JP2016185631A - 表面保護用フィルム - Google Patents
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Abstract
Description
(1)下記式で求められる剛性率が1.00N・mm以上であり、ループスティフネス試験方法により求められる曲げ剛性が0.040N/5mm以下であることを特徴とする、表面保護用フィルム。
剛性率(N・mm)=ヤング率(N/mm2)×(フィルム厚み(mm))3
(2)ポリエステル系樹脂を主たる構成成分とする層(A層)と、ポリオレフィン系樹脂を主たる構成成分とする層(B層)を有することを特徴とする、(1)に記載の表面保護用フィルム。
(3)25℃におけるフィルムの破断伸度が、50%以上であることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の表面保護用フィルム。
(4)前記B層中の全成分を100質量%としたときに、前記ポリオレフィン系樹脂として、ポリエチレン系樹脂及び/又はポリプロピレン系樹脂を、合計で50質量%以上含むことを特徴とする、(2)又は(3)に記載の表面保護用フィルム。
(5)前記B層に、酸変性ポリエチレン系樹脂及び/又は酸変性ポリプロピレン系樹脂を含むことを特徴とする、(2)〜(4)のいずれかに記載の表面保護用フィルム。
(6)フィルムヘイズが5.0%以下であることを特徴とする、(1)〜(5)のいずれかに記載の表面保護用フィルム。
(7)前記A層/前記B層/前記A層が、この順に直接積層された構成を有することを特徴とする、(2)〜(6)のいずれかに記載の表面保護用フィルム。
(8)被着体の少なくとも片面に、(1)〜(7)のいずれかに記載の表面保護用フィルムを積層してなる構成体。
(9)前記被着体と前記表面保護用フィルムが、粘着層を介して積層されていることを特徴とする、(8)に記載の構成体。
(10)前記被着体と前記表面保護用フィルムの剥離強度が、0.01N/25mm以上5.00N/25mm以下であることを特徴とする、(8)又は(9)に記載の構成体。
剛性率(N・mm)=ヤング率(N/mm2)×(フィルム厚み(mm))3
本発明の表面保護用フィルムは、高精細、薄型部材へ適用するのに十分な支持性を確保する観点から、ヤング率(N/mm2)×(フィルム厚み(mm))3で求められる剛性率(N・mm)が1.00N・mm以上であることが重要である。さらに、表面保護用フィルムの支持性と剥離性を両立させる観点より、剛性率は1.20N・mm以上であればより好ましく、1.40N・mm以上であれば特に好ましい。また、剛性率の上限値については、本発明の効果を損なわない限り特に制限はないが、本発明の効果を得るためには、5.00N・mmあれば十分であり、上限値は2.00N・mmであることがより好ましい。
ジカルボン酸単位(構造単位): −CO−R−CO−
グリコール単位(構造単位): −O−R’−O−
(ここで、R、R’は二価の有機基。RとR’は同じであっても異なっていてもよい。)
なお、トリメリット酸単位やグリセリン単位など3価以上のカルボン酸、あるいは、アルコール、並びに、それらの誘導体についての単位(構造単位)の意味についても同様である。
(粒子含有量)=(粒子の質量)/(フィルム全体の質量)×100
また、B層のフィルムヘイズを低くする方法としては、例えば、B層に共重合ポリエチレン系樹脂及び/又は共重合ポリプロピレン系樹脂を含有させる方法が挙げられる。B層に含有させる樹脂としては、具体的には、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−ヘキセン共重合体などが好ましく用いられる。B層中の共重合ポリエチレン系樹脂及び/又は共重合ポリプロピレン系樹脂の含有量は、フィルムヘイズ低減の観点から、B層全体を100質量%として、10質量%以上であれば好ましく、20質量%以上であればさらに好ましく、50質量%以上であれば特に好ましい。なお、B層中の共重合ポリエチレン系樹脂及び/又は共重合ポリプロピレン系樹脂の含有量の上限値は、本発明の効果を損なわない限り特に制限されないが、取扱性に問題なければ、100質量%としても問題ない。
ダイヤルゲージを用いて、フィルムから切り出した試料の任意の場所5ヶ所の厚みを測定し、その平均値の小数第1位を四捨五入した値をフィルムの全体厚み(μm)とした。
