JP3185943U - 板ばね式軸継手 - Google Patents

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隆行 酒井
雅徳 奥山
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株式会社酒井製作所
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Abstract

【課題】板ばね部材を駆動軸連結部及び従動軸連結部へ固定した時の板ばね保持力をアップし、大きな負荷トルクに耐える板ばね式軸継手を提供する。
【解決手段】駆動軸と連結する駆動軸連結部1と、従動軸と連結する従動軸連結部2と、駆動軸連結部と従動軸連結部間に配置され駆動軸連結部に付与される回転力を従動軸連結部に伝動する板ばね部材4とを備えた板ばね式軸継手であって、板ばね部材に駆動軸連結部に付与される回転力を伝達するための2本の駆動側締結部材を備え、板ばね部材は駆動側締結部材が貫通する駆動側締結部材貫通孔を備え、さらに、板ばね部材の駆動側締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ駆動側締結部材が貫通する2つの駆動側座金16a、16bを備え、さらに、ばね部材と各駆動側座金間は、各当接面間に付与された接着剤24により固着されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、板ばね部材の弾性変形を利用して、駆動軸と従動軸の軸芯のずれを吸収しながら回転力を伝動する板ばね式軸継手に関するものである。
板ばね部材の弾性変形を利用した板ばね式軸継手は、許容トルクを越える大きな負荷トルクが加わると板ばね部材が変形したり、板ばね式軸継手が破損し使用ができなくる。
そのため、使用する板ばね式軸継手の許容トルクを越える負荷トルクが掛かる場合は、あらかじめ板ばね式軸継手の規格を大きな負荷トルクに耐える規格のものに変更することになるが、別規格のものとするのではなく、同一規格で、許容トルクのより大きな小型で高性能な板ばね式軸継手が求められている。
また、設計段階では許容トルクを越えることはないと考えていたが、実際には許容トルクを越えてしまう場合があり、板ばね式軸継手の規格を変える設計変更をすることができない場合は、所定の規格(同一枠番)において対応できるより大きな負荷トルクに耐える板ばね式軸継手が求められる。
そこで、従来から許容トルクを大きくするものが提案されている。
特開平10−252770号公報(「可撓軸継手」:特許文献1)では、駆動装置に嵌着した継手と中間継手との間、及び中間継手と被駆動軸に嵌着した継手との間を複数枚の板ばねにて連結した可撓軸継手において、前記複数枚の板ばねの重ね方向の中央部に、弾性率の大きい材料の板ばねを配置し、この外方に前記中央部の板ばねより弾性率の小さい材料の板ばねを挟持せしめて構成し、回転軸間の芯ずれを吸収しながら、トルク伝達する板ばね方式の可撓軸継手の芯ずれ吸収能力を維持し、トルクに対する強度を高めた可撓軸継手が開示されている。
また、特開平6−257619号公報(「板ばねカップリング」:特許文献2)では、一対のフランジ間に環状の板ばねを配置し、ボルトの締め付け力によって、一対のフランジの複数個のボルト挿入穴の周囲にばね固定座を介して前記板ばねを固定するようにした装置において、前記ばね固定座の形状を、該ばね固定座が前記板ばねに、該板ばねの半径方向及び円周方向において、比較的幅広の範囲内で重なり合うように設定し、一方のフランジに固定される前記ばね固定座と他方のフランジに固定される前記ばね固定座の、該両者の互いに隣接する側縁を、上記両者の、フランジに対する固定部を結ぶ直線に対して略直角に形成し、前記ばね固定座の前記板ばねの内径円と対向する側の縁と、前記板ばねの内径円との間に適宜の逃げスペースを形成し、板ばねに集中応力がかかることがなく、側縁を介して板ばねに均一な応力がかかり、板ばねの疲労を防止するものが開示されている。
特開平10−252770号公報 特開平6−257619号公報
前記特許文献1の発明は、弾性率の大きい材料の板ばねを配置して、トルクに対する強度を高めたものであり、特許文献2の発明は、板ばねの逃げスペースを形成し、板ばねに集中応力がかからないようにしたものである。
本考案は上記のような従来存した方法とは全く異なる方法で、許容トルクのより大きな小型で高性能の板ばね式軸継手としたもので、駆動軸連結部に駆動側座金を介して板ばね部材を駆動側締結部材を用いて取付けた場合の駆動側締結部材の締付けによる摩擦力、又は、従動軸連結部に従動側座金を介して板ばね部材を従動側締結部材を用いて取付けた場合の従動側締結部材の締付けによる摩擦力と、板ばね部材と駆動側座金の間の当接面又は板ばね部材と従動側座金との間の当接面に接着剤を付与し固着したことによる生じる接着剤の剪断力とにより、板ばね部材を駆動軸連結部又は従動軸連結部に固定した時の板ばね保持力を大幅にアップし大きな負荷トルクに耐える板ばね式軸継手を提供することを目的とし、さらに、前記板ばね部材と前記駆動側座金又は従動側座金との当接面のみならず、前記各座金と、駆動軸連結部又は従動軸連結部との間の当接面にも、接着剤を付与して固着し、駆動軸連結部又は従動軸連結部へ板ばね部材を固定した時の板ばね保持力をアップし、大きな負荷トルクに耐える小型の板ばね式軸継手を提供することを目的とする。
上記目的を達成するものは、以下のものである。
(1)駆動軸と連結される駆動軸連結部と、従動軸と連結される従動軸連結部と、前記駆動軸連結部と前記従動軸連結部間に配置され、前記駆動軸連結部に付与される回転力を前記従動軸連結部に伝動するための板ばね部材とを備える板ばね式軸継手であって、
前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材に前記駆動軸連結部に付与される回転力を伝達するための少なくとも2本の駆動側締結部材を備え、前記板ばね部材は、前記駆動側締結部材が貫通する駆動側締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材の前記駆動側締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記駆動側締結部材が貫通する2つの駆動側座金を備え、さらに、前記板ばね部材と各前記駆動側座金間は、各当接面間に付与された接着剤により固着されていることを特徴とする板ばね式軸継手。
(2)一方の前記駆動側座金は、前記板ばね部材と前記駆動軸連結部間に位置し、かつ、前記一方の駆動側座金と前記駆動軸連結部は、当接面間に付与された接着剤により固着されている上記(1)に記載の板ばね式軸継手。
(3)他方の前記駆動側座金は、前記板ばね部材と前記駆動側締結部材間に位置し、かつ、前記他方の駆動側座金と前記駆動側締結部材は、当接面間に付与された接着剤により固着されている上記(1)または(2)に記載の板ばね式軸継手。
