JP2016185094A - コンバインの穀粒排出制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、コンバインに対するトラック位置を所定の穀粒受取位置にすると、コンバイン側の操作で、穀粒排出オーガ装置のオーガ筒先端に設ける穀粒排出口をコンバイン上の収納位置からトラックの穀粒タンク上へ安全に自動的に移動してセット出来るようにすることが課題である。【解決手段】張出スイッチ(32)のオン操作により、穀粒排出オーガ装置(3)を所定角度起立し揚穀筒(15)を所定角度旋回させた後に穀粒排出オーガ装置(3)を伸ばして穀粒排出口(18)を所定排出位置に移動するように自動制御したことを特徴とするコンバインの穀粒排出制御装置とする。【選択図】図4
Description
本発明は、コンバインのグレンタンクに設ける穀粒排出制御装置に関する。
コンバインは、刈取穀稈を脱穀する脱穀装置と、脱穀後の穀粒を収納貯溜するためのグレンタンクとを併設して刈取脱穀作業を連続的に行うことができる構成としている。そして、グレンタンクは、作業の進行にともなって順次貯溜される穀粒が満杯に達すると、内装している排出螺旋から揚穀装置と穀粒排出オーガ装置を利用して、圃場外の運搬車の荷台に搭載する穀粒タンクに穀粒を搬出する構成としている。
そして、前記穀粒排出オーガ装置は、オーガ筒の上下回動角度を昇降油圧シリンダで調節し旋回制御モータで揚穀筒の旋回角度を調節し伸縮モータでオーガ筒の伸縮長さを調節してオーガ筒先端の穀粒排出口をトラックの穀粒タンク上にセットする構成となっている。
また、コンバイン機体から離れた作業者が穀粒排出オーガ装置の動作を制御する遠隔操作装置を設ける技術も知られている。
前記の穀粒排出オーガ装置を昇降油圧シリンダと旋回制御モータと伸縮モータを制御してオーガ筒先端の穀粒排出口をトラックの穀粒タンク上にセットする制御操作は、慣れていないと難しく、手間取ってしまう。また、長いオーガ筒をコンバイン上で旋回する動作は周りの障害物に当たらないように注意が必要になる。
そこで、本発明は、コンバインに対するトラック位置を所定の穀粒受取位置にすると、コンバイン側の操作で、穀粒排出オーガ装置のオーガ筒先端に設ける穀粒排出口をコンバイン上の収納位置からトラックの穀粒タンク上へ安全に自動的に移動してセット出来るようにすることが課題である。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、ググレンタンク(2)内の穀粒を揚穀する揚穀筒(15)を旋回させる旋回制御モータ(4)と電磁ブレーキ(5)及び該揚穀筒(15)の上端に設ける穀粒排出オーガ装置(3)を起伏する昇降制御シリンダ(20)と穀粒排出オーガ装置(3)を伸縮する伸縮モータ(50)を本機制御装置(49)で制御するコンバインの穀粒排出オーガ制御装置において、張出スイッチ(32)のオン操作により、穀粒排出オーガ装置(3)を所定角度起立し揚穀筒(15)を所定角度旋回させた後に穀粒排出オーガ装置(3)を伸ばして穀粒排出口(18)を所定排出位置に移動するように自動制御したことを特徴とするコンバインの穀粒排出制御装置とする。
請求項2に記載の発明は、穀粒排出オーガ装置(3)が所定起立角度で所定旋回角度旋回してから所定の待機時間経過後に伸び作動することを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀粒排出制御装置とする。
請求項3に記載の発明は、穀粒排出オーガ装置(3)の起立上限を検出する上昇リミットセンサ(40)を設け、該上昇リミットセンサ(40)が穀粒排出オーガ装置(3)の起立を検出後に伸び作動を許容することを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀粒排出制御装置とする。
請求項4に記載の発明は、グレンタンク(2)内の穀粒を揚穀する揚穀筒(15)を旋回する旋回制御モータ(4)と電磁ブレーキ(5)及び該揚穀筒(15)の上端に設ける穀粒排出オーガ装置(3)を起伏する昇降制御シリンダ(20)と穀粒排出オーガ装置(3)を伸縮する伸縮モータ(50)を本機制御装置(49)で制御するコンバインの穀粒排出オーガ制御装置において、穀粒排出オーガ装置(3)の手動張出操作時には、上昇リミットセンサ(40)が穀粒排出オーガ装置(3)の起立を検出後に伸びスイッチ(26)で伸び動作指令が可能としたことを特徴とするコンバインの穀粒排出制御装置とする。
