JP2016191435A - 流体圧緩衝器 - Google Patents

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【課題】エアの排出性が良好で、エアの残存を抑制することが可能な流体圧緩衝器を提供する。【解決手段】本流体圧緩衝器に備えた第1主流路21は、リザーバ室と連通する円環状流路35と、調圧弁26のバルブケース40の周壁部に設けられ、反ロッド側油室に連通すると共に円環状流路35に連通して該円環状流路35に向かって放射状に複数延びる放射状流路50とを備えており、各放射状流路50は、円環状流路35の径方向に対して周方向の一方向に傾斜角度θで傾斜している。これにより、作動油は円環状流路35を周方向に流動するので、エアが円環状流路35の上部に留まることなくエアの排出性が良好で、エアの残存を抑制することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、鉄道車両等に使用される流体圧緩衝器に関するものである。
従来から、鉄道車両には、台車が車両本体に対して水平方向に蛇行(ヨーイング)することを抑制する鉄道車両用ヨーダンパ(流体圧緩衝器)が備えられている(特許文献1参照)。
ところで、従来の鉄道車両用ヨーダンパにあっては、調圧弁や逆止弁(吸い込み弁)等にエアが残りやすく、エアが抜けにくいという問題があった。例えば、油圧回路や目的にもよるが調圧弁や逆止弁のバルブケースは、高圧側を下側に向けたほうが、エアが抜けやすく、減衰力(推力)の影響も受けにくい。しかしながら、取り付け干渉、油圧回路、小型化などにより、バルブケースが横向きとなる構造や、高圧側を上側に向ける構造が採用され、レイアウトにより調圧弁や逆止弁内のエアの残存やエアの排出性(エア抜けの容易性)を改善することは困難となっていた。
そして、バルブケースが横向きとなる構造や、高圧側を上側に向ける構造が採用されると、組立後、バルブケース内やバルブケースの外周側に設けられる円環状流路の上部にエアが残って排出されないことがある。これは、乗り心地の悪化、走行安定性の低下等の問題が生じることになる。具体的には、エアの残存により、小振幅応答性の低下を招く虞があり、また、車両の挙動などによって、(吸い込み弁ならば)エアが突然シリンダ内の液圧通路に入り応答性の低下を招く虞がある。また、鉄道車両用ヨーダンパの性能確認試験の際、エア抜きのため作動油の流量を多くする必要があり、設備や時間を要し、コストアップに繋がる虞がある。しかも、このレイアウト構造では、取り扱い時や鉄道車両に取り付ける時など何等かの原因で、エアを吸い込んだ場合、鉄道車両の搭載状態では、ピストン速度が遅く、作動油の流速も遅いので、エア排出性が良くなることはない。
特開2013−15157号公報
そのため、上述した問題を解消できるエアの排出性が良好な鉄道車両用ヨーダンパの開発が求められている。
そして、本発明は、エアの排出性が良好で、エアの残存を抑制することが可能な流体圧緩衝器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段として、本発明は、外筒と、該外筒内に設けられ、内部に作動流体が封入されるシリンダと、前記外筒と前記シリンダとの間に画成され、作動流体とガスが封入される液室と、前記シリンダ内に摺動可能に挿嵌され、該シリンダ内を2つの液室に画成するピストンと、該ピストンに連結され前記シリンダから外部に延出されるピストンロッドと、前記シリンダ内の前記ピストンの摺動によって、前記3つの液室のうち2つの液室間で、弁機構を介して作動流体の流れを生じさせる主流路と、を備えた流体圧緩衝器であって、前記主流路は、前記一方の液室に連通する円環状流路と、前記弁機構に設けられ、前記他方の液室に連通すると共に前記円環状流路に連通して該円環状流路に向かって放射状に複数延びる放射状流路と、を備え、該各放射状流路は、前記円環状流路の径方向に対して周方向の一方向に傾斜または湾曲していることを特徴とするものである。