(4)前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材に付与された回転力を前記従動軸連結部に伝達するための少なくとも2本の従動側締結部材を備え、前記板ばね部材は、前記従動側締結部材が貫通する従動側締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材の前記従動側締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記従動側締結部材が貫通する2つの従動側座金を備え、さらに、前記板ばね部材と各前記従動側座金間は、各当接面に付与された接着剤により固着されている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の板ばね式軸継手。
(5)一方の前記従動側座金は、前記板ばね部材と前記従動軸連結部間に位置し、かつ、前記一方の従動側座金と前記従動軸連結部は、当接面間に付与された接着剤により固着されている上記(4)に記載の板ばね式軸継手。
(6)他方の前記従動側座金は、前記板ばね部材と前記従動側締結部材間に位置し、かつ、前記他方の従動側座金と前記従動側締結部材は、当接面間に付与された接着剤により固着されている上記(4)または(5)に記載の板ばね式軸継手。
(7)前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材として、第1の板ばね部材と第2の板ばね部材を備え、さらに、前記駆動軸連結部と前記従動軸連結部間に配置されたスペーサーを有し、前記第1の板ばね部材は、前記駆動軸連結部と前記スペーサー間に配置され、かつ両者に固定されており、前記第2の板ばね部材は、前記従動軸連結部部と前記スペーサー間に配置され、かつ両者に固定されており、さらに、前記第1の板ばね部材は、前記駆動側締結部材が貫通する駆動側締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記第1の板ばね部材の前記駆動側締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記駆動側締結部材が貫通する2つの駆動側座金を備え、さらに、前記第1の板ばね部材と各前記駆動側座金間は、各当接面間に付与された接着剤により固着されている上記(1)に記載の板ばね式軸継手。
(8)一方の前記駆動側座金は、前記第1の板ばね部材と前記駆動軸連結部間に位置し、かつ、前記一方の駆動側座金と前記駆動軸連結部は、当接面間に付与された接着剤により固着されている上記(7)に記載の板ばね式軸継手。
(9)前記板ばね式軸継手は、前記第1の板ばね部材を介して前記スペーサに付与された回転力を前記従動軸連結部に伝達するための少なくとも2本の従動側締結部材を備え、前記第2の板ばね部材は、前記従動側締結部材が貫通する従動側締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記第2の板ばね部材の前記従動側締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記従動側締結部材が貫通する2つの従動側座金を備え、さらに、前記第2の板ばね部材と各前記従動側座金間は、各当接面に付与された接着剤により固着されている上記(7)または(8)に記載の板ばね式軸継手。
(10)前記板ばね式軸継手は、前記スペーサーに前記第1の板ばね部材および前記第2の板ばね部材を締結するための複数のスペーサー締結部材を備え、前記第1の板ばね部材および前記第2の板ばね部材は、前記スペーサー締結部材が貫通するスペーサー締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記第1の板ばね部材の前記スペーサー締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記スペーサー締結部材が貫通する第1および第2のスペーサ側座金と、前記第2の板ばね部材の前記スペーサー締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記スペーサー締結部材が貫通する第3および第4のスペーサ側座金を備えている上記(7)ないし(9)のいずれかに記載の板ばね式軸継手。
(11)前記第1の板ばね部材と前記第1および第2のスペーサー側座金間は、各当接面間に付与された接着剤により固着されており、前記第2の板ばね部材と前記第3および第4のスペーサー側座金間は、各当接面間に付与された接着剤により固着されている上記(10)に記載の板ばね式軸継手。
(12)前記板ばね部材は、1枚の板ばねまたは複数枚の板ばねの積層物である上記(1)ないし(11)のいずれかに記載の板ばね式軸継手。
(13) 駆動軸と連結される駆動軸連結部と、従動軸と連結される従動軸連結部と、前記駆動軸連結部と前記従動軸連結部間に配置され、前記駆動軸連結部に付与される回転力を前記従動軸連結部に伝動するための板ばね部材とを備える板ばね式軸継手であって、前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材に前記駆動軸連結部に付与される回転力を伝達するための少なくとも2本の駆動側締結部材を備え、前記板ばね部材は、前記駆動側締結部材が貫通する駆動側締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材の前記駆動側締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記駆動側締結部材が貫通する2つの駆動側座金を備え、さらに、前記板ばね部材と各前記駆動側座金間は、各当接面間に付与された接着剤により固着されており、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材に付与された回転力を前記従動軸連結部に伝達するための少なくとも2本の従動側締結部材を備え、前記板ばね部材は、前記従動側締結部材が貫通する従動側締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材の前記従動側締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記従動側締結部材が貫通する2つの従動側座金を備え、さらに、前記板ばね部材と各前記従動側座金間は、各当接面に付与された接着剤により固着されていることを特徴とする板ばね式軸継手。
(14) 一方の前記駆動側座金は、前記板ばね部材と前記駆動軸連結部間に位置し、かつ、前記一方の駆動側座金と前記駆動軸連結部は、当接面間に付与された接着剤により固着されており、他方の前記駆動側座金は、前記板ばね部材と前記駆動側締結部材間に位置し、かつ、前記他方の駆動側座金と前記駆動側締結部材は、当接面間に付与された接着剤により固着されている上記(13)に記載の板ばね式軸継手。
