JP2018155311A - 板材接合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】高力ボルト等のボルトの本数を減少させて、接合部寸法の縮小を可能とし、板材接合を経済的に実現できる板材接合構造を提供する。【解決手段】一方の板材1aの接合面3aに設けられた突起部10と、他方の板材1bの接合面3bに設けられた溝部11が嵌合して接触する傾斜接触面12を有し、板材1aが外力を与えられた場合に、傾斜接触面12で生じる接触圧により、板材1bに応力伝達がなされ、傾斜接触面12のすべり係数μ、傾斜接触面12と接合面とのなす角度をθがμ>cotθであり、板材1a,1bボルト4,5によって締結することによって、接触圧と外力の偏心により生じる回転モーメントに抗しているので、板材1aから板材1bに応力伝達できる。よって、従来に比して、ボルト本数を減少させることができ、接合部寸法の縮小を可能とし、板材どうしの接合を経済的に実現できる。【選択図】図1

Description

本発明は、接合される板材どうしで応力伝達を行える板材接合構造に関する。
建築等の鋼構造の部材の接合においては、大別すると、高力ボルトを使用した摩擦接合または溶接接合が適用されることが多い。
溶接接合は効率的に部材を接合できる技術である一方で、建設現場での接合での溶接条件の管理において、周囲の温度、天候等の周囲の環境条件の影響を受けやすいところに課題がある。
一方、高力ボルトを使用した摩擦接合は、板状の接合部材の材軸方向と直交する方向に高力ボルトを配置し、ボルト頭部とナットの間に引張力を与えて、その反力により、挟まれた摩擦接合面間に圧縮応力を発生させて、接合部材間での軸方向応力を伝達するものであり、溶接接合と比較して周囲の環境条件の影響は小さくなるという利点がある。
高力ボルトを使用した摩擦接合の例として特許文献1および特許文献2に記載のものが知られている。
特許文献1に記載の摩擦接合では、設計上許容される以上のはだすきを有する板状の母材接合部において、添板とフィラープレートとの摩擦面に、相互に噛み合わせて係止する凹凸を形成し、相互の凸部の剪断耐力により母材に作用する応力をフィラープレートを介して添板に伝達し、はだすきによる接合力の低下を抑止している。
また、特許文献2に記載の摩擦接合では、構造材と接合する当て板の板面のボルト孔周辺に、環状の凹溝を形成し、この凹溝に環状突起縁を嵌合い突設し、ボルト締付け時に環状突起縁を構造材へくい込ませ、この環状突起縁のくい込みによるせん断力と板面の密着とが相まって当て板と構造材との間の摩擦力を増大させている。
特開2002−303003号公報 特開平05−18016号公報
ところで、上述したような高力ボルトを使用した摩擦接合では、要求されるすべり耐力を発揮するには、特に断面積の大きい部材の接合への適用において、多くの高力ボルトの本数を必要とし、これに伴い、接合すべき接合板材のボルト穴の数が増え、接合部の接合板材に占める寸法の割合が大きくなり、工場での加工時間、現場での施工時間・ハンドリングの工数が増えコストアップの要因となる。
また、特許文献1および2に記載されている高力ボルトを使用した摩擦接合は、一般的な高力ボルト摩擦接合における、はだすきによる接合力の低下防止や摩擦力の増大の効果を期待するものであり、高力ボルトの大幅な本数削減、それに伴う部品加工の減少、接合部寸法の縮小を可能とするものではない。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、高力ボルト等のボルトの本数を減少させて、接合部寸法の縮小を可能とし、板材の接合を経済的に実現できる板材接合構造を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の板材接合構造は、金属製の板材の板面どうしを接合した板材接合構造であって、前記板面を接合面として、一方の前記板材の接合面に凸部が設けられ、他方の前記板材の接合面に前記凸部が嵌合可能な凹部が設けられ、
前記凸部および前記凹部は、これらが凹凸嵌合した際に互いに接触し、かつ前記接合面に対して傾斜する傾斜接触面を有し、
一方の前記板材が前記接合面と平行な方向に外力を与えられた場合に、前記傾斜接触面において生じる接触圧により、他方の前記板材に応力伝達がなされ、
前記傾斜接触面のすべり係数をμ、前記傾斜接触面と前記接合面とのなす角度をθとすると、μ>cotθであり、
