JP2016190981A - インク組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(A)HLBが0以上4未満の非イオン性界面活性剤と、(B)HLBが4以上18以下である非イオン性界面活性剤とを含み、(A),(B)成分の少なくともいずれか一方がシリコーン系非イオン性界面活性剤である界面活性剤と、水と、水溶性有機溶剤と、着色剤とを含有し、上記(A)成分の含有量が0.01〜5質量%であり、(B)成分の含有量が0.01〜5質量%であるインク組成物。【効果】本発明のインク組成物は、優れた濡れ性、浸透性を持つため、カラーブリードがなく、発色性、画像均一性にも優れ、高速印刷及び高速塗工にも対応可能であり、水/水溶性有機溶剤混合系のインクジェット用インクとして実用的に極めて有利である。特に、コート紙等の比較的吸収性の悪い紙に印字した際に、にじみがなく、印字濃度、印字画像の色濃度が濃く、極めて良好な印字性能を示す。【選択図】なし
Description
本発明は、特定の範囲のHLB値を有する複数の非イオン性界面活性剤を配合したインク組成物に関するものであり、特に、水/水溶性有機溶剤混合系のインクジェット用インクとした際に優れた濡れ性を発揮し、高速印刷及び高速塗工にも対応したインク組成物に関する。
近年、印刷業界において、環境問題などから水系化(水/低揮発性水溶性有機溶剤混合系)が進みつつある。しかし、水系の場合、乾燥スピードが遅いため、溶剤系より生産スピードが遅くなることから、常に生産性向上に伴う高速化への対応が余儀なくされており、高速印刷や高速塗工に対応したインクの性能向上が要求されている。
このような背景から、インクや水系塗料業界においては、基材に対する湿潤化、浸透性及び分散性付与のため優れた表面張力低下能及び低接触角を付与する界面活性剤を必要としている。界面活性剤を選択する場合、系が静的状態にある時には静的表面張力が優れていることが重要であり、また前述の生産性向上による印刷スピードアップの必要性からの高速度使用時には動的表面張力の指標が重要になっている。
使用される界面活性剤としては、シリコーン系界面活性剤やアセチレングリコール系界面活性剤などの非イオン性界面活性剤が広く使用されている。
シリコーン系界面活性剤の1つとして、変性ポリシロキサン化合物が知られている。その中でも、ポリエーテル変性シリコーンは、従来から、特許文献1〜4(特開2003−253166号公報、特開2007−154021号公報、特開2011−046035号公報、特開2013−203910号公報)にあるように、インク、塗料用湿潤剤、分散助剤などとして有用であるとされてきた。しかし、濡れ性、浸透性に優れる全てのポリエーテル変性シリコーンが、インク組成物とした際に、カラーブリードがなく、発色性、画像均一性にも優れるというわけではなく、構造の限定やその中での選択が困難とされている。
また、特開2005−023253号公報(特許文献5)、特開2005−120181号公報(特許文献6)では、インク組成物に異なるポリエーテル変性シリコーンを併用することが開示されている。しかしながら、この組成ではコート紙など比較的吸収性が悪い紙に印字した際に、印字ムラやにじみ等が発生する。そのため、その組み合わせで発揮される効果にはまだ改良の余地がある。
本発明は、上記事情を改善するためになされたもので、光沢紙等の比較的吸収性の悪いメディアに印字した際、水/低揮発性水溶性有機溶剤混合系で、優れた低接触角性、濡れ性、浸透性を持つため、カラーブリードがなく、発色性、画像均一性にも優れ、高速印刷及び高速塗工にも対応可能なインク組成物並びにインクジェット用インク、インクジェット印刷による印刷方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討を行った結果、少なくとも1種がシリコーン系非イオン性界面活性剤である異なるHLB値を有する複数の非イオン性界面活性剤混合物を配合した水/低揮発性水溶性有機溶剤混合系のインク組成物が、優れた低接触角性、濡れ性、浸透性を持つため、カラーブリードがなく、発色性、画像均一性にも優れ、高速印刷及び高速塗工にも対応可能であることを見出し、本発明をなすに至った。
従って、本発明は、下記インク組成物を提供する。
〔1〕
(A)HLBが0以上4未満の非イオン性界面活性剤と、(B)HLBが4以上18以下である非イオン性界面活性剤とを含み、(A),(B)成分の少なくともいずれか一方がシリコーン系非イオン性界面活性剤である界面活性剤と、水と、水溶性有機溶剤と、着色剤とを含有し、上記(A)成分の含有量が0.01〜5質量%であり、(B)成分の含有量が0.01〜5質量%であることを特徴とするインク組成物。
〔2〕
(A),(B)成分のいずれの界面活性剤もシリコーン系非イオン性界面活性剤である〔1〕記載のインク組成物。
