JP2016186148A - 車両用ドアロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両用ドアロック装置において、車両盗難用の工具がアクティブレバーに到達するのを阻止することによって防盗性の向上を図るのに有効な技術を提供する。
【解決手段】 車両用ドアロック装置100の保護構造150は、第1の電動モータ130の端部131aからモータシャフト132の軸線を通って延びる第1仮想線L1と第2の電動モータ140の端部141aからモータシャフト142の軸線を通って延びる第2仮想線L2とによって区画される区画領域A内にアクティブレバー123が配置され、且つプロテクタ102(ハウジング101の上部縁)と第1の電動モータ130及び第2の電動モータ140のそれぞれの端部131a,141aとが対向する対向領域Bとアクティブレバー123とを直線的に結ぶ直線経路Cが塞がれるように、第1の電動モータ130及び第2の電動モータ140が相対配置された構造を含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両ドアに取付けられる車両用ドアロック装置に関する。
従来、車両用ドアロック装置として、車両ドア側のラッチ機構を車体側のストライカとの係合が解除可能なアンロック状態、或いはストライカとの係合が解除不能なロック状態に設定するためのロック機構を備えているものが知られている。この種のドアロック装置の一つが、例えば下記特許文献1に開示されている。このドアロック装置(以下、「従来装置」ともいう)は、ラッチ機構をアンロック状態に設定するアンロック位置とロック状態に設定するロック位置との間で回動可能なアクティブレバーと、アクティブレバーのロック位置からアンロック位置への回転動作を阻止するためのダブルロックレバーと、これらアクティブレバー及びダブルロックレバーのそれぞれを駆動するための2つの電動モータと、を備えている。
特開2009−257007号公報
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上記の従来装置のようなドアロック装置では、車両上方から車両ドア内に車両盗難用工具(典型的には、ドライバーのような長尺状の工具)が挿入される場合が想定される。この場合、車両盗難用工具がアクティブレバーに到達してアクティブレバーを強制的に作動させることによって車両ドアが解錠されるという問題が生じ得る。このような問題に対して、上記の従来装置は、2つの電動モータの間に車両盗難用工具が通過可能な隙間を備えているため、車両盗難用工具がアクティブレバーに到達するのを阻止することができない。
そこで本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的の1つは、車両用ドアロック装置において、車両盗難用の工具がアクティブレバーに到達するのを阻止することによって防盗性の向上を図るのに有効な技術を提供することである。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明に係る車両用ドアロック装置は、車両ドアを構成する車外側のドアアウタパネルと車内側のドアインナパネルとによって区画される領域に組付けられる装置であり、ラッチ機構及びロック機構を備える。ラッチ機構は、車両ドアを車体に対して閉じた状態で保持可能に構成される。ロック機構は、ハウジングに収容され、ラッチ機構を車体に設けられたストライカとの係合が解除可能なアンロック状態、或いはストライカとの係合が解除不能なロック状態に設定する。ロック機構は、更にオープンレバー、第1の電動モータ、第2の電動モータ、アクティブレバー、ダブルロックレバー及び保護構造を備える。オープンレバーは、車両ドアに設けられたドア操作ハンドルのドア開放操作に伴って作動する。第1の電動モータは、モータハウジングのうちモータシャフトとは反対側の端部がハウジングの上部縁と対向するように配置される。第2の電動モータは、第1の電動モータに対して傾斜配置され、モータハウジングのうちモータシャフトとは反対側の端部がハウジングの上部縁と対向するように配置される。アクティブレバーは、第1の電動モータの駆動時にオープンレバーのドア開放方向動作をラッチ機構に伝達可能なアンロック位置とラッチ機構に伝達不能なロック位置との間で回動するように構成される。ダブルロックレバーは、第2の電動モータの駆動時にアクティブレバーをロック位置に保持するためのダブルロック位置とダブルロック位置から外れたダブルロック解除位置との間で回動するように構成される。