前記板材どうしを、前記凸部および前記凹部が凹凸嵌合している嵌合部より前記板材の材軸方向の両外側の位置において、それぞれ少なくとも1本のボルトによって締結することによって、前記接触圧と前記外力の偏心により生じる回転モーメントに抗していることを特徴とする。
前記嵌合部とは、互いに嵌合する凸部と凹部とが一対ある場合は、この一対の凸部および凹部が凹凸嵌合している嵌合部のことを意味し、互いに嵌合する凸部と凹部とが板材の材軸方向において、二対以上ある場合は、材軸方向の最も両外側にあるそれぞれの凸部と凹部とが嵌合する嵌合部のことを意味する。
ここで、本発明に係る板材接合構造(以下、接合構造と言う場合もある。)のメカニズムについて説明する。
図1は、本発明に係る接合構造が引張外力Pを受けた場合を模式的に示したものである。すなわち、一対の母材(板材)1a,1bは、それぞれの板面を接合面3a,3bとし、それらの接合面3a,3bが相互に向かい合った状態で接合されている。また、一方の母材(板材)1aには、その板面である接合面3a上に、板材1aの幅方向(図1において紙面と直交する方向)に延びる、断面略台形状の高さhの突起部(凸部)10が設けられている。一方、他方の母材(板材)1bには、その板面である接合面3b上に、板材1bの幅方向(図1において紙面と直交する方向)に延びて、突起部10と嵌め合い可能(嵌合可能)な溝部(凹部)11が設けられている。さらに、突起部10と溝部11とは、接合面3a,3bに対して角度θで傾斜する傾斜接触面12をそれぞれ有し、突起部10と溝部11が傾斜接触面12において接触している。
なお、以下の説明において、他方の母材(板材)1bを金属製の添接板(2b)としてもよい。
図1には、突起部10と溝部11の組合せが2つしか記載されていないが、この組合せの数を仮にn個あると仮定し、接合面3aおよび接合面3b上に引張外力Pを受けた場合、傾斜接触面12の分担力pと、接触圧力pdv、および滑動力pdfの関係は、それぞれ(1)、(2)式で表わされる。
dv=p×sinθ=P/n×sinθ (1)
df=p×cosθ=P/n×cosθ (2)
傾斜接触面12においてすべりが生じないためには、滑動力pdfを傾斜接触面12のすべり耐力が上回る必要がある。傾斜接触面12のすべり耐力は、接触圧力pdvと傾斜接触面12のすべり係数μの積(μ×pdv)で表わされるので、結局次の(3)式を満足すれば傾斜接触面12ですべりを起こさないで外力を接合構造において伝達することができる。
df<μ×pdv、つまりμ> cosθ/sinθ=cotθ (3)
次に、ボルト4(複数の場合はボルト群の重心位置)が、図1における1番目(図1中の最左端)の傾斜接触面12の左側、すなわち母材(板材)1bの材軸方向始端側の位置に配置されるものとして、このボルト位置を中心として、前記接合面3aと接合面3bが長さLc1の接触面13で接触しているものとし、ボルト5(複数の場合はボルト群の重心位置)が、図1におけるn番目(図1中の最右端)の傾斜接触面12の右側、すなわち母材(板材)1bの材軸方向終端側の位置に配置されるものとして、このボルト位置を中心として、接合面3aと接合面3bが長さLc2の接触面15で接触しているものとする。つまり、突起部10および溝部11が凹凸嵌合している複数の嵌合部のうち、材軸方向始端側の嵌合部と材軸方向終端側の嵌合部の材軸方向の両外側の位置において、ボルト4,5がそれぞれ配置され、これらのボルト位置を中心として、接合面3aと接合面3bが、それぞれ長さLc1の接触面13および長さLc2の接触面15で接触しているものとする。
このような構成により、母材1bに、外力Pと傾斜接触面12の分担力pの合力の偏心により生じる曲げモーメントに対し、ボルト4と接触面13に発生する偶力rおよびボルト5と接触面15に発生する偶力rにより抵抗することができるので、傾斜接触面12において、一方の母材1a(板材)から他方の母材(板材)1bへ軸方向の外力Pのみを伝達することができる。
ここに、前記偶力r、rは、母材(板材)1bの板厚をtbとすると、各々(4)、(5)式で表される。
=1/n×tb/Lc1 (4)
=(1−1/n)×tb/Lc2 (5)