任意の一方向をX方向、該方向に直交する方向をY方向として、X方向を長辺とする150mm×10mmの矩形、及びY方向を長辺とする150mm×10mmの矩形にフィルム切り出し、サンプルとした。得られたサンプルについて、25℃、63%Rhの条件下で、引張試験機(オリエンテック製テンシロンUCT−100)を用いてクロスヘッドスピード300mm/分、幅10mm、試料長(チャック間距離)50mmとして引張試験を行い、X方向及びY方向について伸度−応力曲線を得た。得られた曲線において、伸度1%以内の最大傾斜の接線の1次式よりヤング率を求めた。なお、測定は、X方向、及びY方向ともに5回行い、これらの全ての値の平均値の小数第1位を四捨五入した値をヤング率(N/mm2)とした。
(1)で求めたフィルムの全体厚みをフィルム厚みとし、フィルム厚みと(2)で求めたヤング率より、下記式から算出した値の小数第3位を四捨五入して剛性率(N・mm)とした。
剛性率(N・mm)=ヤング率(N/mm2)×(フィルム厚み(mm))3
(4)曲げ剛性
ループスティフネステスター(東洋精機製)を用いて、幅方向の長さが幅5mm、長手方向の長さが100mmである矩形の試料を円環とし、変位速度約3.5mm/秒で変位10mmを与えるのに要する荷重を測定し、得られた値を長手方向の曲げ剛性(N/5mm)とした。また、同様に、長手方向の長さが5mm、幅方向の長さが100mmである矩形の試料についても同様に測定を行い、得られた値を幅方向の曲げ剛性(N/5mm)とした。長手方向の曲げ剛性、幅方向の曲げ剛性をそれぞれ5回ずつ測定し、これらの全ての値の平均値の小数第4位を四捨五入した値を曲げ剛性(N/5mm)とした。
長手方向を長辺とする150mm×10mmの矩形、及び幅方向を長辺とする150mm×10mmの矩形にフィルムを切り出しサンプルとした。得られたサンプルについて、25℃、63%Rhの条件下で、引張試験機(オリエンテック製テンシロンUCT−100)を用いてクロスヘッドスピード300mm/分、幅10mm、試験長(チャック間距離)50mmとして引張試験を行い、フィルムが破断した際の伸度を破断伸度として算出した。測定は、フィルム長手方向、フィルム幅方向それぞれの方向に5回ずつ行った。各方向の平均値をそれぞれフィルム長手方向の破断伸度、フィルム幅方向の破断伸度とした。そして、フィルム長手方向の破断伸度とフィルム幅方向の破断伸度の平均値の小数第1位を四捨五入した値を、破断伸度(%)とした。
二軸配向ポリエステルフィルム(A層)について、ナトリウムD線(波長589nm)を光源として、アッベ屈折計(アタゴ社製 型番NAR−1T)を用いて、フィルムの長手方向の屈折率(nMD)、幅方向の屈折率(nTD)、厚み方向の屈折率(nZD)を測定し、下記式から面配向係数(fn)を算出した。なお、測定は5回実施し、その平均値の小数第4位を四捨五入した値を面配向係数とした。
fn=(nMD+nTD)/2−nZD 。
23℃、65%RHの条件下で24時間調湿した二軸配向ポリエステルフィルム(A層)について、接触角計(協和界面化学製CA−D型)を使用して、水、エチレングリコ−ル、ホルムアミド、及びヨウ化メチレンの4種類の液体の、二軸配向ポリエステルフィルム(A層)表面に対する静的接触角を求めた。それぞれの液体について得られた接触角と測定液の表面張力の各成分を下式にそれぞれ代入し、γL 、γ+、及びγ− を算出した。
ただし、γ=γL+2(γ+γ−)1/2γj=γj L+2(γj +γj − )1/2
ここで、γ、γL、γ+、γ−は、それぞれ、フィルム表面の表面自由エネルギー、長距離間力項、ルイス酸パラメーター、ルイス塩基パラメーターを、γj、γj L、γj +、γj −は、それぞれ、用いた測定液の表面自由エネルギー、長距離間力項、ルイス酸パラメーター、ルイス塩基パラメーターを表す。
JIS K 7105(1985年)に基づいて、ヘーズメーター(スガ試験器社製HGM−2GP)を用いてヘイズの測定を行った。測定は任意の3ヶ所で行い、その平均値の小数第2位を四捨五入した値をフィルムヘイズ(%)とした。なお、各層のフィルムヘイズについても同様に測定した。
後述の方法により得られた表面保護用フィルムに、アクリル系粘着層(20μm)を積層し、さらにその上に二軸配向ポリエステルフィルム(東レ“ルミラー”(登録商標)T60:50μm)を積層し、表面保護用フィルム/粘着層/二軸配向ポリエステルフィルムの構成体を得た。該構成体を幅25mm、長さ150mmの矩形に切り出しサンプルとした。該サンプルを、粘着層/二軸配向ポリエステルフィルム間で、強制的に剥離し、引張試験機(オリエンテック製“テンシロン”(登録商標)UCT−100)を用いて、初期引張チャック間距離100mm、引張速度を20mm/分として、180°剥離試験を行った。剥離長さが130mm(チャック間距離230mm)になるまで0.1mm間隔で荷重の測定を行い、剥離長さ25mm〜125mmにおける荷重の平均値を算出した。なお、測定は5回行い、各回の測定で得られた剥離長さ25mm〜125mmにおける荷重の平均値の平均値を算出し、その小数第3位を四捨五入した値を剥離強度(N/25mm)とした。