保護構造は、アクティブレバーを保護するための構造であり、第1の電動モータの端部からモータシャフトの軸線を通って延びる第1仮想線と第2の電動モータの端部からモータシャフトの軸線を通って延びる第2仮想線とによって区画される区画領域内にアクティブレバーが配置され、且つハウジングの上部縁と第1の電動モータ及び第2の電動モータのそれぞれの端部とが対向する対向領域とアクティブレバーとを直線的に結ぶ直線経路が塞がれるように、第1の電動モータ及び第2の電動モータが相対配置された構造を含む。本構造によれば、ドア内部に侵入した車両盗難用工具は、2つの電動モータのそれぞれのモータハウジングと干渉するためアクティブレバー側への侵入が阻止される。その結果、既存の部品を利用した簡便な構造によって、車両盗難用工具がアクティブレバーに到達するのを阻止することができ、車両ドアが解錠されるのを阻止できるため、防盗性が向上する。
上記構成の車両用ドアロック装置は、更に、第1の電動モータのモータシャフトに取付けられた駆動ギヤとアクティブレバーとの双方に係合し、第1の電動モータの駆動時にアクティブレバーを回動させるように回転するホイールギヤを備えるのが好ましい。この場合、保護構造は、第1仮想線と第2仮想線とによって区画される区画領域内の直線経路上にホイールギヤ及びダブルロックレバーのうちの少なくとも一方が配置された構造を含むのが好ましい。本構造によれば、ドア内部に侵入した車両盗難用工具は、2つの電動モータを突破しても、ホイールギヤ及びダブルロックレバーの少なくとも一方と干渉するためアクティブレバー側への侵入が阻止される。その結果、アクティブレバーの保護強化を図ることができる。
上記構成の車両用ドアロック装置では、保護構造は、更に、第1の電動モータ及び第2の電動モータのうちのいずれか一方の電動モータがそのモータシャフトを中心に他方の電動モータに向けて回動したときに当該他方の電動モータと干渉するように、第1の電動モータ及び第2の電動モータが相対配置された構造を含むのが好ましい。この場合、2つの電動モータは、近接する方向の動作については互いを支え合う関係を有する。本構造によれば、車両盗難用工具の複数の侵入方向に対応して、車両盗難用工具に対する阻止壁の強度を高めることができる。
上記構成の車両用ドアロック装置は、ハウジングに取付けられてラッチ機構を収容する噛み合いボディを備えるのが好ましい。この場合、保護構造は、更に、第1の電動モータのモータシャフトの軸線の延長線上に噛み合いボディが位置し、且つ第2の電動モータがそのモータシャフトを中心に第1の電動モータに向けて回動することにより第1の電動モータが噛み合いボディに向けて押圧されるように、第1の電動モータ及び第2の電動モータが相対配置された構造を含むのが好ましい。本構造によれば、2つの電動モータのそれぞれに作用した荷重を噛み合いボディによって受けることによって、車両盗難用工具に対する阻止壁の強度を更に高めることができる。
以上のように、本発明によれば、車両用ドアロック装置において、車両盗難用の工具がアクティブレバーに到達するのを阻止することによって防盗性を向上させることが可能になった。
図1は、本実施の形態の車両用ドアロック装置100が組付けられた車両ドア10に対して車両盗難用の工具Tが使用される様子を示す図である。 図2は、図1中の車両用ドアロック装置100の内部構造を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。尚、当該図面では、車両前方及び車両後方をそれぞれ矢印X1及び矢印X2で示し、車両上方及び車両下方をそれぞれ矢印Y1及び矢印Y2で示している。車両ドアに取付けられる前の状態の車両用ドアロック装置に対して、また車両ドアに取付けられた後の状態の車両用ドアロック装置に対して、これらの方向を適用することができる。