本発明の流体圧緩衝器は、エアの排出性が良好で、エアの残存を抑制することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る流体圧緩衝器の断面図である。 図2の(a)は、第1実施形態に係る、調圧弁を有する主流路の断面図であり、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。 図3の(a)は、第2実施形態に係る、調圧弁を有する主流路の断面図であり、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。 図4の(a)は、第3実施形態に係る、調圧弁を有する主流路の断面図であり、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。 図5の(a)は、第1実施形態に係る、逆止弁を有する主流路の断面図であり、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。 図6の(a)は、第2実施形態に係る、逆止弁を有する主流路の断面図であり、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図であり、(c)は(a)のB−B線に沿う断面図である。 図7は、本発明の第2実施形態に係る流体圧緩衝器の断面図である。 図8は、本発明の第3実施形態に係る流体圧緩衝器の断面図である。 図9の(a)は、減衰力発生弁機構を有する主流路の断面図であり、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図1〜図9に基づいて詳細に説明する。
本実施形態に係る流体圧緩衝器1a、1b、1cは、台車と車体との間に横置き状態で取り付けられる鉄道車両用ヨーダンパとして採用される。
まず、第1実施形態に係る流体圧緩衝器1aを図1〜図6に基づいて説明する。
図1に示すように、第1実施形態に係る流体圧緩衝器1aはバイフロー型であり、外筒2と、該外筒2の内側に、該外筒2と同心状に配置されたシリンダ3とを備えている。これら外筒2及びシリンダ3の両端開口は後側端板5及び前側端板4によりそれぞれ閉鎖されている。外筒2の内壁面とシリンダ3の外壁面との間に液室としての環状のリザーバ室6が形成される。該リザーバ室6には、作動油(作動流体)及びガスが封入されている。なお、説明の便宜のため、以下では図中左側(符号を正立視した場合。以下同じ。)、つまりブラケット13側を前側、図中右側、つまりブラケット14側を後側としてそれぞれ説明する。
後側端板5は、外筒2の後端開口を閉鎖する主蓋部材11と、シリンダ3の後端開口を閉鎖する副蓋部材12とからなる分割構造となっている。なお、主蓋部材11には、車体側との連結用のブラケット14が固設されている。一方、前側端板4は、外筒2及びシリンダ3の前端開口を閉鎖すると共にピストンロッド16のガイド機能も備えたロッドガイドとして構成される。
シリンダ3内には、ピストン15が摺動可能に配設されている。該ピストン15にはピストンロッド16の一端部が連結され、該ピストンロッド16の他端部は前側端板(ロッドガイド)4を液密的に挿通して外筒2の外部へ延びている。なお、ピストンロッド16の他端部には、台車側と連結する連結用のブラケット13が固設されている。シリンダ3内は、ピストン15によって液室としてのロッド側油室18と、液室としての反ロッド側油室19とに画成されている。これらのロッド側油室18及び反ロッド側油室19に作動油(作動流体)がそれぞれ封入されている。
後側端板5の副蓋部材12には、反ロッド側油室19とリザーバ室6とを連通させる第1及び第2主流路21、22が形成される。第1主流路21には、反ロッド側油室19内の圧力に応じて開弁して、該反ロッド側油室19内の作動油をリザーバ室6へ流動させる調圧弁26が配置される。一方、第2主流路22には、リザーバ室6から反ロッド側油室19への作動油の流通のみを許容する逆止弁(チェック弁)27が配置されている。前側端板4には、反ロッド側油室19とリザーバ室6とを連通させる第3及び第4主流路23、24が形成される。第3主流路23には、ロッド側油室18内の圧力に応じて開弁して、該ロッド側油室18内の作動油をリザーバ室6へ流動させる調圧弁26が配置される。一方、第4主流路24には、リザーバ室6からロッド側油室18への作動油の流通のみを許容する逆止弁(チェック弁)27が配置されている。
