JP2016184545A - 発光装置及び発光システム - Google Patents

発光装置及び発光システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016184545A
JP2016184545A JP2015065114A JP2015065114A JP2016184545A JP 2016184545 A JP2016184545 A JP 2016184545A JP 2015065114 A JP2015065114 A JP 2015065114A JP 2015065114 A JP2015065114 A JP 2015065114A JP 2016184545 A JP2016184545 A JP 2016184545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
light emitting
emitting device
terminal
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015065114A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016184545A5 (ja
Inventor
吉田 綾子
Ayako Yoshida
綾子 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP2015065114A priority Critical patent/JP2016184545A/ja
Publication of JP2016184545A publication Critical patent/JP2016184545A/ja
Publication of JP2016184545A5 publication Critical patent/JP2016184545A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

【課題】複数の発光装置を並べ、かつ隣り合う発光装置の端部を重ねた場合に、この重なった部分が厚くならないようにする。
【解決手段】発光部140は基板100の第1面102に形成されており、第1電極110、第2電極130、及び有機層120を有している。封止部材160は基板100の第1面102に位置しており、発光部140を封止している。光学機能層170は基板100の第2面104に形成されている。第1端子112は基板100に設けられており、第1電極110に電気的に接続している。第2端子132は基板100に形成されており、第2電極130に電気的に接続している。そして第1端子112は第1面102の第1端部(例えば基板100の第1辺105)に位置しており、第2端子132は第2面104のうち第1端部とは異なる領域(例えば基板100の第2辺106)に位置している。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置及び発光システムに関する。
近年は、有機EL素子を光源とした発光装置の開発が進んでいる。有機EL素子は、透明電極である第1電極、有機層、及び第2電極をこの順に積層させた構成を有している。有機EL素子を光源にすると、発光装置をパネル形状にすることができる。そして、壁や天井にパネル形状の発光装置を隙間なく取り付けると、壁や天井の全体が発光しているように見せることができる。一方、発光装置は、基板の縁に、発光素子が形成されていない領域すなわち非発光部を有している。上記した用途では、この非発光部を見えないようにすることが好ましい。
これに対して特許文献1に記載の技術は、複数の発光装置の端部を互いに重ねることにより、上記した非発光部の面積を実質的に小さくすることが記載されている。
なお、特許文献2には、アルミ箔等からなる裏面電極上に、反射絶縁層、蛍光体を含む発光層、及び透明電極をこの順に印刷することにより積層体を形成し、この積層体を、導電層が形成されたフィルムの上に熱圧着することにより、電界発光素子を形成することが記載されている。なお、積層体の一方の端部はフィルムから食み出しており、積層体の他方の端部はフィルムの縁よりもフィルムの内側に位置している。そして、複数の電界発光素子を並べることにより、一つの大きな電界発光灯が形成されている。複数の電界発光素子を並べる際、積層体のうちフィルムから食み出している部分は、その隣に位置する電界発光素子のフィルムのうち積層体が形成されていない部分と重ねられている。
特開2004−251981号公報 特開平10−208877号公報
有機EL素子を光源とした発光装置の特徴の一つに、発光装置を薄くできることがある。しかし特許文献1のように、隣り合う発光装置の端部を互いに重ねると、この重なった部分で連結された発光装置が厚くなってしまう。
本発明が解決しようとする課題としては、複数の発光装置を並べ、かつ隣り合う発光装置の端部を重ねた場合に、この重なった部分が厚くならないようにすることが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、基板と、
