JP2016188012A - ステアリングハンガー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラケット類が確実に誤組防止機能を有して装着機器取付け腕木類に装着でき、しかも、かかる誤組防止構造を施したとしても、ステアリングハンガー本体周りに設置される種々の装着部品・機器の邪魔にならず、自動車の設計後期などにおいて簡単な設計変更などにより簡単に採用可能に構成すべくなした。
【解決手段】ブラケット類としてブレーキペダル後退防止ブラケット11の両側端部のうち一方の側端部に切欠き部16を形成し、切欠き部16に相対するように一対の取付け腕木類を構成するサイドブラケット2及びインストステイブラケット6のうち一方のサイドブラケット2にナット或いはボルトなどからなる突起部17を植設して、突起部17を切欠き部16に挿入するようにして、ブレーキペダル後退防止ブラケット11の誤組防止構造を構成した。
【選択図】図2

Description

この発明は、自動車の操舵制御を司るべく構成したステアリング機構を支承するステアリングハンガー装置(「ステアリングメンバー装置」とも称されている。)に関する。
従来の自動車におけるステアリングハンガー装置は、例えば図4に示すように、ステアリングハンガー本体aがその車幅方向両外側端にそれぞれ取付けられた一対のサイドブラケットb、bを介して車幅方向に延在するように不図示の車体に配設されており、且つ、ステアリングハンガー本体aにおける両サイドブラケットb、bを挟む中間部に、ステアリングコラム(不図示)を取付けるためのステアリングコラムブラケットc及びポストブラケットd、インストルメントパネル(不図示)を車体に取付けるためのインストステイブラケットe、f、空調装置(不図示)を取付けるための空調装置取付けブラケットg、g、自動車の自動運転装置或いは自動停止装置としての電子機器を取付けるための電子機器取付けブラケットh、更には、エアバッグ装置(不図示)を取付けるためのエアバッグ装置取付けブラケットi等のから成る装着部品取付け腕木類を装着して構成している(特許文献1などを参照)。
加えて、従来のステアリングハンガー装置は、前記装着部品取付け腕木類のうち、ステアリングハンガー本体aに対して突き出るように互いに離間対向するように取付けられた一対の装着部品取付け腕木類、例えばステアリングコラムブラケットcに近いところに存する一方のサイドブラケットb及びインストステイブラケットfに橋渡すようにボルトm、nを用いて装着されたブラケット類、例えばブレーキペダル後退防止ブラケットoを有して構成している(関連する技術として、特許文献2参照)。なお、かかるブラケット類としては、ブレーキペダル後退防止ブラケットoの他に、例えば、ニープロテクター取付けブラケット、装着機器取付け腕木類の補強用ブラケット、或いは、音響機器取付け部ブラケット(何れも図示せず)があり、いずれもボルトを用いて装着機器取付け腕木類に取付けるようにしている。
そして、上記従来のステアリングハンガー装置は、まず、部品メーカーなどにより、ステアリングハンガー本体aに、サイドブラケットb、bやステアリングコラムブラケットcなどの装着部品取付け腕木類を溶接によって装着して構成することによりサブアセンブリーした状態で、シャシーメーカーの車体組立ラインに投入され、かかるサブアッセンブリー状態において車体に装着するようにしている。これに対して、ブレーキパダル後退防止ブラケットoなどのブラケット類は、車体組立ライン内において、装着部品取付け腕木類に後付するようになっている。
このようにブレーキペダル後退防止ブラケットoなどのブラケット類は、かかるステアリングハンガー装置の周囲に車体組立ラインにおいて種々の取付け部品が装着されるなどから、かかる組立作業の邪魔にならないように、車体組立ライン内においてボルトm、nを用いて、後付するようにしているのである。
かかることから、ブレーキペダル後退防止ブラケットoなどのブラケット類は、装着部品取付け腕木類が溶接ロボットを使って装着されるものであるのとは異なって、組立ロボットなどを使用できず、人手により装着部品取付け腕木類に取付けるようにしている。
このように、ブレーキペダル後退防止ブラケットoなどのブラケット類は、シャシーメーカーの車体組立ラインにおいて、人手により装着されることから、どうしても裏返し状態或いは左右勝手違い状態など誤組セット状態で装着されてしまうことがある。
そこで、かかる誤組セットでの装着を防止するためのヒントとなる技術が、例えば特許文献3に開示されている。