本実施形態に係る流体圧緩衝器1aは、台車と車体との間に横置き状態で取り付けられており、台車にピストンロッド16側のブラケット13が連結され、車体に外筒2側のブラケット14が連結される。
その後、台車と車体とが水平方向へ相対移動すると、本流体圧緩衝器1aのピストンロッド16が伸縮動作する。その結果、ピストンロッド16の伸び行程時には、ロッド側油室18の作動油は、前側端板4の第3主流路23に設けた調圧弁26がロッド側油室18内の圧力に応じて開弁して、調圧弁26を経由してリザーバ室6へ流動し、これに応じて伸び側の減衰力が発生する。なお、この伸び行程時には、ピストンロッド16の退出分の作動油が、後側端板5の副蓋部材12の第2主流路22に設けた逆止弁27を経てリザーバ室6から反ロッド側油室19へ補給される。
一方、ピストンロッド16の縮み行程時には、反ロッド側油室19の作動油は、副蓋部材12の第1主流路21に設けた調圧弁26が反ロッド側油室19の圧力に応じて開弁して、該調圧弁26を経由してリザーバ室6に流れ、これに応じて縮み側の減衰力が発生する。なお、反ロッド側油室19とロッド側油室18とがほぼ同じ流体圧となるように、作動油がリザーバ室6から前側端板4の第4流路24に設けた逆止弁27を経てロッド側油室18へ補給される。
そして、第1実施形態に係る流体圧緩衝器1aに備えた、調圧弁26を有する第1及び第3主流路21、23は、以下に説明する第1〜第4実施形態が採用される。第1主流路21と第3主流路23とは略同じ構成であるために、ここでは、第1主流路21を説明する。
まず、第1実施形態に係る第1主流路21を図1及び図2に基づいて説明する。後側端板5の副蓋部材12の軸方向端面に軸方向に向かって収容凹部30が略円形状で凹設される。該収容凹部30内に調圧弁26が収容される。副蓋部材12には、反ロッド側油室19と連通して軸方向に延びる第1流路31が形成される。該第1流路31が収容凹部30の底部に開口している。反ロッド側油室19が特許請求の範囲に記載した他方の液室に相当する。副蓋部材12の収容凹部30の内壁面には、収容凹部30と同心状の円環状溝部34が形成される。副蓋部材12には、リザーバ室6と連通して軸方向に対して直交する方向に延びる第2流路32が形成される。該第2流路32が円環状溝部34の底部に開口している。リザーバ室6が特許請求の範囲に記載した一方の液室に相当する。
調圧弁26は、収容凹部30内に装着され有底円筒状に形成されるバルブケース40と、バルブケース40の開放端を閉塞する閉塞部材41と、バルブケース40の底部と閉塞部材41との間を軸方向に沿って移動自在の弁体42と、該弁体42をバルブケース40の底部に向かって付勢するスプリング43とから構成される。バルブケース40は、その底部が収容凹部30の底部に当接し、その外壁面が収容凹部30の内壁面にそれぞれ当接するように収容凹部30内に装着される。バルブケース40の底部で径方向略中央部には、軸方向に貫通する貫通孔45が形成される。該貫通孔45と第1流路31とは連通する。弁体42は貫通孔45を開閉可能とするように軸方向に進退運動する。弁体42は、軸部48と、該軸部48と連設され軸部48より大径の弁部49とからなる。弁部49がバルブケース40の貫通孔45周辺の弁座に着座する。弁部49の軸部48側の外周部と閉塞部材41との間にスプリング43が配置される。
バルブケース40の外壁面と、副蓋部材12の収容凹部30の内壁面に設けた円環状溝部34との間に円環状流路35が形成される。バルブケース40の周壁部には、バルブケース40内に連通すると共に円環状流路35に連通して、該円環状流路35に向かって放射状に複数貫通される放射状流路50(本実施形態では4箇所)が形成される。各放射状流路50は、バルブケース40(円環状流路35)の径方向に対して所定角度θで周方向の一方向(本実施形態では時計周り方向)に傾斜して形成されている。