(15) 一方の前記従動側座金は、前記板ばね部材と前記従動軸連結部間に位置し、かつ、前記一方の従動側座金と前記従動軸連結部は、当接面間に付与された接着剤により固着されており、他方の前記従動側座金は、前記板ばね部材と前記従動側締結部材間に位置し、かつ、前記他方の従動側座金と前記従動側締結部材は、当接面間に付与された接着剤により固着されている上記(13)または((14)に記載の板ばね式軸継手。
(16) 前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材として、第1の板ばね部材と第2の板ばね部材を備え、さらに、前記駆動軸連結部と前記従動軸連結部間に配置されたスペーサーを有し、前記第1の板ばね部材は、前記駆動軸連結部と前記スペーサー間に配置され、かつ両者に固定されており、前記第2の板ばね部材は、前記従動軸連結部部と前記スペーサー間に配置され、かつ両者に固定されており、さらに、前記第1の板ばね部材は、前記駆動側締結部材が貫通する駆動側締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記第1の板ばね部材の前記駆動側締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記駆動側締結部材が貫通する2つの駆動側座金を備え、さらに、前記第1の板ばね部材と各前記駆動側座金間は、各当接面間に付与された接着剤により固着されており、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記第1の板ばね部材を介して前記スペーサに付与された回転力を前記従動軸連結部に伝達するための少なくとも2本の従動側締結部材を備え、前記第2の板ばね部材は、前記従動側締結部材が貫通する従動側締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記第2の板ばね部材の前記従動側締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記従動側締結部材が貫通する2つの従動側座金を備え、さらに、前記第2の板ばね部材と各前記従動側座金間は、各当接面に付与された接着剤により固着されている上記(13)に記載の板ばね式軸継手。
(17) 前記板ばね式軸継手は、前記スペーサーに前記第1の板ばね部材および前記第2の板ばね部材を締結するための複数のスペーサー締結部材を備え、前記第1の板ばね部材および前記第2の板ばね部材は、前記スペーサー締結部材が貫通するスペーサー締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記第1の板ばね部材の前記スペーサー締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記スペーサー締結部材が貫通する第1および第2のスペーサ側座金と、前記第2の板ばね部材の前記スペーサー締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記スペーサー締結部材が貫通する第3および第4のスペーサ側座金を備えている上記(16)に記載の板ばね式軸継手。
(18) 前記第1の板ばね部材と前記第1および第2のスペーサー側座金間は、各当接面間に付与された接着剤により固着されており、前記第2の板ばね部材と前記第3および第4のスペーサー側座金間は、各当接面間に付与された接着剤により固着されている上記(16)または(17)に記載の板ばね式軸継手。
本考案の板ばね式軸継手は、前記板ばね部材と前記板ばね部材の前記駆動側締結部材貫通孔の両面に配置された2つの駆動側座金との間は、各当接面間に接着剤が付与され固着されているので、前記駆動側締結部材の締付けによる板ばね部材と前記駆動側座金との間の摩擦力に加え、前記板ばね部材と前記駆動側座金との当接面を接着剤で固着したことにより生じる接着剤の剪断力が負荷トルクに対して働くことになり、接着剤で固着するという簡単な構成で、板ばね部材の保持力を大幅にアップさせ、大きな負荷トルクに耐える板ばね式軸継手とすることができる。
また、本考案の板ばね式軸継手は、前記板ばね部材の前記駆動側締結部材貫通孔の両面に配置された駆動側座金についても、一方の駆動側座金は前記駆動軸連結部の当接面と接着剤により固着され、さらに、他方の駆動側座金は前記駆動側締結部材の当接面と接着剤により固着されているので、前記2つの駆動側座金自体も前記駆動側締結部材により締付けられ、接着剤により固着されるので、取付け部が強固になり板ばね部材の保持力を一層大きくすることができる。
本考案の板ばね式軸継手は、上記駆動側と同様に従動側についても、前記板ばね部材と前記従動側座金の当接面が接着剤により固着されているので、前記従動側締結部材の締付けによる前記従動側座金と板ばね部材との間の摩擦力に加え、前記板ばね部材と前記従動側座金の当接面を接着剤で固着したことにより生じる接着剤の剪断力が加わることにより、板ばね部材の保持力が増し、大きな負荷トルクに耐える板ばね式軸継手とすることができる。
また、前記板ばね部材の前記従動側座金についても、一方の従動側座金は前記従動軸連結部の当接面に接着剤が付与され、他方の従動側座金は前記従動側締結部材の当接面にも接着剤が付与され、前記2つの従動側座金自体も前記従動側締結部材により締付けられ、接着剤により固着されているので、取付け部が強固になり板ばね部材の保持力を一層大きくすることができる。
本考案の板ばね式軸継手は、前記板ばね部材として第1の板ばね部材と第2の板ばね部材を備え、駆動軸連結部と従動軸連結部との間にスペーサーを配置したものであり、前記第1の板ばね部材は、前記駆動側締結部材により、前記駆動軸連結部に締付けて固定され、かつ、前記第1の板ばね部材と前記駆動側座金との間の各当接面が接着剤により固着されているので、接着剤の剪断力が負荷トルクに対して働くことになり、接着剤で固着するという簡単な構成で、前記第1の板ばね部材の保持力を大幅にアップさせることができ、大きな負荷トルクに耐えることができる。
また、前記第1の板ばね部材と前記駆動側締結部材との間に配置された前記駆動側座金は、前記駆動軸連結部との間の当接面にも、接着剤を付与し固着されているので、前記駆動側座金も強固に取り付けられ、前記第1板ばね部材の保持力を増大させることができる。
さらに、上記板ばね式軸継手の前記第2の板ばね部材は、前記従動側締結部材により、前記従動軸連結部に締付けて固定され、かつ、前記第2の板ばね部材と前記従動側座金との間の各当接面が接着剤により固着されているので、接着剤の剪断力が負荷トルクに対して働くことになり、前記第2の板ばね部材の保持力も大幅にアップさせることができ、大きな負荷トルクに耐えることができる。
