JP2016180424A - 車両駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】減速機ケーシング内に封入される潤滑油に混入される不純物を捕獲して、不純物の噛み込みによる回転部品の摺接面の損傷を防ぐ車両駆動装置を提供することを課題とする【解決手段】左右の駆動輪をそれぞれ独立して駆動させる2基の電動モータ1L、1Rと、この2基の電動モータ1L、1Rの動力を個別に減速して左右の駆動輪に伝達する2基の減速機2L、2Rとを備え、この2基の減速機2L、2Rを左右並列に収容する減速機ケーシング20を中央にしてその左右に2基の電動モータのモータケーシング3L、3Rを固定配置した2モータ車両駆動装置Aにおいて、減速機ケーシング20内に、潤滑油内の不純物を捕獲する複数の捕獲溝70を形成し、不純物の噛み込みによる回転部品の摺接面の損傷を防止した。【選択図】図1
Description
この発明は、減速機ケーシング内の潤滑油に混入する不純物を捕獲することができる車両駆動装置に関するものである。
車両駆動装置として、左右の駆動輪をそれぞれ独立して駆動させる2基の電動モータと減速機を備える2モータ車両駆動装置が特許文献1に開示されている。
この種の2モータ車両駆動装置は、一つの電動モータによって左右の駆動輪を駆動させる1モータ車両駆動装置のように、一つの電動モータの駆動力を左右に振り分けるディファレンシャルギヤ等が不要になる、という利点を有する。
また、2モータ車両駆動装置は、左右の駆動輪のそれぞれについて独立に駆動用の電動モータを備えるので、左右の駆動輪の駆動力を異ならせることが容易であり、旋回時に旋回内側の車輪より旋回外側の車輪に多くの駆動力を発生させることで、旋回性能が向上する等の走行性能の向上が容易である。
特許文献1に開示された従来の2モータ車両駆動装置は、図8に示すように、左右の駆動輪を個別に駆動する左右の電動モータ101L、101Rと電動モータ101L、101Rの回転を減速する減速機102L、102Rを備え、左右の電動モータ101L、101Rの中央に減速機102L、102Rを配置している。
減速機102L、102Rは、図8に示すように、モータ軸112から動力が伝達される入力歯車を有する入力軸123と、等速ジョイント123および中間シャフト127からなるドライブシャフトを介して駆動輪に駆動力を伝達する出力軸125とが平行かつオフセットした配置の平行軸歯車減速機である。
減速機102L、102Rの入力軸123と出力軸125との間には、1つ以上の中間軸124(カウンター軸)が設けられる。
出力軸125の車輪側の端部には、図8に示すように、等速ジョイント126が設けられ、等速ジョイント126から中間シャフト127を介して車輪に動力が伝達される。
そして、左右の減速機102L、102Rは、一室の減速機ケーシング128内に並列に収容されている。
この減速機ケーシング128内には、左右の減速機102L、102Rを構成する歯車列を潤滑するために、所定量の潤滑油が封入されている。この潤滑油は減速機ケーシング128の底面に溜まる構造になっている。
ところで、減速機ケーシング128内に封入された潤滑油には、歯車等の回転部品の摺動面や接触面から出る摩耗粉や金属粉などの不純物が混入する。歯車や軸受の摺動面のクリアランスより大きい不純物を噛み込むと、歯車や軸受の摺動面が損傷するなどの問題があった。
そこで、この発明は、減速機ケーシング内に封入された潤滑油に混入する不純物を捕獲して、不純物の噛み込みによる回転部品の摺接面の損傷を防ぐ車両駆動装置を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するために、この発明は、駆動輪を駆動させる電動モータと、この電動モータの動力を減速して駆動輪に伝達する減速機と、この減速機を収容する減速機ケーシングとを備えた車両駆動装置において、前記減速機ケーシング内に、潤滑油内の不純物を捕獲する複数の捕獲溝が形成されていることを特徴とする。
また、前記車両駆動装置は、左右の駆動輪をそれぞれ独立して駆動させる2基の電動モータと、この2基の電動モータの動力を個別に減速して左右の駆動輪に伝達する2基の減速機とを備え、この2基の減速機を左右並列に収容する減速機ケーシングを中央にしてその左右に2基の電動モータのモータケーシングを固定配置している。
前記複数の捕獲溝は、減速機ケーシングの底面に設ければよい。
また、前記減速機は、平行歯車減速機であり、前記捕獲溝は、歯車の回転軸に対して平行に形成すればよい。
また、減速機ケーシングにドレン穴が設けられ、前記捕獲溝がドレン穴に繋がるように、前記捕獲溝の溝壁に連通口が設けられ、隣接する溝壁に形成される連通口は、互い対向しないようにその位置を変えて形成することが望ましい。
また、前記ドレン穴は、自動車に車両駆動装置を搭載した際に、最も低い位置になる箇所に設ければよい。