〔3〕
シリコーン系非イオン性界面活性剤が、ポリエーテル変性シリコーン系、アルコール変性シリコーン系、及びカルボキシル変性シリコーン系から選ばれる界面活性剤である〔1〕又は〔2〕記載のインク組成物。
〔4〕
シリコーン系非イオン性界面活性剤が、下記式(2)で表される界面活性剤である〔3〕記載のインク組成物。
[式(2)中、m1は0又は1以上の整数、n1は1以上の整数であり、R1はOH基含有炭素数1〜20のアルキル基、カルボキシル基、又は式(3)
−C3H6O−(C2H4O)a−(C3H6O)b−R2 (3)
(R2は水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基、aは0〜50の数、bは0〜50の数)で表される基を表す。また、a、b単位のC2H4O、C3H6Oはその順序は問わず、ランダムであってもブロックであってもよい。]
〔5〕
式(2)において、(A)成分はn1が1〜3である界面活性剤であり、(B)成分はn1が4以上又はn1が1以上で式(3)のaが2以上の界面活性剤である〔4〕記載のインク組成物。
〔6〕
上記(B)成分の非イオン性界面活性剤が2種以上の混合物であり、その少なくとも一つがHLB4以上13未満の界面活性剤、他方がHLB13以上18以下の界面活性剤であることを特徴とする〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載のインク組成物。
〔7〕
(A)成分と(B)成分の非イオン性界面活性剤の比が、質量比として(A)/(B)=0.1〜10であることを特徴とする〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載のインク組成物。
〔8〕
〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載のインク組成物を含有したインクジェット用インク。
〔9〕
記録媒体上に〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載のインク組成物を用いてインクジェット印刷する印刷方法。
〔1〕
(A)HLBが0以上4未満の非イオン性界面活性剤と、(B)HLBが4以上18以下である非イオン性界面活性剤とを含み、(A),(B)成分の少なくともいずれか一方がシリコーン系非イオン性界面活性剤である界面活性剤と、水と、水溶性有機溶剤と、着色剤とを含有し、上記(A)成分の含有量が0.01〜5質量%であり、(B)成分の含有量が0.01〜5質量%であることを特徴とするインク組成物。
〔2〕
(A),(B)成分のいずれの界面活性剤もシリコーン系非イオン性界面活性剤である〔1〕記載のインク組成物。
〔3〕
シリコーン系非イオン性界面活性剤が、ポリエーテル変性シリコーン系、アルコール変性シリコーン系、及びカルボキシル変性シリコーン系から選ばれる界面活性剤である〔1〕又は〔2〕記載のインク組成物。
〔4〕
シリコーン系非イオン性界面活性剤が、下記式(2)で表される界面活性剤である〔3〕記載のインク組成物。
−C3H6O−(C2H4O)a−(C3H6O)b−R2 (3)
(R2は水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基、aは0〜50の数、bは0〜50の数)で表される基を表す。また、a、b単位のC2H4O、C3H6Oはその順序は問わず、ランダムであってもブロックであってもよい。]
〔5〕
式(2)において、(A)成分はn1が1〜3である界面活性剤であり、(B)成分はn1が4以上又はn1が1以上で式(3)のaが2以上の界面活性剤である〔4〕記載のインク組成物。
〔6〕
上記(B)成分の非イオン性界面活性剤が2種以上の混合物であり、その少なくとも一つがHLB4以上13未満の界面活性剤、他方がHLB13以上18以下の界面活性剤であることを特徴とする〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載のインク組成物。
〔7〕
(A)成分と(B)成分の非イオン性界面活性剤の比が、質量比として(A)/(B)=0.1〜10であることを特徴とする〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載のインク組成物。
〔8〕
〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載のインク組成物を含有したインクジェット用インク。
〔9〕
記録媒体上に〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載のインク組成物を用いてインクジェット印刷する印刷方法。
