JP2016168956A - 車両駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】2基の減速機を左右並列に収容する減速機ケーシングを中央にし、その減速機ケーシングの左右に2基の電動モータのモータケーシングを固定配置する構造の2モータ車両駆動装置において、2基の電動モータのモータケーシングの冷却通路に接続される吸入用配管と吐出用配管の揺動を少なくする。【解決手段】左右のモータケーシング3L、3Rにそれぞれ冷却液を流す冷却通路4を設け、この冷却通路4の冷却液供給口5とラジエターとを吸入用配管7によって接続し、冷却通路4の冷却液吐出口6とラジエターとを吐出用配管8によって接続し、冷却通路4の冷却液供給口5に接続された吸入用配管7と冷却通路4の冷却液吐出口6とを配管係止具10によって減速機ケーシング20の中央部に纏めて支持することにより、吸入用配管7と吐出用配管8の走行中の揺れを最小限に抑制するようにした。【選択図】図2
Description
この発明は、左右の駆動輪をそれぞれ独立して駆動させる2基の電動モータと減速機を備える2モータ車両駆動装置に関するものである。
左右の駆動輪をそれぞれ独立して駆動させる2基の電動モータと減速機を備える2モータ車両駆動装置は、特許文献1に開示されている。
この種の2モータ車両駆動装置は、一つの電動モータによって左右の駆動輪を駆動させる1モータ車両駆動装置のように、一つの電動モータの駆動力を左右に振り分けるディファレンシャルギヤ等が不要になる、という利点を有する。
また、2モータ車両駆動装置は、左右の駆動輪のそれぞれについて独立に駆動用の電動モータを備えるので、左右の駆動輪の駆動力を異ならせることが容易であり、旋回時に旋回内側の車輪より旋回外側の車輪に多くの駆動力を発生させることで、旋回性能が向上する等の走行性能の向上が容易である。
ところで、2モータ車両駆動装置は、左右の駆動輪のそれぞれについて独立に2基の電動モータを備えるものであるから、左右の駆動輪の中間部、即ち、車両の中央部に搭載される。
このように、2モータ車両駆動装置を車両の中央部に搭載した場合、2モータ車両駆動装置には走行風が当たり難く、2モータ車両駆動装置においては、一般的に、走行風による電動モータの冷却効果が期待できないことも多い。
このため、2モータ車両駆動装置における電動モータの冷却には、電動モータのモータケーシングに冷却通路を設け、この冷却通路内に冷却液を流して冷却を行う水冷方式を採用することがある。
そして、冷却通路内の冷却液は、走行風が当たり易い車体前方に設置されたラジエターによって冷却循環される。
ラジエターと電動モータのモータケーシングの冷却通路とは配管によって接続される。
ラジエターと電動モータのモータケーシングの冷却通路とを接続する配管は、モータケーシングの冷却通路の冷却液吸入口とラジエターとを接続する吸入用配管と、モータケーシングの冷却通路の冷却液吐出口とラジエターとを接続する吐出用配管とからなり、ラジエターによって冷却された冷却液が吸入用配管からモータケーシングの冷却通路の冷却液吸入口に供給され、モータケーシングの冷却通路を通過した冷却液を冷却通路の冷却液吐出口から吐出用配管によってラジエターに戻して冷却を行うという冷却液の循環が行われている。
ところが、図11に示すように、2モータ車両駆動装置100として、2基の減速機を左右並列に収容する減速機ケーシング102を中央にして、その減速機ケーシング102の左右に2基の電動モータ101L、101Rのモータケーシング103L、103Rを固定配置する構造を採用し、水冷方式によって左右の電動モータ101L、101Rを冷却しようとした場合、左右の離れた位置にある2基の電動モータ101L、101Rのモータケーシング103L、103Rに設けた冷却通路104の冷却液吸入口105と冷却液吐出口106とに、それぞれラジエターの吸入用配管107と吐出用配管108を接続しなければならず、左右のモータケーシング103L、103Rに接続される吸入用配管107と吐出用配管108は、車両の中央部から離れた位置に配管されることになる。
このように、吸入用配管107と吐出用配管108が車両の中央部から左右に離れた位置に配管されると、走行中における吸入用配管107と吐出用配管108の揺れ幅が大きくなり、それによって大きな振動が生じる。
また、2モータ車両駆動装置100は、駆動振動を軽減するために、車両のシャーシに対して通常は弾性部材を介して揺動可能に支持されているため、2モータ車両駆動装置100が揺れると、車両の中央部から離れた位置に配管された吸入用配管107と吐出用配管108も大きく揺れ動き、それによって配管が捩れるので、長期的には吸入用配管107と吐出用配管108には可撓性と耐久性が要求される。
