形により形成され、外容器3の内面に内容器2が剥離可能に積層された積層剥離型容器(デラミボトル)とされている。
内容器2は、接着層13を介して、バリア樹脂からなるバリア層(内バリア層)11とバリア層(外バリア層)12が積層された3層構造をなしている。内容器2を構成する内バリア層11が、内容器2に収容される内容物と接する接液面を形成する。
バリア層11,12を構成するバリア樹脂としては、二重容器1に収容される内容物に含まれるリモネン、サリチル酸メチル、メントール等の香味成分が吸着し難く、かつ酸素バリア性に優れる樹脂が用いられる。このようなバリア樹脂としては、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリアミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)およびポリブチレンテレフタレート(PBT)からなる群から選択される少なくとも1種が好ましい。
内バリア層11は、内容物と接し、内容物に含まれる水分を吸着する(吸湿する)ため、酸素バリア性が低下する。そこで、内容器2を、接着層13を介して、内バリア層11と外バリア層12が積層された3層構造とし、外バリア層12も内バリア層11と同材質とすることにより、内バリア層11において低下した酸素バリア性を、外バリア層12で補い、結果として、内容器2の酸素バリア性を向上することができる。
容器本体4は積層剥離型容器(デラミボトル)とされているため、内容器2が厚過ぎると、容器本体4の内容器2を容器内側に変形し、復元変形によって元の状態に戻すという動作を繰り返すことにより、内容器2にマイクロクラックが生じたり、内容器2が破袋したりするおそれがある。そのため、内容器2を構成する内バリア層11と外バリア層12の合計の厚みは、内容器2が最も薄い箇所において、内容器2の厚みの40%以下であることが好ましい。ただし、内バリア層11と外バリア層12それぞれの厚みは、内容器2が最も薄い箇所において、内容器2の厚みの35%以下であることが好ましい。具体的には、バリア層11,12の厚みは、10μm〜25μmであることが好ましい。バリア層11,12の厚みを、上記の範囲内にすれば、内容器2の変形を繰り返しても、内容器2にマイクロクラックが生じたり、内容器2が破袋したりすることを防止できる。なお、内バリア層11と外バリア層12の材質が異なる場合、内バリア層11および外バリア層12の厚みが25μmの場合でも、内容器2にマイクロクラックが生じたり、内容器2が破袋したりすることがある。前記の事項は、あくまでもスクイズデラミ仕様の容器における現象であり、自然吐出仕様の容器では内容器の剥離方法が異なることから、前記の現象は起こらない。
接着層13を構成する接着剤としては、変性ポリオレフィンが挙げられる。
外容器3の材質は樹脂材料とされ、内容器2と剥離可能であれば、内容器2と同材質でも構わないし異材質でも構わない。外容器3と内容器2を構成する樹脂材料の一例としては、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、ナイロン(ポリアミド)、EVOH(エチレン−ビニルアルコール共重合体)等が挙げられる。これらの樹脂材料の中から、内容器2と剥離可能(相溶性がない)となる樹脂材料で外容器3が形成される。
容器本体4は、口部4A、肩部4B、胴部4Cおよび底部4Dが上側から順に連設された有底筒状に形成されている。肩部4Bは、上側から下側に向かうにしたがい漸次拡径している。胴部4Cは、例えば、横断面視円形状に形成されている。
なお、容器本体4を構成する外容器3はスクイズ変形可能とされ、この外容器3のスクイズ変形に伴って内容器2は減容変形する。よって、外容器3のうち少なくとも胴部4Cに位置する部分は、容器内側に向けて弾性変形可能とされている。
口部4Aは、肩部4Bの上端開口部から上方に向けて延びるように形成されている。この容器本体4の口部4Aは、内容器2の口部2Aと外容器3の口部3Aとが積層された構成とされている。