次に、第2実施形態に係る第1主流路21を図1及び図3に基づいて説明する。第2実施形態に係る第1主流路21を説明する際には、第1実施形態に係る第1主流路21との相違点を説明する。
第2実施形態に係る第1主流路21では、調圧弁26のバルブケース40の外周面で、収容凹部30の内周面に設けた円環状溝部34と対向する位置に円環状溝部53が形成されている。そして、円環状流路35は、収容凹部30に設けた円環状溝部34と、バルブケース40の外周面に設けた円環状溝部53との間に形成される。バルブケース40の周壁部に設けた各放射状流路50が、円環状流路35に連通している。
次に、第3実施形態に係る第1主流路21を図1及び図4に基づいて説明する。第3実施形態に係る第1主流路21を説明する際には、第1実施形態に係る第1主流路21との相違点を説明する。
第3実施形態に係る第1主流路21は、収容凹部30に設けた円環状溝部34が、収容凹部30に対して偏心して形成される。その結果、円環状溝部34としての円環状流路35が収容凹部30に対して偏心して、結果的にバルブケース40(調圧弁26)に対して偏心している。具体的には、円環状溝部34(円環状流路35)の上部の上下方向の幅が狭くなるように、円環状溝部34が収容凹部30(調圧弁26)に対して偏心している。これにより、円環状溝部34の上部のおける作動油の流速を上げることができ、エアの排出性を向上させることができる。バルブケース40の周壁部に設けた各放射状流路50は、バルブケース40の径方向に対して周方向の一方向(本実施形態では時計周り方向)に向かって湾曲して形成されている。なお、バルブケース40の周壁部に設けた各放射状流路50を、円環状溝部34の径方向に対して周方向の一方向に向かって湾曲するようにして形成してもよい。また、各放射状流路50は、円環状流路35に面する一端開口径が、バルブケース40内に開口する他端開口径よりも大きく形成されている。
そして、ピストンロッド16の縮み行程時には、調圧弁26が反ロッド側油室19内の圧力に応じて開弁して、反ロッド側油室19内の作動油が、第1〜第3実施形態に係る第1主流路21を経由してリザーバ室6へ流動するようになる。具体的には、作動油は、反ロッド側油室(他方の液室)19→副蓋部材12の第1流路31→バルブケース40の貫通孔45→バルブケース40内→バルブケース40の周壁部に設けた各放射状流路50→円環状流路35→副蓋部材12の第2流路32→リザーバ室(一方の液室)6に流動する。この作動油が円環状流路35を流動するとき、作動油は円環状流路35を時計周り方向(図2(b)、図3(b)、図4(b)の矢印方向)に流動するので、エアが円環状流路35の上部に留まることなくリザーバ室6に排出されるようになる。
次に、第1実施形態に係る流体圧緩衝器1aに備えた、逆止弁27を有する第2及び第4主流路22、24は、以下に説明する第1及び第2実施形態が採用される。第2主流路22と第4主流路24とは略同じ構成であるために、ここでは、第2主流路22を説明する。
まず、第1実施形態に係る第2主流路22を図1及び図5に基づいて説明する。後側端板5の副蓋部材12の軸方向端面に軸方向に向かって収容凹部30が略円形状で凹設される。該収容凹部30内に逆止弁27が収容される。副蓋部材12には、ロッド側油室18と連通して軸方向に延びる第1流路31が形成される。該第1流路31が収容凹部30の底部に開口している。反ロッド側油室19が特許請求の範囲に記載した他方の液室に相当する。副蓋部材12には、リザーバ室6と連通して軸方向に対して直交する方向に延びる第2流路32が形成される。該第2流路32が収容凹部30の内壁面に開口している。リザーバ室6が特許請求の範囲に記載した一方の液室に相当する。
逆止弁27は、収容凹部30内に装着されるバルブケース55と、収容凹部30の底部の開口とバルブケース55との間を軸方向に沿って移動自在の弁体42と、該弁体42を収容凹部30の底部の開口に向かって付勢するスプリング43とから構成される。バルブケース55は、収容凹部30内に収まるように円柱状に形成される。バルブケース55の収容凹部30の底部側の一端面には、弁体42を収容する大径凹部56が形成される。大径凹部56の底部には小径凹部57が形成される。該小径凹部57の内壁面から径方向に沿って放射状に複数延びる放射状流路50(本実施形態では3箇所)が形成される。
