JP2016119200A - 発光装置 - Google Patents

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真一 石塚
吉田 綾子
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Abstract

【課題】保持部材に取り付けられる面光源において、非発光部の面積を少なくする。【解決手段】面光源である発光部材12は、基板100、発光部140、第1端子112、及び第2端子132を有している。発光部140は基板100の第1面102に設けられており、第1電極110、第2電極130、及び有機層120を備えている。有機層120は第1電極110と第2電極130の間に位置している。第1端子112は基板100の縁に配置されており、第1電極110に電気的に接続している。第2端子132は第2電極130に電気的に接続しており、基板100の第1面102側に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置に関する。
現在、例えば、有機EL素子(Organic Electro−Luminescence)素子を用いた面光源が開発されている。有機EL素子は、第1電極と第2電極の間に有機層を挟んだ構成を有している。
面光源を壁や天井などの面に取り付ける場合、面光源を保持部材に保持させたうえで、この保持部材を面に取り付ける必要がある。この場合、保持部材に端子を設け、この端子に面光源を電気的に接続することになる。
例えば特許文献1には、面光源の側面に端子を設け、この端子を、保持部材としての筐体の電極に接続することが記載されている。特許文献1において、面光源の側面には、有機EL素子の第1電極に接続する端子、及び第2電極に接続する端子のそれぞれが設けられている。
特開2012−109226号公報
特許文献1に記載の技術において、有機EL素子の第1電極及び第2電極は、いずれも基板に形成された配線を介して端子に接続している。このため、基板に、これらの配線を引き回すためのスペースを設ける必要があった。この場合、面光源の非発光部の面積が増えてしまう。
本発明が解決しようとする課題としては、保持部材に取り付けられる面光源において、非発光部の面積を少なくすることが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、発光部材と、
前記発光部材を収容するための開口を有する筐体と、
を備え、
前記発光部材は、
基板と、
前記基板の第1面に形成され、第1電極、第2電極、及び前記第1電極と前記第2電極の間に位置する有機層を有する発光部と、
前記基板の縁に配置され、前記第1電極に電気的に接続する第1端子と、
前記基板の前記第1面側に配置され、前記第2電極に電気的に接続する第2端子と、
を備え、
前記筐体は、
前記筐体の内面のうち前記基板の縁に対向する位置に配置され、前記第1端子に接続する第1接続部材と、
前記筐体の内面のうち前記基板の前記第1面に対向する位置に配置され、前記第2端子に接続する第2接続部材と、
を有する発光装置である。
請求項7に記載の発明は、基板と、
前記基板の第1面に形成され、第1電極、第2電極、及び前記第1電極と前記第2電極の間に位置する有機層を有する発光部と、
前記基板の縁に配置され、前記第1電極に電気的に接続する第1端子と、
前記基板の前記第1面側に配置され、前記第2電極に電気的に接続する第2端子と、
を備える発光装置である。
実施形態に係る発光装置の構成を示す断面図である。 図1において、発光部材と筐体を互いに分離させた図である。 発光装置の平面図である。 発光部材の平面図である。 図4から配線部材を取り除いた図である。 図5から封止部材を取り除いた図である。 図6から第2電極を取り除いた図である。 図7から有機層及び絶縁層を取り除いた図である。 図3及び図4のA−A断面に対応する発光部材の断面図である。 図3及び図4のB−B断面に対応する発光部材の断面図である。 配線部材の要部を説明するための断面拡大図である。 変形例1に係る発光装置の構成を示す平面図である。 変形例2に係る発光装置の構成を示す平面図である。 図13のA−A断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、実施形態に係る発光装置10の構成を示す断面図である。図2は、図1において、発光部材12と筐体14を互いに分離させた図である。図3は発光装置10の平面図である。図1は、図3のA−A断面に対応している。実施形態に係る発光装置10は、発光部材12及び筐体14を備えている。筐体14は発光部材12のソケットとして用いられる。
発光部材12は、基板100、発光部140、第1端子112、及び第2端子132を有している。発光部140は基板100の第1面102に設けられており、第1電極110、第2電極130、及び有機層120を備えている。有機層120は第1電極110と第2電極130の間に位置している。第1端子112は基板100の縁に配置されており、第1電極110に電気的に接続している。第2端子132は第2電極130に電気的に接続しており、基板100の第1面102側に配置されている。