(9)で得られた構成体(幅25mm、長さ150mmの矩形)の長さ方向の両端部各10mmを、各辺の長さが100mmである立方体の金属固定板にテープで固定し、フィルムの弛み具合を確認し、下記基準で支持性を評価した。なお、支持性はA、B、Cを合格レベルとした。
A:長さ方向の中心部垂れ下がりが、金属固定板の高さから5mm未満であり、非常に良好な支持性を示した。
B:長さ方向の中心部垂れ下がりが金属固定板の高さから5mm以上10mm未満であり、良好な支持性を示した。
C:長さ方向の中心部垂れ下がりが、10mm以上15mm未満であり、支持性は実用上問題ないレベルであった。
D:長手方向の中心部垂れ下がりが、15mm以上で、支持性が不十分であった。
(9)で得られた構成体(幅25mm、長さ150mmの矩形)について、端部より指で、強制的に剥離のきっかけを形成させ、その形成しやすさを基に下記基準にて剥離性を評価した。なお、剥離性はA、B、Cを合格レベルとした。
A:剥離のきっかけが形成しやすく、取扱性が非常に良好であった。
B:剥離のきっかけが若干形成しにくかったが、取扱性が良好であった。
C:剥離のきっかけが形成しにくいものの、実用上問題ないレベルであった。
D:剥離のきっかけが形成しにくく、取扱性が悪かった。
二軸配向ポリエステルフィルム(A−1)
(厚み:17μm、面配向係数:0.162、フィルムヘイズ:0.8%)
二軸配向ポリエステルフィルム(A−2)
(厚み:25μm、面配向係数:0.168、フィルムヘイズ:1.0%)
二軸配向ポリエステルフィルム(A−3)
(厚み:25μm、面配向係数:0.170、フィルムヘイズ:3.0%)
二軸配向ポリエステルフィルム(A−4)
(厚み:38μm、面配向係数:0.165、フィルムヘイズ:1.2%)
二軸配向ポリエステルフィルム(A−5)
(厚み:25μm、面配向係数:0.120、フィルムヘイズ:1.0%)
なお、ここでいう厚みは、「(1)フィルムの厚み」に記載した方法で測定した厚みをいう。
エチレン−メタクリル酸共重合体 住友化学製“アクリフト”(登録商標)WD301−F(B−1)
エチレン−ヘキセン共重合体 プライムポリマー製“エボリュー”(登録商標)SP2540(B−2)
低密度ポリエチレン 住友化学製“スミカセン”(登録商標)L705(B−3)
変性ポリエチレン 三菱化学製“モディック”(登録商標)M504(B−4)
(実施例1)
二軸配向ポリエステルフィルム(A−1)表面に、エキシマレーザーにて紫外線照射を行い(積算光量:1535mJ/cm2)、フィルムの表面自由エネルギーを64mN/mとした後、該フィルム表面に、エチレン−メタクリル酸共重合体(B−1)と、変性ポリエチレン(B−4)を質量比90:10に混合したポリオレフィン系樹脂を樹脂温度300℃にて、Tダイより厚み35μmのシート状に吐出した。その際、B−1とB−4からなる層を挟み込む構成にて、同様に表面処理した二軸配向ポリエステルフィルム(A−1)をラミネートして、A層/B層/A層((A−1)/(B−1):(B−4)=90:10/(A−1))の構成とし、ニップロールと20℃に冷却した金属ロールで圧着(ニップ圧:0.2MPa)した後、冷却ロール(20℃)で冷却固化し、フィルム厚み69μmの表面保護用フィルムを得た。得られたフィルムの物性と評価結果を表2に示す。
A層を二軸配向ポリエステルフィルム(A−2)に変更し、B層厚みを25μmに変更した以外は、実施例1と同様にして、フィルム厚み75μmの表面保護用フィルムを得た。得られたフィルムの物性と評価結果を表2に示す。
B層厚みを35μmとした以外は、実施例2と同様にして、フィルム厚み85μmの表面保護用フィルムを得た。得られたフィルムの物性と評価結果を表2に示す。
A層を二軸配向ポリエステルフィルム(A−3)に変更し、B層として、エチレン−ヘキセン共重合体(B−2)と、変性ポリエチレン(B−4)を質量比90:10に混合した以外は、実施例3と同様にしてフィルム厚み85μmの表面保護用フィルムを得た。得られたフィルムの物性と評価結果を表2に示す。
B層として、低密度ポリエチレン(B−3)と、変性ポリエチレン(B−4)を質量比90:10に混合したポリオレフィン系樹脂を使用した以外は、実施例4と同様にしてフィルム厚み85μmの表面保護用フィルムを得た。得られたフィルムの物性と評価結果を表2に示す。