請求項1に記載の発明で、張出スイッチ32をオンすると、穀粒排出オーガ装置3は起立旋回した後に、伸びるので穀粒排出オーガ装置3がコンバイン機体から大きく張り出した状態で旋回しないので、穀粒排出オーガ装置3がコンバイン周囲の塀や樹木等に当たることなく、安全に穀粒排出口18をコンバイン機体から離れた所定位置で待機するトラックの穀粒タンク上に移動出来る。
請求項2に記載の発明で、穀粒排出オーガ装置3は起立旋回後に所定時間停止した後に伸び作動するので、停止中に伸び方向の安全を確認する余裕が生じる。
請求項3に記載の発明で、穀粒排出オーガ装置3の上限起立を上昇リミットセンサ40で確実に検出した後に伸び作動を許容するので、穀粒排出オーガ装置3が周りの障害物に当たることなく、安全を確保できる。
請求項4に記載の発明で、穀粒排出オーガ装置3の手動張出操作時では、穀粒排出オーガ装置3が上限起立角度まで起立してから伸びスイッチ26での伸び動作指令を受けるために、穀粒排出オーガ装置3が低い位置で伸びることなく安全である。
以下、本発明の第1の実施形態を図面に示す実施例を参照しながら説明する。なお、本明細書においてコンバインの前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向を前、後進方向を後という。
コンバイン1は、図1に示すように、ゴムを素材として成型したクローラ8を設けた走行車体9上に、脱穀装置10を搭載し、その前側に刈取前処理装置11を設けている。
脱穀装置10の側部にはグレンタンク(貯留装置)2を搭載し、このグレンタンク2の前側にキャビン(操縦部)7を搭載している。
そして、グレンタンク2は脱穀装置10から一番揚穀装置を介して搬送されてきた脱穀・選別後の穀粒を貯溜できる構成としている。そして、排出螺旋12は、図2に示すように、グレンタンク2の底部に軸装して設け、この排出螺旋12の始端側を、エンジンE側の伝動軸13に電動螺旋クラッチ14を介して連結し、終端側を揚穀筒15の下部まで延長して、内装している揚穀螺旋16の下端部に接続して構成している。
そして、穀粒排出オーガ装置3は、図2に示すように、第1オーガ筒3aと第2オーガ筒3bを備えており、伸縮モータ50の駆動で第2オーガ筒3bを伸縮する伸縮駆動装置51を設け、第1オーガ筒3aの基部を前記揚穀筒15の上部に上下方向へ回動自由に接続し、第2オーガ筒3bの先端に穀粒排出口18を開口して構成している。そして、穀粒排出オーガ装置3は、その第1オーガ筒3aと第2オーガ筒3b内に、始端部を前記揚穀螺旋16に伝動可能に連結した搬送螺旋19を内装して、揚穀筒15から受け継いだ穀粒を前記穀粒排出口18まで搬送して外部に排出する構成としている。
昇降制御シリンダ20は、図2に示すように、基部を前記揚穀筒15の上部に枢着し、先端部を前記第1オーガ筒3aの回動中心に連結した回動支持枠21に取り付け、伸縮作動により穀粒排出オーガ装置3の先端側(穀粒排出口18側)を上下方向に回動調節できる構成にしている。なお、具体例の図示を省略するが、穀粒排出オーガ装置3の上昇限界を検出する上昇リミットセンサ40(図4)を設け、一定以上の上昇角度にはならないようにしている。
前記揚穀筒15は、図2に示すように、グレンタンク2の下部に固着した支持筒22の上部に回動自由に嵌合して支持し、上部に連結している前記穀粒排出オーガ装置3を一体的に旋回できる構成としている。そして、旋回制御モータ4と電磁ブレーキ5は、図2に示すように、支持台23上に載置して設け、下側に設けた駆動ギヤ24に回転駆動力と制動力とを伝達できる構成としている。旋回ギヤ25は、前記駆動ギヤ24の側部で揚穀筒15に固着して設け、その駆動ギヤ24に常時、噛合させて旋回制御モータ4の回転駆動力と電磁ブレーキ5の制動力とを揚穀筒15から穀粒排出オーガ装置3に伝えるように構成している。なお、具体例の図示を省略するが、揚穀筒15の旋回限界を検出する旋回リミットセンサ41(図4)を設け、所定以上の角度に旋回しないようにしている。
次に、遠隔操作装置52について説明する。