次に図2に示すように、前記ボルト4を高力ボルトとし、この高力ボルト4にボルト張力Nが初期張力として与えられるとすると、前記接触面13においても摩擦接合として力の分担ができ、前記傾斜接触面12の分担力pを減じることができる。また、接触面13においてはボルト張力Nと釣り合う接触圧が生じるので、傾斜接触面12において、母材(板材)1bに、外力Pと傾斜接触面12の分担力pの合力の偏心により生じる曲げモーメントに抵抗することができる。
接触面13に対して傾斜接触面12と同じすべり係数μが与えられるとすると、接触面13で負担可能なすべり耐力を差し引けば、傾斜接触面12の分担力pは(6)式で表わされる。
p=1/n×(P−μN) (6)
これに対して、本発明に係る板材接合構造が圧縮外力Pを受けた場合は、傾斜接触面12は突起部10に対して、図1および図2において左側から右側に移動するが、傾斜接触面12ですべりを起こさない条件は、突起部10および溝部11が略左右対称形状であれば、同様に(3)式で表わされる。また、p、r、rについても同様に(4)〜(6)式で表される。
以上の説明から明らかなように、本発明に係る板材接合構造では、前記突起部(凸部)10と前記溝部(凹部)11の母材(板材)軸方向の位置、すなわち図1および図2に示すX方向の配置は任意である。
また、前記ボルト4、ボルト5のX方向の配置も、r、rに抵抗できる強度をボルト4、ボルト5および母材(板材)1aが有する限りは任意である。
したがって、本発明に係る板材接合構造によれば、設計自由度の高い接合構造が実現できるとともに、上述した(3)式を満足することによって、傾斜接触面12ですべりを起こさないで外力を接合構造において伝達する、つまり一方の板材1aから他方の板材1bに応力伝達できる。
よって、要求されるすべり耐力を発揮するのに、従来の高力ボルトによる摩擦接合に比して、ボルト本数を減少させることができるので、接合部寸法の縮小を可能とし、金属製の板材どうしの接合を経済的に実現できる。
前記接合面3a上に突起部(凸部)10を形成する方法については、例えば溶接金属を積層させて略台形状とすることが可能である。上述したように、傾斜接触面12の角度θとすべり係数μが(3)式の条件を満たすものであれば、傾斜接触面12においてすべりを起こさないので、傾斜接触面12は平滑な面である必要はない。同様に接合面3b上に溝部(凹部)12を形成する場合についても、溝部(凹部)12の表面を平滑なものとする必要はない。
本発明の前記構成において、前記凸部および前記凹部が凹凸嵌合している嵌合部より前記板材の材軸方向の両外側の位置のいずれか一方の位置の前記ボルトを高力ボルトとし、この高力ボルトを挿通するボルト孔の周辺の前記接合面である接触面に前記高力ボルトによって接触圧が導入されていてもよい。
このような構成によれば、高力ボルトを挿通するボルト孔の周辺の接触面においても摩擦接合として力の分担ができ、傾斜接触面の分担力減じることができる。このため、要求されるすべり耐力を発揮するのに、通常のボルトのみを用いた場合に比して、凸部および凹部の個数を少なくできる。
また、本発明の前記構成において、一方の前記板材の前記接触面と他方の前記板材の前記接触面との間に可塑性材料が挟まれていてもよい。可塑性材料としては例えばアルミ箔等の金属箔が好適に使用される。
このような構成によれば、接触面間に僅かな隙間が生じている場合に、この隙間に金属箔等の可塑性材料が挟まれているので、高力ボルトを挿通するボルト孔の周辺の接触面において摩擦接合として力を確実に分担できる。
また、本発明の前記構成において、前記傾斜接触面、前記接触面および前記接合面のすべり係数が等しくてもよい。
前記傾斜接触面および接触面における母材(板材)、突起部(凸部)、溝部(凹部)の各接合面の摩擦係数は個別に製造管理することも可能であるが、一般的には同じ製造条件で管理することが製造コスト上好ましい。例えば、鋼材の赤錆面どうしの組合せにおいてすべり係数μは赤錆面の摩擦係数よりも若干小さく、μ=0.40〜0.45の値が与えられるのが一般的であるので、本発明に係る板材接合構造における各部品の形状を満足する部品を製作した上で、赤錆を各接合面に発生させれば、本発明における傾斜接触面および接触面のすべり係数としてμ=0.40〜0.45の値を与えることができる。
また、本発明の前記構成において、前記凸部と前記凹部との間に隙間が生じている場合に、この隙間に可塑性材料が設けられていてもよい。
