JP2016183482A - 型枠構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 端太材のサイズを小さくすることが可能な型枠構造を提供する。
【解決手段】 アングル部材の縁部6がせき板3と接触するように配置される。すなわち、アングル部材の山部が外方に向くように、端太材5が配置される。縁部6とせき板3とは、略点接触となるため、せき板3に端太材5を押し付けると、極めて大きな面圧となる。このため、端太材5と接触するせき板3の一部が変形し、端太材5の縁部6がせき板3の一部に食い込む。すなわち、せき板3の一部に、端太材5の食い込み部13が形成される。食い込み部13では、せき板3が変形し、端太材5が強く押し付けられているため、端太材5とせき板3とが相対的に移動しにくくなる。この結果、端太材5とせき板3とのずれが抑制される。
【選択図】図2

Description

本発明は、端太材の断面積を小さくすることが可能な型枠構造に関するものである。
従来から、コンクリートの構造物を施工する際には、型枠構造を構築し、型枠内にコンクリートを打設する方法が採られている。型枠構造としては、例えば、一対のせき板が対向して配置され、せき板同士の間隔を保持するためのセパレータによってせき板同士が連結されて用いられる。このせき板同士の間に、コンクリートを打設することで、コンクリートの構造物が構築される。
通常、せき板の外面には、水平方向に端太材が所定間隔で固定されて用いられる。端太材は、せき板を背面から支持するものであり、せき板の変形等を抑制するものである。このような端太材としては、例えば、丸鋼管や角鋼管が用いられている(例えば特許文献1)。
特開2011−184951号公報
図7は、従来の型枠構造100を示す斜視図である。一対の鋼製のせき板103が隙間をあけて対向するように配置される。せき板103同士の間が、コンクリートを打設する部位となる。
せき板103同士は、セパレータ109によって所定の間隔で連結される。セパレータ109によって、コンクリートが打設された際に、せき板103が広げられることを抑制することができる。
せき板103の外面側には、略水平方向に端太材105が配置される。端太材105は、例えば図示した様な丸鋼管である。端太材105は、せき板103に対して、所定の間隔で固定部材107によって固定される。端太材105によって、コンクリートを打設した際に、せき板103が過剰に変形することを防止することができる。
ここで、鋼製のせき板を用いる場合には、コンクリートを打設した後、せき板103等をそのまま利用することもできる。このようにすることで、型枠構造100を分解する工数を削減することができるため、工期を短縮することができる。
しかし、せき板103を背面から支持する端太材105は、コンクリートを打設した際にせき板103を支持するのに必要な強度が必要となることから、この必要な強度を確保するために必要なサイズ以上のものを採用する必要がある。
図8(a)は、せき板103と端太材105のコンクリートを打設する前の状態の平面図である。せき板103と端太材105は、ともにまっすぐに配置され、端太材105は、せき板103の外面に接触した状態となる。
この状態からせき板103の間にコンクリートを打設すると、図8(b)に示すように、内面からコンクリートの圧力が付与される(図中矢印G)。このため、せき板103がコンクリートによって変形し、これに伴い、端太材105も変形する。
ここで、所定の間隔で配置される固定部材107同士の間においては、端太材105とせき板103とは、接触しているのみである。このため、両者の接触部では、端太材105の長手方向(水平方向であって図中J方向)に対して、互いに相対的なずれを生じる。この結果、端太材105とせき板103とは、別々に変形することになる。したがって、端太材105の中立軸に対して外周面側(図中K)は引張変形となり、中立軸に対して内周面側(図中L)は圧縮変形となる。同様に、せき板103の中立軸に対して外周面側(図中M)は引張変形となり、中立軸に対して内周面側(図中N)は圧縮変形となる。
このように、せき板103が受けた応力が、端太材105に対して効率よく伝達されないため、せき板103の変形を確実に抑制するためには、端太材105には、大きな断面二次係数が必要となる。例えば、図で示したK+Lのサイズの端太材105が必要となる。
しかし、サイズの大きな端太材105を用いると、施工時の作業性が悪く、コスト増ともなる。また、型枠構造100をそのまま利用する場合には、端太材105のサイズだけ、余計に空間を取る必要がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、端太材のサイズを小さくすることが可能な型枠構造を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、本発明は、コンクリート構造体を打設するための型枠構造であって、鋼製の一対のせき板と、前記せき板の外面に、略水平方向に設けられる鋼製の端太材と、前記端太材を前記せき板に所定の間隔で固定する固定部材と、を具備し、前記固定部材同士の間における前記せき板と前記端太材との接触部に、ずれ止め構造が設けられ、コンクリートを打設して前記せき板が変形した際に、前記端太材の長手方向に対する、前記せき板と前記端太材との相対的なずれが抑制されることを特徴とする型枠構造である。