前記基板の第1面に形成され、第1電極、第2電極、及び前記第1電極と前記第2電極の間に位置する有機層と、を有する発光部と、
前記基板の前記第1面に位置しており、前記発光部を封止する封止部材と、
前記基板の第2面に形成された光学機能層と、
前記基板に設けられ、前記第1電極に電気的に接続する第1端子と、
前記基板に設けられ、前記第2電極に電気的に接続する第2端子と、
を備え、
前記第1端子は、前記基板の前記第1面の第1端部に位置しており、
前記第2端子は、前記基板の前記第2面のうち前記第1端部とは異なる第2端部に位置しており、
前記封止部材は前記第1端部には位置しておらず、かつ前記光学機能層は前記第2端部に位置していない発光装置である。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の発光装置を複数備え、
第1の前記発光装置の前記第1端部は、当該発光装置の隣に位置する第2の前記発光装置の前記第2端部に対向しており、かつ、前記第1の発光装置の前記第1端子は前記第2の発光装置の前記第2端子に接続している発光システムである。
実施形態に係る発光装置の構成を示す平面図である。 発光装置を基板の第2面側から見た平面図である。 図1から封止部材及び第2電極を取り除いた図である。 図3から有機層及び絶縁層を取り除いた図である。 図1のA−A断面図である。 図5の変形例を示す断面図である。 図5の変形例を示す断面図である。 複数の発光装置を並べる方法を説明するための断面図である。 第2の実施形態に係る発光装置の使用形態の一例を示す図である。 発光装置の平面図である。 図10のB−B断面図である。 図10のC−C断面図である。 発光装置の平面図である。 図13のD−D断面図である。 図13のE−E断面図である。 発光装置の平面図である。 図16のF−F断面図である。 図16のG−G断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、実施形態に係る発光装置10の構成を示す平面図である。図1において、封止部材160は点線で示されている。図2は、発光装置10を基板100の第2面104側から見た平面図である。なお、図2において、光学機能層170は点線で示されている。また、説明のため、図2において発光部140も点線で示されている。図3は、図1から封止部材160及び第2電極130を取り除いた図である。図4は図3から有機層120及び絶縁層150を取り除いた図であり、図5は図1のA−A断面図である。
実施形態に係る発光装置10は、基板100、発光部140、封止部材160、光学機能層170、第1端子112、及び第2端子132を有している。発光部140は基板100の第1面102に形成されており、第1電極110、第2電極130、及び有機層120を有している。有機層120は第1電極110と第2電極130の間に位置している。封止部材160は基板100の第1面102に位置しており、発光部140を封止している。光学機能層170は基板100の第2面104に形成されている。第1端子112は基板100に設けられており、第1電極110に電気的に接続している。第2端子132は基板100に形成されており、第2電極130に電気的に接続している。そして第1端子112は第1面102の第1端部(例えば基板100の第1辺105)に位置しており、第2端子132は第2面104のうち第1端部とは異なる領域(例えば基板100の第2辺106:以下、第2端部と記載)に位置している。言い換えると、平面視(第1面102に垂直な方向から見た場合)において、第2端子132は第1端子112に重なっていない。以下、詳細に説明する。
基板100は、例えばガラス基板や樹脂基板などの透光性を有する基板である。また、基板100は可撓性を有していてもよい。この場合、基板100が湾曲した状態で発光装置10を使用することができる。可撓性を有している場合、基板100の厚さは、例えば10μm以上1000μm以下である。そして基板100の厚さは、封止部材160の厚さと光学機能層170の厚さの和の1/5以下になる。基板100は、例えば矩形などの多角形である。基板100が樹脂基板である場合、基板100は、例えばPEN(ポリエチレンナフタレート)、PES(ポリエーテルサルホン)、PET(ポリエチレンテレフタラート)、又はポリイミドを用いて形成されている。また、基板100が樹脂基板である場合、水分が基板100を透過することを抑制するために、基板100の少なくとも一面(好ましくは両面)に、SiNやSiONなどの無機バリア膜が形成されている。なお、この無機バリア膜と基板100の間に、平坦化層(例えば有機層)が設けられていてもよい。
基板100の第1面102には、発光部140が設けられている。発光部140は、第1電極110、有機層120、及び第2電極130をこの順に積層させた構成を有している。