前記板ばね式軸継手は、複数のスペーサー締結部材により、前記スペーサーに第1および第2のスペーサ側座金を介して前記第1の板ばね部材を締結し、前記第3および第4のスペーサ側座金を介して前記第2の板ばね部材を締結することができ、前記第1の板ばね部材と前記第1および第2のスペーサ側座金間、及び、前記第2板ばね部材と前記第3および第4のスペーサ側座金間の当接面が接着剤により固着されているので、前記第1の板ばね部材とスペーサー間、及び、前記第2の板ばね部材とスペーサー間も強固に取り付けられ、板ばね部材の保持力が増大し回転伝達能力を高めることができる。
本考案の板ばね式軸継手は、前記板ばね部材が、1枚の板ばねまたは複数枚の板ばねの積層物である場合でも適用できるので、より大きな負荷トルクに耐える板ばね式軸継手とすることができる。
図1は、本考案の1枚の板ばね部材を備えた板ばね式軸継手の正面図である。 図2は、本考案の1枚の板ばね部材を備えた板ばね式軸継手の左側面図である。 図3は、本考案の1枚の板ばね部材を備えた板ばね式軸継手の右側面図である。 図4は、本考案の1枚の板ばね部材を備えた板ばね式軸継手のA−A’断面図である。 図5は、本考案の1枚の板ばね部材を備えた板ばね式軸継手のB−B’断面図である。 図6は、本考案の1枚の板ばね部材を備えた板ばね式軸継手のC−C’縦断面図である。 図7は、本考案の1枚の板ばね部材を備えた板ばね式軸継手のX部拡大断面図である。 図8は、本考案の2枚の板ばね部材を備えた板ばね式軸継手を用いた板ばね式軸継手の正面図である。 図9は、本考案の2枚の板ばね部材を備えた板ばね式軸継手の左側面図である。 図10は、本考案の2枚の板ばね部材を備えた板ばね式軸継手のE−E’断面図である。 図11は、本考案の2枚の板ばね部材を備えた板ばね式軸継手のF−F’断面図である。 図12は、本考案の2枚の板ばね部材を備えた板ばね式軸継手のY部拡大断面図である。 図13は、本考案の2枚の板ばね部材を備えた板ばね式軸継手のD−D’断面図である。
本考案の板ばね式軸継手について、図に示す実施例を用いて説明する。
図1〜図7は、1枚の板ばね部材を備えた板ばね式軸継手の一実施例で、図1に示すように、駆動軸を挿入固定する駆動側ボス部3を一体に備えた駆動軸連結部1と、従動軸を挿入固定する従動軸連結部2と、前記駆動軸連結部1と前記従動軸連結部2の間に配置され、前記駆動軸連結部1に付与される回転力を前記従動軸連結部2に伝動するための板ばね部材4とから構成されている。
前記駆動側ボス部3と前記駆動軸連結部1の中心部には、図2、図5、図6に示すように、駆動軸を挿入する駆動軸挿入孔5が連通して設けられ、かつ、前記駆動軸挿入孔5を縮径できるように、前記駆動側ボス部3を2等分する位置に、前記駆動側ボス部3の基端近くまで2つの割溝7、7が設けられ、また、前記割溝7、7の間隔を拡縮可能にする切欠溝8、8が、前記駆動軸挿入孔5の中心線に直交する方向であって、前記割溝7、7の一端と連通しT字形に設けられている。
また、前記駆動軸挿入孔5に挿入する駆動軸を連結固定する固定螺子9が、前記割溝7、7の両側から締付け可能に、螺子取付孔10と、この螺子取付孔10と合致する位置に螺孔11が設けられ、前記螺子取付孔10に前記固定螺子9を挿入し、前記螺孔11に螺着することにより、前記駆動側挿入孔5を縮径し、前記駆動軸挿入孔5に挿入した前記駆動軸を、前記駆動側ボス部3と駆動軸連結部1に連結固定することができるようになっている。
同様に、図3、図5、図6に示すように、前記従動軸連結部2の中心部にも、従動軸を挿入する従動軸挿入孔6が設けられ、かつ、前記従動軸挿入孔6を縮径できるように割溝7、7が前記従動軸連結部2を2等分する位置に、前記従動軸挿入孔6の中心線方向に設けられ、また、前記割溝7、7の間隔を拡縮することができるように切欠溝8、8が、前記中心線に直交する方向であって、前記割溝7、7の一端と連通しT字形に設けられている。
さらに、前記従動軸挿入孔6に挿入した従動軸を固定する固定螺子9が、前記割溝7、7を両側から締付け可能に、前記従動軸連結部2に螺子取付孔10と螺孔11が合致する位置に設けられ、前記固定螺子9を前記螺子取付孔10に挿入し、螺孔11に螺着することにより、前記従動軸挿入孔6を縮径し、前記従動軸を従動軸連結部2に連結固定することができるようになっている。
前記駆動軸連結部1と前記従動軸連結部2は円筒形で、両者が対向するそれぞれの内側面14、15は平面状であり、前記駆動軸連結部1と前記従動軸連結部2の間に、1枚の板ばね部材4が配置され、前記板ばね部材4に前記駆動軸連結部1に付与される回転力を伝達するための2本の駆動側締結部材20と、前記板ばね部材に付与された回転力を前記従動軸連結部2に伝達するための2本の従動側締結部材21とを備え、これらにより前記駆動軸連結部1と前記従動軸連結部2と1枚の板ばね部材14が連結される構成となっている。
前記板ばね部材4は、図4に示すように、外形が四角形で中央部に円形の開口部12を有し、四角形の各頂部の内側には、前記駆動側締結部材20が貫通する2個の駆動側締結部材貫通孔13aが対角位置に穿設され、前記従動側締結部材21が貫通する2個の従動側締結部材貫通孔13bが、前記駆動側締結部材貫通孔13aの位置と90度回転した対角位置に穿設されている。
前記駆動軸連結部1の内側面14には、前記駆動側締結部材20の駆動側締結部材取付孔18が、前記板ばね部材4の前記駆動側締結部材貫通孔13aと連通する位置に2個設けられ、前記従動軸連結部2の内側面15にも、前記従動側締結部材21の従動側締結部材取付孔19が、前記板ばね部材4の前記従動側締結部材貫通孔13bに連通する位置に2個設けられている。
また、前記駆動軸連結部の内側面14には、前記従動軸連結部の内側面15に設けた2個の前記従動側締結部材取付孔19、19と対向する位置に、駆動側締結部材20の頭部を収納する収納凹部22が2個設けられ、同様に、前記従動軸連結部の内側面15にも、前記駆動軸連結部の内側面14に設けた2個の前記駆動側締結部材取付孔18、18と対向する位置に、前記駆動側締結部材20の頭部を収納する収納凹部22が2個設けられている。
なお、前記収納凹部22には前記駆動側締結部材20又は前記従動側締結部材21を締めつけるレンチ等を挿入する挿通孔23が設けられている。
前記板ばね部材4の前記駆動側締結部材貫通孔13aの両面には、図6に示すように、前記駆動側締結部材20が貫通する2つの駆動側座金16a、16bが備えられ、前記板ばね部材4の前記従動側締結部材貫通孔13bの両面にも、前記従動側締結部材21が貫通する2つの従動側座金17a、17bが備えられ、前記2つの駆動側座金16a、16bの一方の前記駆動側座金16aは、前記板ばね部材4と前記駆動軸連結部1の間に位置し、前記2つの駆動側座金16a、16bの他方の前記駆動側座金16bは、前記板ばね部材4と前記駆動側締結部材20との間に位置するように備えられている。
また、図5、図7に示すように、前記2つの従動側座金17a、17bの一方の前記従動側座金17aは、前記板ばね部材4と前記従動軸連結部1との間に位置し、前記2つの従動側座金17a、17bの他方の前記従動側座金17bは、前記板ばね部材4と前記従動側締結部材21との間に位置するように設けられている。