遠隔操作装置52は、図3に示すように、電源スイッチ53、上げスイッチ28、下げスイッチ29、左旋回スイッチ30、右旋回スイッチ31、伸びスイッチ26、縮みスイッチ27、張出スイッチ32、収納スイッチ33、排出スイッチ54、排出停止スイッチ55、照明スイッチ56、自動・手動切換スイッチ35をそれぞれ一面に並べて設け、図4の如く、送信部57から本機制御装置49の受信部58へ制御信号を送る。
そして、本機制御装置49から昇降制御シリンダ20と旋回制御モータ4と電磁ブレーキ5と伸縮モータ50及び電動螺旋クラッチ14に制御信号が出力され、旋回角度センサ34と昇降角度センサ35と伸縮センサ36と上昇リミットセンサ40と旋回リミットセンサ41から穀粒排出オーガ装置3の位置情報が本機制御装置49に入力する。
上げスイッチ28及び下げスイッチ29は昇降制御シリンダ20を作動させ、左旋回スイッチ30及び右旋回スイッチ31は旋回制御モータ4と電磁ブレーキ5を作動させ、伸びスイッチ26及び縮みスイッチ27は伸縮モータ50を作動させる。
すなわち、穀粒排出オーガ装置3のアクチュエータ76である昇降制御シリンダ20と旋回制御モータ4と電磁ブレーキ5と伸縮モータ50は、アクチュエータ作動スイッチ(操作スイッチ)75である上げスイッチ28、下げスイッチ29、左旋回スイッチ30、右旋回スイッチ31、伸びスイッチ26及び縮みスイッチ27の操作によって作動する。
なお、張出スイッチ32は、穀粒排出オーガ装置3を、機体上方でオーガ支持部材80によって支持される収納位置から、アクチュエータ76の作動によって機体外側の所定穀粒排出位置へ移動させた張出位置へ自動で移動させるスイッチであり、収納スイッチ33は、穀粒排出オーガ装置3を任意の位置から収納位置へ自動で移動させるスイッチであって、自動・手動切換スイッチ35を自動にすることで機能する。35は、自動・手動切換スイッチを手動にすると、張出スイッチ32と収納スイッチ33の機能を停止させて、アクチュエータ作動スイッチ75で作業者が穀粒排出オーガ装置3の作動を制御する。
次に、遠隔操作装置52による穀粒排出オーガ装置3の制御を説明する。
張出スイッチ32による穀粒排出オーガ装置3の自動制御動作を詳細に説明すると、オン操作によって昇降制御シリンダ20が伸長して穀粒排出オーガ装置3がオーガ支持部材80から浮きあがって斜めに起立し、上昇リミットセンサ40で起立限界を検出すると旋回制御モータ4と電磁ブレーキ5で揚穀筒15が所定角度旋回し、伸縮モータ50で第2オーガ筒3bが第1オーガ筒3aに対して伸びて穀粒排出口18を所定排出位置に移動する。所定排出位置は、コンバイン機体の右後方が基準であるが、右側方や左後方の複数個所を設定できるようにすることも可能である。
所定位置に移動した穀粒排出口18がトラックに搭載した穀粒タンク上に在ることを作業者が確認して、排出スイッチ54をオンすると、グレンタンク2内の穀粒が穀粒タンクに移送排出される。
穀粒排出口18からの穀粒排出が終了すると、収納スイッチ33をオンすることで、前記張出と逆の工程を経て、穀粒排出オーガ装置3がオーガ支持部材80に収納される。
前記の自動張出制御で、穀粒排出オーガ装置3が揚穀筒15の所定旋回角回動後に伸びるのは、旋回中にコンバインの周囲にある樹木や塀等に穀粒排出口18が当たらないようにするためであるが、次のような工程であっても良い。
穀粒排出オーガ装置3が上昇を開始して上昇リミットセンサ40で上昇限界を検出すると安全を確認する所定時間停止して、所定角度へ旋回して伸び動作する。その際に所定位置への旋回と伸び動作を同時に行うようにしても良い。なお、この上昇限界の検出後に旋回と伸び動作する制御は、手動での穀粒排出口18の移動時においても実施可能である。また、穀粒排出オーガ装置3の上昇開始後上昇限界を検出しなくても一定時間経過で所定時間停止して旋回と伸び動作するようにしても良い。
また、張出スイッチ32で穀粒排出口18を自動で移動している際に、安全を確認出来ると、再度張出スイッチ32をオンするか左旋回スイッチ30や右旋回スイッチ31をオンすると穀粒排出オーガ装置3が伸び動作するようにしても良い。
また、自動伸び動作中に危険を感じて左旋回スイッチ30か右旋回スイッチ31或いは上げスイッチ28か下げスイッチ29のどれかをオンすると、伸び動作を停止する。
また、自動張出動作中に収納スイッチ33をオンすると、張出動作を停止する。