第1電極110は、光透過性を有する透明電極である。透明電極の材料は、金属を含む材料、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、IWZO(Indium Tungsten Zinc Oxide)、ZnO(Zinc Oxide)等の金属酸化物である。第1電極110の厚さは、例えば10nm以上500nm以下である。第1電極110は、例えばスパッタリング法又は蒸着法を用いて形成される。なお、第1電極110は、カーボンナノチューブ、又はPEDOT/PSSなどの導電性有機材料であってもよい。
有機層120は発光層を有している。有機層120は、例えば、正孔注入層、発光層、及び電子注入層をこの順に積層させた構成を有している。正孔注入層と発光層との間には正孔輸送層が形成されていてもよい。また、発光層と電子注入層との間には電子輸送層が形成されていてもよい。有機層120は蒸着法で形成されてもよい。また、有機層120のうち少なくとも一つの層、例えば第1電極110と接触する層は、インクジェット法、印刷法、又はスプレー法などの塗布法によって形成されてもよい。なお、この場合、有機層120の残りの層は、蒸着法によって形成されている。また、有機層120のすべての層が、塗布法を用いて形成されていてもよい。
第2電極130は、例えば、Al、Au、Ag、Pt、Mg、Sn、Zn、及びInからなる第1群の中から選択される金属、又はこの第1群から選択される金属の合金からなる金属層を含んでいる。この場合、第2電極130は遮光性を有している。第2電極130の厚さは、例えば10nm以上500nm以下である。ただし、第2電極130は、第1電極110の材料として例示した材料を用いて形成されていてもよい。第2電極130は、例えばスパッタリング法又は蒸着法を用いて形成される。
第1電極110の縁は、絶縁層150によって覆われていてもよい。絶縁層150は例えばポリイミド、エポキシ、アクリルやノボラック系の樹脂材料によって形成されており、可視光に対して透光性を有する。第1電極110のうち発光部140の発光領域となる部分を囲んでいる。絶縁層150を設けることにより、第1電極110の縁において第1電極110と第2電極130が短絡することを抑制できる。絶縁層150は、例えば、絶縁層150となる樹脂材料に感光性の材料を混入させ塗布した後、この樹脂材料を露光及び現像することにより、形成される。また、絶縁層150は、インクジェット法やスクリーン印刷法を用いても形成することができる。
また発光部140は、封止部材160によって封止されている。封止部材160は、例えばガラス、アルミニウムなどの金属、又は樹脂を用いて形成されており、基板100と同様の多角形や円形であり、中央に凹部を設けた形状を有している。そして封止部材160の縁は接着材で基板100に固定されている。これにより、封止部材160と基板100で囲まれた空間は封止される。そして発光部140は、この封止された空間の中に位置している。なお、封止部材160の厚さは、例えば50μm以上500μm以下である。また、封止部材160は、さらに、原子層成長(ALD)法で形成された膜又は化学気相成長(CVD)法で形成された膜を有していてもよいし、この膜のみであってもよい。
また、基板100の第2面104には、光学機能層170が設けられている。光学機能層170は、例えば光フィルタまたは光取出フィルムであり、少なくとも一部の層(例えば基材)が樹脂を用いて形成されている。光学機能層170の厚さは例えば50μm以上500μm以下である。
また、発光装置10は、第1電極引出部111、第1端子112、第2電極引出部131、及び第2端子132を有している。第1端子112は第1電極引出部111を介して第1電極110に電気的に接続しており、第2端子132は第2電極引出部131を介して第2電極130に電気的に接続している。
詳細には、第1電極引出部111及び第1端子112は基板100の端部の一部(第1部分:例えば矩形である基板100の第1辺105)に位置しており、第2電極引出部131及び第2端子132は、基板100の端部の他の部分(第2部分:例えば基板100の第1辺105以外の辺、さらに具体的には第1辺105とは逆側の辺である第2辺106)に位置している。
第1電極引出部111及び第2電極引出部131は基板100の第1面102に位置しており、例えば、第1電極110と同一工程で形成された層を有している。言い換えると、第1電極引出部111及び第2電極引出部131は、第1電極110と同一の材料で形成された層を有している。第1電極引出部111は第1電極110と一体になっているが、第2電極引出部131は第1電極110から分離している。第1電極引出部111の一部及び第2電極引出部131の一部は、いずれも封止部材160の外に位置する部分を有していてもよい。
なお、第1電極110の上に複数の線状の補助電極(例えばMo合金層、Al合金層、及びMo合金層の積層膜)が形成される場合がある。この場合、第1電極引出部111の上及び第2電極引出部131の上にも、補助電極と同じ導電膜が形成されてもよい。