内容器2の口部2Aの上端部には、図2に示すように、径方向の外側に突出する環状の折り返し部2aが形成され、この折り返し部2aを利用して外容器3の口部3Aの開口端を上方側から塞いでいる。そのため、外容器3の口部3Aは、内容器2によって閉塞されている。図1および図2に示すように、外容器3の口部3Aには、外容器3と内容器2との間に外気Fを導入させる第1外気導入孔6が形成されている。
容器本体4は、ブロー成形により形成される。
例えば、押出成形等によって、四重(内バリア層11となる層/接着層13となる層/外バリア層12となる層/外容器3となる層)に組み合わされた積層パリソンを形成し、この積層パリソンをダイレクトブロー成形することにより、外容器3の内面に内容器2が積層された容器本体4を形成してもよい。なお、内バリア層11、外バリア層12、接着層13および外容器3が所定の厚みになるように、積層パリソンを押出成形する際に、積層パリソンを構成する各層の厚みを調整する。
また、射出成形等によって外容器用のプリフォーム、および、接着層13となる層を介して、内バリア層11となる層と外バリア層12となる層が積層された内容器用のプリフォームを形成し、これらを二重(内外)に組み合わせた後、二軸延伸ブロー成形することにより、外容器3の内面に内容器2が積層された容器本体4を形成しても構わない。なお、外容器3が所定の厚みになるように、外容器用のプリフォームを形成する際、その厚みを調整する。また、内バリア層11、外バリア層12および接着層13が所定の厚みになるように、内容器用のプリフォームを形成する際、内容器用のプリフォームを構成する各層の厚みを調整する。
また、外容器用のプリフォームを先に二軸延伸ブロー成形して外容器3を形成した後、接着層13となる層を介して、内バリア層11となる層と外バリア層12となる層が積層された内容器用のプリフォームを内部に配置し、その後、内容器用のプリフォームを二軸延伸ブロー成形することにより、外容器3の内面に内容器2が積層された容器本体4を形成しても構わない。なお、内バリア層11、外バリア層12および接着層13が所定の厚みになるように、内容器用のプリフォームを形成する際、内容器用のプリフォームを構成する各層の厚みを調整する。
その後、ポンチカッターを用いて、内容器2を残して外容器3の口部3Aを切り抜き、内容器2と外容器3の間に大気を導入する大気導入孔を穿孔する。
次いで、外容器3の口部3Aに穿孔された大気導入孔から空気を吹き込み、内容器2と外容器3との間に空気を導入し、内容器2と外容器3とを層間剥離する。
(吐出キャップ)
図2に示すように、吐出キャップ5は、中栓部20、本体部30および蓋部40を備えている。
中栓部20は、容器本体4の口部4Aの上端開口部上に配置されたベース部21と、ベース部21を上下方向に貫通する収容筒部22と、収容筒部22内に収容された第1弁体部23と、を備えている。図示の例では、ベース部21および収容筒部22は一体に形成されているが、別体に形成しても構わない。
ベース部21は、容器本体4の口部4Aの上端開口部上に位置する外ベース部21aと、外ベース部21aよりも径方向内側に位置する内ベース部21bと、上下方向に延び、外ベース部21aの内端部と内ベース部21bの外端部とを連結する連結筒部21cと、を備えている。なお、内ベース部21bは外ベース部21aよりも上方に位置している。
外ベース部21aには、連結筒部21cを径方向外側から囲む立ち上がり筒部24が上方に向けて突出するように形成されている。内ベース部21bには、内容物を流通させる流通孔25が容器軸Oに対して径方向にずれた位置に形成されていると共に、上記収容筒部22が形成されている。
収容筒部22は、内ベース部21bのうち流通孔25に隣接した部分から下方に突出するように形成されている。図示の例では、収容筒部22は、容器軸Oに対して径方向にずれていると共に、その一部は連結筒部21cと一体化している。
収容筒部22の内部は、残留した内容物を収容する収容空間とされ、上下に開口している。収容筒部22の下側部分には、下端部に向かうにしたがい漸次縮径する縮径部(弁座部)22aが形成されている。また、収容筒部22の上側部分における内面には、第1弁体部23の上方への抜けを規制する規制突起26が径方向内側に向けて突出するように形成されている。
