JP2016178409A - 音信号処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 スロットに配置されたプラグインに対しプロセッサの処理能力を無駄なく割り当てて動作させるとともに、スロットに対するプラグインの配置を、実行中の信号処理に与える影響を抑えつつ変更できるようにする。
【解決手段】 予め保存されているプリセット(b)を呼び出す場合に、その時点で配置されているプラグインと、そのプリセットを呼び出した後に配置されるプラグインとが同じである第1スロットを特定し、その第1スロットに配置されているプラグインに関する信号処理を継続しつつ、その第1スロット以外のスロットに配置されているプラグインに対するリソースの割り当てを解除する。その後、そのプリセットを呼び出した後の配置において上記第1スロット以外のスロットに配置される各プラグインに対してリソースを割り当てる。
【選択図】 図5
【解決手段】 予め保存されているプリセット(b)を呼び出す場合に、その時点で配置されているプラグインと、そのプリセットを呼び出した後に配置されるプラグインとが同じである第1スロットを特定し、その第1スロットに配置されているプラグインに関する信号処理を継続しつつ、その第1スロット以外のスロットに配置されているプラグインに対するリソースの割り当てを解除する。その後、そのプリセットを呼び出した後の配置において上記第1スロット以外のスロットに配置される各プラグインに対してリソースを割り当てる。
【選択図】 図5
Description
この発明は、音信号処理装置及び、コンピュータに音信号処理装置の機能を実現させるためのプログラムに関する。
従来から、デジタルミキサ、プロセッサ、DAW(Digital Audio Workstation)等の音信号処理装置において、予め用意された複数の仮想的な配置位置(スロット)に、ユーザが所望のプラグインを配置できるようにすることが行われている。このような音信号処理装置は、ユーザにより配置された各プラグインに信号処理用DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)の処理能力(リソース)を割り当てて、DSPのその割り当てたリソースを用いて各プラグインを動作させる。
このような音信号処理装置として、例えば、特許文献1には、割り当てるDSPリソースが複数の各スロット毎に予め固定的に決められているものが記載されている(従来例1)。それ以外に、複数の各スロットにプラグインを配置し、その配置されたプラグインにDSPリソースを割り当てるものがある(従来例2)。
また、これらの音信号処理装置は、通常、信号処理用の設定(プリセット)を複数記憶するプリセットメモリを備える。このプリセットメモリは、シーンメモリやライブラリと呼ばれる場合もある。従来例1の音信号処理装置のプリセットには、スロットへのプラグインの配置情報が含まれており、ユーザが所望のプリセットをリコールすると、音信号処理装置の複数のスロットに、その選択されたプリセットで指定されているプラグインが一括で配置される。従来例2の音信号処理装置のプリセットには、後述する事情により、スロットへのプラグインの配置情報が含まれていない。
従来例1の音処理装置では、全部の各スロットにリソースが予め割り当てられているので、プラグインが配置されていないスロットのリソースが無駄になってしまうという不都合があった。
従来例2の音処理装置にはそのようなリソースの無駄はないが、逆に、リソースが無駄なく割り当てられているため、プラグインの配置情報を含むプリセットをリコールする場合には、そのリコール後にスロットに配置される全部のプラグインに対し、リソースの再割り当てが必要となる。そして、このリソースの再割り当てでは、無視できない時間にわたり、信号処理された音信号を出力できない期間が発生する。例えば、リバーブのような長時間遅延を含む信号処理では、再割り当てに伴いリソースが解放されると、遅延バッファのデータはクリアされて、そこに再度データが蓄積されるまで、複数サンプリング周期にわたり残響音が消えてしまう。
この事情から、従来例2の音信号処理装置では、信号処理を行っている間、プラグインの配置を固定とし、リソースの再割り当てが起こらないようになっていた。ユーザは、信号処理前の構成モードでのみ、複数スロットへのプラグインの配置を変更でき、その後、信号処理の稼働モードに入った後は、再び構成モードに切り替えるまで、プラグインの配置変更ができなかった。そのため、ユーザは、構成モードにおいて、複数のスロットに、稼働モードで使う可能性がある全プラグインを配置しなければならなかった。稼働モードでは、配置された全プラグインが常時使用されるわけではなく、その時々に、使用されずリソースが無駄となるプラグインが存在していた。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、プラグインに対しプロセッサの処理リソースを無駄なく割り当てて動作させることができ、かつ、プラグインの配置を、実行中の信号処理に与える影響を抑えつつ変更できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、この発明の音信号処理装置は、複数の各スロットにプラグインを配置し、配置された各プラグインに処理リソースを割り当てて、その割り当てた処理リソースを用いてその各プラグインに関する信号処理を実行させる音信号処理装置でにおいて、上記複数のスロットへのプラグインの配置を指定するプリセットを、複数記憶する記憶手段と、上記複数のプリセットのうちの1のプリセットについて、複数のスロットの中から、現在配置されているプラグインとそのプリセットのリコール後に配置されるプラグインとが同じであるスロットを第1スロットとして特定する特定手段と、上記1のプリセットをその音信号処理装置にリコールするリコール手段であって、その第1スロットに配置されたプラグインに対する処理リソースの割り当てを維持したまま、その第1スロット以外のスロットに配置されたプラグインに対する上記処理リソースの割り当てを解除し、上記複数のスロットに、上記1のプリセットに基づいてプラグインを配置するとともに、上記リコール後の配置において上記第1スロット以外のスロットに配置されたプラグインに対して上記信号処理手段の使用されていない処理リソースを割り当てるリコール手段とを設けたものである。
このような音信号処理装置において、上記スロットのうち上記呼出手段による呼び出しを無効にするスロットを設定する無効設定手段を設け、上記特定手段が、上記無効設定手段が呼び出しを無効に設定しているスロットも上記第1スロットとして特定し、上記リコール手段が、上記複数のスロットのうちの呼び出しが無効にされていないスロットに、上記1のプリセットで指定されたプラグインを配置するようにするとよい。
さらに、上記リコール手段が、上記第1スロット以外のスロットに配置されるプラグインの全てに対しては上記信号処理手段の処理リソースを割り当てることができなかった場合に、その旨をユーザに通知する通知手段を備えるとよい。