そして、第1端子112は、第1電極引出部111のうち封止部材160の外部に位置する部分に設けられ、第2端子132は第2電極引出部131のうち封止部材160の外部に位置している部分に設けられる。第1端子112及び第2端子132は、例えばTAB(Tape Automated Bonding)形状の導電膜(例えば銅膜)である。第1端子112は基板100の第1面102側にのみ設けられているが、第2端子132は、基板100の端面及び基板100の第2面104の端部に渡って設けられている。このようにして、第2端子132の一部は、基板100の第1面102の端部の第2部分に位置している。なお、第1電極引出部111の端部が第1端子112を兼ねていてもよい。この場合、第1端子112となる導電膜は設けられない。
なお、図1及び図5に示す例では、第1端子112の全体及び第2端子132の全体は、封止部材160の外部に位置している。ただし、第1端子112の一部は封止部材160の内側に位置していてもよい。また、第2端子132の一部も封止部材160の内側に位置していてもよい。このようにするためには、発光部140を封止する膜(例えばALD膜)を形成した後、かつ封止部材160を基板100の取り付ける前に、第1端子112及び第2端子132を取り付ければよい。
さらに、図1及び図5に示すように、基板100の第1面102のうち第1端子112が設けられている領域には、封止部材160は位置していない。また、図2及び図5に示すように、基板100の第2面104のうち第2端子132が設けられている領域には、光学機能層170は設けられていない。なお、図1、図2、及び図5に示す例においては、封止部材160は、第1面102のうち第2端子132と重なる領域には設けられておらず、かつ、光学機能層170は、第2面104のうち第1端子112と重なる領域には設けられていない。ただし図6に示すように、封止部材160は、第1面102のうち第2端子132と重なる領域に設けられてもよい。さらに図7に示すように、光学機能層170は、第2面104のうち第1端子112と重なる領域に設けられていてもよい。図7のようにすると、基板100のほぼ全域は、封止部材160及び光学機能層170のいずれかと重なる。このため、基板100が可撓性を有している場合(例えば薄い樹脂基板の場合)、基板100のほぼ全域は、封止部材160及び光学機能層170の少なくとも一方によって補強される。換言すれば、樹脂基板(または樹脂基板と無機バリア膜)が露出する箇所が無くなる。従って、発光装置10の取り扱いは容易になる。
更に、図7のような発光装置10を複数連結させて一つの発光システムとすることもできる。ここで、基板100が前述の樹脂材料で形成される場合、一つの発光システムの厚みの差が利用者に視認されにくくなる。図7に記載される発光装置10を複数並べて連結させて一つの発光システムとした際には、基板100の厚みの分だけ段差が発生することとなる。しかしながら、前述の樹脂材料は、膜厚が数十μm程度であり封止部材160及び光学機能層170と比較して十分に薄い。そのため、一つの発光システムとした際に、樹脂基板の厚さ分の段差が発生しても、封止部材160及び光学機能層170及び樹脂基板を含む発光システムとしての厚みと、樹脂材料の厚み(すなわち発光システムの段差)とを比較した場合に十分に、発光システムの段差が小さいので差が利用者に視認されにくい。
なお、図2に示すように、基板100のうち第1辺105及び第2辺106以外の辺において、基板100の縁から光学機能層170の縁までの距離wは、0、又は5mm以下である。図7に示す例においては、第1面102においても、距離wは、0、又は5mm以下である。ただし、光学機能層170の縁が基板100の縁よりも外側に形成されてもよい。
また、基板100の第2面に設けられた光学機能層170の、基板100の第1辺105に対向する辺方向の長さは、基板100の第1面に設けられた封止部材160の、基板100の第1辺105から対向する辺方向の長さと同一、又は、95%以上105%以下に形成されるのが好ましい。これは、複数の発光装置10を並べて連結させた一つの発光システムとした際に、発光システムの発光表面(あるいは発光裏面)の凹凸を減らすためである。
図8は、複数の発光装置10を並べて一つの発光システムを構築する方法を説明するための断面図である。複数の発光装置10を例えば壁や天井などに並べる場合、発光装置10(第1の発光装置10)の第1端子112は、その隣に位置する発光装置10(第2の発光装置10)の第2端子132と重ねられ、かつ電気的に接続される。これにより、複数の発光装置10は互いに直列に接続される。この際、隣り合う発光装置10の非発光部は互いに重なる。このため、発光装置10の非発光領域は実質的に小さくなる。
ここで、第1面102のうち第1端子112と重なる領域には封止部材160が位置しておらず、また、第2面104のうち第2端子132と重なる領域には光学機能層170が位置していない。このため、隣り合う発光装置10が接続する部分すなわち発光装置10が重なっている部分において、発光装置10の第1面102の厚みが他の部分(封止部材160が形成される部分)と比較して厚さは薄くなる。