前記ずれ止め構造は、前記端太材の一部が、前記せき板の一部に食い込むことで、前記せき板と前記端太材との相対的なずれが抑制されてもよい。
この場合、前記端太材は、L字状断面のアングルであり、前記アングルの縁部が前記せき板と接触し、前記ずれ止め構造は、前記アングルの縁部が、前記せき板の一部に食い込むことで、前記せき板と前記端太材との相対的なずれが抑制されてもよい。
前記端太材と前記せき板の少なくとも一方に、粗面化処理が施され、前記ずれ止め構造は、前記端太材と前記せき板との摩擦係数を増加させることで、前記せき板と前記端太材との相対的なずれが抑制されてもよい。
前記せき板の外面には、略水平方向に、前記端太材の外形に応じた溝が形成され、前記ずれ止め構造は、前記端太材が前記溝に嵌りこむことで、前記せき板と前記端太材との相対的なずれが抑制されてもよい。
前記ずれ止め構造は、前記端太材と前記せき板とが、溶接または接着によって接合されることで、前記せき板と前記端太材との相対的なずれが抑制されてもよい。
本発明によれば、せき板と端太材との接触部に、ずれ止め構造が設けられる。このため、せき板と端太材とがずれにくく、せき板と端太材とを一体で変形させることができる。この結果、せき板と端太材との応力伝達効率が高く、端太材を小型にしても、十分な強度を確保することができる。
例えば、端太材の一部をせき板の一部に食い込ませることで、せき板と端太材との相対的なずれを抑制することができる。この場合、端太材をL字状断面のアングルとして、アングルの縁部をせき板に接触させることで、コンクリートを打設した際に、アングルの縁部をせき板の一部に食い込ませることができる。
また、端太材とせき板の少なくとも一方に、粗面化処理を施すことで、端太材とせき板との摩擦係数を増加させることができる。このため、せき板と端太材との相対的なずれを抑制することができる。
また、せき板の外面に、略水平方向に端太材の外形に応じた溝を形成し、端太材を溝に嵌めこむように配置することで、せき板と端太材との相対的なずれを抑制することもできる。
また、端太材とせき板とを溶接または接着によって接合することで、せき板と端太材との相対的なずれを抑制することもできる。
本発明によれば、端太材のサイズを小さくすることが可能な型枠構造を提供することができる。
型枠構造1を示す斜視図。 型枠構造1の部分側面図であって、ずれ止め構造11を示す図。 (a)は型枠構造の変形前の状態を示す図、(b)は型枠構造の変形状態を示す図。 ずれ止め構造11aを示す図。 ずれ止め構造11bを示す図。 (a)は端太材5cの斜視図、(b)は、ずれ止め構造11cを示す図。 従来の型枠構造100を示す斜視図。 (a)は従来の型枠構造の変形前の状態を示す図、(b)は従来の型枠構造の変形状態を示す図。
以下、本発明の実施の形態にかかる型枠構造1について説明する。図1は、型枠構造1を示す斜視図である。型枠構造1は、一対のせき板3、端太材5、固定部材7、セパレータ9等から構成される。
一対のせき板3は、隙間をあけて互いに対向するように配置される。せき板3同士の間が、コンクリートが打設される部位となる。なお、せき板3は、図示した様な波形状を有していてもよく、平板状であってもよい。
せき板3同士は、セパレータ9によって所定間隔で連結される。セパレータ9は、例えば固定部材7に固定される。セパレータ9によって、せき板3同士の間にコンクリートを打設した際に、せき板3が広げられることを防止し、所定の間隔を維持することができる。
一対のせき板3の外面には、略水平方向に、それぞれ端太材5が配置される。端太材5は、固定部材7によって所定間隔でせき板3に固定される。端太材5は、断面が略L字状のアングル部材である。
本発明では、端太材5とせき板3とのずれ止め構造が形成される。図2は、図1のA部の拡大図であり、ずれ止め構造11を示す図である。前述した様に、端太材5は、略L字状のアングル部材である。このため、端太材5は、略中央に山形の屈曲部を有し、屈曲部から縁部6までの間がそれぞれ平面形状となる。
本実施形態では、アングル部材の縁部6がせき板3と接触するように配置される。すなわち、アングル部材の山部が外方に向くように、端太材5が配置される。縁部6とせき板3とは、略点接触となるため、せき板3に端太材5を押し付けると、極めて大きな面圧となる。このため、端太材5と接触するせき板3の一部が変形し、端太材5の縁部6がせき板3の一部に食い込む。すなわち、せき板3の一部に、端太材5の食い込み部13が形成される。