なお、図示の例では、規制突起26を収容筒部22の内面の全周に亘って環状に形成している。ただし、この場合に限定されるものではなく、例えば規制突起26を収容筒部22の内面の1箇所に凸状に突起するように形成しても構わないし、凸状の突起を内面の周方向に沿って間隔をあけて複数形成しても構わない。いずれにしても、第1弁体部23の上方への抜けを規制できれば、規制突起26をどのように形成しても構わない。
第1弁体部23は、収容筒部22内に上下方向に移動自在に収容され、縮径部22aの内周面上に上方向けて離反可能に着座している。なお、図示の例では、第1弁体部23は、球状に形成されたいわゆるボール弁とされている。
この第1弁体部23は、内容物を吐出するにあたって容器本体4を例えば傾倒または上下反転させたときに規制突起26側に移動し、容器本体4を元の正立姿勢に戻したときに、自重または内容器2の復元力によって生じる負圧によって縮径部22a側に移動する。これにより、ベース部21の上側に存在する残留内容物を収容筒部22の内部に引き込むことができ、いわゆるサックバック効果により液だれを回避することが可能とされている。
なお、第1弁体部23は、合成樹脂製または金属製のいずれでも構わないが、金属製とした場合には、自重によるスムーズな移動が可能となるので、上記サックバック効果をより一層高めることができる。
本体部30は、容器本体4の口部4Aに螺着された外筒部31と、外筒部31の上端部に連設され、容器本体4の口部4Aの上方を覆う天壁部32と、を備えた有頂筒状に形成されている。この本体部30によって、吐出キャップ5は容器本体4の口部4Aに離脱自在に装着されている。
なお、本体部30は、容器本体4の口部4Aに対して螺着される場合に限定されるものではなく、例えばアンダーカット嵌合されていても構わない。
天壁部32は、外筒部31に接続されている外側部分32aよりも中央部分32bの方が上方に位置するように、段差をつけて形成されている。そして、天壁部32のうち段差がついた部分には、第2外気導入孔33が形成されている。図示の例では、第2外気導入孔33を1箇所に形成しているが、例えば周方向に間隔をあけて複数形成してもよい。
天壁部32のうち中央部分32bには、垂下筒部34および吐出筒部35が形成されている。垂下筒部34は、天壁部32のうち第2外気導入孔33よりも径方向内側に位置する部分から下方に突出するように形成されている。
吐出筒部35は、垂下筒部34よりも小径とされ、容器軸Oに対して径方向にずれた位置に形成され、天壁部32を上下に貫くように形成されている。この吐出筒部35は、流通孔25を通して内容器2の内部に連通可能とされ、その内周面は下側から上側に向かうにしたがい漸次拡径している。また、吐出筒部35の上端部が内容物を吐出する吐出孔36とされている。
上述したように構成された中栓部20と本体部30との間には、第2弁体部50および外気導入弁60が配置されている。
第2弁体部50は、内ベース部21bの上面に離反可能に載置された弁本体51と、弁本体51と外気導入弁60の後述する筒体部61とを一体に繋ぐ複数(3本)の弾性アーム52と、を備えた、例えば、3点弁とされている。
弁本体51は、例えば、平面視円形状に形成されており、内ベース部21bに形成された流通孔25を開閉自在に閉塞している。なお、弁本体51は収容筒部22の上部開口を完全に閉塞していない。そのため、収容筒部22の内部は常時上方に向けて開放されている。弾性アーム52は、例えば、周方向に延びるように形成されて適度なばね性が確保されていると共に、内端部が弁本体51の外縁部に接続され、かつ外端部が筒体部51に接続されている。そして、この弾性アーム52は、外容器3のスクイズ変形によって内容器2の内圧が上昇した際に、弁本体51を上方に移動させるように弾性変形して、弁本体51を内ベース部21bの上面から離反させる。これにより、外容器3のスクイズ変形時、流通孔25を開放させて、内容物を流通させることが可能とされている。