以上、本実施形態によれば、第1端子112は基板100の第1面102に形成されており、第2端子132は基板100の第2面104に形成されている。そして、基板100の第1面102のうち第1端子112と重なる領域には封止部材160が位置しておらず、また、基板100の第2面104のうち第2端子132と重なる領域には光学機能層170が位置していない。従って、隣り合う発光装置10が接続する部分すなわち発光装置10が重なっている部分の発光装置10の他の部分と比較して厚さは薄くなる。
(第2の実施形態)
図9は、本実施形態に係る発光装置10の使用形態の一例を示す図である。本実施形態において、発光装置10には発光装置10a,10b,10cがある。これら発光装置は、第1の方向(図9における上下方向)に並んでおり、一つの発光システムを構成している。発光装置10bは、複数の発光装置10の並びのうち一方の端(図9では上端)に位置する発光装置10であり、発光装置10cは、複数の発光装置10の並びのうち他方の端(図9では下端)に位置する発光装置10である。そして発光装置10aは、発光装置10bと発光装置10cの間に位置する発光装置10である。
図10は、発光装置10aの平面図である。図11は図10のB−B断面図であり、図12は図10のC−C断面図である。発光装置10aは、以下の点を除いて、第1の実施形態に係る発光装置10と同様の構成である。
まず、基板100の第1辺105及び第2辺106のそれぞれに、第1端子112及び第2端子132の双方が設けられている。2つの第1端子112は、基板100の中心を基準に点対称な位置に配置されており、また、2つの第2端子132も、基板100の中心を基準に点対称な位置に配置されている。また、第1辺105に位置する第1端子112及び第2端子132は、いずれも第1の実施形態における第1端子112と同様の構成を有している。そして、第2辺106に位置する第1端子112及び第2端子132は、いずれも第1の実施形態における第2端子132と同様の構成を有している。
図13は、発光装置10bの平面図である。図14は図13のD−D断面図であり、図15は図13のE−E断面図である。発光装置10bは、第2辺106に位置する第1端子112及び第2端子132の構成を除いて、発光装置10aと同様の構成である。
詳細には、第2辺106において、第1端子112及び第2端子132は、基板100の端面に沿っておらず、その代わりに、基板100の外側に延在している。このため、この第1端子112及び第2端子132は外部の配線等に接続されやすい。そして、発光装置10bのうち発光システムの端部に位置する辺の少なくとも一部(例えば第2端子132と重なる部分)において、光学機能層170の縁は基板100の縁と重なっているのが好ましい。言い換えると光学機能層170の側面は基板100の側面と面一になっているのが好ましい。このようにすると、発光システムにおいて厚みが他の部分と異なる領域が少なくなる。なお、光学機能層170は基板100とほぼ同一の形状を有しており、基板100のほぼ全面を覆っていてもよい。
図16は、発光装置10cの平面図である。図17は図16のF−F断面図であり、図18は図16のG−G断面図である。発光装置10cは、第1辺105に位置する第1端子112及び第2端子132の構成を除いて、発光装置10aと同様の構成である。
詳細には、第1辺105において、第1端子112及び第2端子132は、基板100の端面に沿っておらず、その代わりに基板100の外側に延在している。このため、この第1端子112及び第2端子132は外部の配線等に接続されやすい。そして、発光装置10cのうち発光システムの端部に位置する辺の少なくとも一部(例えば第1端子112と重なる部分)において、封止部材160の側面は基板100の側面と面一になっているのが好ましい。このようにすると、発光システムにおいて厚みが他の部分と異なる領域が少なくなる。
そして、図9に示すように、発光装置10(10a,10b,10c)の第1面102の第1辺105側の縁は、その隣の発光装置10の第2面104の第2辺106側の縁と重なっている。この際、2組の第1端子112と第2端子132が互いに重なるが、これらのうち一方の間には絶縁層20が設けられる。従って、一方の第1端子112及び第2端子132のみが電気的に接続する。これにより、発光装置10b、少なくとも一つの発光装置10a、及び発光装置10cは、電気的に直列に接続される。
なお、第1の実施形態においても、発光装置10cに相当する発光装置10において、第2端子132は基板100の外側に延在していてもよいし、発光装置10bに相当する発光装置10において、第1端子112は基板100の外側に延在していてもよい。
本実施形態によっても、基板100の第1面102のうち第1端子112と重なる領域には封止部材160が位置しておらず、また、基板100の第2面104のうち第2端子132と重なる領域には光学機能層170が位置していない。従って、隣り合う発光装置10が接続する部分すなわち発光装置10が重なっている部分において、発光装置10の他の部分と比較して厚さは薄くなる。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 発光装置