このような構成によれば、前記凸部と前記凹部との間に製作上不可避ながた(隙間)が生じる場合に、金属箔等の可塑性材料を隙間に設け、傾斜接触面における分担力の伝達を確実にすることができる。このとき傾斜接触面におけるすべり係数μは、凸部と凹部との間に金属箔等が挟まれた状態で接触圧力pdvを受ける傾斜接触面のすべり耐力から求められる。
また、本発明の前記構成において、他方の前記板材の方が一方の前記板材より高強度の材料で形成されていてもよい。
このような構成によれば、他方の板材が一方の板材より高強度の材料で形成されているので、他方の板材に設けられる凹部の許容応力度を上げることができる。したがって、他方の板材の板厚を減じることができる。
ここで本発明において適用されるすべり係数μについて補足説明する。すべり係数μは接合面どうしの組合せにより異なる値が与えられること、接合部材の厚み方向の変形により接合面の摩擦係数より若干小さい値が与えられること等、単一の接合面に与えられる摩擦係数とは厳密には異なる。本発明においては、傾斜接触面12および接触面13における接合面どうしの組合せに対して、また安全側の値としてすべり係数μを採用する。傾斜接触面12のすべり係数μは、接触面一つ当たりのすべり耐力Rを用いて(7)式により、また接触面13のすべり係数μは、高力ボルト摩擦接合におけるボルト一本×一せん断面当たりのすべり耐力Rにより(8)式で表わされる。
μ=R/pdv (7)
μ=R/N (8)
本発明によれば、要求されるすべり耐力を発揮するのに、従来の高力ボルトによる摩擦接合に比して、ボルト本数を減少させることができるので、接合部寸法の縮小を可能とし、金属製の板材どうしの接合を経済的に実現できる。
本発明に係る板材接合構造のメカニズムの一例について説明するためのもので、板材接合構造を模式的に示した断面図である。 本発明に係る板材接合構造のメカニズムの他の例について説明するためのもので、板材接合構造を模式的に示した断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る板材接合構造の断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る板材接合構造の断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る板材接合構造を示すもので、(a)は平面図、(b)は断面図である。 従来の板材接合構造の一例を示すもので、(a)は平面図、(b)は断面図である。
以下、図面を参照して本発明に係る板材接合構造の実施の形態について説明する。なお、板材の接合は板材を材軸方向に接合するのではなく、板材の板面どうしを接合することを意味する。
(第1の実施の形態)
図3は第1の実施の形態に係る板材接合構造を示す断面図である。
本実施の形態では母材どうしが接合されている。すなわち、一方の母材を板材1aとし、他方の母材を板材1bとすると、これら板材1a,1bどうしが、それぞれの板面を接合面3a,3bとして、それらの接合面3a,3bが相互に向かい合った状態、つまり、一方の板材1aの一部と他方の板材1bの一部とが重なり合った状態で接合されている。なお、図3に示すものの場合、板材1aの上面の一部が接合面3a、板材1bの下面の一部が接合面3bとなっている。
板材1aの接合面3aには、断面略台形状の3条の突起部(凸部)10が板材1aの材軸方向(図3において左右方向)に所定間隔で離間して、板材1aと一体に設けられている。突起部10は板材1aの幅方向(図3において紙面と直交する方向)に連続的に延在している。なお、突起部10は、板材1aの幅方向に断続的に延在していてもよいし、所定間隔で複数設けられていてもよい。さらに、突起部10は、板材1aの接合面3a側を所定の形状に削り出したり、接合面3aに溶接金属を接合して所定の形状としたりするなど、任意の方法で接合面3aに形成することができる。
また、板材1bの接合面3bには、突起部10が嵌合可能な溝部(凹部)11が板材1bの材軸方向(図3において左右方向)に所定間隔で、つまり突起部10と等しい間隔で、離間して設けられている。溝部11は板材1bの幅方向(図3において紙面と直交する方向)に連続的に延在している。なお、溝部11は、板材1bの幅方向に断続的に延在していてもよいし、所定間隔で複数設けられていてもよい。さらに、溝部11は、板材1bの接合面3b側を所定の形状、より具体的には後述のように突起部10と適切に嵌合し得る形状に切削するなど、任意の方法で接合面3bに形成することができる。