図1に示されるように、本実施の形態の車両用ドアロック装置(以下、単に「ドアロック装置」ともいう)100は、車両ドア10を構成する車外側のドアアウタパネル11と車内側のドアインナパネル(図示省略)とによって区画される領域に組付けられる。図1には、車両ドア10の典型例として車両右側の後部ドアが記載されている。ドアロック装置100は、車体20に固定されたストライカSTと係合可能なラッチ機構(後述のラッチ機構110)を備えており、車両ドア10を閉じた状態で保持することができる。ドアロック装置100は、車両ドア10のドアアウタパネル11と可動窓12との隙間からドア内部13に挿入された車両盗難用工具T(典型的には、ドライバーのような長尺状の工具)によってアタックされることを想定し、この車両盗難用工具Tの侵入に対処する構造を備えることを特徴としている。
図2に示されるように、ドアロック装置100は、当該ドアロック装置のドアロック構成要素が取付けられるハウジング101と、このハウジング101の上部縁に取付けられたプロテクタ102と、を備えている。ハウジング101に取付けられるドアロック構成要素には、ラッチ機構110、ロック機構120が含まれる。プロテクタ102は、車両前後方向X1,X2に沿って長尺状に延在する第1延在部102aと、車両上下方向Y1,Y2に沿って長尺状に延在する第2延在部102bとを備えている。このプロテクタ102は、車両ドア10の外部から侵入した水や盗難用工具からハウジング101に収容されたロック機構120を保護する機能を果たす。
ラッチ機構110は、ハウジング101に取付けられた噛み合いボディ103に収容される。この噛み合いボディ103が本発明の「噛み合いボディ」に相当する。このラッチ機構110は、周知のように、車両ドア10を車体20に対して閉じた状態で保持するためのものである。このラッチ機構110は、ストライカSTに対して係合及び離脱が可能なラッチ111と、このラッチ111に対して係合及び非係合が可能でありストライカSTに対するラッチの係合の維持及び解除が可能なポール(図示省略)と、このポールと一体的なリフトレバー(図示省略)を備えている。ラッチ111がストライカSTと係合して、その係合状態が維持されることで、車両ドア10が閉じた状態(ラッチ状態)に保持される。一方で、ラッチ111とストライカSTとの係合が解除されてストライカSTがラッチ111から離脱することで、車両ドア10が閉じた状態から開いた状態(アンラッチ状態)に移行する。このラッチ機構110が本発明の「ラッチ機構」に相当する。
ロック機構120は、ラッチ機構110をストライカSTとの係合が解除可能なアンロック状態、或いはストライカSTとの係合が解除不能なロック状態に設定する機能を果たす。このロック機構120は、インサイドオープンレバー121、アウトサイドオープンレバー122、アクティブレバー123、ダブルロックレバー124及びオープンリンク(図示省略)等の要素を備えている。このロック機構120が本発明の「ロック機構」に相当する。
インサイドオープンレバー121は、車両ドア10の内側に設けられたドア操作ハンドルであるインサイドドアハンドル(図示省略)にケーブル等の連結手段を介して接続されている。このため、インサイドオープンレバー121は、インサイドドアハンドルのドア開放操作によって、初期位置から作動位置まで回動する。同様に、アウトサイドオープンレバー122は、車両ドア10の外側に設けられたドア操作ハンドルであるアウトサイドドアハンドル(図示省略)にケーブル等の連結手段を介して接続されている。このため、アウトサイドオープンレバー122は、アウトサイドドアハンドルのドア開放操作によって、初期位置から作動位置まで回動する。これらオープンレバー121,122はいずれも、ドア操作ハンドルのドア開放操作に伴って作動するレバーであり、本発明の「オープンレバー」に相当する。
オープンリンクは、インサイドオープンレバー121の初期位置から作動位置への回転動作時に、或いはアウトサイドオープンレバー122の初期位置から作動位置への回転動作時に、初期位置から作動位置へと移動するように構成されている。オープンリンクが初期位置においてアンロック状態にあるとき、各オープンレバー121,122のドア開放方向動作は、オープンリンクを介してラッチ機構110のリフトレバーに伝えられる。一方、オープンリンクが初期位置においてロック状態にあるとき、各オープンレバー121,122のドア開放方向動作は、オープンリンクには伝えらえるものの、オープンリンクからラッチ機構110のリフトレバーには伝えられない。