100 基板
102 第1面
104 第2面
105 第1辺
106 第2辺
110 第1電極
112 第1端子
120 有機層
130 第2電極
132 第2端子
140 発光部
160 封止部材
170 光学機能層

Claims (9)

  1. 基板と、
    前記基板の第1面に形成され、第1電極、第2電極、及び前記第1電極と前記第2電極の間に位置する有機層と、を有する発光部と、
    前記基板の前記第1面に位置しており、前記発光部を封止する封止部材と、
    前記基板の第2面に形成された光学機能層と、
    前記基板に設けられ、前記第1電極に電気的に接続する第1端子と、
    前記基板に設けられ、前記第2電極に電気的に接続する第2端子と、
    を備え、
    前記第1端子は、前記基板の前記第1面の第1端部に位置しており、
    前記第2端子は、前記基板の前記第2面のうち前記第1端部とは異なる第2端部に位置しており、
    前記封止部材は前記第1端部には位置しておらず、かつ前記光学機能層は前記第2端部に位置していない発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置において、
    前記基板は矩形であり、
    前記第1端部は前記基板の第1辺であり、
    前記第2端部は、前記基板の第2辺である発光装置。
  3. 請求項2に記載の発光装置において、
    前記第2辺は前記第1辺に対向している発光装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記基板は可撓性を有しており、
    前記基板の前記第2面のうち前記第1端部と重なる領域には前記光学機能層が位置しており、
    前記基板の前記第1面のうち前記第2端部と重なる領域には前記封止部材が位置している発光装置。
  5. 請求項4に記載の発光装置において、
    前記基板は樹脂基板である発光装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記基板の厚さは、前記封止部材の厚さと前記光学機能層の厚さの和の1/5以下である発光装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記基板は矩形であり、
    前記第2端部は前記基板の一辺であり、
    前記基板の前記一辺以外の辺において、前記基板の縁から前記光学機能層の縁までの距離は、5mm以下である発光装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の発光装置を複数備え、
    第1の前記発光装置の前記第1端部は、当該発光装置の隣に位置する第2の前記発光装置の前記第2端部に対向しており、かつ、前記第1の発光装置の前記第1端子は前記第2の発光装置の前記第2端子に接続している発光システム。
  9. 請求項8に記載の発光システムにおいて、
    3つ以上の前記発光装置が第1の方向に並んでおり、
    前記第1の方向の端部の少なくとも一部において、前記封止部材は前記基板と面一である発光システム。
JP2015065114A 2015-03-26 2015-03-26 発光装置及び発光システム Pending JP2016184545A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015065114A JP2016184545A (ja) 2015-03-26 2015-03-26 発光装置及び発光システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015065114A JP2016184545A (ja) 2015-03-26 2015-03-26 発光装置及び発光システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016184545A true JP2016184545A (ja) 2016-10-20
JP2016184545A5 JP2016184545A5 (ja) 2018-03-15

Family

ID=57241845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015065114A Pending JP2016184545A (ja) 2015-03-26 2015-03-26 発光装置及び発光システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016184545A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10208877A (ja) * 1997-01-22 1998-08-07 Nec Kansai Ltd 電界発光灯