突起部10および溝部11は、これらが嵌合した際に互いに接触し、かつ接合面3a,3bに対して傾斜する傾斜接触面12を有している。そして、一方の板材1aが接合面3a,3bと平行な方向に外力Pを与えられた場合に、傾斜接触面12において生じる接触圧により、他方の板材1bに応力伝達がなされるようになっている。
また、前述の図1の場合と同様に、傾斜接触面12のすべり係数をμ、傾斜接触面12と接合面3a,3bとのなす角度をθとすると、μ>cotθとなっている。このようにθを設定することによって、傾斜接触面12ですべりを起こさないで外力を接合構造において伝達することができる。
また、板材1a,1bどうしをボルト4,5によって締結することによって、傾斜接触面12における接触圧p(図1参照)と外力Pの偏心により生じる回転モーメントに抗している。
ボルト4は板材1bの材軸方向の一端側の位置に配置され、ボルト5は板材1bの材軸方向の他端側の位置に配置されている。言い換えると、ボルト4,5は、突起部10と溝部11とが凹凸嵌合している嵌合部より板材1bの材軸方向の両外側の位置に配置されている。ボルト4の位置を中心として、接合面3aと接合面3bが長さLc1の接触面13で接触しており、ボルト5の位置を中心として、接合面3aと接合面3bが長さLc2の接触面15で接触している。また、ボルト4,5はそれぞれナットに螺合しており、ボルト4,5を締め付けることによって、板材1a,1bどうしが締結されている。
なお、後述する第2および第3の実施の形態においても、ボルト4,5,24,25はそれぞれナットに螺合しており、ボルト4,5,24,25を締め付けることによって、板材1aと添接板2bが締結されている。
そして、板材1bに、外力Pと傾斜接触面12の分担力の合力の偏心により生じる曲げモーメントに対し、ボルト4と接触面13に発生する偶力およびボルト5と接触面15に発生する偶力により抵抗することができるので、傾斜接触面12において、一方の板材1aから他方の板材1bへ軸方向の外力Pのみを伝達することができる。
本実施の形態によれば、設計自由度の高い接合構造が実現できるとともに、μ>cotθを満足することによって、傾斜接触面12ですべりを起こさないで外力を接合構造において伝達する、つまり一方の板材1aから他方の板材1bに応力伝達できる。
よって、要求されるすべり耐力を発揮するのに、従来の高力ボルトによる摩擦接合に比して、ボルト本数を減少させることができるので、接合部寸法の縮小を可能とし、金属製の板材どうしの接合を経済的に実現できる。
また、本実施の形態において、ボルト4、またはボルト5のいずれか一方を高力ボルト4、または高力ボルト5としてもよい。そして、高力ボルト4、または高力ボルト5に初期張力を与えると、接触面13、または接触面15においても摩擦接合として力の分担ができ、傾斜接触面12の分担力pを減じることができる。また、接触面13、または接触面15においてはボルト張力と釣り合う接触圧が生じるので、傾斜接触面12において、板材1bに、外力Pと傾斜接触面12の分担力の合力の偏心により生じる曲げモーメントに抵抗することができる。
このように、高力ボルト4、または高力ボルト5を挿通するボルト孔の周辺の接触面においても摩擦接合として力の分担ができ、傾斜接触面12の分担力減じることができる。このため、要求されるすべり耐力を発揮するのに、通常のボルトを用いた場合に比して、突起部10および溝部11の個数を少なくできる。
(第2の実施の形態)
図4は第2の実施の形態に係る板材接合構造を示す断面図である。なお、第1の実施の形態と共通する構成については同一符号を付して、その説明を省略ないし簡略化する。
本実施の形態では、母材となる板材1a,1aをその材軸方向(図4において左右方向)に接合する場合に、その接合部を跨いで、かつ、板材1a,1aを材軸方向と直交する方向(図4において上下方向)から挟み付けるようにして添接板2b,2bを配置し、板材1aと添接板2bを接合している。したがって、本実施の形態では、板材1aと板材である添接板2bとの接合について、本発明に係る板材接合構造を適用しており、板材1a,1aの接合に本発明に係る板材接合構造を適用しているのではない。