以上のように、この発明によれば、減速機ケーシングの底面の捕獲溝に、歯車等の回転部品の摺動面や接触面から出る摩耗粉や金属粉などの不純物を捕獲して、回転部品に不純物が噛み込むのを防ぎ、回転部品の損傷を防ぐことができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明の実施形態に係る車両駆動装置Aは、図1に示すように、2基の減速機2L、2Rを左右並列に収容する減速機ケーシング20を中央にし、その減速機ケーシング20の左右に2基の電動モータ1L、1Rのモータケーシング3L、3Rを固定配置した構造を採用する。
この発明の実施形態に係る車両駆動装置Aは、図1に示すように、2基の減速機2L、2Rを左右並列に収容する減速機ケーシング20を中央にし、その減速機ケーシング20の左右に2基の電動モータ1L、1Rのモータケーシング3L、3Rを固定配置した構造を採用する。
この発明に係る電気自動車Bは、図7に示すように、シャーシ41と、駆動輪としての前輪42と、後輪43と、左右の前輪42をそれぞれに独立に駆動する車両駆動装置Aとを備え、車両駆動装置Aは、左右の前輪42の中央位置のシャーシ41上に搭載され、車両駆動装置Aの駆動力は、ドライブシャフト、つまり、等速ジョイント15と中間シャフト16と等速ジョイント15を介して左右の前輪42に伝達される。
車両駆動装置Aの搭載形態としては、図7で示した前輪駆動方式の他に、後輪駆動方式でも四輪駆動方式のいずれでも構わない。
この発明に係る車両駆動装置Aにおける左右の電動モータ1L、1Rは、図1に示すように、モータケーシング3L、3R内に収容されている。
モータケーシング3L、3Rは、円筒形のモータケーシング本体3aL、3aRと、このモータケーシング本体3aL、3aRの外側面を閉塞する外側壁3bL、3bRと、モータケーシング本体3aL、3aRのモータケーシング本体3aL、3aRの内側には減速機2L、2Rと隔てる内側壁3cL、3cRからなる。モータケーシング本体3aL、3aRの内側壁3cL、3cRには、モータ軸12aを引き出す開口部が設けられている。
電動モータ1L、1Rは、図1に示すように、モータケーシング本体3aL、3aRの内周面にステータ11を設け、このステータ11の内周に間隔をおいてロータ12を設けたラジアルギャップタイプのものを使用している。なお、図示はしないがアキシャルギャップタイプの電動モータを使用してもよい。
ロータ12は、モータ軸12aを中心部に有し、そのモータ軸12aはモータケーシング本体3aL、3aRの内側壁3cL、3cRの開口部からそれぞれ減速機2L、2R側に引き出されている。モータケーシング本体3aL、3aRの開口部とモータ軸12aとの間にはシール部材13が設けられている。
モータ軸12aは、モータケーシング本体3aL、3aRの内側壁3cL、3cRと外側壁3bL、3bRとに転がり軸受14a、14bによって回転自在に支持されている。
左右並列に設けられた2基の減速機2L、2Rを収容する減速機ケーシング20は、図1及び図3に示すように、中央ケーシング20aとこの中央ケーシング20aの両側面に固定される左右の側面ケーシング20bL、20bRの3ピース構造になっている。左右の側面ケーシング20bL、20bRは、左右対象形状に形成されている。
減速機ケーシング20の側面ケーシング20bL、20bRのアウトボード側の側面と電動モータ1L、1Rのモータケーシング本体3aL、3aRの内側壁3cL、3cRとを、複数のボルト29によって固定することにより、減速機ケーシング20の左右に2基の電動モータ1L、1Rが固定配置される(図1、図3)。
中央ケーシング20aには、図1及び図2に示すように、中央に仕切り壁21が設けられている。減速機ケーシング20は、この仕切り壁21によって左右に2分割され、2基の減速機2L、2Rを収容する独立した左右の収容室22L、22Rが並列に設けられている。
前記仕切り壁21によって減速機ケーシング20を左右2室に仕切ると、旋回時の潤滑油の片寄りを防止できる。
減速機ケーシング20の左右の収容室22L、22Rには、潤滑油が封入される。左右2室の収容室22L、22Rに、それぞれ潤滑油を排出するドレン穴61、61を設け、2つのドレン穴61から個別に潤滑油を排出する。このドレン穴61は、車両駆動装置Aをシャーシ41に搭載した際に最も低い位置になる箇所に設けられている。
このドレン穴61にドレンボルト62をねじ込むことにより、ドレン穴61を閉塞する。
減速機2L、2Rは、図1及び図2に示すように、左右対称形に設けられ、モータ軸12aから動力が伝達される入力歯車23aを有する入力軸23と、この入力歯車23aに噛み合う大径歯車24aと出力歯車25aに噛み合う小径歯車24bを有する中間軸24と、出力歯車25aを有し、減速機ケーシング20から引き出されて等速ジョイント15、中間シャフト16(図7参照)を介して駆動輪に駆動力を伝達する出力軸25とを備える平行歯車減速機である。
減速機2L、2Rの入力軸23の両端は、中央ケーシング20aの仕切り壁21の左右両面に形成したボス部27aと側面ケーシング20bL、20bRに形成したボス部27bに転がり軸受28a、28bを介して回転自在に支持されている。