アクティブレバー123は、アンロック位置とロック位置との間で回転可能となるようにハウジング101に設けられ、この回転動作に伴ってオープンリンクの設定位置を変更することができる。この場合、アクティブレバー123のアンロック位置においてオープンリンクが初期位置でアンロック状態に設定されることによって、オープンレバー121,122のドア開放方向動作はラッチ機構110に伝達可能になる。一方で、アクティブレバー123のロック位置においてオープンリンクが初期位置に設定されることによって、オープンレバー121,122のドア開放方向動作はラッチ機構110に伝達不能になる。このアクティブレバー123が本発明の「アクティブレバー」に相当する。
アクティブレバー123には、当該アクティブレバー123を駆動するためのアクチュエータである第1の電動モータ130が割り当てられている。第1の電動モータ130は、ステータ及びロータを収容する金属製のモータハウジング131と、ロータに固定されてモータハウジング131から延出するモータシャフト132と、を備えている。この第1の電動モータ130は、モータハウジング131のうちモータシャフト132とは反対側の端部131aが、ハウジング101の上部縁と対向するように、配置されている。ここで、ハウジング101の上部縁とは、ドアロック装置100を図2に示す方向(車両前後方向及び車両上下方向に垂直な方向)から見たときにハウジング101の外縁部を構成する壁部のうち、その外表面からハウジング101の外方に向かう法線ベクトルに車両上方成分(図2のY1方向成分)が含まれる壁部を意味する。つまり、ハウジング101の上部縁は、車両上方側から車両下方側に向かって車両ドア10内に進入する車両盗難用工具等によってアタックされる可能性のある部分である。本実施形態では、このハウジング101の上部縁に、プロテクタ102が取り付けられている。したがって、第1の電動モータ130の端部131aは、ハウジング101の上部縁に取り付けられたプロテクタ102と対向するように、配置されることになる。この第1の電動モータ130が本発明の「第1の電動モータ」に相当する。
第1の電動モータ130のモータシャフト132には、駆動ギヤとしてのウォームギヤ133が固定されている。ウォームギヤ133は、ハウジング101に回転可能に設けられた円板形状のホイールギヤ134と係合するように構成されている。ホイールギヤ134は、ウォームギヤ133とアクティブレバー123との双方に係合するように構成されている。このホイールギヤ134が本発明の「ホイールギヤ」に相当する。従って、第1の電動モータ130の駆動力がウォームギヤ133及びホイールギヤ134を介してアクティブレバー123に伝達されるように構成されている。第1の電動モータ130の駆動時には、ウォームギヤ133を介してホイールギヤ134が回転し、更にこのホイールギヤ134の回転に伴ってアクティブレバー123がアンロック位置とロック位置との間で回動する。
ダブルロックレバー124は、アクティブレバー123をロック位置に保持するためのダブルロック位置とダブルロック位置から外れたダブルロック解除位置との間で回動可能となるようにハウジング101に設けられている。このダブルロックレバー124が本発明の「ダブルロックレバー」に相当する。
ダブルロックレバー124には、当該ダブルロックレバー124を駆動するためのアクチュエータである第2の電動モータ140が割り当てられている。第2の電動モータ140は、ステータ及びロータを収容する金属製のモータハウジング141と、ロータに固定されてモータハウジング141から延出するモータシャフト142と、を備えている。この第2の電動モータ140は、ハウジング101における取付け面に関し第1の電動モータ130に対して傾斜配置され、モータハウジング141のうちモータシャフト142とは反対側の端部141aがプロテクタ102と対向するように、すなわち、端部141aが、ハウジング101の上部縁と対向するように、配置されている。概して、第1の電動モータ130及び第2の電動モータ140は側面視で「略ハ字状」或いは「逆V字状」となるように相対配置されている。この第2の電動モータ140が本発明の「第2の電動モータ」に相当する。
第2の電動モータ140のモータシャフト142には、駆動ギヤとしてのウォームギヤ143が固定されている。ウォームギヤ143は、ダブルロックレバー124と係合するように構成されている。従って、ダブルロックレバー124は、第2の電動モータ140の駆動時にウォームギヤ143を介してダブルロック位置とダブルロック解除位置との間で回動する。