前記駆動軸連結部1と前記板ばね部材4と前記駆動側座金16a、16bは、前記駆動側締結部材20により、前記従動軸連結部2側から、前記他方の駆動側座金16bに挿通され、前記板ばね部材4の前記駆動側締結部材貫通孔13aを貫通し、前記一方の駆動側座金16aを挿通し、前記駆動軸連結部1の内側面14に設けた前記駆動側締結部材取付孔18に螺合し、前記板ばね部材4を前記駆動軸連結部1に締め付け固定できるものとなっている。
同様に、前記従動軸連結部2と前記板ばね部材4と前記従動側座金17a、17bは、前記従動側締結部材21により、前記駆動軸連結部1側から、前記他方の従動側座金17bに挿通され、前記板ばね部材4の前記従動側締結部材貫通孔13bを貫通し、前記一方の従動側座金17aを挿通し、前記従動軸連結部2の内側面15に設けた前記従動側締結部材取付孔19に螺合し、前記板ばね部材4を前記従動軸連結部2に締め付け固定できるものとなっている。
そして、前記板ばね部材4と各前記駆動側座金16a、16bの間、及び、前記板ばね部材4と各前記従動側座金17a、17bとの間は、各当接面間に接着剤24を塗布・浸透させる等して付与され、前記板ばね部材4と各前記駆動側座金16a、16bの当接面、前記板ばね部材4と各前記従動側座金17a、17bの当接面間が固着されている。
また、前記一方の駆動側座金16aと前記駆動軸連結部1の内側面14との間、及び、前記他方の駆動側座金16bと前記駆動側締結部材20の間においても、当接面間に接着剤を付与し固着し、さらに、前記一方の従動側座金17aと前記従動軸連結部2の内側面15との間、及び、前記他方の前記従動側座金17bと前記従動側締結部材21との間においても、当接面間に接着剤を付与して固着するのが好ましい。
また、前記駆動側締結部材20の螺子部と前記駆動軸締結部材取付孔18との間、前記従動側締結部材21の螺子部と前記従動軸締結部材取付孔19との間、前記駆動側締結部材20の螺子部と前記板ばね部材4の前記駆動側締結部材貫通孔13aとの間、前記駆動側締結部材20の螺子部と前記2つの駆動側座金16a、16bの前記駆動側締結部材20が貫通する貫通孔との間、前記従動側締結部材21の螺子部と前記板ばね部材4の前記従動側締結部材貫通孔13bとの間、前記従動側締結部材21の螺子部と前記2つの従動動側座金17a、17bの前記従動側締結部材21が貫通する貫通孔との間にも接着剤を付与し固着してもよい。
なお、使用する接着剤として、嫌気性接着剤を使用すると、金属間の微細な間隙に浸透し、前記板ばねと前記各座金との間の当接面同士を固着することができる。そして、当接面に平行な引張り剪断強度の高い接着剤を用いることが好ましい。
上記のように、前記駆動側締結部材20と前記従動側締結部材21とにより、前記板ばね部材4と前記駆動側座金16a、16bと前記従動側座金17a、17bを介在して、前記駆動軸連結部1と前記従動軸連結部2が一体的に連結され、前記板ばね部材4の四角形の頂部の内側の前記駆動側締結部材貫通孔13a、及び、前記従動側締結部材貫通孔13bを設けた部分が、前記駆動側座金16a、16b、及び、前記従動側座金17a、17bに強く締めつけて取り付けられ、さらに、前記板ばね部材4と前記駆動側座金16a、16bとの間、及び、前記板ばね部材4と前記従動側座金17a、17bとの間に、金属部品の間で空気が遮断されると硬化する嫌気性接着剤24等の接着剤を、塗布又は浸透させることにより、前記前記駆動側座金16a、16bと前記板ばね部材4との当接面、及び、前記従動側座金17a、17bと前記板ばね部材4との当接面を固着したものである。
図8〜図13は、2枚の板ばね部材を備えた板ばね式軸継手の一実施例で、図8に示すように、駆動軸連結部1及び従動軸連結部2の構成は、前記1枚の板ばね部材4を備えた板ばね式軸継手と同一であり、前記板ばね部材4として、第1の板ばね部材4aと第2の板ばね部材4bの2枚を備え、前記駆動軸連結部1と前記従動軸連結部2の間にスペーサー25を有するものである。
前記第1の板ばね部材4aは、前記駆動軸連結部1と前記スペーサー25との間に配置され、かつ両者に前記駆動側締結部材20及びスペーサー締結部材26により固定され、前記第2の板ばね部材4bは、前記従動軸連結部2と前記スペーサー25との間に配置され、かつ両者に前記従動側締結部材21及びスペーサー締結部材26により固定されているもので、前記2枚の板ばね部材4a、4bと前記スペーサー25を介して、前記駆動軸連結部1に付与される回転力を前記従動軸連結部2に伝達する構成となっている。
前記第1の板ばね部材4a及び前記第2の板ばね部材4bは、図13に示すように、前記1枚の板ばね部材4を備えた板ばね式軸継手の板ばね部材4と同一の形状で、前記第1の板ばね部材4aの四角形の各頂部の内側には、前記駆動側締結部材20が貫通する2個の駆動側締結部材貫通孔13aが対角位置に穿設され、前記スペーサー締結部材26が貫通する2個のスペーサー締結部材貫通孔13cが、前記駆動側締結部材貫通孔13aと90度回転した対角位置に穿設されている。
同様に、前記第2の板ばね部材4bには、前記従動側締結部材21が貫通する2個の従動側締結部材貫通孔13bと、前記スペーサー締結部材26が貫通する2個のスペーサー締結部材貫通孔13cが穿設されている。
前記スペーサー25は、図8、図10、図11に示すように、円筒形であり両側面は平面状で、中心部に開口部を有するものであり、前記スペーサー25の一方の駆動側側面29は、前記第1の板ばね部材4aを挟んで前記駆動軸連結部の内側面14に対向し、他方の従動側側面30は、前記第2の板ばね部材4bを挟んで前記従動軸連結部の内側面15に対向して配置され、前記駆動側側面29には、前記第1板ばね部材4aの四角形の各頂部の内側に設けた2個のスペーサー締結部材貫通孔13cと連通する位置に、スペーサー締結部材取付孔28が設けられている。
また、前記スペーサー25の従動側側面30にも同様に、スペーサー締結部材取付孔28が設けられている。
さらに、前記スペーサーの駆動側側面29には、前記駆動側締結部材20の頭部を収納する収納凹部22が設けられ、前記スペーサーの従動側側面30には、前記従動側締結部材21の頭部を収納する収納凹部22が設けられている。
そして、前記第1の板ばね部材4aの前記駆動側締結部材貫通孔13aの両面に、前記駆動側締結部材20が貫通する2つの駆動側座金16a、16bが備えられ、前記第1の板ばね部材4aの前記スペーサー締結部材貫通孔13cの両面に、前記スペーサー締結部材26が貫通する第1のスペーサー側座金27a、第2のスペーサー側座金27bが備えられている。
また、前記第2の板ばね部材4bの前記従動側締結部材貫通孔13bの両面に、前記従動側締結部材21が貫通する2つの従動側座金17a、17bが備えられ、前記スペーサー締結部材貫通孔13cの両面に、前記スペーサー締結部材26が貫通する第3のスペーサー側座金27cと第4のスペーサー側座金27dが備えられている。