さらに、上記リコール手段が、上記第1スロット以外のスロットに配置されるプラグインの全てに対しては上記信号処理手段の処理リソースを割り当てることができなかった場合に、その旨をユーザに通知する通知手段を備えるとよい。
さらに、上記リコール手段が、上記第1スロット以外のスロットに配置されるプラグインの全てに対しては上記信号処理手段の処理リソースを割り当てることができなかった場合に、上記第1スロットに配置されているプラグインの少なくとも一部に対する上記処理リソースの割り当てを解除した後、上記リコール後に配置されるプラグインのうち上記信号処理手段の処理リソースが未だ割り当てられていないものに対し、上記信号処理手段の使用されていない処理リソースを割り当てるとよい。
あるいは、上記リコール手段が、上記第1スロット以外のスロットに配置されるプラグインの全てに対しては上記信号処理手段の処理リソースを割り当てることができなかった場合に、上記第1スロットのうち、上記無効設定手段が呼び出しを無効に設定しているスロット以外のスロットに配置されているプラグインに対する上記処理リソースの割り当てを解除した後、上記リコール後に配置されるプラグインのうち上記信号処理手段の処理リソースが未だ割り当てられていないものに対し、上記信号処理手段の使用されていない処理リソースを割り当てるとよい。
また、この発明は、上記のように装置として実施する他、システム、方法、プログラム、記録媒体等、任意の態様で実施することができる。
また、この発明は、上記のように装置として実施する他、システム、方法、プログラム、記録媒体等、任意の態様で実施することができる。
以上のようなこの発明の構成によれば、スロットに配置されたプラグインに対して、プロセッサの処理リソースを無駄なく割り当てて動作させるとともに、スロットに対するプラグインの配置を、実行中の信号処理に与える影響を抑えつつ変更することができる。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、図1に、この発明の音信号処理装置の実施形態であるデジタルミキサの構成を示す。
図1に示すように、デジタルミキサ10は、CPU11、フラッシュメモリ12、RAM13、PC(パーソナルコンピュータ)_I/O(入出力部)14、MIDI(Musical Instrument Digital Interface:商標)_I/O15、その他I/O16、表示器17、操作子18、波形I/O19、ミキシング処理部20、効果付与部21を備え、これらをシステムバス22により接続している。また、波形I/O19、ミキシング処理部20及び効果付与部21は、デジタル音信号であるオーディオデータを伝送するためのオーディオバス23によっても接続している。
まず、図1に、この発明の音信号処理装置の実施形態であるデジタルミキサの構成を示す。
図1に示すように、デジタルミキサ10は、CPU11、フラッシュメモリ12、RAM13、PC(パーソナルコンピュータ)_I/O(入出力部)14、MIDI(Musical Instrument Digital Interface:商標)_I/O15、その他I/O16、表示器17、操作子18、波形I/O19、ミキシング処理部20、効果付与部21を備え、これらをシステムバス22により接続している。また、波形I/O19、ミキシング処理部20及び効果付与部21は、デジタル音信号であるオーディオデータを伝送するためのオーディオバス23によっても接続している。
このうちCPU11は、デジタルミキサ10の動作を統括制御する制御手段であり、フラッシュメモリ12に記憶された所要のプログラムを実行することにより、波形I/O19における音信号の入出力や表示器17における表示の制御、操作子18の操作に従ったパラメータの編集、ミキシング処理部20及び効果付与部21における信号処理の制御といった処理を行う。
フラッシュメモリ12はCPU11が実行する制御プログラムやプリセット等を記憶する書き換え可能な不揮発性記憶手段であり、RAM13はCPU11が各種のデータを書き込み及び読み出しする揮発性記憶手段であり、CPU11のワークメモリとしても使用される。
PC_I/O14、MIDI_I/O15、その他I/O16はそれぞれ、種々の外部機器を接続し入出力を行うためのインタフェースであり、例えば、I/O14には外部のPCが接続され、I/O15にはフィジカルコントローラや電子楽器のようなMIDI対応機器が接続され、I/O16にはディスプレイ、マウス、文字入力用のキーボード等のUIデバイスが接続される。外部機器との通信に用いる規格は、イーサネット(商標)、USB(Universal Serial Bus)等、任意のものを採用することができる。有線無線も問わない。
PC_I/O14、MIDI_I/O15、その他I/O16はそれぞれ、種々の外部機器を接続し入出力を行うためのインタフェースであり、例えば、I/O14には外部のPCが接続され、I/O15にはフィジカルコントローラや電子楽器のようなMIDI対応機器が接続され、I/O16にはディスプレイ、マウス、文字入力用のキーボード等のUIデバイスが接続される。外部機器との通信に用いる規格は、イーサネット(商標)、USB(Universal Serial Bus)等、任意のものを採用することができる。有線無線も問わない。
表示器17は、CPU11の制御に従って種々の情報を表示する表示手段であり、例えば液晶パネル(LCD)や発光ダイオード(LED)によって構成できる。
操作子18は、デジタルミキサ10に対する操作を受け付けるためのものであり、種々のキー、ボタン、ロータリーエンコーダ、スライダ等によって構成できる。表示器17であるLCDに積層したタッチパネルを用いることもできる。
操作子18は、デジタルミキサ10に対する操作を受け付けるためのものであり、種々のキー、ボタン、ロータリーエンコーダ、スライダ等によって構成できる。表示器17であるLCDに積層したタッチパネルを用いることもできる。
波形I/O19は、DSP20で処理すべき音信号の入力を受け付け、また処理後の音信号を出力するためのインタフェースである。波形I/O19は、アナログ音信号を外部から受け取りデジタル音信号に変換してDSP20に供給するアナログ入力ポート、DSP20からのデジタル音信号をアナログ音信号に変換して出力するアナログ出力ポート、各種伝送形式のデジタル音信号を外部から受け取りDSP20に供給するデジタル入力ポート、DSP20からのデジタル音信号を各種伝送形式に変換して外部に出力するデジタル出力ポートを、それぞれ複数備える。
ミキシング処理部20は、複数のDSPを含むDSP群として構成され、波形I/O19からオーディオバスを介して供給されるデジタルの音信号にミキシングやイコライジング等の信号処理を施し、信号処理後の音信号をオーディオバスを介して再び波形I/O19に出力する機能を備える。その信号処理は各種処理パラメータの現在値(カレントデータ)により制御される。そのカレントデータは、上記操作子18の操作によりユーザが編集可能であり、RAM13あるいはDSPに備える所定のメモリに記録される。
