JP2016179878A - 乗客コンベア - Google Patents

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Shohei Kanayama
翔平 金山
秀樹 桑村
Hideki Kuwamura
秀樹 桑村
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【課題】踏み段の浮き上がりによる安全装置の動作感度を維持しつつ、瞬間的な踏み段の浮き上がりによる安全装置の誤動作を抑制できる乗客コンベアを提供する。【解決手段】押さえレール6に這わせるように所定の長さに亘って設置され、後輪7が浮き上がって押さえレール6と接触した位置を検出する検出部5と、検出部5により検出した後輪7の浮き上がりの状態から、後輪7の浮き上がりが継続しているか、瞬間的に発生しているかを判定する制御部3とを備え、検出部5にて後輪7の浮き上がりを検出した場合に、制御部3にて浮き上がりの検出位置の移動量を確認し、一定量以上検出が継続した場合に、後輪7が何らかの異常により浮き上がっていると判断して踏み段の浮き上がりの異常を検出し、検出が瞬間的なものであった場合は、誤動作として踏み段3の浮き上がりの異常の検出を行なわないようにする。【選択図】図2

Description

本発明は、乗客コンベアに関する。
本技術分野の背景技術として、特許文献1には、無端状に連結された踏み段が前輪と後輪をガイドレールに案内されて移動することにより、乗客を搬送するエスカレータにおいて、隣接する踏み段の段差が徐々に減少する過程では隙間を隔てて後輪と対向するように押さえレールを上方に配置し、押さえレールには後輪の上方偏位を検出する安全スイッチを設けるととともに、安全スイッチの動作ゾーン手前に後輪を押し下げる案内部材を設けることにより、安全スイッチの手前では踏み段の後輪を強制的に押し下げることにより軽微な踏み段浮き上がりによる安全スイッチの動作を回避するものが記載されている。
また、特許文献2には、安全装置の動作を読み取るための印加電圧をパルス化し、パルス化された印加電圧を、安全装置の接点信号を介して読み取り、読み取り結果のON/OFF状態に基づいて安全装置の動作状態を判断することにより、安全装置で荷物等の接触により発生する瞬間的な動作が発生した際に、乗客コンベアの不要な停止を防止し、利便性の低下を防止することのできる乗客コンベアの制御装置および乗客コンベアの制御方法が記載されている。
特開2000−264563号公報 特開2013−241225号公報
しかしながら、特許文献1では、乗客コンベアの軽微な踏み段浮き上がりによる安全装置の誤動作を抑えるものであり、誤動作を抑える方法として、安全装置の動作ゾーン手前に後輪を押し下げる案内部材を設けることにより、安全装置の手前では踏み段の後輪を強制的に押し下げ、安全装置の動作を回避する構造を提案している。本構造であれば安全装置の誤動作の抑制は可能であるが、本来安全装置が動作すべき状態である踏み段の浮き上がり自体も押さえることとなるため、本来検出すべき異常を検出することができなくなる可能性がある。また、安全スイッチの検出箇所が一点であるため、瞬間的な踏み段の浮き上がりによって誤動作する可能性がある。
また、特許文献2では、乗客コンベアの安全装置の動作時間(検出までにかかる時間)を制御装置で調整し、安全装置の瞬間的な動作を安全装置の誤検出と判定し不要な安全装置の動作を抑制する方法を提案している。本制御方式であれば、安全装置の検出箇所が一点であっても、安全装置の瞬間的な動作による誤動作の抑制は可能であるが、誤報を防ぐために安全装置が動作したと判断するための動作時間(検出までにかかる時間)を長くすると失報、すなわち、異常検出することができなくなる可能性が高まるため、安全装置の動作時間の調整時間の範囲が限られてしまうという問題がある。
本発明の目的は、踏み段浮き上がりを検出する安全装置を備えた乗客コンベアにおいて、踏み段の浮き上がりによる安全装置の動作感度を維持しつつ、瞬間的な踏み段の浮き上がりによる安全装置の誤動作を抑制できる乗客コンベアを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の乗客コンベアは、例えば、無端状に連結されて循環移動する複数の踏み段と、前記踏み段に設けられた前輪および後輪と、前記前輪および後輪を案内するガイドレールと、隣接する前記踏み段の段差が徐々に減少する過程において隙間を隔てて前記後輪と対向するように前記ガイドレールの上方に配置された前記後輪の浮き上がりを抑制する押さえレールと、前記踏み段の浮き上がりの異常を検出する安全装置とを備えた乗客コンベアにおいて、前記安全装置は、前記押さえレールに這わせるように所定の長さに亘って設置され、前記後輪が浮き上がって前記押さえレールと接触した位置を検出する検出部と、前記検出部により検出した前記後輪の浮き上がりの状態から、前記後輪の浮き上がりが継続しているか、瞬間的に発生しているかを判定する制御部とを備え、前記検出部にて前記後輪の浮き上がりを検出した場合に、前記制御部にて浮き上がりの検出位置の移動量を確認し、一定量以上検出が継続した場合に、前記後輪が何らかの異常により浮き上がっていると判断して前記踏み段の浮き上がりの異常を検出し、検出が瞬間的なものであった場合は、誤動作として前記踏み段の浮き上がりの異常の検出を行なわないことを特徴とする。
本発明によれば、踏み段の浮き上がりによる安全装置の動作感度を維持しつつ、瞬間的な踏み段の浮き上がりによる安全装置の誤動作を抑制できる。