また、穀粒排出位置を複数個所設定できる場合に、その穀粒排出位置がコンバイン機体の真横より後方ならば自動伸び動作し、真横より前側ならば自動で伸び動作しないようにしても良い。
また、自動で伸び動作中に手動旋回や昇降や伸縮或いは自動収納を行うと、伸び動作を停止或いは自動縮み動作をするようにすると良い。
また、揚穀筒15が所定角度に旋回した後に警報を鳴らしながら一定時間経過して伸び動作するようにしても良い。
また、張出開始時に張出スイッチ32を二度オンするか、張出スイッチ32をオンした後に伸びスイッチ26をオンすると、旋回後直ちに伸び動作するようにする。
また、揚穀筒15が所定角度に旋回した後の一定時間内に下げスイッチ29をオンすると伸び動作をしないようにする。
表示灯59は、アクチュエータ作動スイッチ75が操作されている間、短時間の点灯を1回行う点滅パターンで点灯する。
なお、表示灯59を上げスイッチ28或いは下げスイッチ29をオン操作中に1回点滅し、左旋回スイッチ30、右旋回スイッチ31、伸びスイッチ26或いは縮みスイッチ27のオン操作時に2回点滅することで、作業状態を表示するようにしても良い。
また、表示灯59は、遠隔操作装置52のバッテリー電圧が所定の第1電圧V1以下になると、アクチュエータ作動スイッチ75を操作しても点灯せず、これによってユーザーへ電圧低下を通知する。ただし、バッテリー電圧が、前記第1電圧V1以下であっても、第2電圧V2を超える電圧であれば、本機制御装置49に作動指令信号を送信して穀粒排
出オーガ装置3を制御することが可能である。このことで、穀粒排出オーガ装置3を制御中に電圧低下で制御不能になることを防いで、第1オーガ筒3aと第2オーガ筒3bが中途半端な位置に停止することを防いでいる。電池の電圧が第2電圧V2以下になると不安定な制御信号による穀粒排出オーガ装置3の誤作動を防ぐために、作動指令信号を送信しないようにする。
出オーガ装置3を制御することが可能である。このことで、穀粒排出オーガ装置3を制御中に電圧低下で制御不能になることを防いで、第1オーガ筒3aと第2オーガ筒3bが中途半端な位置に停止することを防いでいる。電池の電圧が第2電圧V2以下になると不安定な制御信号による穀粒排出オーガ装置3の誤作動を防ぐために、作動指令信号を送信しないようにする。
照明スイッチ56は、オンすることで一定時間各スイッチがバックライトで照明され、この一定時間内の各操作スイッチのどれかをオンするとバックライトの点灯時間を延長し、再度照明スイッチ56をオン操作することでバックライトを消灯するようにする。
電源スイッチ53は、オン操作を約0.5秒間続けることで遠隔操作装置52の回路に通電して使用可能にして穀粒排出オーガ装置3を制御可能になるようにして、不作為に接触しても穀粒排出オーガ装置3が動くことが無い。
次に、作業者が手動で穀粒排出オーガ装置3を制御する場合を説明する。
同一のアクチュエータを作動させる複数のスイッチが同時に操作されている状態、例えば、昇降制御シリンダ20を作動させる上げスイッチ28と下げスイッチ29、或いは旋回制御モータ4を作動させる左旋回スイッチ30と右旋回スイッチ31、或いは伸縮モータ50を作動させる伸びスイッチ26と縮みスイッチ27のいずれかの組合せで同時に操作されている状態においては、いずれのアクチュエータも作動させない。すなわち、遠隔
操作装置52の送信部57に作動指令信号を発信しない、或いは、本機制御装置49が作動指令信号を受信しても各アクチュエータを作動させないようにすることで、誤操作による穀粒排出オーガ装置3の作動を防いでいる。
操作装置52の送信部57に作動指令信号を発信しない、或いは、本機制御装置49が作動指令信号を受信しても各アクチュエータを作動させないようにすることで、誤操作による穀粒排出オーガ装置3の作動を防いでいる。
ただし、異なるアクチュエータを作動させるスイッチ類の組み合わせによる同時操作がされている状態ではそれぞれのスイッチによる指令に基づきアクチュエータを作動させる。例えば、上げスイッチ28と左旋回スイッチ30の両者が同時に操作されている状態では、第1オーガ筒3aと第2オーガ筒3bは上昇しながら左旋回をする動作をして穀粒排出口18を目的位置に迅速に移動する。