効果付与部21は、ミキシング処理部20にて処理途中の音信号に対し、リバーブ、ディレイ、コーラス等の種々のプラグインを用いて音効果を付与することができる。このプラグインを使用する場合、ミキシング処理部20が行っている信号処理における、あるブロックとその次のブロックの間の所定位置で、前記あるブロックからの音信号を取り出してオーディオバスを介して効果付与部21に供給し、その音信号に対してプラグインの信号処理を施し音効果を付与して、効果付与後の音信号をオーディオバスを介してミキシング処理部20に戻して前記次のブロックに供給する。効果付与部21で行われる信号処理を制御する各種処理パラメータも、上述したカレントデータに含まれる。
図2により詳細な構成を示すが、効果付与部21も、複数のDSP(ここでは第1DSP31〜第4DSP34)を含むDSP群として構成される。そして、各DSPの処理能力(リソース)を、CPU11が後述するようにユーザによってスロットに配置された各プラグインエフェクトに割り当てることにより、効果付与部21に、その各プラグインエフェクトと対応する効果付与の信号処理を実行させる。
なお、ミキシング処理部20のものも効果付与部21のものも、各DSPは、外部から供給されるワードクロックに同期したサンプリング周期で信号処理を行う(スレーブ動作)か、あるいは所定のサンプリング周期で信号処理を行い、そのサンプリング周期に同期したワードクロックを外部に出力する(マスタ動作)。
また、オーディオバス23は、24ビットの信号を128チャンネル(ch)伝送可能である。各chは何れかのDSPあるいは波形I/O19の出力に割り当てられ、その割り当てられた出力は割り当てられたchへ信号を出力する。また、各出力からの信号を受け取りたいDSPあるいは波形I/O19の入力は、その出力に割り当てられたchから信号を取り込む。
また、オーディオバス23は、24ビットの信号を128チャンネル(ch)伝送可能である。各chは何れかのDSPあるいは波形I/O19の出力に割り当てられ、その割り当てられた出力は割り当てられたchへ信号を出力する。また、各出力からの信号を受け取りたいDSPあるいは波形I/O19の入力は、その出力に割り当てられたchから信号を取り込む。
次に、図3に、波形I/O19、ミキシング処理部20及び効果付与部21により実現される信号処理機能のブロック図を示す。
図3に示すように、ミキシング処理部20での信号処理は、入力パッチ43、入力ch44、ミキシング(MIX)バス45、MIX出力ch46、出力パッチ47を有する。
入力パッチ43では、12chある入力ch44のそれぞれに、波形I/O19のアナログ入力部41の複数のアナログ入力ポート及びデジタル入力部42の複数のデジタル入力ポートのいずれか1つの入力ポートをパッチし(割り当て)、割り当てた入力ポートからの音信号をその入力chに供給する。各入力chでは、入力パッチ32からの音信号に対してイコライザ、コンプレッサ等の一連の処理ブロックでそれぞれ信号処理を施し、信号処理後の音信号を、8系統のMIXバス45のうちの1または複数系統のバスへ送出する。なお、その送出時には、送出する音信号のレベルをバスごと個別に変更できる。
図3に示すように、ミキシング処理部20での信号処理は、入力パッチ43、入力ch44、ミキシング(MIX)バス45、MIX出力ch46、出力パッチ47を有する。
入力パッチ43では、12chある入力ch44のそれぞれに、波形I/O19のアナログ入力部41の複数のアナログ入力ポート及びデジタル入力部42の複数のデジタル入力ポートのいずれか1つの入力ポートをパッチし(割り当て)、割り当てた入力ポートからの音信号をその入力chに供給する。各入力chでは、入力パッチ32からの音信号に対してイコライザ、コンプレッサ等の一連の処理ブロックでそれぞれ信号処理を施し、信号処理後の音信号を、8系統のMIXバス45のうちの1または複数系統のバスへ送出する。なお、その送出時には、送出する音信号のレベルをバスごと個別に変更できる。
各MIXバス45では、各入力ch44から入力される音信号をミキシングし、ミキシング結果の音信号を、MIXバス45の系統ごとに設けられている8chのMIX出力ch46へ送出する。
各MIX出力ch46では、MIXバス45から入力される音信号に対してイコライザ、コンプレッサ等の一連の処理ブロックでそれぞれ信号処理を施し、信号処理後の音信号を出力パッチ47へ送出する。出力パッチ47では、MIX出力ch46のそれぞれに、波形I/O19の各出力端子と対応して設けられている複数のアナログ出力部48及び複数のデジタル出力部49のいずれか1つをパッチし、各MIX出力chの音信号をパッチ先の出力部から出力する。
各入力chの一連の処理ブロック間の所定位置、および、各出力chの一連の処理ブロック間の所定位置には、それぞれ4つのスロットが設けられており、その各スロットには、所望のプラグインエフェクト50(以下特に断らずに「プラグイン」と言った場合にはこのプラグインエフェクト50を指す)を配置できる。
各MIX出力ch46では、MIXバス45から入力される音信号に対してイコライザ、コンプレッサ等の一連の処理ブロックでそれぞれ信号処理を施し、信号処理後の音信号を出力パッチ47へ送出する。出力パッチ47では、MIX出力ch46のそれぞれに、波形I/O19の各出力端子と対応して設けられている複数のアナログ出力部48及び複数のデジタル出力部49のいずれか1つをパッチし、各MIX出力chの音信号をパッチ先の出力部から出力する。
各入力chの一連の処理ブロック間の所定位置、および、各出力chの一連の処理ブロック間の所定位置には、それぞれ4つのスロットが設けられており、その各スロットには、所望のプラグインエフェクト50(以下特に断らずに「プラグイン」と言った場合にはこのプラグインエフェクト50を指す)を配置できる。
また、効果付与部21は、スロットに配置されたプラグインエフェクト50の信号処理機能を提供する。
あるchのスロットにプラグインが配置された場合、そのchの前記所定位置の前段ブロックが出力する音信号は、オーディオバスを介してミキシング処理部20から効果付与部21に供給され、該配置されたプラグインの信号処理が施される。
あるchのスロットにプラグインが配置された場合、そのchの前記所定位置の前段ブロックが出力する音信号は、オーディオバスを介してミキシング処理部20から効果付与部21に供給され、該配置されたプラグインの信号処理が施される。
あるchのスロットにプラグイン50が配置された場合、そのchの前記所定位置の前段ブロックが出力する音信号を、インサート出力とし、オーディオバスを介してミキシング処理部20から効果付与部21に供給し、効果付与部21にてそのプラグイン50の信号処理を施し、処理済みの音信号を、インサート入力として、オーディオバスを介して効果付与部21からミキシング処理部20へ戻し、前記所定位置の後段ブロックの信号処理に供する。信号処理における該所定位置を、ユーザの操作に従って任意に設定できるようにしてもよい。
また、ここでは、スロットが入力chや出力chの所定位置に設けられた例を示したが、スロットはch以外の所定位置に設けられてもよい。例えば、特許文献1のように、仮想ラックにスロットを設け、そのスロットに配置されたプラグインを、入力パッチや出力パッチを用いて、信号処理中の所望の位置に挿入するようにしてもよい。
次に、図4に、デジタルミキサ10の操作パネルの構成を示す。図4には、上記のプラグインの配置と、シーンのストア及びリコールのための操作部を中心に示した。