前記2つの駆動側座金16a、16bの一方の前記駆動側座金16aは、前記板ばね部材4aと前記駆動軸連結部1の間に位置し、他方の前記駆動側座金16bは、前記板ばね部材4aと前記駆動側締結部材20の間に位置し、前記2つの従動側座金17a、17bの一方の前記従動側座金17aは、前記第2の板ばね部材4bと前記従動軸連結部2の間に位置し、他方の前記従動側座金17bは、前記板ばね部材4bと前記従動側締結部材21の間に位置し、さらに、前記第1のスペーサー側座金27aは、前記スペーサー締結部材26と前記第1の板ばね部材4aとの間に位置し、前記第2のスペーサー側座金27bは、前記第1の板ばね部材4aと前記スペーサー25との間に位置し、前記第3のスペーサー側座金27cは、前記第2の板ばね部材4bと前記スペーサー25との間に位置し、第4のスペーサー側座金27dは、前記スペーサー締結部材26と前記第2の板ばね部材4bとの間に、それぞれ位置するように備えられている。
前記駆動軸連結部1と前記第1の板ばね部材4aと前記駆動側座金16a、16bは、前記駆動側締結部材20により、前記スペーサー25側から、前記他方の駆動側座金16bに挿通され、前記第1の板ばね部材4aの前記駆動側締結部材貫通孔13aを貫通し、前記一方の駆動側座金16aを挿通し、前記駆動軸連結部1の内側面14に設けた前記駆動側締結部材取付孔18に螺合され、前記第1の板ばね部材4aを前記駆動側座金16a、16bを介在して前記駆動軸連結部1に締め付け固定できるようになっている。
前記スペーサー25と前記板ばね部材4aと前記第1のスペーサー側座金27aと前記第2のスペーサー座金27bは、前記スペーサー締結部材26により、前記駆動軸連結部1側から、前記第1のスペーサー側座金27aに挿通され、前記板ばね部材4aの前記スペーサー締結部材貫通孔13cを貫通し、前記第2のスペーサー側座金27bを挿通し、前記スペーサーの駆動側側面29に設けた前記スペーサー締結部材取付孔28に螺合され、前記第1の板ばね部材4aを前記第1のスペーサー側座金27aと前記第2のスペーサー座がね27bを介在して、前記スペーサー25に締め付け固定できるようになっている。
同様に、前記従動軸連結部2と前記第2の板ばね部材4bと前記従動側座金17a、17bは、前記従動側締結部材21により、前記スペーサー25側から、前記他方の従動側座金17bに挿通され、前記第2の板ばね部材4bの前記従動側締結部材貫通孔13bを貫通し、前記一方の従動側座金17aを挿通し、前記従動軸連結部2の内側面15に設けた前記従動側締結部材取付孔19に螺合され、前記第2の板ばね部材4bを前記従動側座金17a、17bを介在して、前記従動軸連結部2に締め付け固定できるようになっている。
また、前記スペーサー25と前記第2の板ばね部材4bと前記第3のスペーサー側座金27c、前記第4のスペーサー側座金27dは、前記スペーサー締結部材26により、前記従動軸連結部2側から、前記第4のスペーサー側座金27dに挿通され、前記第2の板ばね部材4bの前記スペーサー締結部材貫通孔13cを貫通し、前記第3のスペーサー側座金27cを挿通し、前記スペーサーの従動側側面30に設けた前記スペーサー締結部材取付孔28に螺合され、前記第2の板ばね部材4bを前記第3のスペーサー側座金27cと前記第4のスペーサー側座金27dを介在して、前記スペーサー25に締め付け固定できるようになっている。
なお、上記板ばね部材4、4a、4bとして、複数枚の板ばねを積層したものを使用してもよい。また、上記実施例では、板ばね部材を固定するために、四角形の板ばね部材の各頂部の内側に、前記駆動側締結部材貫通孔13a、前記従動側締結部材貫通孔13b、前記スペーサー締結部材貫通孔13cを1個ずつ穿設し、かつ、各座金も貫通孔を1個を備えたものであるが、前記板ばね部材の保持力を高めるため、各貫通孔を2個並べて穿設し、これに合わせ各座金の貫通孔も2個並べて設け、前記板ばね部材4、4a、4bの固定する部分を2本の前記駆動側締結部材20、2本の前記従動側締結部材21、2本の前記スペーサー締結部材26で固定してもよい。
そして、前記駆動軸連結部1と前記従動軸連結部2を、前記第1の板ばね部材4aと前記第2の板ばね部材4bと前記スペーサー25、及び、前記駆動側座金16a、16bと前記従動側座金17a、17bと前記第1〜第4のスペーサー側座金27a〜27dを介在して一体的に締付けて連結する際に、又は、一体的に締めつけて連結した後に、前記第1の板ばね部材4aと各前記駆動側座金16a、16bの間、前記第1の板ばね部材4aと前記第1、第2のスペーサー側座金27a、27bの間、前記第2の板ばね部材4bと前記第3、第4のスペーサー側座金27c、27dの間、及び、前記第2の板ばね部材4bと各前記従動側座金17a、17bの間の各当接面間に接着剤24を付与し、前記各当接面同士を固着するものである。
また、前記駆動軸連結部の内側面14と前記駆動側座金16bとの間、前記従動軸連結部の内側面15と前記従動側座金17bとの間、前記スペーサーの駆動側側面29と前記第2のスペーサー座金27bとの間、前記スペーサーの従動側側面30と前記第3のスペーサー座金27cとの間に、嫌気性接着剤24等の接着剤を塗布又は浸透させ、前記各座金を前記駆動軸連結部の内側面14、前記従動軸連結部の内側面15、前記スペーサーの両側面29、30に固着することが好ましい。
本考案は上記構成としたので、前記板ばね部材4、4a、4bを前記駆動軸連結部1、前記従動軸連結部2に固定したとき、さらには、前記スペーサー24に固定したときの板ばね部材の保持力は、
前記駆動側締結部材(前記従動側締結部材、前記スペーサー締結部材)の締付け力×座金の座面の摩擦係数
により決定され、板ばね部材に負荷トルクTが作用した場合、板ばね部材の固定部にトルクTによる接線力T/dが発生し、板ばね部材には、√2T/dの引張り力が作用することとなる。
また、板ばね部材は、駆動側締結部材による締付け力Fを受け、当接面の摩擦係数μにより2μFの保持力を得て、前記各座金を介して前記駆動軸連結部の内側面14、前記従動軸連結部の内側面15、前記スペーサーの両側面29、30に固定されることになる。
したがって、負荷トルクTと板ばね部材の保持力の関係は、
√2T/d=2μF … (イ)
となり、上記(イ)式より、板ばね部材4、4a、4bの各座金への固定部にずれを生じない限界負荷トルクTmaxは、
Tmax=√2μdF … (ロ)
となり、同一規格(上記イ式のdを変えない)でトルクアップを図る場合、上記ロ式のμ(摩擦係数)を上げることでトルクアップを図ることができ、本考案は接着剤を用いて板ばね部材4、第1の板ばね部材4a、第2の板ばね部材4bと、各座金の当接面を固着し、前記摩擦係数μを大きくしたものである。
したがって、本考案の板ばね式軸継手は、板ばね部材と駆動側座金との駆動側締結部材による締付け、板ばね部材と従動側座金との従動側締結部材による締付け、第1の板ばね部材とスペーサー側座金とのスペーサー締結部材による締付け、第2板ばね部材とスペーサー側座金とのスペーサー締結部材による締付けに伴い生ずる摩擦力、及び、板ばね部材と駆動側座金との間、板ばね部材と従動側座金との間、第1の板ばね部材とスペーサー側座金との間、第2板ばね部材とスペーサー側座金との間の各当接面の接着剤による固着から生じる接着剤の剪断力とにより、負荷トルクに対抗できる大きな支持力が働くことになり、接着剤で固着するという簡単な構成で、板ばね部材の保持力を大幅にアップさせ、大きな負荷トルクに耐える板ばね式軸継手とすることができる。
