JP2017141881A - 車両駆動装置 - Google Patents

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Tomoaki Kaneko
友明 兼子
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Abstract

【課題】減速機の歯車を構成する歯面に、効率よく潤滑油を供給することにより、油膜切れによる歯車損傷を防止して車両駆動装置の耐久性を向上させる。【解決手段】減速機を構成する歯車Gの側面に軸心から歯車外径部に向かう放射状の油溝41を形成することにより、歯車Gによって跳ね掛け上げられ、歯車Gの側面に飛散した潤滑油が、油溝41を通って軸心から歯車Gの外径部に向かって潤滑油が流れるため、歯車Gの側面に飛散した潤滑油も、歯車Gの歯面に効率よく給油することができるようにした。【選択図】図4

Description

この発明は、電動モータと、この電動モータの動力を減速して駆動輪に伝達する減速機とを備えた車両駆動装置に係り、減速機を収容するハウジング内に封入された潤滑油を油浴方式で減速機の歯車と軸受に供給する車両駆動装置に関するものである。
車両駆動装置として、左右の駆動輪をそれぞれ独立して駆動させる2基の電動モータと減速機を備えるものが特許文献1に開示されている。
この種の車両駆動装置は、左右の駆動輪のそれぞれについて独立に駆動用の電動モータを備えるので、一つの共通の電動モータによって左右の駆動輪を駆動させる1モータ車両駆動装置のように、一つの電動モータの駆動力を左右に振り分けるデファレンシャルギア等が不要になる、という利点を有する。
特許文献1に開示された従来の2基の電動モータと減速機を備えた車両駆動装置は、図13に示すように、左右の駆動輪を個別に駆動する左右の電動モータ101L、101Rと電動モータ101L、101Rの回転を減速する減速機102L、102Rを備え、左右の電動モータ101L、101Rの中央に減速機102L、102Rを配置している。
減速機102L、102Rは、図13に示すように、モータ軸112から動力が伝達される入力歯車を有する入力歯車軸123と、等速ジョイント126および中間シャフト127からなるドライブシャフトを介して駆動輪に駆動力を伝達する出力歯車軸125とを備え、入力歯車軸123と出力歯車軸125とが平行かつオフセットした配置の平行軸歯車減速機である。
減速機102L、102Rの入力歯車軸123と出力歯車軸125との間には、1つ以上の中間歯車軸124(カウンター軸)が設けられる。
そして、左右の減速機102L、102Rは、一室の減速機ハウジング128内に並列に収容されている。
車両駆動装置の減速機102L、102Rは、高回転・高出力で駆動されるため、減速機102L、102Rの歯車駆動減速機構には潤滑及び冷却を目的として、歯車の回転力を用いて減速機ハウジング128の底部の潤滑油溜りの潤滑油を掻き上げる跳ね掛け方式、ポンプを用いて強制循環させるポンプ方式がある。
特開平11−243664号公報
ところで、減速機ハウジング128の底部の潤滑油溜りの潤滑油を掻き上げて潤滑を行う跳ね掛け方式では、歯車の歯面に潤滑油が十分に跳ね掛けられないと、油膜切れにより歯車損傷が起こるおそれがある。
そこで、この発明は、減速機の歯車歯面に効率よく潤滑油を供給することにより、油膜切れによる歯車損傷を防止して車両駆動装置の耐久性を向上させることを課題とする。
前記の課題を解決するために、この発明は、電動モータと、この電動モータの動力を減速して駆動輪に伝達する減速機とを備え、減速機は、モータ軸から動力が伝達される入力歯車を有する入力歯車軸と、駆動輪に駆動力を伝達する出力歯車を有する出力歯車軸と、入力歯車軸と出力歯車軸との間に設けられる中間歯車を有する1つ以上の中間歯車軸とを有し、減速機を収容する減速機ハウジングの底部に潤滑油溜りを設け、この潤滑油溜りの潤滑油を減速機の歯車によって掻き上げて歯車の潤滑と冷却を行う車両駆動装置において、前記歯車の側面に、軸心から歯車外径部に向かう放射状の油溝を設けたことを特徴とする。
前記放射状の油溝は、歯車の歯数と同数で、円周上に等分して配置することができる。
前記放射状の油溝は、歯車の片面にのみ設けてもよい。
前記歯車の側面には、軸心から歯車外径部に向かう油溝をカバーする側面板を装着してもよい。
前記放射状の油溝は、歯車外径端部が歯車の小径部に位置し、油溝の歯車外径端部と歯車の小径部とのコーナー部分に面取り部を設けるようにしてもよい。