板材1aには、その接合面3aとなる板面両面(図4における上下両面)にそれぞれ第1の実施の形態と同様に、3条の突起部(凸部)10が設けられている。また、添接板2bの接合面3b(上方側に位置する添接板2bの場合は下向きの板面、下方側に位置する添接板2bの場合は上向きの板面)には突起部10が嵌合可能な溝部(凹部)11が設けられている。つまり、本実施の形態は、第1の実施の形態が一面せん断による接合構造であるのに対し、二面せん断による接合構造である。
このような板材接合構造においても、傾斜接触面12のすべり係数をμ、傾斜接触面12と接合面3a,3bとのなす角度をθとすると、μ>cotθとなっている。このようにθを設定することによって、傾斜接触面12ですべりを起こさないで外力を接合構造において伝達することができる。
また、本実施の形態では、板材1aと添接板2bをボルト4,5によって締結することによって、傾斜接触面12における接触圧と外力Pの偏心により生じる回転モーメントに抗している。
ボルト4,5はそれぞれ2本配置するとともに、ボルト4は高力ボルト4を使用し、ボルト5は通常のボルト5を使用している。つまり、本実施の形態では、高力ボルト4とボルト5とが混在している。高力ボルト4,4は添接板2bの左右両端部に配置され、ボルト5,5は高力ボルト4,4間に配置されている。また、ボルト4,5は板材1a,1aの接合部を境にして対称的に配置されている。
また、高力ボルト4の位置を中心として、接合面3aと接合面3bが長さLc1の接触面13で接触しており、ボルト5の位置を中心として、接合面3aと接合面3bが長さLc2の接触面15で接触している。
そして、添接板2bに、外力Pと傾斜接触面12の分担力の合力の偏心により生じる曲げモーメントに対し、高力ボルト5と接触面13に発生する偶力および高力ボルト5と接触面15に発生する偶力により抵抗することができるので、傾斜接触面12において、板材1aから添接板2bの軸方向の外力Pのみを伝達することができる。
本実施の形態によれば、設計自由度の高い接合構造が実現できるとともに、μ>cotθを満足することによって、傾斜接触面12ですべりを起こさないで外力を接合構造において伝達する、つまり板材1aから添接板2bに応力伝達できる。
よって、要求されるすべり耐力を発揮するのに、従来の高力ボルトによる摩擦接合に比して、ボルト本数を減少させることができるので、接合部寸法の縮小を可能とし、金属製の板材どうしの接合を経済的に実現できる。
また、高力ボルト4を挿通するボルト孔の周辺の接触面においても摩擦接合として力の分担ができ、傾斜接触面12の分担力減じることができる。このため、要求されるすべり耐力を発揮するのに、通常のボルトを用いた場合に比して、突起部10および溝部11の個数を少なくできる。
(第3の実施の形態)
図5は第3の実施の形態に係る板材接合構造を示す断面図である。なお、第1および第2の実施の形態と共通する構成については同一符号を付して、その説明を省略ないし簡略化する。
本実施の形態では、材軸方向に突き合わせたH形鋼の各フランジどうしを接合している。すなわち、フランジを板材1aとし、当該板材1a,1aをその材軸方向(図5に左右方向)に接合するに際して、その接合部を跨いで、かつ、板材1a,1aを材軸方向と直交する方向から挟み付けるようにして添接板2b,2bを配置し、板材1aと添接板2bとを接合している。
したがって、本実施の形態では、第2の実施の形態と同様に、板材1aと板材である添接板2bとの接合について、本発明に係る板材接合構造を適用しており、板材1a,1aの接合に本発明に係る板材接合構造を適用しているのではない。
板材1aには、その接合面3aとなる上下の板面にそれぞれ3条の突起部(凸部)10が設けられている。下面側の突起部10はフランジである板材1aの幅方向に延在しているが、連続はしておらず、平面視において、ウエブ1cが接続されている部分に相当する位置には設けられていない。つまり、下面側の突起部10はウエブ1cが接続されている部分で切断されることで、断続的に設けられている。
また、下面側の添接板2cの接合面3bには突起部10が嵌合可能な溝部(凹部)11が設けられている。この溝部11も突起部10と同様に、平面視において、ウエブ1cが接続されている部分に相当する位置には設けられていない。つまり、溝部11はウエブ1cが接続されている部分で切断されることで、断続的に設けられている。