各放射状流路50は、バルブケース55(円環状流路35)の径方向に対して所定角度θで周方向の一方向(本実施形態では時計周り方向)に傾斜して形成されている。バルブケース55の外周面には、同心状に円環状溝部53が形成される。該円環状溝部53と、副蓋部材12の収容凹部30の内壁面との間に円環状流路35が形成される。該円環状流路35に、各放射状流路50のそれぞれが連通する。また円環状流路35に、副蓋部材12に設けた第2流路32が連通する。そして、バルブケース55は、その大径凹部56側の一端面が収容凹部30の底部との間に間隔を開けるようにして、その外壁面が収容凹部30の内壁面に当接するように収容凹部30内に装着される。
逆止弁27の弁体42は、バルブケース55の大径凹部56内に軸方向に移動自在に収容され、小径凹部57を開閉可能としている。弁体42は、軸部48と、該軸部48と連設され軸部48より大径の弁部49とからなる。弁部49が小径凹部57の開放端周辺の弁座に着座する。弁部49の軸部48側の外周部と、収容凹部30の底部の開口周辺との間にスプリング43が配置される。
そして、ピストンロッド16の伸び行程時には、逆止弁27が反ロッド側油室19内の負圧により開弁して、リザーバ室6内の作動油が、第1実施形態に係る第2主流路22を経由して反ロッド側油室19へ流動するようになる。具体的には、作動油は、リザーバ室(一方の液室)6→副蓋部材12の第2流路32→円環状流路35→バルブケース55の周壁部に設けた各放射状流路50→バルブケース55の小径凹部57内→バルブケース55の大径凹部56内→収容凹部30内→副蓋部材12の第1流路31→反ロッド側油室(他方の液室)19に流動する。この作動油が円環状流路35を流動するとき、作動油は円環状流路35を反時計周り方向(図5(b)の矢印方向)に流動するので、エアが円環状流路35の上部に留まることなく反ロッド側油室19に排出されるようになる。
次に、第2実施形態に係る第2主流路22を図1及び図6に基づいて説明する。該第2実施形態に係る第2主流路22を説明する際には、第1実施形態に係る第2主流路22との相違点を説明する。
逆止弁27には、有底円筒状弁体60が採用される。有底円筒状弁体60は、収容凹部30の底部側の一端側に大径外周部61が形成され、小径凹部57側の他端側に小径外周部62が形成される。大径外周部61の外径がバルブケース55の大径凹部56の内径に一致する。小径外周部62の外径が大径凹部56の内径により小径となる。有底円筒状弁体60はその大径外周部61の端面が収容凹部30の底部との間に僅かな隙間が生じるように組み込まれる。
そして、有底円筒状弁体60の小径外周部62の外壁面とバルブケース55の大径凹部56の内壁面との間に、有底円筒状弁体60と同心状の第2の円環状流路35aが形成される。該第2の円環状流路35aは、小径凹部57内と連通する。小径外周部62の周壁部には、放射状に複数延びる第2の放射状流路50aが形成される。各第2の放射状流路50aはそれぞれ第2の円環状流路35aに連通する。各第2の放射状流路50aは、バルブケース55(円環状流路35)の径方向に対して所定角度θで周方向の一方向(本実施形態では時計周り方向)に傾斜して形成されている。有底円筒状弁体60内でその底部と、収容凹部30の底部の開口周辺との間にスプリング43が配置される。有底円筒状弁体60の底部が弁部49として小径凹部57の開放端周辺の弁座に着座する。また、バルブケース55は、その大径凹部56側の一端面が収容凹部30の底部と当接して、その外壁面が収容凹部30の内壁面に当接するように収容凹部30内に装着される。