デジタルミキサ10の操作パネル100上には、図4に示すように、ディスプレイ110、chストリップ123、レイヤ選択スイッチ131、増減ボタン132、ストアボタン134、リコールボタン135、ノブ136、各種キー137などの表示器や操作子が設けられている。これらは、図1に示した表示器17及び操作子18を構成する。
デジタルミキサ10の操作パネル100上には、図4に示すように、ディスプレイ110、chストリップ123、レイヤ選択スイッチ131、増減ボタン132、ストアボタン134、リコールボタン135、ノブ136、各種キー137などの表示器や操作子が設けられている。これらは、図1に示した表示器17及び操作子18を構成する。
これらのうちディスプレイ110は、タッチパネルを積層した表示器であり、ユーザの操作を受け付けるためのGUI(グラフィカルユーザインタフェース)画面を表示する。
図4で現在表示されている画面は、4つの入力ch44についてch毎にプラグインの配置指示をユーザから受け付けるためのプラグイン配置画面である。ch設定部120がこの指示を受け付ける領域であり、各ch毎に、4つのスロットに対応する4つのスロット操作部121が設けられている。図4の画面上で、ユーザは、所望のスロットのスロット操作部121をタッチすることにより、そのスロットに配置可能な複数のプラグインを示す選択メニューを開き、その中から所望のプラグインを選択して、該当のスロットに配置することができる。
図4で現在表示されている画面は、4つの入力ch44についてch毎にプラグインの配置指示をユーザから受け付けるためのプラグイン配置画面である。ch設定部120がこの指示を受け付ける領域であり、各ch毎に、4つのスロットに対応する4つのスロット操作部121が設けられている。図4の画面上で、ユーザは、所望のスロットのスロット操作部121をタッチすることにより、そのスロットに配置可能な複数のプラグインを示す選択メニューを開き、その中から所望のプラグインを選択して、該当のスロットに配置することができる。
また、画面中のch名表示部122は、chの番号と名称を表示する領域である。
chストリップ123は、1つのchに対する操作を受け付ける複数の操作子を縦に並べて配置した領域であり、ディスプレイ110上の画面においてchストリップ123の上側に表示されている部分と合わせて、1つのchに対する操作を受け付ける操作部を構成する。図4では、4ch分の操作部が横に並べて配置されている。
chストリップ123は、1つのchに対する操作を受け付ける複数の操作子を縦に並べて配置した領域であり、ディスプレイ110上の画面においてchストリップ123の上側に表示されている部分と合わせて、1つのchに対する操作を受け付ける操作部を構成する。図4では、4ch分の操作部が横に並べて配置されている。
これらの操作部には、レイヤ選択スイッチ131の操作により選択されたレイヤに従って、そのレイヤを構成する4つの入力ch44あるいは4つのMIX出力ch46が割り当てられ、その割り当てたchに対する操作を行うための操作部として用いられる。例えば、「レイヤ1」のスイッチが操作されると、1番目から4番目の入力ch44が、各操作部に割り当てられ、図4はこの状態を示している。
また、増減ボタン132は、リコールないしストアの対象とするシーンを選択するためのボタンである。デジタルミキサ10においては、ある時点におけるミキシング処理部20および効果付与部21の信号処理の設定(カレントデータ)を1つのシーンとして保存(ストア)し、任意の時点でその保存したシーンを呼び出し(リコール)してその信号処理設定を復元させる機能を設けている。ユーザは、増減ボタン132により、この保存及び呼び出しの対象とするシーンを、複数のシーンの中から選択することができる。
ディスプレイ110上のシーン表示部133には、増減ボタン132により選択されているシーンの番号及び名称が表示される。選択されたシーンが最後に呼び出されたシーンと異なる場合にはこの表示が点滅し、一致する場合は点滅しない表示となる。
ストアボタン134は、シーンのストアを指示するボタンである。ユーザによりストアボタン134が操作された場合に、デジタルミキサ10は、その時点の信号処理の設定(カレントデータ)を、1つのシーンとして、フラッシュメモリ12に設けた所定の記憶領域(シーンメモリ)に保存する。
ストアボタン134は、シーンのストアを指示するボタンである。ユーザによりストアボタン134が操作された場合に、デジタルミキサ10は、その時点の信号処理の設定(カレントデータ)を、1つのシーンとして、フラッシュメモリ12に設けた所定の記憶領域(シーンメモリ)に保存する。
リコールボタン135は、シーンのリコールを指示するボタンである。ユーザによりリコールボタン135が操作された場合に、デジタルミキサ10は、シーンメモリに保存されている1つのシーンを読み出して、カレントデータをその読み出した値で置き換える。この機能が、リコール手段の機能に該当する。呼び出しは、デジタルミキサ10において信号処理を行っている最中でも可能である。この場合、ノイズを生じる虞のあるパラメータ値の置き換えに当たっては、影響される音信号を一時的にミュートしたり、そのパラメータの値が急激に変化しないよう補間(スムージング)するといった対応をすることが好ましい。
なお、シーンとして保存及び呼び出しされる設定には、プラグイン50のスロットへの配置やその配置されたプラグインの信号処理の設定も含まれる。本発明でメモリにプリセットとして保存される設定(複数パラメータ)は、ここで説明したシーンの例に限らない。例えば、デジタルミキサ10の全スロットのプラグインの配置と、その配置されたプラグインの設定だけからなるプリセットであってもよい。或いは、入力chのスロットへのプラグインの配置を含む入力chの設定と、その配置されたプラグインの信号処理の設定とからなるプリセットであってもよい。
以上の他、ノブ136は、ディスプレイ110に表示される画面上のパラメータを割り当ててそのパラメータの値の編集に用いることができるロータリーエンコーダである。
以上の他、ノブ136は、ディスプレイ110に表示される画面上のパラメータを割り当ててそのパラメータの値の編集に用いることができるロータリーエンコーダである。
各種キー137は、ディスプレイ110に種々の機能の設定画面を呼び出す操作子である。例えば、各種キー137の操作により、図4に関して説明したプラグイン配置画面や、リコールセーフ設定画面(図示せず)などをディスプレイ110に表示させることができる。リコールセーフ設定画面において、ユーザは、シーンを呼び出す際にその一部の設定について呼び出しを無効化(セーフ)し、呼び出し前の設定を維持する、リコールセーフの設定を行うことができる。どの設定をセーフするかは、ユーザが任意に指定可能である。ここでは、スロットへのプラグインの配置と、その配置されたプラグインの信号処理の設定を、スロット単位でリコールセーフできるものとする。このリコールセーフの設定を行う機能は、無効設定手段の機能に該当する。