上記構成のドアロック装置100は、アクティブレバー123を保護するための保護構造150を備えている。この保護構造150は、具体的には、図1中のドア内部13に挿入された車両盗難用工具Tがプロテクタ102を突破してアクティブレバー123に到達するのを阻止する機能を果たす。この保護構造150が本発明の「保護構造」に相当する。
この目的のために、保護構造150は、第1の電動モータ130についての第1仮想線L1と第2の電動モータ140についての第2仮想線L2とによって区画される区画領域A内にアクティブレバー123が配置され、且つプロテクタ102(ハウジング101の上部縁)と各モータのモータハウジング131,141の端部131a,141aとが対向する対向領域Bとアクティブレバー123とを直線的に結ぶ直線経路Cが塞がれるように、第1の電動モータ130及び第2の電動モータ140が相対配置された構造(以下、「第1の構造」ともいう)を含む。この場合、第1仮想線L1は、第1の電動モータ130のモータハウジング131の端部131aからモータシャフト132の軸線を通って直線状に延びる線である。第2仮想線L2は、第2の電動モータ140のモータハウジング141の端部141aからモータシャフト142の軸線を通って直線状に延びる線である。要するに、対向領域B側からの視線では、モータハウジング131,141が邪魔になってアクティブレバー123を視ることができない。
この第1の構造では、金属製のモータハウジング131,141は、車両盗難用工具Tからアクティブレバー123を覆い隠すことによって、アクティブレバー123側への車両盗難用工具Tの侵入を阻止するための阻止壁になる。また、モータハウジング131のハウジング側面131b或いはモータハウジング141のハウジング側面141bは、第1方向D1に浸入した車両盗難用工具Tをアクティブレバー123に向かう方向から外れた方向に誘導するための誘導壁になる。従って、この第1の構造によれば、ドア内部に侵入した車両盗難用工具Tは、例えば第1方向D1に進行してプロテクタ102を突破しても、電動モータ130,140のモータハウジング131,141と干渉するためアクティブレバー123側への侵入が阻止される。また、モータハウジング131のハウジング側面131b或いはモータハウジング141のハウジング側面141bに作用した車両盗難用工具Tは、区画領域A外を第1仮想線L1又は第2仮想線L2に沿って誘導されるため、区画領域A内へ侵入することができない。その結果、既存の部品を利用した簡便な構造によって、車両盗難用工具Tがアクティブレバー123に到達するのを阻止することができ、車両ドア10が解錠されるのを阻止できるため、防盗性が向上する。
尚、モータハウジング131,141が所望の強度を有する場合には、プロテクタ102の材質として金属材料に代えて樹脂材料を用いることができる。これにより、ドアロック装置100の軽量化及び低コスト化が図られる。勿論、プロテクタ102自体の強度を高める目的で、金属製のプロテクタ102を用いることもできる。また、モータハウジング131とモータハウジング141との間に形成される隙間が極力小さくなるように、モータハウジング131とモータハウジング141とを近接させるのが好ましい。これにより、モータハウジング131,141が占める領域を小さくすることができ、その結果、ドアロック装置100を小型化することが可能になる。
保護構造150は、上記の第1の構造に加えて、第1の電動モータ130についての第1仮想線L1と第2の電動モータ140についての第2仮想線L2とによって区画される区画領域A内の直線経路C上にホイールギヤ134及びダブルロックレバー124の双方が配置された構造(以下、「第2の構造」ともいう)を含む。この第2の構造では、ホイールギヤ134及びダブルロックレバー124は、モータハウジング131,141と同様に、車両盗難用工具Tからアクティブレバー123を覆い隠すことによって、アクティブレバー123側への車両盗難用工具Tの侵入を阻止するための阻止壁になる。従って、この第2の構造によれば、ドア内部に侵入した車両盗難用工具Tは、例えば第1方向D1に進行してプロテクタ102及び電動モータ130,140を突破しても、ホイールギヤ134及びダブルロックレバー124の双方と干渉するためアクティブレバー123側への侵入が阻止される。特に、第1の構造及び第2の構造を兼ね備えることにより、アクティブレバー123の保護強化を図ることができる。