そして、ピストンロッド16の伸び行程時には、逆止弁27が反ロッド側油室19内の負圧により開弁して、リザーバ室6内の作動油が、第2実施形態に係る第2主流路22を経由して反ロッド側油室19へ流動するようになる。具体的には、作動油は、リザーバ室6→副蓋部材12の第2流路32→円環状流路35→バルブケース55の周壁部に設けた各放射状流路50→バルブケース55の小径凹部57内→大径凹部56内の第2の円環状流路35a→有底円筒状弁体60に設けた各第2の放射状流路50a→有底円筒状弁体60内→副蓋部材12の第1流路31→反ロッド側油室19に流動する。この作動油が円環状流路35及び第2の円環状流路35aをそれぞれ流動するとき、作動油は円環状流路35及び第2の円環状流路35aをそれぞれ反時計周り方向(図6(b)、(c)の矢印方向)に流動するので、エアが円環状流路35及び第2の円環状流路35aの上部に留まることなく反ロッド側油室19に排出されるようになる。
以上説明した、第1実施形態に係る流体圧緩衝器1aに備えた第1〜第4主流路21〜24は、リザーバ室(一方の液室)6と連通する円環状流路35、35aと、調圧弁26または逆止弁27(弁機構)のバルブケース40、55の周壁部に設けられ、ロッド側油室18または反ロッド側油室19(他方の液室)に連通すると共に円環状流路35、35aに連通して該円環状流路35、35aに向かって放射状に複数延びる放射状流路50、50aとを備えており、各放射状流路50、50aは、円環状流路35、35aの径方向に対して周方向の一方向に傾斜または湾曲している。これにより、作動油は円環状流路35、35aを周方向に流動するので、エアが円環状流路35、35aの上部に留まることなく排出されるようになる。
次に、第2実施形態に係る流体圧緩衝器1bを図7に基づいて説明する。第2実施形態に係る流体圧緩衝器1bはユニフロー型であり、第1実施形態に係る流体圧緩衝器1aとの相違点を主に説明する。
第2実施形態に係る流体圧緩衝器1bでは、後側端板の副蓋部材12には、反ロッド側油室19とリザーバ室6とを連通させる第1主流路71が形成される。該第1主流路71に、リザーバ室6から反ロッド側油室19への作動油の流通のみを許容する逆止弁27が配置されている。また、ピストン15には、ロッド側油室18と反ロッド油室19とを連通させる第2主流路72が形成される。該第2主流路72に、反ロッド側油室19からロッド側油室18への作動油の流通のみを許容する逆止弁27が配置されている。第1及び第2主流路71、72は、第1実施形態に係る流体圧緩衝器1aに備えた、第2及び第4主流路22、24と同じ構成である。
また、前側端板4には、ロッド側油室18とリザーバ室6とを連通する第3主流路73が形成される。該第3主流路73は、第1分岐流路73a、第2分岐流路73b及び第3分岐流路73cの3つの流路に分岐されている。第1分岐流路73aには、ロッド側油室18側に、ロッド側油室18内の圧力に応じて開弁して、該ロッド側油室18内の作動油をリザーバ室6へ流動させる調圧弁26が配置され、該調圧弁26からリザーバ室6側に電磁弁75が配置される。この電磁弁75は第1分岐流路73aを開放・遮断するものであり、ノーマルクローズドタイプ(常閉型;通電時開放)である。第2分岐流路73bには開口径を絞る絞り流路部76が形成される。第3分岐流路73cには、ロッド側油室18内の圧力に応じて開弁して、該ロッド側油室18内の作動油をリザーバ室6へ流動させる調圧弁26が配置される。第3主流路73の第1及び第3分岐流路73a、73cは、第1実施形態に係る流体圧緩衝器1aに備えた、第1及び第3主流路21、23と同じ構成である。
そして、第2実施形態に係る流体圧緩衝器1bでは、電磁弁75への非通電または通電により、ピストンロッド16の伸縮時の減衰力特性を切替制御することが可能になる。
次に、第3実施形態に係る流体圧緩衝器1cを図8及び図9に基づいて説明する。第3実施形態に係る流体圧緩衝器1cはユニフロー型であり、第1実施形態に係る流体圧緩衝器1aとの相違点を主に説明する。
第3実施形態に係る流体圧緩衝器1cは、後側端板の副蓋部材12に、反ロッド側油室19とリザーバ室6とを連通させる第1主流路71が形成される。該第1主流路71に、リザーバ室6から反ロッド側油室19への作動油の流通のみを許容する逆止弁27が配置されている。また、ピストン15には、ロッド側油室18と反ロッド油室19とを連通させる第2主流路72が形成される。該第2主流路72に、反ロッド側油室19からロッド側油室18への作動油の流通のみを許容する逆止弁27が配置されている。第1及び第2主流路71、72は、第1実施形態に係る流体圧緩衝器1aに備えた、第2及び第4主流路22、24と同じ構成である。