なお、弾性アーム52の数は3つに限定されるものではない。また、第2弁体部50としては、外容器3のスクイズ変形時に流通孔25を開放できればよく、上記構成以外の弁構造としてもよい。
外気導入弁60は、下端部がベース部21に形成された立ち上がり筒部24の内側に嵌合し、上端部が天壁部32に形成された垂下筒部34の内側に嵌合された筒体部61と、筒体部61の外周面から径方向外側に向けて環状に突設され、外端部62aが自由端とされた弾性変形な弁体62と、を備えている。
弁体62は、全周に亘って外端部62aが天壁部32の下面に下方から離反可能に当接しており、第2外気導入孔33を開閉自在に閉塞している。従って、弁体62は、第2外気導入孔33を通じた外部からの外気Fの流入を許容し、かつ第2外気導入孔33を通じた外部への外気Fの流出を規制する逆止弁として機能する。
なお、第2外気導入孔33を通じて外部から流入した外気Fは、外容器3に形成された第1外気導入孔6を通じて内容器2と外容器3との間に流入する。
なお、外気導入弁60の筒体部61が中栓部20のベース部21、および本体部30の天壁部32にそれぞれ嵌合しているので、中栓部20と本体部30とは外気導入弁60を介して一体に連結されている。これにより、中栓部20および本体部30を1つのユニットとして取り扱うことができる。
また、第2弁体部50と外気導入弁60とを一体に形成したが、これらを別部材としても構わない。
蓋部40は、周壁部41と頂壁部42とで有頂筒状に形成され、本体部30における外筒部31の上端部に着脱可能に外嵌されている。
頂壁部42には、下方に向けて突出したシール筒部43が形成されている。このシール筒部43は、吐出筒部35内に上方から挿入されていると共に、下端部が吐出筒部35の内側に着脱自在に嵌合されている。これにより、シール筒部43は吐出孔36を通じた内容物の吐出を規制している。
周壁部41は、ヒンジ部44を介して外筒部31に連結されている。これにより、蓋部40は、ヒンジ部44回りに回動可能とされており、回動に伴ってシール筒部43を吐出筒部35から挿抜させて、吐出孔36を開閉することが可能とされている。
なお、周壁部41には、容器軸Oを挟んでヒンジ部44とは反対側に位置する部分から径方向外側に突出するように操作突片45が形成されている。これにより、操作突片45を利用して、蓋部40の回動操作を容易に行うことが可能とされている。
(二重容器の作用)
このように構成された二重容器1を使用する場合について説明する。
内容物を吐出する場合には、まず、図2に示す吐出キャップ5の蓋部40をヒンジ部44回りに回動させて吐出孔36を開放させた後、例えば、容器本体4を傾倒または上下反転させながら容器本体4の外容器3を容器内側にスクイズ変形(弾性変形)させる。これにより、内容器2が外容器3と共に容器内側に変形して減容するので、内容器2の内圧が上昇する。
すると、第2弁体部50における弁本体51が内ベース部21bの上面から上方に向けて離反するので、流通孔25が開放されて吐出孔36と内容器2の内部とが流通孔25を通じて連通する。これにより、吐出孔36を通じて、内容器2の内部に収容された内容物を外部に吐出することができる。また、このとき収容筒部22内の第1弁体部23は、規制突起26側に移動する。
その後、容器本体4のスクイズ変形を停止または解除することで、内容器2の内圧の上昇が停止または低下すると、第2弁体部50の弁本体51が弾性アーム52の復元変形によって元の状態に戻り、内ベース部21bの上面に着座する。これにより、流通孔25を再び閉塞することができ、内容物の吐出を停止することができる。
また、容器本体4のスクイズ変形を解除することで、外容器3が復元変形し始めるので、外容器3と内容器2との間に負圧が生じる。すると、この負圧が第1外気導入孔6を通じて外気導入弁60に作用するので、弁体62の外端部62aが天壁部32の下面から下方に向けて離間し、第2外気導入孔33を開放する。これにより、第2外気導入孔33を通じて外部から外気Fが流入し、その外気Fが第1外気導入孔6を通じて内容器2と外容器3との間に流入する。
その結果、外容器3が復元変形したとしても、内容器2を外容器3の内面から離間させて減容変形させたままの状態にしておくことができる。