WO2010034435A1 (de) * 2008-09-26 2010-04-01 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Organisches photoelektrisches bauelement und ein verfahren zum herstellen eines organischen photoelektrischen bauelements
JP2014120220A (ja) * 2012-12-13 2014-06-30 Panasonic Corp 面発光光源及び面発光光源集合体
JP2014157796A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Panasonic Corp 有機エレクトロルミネッセンスパネル及び有機elパネル複合体
WO2014136259A1 (ja) * 2013-03-08 2014-09-12 パイオニア株式会社 発光素子
WO2014184975A1 (ja) * 2013-05-17 2014-11-20 パイオニア株式会社 有機el素子
JP2015005409A (ja) * 2013-06-20 2015-01-08 パナソニック株式会社 有機エレクトロルミネッセンス照明パネル及び照明装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10208877A (ja) * 1997-01-22 1998-08-07 Nec Kansai Ltd 電界発光灯
WO2010034435A1 (de) * 2008-09-26 2010-04-01 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Organisches photoelektrisches bauelement und ein verfahren zum herstellen eines organischen photoelektrischen bauelements
JP2014120220A (ja) * 2012-12-13 2014-06-30 Panasonic Corp 面発光光源及び面発光光源集合体
JP2014157796A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Panasonic Corp 有機エレクトロルミネッセンスパネル及び有機elパネル複合体
WO2014136259A1 (ja) * 2013-03-08 2014-09-12 パイオニア株式会社 発光素子
WO2014184975A1 (ja) * 2013-05-17 2014-11-20 パイオニア株式会社 有機el素子
JP2015005409A (ja) * 2013-06-20 2015-01-08 パナソニック株式会社 有機エレクトロルミネッセンス照明パネル及び照明装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11864409B2 (en) Light-emitting device
JP6595066B2 (ja) 発光装置の製造方法及び発光装置
US11937346B2 (en) Light emitting device
WO2016157321A1 (ja) 発光装置
JP2016095990A (ja) 発光装置
JP2016149223A (ja) 発光装置
JP2016184545A (ja) 発光装置及び発光システム
WO2017163331A1 (ja) 発光装置、電子装置および発光装置の製造方法
JP2016186911A (ja) 発光装置
JP6496138B2 (ja) 発光装置
JP6450124B2 (ja) 発光装置
JP6580336B2 (ja) 発光装置
JP2016119200A (ja) 発光装置
JP2020013797A (ja) 発光装置の製造方法
WO2016129114A1 (ja) 発光装置及び発光装置の製造方法
JP2023065545A (ja) 発光装置及び発光装置の製造方法
JP2019201004A (ja) 発光装置
JP2023171394A (ja) 発光装置
JP2019036758A (ja) 発光装置
JP2019192662A (ja) 発光装置
JP2016143529A (ja) 発光装置
JP2016100172A (ja) 発光装置及び発光装置の製造方法
JP2016095991A (ja) 発光装置
JP2016100314A (ja) 発光装置
JP2018156752A (ja) 発光装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181204

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190604