JP2008174326A - 乗客コンベアの異常検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性の高い自己診断機能を備えた異常検出装置を提供する。
【解決手段】踏板が移動して反転する乗客コンベアの乗降口の異常を検出する異常検出装置において、踏板の進行方向に形成された溝と噛み合う櫛部を先端に備えた櫛板部に伝播する衝撃を検知して、電圧を生じさせるセンサ4と、このセンサ4から生じた電圧を予め設定された基準と比較して判別する比較判別部12と、この比較判別部12により判別された結果に基づいて異常信号を出力する異常報知部13と、センサ4にテスト信号を出力するとともに、比較判別部12で判別された結果を入力し、その入力結果に基づいて異常信号を出力するテスト信号出力部14を備える構成とする。これによれば、電気信号をセンサ4に直接出力して装置の機能を診断することができるため、装置の信頼性を確保することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、乗客コンベアの乗降口にかかる異物衝突、櫛欠損などを検出する異常検出装置に関する。
一般に、エスカレータや電動道路などの乗客コンベアは、無端状に連結された踏板を下階と上階との間で循環させて、利用者を搬送するようになっている。踏板には、その進行方向と平行に溝が形成されており、踏板が反転する乗降口の乗降床には、踏板の溝と噛み合う櫛が先端に取り付けられた櫛板が設けられている。
ところで、例えば、踏板が異物などを溝に挟んだ状態で移動した場合、乗降口において異物が櫛部の歯と衝突し、櫛部に欠損が生じるおそれがある。このように、櫛部に欠損が生じると、利用者の靴などが欠損部に挟まるおそれがあることから、異物の詰まりや櫛部の欠損がないかどうか、目視によって日常点検が行われている。しかし、このような欠損が点検から漏れると、そのまま運転が継続される。
そこで、エスカレータの乗降口において、櫛部が欠損するときに櫛板に伝播する衝撃振動を衝撃検出センサで検知し、これを電圧信号に変換した後、基準電圧と比較して異常発生を報知することにより、櫛部の欠損をいち早く検出して知らせるようにした異常検出装置が開示されている(特許文献1参照。)。
特開平5−155576号公報(第2図、第4図)
しかしながら、このような異常検出装置を備えた場合、装置自体が正常に動作しているか否かを点検する診断方法が必要になってくる。このような装置の日常点検においては、簡単、かつ信頼性の高い診断方法が要求されるが、例えば、衝撃検出センサを評価する際に、櫛板にテスト衝撃を与えても、衝撃力のばらつきなどにより信頼性の高い診断を行うことができないという問題がある。
また、装置の部品単体の診断に限らず、付随回路を含めた装置全体の異常を検知する方法が求められている。
本発明は、信頼性の高い自己診断機能を備えた異常検出装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、無端状に複数連結された踏板が移動して反転する乗客コンベアの乗降口の異常を検出する異常検出装置において、踏板の進行方向に形成された溝と噛み合う櫛部を先端に備えた櫛板部と、この櫛板部に伝播する衝撃を検知して電圧を生じさせるセンサと、このセンサから生じた電圧を予め設定された基準と比較して判別する比較判別部と、この比較判別部により判別された結果に基づいて異常信号を出力する異常報知手段とを備え、センサにテスト信号を出力するとともに、比較判別部で判別された結果を入力し、その入力結果に基づいて異常信号を出力する自己診断手段を含むことを特徴としている。
このように、自己診断手段を備えることにより電圧のテスト信号をセンサに直接入力し、センサから出力される電気信号でセンサを含む異常検出系を評価することができる。これにより診断の精度を高め、装置の信頼性を確保することができる。例えば、比較判別部から自己診断手段に入力された信号が異常を示すものである場合、センサから比較判別部に至る経路の何れかに異常があるものとみなすことができる。また、自己診断手段から出力される異常信号の出力先を異常報知手段とすることにより異常報知手段の異常を検知することができる。
この場合において、自己診断手段は、タイマー機能を備え、設定時間又は設定時刻に応じてテスト信号を出力するようにしてもよい。これによれば、例えば、建物の営業時間外など、乗客コンベアを停止させる所定の時刻にあわせて、自己診断を自動的に行うことができる。
また、自己診断手段は、乗客コンベアの運転状況に応じてテスト信号を出力することもできる。これによれば、例えば、乗客コンベアの運転起動時や運転停止時などにあわせて、自己診断を自動的に行うことができる。
本発明によれば、信頼性の高い自己診断機能を備えた異常検出装置を提供することができる。
以下、本発明をエスカレータに適用してなる異常検出装置の実施の形態の一例について図を参照して説明する。図1は、本発明を適用してなるエスカレータの乗降口の櫛板近傍の側面図である。図2は、本発明を適用してなるエスカレータの乗降口の櫛板近傍の上面図である。図3は、本発明を適用してなるエスカレータの異常検出装置の回路ブロック図である。
本実施の形態のエスカレータは、無端状に連結された踏板5を下階と上階との間で循環させて、利用者を搬送するようになっている。踏板5には、その進行方向と平行に溝が形成されており、踏板5が反転する乗降口の乗降床には、踏板5の溝と噛み合う櫛1が先端に取り付けられた櫛板2が設けられている。
櫛板2の踏板5に向かって前方の左右の上面には、衝撃検出部4が二つ配置されている。衝撃検出部4には、櫛板部2を伝播する衝撃力を受けて電圧信号に変換する圧電素子を用いた加速度センサ3が備えられている。なお、衝撃検出部4は、櫛板2の左右のいずれか一方に配置する構成であってもよい。