本発明のインク組成物は、優れた濡れ性、浸透性を持つため、カラーブリードがなく、発色性、画像均一性にも優れ、高速印刷及び高速塗工にも対応可能なインク組成物である。また、特に、コート紙等の比較的吸収の悪い紙に対し、印字後、水が揮発し溶剤が残る過程において溶剤組成が変化(水溶性有機溶剤/水比の変化)しても適度に低接触角を示すため、インクのドットが独立する。この特性により、本発明のインク組成物は、水/水溶性有機溶剤混合系のインクジェット用インクとして実用的に極めて有利である。特に、コート紙等の比較的吸収性の悪い紙に印字した際に、にじみがなく、印字濃度、印字画像の色濃度が濃く、極めて良好な印字性能を示す。
本発明のインク組成物は、(A)成分としてHLBが0以上4未満の非イオン性界面活性剤と、(B)成分としてHLBが4以上18以下の非イオン性界面活性剤とを併用したもので、(A)、(B)異なるHLB値を有する少なくとも2種類の非イオン性界面活性剤を含む界面活性剤混合物を配合したインク組成物と、水と、水溶性有機溶剤と、着色料とを含有する。
ここで、HLB(親水基/疎水基バランス「Hydrophile−Lipophile Barance」)は、以下の(1)式(グリフィン法)により定義されるものである。0〜20までの値をとり、0に近づくほど親油性が高く、20に近づくほど、親水性が高くなる値である。
(A)成分のHLBが0以上4未満である非イオン性界面活性剤及び(B)成分のHLBが4以上18以下である非イオン性界面活性剤は、いずれかがシリコーン系界面活性剤であり、好ましくは両者ともシリコーン系の界面活性剤である。より好ましくは、ポリシロキサンの側鎖の一部に有機基を導入した界面活性剤であることが好ましい。具体的には、ポリエーテル変性シリコーン系、アルコール変性シリコーン系、カルボキシル変性シリコーン系界面活性剤が挙げられる。
更に、(B)成分の界面活性剤は、HLBが4以上13未満(B−1)及び13以上18以下(B−2)のそれぞれに分けた界面活性剤を併用することも可能であり、その場合、(B)成分において、(B−1)を1〜99質量%、好ましくは20〜80質量%にすることがよい。
更に、(B)成分の界面活性剤は、HLBが4以上13未満(B−1)及び13以上18以下(B−2)のそれぞれに分けた界面活性剤を併用することも可能であり、その場合、(B)成分において、(B−1)を1〜99質量%、好ましくは20〜80質量%にすることがよい。
式(2)中、m1は0又は1以上の整数、n1は1以上の整数であり、R1はOH基含有炭素数1〜20のアルキル基、カルボキシル基、又は式(3)
−C3H6O−(C2H4O)a−(C3H6O)b−R2 (3)
(R2は水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基、aは0〜50の数、bは0〜50の数)で表される基を表す。また、a、b単位のC2H4O、C3H6Oはその順序は問わず、ランダムであってもブロックであってもよい。なお、m1=0〜50、n1=1〜50の整数が好ましい。
この中で、好ましくはポリエーテル変性、アルコール変性のシリコーン系界面活性剤が好ましい。
なお、(A)成分の界面活性剤は、上記式(2)においてn1が1〜3であることが好ましい。更に好ましくはa=0〜10である。
(B)成分は上記式(2)においてn1を4以上にするか、n1が1以上の場合、R1における親水基の含有量、例えば式(3)においてaを2以上、更に好ましくはa=3〜45にすることが望ましい。
式(2)中で、非イオン性界面活性剤のHLBの算出をするにあたり、親水部分としてはR1のC2H4O基、ヒドロキシル基、カルボキシル基が該当する。
−C3H6O−(C2H4O)a−(C3H6O)b−R2 (3)
(R2は水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基、aは0〜50の数、bは0〜50の数)で表される基を表す。また、a、b単位のC2H4O、C3H6Oはその順序は問わず、ランダムであってもブロックであってもよい。なお、m1=0〜50、n1=1〜50の整数が好ましい。
この中で、好ましくはポリエーテル変性、アルコール変性のシリコーン系界面活性剤が好ましい。
なお、(A)成分の界面活性剤は、上記式(2)においてn1が1〜3であることが好ましい。更に好ましくはa=0〜10である。
(B)成分は上記式(2)においてn1を4以上にするか、n1が1以上の場合、R1における親水基の含有量、例えば式(3)においてaを2以上、更に好ましくはa=3〜45にすることが望ましい。
式(2)中で、非イオン性界面活性剤のHLBの算出をするにあたり、親水部分としてはR1のC2H4O基、ヒドロキシル基、カルボキシル基が該当する。