また、本考案の板ばね式軸継手は、駆動側座金と駆動軸連結部との間、従動側座金と従動軸連結部との間、スペーサー側座金とスペーサーの両側面との間を、駆動側締結部材、従動側締結部材、スペーサー締結部材によりそれぞれの間を締付け、また、駆動側座金と駆動軸連結部との間、従動側座金と従動軸連結部との間、スペーサー側座金とスペーサーの両側面との間の各当接面を接着剤により固着するので、板ばね部材を固定する各座金自体が、駆動軸連結部、従動軸連結部、スペーサーに強固に取り付けられるので、前記板ばね部材に大きな負荷がかかっても確実に支えることができ、板ばね部材の保持力が増大し、小型で回転伝達能力が高い板ばね式軸継手を提供することができる。
また、本考案の板ばね式軸継手は、前記板ばね部材が、複数枚の板ばねの積層物である場合でも適用できるので、より大きな負荷トルクに耐える板ばね式軸継手とすることができる。
1 駆動軸連結部
2 従動軸連結部
3 駆動側ボス部
4 板ばね部材
4a 第1の板ばね部材
4b 第2の板ばね部材
5 駆動軸挿入孔
6 従動軸挿入孔
12 開口部
13a 駆動側締結部材貫通孔
13b 従動側締結部材貫通孔
13c スペーサー締結部材貫通孔
14 駆動軸連結部の内側面
15 従動軸連結部の内側面
16a、16b 駆動側座金
17a、17b 従動側座金
18 駆動側締結部材取付孔
19 従動側締結部材取付孔
20 駆動側締結部材
21 従動側締結部材
24 接着剤
25 スペーサー
26 スペーサー締結部材
27a 第1のスペーサー側座金
27b 第2のスペーサー側座金
27c 第3のスペーサー側座金
27d 第4のスペーサー側座金
28 スペーサー締結部材取付孔
29 スペーサーの駆動側側面
30 スペーサーの従動側側面

Claims (18)

  1. 駆動軸と連結される駆動軸連結部と、従動軸と連結される従動軸連結部と、前記駆動軸連結部と前記従動軸連結部間に配置され、前記駆動軸連結部に付与される回転力を前記従動軸連結部に伝動するための板ばね部材とを備える板ばね式軸継手であって、
    前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材に前記駆動軸連結部に付与される回転力を伝達するための少なくとも2本の駆動側締結部材を備え、前記板ばね部材は、前記駆動側締結部材が貫通する駆動側締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材の前記駆動側締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記駆動側締結部材が貫通する2つの駆動側座金を備え、さらに、前記板ばね部材と各前記駆動側座金間は、各当接面間に付与された接着剤により固着されていることを特徴とする板ばね式軸継手。
  2. 一方の前記駆動側座金は、前記板ばね部材と前記駆動軸連結部間に位置し、かつ、前記一方の駆動側座金と前記駆動軸連結部は、当接面間に付与された接着剤により固着されている請求項1に記載の板ばね式軸継手。
  3. 他方の前記駆動側座金は、前記板ばね部材と前記駆動側締結部材間に位置し、かつ、前記他方の駆動側座金と前記駆動側締結部材は、当接面間に付与された接着剤により固着されている請求項1または2に記載の板ばね式軸継手。
  4. 前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材に付与された回転力を前記従動軸連結部に伝達するための少なくとも2本の従動側締結部材を備え、前記板ばね部材は、前記従動側締結部材が貫通する従動側締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材の前記従動側締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記従動側締結部材が貫通する2つの従動側座金を備え、さらに、前記板ばね部材と各前記従動側座金間は、各当接面に付与された接着剤により固着されている請求項1ないし3のいずれかに記載の板ばね式軸継手。
  5. 一方の前記従動側座金は、前記板ばね部材と前記従動軸連結部間に位置し、かつ、前記一方の従動側座金と前記従動軸連結部は、当接面間に付与された接着剤により固着されている請求項4に記載の板ばね式軸継手。
  6. 他方の前記従動側座金は、前記板ばね部材と前記従動側締結部材間に位置し、かつ、前記他方の従動側座金と前記従動側締結部材は、当接面間に付与された接着剤により固着されている請求項4または5に記載の板ばね式軸継手。
  7. 前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材として、第1の板ばね部材と第2の板ばね部材を備え、さらに、前記駆動軸連結部と前記従動軸連結部間に配置されたスペーサーを有し、前記第1の板ばね部材は、前記駆動軸連結部と前記スペーサー間に配置され、かつ両者に固定されており、前記第2の板ばね部材は、前記従動軸連結部部と前記スペーサー間に配置され、かつ両者に固定されており、さらに、前記第1の板ばね部材は、前記駆動側締結部材が貫通する駆動側締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記第1の板ばね部材の前記駆動側締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記駆動側締結部材が貫通する2つの駆動側座金を備え、さらに、前記第1の板ばね部材と各前記駆動側座金間は、各当接面間に付与された接着剤により固着されている請求項1に記載の板ばね式軸継手。
  8. 一方の前記駆動側座金は、前記第1の板ばね部材と前記駆動軸連結部間に位置し、かつ、前記一方の駆動側座金と前記駆動軸連結部は、当接面間に付与された接着剤により固着されている請求項7に記載の板ばね式軸継手。
  9. 前記板ばね式軸継手は、前記第1の板ばね部材を介して前記スペーサに付与された回転力を前記従動軸連結部に伝達するための少なくとも2本の従動側締結部材を備え、前記第2の板ばね部材は、前記従動側締結部材が貫通する従動側締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記第2の板ばね部材の前記従動側締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記従動側締結部材が貫通する2つの従動側座金を備え、さらに、前記第2の板ばね部材と各前記従動側座金間は、各当接面に付与された接着剤により固着されている請求項7または8に記載の板ばね式軸継手。