このように構成されるエスカレータの乗降口において、例えば、踏板5の溝内に異物が挟まり、この状態で踏板5が移動すると、異物が櫛1の歯と衝突して衝撃力が発生する。この衝撃力が櫛板2を伝播して衝撃検出部4に捉えられると、異常検出装置が作動して異常信号を報知し、必要に応じてエスカレータの運転は停止するようになっている。
次に、本実施の形態の特徴となる異常検出装置の構成について説明する。本実施の形態の異常検出装置は、図3に示すように、加速度センサ3を有する衝撃検出部4、増幅回路11、比較判別部12、異常報知部13、テスト信号出力部14を備えて構成される。図の矢印の方向は電気信号が流れる様子を示している。なお、衝撃検出部4以外の他の構成については、例えば、櫛板2の下面側に配置されている。
このような構成の異常検出装置において、櫛板2にかかる衝撃を検出する動作について説明する。まず、衝撃検出部4に衝撃力が伝播すると、加速度センサ3から所定の電圧が発生し、この電圧は、増幅回路11で増幅される。そして比較判別部12において予め設定された基準と比較され、その結果に基づいて所定の信号が決定される。ここで、異常とみなされたときは、異常報知部13に向けて、異常検出信号が出力され、異常が検出されないときは、正常信号が出力されるか、或いは、何らの信号も出力されない。異常報知部13においては、異常検出信号が入力されると、ブザー、警報ランプなど所定の手段によって報知され、必要に応じてエスカレータの運転が停止される。
次に、異常検出装置自体が正常に動作しているか否かを判断する自己診断の動作について説明する。テスト信号出力部14から、例えば、パルス状のテスト信号が衝撃検出部4の加速度センサ4に向けて出力されると、これを受けて、加速度センサ4は、所定の電圧を発生する。この電圧は、増幅回路11で増幅された後、比較判別部12において予め設定された基準と比較される。
ここで、比較判別部12には、予め、テスト信号出力部14から切替信号が入力されることにより、比較判別部12で発生する異常検出信号、正常信号は、異常報知部13ではなく、テスト信号出力部14に向けて出力される。つまり、比較判別部12は、切替信号の入力により出力先が異常報知部13からテスト信号出力部14に切り替えられる。これにより、テスト信号出力部14は、入力された信号に基づいて、故障検出信号又は必要に応じて正常信号を発生させる。これらの信号の出力先は、図示しない報知手段であってもよいし、異常報知部13であってもよい。
例えば、テスト信号出力部14から衝撃検出部4に向けて、異常につながるテスト信号を出力したにもかかわらず、テスト信号出力部14には、正常信号が入力され、或いは、何らの信号も入力されない場合、テスト信号出力部14は故障検出信号を出力し、これを受けた報知手段は異常の発生を知らせる。これにより衝撃検出部4から比較判別部12に至る経路の何れかに異常があることがわかる。この場合において、報知手段を異常報知部13とした場合、異常報知部13において異常の発生が報知されなければ、異常報知部13の故障を検知することができる。
また、テスト信号出力部14は、例えば、タイマー機能を備え、設定時間に基づいてテスト信号を出力するようにしてもよい。これによれば、所定の間隔で異常検出装置の自己診断を自動的に行うことができる。また、設定時刻に基づいてテスト信号を出力するようにすれば、例えば、エスカレータの運転を停止させる所定の時刻にあわせて、自己診断を自動的に行うことができる。
また、テスト信号出力部14は、エスカレータの運転状況に応じてテスト信号を出力するようにしてもよい。これによれば、例えば、エスカレータの運転起動時や運転停止時などにあわせて、自己診断を自動的に行うことができる。
上述したように、本実施の形態の異常検出装置によれば、定期的な日常点検において、テスト信号出力部14から所定の電圧信号を衝撃検出部4に出力するとともに、異常があれば、その結果を直ちに知らせることができるため、装置の信頼性を向上させることができ、エスカレータの安全性を従来よりも増して高く維持することができる。
なお、本実施の形態では、異常検出装置の中に自己診断機能を含めた構成について説明したが、この構成に限定されず、例えば、必要に応じて自己診断機能を従来の異常検出装置に接続して自己診断することも可能である。
本発明を適用してなるエスカレータの乗降口の櫛板近傍の側面図である。 本発明を適用してなるエスカレータの乗降口の櫛板近傍の上面図である。 本発明を適用してなるエスカレータの異常検出装置の回路ブロック図である。
符号の説明
1 櫛
2 櫛板
3 衝撃検出部
4 加速度センサ
5 踏板
11 増幅回路
12 比較判別部
13 異常報知部
14 テスト信号出力部

Claims (3)

  1. 無端状に複数連結された踏板が移動して反転する乗客コンベアの乗降口の異常を検出する異常検出装置において、
    前記踏板の進行方向に形成された溝と噛み合う櫛部を先端に備えた櫛板部と、該櫛板部に伝播する衝撃を検知して電圧を生じさせるセンサと、該センサから生じた電圧を予め設定された基準と比較して判別する比較判別部と、該比較判別部により判別された結果に基づいて異常信号を出力する異常報知手段とを備え、
    前記センサにテスト信号を出力するとともに、前記比較判別部で判別された結果を入力し、その入力結果に基づいて異常信号を出力する自己診断手段を含むことを特徴とする乗客コンベアの異常検出装置。
  2. 前記自己診断手段は、タイマー機能を備え、設定時間又は設定時刻に応じて前記テスト信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの異常検出装置。
  3. 前記自己診断手段は、乗客コンベアの運転状況に応じて前記テスト信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの異常検出装置。
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