以上のように、この発明は、減速機を構成する歯車の側面に軸心から歯車外径部に向かう放射状の油溝を形成しているので、歯車によって跳ね掛け上げられ、歯車の側面に飛散した潤滑油が、油溝を通って軸心から歯車外径部に向かって潤滑油が流れ、歯車の側面に飛散した潤滑油も、歯車の歯面に効率よく給油することができる。
油溝は、歯車の歯数と同数で、円周上に等分して配置することにより、歯車の側面の放射状の油溝を通る潤滑油を歯車の歯面に効率よく給油することができる。
また、放射状の油溝の歯車外径端部を歯車の小径部に位置させて、油溝の歯車外径端部と歯車の小径部とのコーナー部分に面取り部を設けることにより、油溝を通って歯車外径側に流れてきた潤滑油を、歯車の小径部に効果的に給油することができる。
また、歯車の油溝の側面を側面板によってカバーすることにより、放射溝の油溝を通って流れる潤滑油が、軸心から歯車外径側に向かって流れる間に側方に飛散しないすることができるので、潤滑油が無駄なく歯車の外径部に供給することができる。
この発明を適用した車両駆動装置の実施形態を示す横断平面図である。 この発明に係る車両駆動装置を使用する電気自動車の一例を示す概略平面図である。 図1の減速機部分の横断側面図である。 減速機を構成する歯車の一例を示す斜視図である。 図4の歯車の正面図である。 図5のE−O−F線の断面図である。 減速機を構成する歯車の他の例を示す斜視図である。 図7の歯車の正面図である。 図8のE−O−F線の断面図である。 減速機を構成する歯車の他の例を示す斜視図である。 図10の歯車の正面図である。 図11のE−O−F線の断面図である。 従来の2モータ式の車両駆動装置を示す横断平面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示す第1の実施形態にかかる2モータ式の車両駆動装置Aは、2基の減速機2L、2Rを左右並列に収容する減速機ハウジング20を中央にし、その減速機ハウジング20の左右に2基の電動モータ1L、1Rのモータハウジング3L、3Rを固定配置したものである。
図2示す電気自動車は、前輪駆動方式であり、シャーシ51と、駆動輪としての前輪52と、後輪53と、左右の駆動輪をそれぞれに独立に駆動する2モータ式の車両駆動装置Aとを備え、2モータ式の車両駆動装置Aは、駆動輪である左右の前輪52の中央位置のシャーシ51上に搭載され、2モータ式の車両駆動装置Aの駆動力は、等速ジョイント15と中間シャフト16を介して左右の駆動輪である前輪52に伝達される。
なお、2モータ式の車両駆動装置Aの搭載形態としては、図2に示す前輪駆動方式の他、後輪駆動方式、四輪駆動方式でもよい。
2モータ式の車両駆動装置Aにおける左右の電動モータ1L、1Rは、図1に示すように、モータハウジング3L、3R内に収容されている。
モータハウジング3L、3Rは、円筒形のモータハウジング本体3aL、3aRと、このモータハウジング本体3aL、3aRの外側面を閉塞する外側壁3bL、3bRと、モータハウジング本体3aL、3aRの内側面に減速機2L、2Rと隔てる内側壁3cL、3cRとからなる。モータハウジング本体3aL、3aRの内側壁3cL、3cRには、モータ軸12aを引き出す開口部が設けられている。
電動モータ1L、1Rは、図1に示すように、モータハウジング本体3aL、3aRの内周面にステータ11を設け、このステータ11の内周に間隔をおいてロータ12を設けたラジアルギャップタイプのものを使用している。なお、電動モータ1L、1Rは、アキシャルギャップタイプのものを使用してもよい。
ロータ12は、モータ軸12aを中心部に有し、そのモータ軸12aはモータハウジング本体3aL、3aRの内側壁3cL、3cRの開口部からそれぞれ減速機2L、2R側に引き出されている。モータハウジング本体3aL、3aRの開口部とモータ軸12aとの間にはシール部材13が設けられている。
モータ軸12aは、モータハウジング本体3aL、3aRの内側壁3cL、3cRと外側壁3bL、3bRとに転がり軸受14a、14bによって回転自在に支持されている(図1)。
左右並列に設けられた2基の減速機2L、2Rを収容する減速機ハウジング20は、図1および図3に示すように、中央ハウジング20aとこの中央ハウジング20aの両側面に固定される左右の側面ハウジング20bL、20bRの3ピース構造になっている。そして、減速機ハウジング20は、減速機の歯車軸と直交する方向に3ピースに分割されて構成されている。左右の側面ハウジング20bL、20bRは、中央ハウジング20aの両側の開口部に複数のボルト(図示しない)によって固定されている。
減速機ハウジング20の側面ハウジング20bL、20bRのアウトボード側(車体外側)の側面と電動モータ1L、1Rのモータハウジング本体3aL、3aRの内側壁3cL、3cRとを、複数のボルト29によって固定することにより、減速機ハウジング20の左右に2基の電動モータ1L、1Rが固定配置される(図1)。