そこで、この発明は、2基の減速機を左右並列に収容する減速機ケーシングを中央にし、その減速機ケーシングの左右に2基の電動モータのモータケーシングを固定配置する構造の2モータ車両駆動装置において、2基の電動モータのモータケーシングに接続される吸入用配管と吐出用配管の揺動を少なくし、耐久性を向上させることを課題とするものである。
前記の課題を解決するために、この発明は、左右の駆動輪をそれぞれ独立して駆動させる2基の電動モータと、この2基の電動モータの動力を個別に減速して左右の駆動輪に伝達する2基の減速機とを備え、この2基の減速機を左右並列に収容する減速機ケーシングを中央にしてその左右に2基の電動モータのモータケーシングを固定配置した2モータ車両駆動装置において、前記左右のモータケーシングにそれぞれ冷却液を流す冷却通路を設け、この冷却通路の冷却液供給口とラジエターとを吸入用配管によって接続し、冷却通路の冷却液吐出口とラジエターとを吐出用配管によって接続し、冷却通路の冷却液供給口に接続された吸入用配管と冷却通路の冷却液吐出口とを配管係止具によって減速機ケーシングの中央部に纏めて支持したことを特徴とする。
前記配管係止具を、吸入用配管と吐出用配管をそれぞれ分岐する分岐配管を備える分岐配管ボックスによって構成し、この分岐配管ボックスから分岐された吸入用配管を左右のモータケーシングの冷却通路の供給口に接続し、分岐配管ボックスから分岐された吐出用配管を左右のモータケーシングの冷却通路の吐出口に接続し、ラジエターから中央の減速機ケーシングの分岐配管ボックスまでの吸入用配管と吐出用配管をそれぞれ単一の配管によって構成するようにしてもよい。
前記分岐配管ボックスとラジエターとを接続する冷却液の吸入用配管の途中に、インバータの冷却回路を設け、電動モータを冷却する前にインバータを冷却するようにしてもよい。
前記ラジエターを設置する場所は、走行風が当たり易い車体前方が好ましい。
前記ラジエターとモータケーシングの冷却通路間を接続する吸入用配管と吐出用配管の途中を弾性支持部材によって車体に固定することにより、配管の揺れ、捩れをより軽減することができる。
以上のように、この発明によれば、2基の減速機を中央にしてその左右に2基の電動モータを配置した場合に、2基の電動モータを冷却する冷却液の吸入用配管と吐出用配管が左右に離れた位置にあっても、冷却通路の冷却液供給口に接続された吸入用配管と冷却通路の冷却液吐出口は、配管係止具によって減速機ケーシングの中央部に纏めて支持されるので、吸入用配管と吐出用配管の走行中の揺れを最小限に抑制することができる。
車体に弾性支持された2モータ車両駆動装置が揺動しても、中央に纏められた吸入用配管と吐出用配管は、揺動しにくいので、配管のよじれも最小限に抑えられ、配管の耐久性も向上する。
また、吸入用配管と吐出用配管が車体の中央に纏めることができるので、配管のスペース効率が向上する。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明に係る2モータ車両駆動装置Aは、図1〜図5に示すように、2基の減速機2L、2Rを左右並列に収容する減速機ケーシング20を中央にし、その減速機ケーシング20の左右に2基の電動モータ1L、1Rのモータケーシング3L、3Rを固定配置した構造を採用する。
この発明に係る2モータ車両駆動装置Aは、図1〜図5に示すように、2基の減速機2L、2Rを左右並列に収容する減速機ケーシング20を中央にし、その減速機ケーシング20の左右に2基の電動モータ1L、1Rのモータケーシング3L、3Rを固定配置した構造を採用する。
この発明に係る電気自動車Bは、図3に示すように、シャーシ51と、操舵輪としての前輪52と、駆動輪(後輪)53と、左右の駆動輪53をそれぞれに独立に駆動する2モータ車両駆動装置Aとを備え、2モータ車両駆動装置Aは、左右の駆動輪53の中央位置のシャーシ51上に搭載され、2モータ車両駆動装置Aの駆動力は、等速ジョイント15とドライブシャフト16を介して左右の駆動輪53に伝達される。
2モータ車両駆動装置Aの搭載形態としては、図3で示した後輪駆動方式の他に、前輪駆動方式でも四輪駆動方式のいずれでも構わない。
左右2基の電動モータ1L、1Rのモータケーシング3L、3Rには、図1及び図2に示すように、冷却液を循環させる冷却通路4が周方向に形成されている。
モータケーシング3L、3Rの冷却通路4のアウトボード側(車両の外側)の端部には、図1、図2及び図3に示すように、走行風が当たり易いシャーシ51の前方位置に設置されたラジエター9から供給される冷却液を吸入する冷却液吸入口5が設けられ、この冷却液吸入口5とラジエター9とは吸入用配管7によって接続されている。