また、シリンダ3の外周には、シリンダ3の外壁面との間で中間室78を形成する中間筒79が軸方向に沿って設けられている。中間室78は、該シリンダ3の周壁に設けた連通孔80によりシリンダ3内のロッド側油室18と連通される。中間室78とリザーバ室6とは、第3主流路82により連通される。第3主流路82に減衰力発生弁機構83が配置される。中間室78(ロッド側油室18)が、特許請求の範囲で記載した他方の液室に相当して、リザーバ室6が一方の液室に相当する。
第3主流路82を以下に説明する。外筒2の外周面には径方向に延びる収容凹部30が形成される。該収容凹部30内から外方に亘って減衰力発生弁機構83が配置される。収容凹部30の内壁面には円環状溝部34が形成される。該円環状溝部34は、外筒2の周壁部に設けた第2流路32を経てリザーバ室6に連通している。
減衰力発生弁機構83は、バルブブロック85とソレノイドブロック86とから構成されている。バルブブロック85は、パイロット型のメインバルブ87及びフェイル時に作動するフェイルバルブ88から構成される。ソレノイドブロック86は、メインバルブ87の開弁圧力を制御するパイロットバルブ92を作動させるものである。メインバルブ87はメインボディ90に着座するように構成される。ソレノイドブロック86のコイル91への通電により、パイロットバルブ92は軸方向に移動可能であり、その先端部がパイロットボディ93のシート部に着座するように構成される。パイロットボディ93とメインバルブ87との間の空間が背圧室94として構成される。メインボディ90は、径方向中央に軸方向に貫通するパイロットピン95用の支持孔96を有する環状に形成される。メインボディ90には軸方向に貫通する通路97が周方向に沿って複数設けられている。メインボディ90の一端部には各通路97に連通する凹部98が形成される。
ケース110は、バルブブロック60を収容できるように有底円筒状に形成される。ケース110の周壁部には、放射状に複数延びる放射状流路50(本実施形態では3箇所)が形成される。各放射状流路50は、ケース110の径方向に対して所定角度θで周方向の一方向(本実施形態では時計周り方向)に傾斜して形成されている。各放射状流路50が、収容凹部30の内壁面に設けた円環状溝部34に連通される。ケース110の底部に軸方向に沿う貫通孔111が形成される。該貫通孔111が外筒2に設けた第1流路31に連通して、該第1流路31が連通パイプ84に連通する。
そして、バルブブロック85とソレノイドブロック86とを結合して一体化してこれらをケース110内に配置して、ナット112をケース110に螺着することによって、ケース110内の底部にバルブブロック85のメインボディ90の凹部98周りの面を密着させて底部の貫通孔111と凹部98とを連通させて、ケース110内に液室99を設ける。その結果、外筒2の収容凹部30の内壁面に設けた円環状溝部34とケース110の外壁面との間に円環状流路35が形成される。該円環状流路35が、ケース110の周壁部に設けた各放射状流路50に連通する。ケース110内の液室99は、ケース110の周壁部に設けた各放射状流路50に連通する。
そして、台車と車体とが水平方向へ相対移動すると、ピストンロッド16が伸縮動作する。その結果、ピストンロッド16の伸び行程時には、ロッド側油室18の作動油が第3主流路82、すなわち、連通孔80、中間室78、連通パイプ84を経て減衰力発生弁機構50に至り、該減衰力発生弁機構83から外筒2に設けた第2流路32を経てリザーバ室6に流れ、これに応じて伸び側の減衰力が発生する。この伸び行程時には、ピストンロッド16の退出分の作動油が後側端板5の副蓋部材12の第1主流路71に備えた逆止弁27を経てリザーバ室6から反ロッド側油室19へ補給される。