かかる特許文献3に開示された技術は、ブラケット本体の部品点数を増やすことなく、簡便な構成でもブラケット本体の固定時の周り止めとナットの誤着防止を行えるブラケット構造に係るもので、特許文献3に記載された符号とともに記載すると、本体側(2)が、上方へ突起された第2ボルト(2c)を備え、ブラケット本体(1)が、第2ボルト(2c)に近接した締結部(5)の一部を上方に屈折して形成され、且つ、ナット(3)の装着時にナット(3)の誤着防止を行う爪部(11)(誤着防止部に相当)と、ナット(3)の締結時に第2ボルト(2c)に当接してブラケット本体(1)の周り止めを行う第1突片部(9)(周り止め部に相当)を備えて一体的に形成されるように構成したものである。
かかる特許文献3に開示されたブラケット構造の技術を図4に示すステアリングハンガー装置に適用した場合、例えば、図5に示すような湊合技術として構成できる。
すなわち、かかるステアリングハンガー装置は、図5において、ステアリングハンガー本体aに互いに離間対向するように取付けられたサイドブラケットb及びインストステイブラケットfに橋渡すようにボルトm、nを用いて、ブラケット類であるブレーキペダル後退防止ブラケットoを装着する場合、ブレーキペダル後退防止ブラケットoの一端側に、サイドブラケットbの側壁に沿うように突出する誤組防止用爪部pを折曲形成して構成することになる。
特開2010−208493号公報 特開2004−98868号公報 特開2006−316897号公報
しかしながら、かかる図5に示すような湊合技術によると、ブレーキペダル後退防止ブラケットoの一端側に誤組防止用爪部pを折曲形成するためには、当該誤組防止用爪部pにおけるブレーキペダル後退防止ブラケットoからの折り曲げ部分から延在する直線部分が、ブレーキペダル後退防止ブラケットoの板厚の略3倍の寸法を擁する折り曲げ代を確保する必要があり、もし当該折り曲げ代が不十分な場合には、所定の誤組防止用爪部pを形成することができないことになる。
かかる結果、ブレーキペダル後退防止ブラケットoに折曲形成する誤組防止用爪部pは、大きくならざるを得ないことになり、その結果、ステアリングハンガー装置の周囲に突出する突起物として存在することなってしまい、ステアリングハンガー本体a周りに設置される種々の装着部品・機器の邪魔になってしまい、レイアウト設計管理上課題を残すことにもなりかねない。
また、誤組防止用爪部pは、ブレーキペダル後退防止ブラケットoを裏返しにしたり左右勝手違い状態にした場合には誤組防止機能を果たし得ず、サイドブラケットb及びインストステイブラケットfに取付けることも可能であり、誤組防止機能を完全に達成することができないまま車室内へ突出してしまうことになる。
加えて、誤組防止用爪部pは、ブレーキペダル後退防止ブラケットoがプレス成形により製作されることから、自動車の設計後期などにおいては、プレス金型の作り直しなどを要することになって容易に織り込むことは難しい。
そこで、この発明は、かかる従来の技術的課題に鑑み、ブレーキペダル後退防止ブラケットなどのブラケット類が確実に誤組防止機能を有して装着機器取付け腕木類に装着することができ、しかも、かかる誤組防止構造を施したとしても、ステアリングハンガー本体周りに設置される種々の装着部品・機器の邪魔にならないようにすると共に自動車の設計後期などにおいて簡単な設計変更などにより簡単に採用可能とし、その上ステアリングハンガー本体周りにおいて突起物として邪魔にならないように構成すべくなしたステアリングハンガー装置を提供することを目的としている。
この発明に係るステアリングハンガー装置は、ステアリングハンガー本体の車幅方向両外側端にそれぞれ取付けられて前記ステアリングハンガー本体を車幅方向に延在するように車体に配設する一対のサイドブラケット、前記ステアリングハンガー本体における前記両サイドブラケットを挟む中間部において設置するステアリングコラムブラケット、ポストブラケット、或いはインストルメントステイなどが構成する装着機器取付け腕木類を有し、且つ、該装着機器取付け腕木類のうち、前記ステアリングハンガー本体に互いに離間対向するように取付けられた一対の装着機器取付け腕木類に橋渡すようにボルトを用いて装着されたブレーキペダル後退防止ブラケット、ニープロテクター取付けブラケット、音響機器取付けブラケット或いは前記装着機器取付け腕木類の補強用ブラケットなどからなるブラケット類を有して構成したステアリングハンガー装置において、前記ブラケット類の両側端部に夫々前記一対の装着機器取付け腕木類に前記ボルトを取付けるための取付け孔を設けると共に、前記ブラケット類の両側端部のうち一方の側端部に切欠き部を形成し、該切欠き部に相対するように前記一対の取付け腕木類のうち一方の取付け腕木類にナット或いはボルトなどからなる突起部を植設して、該突起部を前記切欠き部に挿入することにより前記ブラケット類の誤組防止構造を構成したことを特徴とするものである。