中央ハウジング20aには、図1に示すように、中央に仕切り壁21が設けられている。減速機ハウジング20は、この仕切り壁21によって左右に2分割され、2基の減速機2L、2Rを収容する独立した左右の収容室が並列に設けられている。
減速機2L、2Rは、図1及び図3に示すように、左右対称形に設けられ、モータ軸12aから動力が伝達される入力歯車23aを有する入力歯車軸23と、この入力歯車23aに噛み合う大径歯車24aと出力歯車25aに噛み合う小径歯車24bを有する中間歯車軸24と、出力歯車25aを有し、減速機ハウジング20から引き出されて等速ジョイント15、中間シャフト16(図2)を介して駆動輪に駆動力を伝達する出力歯車軸25とを備える平行軸歯車減速機である。左右2基の減速機2L、2Rの各入力歯車軸23、中間歯車軸24、出力歯車軸25は、それぞれ同軸上に配置されている。
減速機2L、2Rの入力歯車軸23の両端は、中央ハウジング20aの仕切り壁21の左右両面に形成した軸受嵌合穴27aと側面ハウジング20bL、20bRに形成した軸受嵌合穴27bに転がり軸受28a、28bを介して回転自在に支持されている。軸受嵌合穴27a、27bの底部は、転がり軸受28a、28bの外輪が当接する壁部より内周側は肉厚が薄く形成されて段付き形状になっている。
入力歯車軸23のアウトボード側の端部は、側面ハウジング20bL、20bRに設けた開口部27cから外側に引き出されており、開口部27cと入力歯車軸23の外側端部との間にはオイルシール31を設け、減速機2L、2Rに封入された潤滑油の漏洩および外部からの泥水などの浸入を防止している。
モータ軸12aは中空構造であり、この中空のモータ軸12aに、入力歯車軸23が挿入される。入力歯車軸23とモータ軸12aとは、スプライン(セレーションも含む以下同じ)結合されている。
中間歯車軸24は、外周面に入力歯車23aに噛み合う大径歯車24aと出力歯車25aに噛み合う小径歯車24bを有する段付き歯車軸である。この中間歯車軸24の両端は、中央ハウジング20aの仕切り壁21の両面に形成した軸受嵌合穴32aと側面ハウジング20bL、20bRに形成した軸受嵌合穴32bとに転がり軸受34a、34bを介して支持されている。そして、軸受嵌合穴32a、32bの底部は、転がり軸受34a、34bの外輪が当接する壁部より内周側は肉厚が薄く形成されて段付き形状になっている。
出力歯車軸25は、大径の出力歯車25aを有し、中央ハウジング20aの仕切り壁21の両面に形成した軸受嵌合穴35aと側面ハウジング20bL、20bRに形成した軸受嵌合穴35bに転がり軸受37a、37bによって支持されている。そして、軸受嵌合穴35a、35bの底部は、転がり軸受37a、37bの外輪が当接する壁部より内周側は肉厚が薄く形成されて段付き形状になっている。
出力歯車軸25のアウトボード側の端部は、側面ハウジング20bL、20bRに形成した開口部35cから減速機ハウジング20の外側に引き出され、引き出された出力歯車軸25のアウトボード側の端部の外周面に、等速ジョイント15の外側継手部15aがスプライン結合されている。
出力歯車軸25に結合された等速ジョイント15は、中間シャフト16を介して駆動輪(前輪52)に接続される(図2)。
出力歯車軸25のアウトボード側の端部と側面ハウジング20bL、20bRに形成した開口部35cとの間には、オイルシール39を設け、減速機2L、2Rに封入された潤滑油の漏洩および外部からの泥水などの侵入を防止している。
減速機ハウジング20の底部には、図3に示すように、潤滑油溜り40が設けられている。
この潤滑油溜り40の潤滑油の油面高さは、図3に示すように、中間歯車軸24L、24Rの大径歯車24aと出力歯車軸25L、25Rの出力歯車25aが十分に浸かる高さに設定され、中間歯車軸24L、24Rの大径歯車24aと出力歯車軸25L、25Rの出力歯車25aが回転すると、その回転によって潤滑油溜り40内の潤滑油が上方に掻き上げられて、掻き上げられた潤滑油が各歯車軸に滴下されて歯車の潤滑が行われる。
減速機2L、2Rを構成する歯車G、例えば、中間歯車軸24の大径歯車24aと出力歯車軸25の出力歯車25aの側面には、図4〜図5に示すように、軸心から歯車外径部に向かう放射状の油溝41が形成されている。
減速機2L、2Rを構成する歯車Gによって跳ね掛け上げられる潤滑油は、歯車Gの側面にも飛散する。この歯車Gの側面にも飛散した潤滑油は、歯車Gの側面に軸心から歯車外径部に向かう放射状の油溝41が形成されていると、この油溝41を通って軸心から歯車外径部に向かって潤滑油が流れるので、歯車Gの側面に飛散した潤滑油も、歯車の歯面に効率よく給油することができる。