一方、ピストンロッド16の縮み行程時には、反ロッド側油室19の作動油がピストン15の第2主流路72に備えた逆止弁27を経由してロッド側油室18に流れ、反ロッド側油室19とロッド側油室18とがほぼ同じ流体圧となり、ロッド側油室18におけるピストンロッド16の進入分の作動油が第3主流路82、すなわち、第1連通孔80、中間室78、連通パイプ84を経て減衰力発生弁機構83に至り、該減衰力発生弁機構83から外筒2の第2流路32を経てリザーバ室6に流れて、これに応じて縮み側の減衰力が発生する。
そして、第3実施形態に係る流体圧緩衝器1cでは、ピストンロッド16の伸縮行程時、ロッド側油室18からの作動油が減衰力発生弁機構83内を流動する際には、第1流路31→メインボディ90の各通路97→バルブブロック85→ケース110内の液室99→ケース110の各放射状流路50→円環状流路35→第2流路32に流動するようになる。この作動油が円環状流路35を流動するとき、作動油は円環状流路35を時計周り方向(図9(b)の矢印方向)に流動するので、エアが円環状流路35の上部に留まることなくリザーバ室6に排出されるようになる。
以上説明した、第3実施形態に係る流体圧緩衝器1cに備えた第3主流路82においても、第1の実施形態に係る流体圧緩衝器1aに備えた、第1〜第4主流路21〜24と同じ作用効果を奏することができる。
なお、上述した第1〜第3実施形態に係る流体圧緩衝器1a〜1cでは、鉄道車両の台車と車体の間に用いられ、レールの設置状態による振動を吸収して台車の蛇行を抑制する横置き型の緩衝器である、いわゆるヨーダンパを例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、鉄道車両であれば、台車と車体の間に用いられ、台車と車体の相対的な振動を減衰する左右動ダンパに用いてもよく、台車の軸ばねに並列に設けられ、レールの設置状態による上下動を減衰する上下動ダンパに用いてもよいし、車体と車体に設けられレールのうねりや風などによる車体間の相対運動を抑制する車体間ダンパに用いてもよい。
さらに、例えば車両用の油圧緩衝器(この場合は、例えば上、下方向の振動を緩衝する縦置き型緩衝器)に適用してもよく、振動源となる種々の機械、建築物等に用いる緩衝器にも適用することが可能である。
1a、1b、1c 流体圧緩衝器,2 外筒,3 シリンダ,6 リザーバ室(液室),15 ピストン,16 ピストンロッド,18 ロッド側油室(液室),19 反ロッド側油室(液室),21 第1主流路,22 第2主流路,23 第3主流路,24 第4主流路,26 調圧弁(弁機構),27 逆止弁(弁機構),35 円環状流路,35a 第2の円環状流路,50 放射状流路,50a 第2の放射状流路,71 第1主流路,72 第2主流路,73 第3主流路,82 第3主流路,83 減衰力発生弁機構(弁機構)

Claims (3)

  1. 外筒と、
    該外筒内に設けられ、内部に作動流体が封入されるシリンダと、
    前記外筒と前記シリンダとの間に画成され、作動流体とガスが封入される液室と、
    前記シリンダ内に摺動可能に挿嵌され、該シリンダ内を2つの液室に画成するピストンと、
    該ピストンに連結され前記シリンダから外部に延出されるピストンロッドと、
    前記シリンダ内の前記ピストンの摺動によって、前記3つの液室のうち2つの液室間で、弁機構を介して作動流体の流れを生じさせる主流路と、を備えた流体圧緩衝器であって、
    前記主流路は、
    前記一方の液室に連通する円環状流路と、
    前記弁機構に設けられ、前記他方の液室に連通すると共に前記円環状流路に連通して該円環状流路に向かって放射状に複数延びる放射状流路と、を備え、
    該各放射状流路は、前記円環状流路の径方向に対して周方向の一方向に傾斜または湾曲していることを特徴とする流体圧緩衝器。
  2. 前記放射状流路は、前記円環状流路側の一端開口径が、他端開口径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の流体圧緩衝器。
  3. 前記円環状流路は、前記弁機構に対して偏心していることを特徴とする請求項1または2に記載の流体圧緩衝器。
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