かかる構成を有するこの発明は、ブレーキペダル後退防止ブラケット、ニープロテクター取付けブラケット、音響機器取付けブラケット或いは前記装着機器取付け腕木類の補強用ブラケットなどからなるブラケット類における一対の装着機器取付け腕木類に橋渡し装着する場合に、ブラケット類を裏表逆方向或いは左右勝手違い状態で、装着機器取付け腕木類にセットした場合には、装着機器取付け腕木類側に植設したナット或いはボルトなどの突起部がブラケット類に当接することになって、作業者は事前に誤組状態を見抜くことができる。
また、かかる構成を有するこの発明は、ブラケット類の両側端部のうち一方の側端部に形成した切欠き部を、装着機器取付け腕木類に植設したナットやボルトなどからなる突起部に挿入することによりブラケット類の誤組防止構造を構成したことから、当該突起部が切欠き部内に内在して突起物とはならないことから、従来技術における誤組防止用爪部のような突起物によるステアリングハンガー本体周りの装着部品・機器の邪魔になるようなことはなく、自動車の設計後期などにおいてプレス金型などを変更するまでもなく簡単な設計変更により採用することができることになり、自動車の開発・設計管理上好適であるといえる。
この発明の実施例1に係るステアリングハンガー装置を概略的に描画した斜視図である。 図1に示すステアリングハンガー装置の要部を拡大して描画した一部分解斜視図である。 この発明の実施例2に係るステアリングハンガー装置を概略的に描画した斜視図である。 従来技術に係るステアリングハンガー装置を概略的に描画した斜視図である。 図4におけるブレーキペダル後退防止ブラケットの誤組防止構造を備えた場合のステアリングハンガー装置の要部を拡大して描画した斜視図である。
この発明の実施例に係るステアリングハンガー装置は、ブレーキペダル後退防止ブラケットなどのブラケット類が確実に誤組防止機能を有して装着機器取付け腕木類に装着することができ、しかも、かかる誤組防止構造を施したとしても、ステアリングハンガー本体周りに設置される種々の装着部品・機器の邪魔にならないようにすると共に自動車の設計後期などにおいて簡単な設計変更などにより簡単に採用可能とし、その上ステアリングハンガー本体周りにおいて突起物として邪魔にならないように構成すべくなしたものである。
次に、図1及び図2を用いて、この発明を採用した実施例1に係るステアリングハンガー装置について説明する。
先ず図1において、この発明の実施例1に係るステアリングハンガー装置は、ステアリングハンガー本体1がその車幅方向両外側端にそれぞれ取付けられた一対のサイドブラケット2、3を介して車幅方向に延在するように不図示の車体に配設されている。
ステアリングハンガー本体1は、両サイドブラケット2、3を挟む中間部において、ステアリングコラム(不図示)を取付けるためのステアリングコラムブラケット4及びポストブラケット5、インストルメントパネル(不図示)を車体に取付けるためのインストステイブラケット、空調装置(不図示)を取付けるための空調装置取付けブラケット8、8、自動車の自動運転装置或いは自動停止装置などの電子機器を取付けるための電子機器取付けブラケット9、更には、エアバッグ装置(不図示)を取付けるためのエアバッグ取付けブラケット10等からなる装着部品取付け腕木類を装着して構成している。
加えて、ステアリングハンガー装置は、装着部品取付け腕木類のうち、ステアリングハンガー本体1に対して突き出るように互いに離間対向するように取付けられた一対の装着部品取付け腕木類、例えば、ステアリングコラムブラケット4に近いところに存する一方のサイドブラケット2とインストステイブラケット6とに橋渡すように、ブラケット類例えばブレーキペダル後退防止ブラケット11を有して構成している。
なお、かかるブラケット類は、ブレーキペダル後退防止ブラケット11の他に、一対の装着部品取付け腕木類間に取付けるべくなしたニープロテクター取付けブラケット、装着機器取付け腕木の補強用ブラケット、或いは音響機器取付けブラケット(いずれの不図示)などで構成されているものである。
そして、かかるブラケット類の一つを構成するブレーキペダル後退防止ブラケット11は、図2に明確に示すように、一方のサイドブラケット2に車幅方向に延在するように一体に突設したブラケット取付け片部2aと一方のインストステイブラケット6の先端部6aとの間を橋渡すように、ボルト12、13によって装着されている。このために、ブレーキペダル後退防止ブラケット11の両端部には、それぞれボルト12、13を挿通させる取付け孔14、15が形成されている。