本発明の乗客コンベア装置の一実施例を示す構成図。 本発明の実施例の安全装置の構成を示す側面図。 本発明の実施例の安全装置の構成を示す正面図。 本発明の実施例の動作を示すフローチャート。
本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。尚、各図において、同一又は類似の構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施例では、圧力検出センサを用い踏み段の浮き上がりを安全装置の異常検出の感度を維持しつつ、瞬間的な踏み段の浮き上がりにより安全装置の誤動作を抑制する踏み段の浮き上がりの異常を検出する安全装置を備えた乗客コンベアの例を説明する。
図1は、本発明の乗客コンベア装置の一実施例を示す構成図である。乗客コンベア1は、上部、下部に踏み段浮き上がり検出部2a、2bを備え、踏み段浮き上がり検出部2a、2bから検出した圧力センサの検出信号から、浮き上がった踏み段後輪の移動量を記憶する記憶部4と、記憶部4にて記憶した移動量が異常検出閾値を超えた場合に乗客コンベア1の動作継続、動作停止を判定する制御部3とを備える。
図2は、本発明の実施例の安全装置の構成を示す側面図である。図3は、本発明の実施例の安全装置の構成を示す正面図である。図2、図3は、上部踏み段浮き上がり検出部2aの拡大図である。踏み段浮き上がり検出部2aは、踏み段後輪7の浮き上がりを抑制する押さえレール6に這わせるように所定の長さに亘って設置され、踏み段後輪7の浮き上がりを検出する検出センサ5を有している。検出センサ5は押さえレール6に沿って配置されており、踏み段後輪7が浮き上がった場合に検出センサ5が踏み段後輪7と接触したときの圧力を検出し、踏み段後輪7の浮き上がりを検出する。検出センサ5により、踏み段後輪7の浮き上がりの位置、時間が検出可能であり、従来の1点のみで検出する方式とは異なり検出センサ5は所定の長さに亘って設置されているので、踏み段9が移動しても浮き上がった状態で移動していることと、浮き上がりの位置や時間が検出可能である。
図4は、本発明の実施例の動作を示すフローチャートである。ステップS1では、検出センサ5により踏み段の浮き上がりが検出されたかを制御部3により判定する。検出されていない場合は踏み段の浮き上がりが無いとしてステップS1に戻って動作を継続する。
検出センサ5により踏み段の浮き上がりが検出された場合は、ステップS2により、記憶部4に検出位置を記録することで、検出センサ5が踏み段後輪7の浮き上がりを検出た状態が継続する検出位置の移動量を記憶部4に記録する。
次にステップS3により、制御部3にて記憶部4に記録した検出センサ5の移動量が異常検出閾値を越えたか否か、すなわち、踏み段後輪7の浮き上がりが継続しているか否かを判定する。移動量が異常検出閾値を超えていた場合、踏み段後輪7の浮き上がりの継続、すなわち、踏み段3の浮き上がりの異常を検出し乗客コンベア1が破損する恐れがあると判断して安全装置が動作し(ステップS4)、制御部3により乗客コンベア1を停止する(ステップS5)。移動量が異常検出閾値を超えていない場合は、乗客の踏み段3の蹴り飛ばし等の一過性の要因により検出しているとし、記憶部4をクリアしてステップS1に戻り、制御部3により乗客コンベア1の動作を継続する。上記ステップS1〜ステップS5を継続しておこなう。
すなわち、無端状に連結されて循環移動する複数の踏み段3と、踏み段3に設けられた前輪8および後輪7と、前輪7および後輪8を案内するガイドレール10と、隣接する踏み段3の段差が徐々に減少する過程において隙間を隔てて後輪7と対向するようにガイドレール10の上方に配置された後輪7の浮き上がりを抑制する押さえレール6と、踏み段3の浮き上がりの異常を検出する安全装置とを備えた乗客コンベア1において、この安全装置は、押さえレール6に這わせるように所定の長さに亘って設置され、後輪7が浮き上がって押さえレール6と接触した位置を検出する検出部5と、検出部5により検出した後輪7の浮き上がりの状態から、後輪7の浮き上がりが継続しているか、瞬間的に発生しているかを判定する制御部3とを備え、検出部5にて後輪7の浮き上がりを検出した場合に、制御部3にて浮き上がりの検出位置の移動量を確認し、一定量以上検出が継続した場合に、後輪7が何らかの異常により浮き上がっていると判断して踏み段の浮き上がりの異常を検出し、検出が瞬間的なものであった場合は、誤動作として踏み段3の浮き上がりの異常の検出を行なわないようにすることで、踏み段3の浮き上がりを安全装置の異常検出の感度を維持しつつ、瞬間的な踏み段3の浮き上がりによる安全装置の誤動作を抑制する踏み段3の浮き上がりの異常を検出する安全装置を備えた乗客コンベア1を提供することができる。
ここで、検出部5として、後輪7と押さえレール6との間に圧力を検出する検出センサ5を備え、検出センサ5と後輪7が接触することにより後輪7の浮き上がりを検出し、検出位置の移動を制御部3にて判定することにより踏み段3の浮き上がりの異常を検出することが望ましい。ここで、検出センサ5は、圧力センサに限られず、例えば近接センサなどのように後輪7の接触または異常な接近を検出できるものであれば他のセンサであってもよい。
以上、本発明の実施例を説明してきたが、これまでの実施例で説明した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。
1 乗客コンベア
2a 上部踏み段浮き上がり検出部
2b 下部踏み段浮き上がり検出部
3 制御部
4 記憶部
5 検出センサ
6 押さえレール
7 踏み段後輪
8 踏み段前輪
9 踏み段
10 ガイドレール