食い込み部13では、せき板3が変形し、端太材5が強く押し付けられているため、端太材5とせき板3とが相対的に移動しにくくなる。この結果、端太材5とせき板3とのずれが抑制される。
なお、食い込み部13を形成するためには、せき板3の外周に端太材5を配置する際に、端太材5をせき板3に強く押し付ける工程を設けてもよいが、例えば、せき板3と端太材5とが接触している状態でせき板3の間にコンクリートを打設すれば、コンクリートからの押圧力でせき板3が端太材5に強く押し付けられ、食い込み部13を形成することもできる。このようにすることで、容易に、端太材5の略全長にわたって(端太材5とせき板3との接触部の全長にわたって)、食い込み部13を形成することができる。
次に、本実施の形態の効果について説明する。図3(a)は、固定部材7同士の間における端太材5とせき板3の、コンクリートを打設する前の状態の平面図である。せき板3と端太材5は、ともにまっすぐに配置され、端太材5は、せき板3の外面に接触した状態となる。
この状態からせき板3の間にコンクリートを打設すると、図3(b)に示すように、内面からコンクリートの圧力が付与される(図中矢印B)。このため、せき板3がコンクリートによって変形し、これに伴い、端太材5も変形する。
ここで、本実施形態では、固定部材7同士の間において、端太材5の縁部6がせき板3に食い込むことで、ずれ止め構造11が形成されている。このため、端太材5の長手方向(水平方向であって図中C方向)に対して、端太材5とせき板3との間に相対的なずれが生じにくい。この結果、端太材5とせき板3とは、一体で変形することになる。したがって、端太材とせき板3とを一体とした場合における中立軸に対して外周面側(図中E)は引張変形となり、中立軸に対して内周面側(図中F)は圧縮変形となる。
このように、せき板3が受けた応力が、端太材5に対して効率よく伝達されるため、断面二次モーメントを考慮する際、端太材5とせき板3の厚みを足した構造(図中E+F)を断面二次係数とすることができるため、従来のように、端太材のみで支持する場合と比較して、端太材5のサイズ(断面積)を小さくすることができる。
なお、端太材5とせき板3とを確実に一体で変形させるためには、両者の弾性係数が略等しいことが望ましい。例えば、端太材5とせき板3の材質を同一の材質とすることが望ましい。
以上、本実施の形態によれば、従来の型枠構造と比較して、よりサイズの小さな端太材5を適用することができる。例えば、従来の丸鋼管や角鋼管は、せき板3に対して食い込み部を形成しにくく、ずれ止め効果が小さいが、本実施形態によれば、アングル部材の縁部6をせき板3に接触させるため、略点接触となり、面圧を高めることができる。この結果、容易に食い込み部13を形成することができる。
なお、このように、面圧を高めることができれば、端太材5の形状は、図示した様なアングル部材でなくてもよく、フラットバーや溝形鋼などを適用することもできる。
次に、第2の実施形態について説明する。図4は、第2の実施形態にかかるずれ止め構造11aを示す側面図である。なお、以下の説明において、ずれ止め構造11と同様の機能を奏する構成については、図2と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。ずれ止め構造11aは、ずれ止め構造11と略同様であるが、端太材5aが用いられる点で異なる。
端太材5aは、端太材5と同様に、断面が略L字状のアングル部材であるが、せき板3に対し、縁部ではなく平面部で接触する。すなわち、端太材5aとせき板3との面圧が低いため、食い込み部は形成されにくい。
一方、端太材5aの平面部の外周面(せき板3との接触面)の一部には、粗面化処理部15が形成される。粗面化処理部15は、予め他の部位に対して面粗度を上げて、細かな凹凸を形成した部位である。なお、粗面化処理は、例えば、サンドブラストなどによって行えばよい。また、端太材5aの表面に赤錆を発生させてもよく、切削加工を施してもよい。
端太材5aに粗面化処理部15を形成することで、せき板3と端太材5aとの間の摩擦係数を増加させることができる。このため、摩擦抵抗によって、せき板3と端太材5aとの相対的なずれを防止することができる。なお、粗面化処理部15は、端太材5aではなく、せき板3側に設けてもよく、両者に設けてもよい。すなわち、せき板3と端太材5aとの接触面における摩擦係数を増加することができれば、いずれの面に形成してもよい。また、端太材5aとせき板3とが面接触できればよく、端太材5aは、アングル部材ではなく、角鋼管やフラットバーなどを用いることもできる。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、粗面化処理部15による摩擦係数の増加によってずれを防止することができる。
次に、第3の実施形態について説明する。図5は、第3の実施形態にかかるずれ止め構造11bを示す側面図である。ずれ止め構造11bは、ずれ止め構造11と略同様であるが、端太材5bが用いられる点で異なる。