本発明のインク組成物を調製する際に用いられる(A)成分の配合割合は、インク組成物100質量%中、0.01〜5質量%であり、好ましくは0.05〜3質量%である。インクに配合した際、5質量%を超えると泡が発生し、印刷時の滲みの原因になる。
本発明のインク組成物を調製する際に用いられる(B)成分の配合割合は、インク組成物100質量%中、0.01〜5質量%であり、好ましくは0.05〜3質量%である。インクに配合した際、0.01質量%未満であると浸透性が不足し、印刷時の滲みの原因になるし、5質量%を超えると水溶解性が悪くなり、印刷時の滲みの原因になる。
(A)成分と(B)成分の配合比(質量)は(A)/(B)が0.1〜10であることが好ましく、更に好ましくは0.5〜2である。
また、本発明のインク組成物は、水と水溶性有機溶剤を含有する。水はインク組成物100質量%中、5〜95質量%、好ましくは50〜90質量%の量で用いることができる。水溶性有機溶剤としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、分子量2,000以下のポリエチレングリコール、1,3−プロピレングリコール、イソプロピレングリコール、イソブチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、グリセリン、メソエリスリトール、ペンタエリスリトール、チオグリコール、ヘキシレングリコールなどのグリコール類、炭素数1〜4のアルキルアルコール類、グリコールエーテル類、ホルムアミド、アセトアミド、ジメチルスルホキシド、ソルビット、ソルビタン、アセチン、ジアセチン、トリアセチン、スルホラン、1,2,6−ヘキサントリオール、トリメチロールプロパンなどの多価アルコール類、尿素、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテルなどがあり、これらの1種又は2種以上を適宜選択して使用することができる。これらの水溶性有機溶剤はインク組成物100質量%中、1〜60質量%、好ましくは1〜50質量%の量で用いることができる。
本発明のインク組成物に用いられる着色料は、染料、有機顔料又は無機顔料を好適に用いることができる。例えば、染料としては、カラーインデックスにおいて、酸性染料、直接染料、反応染料、建染染料、硫化染料又は食品用色素に分類されているものの他に油溶染料、塩基性染料に分類される着色剤を用いることもできる。また、顔料として、黒色インク用としては、ファーネスブラック(カラーブラック)、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック等のカーボンブラック(C.I.ピグメントブラック7)類、具体的には、例えば、レイヴァン(Raven)7000、レイヴァン5750、レイヴァン5250、レイヴァン5000、レイヴァン3500、レイヴァン2000、レイヴァン1500、レイヴァン1250、レイヴァン1200、レイヴァン1190ULTRA−II、レイヴァン1170、レイヴァン1255(以上、コロンビア社製)、ブラックパールズ(Black Pearls)L、リーガル(Regal)400R、リーガル330R、リーガル660R、モウグル(Mogul)L、モナク(Monarch)700、モナク800、モナク880、モナク900、モナク1000、モナク1100、モナク1300、モナク1400、ヴァルカン(Valcan)XC−72R(以上、キャボット社製)、カラーブラック(Color Black)FW1、カラーブラックFW2、カラーブラックFW2V、カラーブラックFW18、カラーブラックFW200、カラーブラックS150、カラーブラックS160、カラーブラックS170、プリンテックス(Printex)35、プリンテックスU、プリンテックスV、プリンテックス140U、プリンテックス140V、スペシャルブラック(Special Black)6、スペシャルブラック5、スペシャルブラック4A、スペシャルブラック4(以上、デグッサ社製)、No.25、No.33、No.40、No.47、No.52、No.900、No.2300、MCF−88、MA600、MA7、MA8、MA100(以上、三菱化学社製)等、又は銅酸化物、鉄酸化物(C.I.ピグメントブラック11)、酸化チタン等の金属類、アニリンブラック(C.I.ピグメントブラック1)等の有機顔料が挙げられる。更にカラーインク用としては、C.I.ピグメントイエロー1(ファストイエローG)、3、12(ジスアゾイエローAAA)、13、14、17、24、34、35、37、42(黄色酸化鉄)、53、55、74、81、83(ジスアゾイエローHR)、93、94、95、97、98、100、101、104、108、109、110、117、120、128、138、153、180、C.I.