したがって、ブレーキペダル後退防止ブラケット11は、ボルト12、13を取付け孔14、15に挿通させた後それぞれ一方のサイドブラケット2と一方のインストステイブラケット6に螺合装着されていることになる。
更に、ブレーキペダル後退防止ブラケット11は、その両側端部のうち一方の側端部(この実施例1においては、サイドブラケット2のブラケット取付け片部2aに対向する側端部)の図中上部側に切欠き16を形成して構成している。
また、この切欠き部16に相対するように、サイドブラケット2のブラケット取付け片部2aには、ナット或いはボルトなどで構成する突起部17が溶接などにより植設されている。
かかる構成により、ブレーキペダル後退防止ブラケット11がサイドブラケット2のブラケット取付け片部2aに装着した状態において、突起部17は、切欠き部16内に挿入された状態において内在することになる。
したがって、かかる切欠き部16及び突起部17の存在により、もしもブレーキペダル後退防止ブラケット11が、図示状態とは異なって表裏逆方向(図2の一点鎖線示A参照)或いは左右勝手違い状態(図2の一点鎖線示B参照)で、サイドブラケット2のブラケット取付け片部2a及びインストステイブラケット6にセットされボルト12、13によって螺着された場合には、突起部17が、ブラケット取付け片部2a或いはインストステイブラケット6に当接してしまうことになって、作業者において誤組状態であることを簡単に見抜けることができるから、切欠き部16及び突起部17によって、ブレーキペダル後退防止ブラケット11の誤組防止構造が構成されていることになる。
このように構成するこの発明に係る実施例1においては、ブレーキペダル後退防止ブラケット11をブラケット取付け片部2a或いはインストステイブラケット6に橋渡し装着する場合に、ブレーキペダル後退防止ブラケット11を裏表逆方向或いは左右勝手違い状態で、ブラケット取付け片部2a或いはインストステイブラケット6にセットした場合には、サイドブラケット2に植設されたナット或いはボルトなどの突起部17がブレーキペダル後退防止ブラケット11に当接することになって、作業者は誤組状態を事前に見抜くことができる。
加えて、上記のように構成するこの発明にかかる実施例1においては、ブレーキペダル後退防止ブラケット11の両側端部のうち一方の側端部に形成した切欠き部16を、サイドブラケット3に植設したナットやボルトなどからなる突起部17に挿入することによりブレーキペダル後退防止ブラケット11の誤組防止構造として構成したことから、突起部17が切欠き部16内に内在して突起物とはならないことになって、従来技術における誤組防止用爪部pのような突起物によるステアリングハンガー本体1周りの装着部品・機器の邪魔になるようなことはなく、自動車の設計後期などにおいてプレス金型などを変更するまでもなく簡単な設計変更により採用することができることになり、自動車の開発・設計管理上好適であるといえる。
上記実施例1においては、この発明の実施例として、ブレーキペダル後退防止ペダル11の誤組防止構造として適用したが、これに限定されるものではなく、この発明に係る他の実施例として、インストステイブラケット6、7間などにおいて橋渡し装着される、ニープロテクター取付けブラケット、音響機器取付けブラケット或いは前記装着機器取付け腕木類の補強用ブラケットなどからなるブラケット類に適用することができる。
図3は、この発明における誤組防止構造をブラケット類の一つである装着機器取付け腕木類の補強用ブラケット18に適用した実施例1の変形例としての実施例2を記載している。
すなわち、補強用ブラケット18は、ステアリングハンガー本体1に互いに離間対向するように取付けられた装着機器取付け腕木を構成する両インストステイブラケット6、7に、ボルト12a、13aを用いて、橋渡し装着されている。
そして、補強用ブラケット18は、その両側端部のうち一方の側端部(この実施例2においては、インストステイブラケット6に対向する側端部)の図中上部側に切欠き16aを形成して構成されている。
また、この切欠き部16に相対するように、インストステイ6には、ナット或いはボルトなどで構成する突起部17aが溶接などにより植設されている。
図3に示す実施例2のその他の構成は、上記実施例1と同様な構成を有していることから、詳細構成について説明が重複することから割愛する。
かかる構成により、ブレーキペダル後退防止ブラケット11がインストステイ6に装着した状態において、突起部17aは、切欠き部16a内に挿入された状態において存することになる。