以上の構成を有するデジタルミキサ10において特徴的な点の一つは、プラグイン50の配置に関する設定を含むシーンをリコールした場合の動作である。そこで、以下、この点について説明する。
以上の構成を有するデジタルミキサ10において特徴的な点の一つは、プラグイン50の配置に関する設定を含むシーンをリコールした場合の動作である。そこで、以下、この点について説明する。
図5及び図6に、あるシーンのリコール動作の具体例を示す。図5は、リコールセーフの設定がない場合、図6はリコールセーフの設定がある場合の例である。
図5の例において、リコール指示がなされた時点でのプラグインの配置状態は(a)に示すものであったとする。一番下の行はchの番号及び名称を示し、空欄のスロットにはプラグインが配置されていない。また図5には、図4に示した画面と対応して1番目から4番目までの入力ch44に関する配置が示されており、ここでは、説明の簡単化のために、それらの4つの入力ch44だけに注目して説明を行うが、他のchについても、同様に適宜プラグインが配置され、同様に動作を行うものとする。
図5の例において、リコール指示がなされた時点でのプラグインの配置状態は(a)に示すものであったとする。一番下の行はchの番号及び名称を示し、空欄のスロットにはプラグインが配置されていない。また図5には、図4に示した画面と対応して1番目から4番目までの入力ch44に関する配置が示されており、ここでは、説明の簡単化のために、それらの4つの入力ch44だけに注目して説明を行うが、他のchについても、同様に適宜プラグインが配置され、同様に動作を行うものとする。
また、リコールするシーンにおける4つの入力ch44のスロットへのプラグインの配置は(b)に示すものであったとする。(b)において、縦線のハッチングを付したスロットは、リコール前の時点でそのスロットに配置されているプラグインが、当該シーンのリコールでそのスロットに配置されるプラグインに一致するスロットである。カレントデータとシーンとでプラグインの配置が一致するこれらのスロット(縦線ハッチング)は、「プラグインへのリソース割り当てを維持するスロット」と判断される。
(c)に示すのが、リコール実行後のプラグインの配置状態である。ここでは、リコールの際にリソースの割り当てが行われたプラグインをイタリック体で示し、元のリソース割り当てが維持されたプラグインを立体で示す。スロットへのプラグインの配置は、リコールしたシーンにおける配置と同じものとなる。図を見れば判るように、(b)でハッチングを付したスロットのプラグインについては、リコール前のリソースの割り当てをそのまま維持している。これらのプラグインは、同じリソースを継続的に使用するため、リコール中も、実行中の信号処理を継続することができる。
ただし、各プラグインは、それぞれ固有の連続した処理時間やメモリ領域を必要とする。このため、シーンリコールで、あるプラグインにリソースを割り当てようとした際、DSPのリソース全体で見れば余裕があっても、維持すると判定されたリソースの配置によって空きの処理時間やメモリ領域が分割されていると(フラグメンテーション)、リソースの割り当てで、その割り当てに必要な連続した領域を確保できない場合もある。この場合、維持すると判定されたリソースについても、一旦割り当てを解除して、リコールするシーンにおける全プラグインについて改めて2回目のリソース割り当てを行うことにより、プラグインの信号処理は途切れてしまうことになるが、割り当てが可能になる。デジタルミキサ10においては、ユーザの選択に応じ、このような対応も可能としている。
(d)に、この場合のリコール実行後のプラグインの配置状態を示す。配置状態そのものは(c)の場合と同じであるが、全てのプラグインにおいてDSPのリソースの割り当て直しが行われ、このことをイタリックで示している。
(d)に、この場合のリコール実行後のプラグインの配置状態を示す。配置状態そのものは(c)の場合と同じであるが、全てのプラグインにおいてDSPのリソースの割り当て直しが行われ、このことをイタリックで示している。
次に、図6の例では、(a)に示すリコール指示がなされた時点でのプラグインの配置状態は図5と同じであるが、横線ハッチングを付したスロットについて、リコールセーフが設定されている点が図5と異なる。
また、(b)に示されるように、リコールするシーンは、図5の例と同じである。ただし、こちらでもリコールセーフが設定されたスロットには横線ハッチングを付し、図5の縦線ハッチングと重複する箇所には、縦横のハッチングを付している。
また、(b)に示されるように、リコールするシーンは、図5の例と同じである。ただし、こちらでもリコールセーフが設定されたスロットには横線ハッチングを付し、図5の縦線ハッチングと重複する箇所には、縦横のハッチングを付している。
このようにリコールセーフが設定されているスロットがある場合、そのスロットについては、シーンの内容に関わらず、リコールの前後で配置されるプラグインが同一となる。従って、リコールセーフが設定されたスロット(横線ハッチング)が、カレントデータとシーンとでプラグインの配置が一致するスロット(縦線ハッチング)に加えて、「プラグインへのリソース割り当てを維持するスロット」と判定される。
リコール実行後は、(c)に示すように、リコール前のカレントデータとシーンとでプラグインが一致したスロットに加え、リコールセーフが設定されているスロットでも、リコール前のリソースの割り当てをそのまま維持する。なお、(c)の例では、リコールセーフが設定されているスロットに配置されるプラグインは、リコール前のままであり、リコールしたシーンでそのスロットに指定されたプラグインには置き換わらない。
また、(d)については図5の例と同趣旨である。
先の段落で、フラグメンテーションによりプラグインへの1回目のリソース割り当てができない場合に、プラグインへのリソース割り当てを一旦全部解除して2回目のリソース割り当てを行う例を説明した。
しかし、2回目の全部を解除せず、一部のプラグインへのリソースの割り当て維持した状態でも、2回目のリソース割り当てでスロットの全プラグインへ割り当てが可能になる場合もある。一般的に、n回目のリソース割り当てができない場合は、割り当てを維持するプラグインをその回数が増えるごとに順次減らして、n+1回目のリソース割り当てを行うようにすればよい。
先の段落で、フラグメンテーションによりプラグインへの1回目のリソース割り当てができない場合に、プラグインへのリソース割り当てを一旦全部解除して2回目のリソース割り当てを行う例を説明した。
しかし、2回目の全部を解除せず、一部のプラグインへのリソースの割り当て維持した状態でも、2回目のリソース割り当てでスロットの全プラグインへ割り当てが可能になる場合もある。一般的に、n回目のリソース割り当てができない場合は、割り当てを維持するプラグインをその回数が増えるごとに順次減らして、n+1回目のリソース割り当てを行うようにすればよい。
その際、リソース割り当てを残すプラグインの選定は、例えば、スロットやプラグインに何らかの優先順位を付けて、優先順位の高いスロットやプラグインのリソース割り当てを残すようにすることが考えられる。この具体的な例としては、例えば、リコールセーフが設定されているスロットに優先権を持たせて割り当てを維持し、それ以外のスロットの割り当ては一旦解除してやり直す、という動作である。