ピグメントレッド1、2、3、5、17、22(ブリリアントファーストスカーレット)、23、31、38、48:2(パーマネントレッド2B(Ba))、48:2(パーマネントレッド2B(Ca))、48:3(パーマネントレッド2B(Sr))、48:4(パーマネントレッド2B(Mn))、49:1、52:2、53:1、57:1(ブリリアントカーミン6B)、60:1、63:1、63:2、64:1、81(ローダミン6Gレーキ)、83、88、101(べんがら)、104、105、106、108(カドミウムレッド)、112、114、122(キナクリドンマゼンタ)、123、146、149、166、168、170、172、177、178、179、185、190、193、202、206、209、219、C.I.ピグメントバイオレット19、23、C.I.ピグメントオレンジ36、C.I.ピグメントブルー1、2、15(フタロシアニンブルーR)、15:1、15:2、15:3(フタロシアニンブルーG)、15:4、15:6(フタロシアニンブルーE)、16、17:1、56、60、63、C.I.ピグメントグリーン1、4、7、8、10、17、18、36等が使用できる。着色料の使用量はインク組成物100質量%中、0.1〜15質量%が好ましく、より好ましくは2〜10質量%である。
本発明のインク組成物は、例えば、上記各成分をプロペラ式攪拌機などの公知の混合調製方法によって混合することによって得られる。また、常温にて固体の成分については、必要により加温して混合するものである。
本発明のインク組成物を用いてインクを製造する場合、上記各成分のほか、樹脂、その他添加剤を任意に含むことができる。
樹脂としては、疎水基及び親水基を有しているポリマーであり、該ポリマーを形成する物質の疎水基が少なくともアルキル基、シクロアルキル基又はアリール基から選ばれた1種以上であることが好ましい。そして、親水基が少なくともカルボキシル基、スルホン酸基、ヒドロキシル基、アミノ基、もしくはアミド基又はそれらの塩基であることが好ましい。それら分散ポリマーを形成する物質の具体例として2重結合を有するアクリロイル基、メタクリロイル基、ビニル基或いはアリール基を有するモノマーやオリゴマー類を用いることができる。例えば、スチレン、テトラヒドロフルフリルアクリレート、ブチルメタクリレート、(α,2,3又は4)−アルキルスチレン、(α,2,3又は4)−アルコキシスチレン、3,4−ジメチルスチレン、α−フェニルスチレン、ジビニルベンゼン、ビニルナフタレン、ジメチルアミノ(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート、アクリロイルモルフォリン、N,N−ジメチルアクリルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド、N,N−ジエチルアクリルアミド、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、エチルヘキシル(メタ)アクリレート、その他アルキル(メタ)アクリレート、メトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基のジエチレングリコール又はポリエチレングリコールの(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリレート、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、その他含フッ素、含塩素、含珪素(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド、マレイン酸アミド、(メタ)アクリル酸等の1官能の他に架橋構造を導入する場合は(モノ、ジ、トリ、テトラ、ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール及び1,10−デカンジオール等の(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、グリセリン(ジ、トリ)(メタ)アクリレート、ビスフェノールA又はFのエチレンオキシド付加物のジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等のアクリル基やメタクリル基を有する化合物を用いることができる。
インクを調製する際の樹脂の使用量は特に限定されないが、インク組成物100質量%中、0〜30質量%が好ましく、より好ましくは0〜20質量%である。なお、配合する場合には1質量%以上とすることが好ましい。
その他添加剤としては、紫外線吸収剤、酸化防止剤、pH調整剤、防腐剤、粘度調整剤などを適宜配合することもできる。これらその他の添加剤は、上記の材料のほかに、インク組成物100質量%中の残部として配合させることができる。