一方で、板材1aの接合面3aとなる上面側についても、それぞれ3条の突起部(凸部)10が設けられ、上面側の添接板2bの接合面3bにも、これに嵌合可能な溝部(凹部)11が設けられているが、板材1aの接合面3aとなる上面側には、ウエブが接続されていないので、突起部10および溝部11は、板材1aの幅方向に断続的に設けてもよく、連続的に設けてもよい。
このような板材接合構造においても、傾斜接触面12のすべり係数をμ、傾斜接触面12と接合面3a,3bとのなす角度をθとすると、μ>cotθとなっている。このようにθを設定することによって、傾斜接触面12ですべりを起こさないで外力を接合構造において伝達することができる。
また、本実施の形態では、板材1aと添接板2bをボルト24,25によって締結することによって、傾斜接触面12における接触圧と外力Pの偏心により生じる回転モーメントに抗している。
ボルト24,25は突起部10および溝部11を挟んで対称的に、かつ、ウエブ1cが接続されている部分を挟んで対称的に配置されている。つまり、接合すべきフランジである一方の板材1aに4個のボルト24,25が配置され、他方の板材1aにも図示は省略するが4個のボルト24,25が配置されている。
また、ボルト24は添接板2bの端部に配置され、ボルト25は板材1aの端部(図5において右端部)に配置されている。
ボルト24の位置を中心として、接合面3aと接合面3bが長さLc1の接触面13で接触しており、ボルト25の位置を中心として、接合面3aと接合面3bが長さLc2の接触面15で接触している。
そして、添接板2bに、外力Pと傾斜接触面12の分担力の合力の偏心により生じる曲げモーメントに対し、ボルト24と接触面13に発生する偶力およびボルト25と接触面15に発生する偶力により抵抗することができるので、傾斜接触面12において、板材1aから添接板2bへ軸方向の外力Pのみを伝達することができる。
なお、本実施の形態において、ボルト24,25をいずれも高力ボルト24,25としてもよいし、ボルト24を高力ボルト24、ボルト25を普通のボルト25としてもよい。
本実施の形態によれば、設計自由度の高い接合構造が実現できるとともに、μ>cotθを満足することによって、傾斜接触面12ですべりを起こさないで外力を接合構造において伝達する、つまり板材1aから添接板2bに応力伝達できる。
よって、要求されるすべり耐力を発揮するのに、従来の高力ボルトによる摩擦接合に比して、ボルト本数を減少させることができるので、接合部寸法の縮小を可能とし、金属製の板材どうしの接合を経済的に実現できる。
例えば、図6に示すように、H形鋼のフランジ(板材1a)どうしを従来の高力ボルトによる摩擦接合によって接合する場合、図5に示す接合構造と等しいすべり耐力を発揮するのに、添接板2bの片側で合計10本の高力ボルト26が必要であるのに対し、本実施の形態では図5に示すように、添接板2bの片側で合計4本のボルト24,25で済む。このように、従来の高力ボルトによる摩擦接合に比して、ボルト本数を減少させることができるので、接合部寸法の縮小を可能とし、金属製の板材どうしの接合を経済的に実現できる。
また、ボルト24および/またはボルト25を高力ボルトとすれば、この高力ボルトを挿通するボルト孔の周辺の接触面においても摩擦接合として力の分担ができ、傾斜接触面12の分担力減じることができる。このため、要求されるすべり耐力を発揮するのに、通常のボルトを用いた場合に比して、突起部10および溝部11の個数を少なくできる。
次に、本発明に係る接合構造により得られるすべり耐力と従来技術の高力ボルト摩擦接合によるすべり耐力の比較の一例について説明する。
比較の対象となる高力ボルト摩擦接合は、鉄骨構造標準接合部(SCSS−H97)H形鋼編に示される400N級および490N級H形鋼フランジに適用されるものとし、本発明の接合部については下記の条件を満たすものとした。
1)母材(1a)、添接板2b、および突起部10の母材強度は同一とし、接合部には比較の対象となる高力ボルト摩擦接合の許容すべり耐力を外力Pとして与え、伝達できるものとする。
2)傾斜接触面12の接触圧力pdvは鋼材の許容局部圧縮応力度を超えないものとする。
3)傾斜接触面12、接触面13、および比較対象とする高力ボルト摩擦接合の摩擦面におけるすべり係数μは赤錆面を想定して全てμ=0.45を与える。
4)突起部10と溝部11の断面は台形とし、その頂部の幅はdとする。また、上述した(3)式にしたがって、突起部10と溝部11の傾斜接触面12が前記接合面3aおよび接合面3bとなす角度θはθ=66°を与える。