(e)は、この動作を行った結果である。リコールセーフが設定されている箇所は、ユーザにとって信号処理を継続することの重要性が高い箇所であると考えられるため、最低限この箇所だけでも信号処理を継続しつつシーンリコールができるようにすれば、一定の利便性は得られると考えられる。或いは、ボーカルにかけるタイプのプラグインや、リード楽器にかけるタイプのプラグインに優先権を持たせてもよい。
次に、図7に、シーンのリコール等に伴い、ノイズを発生させることなく、あるスロットに配置されていたプラグインを別のプラグインに入れ替える動作についての基本的な考え方を説明する。
ここでは、図7(a)に示すように、音信号に対してスロットS1〜S3に配置されたE1〜E3のプラグインによる信号処理を続けて行っている状態において、中央のスロットS2のE2を、別のプラグインであるE2′に入れ替える場合について説明する。
ここでは、図7(a)に示すように、音信号に対してスロットS1〜S3に配置されたE1〜E3のプラグインによる信号処理を続けて行っている状態において、中央のスロットS2のE2を、別のプラグインであるE2′に入れ替える場合について説明する。
この場合、デジタルミキサ10はまず、スロットS2のE2を削除してもその他の箇所の信号処理を継続できるよう、(b)に示すように、E2をバイパスしてE1の出力をE3の入力に接続するバイパス経路を設定する。このとき、E2から出力された音信号から、バイパス経路の音信号にクロスフェードさせる等して、E3に入力する音信号の急激な変動を防止するとよい。
その後、(c)に示すように、E2の信号処理を停止させ、E2に割り当てていたリソースを解放する。この(c)は、スロットS1、S3にそれぞれプラグインが配置され、スロットS2にプラグインが配置されていない状態である。つまり、プラグインが配置されていないスロットは、バイパス経路に相当する。
その後、(c)に示すように、E2の信号処理を停止させ、E2に割り当てていたリソースを解放する。この(c)は、スロットS1、S3にそれぞれプラグインが配置され、スロットS2にプラグインが配置されていない状態である。つまり、プラグインが配置されていないスロットは、バイパス経路に相当する。
次に、E2′にリソースを割り当て、(d)に示すように前段のE1から出力された音信号に対する信号処理を開始させる。
最後に、(e)に示すように、(b)で設定したバイパス経路から、E2′経由の経路に戻して、入れ替えが完了する。このときも、バイパスした音信号から、E2′から出力された音信号にクロスフェードさせる等して、E3に入力する音信号の急激な変動を防止するとよい。
単にスロットS2に配置されたプラグインを削除して空きスロットS2にする場合には(a)〜(c)の動作を、空きスロットS2に新たにプラグインを配置する場合には(c)〜(e)の動作を実行すればよい。
最後に、(e)に示すように、(b)で設定したバイパス経路から、E2′経由の経路に戻して、入れ替えが完了する。このときも、バイパスした音信号から、E2′から出力された音信号にクロスフェードさせる等して、E3に入力する音信号の急激な変動を防止するとよい。
単にスロットS2に配置されたプラグインを削除して空きスロットS2にする場合には(a)〜(c)の動作を、空きスロットS2に新たにプラグインを配置する場合には(c)〜(e)の動作を実行すればよい。
次に、図8及び図9に、デジタルミキサ10のCPU11が実行するシーンのリコール処理のフローチャートを示す。この処理により、図5乃至図7で説明したようなシーンのリコール動作が実現される。
CPU11は、シーンのリコール操作(リコールボタン135の操作)を検出すると、図8のフローチャートに示す処理を開始する。このとき、シーン表示部に表示されているのはシーンSの情報であり、リコールを指示されたシーンはシーンSであるとする。
CPU11は、シーンのリコール操作(リコールボタン135の操作)を検出すると、図8のフローチャートに示す処理を開始する。このとき、シーン表示部に表示されているのはシーンSの情報であり、リコールを指示されたシーンはシーンSであるとする。
図8の処理において、CPU11はまず、シーンSのデータをシーンメモリから読み出す(S11)と共に、保護リスト及び更新リストをクリアする(S12)。ここで、保護リストは、プラグインへのリソース割り当てを保持するスロットを登録するリストであり、更新リストは、プラグインへのリソース割り当てを行うスロットを登録するリストである。その後、各chに設けた、プラグインの配置位置であるスロットを1つずつ順次処理対象として(S13,S20)、ステップS14乃至S19の処理を行う。
この部分の処理においてCPU11は、処理対象のスロットにリコールセーフの設定があるか否か判断する(S14)。そして、リコールセーフの設定がない場合、シーンSにおいてそのスロットにプラグインがあり(S15のYes)、かつそれが現在(呼び出し時点で)そのスロットに配置されているプラグインと異なる(S16のNo)場合、そのスロットを更新リストに追加する(S17)。あるスロットが更新リストに登録された場合、そのスロットに配置されたプラグインに対し、このシーンSのリコール処理において新たなリソースの割り当てが行われる。
また、ステップS15でNoであれば、リコール後にこの処理対象のスロットはプラグインの設定されない空きスロットとなるので、そのスロットは何れのリストへも追加されない。また、ステップS16で、シーンSの処理対象のスロットのプラグインと現在そのスロットに配置されているプラグインとが一致する場合(Yes)、そのスロットを保護リストに追加する(S19)。あるスロットが保護リストに登録された場合、そのスロットが第1スロットであり、そのスロットに配置されたプラグインに対する現在のリソースの割り当ては、このシーンSのリコール処理において変更されない。
また、ステップS14に処理対象のスロットにリコールセーフが設定されている場合、そのスロットに現在何らかのプラグインが配置されていれば(S18のYes)、シーンSのリコール後も、そのプラグインのそのスロットに留まるので、そのスロットを保護リストに追加する(S19)。ステップS18でNoであれば、シーンSのリコール後も、そのスロットは空きスロットであり、リソースの割り当ては必要ないので、何れのリストへも追加しない。
以上の処理を全スロットについて完了すると、処理は図9のステップS31に進む。
以上の処理を全スロットについて完了すると、処理は図9のステップS31に進む。
そして、CPU11は、ミキシング処理部20に、保護リストにないスロットに配置されている各プラグインをバイパスする経路を設定し(S31)、それらのプラグインに割り当ててある効果付与部21のリソースを解放する(S32)。これらの処理は、図7の(b)及び(c)のステップに該当する。