得られたインクとしては、粘度(23℃)を4mPa・s以下(0を含まず)に調整することで、印字特性が優れることになる。
インクの記録媒体への塗工方法としては、インクジェット記録方式、ペン等の筆記用具による記録方式、その他各種印刷方法が挙げられる。特に本発明のインク組成物はインクジェット記録方式に好ましく用いられる。
記録媒体である被塗工材としては、表面加工されたコート紙:例えば比較的インク吸収の悪いコート紙、オフセット紙、PETフィルム、PVCフィルムなどが好適である。
インクの塗工量は、0.6〜20g/m2が好ましく、1〜15g/m2がより好ましい。
得られたインクとしては、粘度(23℃)を4mPa・s以下(0を含まず)に調整することで、印字特性が優れることになる。
インクの記録媒体への塗工方法としては、インクジェット記録方式、ペン等の筆記用具による記録方式、その他各種印刷方法が挙げられる。特に本発明のインク組成物はインクジェット記録方式に好ましく用いられる。
記録媒体である被塗工材としては、表面加工されたコート紙:例えば比較的インク吸収の悪いコート紙、オフセット紙、PETフィルム、PVCフィルムなどが好適である。
インクの塗工量は、0.6〜20g/m2が好ましく、1〜15g/m2がより好ましい。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において、部及び%はそれぞれ質量部、質量%を示す。
[製造例1]
(A)HLBが0以上4未満である非イオン性界面活性剤(A−1)0.5部、(B)HLBが4以上18以下である非イオン性界面活性剤(B−1)0.5部を下記に示す各割合の水及び/又はポリエチレングリコールに添加し、非イオン性界面活性剤1%組成物を得た。
・ポリエチレングリコール 100%
・ポリエチレングリコール:水=75%:25%
・ポリエチレングリコール:水=50%:50%
・ポリエチレングリコール:水=25%:75%
・水 100%
(A)HLBが0以上4未満である非イオン性界面活性剤(A−1)0.5部、(B)HLBが4以上18以下である非イオン性界面活性剤(B−1)0.5部を下記に示す各割合の水及び/又はポリエチレングリコールに添加し、非イオン性界面活性剤1%組成物を得た。
・ポリエチレングリコール 100%
・ポリエチレングリコール:水=75%:25%
・ポリエチレングリコール:水=50%:50%
・ポリエチレングリコール:水=25%:75%
・水 100%
[製造例2〜15、比較製造例1〜4]
製造例1と同様に、表1,2に示す組成で非イオン性界面活性剤組成物を作製した。
製造例1と同様に、表1,2に示す組成で非イオン性界面活性剤組成物を作製した。
各組成物の接触角の測定は下記のようにして行った。結果を表1,2に示す。
各種界面活性剤溶液のコート紙への0.3秒後の接触角値を協和界面科学社製接触角計CA−D型を用いて測定した。
基材:OKトップコート紙(王子製紙製)
各種界面活性剤溶液のコート紙への0.3秒後の接触角値を協和界面科学社製接触角計CA−D型を用いて測定した。
基材:OKトップコート紙(王子製紙製)
[実施例1]
ブラック顔料であるカラーブラックS170(デグッサ社製)5部をイオン交換水69部にプロペラ式攪拌機で攪拌しながら徐々に添加した後、(A)HLBが0以上4未満である非イオン性界面活性剤(A−1)0.5部、(B)HLBが4以上18以下である非イオン性界面活性剤(B−1)0.5部、ポリエチレングリコール(分子量200)を10部、グリセリンを15部添加し、1時間攪拌した後、黒インク組成物を得た。
更に、上記ブラック顔料の代わりに、それぞれマゼンタ顔料(C.I.ピグメントレッド122)、シアン顔料(C.I.ピグメントブルー15:3)、イエロー顔料(C.I.ピグメントイエロー74)を用いて上記と同様の方法により、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)インクを作製した。
ブラック顔料であるカラーブラックS170(デグッサ社製)5部をイオン交換水69部にプロペラ式攪拌機で攪拌しながら徐々に添加した後、(A)HLBが0以上4未満である非イオン性界面活性剤(A−1)0.5部、(B)HLBが4以上18以下である非イオン性界面活性剤(B−1)0.5部、ポリエチレングリコール(分子量200)を10部、グリセリンを15部添加し、1時間攪拌した後、黒インク組成物を得た。
更に、上記ブラック顔料の代わりに、それぞれマゼンタ顔料(C.I.ピグメントレッド122)、シアン顔料(C.I.ピグメントブルー15:3)、イエロー顔料(C.I.ピグメントイエロー74)を用いて上記と同様の方法により、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)インクを作製した。