モータケーシング3L、3Rの冷却通路4のインボード側(車両の中央側)の端部には、図1、図2及び図3に示すように、冷却通路4内を通過した冷却液を吐出する冷却液吐出口6が設けられ、この冷却液吐出口6とラジエター9とが吐出用配管8によって接続されている。
冷却液吸入口5と吸入用配管7との接続、あるいは冷却液吐出口6と吐出用配管8との接続には、ワンタッチで接続が可能なワンタッチ式の配管継手を使用すると便利である。
図3に示すように、ラジエター9によって冷却された冷却液は、吸入用配管7、冷却液吸入口5を経て冷却通路4に供給され、モータケーシング3L、3Rの冷却通路4を通過してモータケーシング3L、3Rを冷却した後に、冷却液吐出口6から吐出され、吐出用配管8を通じてラジエター9に戻されて循環使用される。
図1〜図5に示す実施形態では、左右の電動モータ1L、1Rのモータケーシング3L、3Rの冷却通路4に接続された吸入用配管7と吐出用配管8は、いずれも中央の減速機ケーシング20に設けた配管係止具10によって車体中央に纏められてラジエター9に接続されるように配管されている。
配管係止具10は、吸入用配管7と吐出用配管8を貫通させる板状部材からなり、減速機ケーシング20にボルト30によって固定されている。
このように、吸入用配管7と吐出用配管8が車体の中央部に纏めて配管すると、2モータ車両駆動装置Aが揺動した場合でも、揺動が最小限に抑制されるので、配管の振動を極力抑制することができる。
この発明に係る2モータ車両駆動装置Aにおける左右の電動モータ1L、1Rは、図1に示すように、モータケーシング3L、3R内に収容されている。
モータケーシング3L、3Rは、周方向に冷却液を流す冷却通路4を有する外側面が開口する設けた円筒形のモータケーシング本体3aL、3aRと、このモータケーシング本体3aL、3aRの外側面を閉塞する外側壁3bL、3bRと、モータケーシング本体3aL、3aRの内側には減速機2L、2Rと隔てる内側壁3cL、3cRからなる。モータケーシング本体3aL、3aRの内側壁3cL、3cRには、モータ軸12aを引き出す開口部が設けられている。
電動モータ1L、1Rは、図1に示すように、モータケーシング本体3aL、3aRの内周面にステータ11を設け、このステータ11の内周に間隔をおいてロータ12を設けたラジアルギャップタイプのものを使用している。図示していないが、アキシャルギャップタイプの電動モータを使用してもよい。
ロータ12は、モータ軸12aを中心部に有し、そのモータ軸12aはモータケーシング本体3aL、3aRの内側壁3cL、3cRの開口部からそれぞれ減速機2L、2R側に引き出されている。モータケーシング本体3aL、3aRの開口部とモータ軸12aとの間にはシール部材13が設けられている。
モータ軸12aは、モータケーシング本体3aL、3aRの内側壁3cL、3cRと外側壁3bL、3bRとに転がり軸受14a、14bによって回転自在に支持されている(図1)。
左右並列に設けられた2基の減速機2L、2Rを収容する減速機ケーシング20は、中央ケーシング20aとこの中央ケーシング20aの両側面に固定される左右の側面ケーシング20bL、20bRの3ピース構造になっている。左右の側面ケーシング20bL、20bRは、おおよそ左右対象形状に形成されている。
左右の側面ケーシング20bL、20bRは、図2に示すように、中央ケーシング20aの両側面の開口部に、複数のボルト26L、26Rによって固定されている。
減速機ケーシング20の側面ケーシング20bL、20bRのアウトボード側の側面と電動モータ1L、1Rのモータケーシング本体3aL、3aRの内側壁3cL、3cRとを、複数のボルト29によって固定することにより、減速機ケーシング20の左右に2基の電動モータ1L、1Rが固定配置されている(図1及び図2)。
中央ケーシング20aには、図4に示すように、中央に仕切り壁21が設けられている。減速機ケーシング20は、この仕切り壁21によって左右に2分割され、2基の減速機2L、2Rを収容する独立した左右の収容室22L、22Rが並列に設られている。
減速機2L、2Rは、図1、図2及び図4に示すように、左右対称形に設けられ、モータ軸12aから動力が伝達される入力歯車23aを有する入力軸23と、この入力歯車23aに噛み合う大径歯車24aと出力歯車25aに噛み合う小径歯車24bを有する中間軸24と、出力歯車25aを有し、減速機ケーシング20から引き出されて等速ジョイント15、ドライブシャフト16を介して駆動輪53に駆動力を伝達する出力軸25とを備える平行歯車減速機である(図3参照)。
減速機2L、2Rの入力軸23の両端は、中央ケーシング20aの仕切り壁21の左右両面に形成したボス部27aと側面ケーシング20bL、20bRに形成したボス部27bに転がり軸受28a、28bを介して回転自在によって支持されている。