筐体14は発光部材12を収容するための開口216を有しており、第1接続部材212及び第2接続部材214を有している。第1接続部材212は筐体14の内面のうち基板100の縁に対向する位置に配置されており、第1端子112に接続する。第2接続部材214は筐体14の内面のうち基板100の第1面102に対向する位置に配置されており、第2端子132に接続する。
以下、発光部材12及び筐体14のそれぞれについて、詳細に説明する。
図4は発光部材12の平面図である。図5は図4から配線部材180を取り除いた図であり、図6は図5から封止部材160を取り除いた図である。図7は図6から第2電極130を取り除いた図であり、図8は図7から有機層120及び絶縁層150を取り除いた図である。図9は、図3及び図4のA−A断面に対応する発光部材12の断面図であり、図10は、図3及び図4のB−B断面に対応する発光部材12の断面図である。
発光部材12は面光源であり、上記したように、基板100及び発光部140を有している。
基板100は、例えばガラス基板や樹脂基板などの透光性を有する基板である。基板100は可撓性を有していてもよい。可撓性を有している場合、基板100の厚さは、例えば10μm以上1000μm以下である。基板100は、例えば矩形などの多角形である。基板100が樹脂基板である場合、基板100は、例えばPEN(ポリエチレンナフタレート)、PES(ポリエーテルサルホン)、PET(ポリエチレンテレフタラート)、又はポリイミドを用いて形成されている。また、基板100が樹脂基板である場合、水分が基板100を透過することを抑制するために、基板100の少なくとも一面(好ましくは両面)に、SiNやSiONなどの無機バリア膜が形成されている。
発光部140は基板100の第1面102に形成されている。発光部140は、有機EL素子を有している。この有機EL素子は、図1、図9、及び図10に示すように、第1電極110、有機層120、及び第2電極130を有している。
第1電極110は、光透過性を有する透明電極である。透明電極の材料は、金属を含む材料、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、IWZO(Indium Tungsten Zinc Oxide)、ZnO(Zinc Oxide)等の金属酸化物である。第1電極110の厚さは、例えば10nm以上500nm以下である。第1電極110は、例えばスパッタリング法又は蒸着法を用いて形成される。なお、第1電極110は、カーボンナノチューブ、又はPEDOT/PSSなどの導電性有機材料であってもよい。
有機層120は発光層を有している。有機層120は、例えば、正孔注入層、発光層、及び電子注入層をこの順に積層させた構成を有している。正孔注入層と発光層との間には正孔輸送層が形成されていてもよい。また、発光層と電子注入層との間には電子輸送層が形成されていてもよい。有機層120は蒸着法で形成されてもよい。また、有機層120のうち少なくとも一つの層、例えば第1電極110と接触する層は、インクジェット法、印刷法、又はスプレー法などの塗布法によって形成されてもよい。なお、この場合、有機層120の残りの層は、蒸着法によって形成されている。また、有機層120のすべての層が、塗布法を用いて形成されていてもよい。
第2電極130は、例えば、Al、Au、Ag、Pt、Mg、Sn、Zn、及びInからなる第1群の中から選択される金属、又はこの第1群から選択される金属の合金からなる金属層を含んでいる。この場合、第2電極130は遮光性を有している。第2電極130の厚さは、例えば10nm以上500nm以下である。ただし、第2電極130は、第1電極110の材料として例示した材料を用いて形成されていてもよい。第2電極130は、例えばスパッタリング法又は蒸着法を用いて形成される。
なお、上記した第1電極110及び第2電極130の材料は、発光部材12がボトムエミッション型の場合である。発光部材12がトップエミッション型の場合、第1電極110の材料と第2電極130の材料は逆になる。すなわち第1電極110の材料には上記した第2電極130の材料が用いられ、第2電極130の材料には上記した第1電極110の材料が用いられる。
第1電極110の縁は、絶縁層150によって覆われている。絶縁層150は例えばポリイミドなどの感光性の樹脂材料によって形成されており、第1電極110のうち発光部140の発光領域となる部分を囲んでいる。絶縁層150を設けることにより、第1電極110の縁において第1電極110と第2電極130が短絡することを抑制できる。
また、発光部材12は、第1電極取出部111及び第2電極取出部131を有している。第1電極取出部111は第1電極110に電気的に接続しており、第2電極取出部131は第2電極130に電気的に接続している。第1電極取出部111及び第2電極取出部131は、例えば、第1電極110と同一の材料で形成された層を有している。これらのうち第1電極取出部111となる層は、第1電極110と一体になっている。一方、第2電極取出部131となる層は、第1電極110から分離している。なお、第1電極取出部111と第1電極110の間には引出配線が設けられていてもよい。また、第2電極取出部131と第2電極130の間にも引出配線が設けられていてもよい。