したがって、かかる切欠き部16a及び突起部17aの存在により、もしも補強用ブラケット18が、図示状態とは異なって表裏逆方向或いは左右勝手違い状態で、両インストステイブラケット6、7にセットされボルト12、13によって螺合挿着された場合には、突起部17aが、両インストステイブラケット6、7に当接してしまうことになって、作業者において誤組状態であることを簡単に見抜けることができるから、切欠き部16a及び突起部17aによって、補強用ブラケット11の誤組防止構造が構成されていることになる。
このように構成するこの発明に係る実施例2においては、補強用ブラケット18を両インストステイブラケット6、7に橋渡し装着する場合に、補強用ブラケット18を裏表逆方向或いは左右勝手違い状態で、両インストステイブラケット6、7にセットした場合には、インストステイ6に植設されたナット或いはボルトなどの突起部17aが補強用ブラケット18に当接することになって、作業者は誤組状態を事前に見抜くことができる。
加えて、上記のように構成するこの発明にかかる実施例1においては、補強用ブラケット18の両側端部のうち一方の側端部に形成した切欠き部16を、サイドブラケット3に植設したナットやボルトなどからなる突起部17に挿入することにより補強用ブラケット18の誤組防止構造として構成したことから、突起部17aが切欠き部16a内に内在して突起物とはならないことになり、従来技術における誤組防止用爪部pのような突起物によるステアリングハンガー本体1周りの装着部品・機器の邪魔になるようなことはなく、自動車の設計後期などにおいてプレス金型などを変更するまでもなく簡単な設計変更により採用することができることになり、自動車の開発・設計管理上好適であるといえる。
以上説明したこの発明は、ブレーキペダル後退防止ブラケットなどのブラケット類が確実に誤組防止機能を有して装着機器取付け腕木類に装着することができ、しかも、かかる誤組防止構造を施したとしても、ステアリングハンガー本体周りに設置される種々の装着部品・機器の邪魔にならないようにすると共に自動車の設計後期などにおいて簡単な設計変更などにより簡単に採用可能とし、その上ステアリングハンガー本体周りに突起物として邪魔にならないように構成することができることから、自動車の操舵制御を司るべく構成したステアリング機構を支承するステアリングハンガー装置等に好適であるといえる。
1 ステアリングハンガー本体
2、3 サイドブラケット(装着機器取付け腕木類)
4 ステアリングコラムブラケット(装着機器取付け腕木類)
5 ポストブラケット(装着機器取付け腕木類)
6、7 インストステイブラケット (装着機器取付け腕木類)
8 空調装置取付けブラケット(装着機器取付け腕木類)
9 電子機器取付けブラケット(装着機器取付け腕木類)
10 エアバッグ装置取付けブラケット(装着機器取付け腕木類)
11 ブレーキペダル後退防止ブラケット(ブラケット類)
12、12a、13、13a ボルト
14、15 取付け孔
16、16a 切欠き部
17、17a 突起部
18 補強用ブラケット(ブラケット類)

Claims (1)

  1. ステアリングハンガー本体の車幅方向両外側端にそれぞれ取付けられて前記ステアリングハンガー本体を車幅方向に延在するように車体に配設する一対のサイドブラケット、前記ステアリングハンガー本体における前記両サイドブラケットを挟む中間部において設置するステアリングコラムブラケット、ポストブラケット、或いはインストルメントステイなどが構成する装着機器取付け腕木類を有し、且つ、該装着機器取付け腕木類のうち、前記ステアリングハンガー本体に互いに離間対向するように取付けられた一対の装着機器取付け腕木類に橋渡すようにボルトを用いて装着されたブレーキペダル後退防止ブラケット、ニープロテクター取付けブラケット、音響機器取付けブラケット或いは前記装着機器取付け腕木類の補強用ブラケットなどからなるブラケット類を有して構成したステアリングハンガー装置において、前記ブラケット類の両側端部に夫々前記一対の装着機器取付け腕木類に前記ボルトを取付けるための取付け孔を設けると共に、前記ブラケット類の両側端部のうち一方の側端部に切欠き部を形成し、該切欠き部に相対するように前記一対の取付け腕木類のうち一方の取付け腕木類にナット或いはボルトなどからなる突起部を植設して、該突起部を前記切欠き部に挿入することにより前記ブラケット類の誤組防止構造を構成したことを特徴とするステアリングハンガー装置。

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