入力軸23のアウトボード側の端部は、側面ケーシング20bL、20bRに設けた開口部から外側に引き出されており、開口部と入力軸23の外側端部との間にはシール部材31を設け、減速機2L、2Rに封入された潤滑油の漏洩を防止している。
入力軸23は、中空構造であり、この中空の入力軸23にモータ軸12aが挿入されている。入力軸23とモータ軸12aとは、スプライン結合されている。
中間軸24は、外周面に入力歯車23aに噛み合う大径歯車24aと出力歯車25aに噛み合う小径歯車24bを有する段付き歯車である。この中間軸24の両端は、中央ケーシング20aの仕切り壁21の両面に形成したボス部32と側面ケーシング20bL、20bRに形成したボス部33とに転がり軸受34a、34bを介して支持されている。
出力軸25は、大径の出力歯車25aを有し、中央ケーシング20aの仕切り壁21の両面に形成したボス部35と側面ケーシング20bL、20bRに形成したボス部36に転がり軸受37a、37bによって支持されている。
出力軸25のアウトボード側の端部は、側面ケーシング20bL、20bRに形成した開口部から減速機ケーシング20の外側に引き出され、引き出された出力軸25のアウトボード側の端部の外周面に、等速ジョイント15の外輪部材15aがスプライン結合されている。
出力軸25に結合された等速ジョイント15は、ドライブシャフト16を介して駆動輪53に接続される(図3)。
出力軸25のアウトボード側の端部と側面ケーシング20bL、20bRに形成した開口部との間には、シール部材39を設け、減速機2L、2Rに封入された潤滑油の漏洩を防止している。
減速機2L、2Rの入力軸23、中間軸24、出力軸25の歯車の配置は、図5に示すとおりである。図5は、右側の減速機2Rを示している。
この発明では、前記ラジエター9と、モータケーシング3L、3Rの冷却通路4とを接続する吸入用配管7と吐出用配管8を、図3に示すように、中央の減速機ケーシング20の外面に設けた配管係止具10によって係止することにより、車体の中央に纏めて支持し、吸入用配管7と吐出用配管8の揺れを軽減しているが、吸入用配管7と吐出用配管8は長いので、その揺れをさらに軽減するために、図6に示すように、その途中部分をバネ等の弾性支持部材40によって車体のシャーシ51に弾性的に支持することが好ましい。
次に、図7及び図8は、この発明の他の実施形態を示している。
この実施形態は、左右の2基の電動モータ1L、1Rの中央に位置する2基の減速機2L、2Rを収容する減速機ケーシング20の外面に、吸入用配管7と吐出用配管8をそれぞれ分岐する分岐配管ボックス41を配管係止具10にした例である。
この分岐配管ボックス41の分岐した配管を左右2基の電動モータ1L、1Rの冷却通路4の冷却液吸入口5と冷却液吐出口6に接続することにより、分岐配管ボックス41とラジエター9間の配管を、単一の吸入用配管7と吐出用配管8にして、吸入用配管7と吐出用配管8の本数を軽減することができる。
次に、図9及び図10は、この発明の他の実施形態を示している。
この実施形態は、図7及び図8の実施形態における分岐配管ボックス41とラジエター9間を繋ぐ吸入用配管7の途中に、左右の電動モータ1L、1Rに電力を供給するインバータ42の冷却回路を設け、電動モータ1L、1Rを冷却する前に、許容温度が低いインバータ42を先に冷却している。
この発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲において、さらに種々の形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内の全ての変更を含む。
1L、1R :電動モータ
2L、2R :減速機
3L、3R :モータケーシング
3aL、3aR :モータケーシング本体
3bL、3bR :外側壁
3cL、3cR :内側壁
4 :冷却通路
5 :冷却液吸入口
6 :冷却液吐出口
7 :吸入用配管
8 :吐出用配管
9 :ラジエター
10 :配管係止具
11 :ステータ
12 :ロータ
12a :モータ軸
13 :シール部材
14a、14b :転がり軸受
15 :等速ジョイント
15a :外輪部材
16 :ドライブシャフト
20 :減速機ケーシング
20a :中央ケーシング
20bL、20bR :側面ケーシング
21 :仕切り壁
22L、22R :収容室
23 :入力軸
23a :入力歯車
24 :中間軸
24a :大径歯車
24b :小径歯車
25 :出力軸
25a :出力歯車
26L、26R :ボルト
27a、27b :ボス部
28a、28b :転がり軸受
29 :ボルト