図5〜図8に示す例において、基板100は矩形である。そして第1電極取出部111は基板100の互いに対向する2辺のそれぞれに沿って設けられており、第2電極取出部131は基板100の残りの2辺のそれぞれに沿って設けられている。
また発光部材12は封止部材160を有している。封止部材160は、例えばガラス、アルミニウムなどの金属、又は樹脂を用いて形成されており、基板100と同様の多角形や円形であり、中央に凹部を設けた形状を有している。そして封止部材160の縁は接着材で基板100に固定されている。これにより、封止部材160と基板100で囲まれた空間は封止される。そして発光部140は、この封止された空間の中に位置している。なお、封止部材160は原子層成長(ALD)法で形成された膜又は化学気相成長(CVD)法で形成された膜であってもよい。なお、第1電極取出部111及び第2電極取出部131は、封止部材160の外に位置している。また、図8及び図9に示す例では、封止部材160は、絶縁層150の上に固定されている。
そして発光部材12は、第1端子112を有している。第1端子112は基板100の端面に沿った枠形状(例えば四角形状)を有しており、少なくとも表面が導電性を有している。言い換えると、第1端子112は基板100の側面の全周に設けられている。第1端子112は、例えば金属を用いて形成されている。そして第1端子112の一部は基板100の第1面102よりも上側に位置し、さらに第1面102を覆う方向に折れ曲がっている。第1端子112は、この折れ曲がっている部分において、第1電極取出部111に接している。なお、第1端子112のうち折れ曲がっている部分は第2電極取出部131の上方にも位置しているが、第1端子112と第2電極取出部131の間には後述する配線部材180が位置するため、第1端子112は第2電極取出部131から絶縁される。なお、第1端子112は、基板100の第1面102側から基板100に嵌め込まれている。
さらに発光部材12は、配線部材180を有している。配線部材180は例えばFPC(Flexible Printed Circuit)である。配線部材180の一部は、封止部材160を介して基板100に対向している。ただし図4及び図9に示すように、配線部材180は、第1電極取出部111には対向していない。第2端子132は、配線部材180のうち基板100とは逆側の面に設けられている。本図に示す例において、第2端子132は封止部材160と重なっている。言い換えると、第2端子132は、封止部材160を介して基板100に対向している。さらに第2端子132は、発光部140とも重なっている。
図4及び図10に示すように、配線部材180の一部は第2電極取出部131に対向している。そして詳細を後述するように、第2電極取出部131は、配線部材180を介して第2端子132に電気的に接続している。図5〜図8に示す例において、第2電極取出部131は基板100のうち互いに対向する2辺に設けられている。そして2つの第2電極取出部131は、いずれも配線部材180を介して第2端子132に電気的に接続している。
図11は、配線部材180の要部を説明するための断面拡大図である。配線部材180は絶縁性の基材182を有している。基材182のうち基板100に対向する面には、電極184及び配線185が設けられている。電極184は基材182の端部のうち第2電極取出部131に対向する領域に設けられており、第2電極取出部131に接する。また配線185は電極184と一体に形成されており、第2端子132と重なる領域まで延在している。そして基材182のうち第2端子132及び配線185の双方に重なっている領域には貫通孔が設けられている。この貫通孔の中には、導電性のビア186が設けられている。このように、第2端子132は、ビア186及び配線185を介して、電極184に電気的に接続している。そして電極184が第2電極取出部131に接することによって、第2端子132は、第2電極取出部131に電気的に接続される。なお、配線185は絶縁層188に覆われている。
また、電極184の端は基材182の端よりも基材182の内側に位置している。このため、第1端子112が電極184と導通することを防止できる。なお、本図に示す例において、電極184の端部は絶縁層188で覆われていないが、絶縁層188で覆われていてもよい。
なお、第1端子112の上部、すなわち配線部材180を覆う方向に折れ曲がっている部分は、基材182のうち電極184とは逆側の面の縁に接する。ただし、基材182のうちこの部分には、配線等は形成されていない。また、第1端子112は配線部材180の電極184を第2電極取出部131に押し付けて接触させる機能も有している。