端太材5bは、丸鋼管である。せき板3の端太材5bとの接触部には、接触部の略全長にわたって溝17が形成される。なお、溝17は、予め、工場等でせき板3に形成される。溝17は、端太材5bの外形に応じた形状である。したがって、端太材5bは、溝17に嵌りこむ。
端太材5bが溝17に嵌りこむことで、せき板3と端太材5bとの間の摩擦係数を増加させることができる。このため、せき板3と端太材5bとの相対的なずれを防止することができる。なお、溝17に嵌りこむことができれば、端太材5bの形状は、丸鋼管の他、角鋼管やフラットバーなど任意の形状を適用することができる。
第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、溝17をあらかじめ形成することで、確実に端太材5bとせき板3とのずれを防止することができる。
次に、第4の実施形態について説明する。図6(a)は、第4の実施形態にかかる端太材5cを示す斜視図、図6(b)は、これを用いたずれ止め構造11cを示す図である。端太材5cは、所定の間隔で切欠き19が形成される。なお、端太材5cの断面形状は、円形に限られず、任意の断面形状を採用可能である。
切欠き19は、端太材5cの一部が切除された部位である。なお、切欠き19は、図示したように、完全に孔を形成してもよく、または、外周面の一部が切削されて、薄肉部を形成してもよい。いずれにしても、切欠き19においては、端太材5cの外径が、切欠き19のない部位と比較して小さくなる。
ずれ止め構造11cでは、切欠き19が、せき板3の凹凸形状と嵌合する。すなわち、せき板3には、溝などの加工は不要である。せき板3の凸部を切欠き19に嵌めこむことで、せき板3に対して端太材5cが、長手方向にずれることを防止することができる。
第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、切欠き19を形成することで、確実に端太材5cとせき板3とのずれを防止することができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
たとえば、せき板3と端太材5等とのずれを防止することができれば、せき板3と端太材5等との接触部の少なくとも一部を、溶接または接着してもよい。このように、せき板3と端太材5等とを接合することで、両者の相対的なずれを防止することもできる。
1………型枠構造
3………せき板
5、5a、5b、5c………端太材
6………縁部
7………固定部材
9………セパレータ
11、11a、11b、11c………ずれ止め構造
13………食い込み部
15………粗面化処理部
17………溝
19………切欠き
100………型枠構造
103………せき板
105………端太材
107………固定部材
109………セパレータ

Claims (6)

  1. コンクリート構造体を打設するための型枠構造であって、
    鋼製の一対のせき板と、
    前記せき板の外面に、略水平方向に設けられる鋼製の端太材と、
    前記端太材を前記せき板に所定の間隔で固定する固定部材と、
    を具備し、
    前記固定部材同士の間における前記せき板と前記端太材との接触部に、ずれ止め構造が設けられ、コンクリートを打設して前記せき板が変形した際に、前記端太材の長手方向に対する、前記せき板と前記端太材との相対的なずれが抑制されることを特徴とする型枠構造。
  2. 前記ずれ止め構造は、前記端太材の一部が、前記せき板の一部に食い込むことで、前記せき板と前記端太材との相対的なずれが抑制されることを特徴とする請求項1記載の型枠構造。
  3. 前記端太材は、L字状断面のアングルであり、
    前記アングルの縁部が前記せき板と接触し、
    前記ずれ止め構造は、前記アングルの縁部が、前記せき板の一部に食い込むことで、前記せき板と前記端太材との相対的なずれが抑制されることを特徴とする請求項2記載の型枠構造。
  4. 前記端太材と前記せき板の少なくとも一方に、粗面化処理が施され、
    前記ずれ止め構造は、前記端太材と前記せき板との摩擦係数を増加させることで、前記せき板と前記端太材との相対的なずれが抑制されることを特徴とする請求項1記載の型枠構造。
  5. 前記せき板の外面には、略水平方向に、前記端太材の外形に応じた溝が形成され、
    前記ずれ止め構造は、前記端太材が前記溝に嵌りこむことで、前記せき板と前記端太材との相対的なずれが抑制されることを特徴とする請求項1記載の型枠構造。
  6. 前記ずれ止め構造は、前記端太材と前記せき板とが、溶接または接着によって接合されることで、前記せき板と前記端太材との相対的なずれが抑制されることを特徴とする請求項1記載の型枠構造。
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