A層を二軸配向ポリエステルフィルム(A−4)に変更し、B層厚みを20μmに変更した以外は、実施例1と同様にしてフィルム厚み96μmの表面保護用フィルムを得た。得られたフィルムの物性と評価結果を表3に示す。
B層厚みを40μmとした以外は、実施例2と同様にして、フィルム厚み90μmの表面保護用フィルムを得た。得られたフィルムの物性と評価結果を表3に示す。
二軸配向ポリエステルフィルム(A−2)表面に、ウレタン系接着剤+架橋剤(東洋モートン製“アドコート”(登録商標)AD502+三和ケミカル製“ニカラック”(登録商標)MW−22:75質量%+25質量%)を厚み0.01μmで塗工した後、該フィルム表面に、エチレン−メタクリル酸共重合体(B−1)と、変性ポリエチレン(B−4)を質量比90:10に混合したポリオレフィン系樹脂を樹脂温度300℃にて、Tダイより35μmのシート状に吐出した。その際、ポリオレフィン系樹脂層を挟み込む構成にて、同様に接着剤を塗工した二軸配向ポリエステルフィルム(A−2)をラミネートして、A層/B層/A層((A−2)/(B−1):(B−4)=90:10/(A−2))の構成とし、ニップロールと20℃に冷却した金属ロールで圧着(ニップ圧:0.2MPa)した後、冷却ロール(20℃)で冷却固化し、フィルム厚み85μmの表面保護用フィルムを得た。得られたフィルムの物性と評価結果を表3に示す。
A層として、表面処理を施さずに二軸配向ポリエステルフィルム(A−2)を用いた以外は、実施例2と同様にして、フィルム厚み85μmの表面保護用フィルムを得た。得られたフィルムの物性と評価結果を表3に示す。
B層として、エチレン−メタクリル酸共重合体(B−1)を使用した以外は、実施例2と同様にしてフィルム厚み85μmの表面保護用フィルムを得た。得られたフィルムの物性と評価結果を表3に示す。
B層厚みを30μmとした以外は、実施例1と同様にして、フィルム厚み64μmの表面保護用フィルムを得た。得られたフィルムの物性と評価結果を表4に示す。
A層を二軸配向ポリエステルフィルム(A−4)に変更し、B層厚みを25μmに変更した以外は、実施例1と同様にして、フィルム厚み101μmの表面保護用フィルムを得た。得られたフィルムの物性と評価結果を表3に示す。
A層を二軸配向ポリエステルフィルム(A−5)に変更した以外は、比較例2と同様にして、フィルム厚み75μmの表面保護用フィルムを得た。得られたフィルムの物性と評価結果を表3に示す。
Claims (10)
- 下記式で求められる剛性率が1.00N・mm以上であり、ループスティフネス試験方法により求められる曲げ剛性が0.040N/5mm以下であることを特徴とする、表面保護用フィルム。
剛性率(N・mm)=ヤング率(N/mm2)×(フィルム厚み(mm))3 - ポリエステル系樹脂を主たる構成成分とする層(A層)と、ポリオレフィン系樹脂を主たる構成成分とする層(B層)を有することを特徴とする、請求項1に記載の表面保護用フィルム。
- 25℃におけるフィルムの破断伸度が、50%以上であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の表面保護用フィルム。
- 前記B層中の全成分を100質量%としたときに、前記ポリオレフィン系樹脂として、ポリエチレン系樹脂及び/又はポリプロピレン系樹脂を、合計で50質量%以上含むことを特徴とする、請求項2又は3に記載の表面保護用フィルム。
- 前記B層に、酸変性ポリエチレン系樹脂及び/又は酸変性ポリプロピレン系樹脂を含むことを特徴とする、請求項2〜4のいずれかに記載の表面保護用フィルム。
- フィルムヘイズが5.0%以下であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の表面保護用フィルム。
- 前記A層/前記B層/前記A層が、この順に直接積層された構成を有することを特徴とする、請求項2〜6のいずれかに記載の表面保護用フィルム。
- 被着体の少なくとも片面に、請求項1〜7のいずれかに記載の表面保護用フィルムを積層してなる構成体。
- 前記被着体と前記表面保護用フィルムが、粘着層を介して積層されていることを特徴とする、請求項8に記載の構成体。
- 前記被着体と前記表面保護用フィルムの剥離強度が、0.01N/25mm以上5.00N/25mm以下であることを特徴とする、請求項8又は9に記載の構成体。
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