穀粒の排出作業は、コンバイン1を畦道に停止したトラックの近くで機体の後方に停止し、トラックの近くに立った作業者が遠隔操作装置52の各スイッチを操作して、穀粒排出オーガ装置3を起伏・旋回・伸縮させて、穀粒排出口18をトラックの穀粒タンク上に位置させて、穀粒を排出する。
なお、前記穀粒排出口18を、第2オーガ筒3bに対して、搬送螺旋19の軸心回りに回動可能に構成し、穀粒排出口18を回動させるためのスイングモータを設け、このスイングモータを作動させる左スイングスイッチ及び右スイングスイッチを遠隔操作装置52に追加することも可能である。
2 グレンタンク
3 穀粒排出オーガ装置
4 旋回制御モータ
5 電磁ブレーキ
15 揚穀筒
18 穀粒排出口
20 昇降制御シリンダ
26 伸びスイッチ
32 張出スイッチ
40 上昇リミットセンサ
49 本機制御装置
50 伸縮モータ
3 穀粒排出オーガ装置
4 旋回制御モータ
5 電磁ブレーキ
15 揚穀筒
18 穀粒排出口
20 昇降制御シリンダ
26 伸びスイッチ
32 張出スイッチ
40 上昇リミットセンサ
49 本機制御装置
50 伸縮モータ
Claims (4)
- グレンタンク(2)内の穀粒を揚穀する揚穀筒(15)を旋回させる旋回制御モータ(4)と電磁ブレーキ(5)及び該揚穀筒(15)の上端に設ける穀粒排出オーガ装置(3)を起伏する昇降制御シリンダ(20)と穀粒排出オーガ装置(3)を伸縮する伸縮モータ(50)を本機制御装置(49)で制御するコンバインの穀粒排出オーガ制御装置において、張出スイッチ(32)のオン操作により、穀粒排出オーガ装置(3)を所定角度起立し揚穀筒(15)を所定角度旋回させた後に穀粒排出オーガ装置(3)を伸ばして穀粒排出口(18)を所定排出位置に移動するように自動制御したことを特徴とするコンバインの穀粒排出制御装置。
- 穀粒排出オーガ装置(3)が所定起立角度で所定旋回角度旋回してから所定の待機時間経過後に伸び作動することを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀粒排出制御装置。
- 穀粒排出オーガ装置(3)の起立上限を検出する上昇リミットセンサ(40)を設け、該上昇リミットセンサ(40)が穀粒排出オーガ装置(3)の起立を検出後に伸び作動を許容することを特徴とする請求項1に記載のコンバインの穀粒排出制御装置。
- グレンタンク(2)内の穀粒を揚穀する揚穀筒(15)を旋回する旋回制御モータ(4)と電磁ブレーキ(5)及び該揚穀筒(15)の上端に設ける穀粒排出オーガ装置(3)を起伏する昇降制御シリンダ(20)と穀粒排出オーガ装置(3)を伸縮する伸縮モータ(50)を本機制御装置(49)で制御するコンバインの穀粒排出オーガ制御装置において、穀粒排出オーガ装置(3)の手動張出操作時には、上昇リミットセンサ(40)が穀粒排出オーガ装置(3)の起立を検出後に伸びスイッチ(26)で伸び動作指令が可能としたことを特徴とするコンバインの穀粒排出制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015066554A JP2016185094A (ja) | 2015-03-27 | 2015-03-27 | コンバインの穀粒排出制御装置 |
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Cited By (1)
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CN107750601A (zh) * | 2017-11-30 | 2018-03-06 | 江苏沃得农业机械有限公司 | 收割机高位卸粮筒控制装置及控制方法 |
-
2015
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107750601A (zh) * | 2017-11-30 | 2018-03-06 | 江苏沃得农业机械有限公司 | 收割机高位卸粮筒控制装置及控制方法 |
CN107750601B (zh) * | 2017-11-30 | 2023-07-25 | 江苏沃得农业机械有限公司 | 收割机高位卸粮筒控制装置及控制方法 |
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