尚、この第2の構造の変更例として、第1仮想線L1と第2仮想線L2とによって区画される区画領域A内の直線経路C上にホイールギヤ134及びダブルロックレバー124のうちのいずれか一方が配置された構造を採用することもできる。
保護構造150は、上記の第1の構造及び第2の構造に加えて、第1の電動モータ130及び第2の電動モータ140のうちのいずれか一方の電動モータがそのモータシャフトを中心に他方の電動モータに向けて回動したときに当該他方の電動モータと干渉するように、第1の電動モータ130及び第2の電動モータ140が相対配置された構造(以下、「第3の構造」ともいう)を含む。この第3の構造では、第1の電動モータ130のモータハウジング131が車両盗難用工具Tから例えば第2方向D2の荷重を受けてモータシャフト132を中心に図2中の反時計回りに回動した場合に、この第1の電動モータ130が第2の電動モータ140によって受け止められる。同様に、第2の電動モータ140のモータハウジング141が車両盗難用工具Tから例えば第3方向D3の荷重を受けてモータシャフト142を中心に図2中の時計回りに回動した場合に、この第2の電動モータ140が第1の電動モータ130によって受け止められる。要するに、第1の電動モータ130及び第2の電動モータ140は、近接する方向の動作については互いを支え合う関係を有する。従って、この第3の構造によれば、車両盗難用工具Tの複数の侵入方向に対応して、車両盗難用工具Tに対する阻止壁の強度を高めることができる。
保護構造150は、上記の第1の構造、第2の構造及び第3の構造に加えて、第1の電動モータ130のモータシャフト132の軸線の延長線上に噛み合いボディ103が位置し、且つ第2の電動モータ140がそのモータシャフト142を中心に第1の電動モータ130に向けて回動することにより第1の電動モータ130が噛み合いボディ103に向けて押圧されるように、第1の電動モータ130及び第2の電動モータ140が相対配置された構造(以下、「第4の構造」ともいう)を含む。この第4の構造では、車両盗難用工具Tから第1の電動モータ130にモータシャフト132の軸線に沿った方向の荷重が作用した場合に、この荷重が噛み合いボディ103によって受けられる。また、第2の電動モータ140が車両盗難用工具Tから例えば第3方向D3の荷重を受けてモータシャフト142を中心に図2中の時計回りに回動して第1の電動モータ130に干渉した場合に、この第1の電動モータ130に作用した荷重が噛み合いボディ103によって受けられる。従って、この第4の構造によれば、第1の電動モータ130及び第2の電動モータ140のそれぞれに作用した荷重を噛み合いボディ103によって受けることによって、車両盗難用工具Tに対する阻止壁の強度を更に高めることができる。
本発明は、上記の典型的な実施形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
上記の実施形態では、保護構造150が第1の構造〜第4の構造の4つの構造を備える場合について記載したが、本発明では保護構造150が少なくとも第1の構造を備える形態を種々採用することができる。
上記の実施形態では、第1の電動モータ130の駆動力がウォームギヤ133及びホイールギヤ134を介してアクティブレバー123に伝達される場合について記載したが、本発明では、ホイールギヤ134に相当する要素を省略し、第1の電動モータ130の駆動力がウォームギヤ133からアクティブレバー123に直に伝達される構造を採用することもできる。また、上記の実施形態では、ハウジング101の上部縁にプロテクタ102が取り付けられているドアロック装置の構成を示したが、プロテクタ102が取り付けられていないドアロック装置にも、本発明を適用することができる。
本発明では、上記のドアロック装置100の本質的な構造を車両の各車両ドアに適用することができる。例えば、車両前席用の左右のドアや、車両後席用の左右のドア、更には車両後部のドア(バックドア)等に、本発明に係るドアロック装置100の本質的な構造を適用することができる。