30 :ボルト
31 :シール部材
32、33 :ボス部
34a、34b :転がり軸受
35、36 :ボス部
37a、37b :転がり軸受
39 :シール部材
40 :弾性支持部材
41 :分岐配管ボックス
42 :インバータ
51 :シャーシ
52 :前輪
53 :駆動輪
A :2モータ車両駆動装置
B :電気自動車
2L、2R :減速機
3L、3R :モータケーシング
3aL、3aR :モータケーシング本体
3bL、3bR :外側壁
3cL、3cR :内側壁
4 :冷却通路
5 :冷却液吸入口
6 :冷却液吐出口
7 :吸入用配管
8 :吐出用配管
9 :ラジエター
10 :配管係止具
11 :ステータ
12 :ロータ
12a :モータ軸
13 :シール部材
14a、14b :転がり軸受
15 :等速ジョイント
15a :外輪部材
16 :ドライブシャフト
20 :減速機ケーシング
20a :中央ケーシング
20bL、20bR :側面ケーシング
21 :仕切り壁
22L、22R :収容室
23 :入力軸
23a :入力歯車
24 :中間軸
24a :大径歯車
24b :小径歯車
25 :出力軸
25a :出力歯車
26L、26R :ボルト
27a、27b :ボス部
28a、28b :転がり軸受
29 :ボルト
30 :ボルト
31 :シール部材
32、33 :ボス部
34a、34b :転がり軸受
35、36 :ボス部
37a、37b :転がり軸受
39 :シール部材
40 :弾性支持部材
41 :分岐配管ボックス
42 :インバータ
51 :シャーシ
52 :前輪
53 :駆動輪
A :2モータ車両駆動装置
B :電気自動車
Claims (4)
- 左右の駆動輪をそれぞれ独立して駆動させる2基の電動モータと、この2基の電動モータの動力を個別に減速して左右の駆動輪に伝達する2基の減速機とを備え、この2基の減速機を左右並列に収容する減速機ケーシングを中央にしてその左右に2基の電動モータのモータケーシングを固定配置した2モータ車両駆動装置において、前記左右のモータケーシングにそれぞれ冷却液を流す冷却通路を設け、この冷却通路の冷却液供給口とラジエターとを吸入用配管によって接続し、冷却通路の冷却液吐出口とラジエターとを吐出用配管によって接続し、冷却通路の冷却液供給口に接続された吸入用配管と冷却通路の冷却液吐出口とを配管係止具によって減速機ケーシングの中央部に纏めて支持したことを特徴とする車両駆動装置。
- 前記配管係止具を、吸入用配管と吐出用配管をそれぞれ分岐する分岐配管を備える分岐配管ボックスによって構成し、この分岐配管ボックスから分岐された吸入用配管を左右のモータケーシングの冷却通路の供給口に接続し、分岐配管ボックスから分岐された吐出用配管を左右のモータケーシングの冷却通路の吐出口に接続し、ラジエターから中央の減速機ケーシングの分岐配管ボックスまでの吸入用配管と吐出用配管をそれぞれ単一の配管によって構成したことを特徴とする請求項1記載の車両駆動装置。
- 前記2基の電動モータに電力を供給するインバータを備え、前記ラジエターと中央の減速機ケーシングとの間の冷却液の吸入用配管の途中にインバータの冷却回路を設けたことを特徴とする請求項2に記載の車両駆動装置。
- 前記ラジエターが車体の前方に設置されている請求項1〜3のいずれかに記載の車両駆動装置。
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JP2016168956A true JP2016168956A (ja) | 2016-09-23 |
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JP2018130992A (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-23 | 本田技研工業株式会社 | 電動機ユニット及び電気機器 |
CN110190704A (zh) * | 2019-04-10 | 2019-08-30 | 苏州范特瑞德体育科技有限公司 | 一种电动助力自行车用中置电机 |
US11398763B2 (en) * | 2019-12-16 | 2022-07-26 | Caterpillar Inc. | Lubrication system for an electric motor |
-
2015
- 2015-03-13 JP JP2015050859A patent/JP2016168956A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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