  10. 前記板ばね式軸継手は、前記スペーサーに前記第1の板ばね部材および前記第2の板ばね部材を締結するための複数のスペーサー締結部材を備え、前記第1の板ばね部材および前記第2の板ばね部材は、前記スペーサー締結部材が貫通するスペーサー締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記第1の板ばね部材の前記スペーサー締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記スペーサー締結部材が貫通する第1および第2のスペーサ側座金と、前記第2の板ばね部材の前記スペーサー締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記スペーサー締結部材が貫通する第3および第4のスペーサ側座金を備えている請求項7ないし9のいずれかに記載の板ばね式軸継手。
  11. 前記第1の板ばね部材と前記第1および第2のスペーサー側座金間は、各当接面間に付与された接着剤により固着されており、前記第2の板ばね部材と前記第3および第4のスペーサー側座金間は、各当接面間に付与された接着剤により固着されている請求項10に記載の板ばね式軸継手。
  12. 前記板ばね部材は、1枚の板ばねまたは複数枚の板ばねの積層物である請求項1ないし11のいずれかに記載の板ばね式軸継手。
  13. 駆動軸と連結される駆動軸連結部と、従動軸と連結される従動軸連結部と、前記駆動軸連結部と前記従動軸連結部間に配置され、前記駆動軸連結部に付与される回転力を前記従動軸連結部に伝動するための板ばね部材とを備える板ばね式軸継手であって、
    前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材に前記駆動軸連結部に付与される回転力を伝達するための少なくとも2本の駆動側締結部材を備え、前記板ばね部材は、前記駆動側締結部材が貫通する駆動側締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材の前記駆動側締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記駆動側締結部材が貫通する2つの駆動側座金を備え、さらに、前記板ばね部材と各前記駆動側座金間は、各当接面間に付与された接着剤により固着されており、さらに、
    前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材に付与された回転力を前記従動軸連結部に伝達するための少なくとも2本の従動側締結部材を備え、前記板ばね部材は、前記従動側締結部材が貫通する従動側締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材の前記従動側締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記従動側締結部材が貫通する2つの従動側座金を備え、さらに、前記板ばね部材と各前記従動側座金間は、各当接面に付与された接着剤により固着されていることを特徴とする板ばね式軸継手。
  14. 一方の前記駆動側座金は、前記板ばね部材と前記駆動軸連結部間に位置し、かつ、前記一方の駆動側座金と前記駆動軸連結部は、当接面間に付与された接着剤により固着されており、他方の前記駆動側座金は、前記板ばね部材と前記駆動側締結部材間に位置し、かつ、前記他方の駆動側座金と前記駆動側締結部材は、当接面間に付与された接着剤により固着されている請求項13に記載の板ばね式軸継手。
  15. 一方の前記従動側座金は、前記板ばね部材と前記従動軸連結部間に位置し、かつ、前記一方の従動側座金と前記従動軸連結部は、当接面間に付与された接着剤により固着されており、他方の前記従動側座金は、前記板ばね部材と前記従動側締結部材間に位置し、かつ、前記他方の従動側座金と前記従動側締結部材は、当接面間に付与された接着剤により固着されている請求項13または14に記載の板ばね式軸継手。
  16. 前記板ばね式軸継手は、前記板ばね部材として、第1の板ばね部材と第2の板ばね部材を備え、さらに、前記駆動軸連結部と前記従動軸連結部間に配置されたスペーサーを有し、前記第1の板ばね部材は、前記駆動軸連結部と前記スペーサー間に配置され、かつ両者に固定されており、前記第2の板ばね部材は、前記従動軸連結部部と前記スペーサー間に配置され、かつ両者に固定されており、さらに、前記第1の板ばね部材は、前記駆動側締結部材が貫通する駆動側締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記第1の板ばね部材の前記駆動側締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記駆動側締結部材が貫通する2つの駆動側座金を備え、さらに、前記第1の板ばね部材と各前記駆動側座金間は、各当接面間に付与された接着剤により固着されており、
    さらに、前記板ばね式軸継手は、前記第1の板ばね部材を介して前記スペーサに付与された回転力を前記従動軸連結部に伝達するための少なくとも2本の従動側締結部材を備え、前記第2の板ばね部材は、前記従動側締結部材が貫通する従動側締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記第2の板ばね部材の前記従動側締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記従動側締結部材が貫通する2つの従動側座金を備え、さらに、前記第2の板ばね部材と各前記従動側座金間は、各当接面に付与された接着剤により固着されている請求項13に記載の板ばね式軸継手。
  17. 前記板ばね式軸継手は、前記スペーサーに前記第1の板ばね部材および前記第2の板ばね部材を締結するための複数のスペーサー締結部材を備え、前記第1の板ばね部材および前記第2の板ばね部材は、前記スペーサー締結部材が貫通するスペーサー締結部材貫通孔を備え、さらに、前記板ばね式軸継手は、前記第1の板ばね部材の前記スペーサー締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記スペーサー締結部材が貫通する第1および第2のスペーサ側座金と、前記第2の板ばね部材の前記スペーサー締結部材貫通孔の両面に配置され、かつ前記スペーサー締結部材が貫通する第3および第4のスペーサ側座金を備えている請求項16に記載の板ばね式軸継手。
  18. 前記第1の板ばね部材と前記第1および第2のスペーサー側座金間は、各当接面間に付与された接着剤により固着されており、前記第2の板ばね部材と前記第3および第4のスペーサー側座金間は、各当接面間に付与された接着剤により固着されている請求項16または17に記載の板ばね式軸継手。
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