また、容器本体4のスクイズ変形の解除にあわせて容器本体4を正立姿勢に戻すことで、収容筒部22内の第1弁体部23を自重により縮径部22a側に移動させて、該縮径部22aに着座させることができる。なお、自重だけでなく、内容器2の復元力によって生じる負圧化によっても、第1弁体部23を縮径部22a側に移動させることが可能である。そして、第1弁体部23の移動に伴うサックバック効果によって、吐出筒部35と内ベース部21bとの間に内容物が残留したとしても、その残留した内容物を収容筒部22内に引き込むことができる。従って、残留内容物が吐出孔26を通じて外部に漏れ難く、液だれを防止することができる。
なお、内容器2の内圧上昇を利用して、収容筒部22内の第1弁体部23を規制突起26側に移動させることも可能であるので、内容物の吐出時に必ずしも容器本体4を傾倒または上下反転させる必要はない。
本実施形態の二重容器1によれば、内容器2は、接着層13を介して、バリア樹脂からなる内バリア層11とバリア樹脂からなる外バリア層12が積層された3層構造をなしているため、酸素バリア性に優れ、二重容器1に収容される内容物に含まれる香味成分が吸着し難く、内容物の香味が変化することを長期間に渡って抑制することができる。すなわち、本実施形態の二重容器1によれば、内容物の風味を長期間に渡って保つことができる。
また、本実施形態の二重容器1は、香味成分としてリモネン、サリチル酸メチル、メントールを含有する内溶液が充填されていてもよい。例えば、本実施形態の二重容器1に、リモネンを含有する内溶液が充填されている場合、内容器2は、リモネンが吸着し難く、内溶液の香味が変化することを長期間に渡って抑制することができる。同様に、本実施形態の二重容器1に、サリチル酸メチルまたはメントールを含有する内溶液が充填されている場合、内容器2は、サリチル酸メチルまたはメントールが吸着し難く、内溶液の香味が変化することを長期間に渡って抑制することができる。
なお、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
本実施形態では、内容器2が、接着層13を介して、内バリア層11と外バリア層12が積層された3層構造をなしている場合を例示したが、本発明はこれに限定されない。本発明にあっては、内容器が、バリア樹脂からなり、最内層となる第1の層と、第1の層と直接接することなく、第1の層を外側から囲繞し、バリア樹脂からなる第2の層と、を有していればよい。
このような本発明の二重容器において、内容器は、第1の層および第2の層とは材質が異なる中間層を介して、第1の層と第2の層が積層されてなることが好ましい。この場合、中間層の材質は、第1の層および第2の層とは材質が異なれば、特に限定されない。また、中間層の厚みや層の数は、容器本体のスクイズ変形および復元変形を妨げることがなければ、特に限定されない。
なお、本実施形態では、内バリア層11が、バリア樹脂からなり、最内層となる第1の層であり、外バリア層12が、接着層13によって、第1の層(内バリア層11)と直接接することなく、第1の層を外側から囲繞し、バリア樹脂からなる第2の層である。
例えば、上記実施形態では、二重容器1として、内容器2が外容器3の内面に剥離可能に積層された積層剥離型容器としたが、これに限定されるものではなく、内容器2と外容器3との間に隙間が確保された二重容器としても構わない。ただし、積層剥離型容器とした場合には、汎用性を高めることができるので好ましい。
以下、実施例および比較例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
「容器本体の形成」
押出成形によって、四重(内バリア層となる層/接着層となる層/外バリア層となる層/外容器となる層)に組み合わされた積層パリソンを形成し、この積層パリソンをダイレクトブロー成形することにより、外容器の内面に内容器が積層された、容量が150mlの規格デラミボトルの容器本体を形成した。得られた容器本体の内容器を構成する内バリア層および外バリア層の厚みは30μm、接着層の厚みは80μmであった。