Claims (2)

  1. 無端状に連結されて循環移動する複数の踏み段と、前記踏み段に設けられた前輪および後輪と、前記前輪および後輪を案内するガイドレールと、隣接する前記踏み段の段差が徐々に減少する過程において隙間を隔てて前記後輪と対向するように前記ガイドレールの上方に配置された前記後輪の浮き上がりを抑制する押さえレールと、前記踏み段の浮き上がりの異常を検出する安全装置とを備えた乗客コンベアにおいて、
    前記安全装置は、前記押さえレールに這わせるように所定の長さに亘って設置され、前記後輪が浮き上がって前記押さえレールと接触した位置を検出する検出部と、前記検出部により検出した前記後輪の浮き上がりの状態から、前記後輪の浮き上がりが継続しているか、瞬間的に発生しているかを判定する制御部とを備え、前記検出部にて前記後輪の浮き上がりを検出した場合に、前記制御部にて浮き上がりの検出位置の移動量を確認し、一定量以上検出が継続した場合に、前記後輪が何らかの異常により浮き上がっていると判断して前記踏み段の浮き上がりの異常を検出し、検出が瞬間的なものであった場合は、誤動作として前記踏み段の浮き上がりの異常の検出を行なわないことを特徴とした乗客コンベア。
  2. 前記検出部として、前記後輪と前記押さえレールとの間に圧力を検出する検出センサを備え、前記検出センサと前記後輪が接触することにより前記後輪の浮き上がりを検出し、検出位置の移動を前記制御部にて判定することにより前記踏み段の浮き上がりの異常を検出することを特徴とした請求項1に記載の乗客コンベア。
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CN113845001B (zh) * 2021-09-23 2024-05-24 日立电梯(广州)自动扶梯有限公司 扶梯压轨高度调整异常的诊断方法、装置和信号处理装置

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