次に、CPU11は、シーンSのリコールにおいて更新リストにある各スロットに配置されるプラグインに対し、効果付与部21のリソースのうちの、未だ何れのプラグインにも割り当てられていないリソース(使用されていないリソース)を割り当てる(S33)。そして更新リストのスロットのプラグインの全てに対するリソース割り当てが成功すれば(S34のYes)、効果付与部21に、更新リストの各プラグインの信号処理を、それぞれ、割り当てられたリソースを使用して開始させる(S35)。ただしこの時点では、図7(d)に示したように、これらのスロットのプラグインの信号処理はバイパスされたままであり、そのスロットが属するchから出力される音信号には何の影響も与えない。
その後、CPU11は、シーンメモリのシーンSのパラメータのうちの、リコールセーフが設定された部分を除く、パラメータ全体をカレントデータに上書き(リコール)し、デジタルミキサ10における信号処理に反映させる(S36)。シーンSには、入力パッチ43、入力ch44、出力ch46、出力パッチ47、プラグイン50の各複数のパラメータが含まれる。保護リストに登録されたスロットのうち、リコールセーフされたスロットについては、のプラグインの配置が維持されるだけでなく、パラメータの値も維持される。一方、リコールセーフされていないスロットのプラグインのパラメータは、シーンSに含まれる、そのプラグインのパラメータで上書きされる。
上書きされるパラメータによっては、短時間のミュートやスムージングが必要になる場合もあるが、リソースの変更を伴わないので、そのプラグインで処理された音信号の出力は比較的短時間で復帰する。その後、図7(e)に示したように、リソースが新たに割り当てられ信号処理を開始したプラグインの音信号が、更新リストに登録されたスロットが属するchの音信号として出力されるよう、ミキシング処理部20に、それら各スロットのバイパス経路を解除させ(S37)、図9の処理を終了する。
また、ステップS34で、少なくとも一部のプラグインにリソースの割り当てができなかった場合、CPU11は、スロットの全部のプラグインには割り当てできない旨をユーザに通知する、図10に示す通知画面200をディスプレイ110に表示させて、対処の指示を受け付ける(S38)。図10に示す画面では、全プラグインのリソースを一旦解放して再割り当てを行う(ボタン201:全入替)、リコールセーフが設定されている箇所以外のプラグインのリソースを一旦解放して再割り当てを行う(ボタン202:セーフのみ維持)、および、リコールを中止する(ボタン203:中止)、の選択肢から、対処の指示を受け付ける。
CPU11は、ユーザから受け付けた指示の内容に応じて(S39)、これが「全入替」であれば、ミキシング処理部20に、現在配置されている全プラグインをバイパスする経路を設定し、それらのプラグインに割り当ててある効果付与部21のリソースを解放して(S40)、シーンSにおいてスロットに配置される全プラグインに対し、効果付与部21の使用されていないリソースを割り当てる(S41)。
デジタルミキサ10においては、限られたリソースの範囲で、プラグインの配置指示を受け付けるようになっている。ユーザから、必要リソースが効果付与部21の合計リソースを超えるようなプラグインの配置が指示された場合、その指示は受け付けられず、従って、そのプラグインは配置されない。つまり、保存されたシーンにおけるプラグインの配置は、リソースの範囲内で配置できるものに限られる。従って、全プラグインの再割り当てを行えば、基本的には、この再割り当ては成功する。このため、ステップS41の後は、CPU11は、ステップS35に進んで、割り当てられたリソースを用いたプラグイン処理の開始と、シーンSのパラメータのリコールとを行う。しかし、リコールセーフの設定によっては失敗する虞も無くはないため、ここで、ステップS34の判断を再度行ってもよい。
一方、ステップS39で「セーフのみ維持」であれば、CPU11は、ミキシング処理部20に、リコールセーフが設定されているスロット以外のスロットに現在配置されている全プラグインをそれぞれバイパスする経路を設定させ、それらのプラグインに割り当ててある効果付与部21のリソースを解放して(S42)、シーンSでそれらのスロットに配置される全プラグインに対し、それぞれ効果付与部21の使用されていないリソースを割り当てる(S43)。その後、ステップS34に戻って再度割り当ての成否を判断し、その結果に従って以降の処理を行う。
なお、ステップS41及びS43では、シーンSのリコール後にスロットに配置されるプラグインのうち、直前のリソース解放後に、まだリソースが割り当てられていないプラグインに対して使用されていないリソースを割り当てる、と考えることができる。
また、ステップS39で「中止」であれば、シーンSのリコールを中止して、図9の処理を終了する。
なお、ステップS41及びS43では、シーンSのリコール後にスロットに配置されるプラグインのうち、直前のリソース解放後に、まだリソースが割り当てられていないプラグインに対して使用されていないリソースを割り当てる、と考えることができる。
また、ステップS39で「中止」であれば、シーンSのリコールを中止して、図9の処理を終了する。
CPU11は、以上の図8の処理において、特定手段として機能し、図9の処理において、リコール手段として機能する。ここでは、ユーザによるリコール操作に応じて、図8、図9の処理を続けて実行するようになっていたが、リコール操作に応じて実行されねばならないのは図9の処理であって、図8の処理についてはリコール操作より前に実行してあってもよい。例えば、ユーザがボタン132を操作して、対象となるシーンを選択した時点で、(リコール操作を待たずに)図8の処理を実行するようにしてもよい。その場合、リコール操作から、それに応じたリコールが完了するまでの時間を短縮できる。
デジタルミキサ10においては、スロットへのプラグインの配置の設定を含むシーンをリコールする際に、以上の図8及び図9の処理を行うことにより、図5及び図6を用いて説明したように、リコールの前後で配置されるプラグインが共通である箇所については実行中の信号処理を継続しながらリコールを行うことができる。従って、スロットに配置されたプラグインに対してプロセッサの処理能力を無駄なく割り当てて動作させるとともに、スロットに対するプラグインの配置を、実行中の信号処理に与える影響を抑えつつ変更することができる。
また、一部のプラグインへのリソースの割り当てを維持したままリコール後に配置されるプラグインへのリソースの割り当てを行うことができない場合には、ユーザの要望に応じて、上記の「全入替」や「セーフのみ維持」の対処が可能である。従って、プラグインの処理した音信号が一時的に切れてもリコールを行いたい、という要望にも柔軟に応えることができる。
なお、デジタルミキサ10において、リコールセーフの機能を設けることは必須ではない。リコールセーフの機能を設けない場合、「セーフのみ維持」の選択肢を設ける必要はない。
なお、デジタルミキサ10において、リコールセーフの機能を設けることは必須ではない。リコールセーフの機能を設けない場合、「セーフのみ維持」の選択肢を設ける必要はない。
以上で実施形態の説明を終了するが、装置の構成、操作パネルや画面の具体的な構成、具体的な処理の手順などが、上述の実施形態で説明したものに限られないことはもちろんである。