内バリア層となる層および外バリア層となる層を構成する樹脂としては、エチレン−ビニルアルコール共重合体(日本合成化学社製、ソアール(エチレン含有量29mol)、以下、「EVOH−1」と記す。)、接着層となる層を構成する樹脂としては、変性ポリオレフィン(商品名:モディック(M522)、三菱化学社製)を用いた。
その後、ポンチカッターを用いて外容器の口部に穿孔した大気導入孔から空気を吹き込み、内容器と外容器との間に空気を導入し、内容器と外容器とを層間剥離した。
「評価」
(1)リモネンの残存率の測定
容器本体に、ぽん酢を充填し、ぽん酢が充填された容器本体に吐出キャップを装着した。その容器本体を、30℃にて保管し、14日後、30日後、60日後に、ぽん酢に含まれるリモネンの残存率を測定した。なお、保管開始時における、ぽん酢に含まれるリモネンの濃度を残存率100%とし、この濃度を基準として、所定期間経過後のリモネンの濃度から、ぽん酢に含まれるリモネンの残存率を測定した。結果を表1に示す。ガスクロマトグラフ質量分析計(商品名:GCMS−QP2010Plus、島津製作所社製)を用いて、ぽん酢に含まれるリモネンを定量し、ぽん酢に含まれるリモネンの残存率を測定した。
また、ぽん酢の場合と同様にして、すだち果汁入りぽん酢を用いて、すだち果汁入りぽん酢に含まれるリモネンの残存率を測定した。結果を表1に示す。
なお、表1において、ぽん酢を「ぽん酢A」、すだち果汁入りぽん酢を「ぽん酢B」と記す。
(2)容器本体の耐久性の評価
容器本体の内容器を容器内側に変形し、復元変形によって元の状態に戻すことを、室温で20回繰り返して、容器本体の耐久性を評価した。
内容器にマイクロクラックが生じたり、内容器が破袋した場合を「×」、内容器にマイクロクラックが生じたりすることなく、内容器が破袋しない場合を「○」と評価した。結果を表2に示す。
[実施例2]
内バリア層となる層を構成する樹脂としては、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH−1)を用い、外バリア層となる層を構成する樹脂としては、エチレン−ビニルアルコール共重合体(日本合成化学社製、ソアール(エチレン含有量44mol)、以下、「EVOH−2」と記す。)を用いて、内バリア層および外バリア層の厚みを10μmとした以外は、実施例1と同様にして、容器本体を形成した。
得られた容器本体について、実施例1と同様にして、耐久性を評価した。結果を表2に示す。
[実施例3]
内バリア層となる層および外バリア層となる層を構成する樹脂としては、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH−2)を用いて、内バリア層および外バリア層の厚みを25μmとした以外は、実施例1と同様にして、容器本体を形成した。
得られた容器本体について、実施例1と同様にして、耐久性を評価した。結果を表2に示す。
[実施例4]
内バリア層および外バリア層の厚みを25μmとした以外は、実施例2と同様にして、容器本体を形成した。
得られた容器本体について、実施例1と同様にして、耐久性を評価した。結果を表2に示す。
[比較例1]
押出成形によって、四層(内バリア層となる層/接着層/外バリア層となる層/外容器となる層)に組み合わされた積層パリソンを形成し、この積層パリソンをブロー成形することにより、外容器の内面に内容器が積層された、容量が150mlの規格デラミボトルの容器本体を形成した。
内バリア層となる層および外バリア層となる層を構成する樹脂としては、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH−1)、接着層となる層を構成する樹脂としては、変性ポリオレフィン(商品名:モディック(M522)、三菱化学社製)を用いた。
その後、ポンチカッターを用いて外容器の口部に穿孔した大気導入孔から空気を吹き込み、内容器と外容器との間に空気を導入し、内容器と外容器とを層間剥離した。
得られた容器本体について、実施例1と同様にして、リモネンの残存率を測定した。結果を表1に示す。