入力軸23のアウトボード側の端部は、側面ケーシング20bL、20bRに設けた開口部から外側に引き出されており、開口部と入力軸23の外側端部との間にはシール部材31を設け、減速機2L、2Rに封入された潤滑油の漏洩および外部からの泥水などの浸入を防止している。
入力軸23は、中空構造であり、この中空の入力軸23にモータ軸12aが挿入されている。入力軸23とモータ軸12aとは、スプライン結合(セレーションを含む以下同じ)されている。
中間軸24は、外周面に入力歯車23aに噛み合う大径歯車24aと出力歯車25aに噛み合う小径歯車24bを有する段付き歯車である。この中間軸24の両端は、中央ケーシング20aの仕切り壁21の両面に形成したボス部32と側面ケーシング20bL、20bRに形成したボス部33とに転がり軸受34a、34bを介して支持されている。
出力軸25は、大径の出力歯車25aを有し、中央ケーシング20aの仕切り壁21の両面に形成したボス部35と側面ケーシング20bL、20bRに形成したボス部36に転がり軸受37a、37bによって支持されている。
出力軸25のアウトボード側の端部は、側面ケーシング20bL、20bRに形成した開口部から減速機ケーシング20の外側に引き出され、引き出された出力軸25のアウトボード側の端部の外周面に、等速ジョイント15の外側継手部がスプライン結合されている。
出力軸25に結合された等速ジョイント15は、中間シャフト16を介して駆動輪に接続される(図7)。
出力軸25のアウトボード側の端部と側面ケーシング20bL、20bRに形成した開口部との間には、オイルシール39を設け、減速機2L、2Rに封入された潤滑油の漏洩および外部からの泥水などの浸入を防止している。
減速機2L、2Rの入力軸23、中間軸24、出力軸25の歯車の配置は、図4に示すとおりである。出力軸25の下方部近辺まで潤滑油が封入され、停止状態では、歯車25aの一部は潤滑油に浸かっている。そして、歯車25aの回転により、潤滑油が跳ね上げられ、各部に潤滑油が供給される。
図1〜図5に示すように、減速機ケーシング20(20a、20bL、20bR)の底面に、複数の捕獲溝70…が設けられる。この実施形態では、歯車25aの出力軸25と平行に、複数の捕獲溝70…を減速機ケーシング20(20a、20bL、20bR)の底面に設けている(図2、図4、図5)。
減速機ケーシング20(20a、20bL、20bR)の底面の捕獲溝70に、歯車等の回転部品の摺動面や接触面から出る摩耗粉や金属粉などの不純物が捕獲される。
車両駆動装置Aの停止時には、不純物は重力沈殿し、捕獲溝70に堆積する。捕獲溝70は溝壁71に囲まれているため、撹拌の影響を受けにくく、底面の捕獲溝70内に堆積した不純物が浮き上がって、回転部品に噛み込むことが防止され、回転部品の損傷を防ぐことができる。また、捕獲溝70を歯車25aの出力軸25と平行に設けることにより、溝壁71に囲まれる捕獲溝70は、歯車25aの回転方向に対して直角方向に位置することになり、捕獲溝70は、歯車25aの攪拌による影響を受けることが抑制される。
また、不純物を捕獲溝70の底に分離することで、回転部品を潤滑する潤滑剤を清浄に保つことができ、潤滑剤交換の頻度を減らすことができる。
更に、減速機ケーシング20の底面に捕獲溝70を設けて不純物を堆積させて捕獲させるので、減速機ケーシング20を不純物除去のために、大きくする必要はない。
また、重力沈殿により、不純物を捕獲するので、非鉄系の金属摩耗粉も分離できる。減速機ケーシング20内の潤滑油よりも比重が重い異物も分離することができる。
また、この実施形態では、捕獲溝70の幅は、溝壁71の高さより狭くしている。即ち、捕獲溝70の形状は、溝幅<溝深さとし、捕獲溝70に沈殿した不純物が浮き上がらないように構成している。
図5および図6に示すように、捕獲溝70に堆積した不純物をドレン穴61から排出するために、溝壁71の一部に切欠きからなる連通口72を設け、各捕獲溝70は、連通口72を介してドレン穴61と繋がるように形成している。そして、ドレン穴61に連通する捕獲溝70の経路が歯車25aの回転方向に対して、平行に一直線になると、攪拌の影響を受けやすくなる。このため、この実施形態においては、この連通口72が一直線にならないように、隣り合う連通口72が対向して連続しないように、互い違いにその位置を変えている。このように、連通口72を互い違いに繋ぐことで、歯車25aの撹拌による影響を防ぐことができる。
また、捕獲溝70を形成する溝壁71は、アルミ鋳造からなる減速機ケーシング20(20a、20bL、20bR)を成形する際に同時に形成される。そのため、溝壁71は金型(鋳型)から取り外しやすくするために1°以上の抜き勾配を付けるとよい。
上記した実施形態では、2モータによる2輪駆動方式とした例を示したが、この発明は、これに限ることなく、1モータによる駆動、インホイールモータ等の任意の車輪駆動方式にも採用することができる。