5)突起部10の接合面3aにおけるせん断応力は、鋼材の許容せん断応力度を超えないものとする。
6)溝部11における添接板2bの断面においては、軸方向力と曲げが作用するものとして、この部分の応力が鋼材の許容引張応力度、許容圧縮応力度を超えないものとする。
7)高力ボルト4には設計ボルト張力が与えられ、ボルト5は張力管理を行わないものとする。
8)添接板2bの板幅は、本発明に係る接合構造と比較の対象となる高力ボルト摩擦接合で変えないものとする。
その結果を表1に示す。
Figure 2018155311
表1に示すように、本発明に係る接合構造は、要求されるすべり耐力を発揮するのに、従来技術の高力ボルト摩擦接合構造に比較してボルトの本数を大きく減じることができるのが分かる。
また、本発明に係る接合構造では、添接板の板厚は増加するものの、突起部の数と高さによって接合部の寸法を調整できること、ボルト本数の減少により、接合部の接合部材(板材)に占める寸法の割合を小さくし、工場での加工時間、現場での施工時間・ハンドリングの工数を減らし、経済的な接合構造が実現できる。
なお、上述した第1〜第3の実施の形態において、一方の板材1aの接触面13(15)と他方の板材1bまたは添接板2bの接触面13(15)との間に、アルミ箔等の金属箔で形成された可塑性材料が挟まれていてもよい。
また、突起部10と溝部11との間に隙間が生じている場合には、この隙間にアルミ箔等の金属箔で形成された可塑性材料が設けられていてもよい。
さらに、他方の板材1bまたは添接板2bの方が一方の板材1aより高強度の材料で形成されていてもよい。このようにすれば、板材1bまたは添接板2bに設けられる溝部11の許容応力度を上げることができる。したがって、板材1bまたは添接板2bの板厚を減じることができる。
1a 一方の板材
1b 他方の板材
2b、2c 添接板(他方の板材)
3a,3b 接合面
4,5 ボルト
10 突起部(凸部)
11 溝部(凹部)
12 傾斜接触面
13,16 接触面
24 高力ボルト
25 ボルト

Claims (6)

  1. 金属製の板材の板面どうしを接合した板材接合構造であって、
    前記板面を接合面として、
    一方の前記板材の接合面に凸部が設けられ、他方の前記板材の接合面となる板面に前記凸部が嵌合可能な凹部が設けられ、
    前記凸部および前記凹部は、これらが凹凸嵌合した際に互いに接触し、かつ前記接合面に対して傾斜する傾斜接触面を有し、
    一方の前記板材が前記接合面と平行な方向に外力を与えられた場合に、前記傾斜接触面において生じる接触圧により、他方の前記板材に応力伝達がなされ、
    前記傾斜接触面のすべり係数をμ、前記傾斜接触面と前記接合面とのなす角度をθとすると、μ>cotθであり、
    前記板材どうしを、前記凸部および前記凹部が凹凸嵌合している嵌合部より前記板材の材軸方向の両外側の位置において、それぞれ少なくとも1本のボルトによって締結することによって、前記接触圧と前記外力の偏心により生じる回転モーメントに抗していることを特徴とする板材接合構造。
  2. 前記凸部および前記凹部が凹凸嵌合している嵌合部より前記板材の材軸方向の両外側の位置のいずれか一方の位置の前記ボルトを高力ボルトとし、この高力ボルトを挿通するボルト孔の周辺の前記接合面である接触面に前記高力ボルトによって接触圧が導入されていることを特徴とする請求項1に記載の板材接合構造。
  3. 一方の前記板材の前記接触面と他方の前記板材の前記接触面との間に可塑性材料が挟まれていることを特徴とする請求項2に記載の板材接合構造。
  4. 前記傾斜接触面、前記接触面および前記接合面のすべり係数が等しいことを特徴とする請求項2または3に記載の板材接合構造。
  5. 前記凸部と前記凹部との間に隙間が生じている場合に、この隙間に可塑性材料が設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の板材接合構造。
  6. 他方の前記板材の方が一方の前記板材より高強度の材料で形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の板材接合構造。
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