[実施例2〜13、比較例1〜4]
実施例1と同様に、表3,4に示す組成でインクを作製した。
実施例1と同様に、表3,4に示す組成でインクを作製した。
なお、各特性の測定は下記のようにして行った。結果を表3,4に示す。
[インクの評価]
1)印字濃度
セイコーエプソン製PX−045Aで黒インクを用いてOKトップコート紙に印字したドットに関し、サクラマイクロデンシトメーターPDM−5型(サクラ精機社製)で印字濃度を測定した。印字濃度は0.99〜1.10が好ましく、1.01〜1.10がより好ましい。
[インクの評価]
1)印字濃度
セイコーエプソン製PX−045Aで黒インクを用いてOKトップコート紙に印字したドットに関し、サクラマイクロデンシトメーターPDM−5型(サクラ精機社製)で印字濃度を測定した。印字濃度は0.99〜1.10が好ましく、1.01〜1.10がより好ましい。
2)ドット径
セイコーエプソン製PX−045Aで黒インクを用いてOKトップコート紙に印字し、100倍に拡大し、ドット径を測定した。ドット径は200〜250μmが好ましく、220〜240μmがより好ましい。
セイコーエプソン製PX−045Aで黒インクを用いてOKトップコート紙に印字し、100倍に拡大し、ドット径を測定した。ドット径は200〜250μmが好ましく、220〜240μmがより好ましい。
3)印字画像の色濃度
セイコーエプソン製PX−045Aでブラック(B)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)インクをOKトップコート紙にベタ印刷し、マクベス濃度計RD−918(マクベス社製)で測定した。色濃度は1.35〜2.00が好ましく、1.40〜2.00がより好ましい。
セイコーエプソン製PX−045Aでブラック(B)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)インクをOKトップコート紙にベタ印刷し、マクベス濃度計RD−918(マクベス社製)で測定した。色濃度は1.35〜2.00が好ましく、1.40〜2.00がより好ましい。
4)画像均一性
ブラック、マゼンダ、シアン、イエローのインクをセイコーエプソン製PX−045AでOKトップコート紙に印字した。
印字物を電子顕微鏡で100倍に拡大し、レべリング性を観察した。
○:ほとんど濃度差のないもの
△:僅かに濃度差のあるもの
×:ドット内で三日月状のまだら模様の見られる
ブラック、マゼンダ、シアン、イエローのインクをセイコーエプソン製PX−045AでOKトップコート紙に印字した。
印字物を電子顕微鏡で100倍に拡大し、レべリング性を観察した。
○:ほとんど濃度差のないもの
△:僅かに濃度差のあるもの
×:ドット内で三日月状のまだら模様の見られる
Claims (9)
- (A)HLBが0以上4未満の非イオン性界面活性剤と、(B)HLBが4以上18以下である非イオン性界面活性剤とを含み、(A),(B)成分の少なくともいずれか一方がシリコーン系非イオン性界面活性剤である界面活性剤と、水と、水溶性有機溶剤と、着色剤とを含有し、上記(A)成分の含有量が0.01〜5質量%であり、(B)成分の含有量が0.01〜5質量%であることを特徴とするインク組成物。
- (A),(B)成分のいずれの界面活性剤もシリコーン系非イオン性界面活性剤である請求項1記載のインク組成物。
- シリコーン系非イオン性界面活性剤が、ポリエーテル変性シリコーン系、アルコール変性シリコーン系、及びカルボキシル変性シリコーン系から選ばれる界面活性剤である請求項1又は2記載のインク組成物。
- 式(2)において、(A)成分はn1が1〜3である界面活性剤であり、(B)成分はn1が4以上又はn1が1以上で式(3)のaが2以上の界面活性剤である請求項4記載のインク組成物。
- 上記(B)成分の非イオン性界面活性剤が2種以上の混合物であり、その少なくとも一つがHLB4以上13未満の界面活性剤、他方がHLB13以上18以下の界面活性剤であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のインク組成物。
- (A)成分と(B)成分の非イオン性界面活性剤の比が、質量比として(A)/(B)=0.1〜10であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載のインク組成物。
- 請求項1〜7のいずれか1項記載のインク組成物を含有したインクジェット用インク。
- 記録媒体上に請求項1〜7のいずれか1項記載のインク組成物を用いてインクジェット印刷する印刷方法。
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