この歯車Gの側面の放射状の油溝41を通る潤滑油を歯車の歯面に効率よく給油するためには、油溝41は、図4〜図5に示す実施形態のように、歯車の歯数と同数で、円周上に等分して配置することが好ましい。
また、放射状の油溝41の歯車外径端部を歯車の小径部に位置させて、図4に示すように、油溝41の歯車外径端部と歯車の小径部とのコーナー部分に面取り部44を設けることにより、油溝41通って歯車外径側に流れてきた潤滑油を、歯車の小径部に効果的に給油することができる。
前記放射状の油溝41は、歯車Gの片面にのみ設けてもよい。
放射溝の油溝41の幅は、図5に示すように、歯隙a〜ピッチbまでとし、深さは1〜5mmとする。
また、放射溝の油溝41を通って流れる潤滑油が、軸心から歯車外径側に向かって流れる間に側方に飛散しないように、図7〜図9に示す実施形態と、図10〜図12に示す実施形態では、歯車Gの油溝41の側面を側面板43によってカバーすることにより、潤滑油が無駄なく歯車Gの外径部に供給できるようにしている。
図7〜図9に示す実施形態の側面板43は、歯車Gの側面にビス等の止め具45によって歯車Gに固定している。
また、図10〜図12に示す実施形態の側面板43は、歯車Gの側面に設けた段部46に圧入によって固定している。
放射溝の油溝41は、鍛造成形によって歯車Gに形成することができる。
この発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲において、さらに種々の形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内の全ての変更を含む。
1L、1R :電動モータ
2L、2R :減速機
3L、3R :モータハウジング
3aL、3aR :モータハウジング本体
3bL、3bR :外側壁
3cL、3cR :内側壁
11 :ステータ
12 :ロータ
12a :モータ軸
13 :シール部材
14a、14b :転がり軸受
15 :等速ジョイント
15a :外側継手部
16 :中間シャフト
20 :減速機ハウジング
20a :中央ハウジング
20bL、20bR :側面ハウジング
21 :仕切り壁
23 :入力歯車軸
23a :入力歯車
24 :中間歯車軸
24a :大径歯車
24b :小径歯車
25 :出力歯車軸
25a :出力歯車
27a、27b :軸受嵌合穴
27c :開口部
28a、28b :転がり軸受
29 :ボルト
31 :オイルシール
32a、32b :軸受嵌合穴
34a、34b :転がり軸受
35a、35b :軸受嵌合穴
35c :開口部
37a、37b :転がり軸受
39 :オイルシール
40 :潤滑油溜り
41 :油溝
43 :側面板
44 :面取り部
45 :止め具
46 :段部
51 :シャーシ
52 :前輪
53 :後輪
A :車両駆動装置
G :歯車

Claims (5)

  1. 電動モータと、この電動モータの動力を減速して駆動輪に伝達する減速機とを備え、減速機は、モータ軸から動力が伝達される入力歯車を有する入力歯車軸と、駆動輪に駆動力を伝達する出力歯車を有する出力歯車軸と、入力歯車軸と出力歯車軸との間に設けられる中間歯車を有する1つ以上の中間歯車軸とを有し、減速機を収容する減速機ハウジングの底部に潤滑油溜りを設け、この潤滑油溜りの潤滑油を減速機の歯車によって掻き上げて歯車の潤滑と冷却を行う車両駆動装置において、前記歯車の側面に、軸心から歯車外径部に向かう放射状の油溝を設けたことを特徴とする車両用駆動装置。
  2. 前記放射状の油溝が、歯車の歯数と同数で、円周上に等分して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両駆動装置。
  3. 前記放射状の油溝が、歯車の片面にのみ設けていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両駆動装置。
  4. 前記歯車の側面に、軸心から歯車外径部に向かう油溝をカバーする側面板を装着したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両駆動装置。
  5. 前記放射状の油溝の歯車外径端部が、歯車の小径部に位置し、油溝の歯車外径端部と歯車の小径部とのコーナー部分に面取り部を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両駆動装置。
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