次に、図1及び図2を用いて、筐体14の構成について説明する。筐体14は、発光部材12に対向する面に凹部を設けた形状を有している。例えば発光部材12の平面形状が長方形の場合、筐体14は、直方体の一面に、長方形の凹部を設けた形状を有している。そしてこの凹部の開放端が、開口216になっている。
筐体14は樹脂などの例えば絶縁性の材料で形成されており、発光部材12のソケットになっている。筐体14の凹部の内面には、第1接続部材212及び第2接続部材214が設けられている。第1接続部材212は凹部の内側面に位置しており、第2接続部材214は凹部の底面に位置している。本図に示す例において、筐体14は複数の第1接続部材212を有している。複数の第1接続部材212は、筐体14の内周に沿って設けられている。上記したように基板100が矩形であり、第1端子112が基板100の全周に設けられている場合、第1接続部材212は、基板100の4つの側面のそれぞれに対向する位置に配置されている。このため、第1端子112の全周から第1端子112に電力を供給することができるため、第1端子112の抵抗に起因して発光部140の輝度に分布が生じることを抑制できる。
また、第1接続部材212及び第2接続部材214はバネ性を有している。従って、発光部材12を筐体14に容易に嵌めこむことができ、かつ発光部材12を筐体14から容易に取り外すことができる。
なお、第1接続部材212は、筐体14の外面に設けられた第1の外部接続端子に電気的に接続しており、第2接続部材214は筐体14の外面に設けられた第2の外部接続端子に電気的に接続している。ここで、第1接続部材212は、第1の外部接続端子の代わりに第1のリード線に接続していてもよい。また第2接続部材214は、第2の外部接続端子の代わりに第2のリード線に接続していてもよい。この場合、第1のリード線及び第2のリード線は、筐体14の外部まで延在している。
以上、本実施形態によれば、第1電極110は第1端子112に電気的に接続しており、第2電極130は第2端子132に電気的に接続している。そして第2端子132は、基板100の第1面102側に配置されている。このため、第2端子132が基板100の縁に配置されている場合と比較して、第1端子112を基板100の縁の複数の領域に配置することができる。このため、第1電極110の縁の複数の部分から第1電極110に給電することができるため、発光部140に輝度の分布が生じることを抑制できる。
また、第2端子132を基板100の第1面102側に配置したため、第2端子132と第2電極130を電気的に接続するための配線の大部分を、基板100の外部に位置させることができる。従って、発光部材12の非発光面積を小さくすることができる。
また、第1端子112は基板100の4辺に設けられているため、発光部材12が正方形の場合、筐体14に対する発光部材12の位置は回転対称性を有する。従って、筐体14に発光部材12をはめ込むときに、発光部材12の向きを気にする必要はない。また、第1端子112は基板100のエッジをカバーする構造になっているので、基板100がガラスの場合、基板100の破損を防止することができる。
(変形例1)
図12は、変形例1に係る発光装置10の構成を示す平面図であり、実施形態における図3に対応している。本変形例に係る発光装置10は、第1端子112の少なくとも一つの角部(好ましくはすべての角部)が絶縁部材200で覆われている点を除いて、実施形態に係る発光装置10と同様の構成である。絶縁部材200は例えばゴムや弾性を有する樹脂などで形成されており、第1端子112よりも外側に飛び出している。絶縁部材200は、側面のうち第1端子112に対向する領域に開口を有しており、この開口の中に第1端子112の角を差し込むことにより、第1端子112に取り付けられている。
本変形例によっても、実施形態と同様に、発光部140に輝度の分布が生じることを抑制できる。また、発光部材12の非発光面積を小さくすることができる。さらに、第1端子112の角部が絶縁部材200で覆われているため、発光部材12を取り扱いやすくなる。
(変形例2)
図13は、変形例2に係る発光装置10の構成を示す平面図であり、変形例1における図12に対応している。本変形例に係る発光装置10は、以下の点を除いて変形例1に係る発光装置10と同様の構成である。
まず、第1端子112は基板100の各辺単位に分割されている。このため、第1端子112は基板100の角部には設けられていない。そして絶縁部材200は、基板100の角部を覆っている。
図14は、図13のA−A断面図であり、実施形態における図9に対応している。本変形例に示すように、第1端子112の上端部は基板100の第1面102を覆う方向に折れ曲がっているとともに、第1端子112の下端部も基板100の第2面104を覆う方向に折れ曲がっている。このため、第1端子112の断面は略コの字型になっている。このため、第1端子112は、基板100の側面に、この側面に垂直な方向に差し込まれることにより、基板100に取り付けられている。
本変形例によっても、変形例1と同様に、発光部140に輝度の分布が生じることを抑制できる。また、発光部材12の非発光面積を小さくすることができる。さらに、発光部材12の角部が絶縁部材200で覆われているため、発光部材12を取り扱いやすくなる。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 発光装置