なお、内容器が単層の場合、その内容器は接液面を形成するため、上述の通り、その内容器は、酸素バリア性が低下するため、本明細書では、敢えて、比較例として開示していない。
[比較例2]
打栓ガラス瓶に、ぽん酢を充填し、実施例1と同様にして、リモネンの残存率を測定した。結果を表1に示す。
[比較例3]
実施例1と同様にして、積層パリソンを形成し、この積層パリソンをダイレクトブロー成形することにより、外容器の内面に内容器が積層された、容量が400mlの容器を形成した。
容器に、ぽん酢を充填し、ぽん酢が充填された容器に吐出キャップを装着した。
以下、実施例1と同様にして、リモネンの残存率を測定した。結果を表1に示す。
[比較例4]
比較例1と同様にして、積層パリソンを形成し、この積層パリソンをダイレクトブロー成形することにより、外容器の内面に内容器が積層された、容量が400mlの容器を形成した。
容器に、ぽん酢を充填し、ぽん酢が充填された容器に吐出キャップを装着した。
以下、実施例1と同様にして、リモネンの残存率を測定した。結果を表1に示す。
Figure 2016193743
Figure 2016193743
表1の結果から、実施例1の容器本体は、比較例2の打栓ガラス瓶と同等に、リモネンの吸着を抑制する効果が得られることが分かった。
一方、比較例1および4の容器は、ぽん酢の保管開始から14日で、リモネンの残存率が大幅に減少し、ぽん酢の香味を保つためには不適であることが分かった。また、比較例3の容器は、ぽん酢の保管開始から14日までのリモネンの残存率が、比較例1,2および4よりも高いものの、その後、リモネンの残存率が大幅に減少してしまった。
なお、上記の実施例および比較例では、リモネンの吸着を抑制する効果について、検証したが、上記の実施例の容器本体は、サリチル酸メチルやメントール等の香味成分についても、リモネンと同等に、吸着を抑制する効果を奏する。
表2の結果から、実施例1および3から、内バリア層と外バリア層の材質が同じ場合、内バリア層および外バリア層の厚みが30μmでは、容器本体の耐久性が得られないことが分かった。
また、実施例2および4から、内バリア層と外バリア層の材質が異なる場合、内バリア層および外バリア層の厚みが25μmでは、容器本体の耐久性が得られないことが分かった。
1・・・二重容器
2・・・内容器
3・・・外容器
4・・・容器本体
11・・・内バリア層
12・・・外バリア層
13・・・接着層

Claims (6)

  1. 内容物が収容されると共に該内容物の減少に伴い減容変形する内容器、および該内容器が内装される外容器を備える容器本体と、
    前記容器本体の口部に離脱可能に装着され、前記内容物の吐出孔が形成された吐出キャップと、を備え、
    前記内容器は、バリア樹脂からなり、最内層となる第1の層と、前記第1の層と直接接することなく、前記第1の層を外側から囲繞し、バリア樹脂からなる第2の層と、を有することを特徴とする二重容器。
  2. 前記内容器は、前記第1の層および前記第2の層とは材質が異なる中間層を介して、前記第1の層と前記第2の層が積層されてなることを特徴とする請求項1に記載の二重容器。
  3. 前記内容器は、接着層を介して、前記第1の層と前記第2の層が積層された3層構造をなすことを特徴とする請求項1または2に記載の二重容器。
  4. 前記バリア樹脂は、エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレンテレフタレートおよびポリブチレンテレフタレートからなる群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の二重容器。
  5. 前記バリア層の厚みは、10μm〜25μmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の二重容器。
  6. リモネンを含有する内溶液が充填されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の二重容器。
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