10…車両ドア、11…ドアアウタパネル、12…可動窓、13…ドア内部、20…車体、100…(車両用)ドアロック装置、101…ハウジング、102…プロテクタ、110…ラッチ機構、120…ロック機構、121…インサイドオープンレバー、122…アウトサイドオープンレバー、123…アクティブレバー、124…ダブルロックレバー、130…第1の電動モータ、131,142…モータハウジング、131a,141a…ハウジング端部、132,142…モータシャフト、133,143…ウォームギヤ、134…ホイールギヤ、140…第2の電動モータ、150…保護構造、A…区画領域、B…対向領域、C…直線経路

Claims (4)

  1. 車両ドアを構成する車外側のドアアウタパネルと車内側のドアインナパネルとによって区画される領域に組付けられる車両用ドアロック装置であって、
    前記車両ドアを車体に対して閉じた状態で保持可能に構成されたラッチ機構と、
    ハウジングに収容され、前記ラッチ機構を前記車体に設けられたストライカとの係合が解除可能なアンロック状態、或いは前記ストライカとの係合が解除不能なロック状態に設定するためのロック機構と、
    を備え、
    前記ロック機構は、
    前記車両ドアに設けられたドア操作ハンドルのドア開放操作に伴って作動するオープンレバーと、
    モータハウジングのうちモータシャフトとは反対側の端部が前記ハウジングの上部縁と対向するように配置された第1の電動モータと、
    前記第1の電動モータに対して傾斜配置され、モータハウジングのうちモータシャフトとは反対側の端部が前記ハウジングの前記上部縁と対向するように配置された第2の電動モータと、
    前記第1の電動モータの駆動時に前記オープンレバーのドア開放方向動作を前記ラッチ機構に伝達可能なアンロック位置と前記ラッチ機構に伝達不能なロック位置との間で回動するように構成されたアクティブレバーと、
    前記第2の電動モータの駆動時に前記アクティブレバーを前記ロック位置に保持するためのダブルロック位置と前記ダブルロック位置から外れたダブルロック解除位置との間で回動するように構成されたダブルロックレバーと、
    前記アクティブレバーを保護するための保護構造と、
    を備え、
    前記保護構造は、前記第1の電動モータの前記端部から前記モータシャフトの軸線を通って延びる第1仮想線と前記第2の電動モータの前記端部から前記モータシャフトの軸線を通って延びる第2仮想線とによって区画される領域内に前記アクティブレバーが配置され、且つ前記ハウジングの前記上部縁と前記第1の電動モータ及び前記第2の電動モータのそれぞれの前記端部とが対向する領域と前記アクティブレバーとを直線的に結ぶ直線経路が塞がれるように、前記第1の電動モータ及び前記第2の電動モータが相対配置された構造を含む、車両用ドアロック装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ドアロック装置であって、
    前記第1の電動モータの前記モータシャフトに取付けられた駆動ギヤと前記アクティブレバーとの双方に係合し、前記第1の電動モータの駆動時に前記アクティブレバーを回動させるように回転するホイールギヤを備え、
    前記保護構造は、前記第1仮想線と前記第2仮想線とによって区画される領域内の前記直線経路上に前記ホイールギヤ及び前記ダブルロックレバーのうちの少なくとも一方が配置された構造を含む、車両用ドアロック装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用ドアロック装置であって、
    前記保護構造は、前記第1の電動モータ及び前記第2の電動モータのうちのいずれか一方の電動モータがそのモータシャフトを中心に他方の電動モータに向けて回動したときに当該他方の電動モータと干渉するように、前記第1の電動モータ及び前記第2の電動モータが相対配置された構造を含む、車両用ドアロック装置。
  4. 請求項3に記載の車両用ドアロック装置であって、
    前記ハウジングに取付けられて前記ラッチ機構を収容する噛み合いボディを備え、
    前記保護構造は、前記第1の電動モータの前記モータシャフトの軸線の延長線上に前記噛み合いボディが位置し、且つ前記第2の電動モータがそのモータシャフトを中心に前記第1の電動モータに向けて回動することにより前記第1の電動モータが前記噛み合いボディに向けて押圧されるように、前記第1の電動モータ及び前記第2の電動モータが相対配置された構造を含む、車両用ドアロック装置。
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