この発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲において、さらに種々の形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内の全ての変更を含む。
1L、1R :電動モータ
2L、2R :減速機
3L、3R :モータケーシング
3aL、3aR :モータケーシング本体
3bL、3bR :外側壁
3cL、3cR :内側壁
11 :ステータ
12 :ロータ
12a :モータ軸
13 :シール部材
14a、14b :転がり軸受
15 :等速ジョイント
16 :中間シャフト
20 :減速機ケーシング
20a :中央ケーシング
20bL、20bR :側面ケーシング
21 :仕切り壁
22L、22R :収容室
23 :入力軸
23a :入力歯車
24 :中間軸
24a :大径歯車
24b :小径歯車
25 :出力軸
25a :出力歯車
27a、27b :ボス部
28a、28b :転がり軸受
29 :ボルト
31 :シール部材
32、33 :ボス部
34a、34b :転がり軸受
35、36 :ボス部
37a、37b :転がり軸受
39 :オイルシール
41 :シャーシ
42 :前輪
43 :後輪
61 :ドレン穴
62 :ドレンボルト
70 :捕獲溝
71 :溝壁
72 :連通口
A :車両駆動装置
B :電気自動車
2L、2R :減速機
3L、3R :モータケーシング
3aL、3aR :モータケーシング本体
3bL、3bR :外側壁
3cL、3cR :内側壁
11 :ステータ
12 :ロータ
12a :モータ軸
13 :シール部材
14a、14b :転がり軸受
15 :等速ジョイント
16 :中間シャフト
20 :減速機ケーシング
20a :中央ケーシング
20bL、20bR :側面ケーシング
21 :仕切り壁
22L、22R :収容室
23 :入力軸
23a :入力歯車
24 :中間軸
24a :大径歯車
24b :小径歯車
25 :出力軸
25a :出力歯車
27a、27b :ボス部
28a、28b :転がり軸受
29 :ボルト
31 :シール部材
32、33 :ボス部
34a、34b :転がり軸受
35、36 :ボス部
37a、37b :転がり軸受
39 :オイルシール
41 :シャーシ
42 :前輪
43 :後輪
61 :ドレン穴
62 :ドレンボルト
70 :捕獲溝
71 :溝壁
72 :連通口
A :車両駆動装置
B :電気自動車
Claims (7)
- 駆動輪を駆動させる電動モータと、この電動モータの動力を減速して駆動輪に伝達する減速機と、この減速機を収容する減速機ケーシングとを備えた車両駆動装置において、前記減速機ケーシング内に、潤滑油内の不純物を捕獲する複数の捕獲溝が形成されていることを特徴とする車両駆動装置。
- 左右の駆動輪をそれぞれ独立して駆動させる2基の電動モータと、この2基の電動モータの動力を個別に減速して左右の駆動輪に伝達する2基の減速機とを備え、この2基の減速機を左右並列に収容する減速機ケーシングを中央にしてその左右に2基の電動モータのモータケーシングを固定配置したことを特徴とする請求項1に記載の車両駆動装置。
- 前記複数の捕獲溝は、減速機ケーシングの底面に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両駆動装置。
- 前記減速機は、平行歯車減速機であり、前記捕獲溝は、歯車の回転軸に対して平行に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両駆動装置。
- 前記減速機ケーシングにドレン穴が設けられ、前記捕獲溝がドレン穴に繋がるように、前記捕獲溝の溝壁に連通口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両駆動装置。
- 隣接する溝壁に形成される連通口は、互い対向しないようにその位置を変えていることを特徴とする請求項5に記載の車両駆動装置。
- 前記ドレン穴は、自動車に車両駆動装置を搭載した際に、最も低い位置になる箇所に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の車両駆動装置。
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WO2018083808A1 (ja) * | 2016-11-01 | 2018-05-11 | Ntn株式会社 | インホイールモータ駆動装置 |
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2015
- 2015-03-23 JP JP2015059616A patent/JP2016180424A/ja active Pending
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