12 発光部材
14 筐体
100 基板
102 第1面
104 第2面
110 第1電極
111 第1電極取出部
112 第1端子
120 有機層
130 第2電極
131 第2電極取出部
132 第2端子
140 発光部
180 配線部材
182 基材
184 電極
185 配線
186 ビア
188 絶縁層
200 絶縁部材
212 第1接続部材
214 第2接続部材
216 開口

Claims (11)

  1. 発光部材と、
    前記発光部材を収容するための開口を有する筐体と、
    を備え、
    前記発光部材は、
    基板と、
    前記基板の第1面に形成され、第1電極、第2電極、及び前記第1電極と前記第2電極の間に位置する有機層を有する発光部と、
    前記基板の縁に配置され、前記第1電極に電気的に接続する第1端子と、
    前記基板の前記第1面側に配置され、前記第2電極に電気的に接続する第2端子と、
    を備え、
    前記筐体は、
    前記筐体の内面のうち前記基板の縁に対向する位置に配置され、前記第1端子に接続する第1接続部材と、
    前記筐体の内面のうち前記基板の前記第1面に対向する位置に配置され、前記第2端子に接続する第2接続部材と、
    を有する発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置において、
    前記第1接続部材は、前記筐体の内周に沿って複数設けられている発光装置。
  3. 請求項1に記載の発光装置において、
    前記基板の前記第1面側に配置されており、前記発光部を封止する封止部材と、
    前記封止部材の外部に位置しており、前記第1電極に電気的に接続する第1電極取出部と、
    前記封止部材の外部に位置しており、前記第2電極に電気的に接続する第2電極取出部と、
    前記第2電極取出部に接続し、かつ一部が前記封止部材を介して前記基板に対向する位置に配置されている配線部材と、
    を備え、
    前記第1端子は前記第1電極取出部を介して前記第1電極に電気的に接続しており、
    を備え、
    前記第2端子は、前記配線部材の前記一部に設けられている発光装置。
  4. 請求項3に記載の発光装置において、
    前記基板は矩形であり、
    前記第1電極取出部は前記基板の互いに対向する2辺のそれぞれに設けられており、
    前記第2電極取出部は前記基板の残りの2辺のそれぞれに設けられており、
    前記配線部材は前記封止部材と重なっており、かつ前記2つの第2電極取出部のそれぞれに電気的に接続している発光装置。
  5. 請求項3又は4に記載の発光装置において、
    前記配線部材はフレキシブルプリント基板(FPC)である発光装置。
  6. 請求項5に記載の発光装置において、
    前記第1端子は前記基板の縁に沿った枠形状を有しており、
    前記基板の前記残りの2辺において、前記第1端子と前記第2電極取出部の間には前記フレキシブルプリント基板が位置している発光装置。
  7. 基板と、
    前記基板の第1面に形成され、第1電極、第2電極、及び前記第1電極と前記第2電極の間に位置する有機層を有する発光部と、
    前記基板の縁に配置され、前記第1電極に電気的に接続する第1端子と、
    前記基板の前記第1面側に配置され、前記第2電極に電気的に接続する第2端子と、
    を備える発光装置。
  8. 請求項7に記載の発光装置において、
    前記基板の前記第1面側に配置されており、前記発光部を封止する封止部材と、
    前記封止部材の外部に位置しており、前記第1電極に電気的に接続する第1電極取出部と、
    前記封止部材の外部に位置しており、前記第2電極に電気的に接続する第2電極取出部と、
    前記第2電極取出部に接続し、かつ一部が前記封止部材を介して前記基板に対向する位置に配置されている配線部材と、を備える発光装置。
  9. 請求項8に記載の発光装置において、
    前記基板は矩形であり、
    前記第1電極取出部は前記基板の互いに対向する2辺のそれぞれに設けられており、
    前記第2電極取出部は前記基板の残りの2辺のそれぞれに設けられており、
    前記配線部材は前記封止部材と重なっており、かつ前記2つの第2電極取出部のそれぞれに電気的に接続している発光装置。
  10. 請求項8又は9に記載の発光装置において、
    前記配線部材はフレキシブルプリント基板(FPC)である発光装置。
  11. 請求項10に記載の発光装置において、
    前記第1端子は前記基板の縁に沿った枠形状を有しており、
    前記基板の前記残りの2辺において、前記第1端子と前記第2電極取出部の間には前記フレキシブルプリント基板が位置している発光装置。
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