例えば、図9のステップS34で割り当てができなかったと判断した場合にリソースを解放するプラグインの範囲として、「全入替」及び「セーフのみ維持」以外の選択肢を設けてもよい。ステップS19で保護リストに追加したスロットに配置されているプラグインのうち少なくとも一部についてリソースを解放すれば、再割り当てが成功する可能性があるため、一定の効果が得られる。どのスロットあるいはどのプラグインの割り当てを解放するかを、スロット単位でユーザに選択させてもよい。或いは、プラグインに順位を付けて「高い順位のプラグインを優先的に維持」したり、chに設定される楽器カテゴリに順位を付けて「重要カテゴリの入力chを優先的に維持」するようにしてよい。
例えば、図9のステップS34で割り当てができなかったと判断した場合にリソースを解放するプラグインの範囲として、「全入替」及び「セーフのみ維持」以外の選択肢を設けてもよい。ステップS19で保護リストに追加したスロットに配置されているプラグインのうち少なくとも一部についてリソースを解放すれば、再割り当てが成功する可能性があるため、一定の効果が得られる。どのスロットあるいはどのプラグインの割り当てを解放するかを、スロット単位でユーザに選択させてもよい。或いは、プラグインに順位を付けて「高い順位のプラグインを優先的に維持」したり、chに設定される楽器カテゴリに順位を付けて「重要カテゴリの入力chを優先的に維持」するようにしてよい。
また、プラグインを配置するスロットをch毎に設けることは必須ではない。chと独立してスロットを設け、スロットとchとの接続関係を別途設定する構成も考えられる。また、スロットをch毎に設ける場合でも、1ch当たりのスロット数は任意であり、chによって異なっていてもよい。
また、スロットに配置するプラグインは、イコライザ、コンプレッサ、ゲート、リバーブ、アンプシミュレータ、パンナーなど、どのような種類のプラグインであってもよい。
また、スロットに配置するプラグインは、イコライザ、コンプレッサ、ゲート、リバーブ、アンプシミュレータ、パンナーなど、どのような種類のプラグインであってもよい。
また、以上説明したデジタルミキサ10の機能は、汎用コンピュータに所要のプログラムを実行させることによっても実現可能である。この場合、音信号を入出力するための入出力装置と、複数のDSPを備えた信号処理用増設カードとをそのコンピュータに接続するとよい。また、デジタルミキサ10の機能を、複数の装置に分散して設け、それらを協働させて、デジタルミキサ10と同等な機能を備えるシステムとして動作させることもできる。
また、上記のプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROMや他の不揮発性記憶媒体(フラッシュメモリ,EEPROM等)などに格納しておいてもよい。しかし、メモリカード、CD、DVD、ブルーレイディスク等の任意の不揮発性記録媒体に記録して提供することもできる。それらの記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータにインストールして実行させることにより、必要な処理をコンピュータに実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部装置あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部装置からダウンロードし、コンピュータにインストールして実行させることも可能である。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部装置あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部装置からダウンロードし、コンピュータにインストールして実行させることも可能である。
また、この発明は、デジタルミキサ以外にも、音信号を処理するチャンネルを有し、スロットのような仮想的なコンテナに、プラグインのような仮想的な信号処理オブジェクトを配置して、その配置された信号処理オブジェクトにプロセッサの処理リソースを割り当てて信号処理を実行させる任意の音信号処理装置に対して適用可能である。例えば、マイク、エフェクタ、レコーダ、アンプ、スピーカー、シンセサイザ等に適用できる。
また、以上述べてきた構成及び変形例は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて適用することも可能である。
また、以上述べてきた構成及び変形例は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて適用することも可能である。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、スロットに配置されたプラグインに対してプロセッサの処理リソースを無駄なく割り当てて動作させるとともに、スロットに対するプラグインの配置を、実行中の信号処理に与える影響を抑えつつ変更することができる。
従って、この発明を適用することにより、音信号処理装置におけるプラグインの活用の自由度を向上させることができる。
従って、この発明を適用することにより、音信号処理装置におけるプラグインの活用の自由度を向上させることができる。
10…デジタルミキサ、11…CPU、12…フラッシュメモリ、13…RAM、14…PC_I/O、15…MIDI_I/O、16…その他I/O、17…表示器、18…操作子、19…波形I/O、20…ミキシング処理部、21…効果付与部、22…システムバス、23…オーディオバス、31〜34…第1〜第4DSP、41…アナログ入力部、42…デジタル入力部、43…入力パッチ、44…入力ch、45…MIXバス、46…MIX出力ch、47…出力パッチ、48…アナログ出力部、49…デジタル出力部、50…プラグインエフェクト、100…操作パネル、110…ディスプレイ、120…ch設定部、121…スロット、132…増減ボタン、133…シーン表示部、134…ストアボタン、135…リコールボタン
Claims (6)
- 複数の各スロットにプラグインを配置し、配置された各プラグインに処理リソースを割り当てて、該割り当てた処理リソースを用いて該各プラグインに関する信号処理を実行させる音信号処理装置であって、
前記複数のスロットへのプラグインの配置を指定するプリセットを、複数記憶する記憶手段と、
前記複数のプリセットのうちの1のプリセットについて、複数のスロットの中から、現在配置されているプラグインと当該プリセットのリコール後に配置されるプラグインとが同じであるスロットを第1スロットとして特定する特定手段と、
前記1のプリセットを当該音信号処理装置にリコールするリコール手段であって、該第1スロットに配置されたプラグインに対する処理リソースの割り当てを維持したまま、該第1スロット以外のスロットに配置されたプラグインに対する前記処理リソースの割り当てを解除し、前記複数のスロットに、前記1のプリセットに基づいてプラグインを配置するとともに、前記リコール後の配置において前記第1スロット以外のスロットに配置されたプラグインに対して前記信号処理手段の使用されていない処理リソースを割り当てるリコール手段とを備えることを特徴とする音信号処理装置。 - 請求項1に記載の音信号処理装置であって、
前記スロットのうち前記呼出手段による呼び出しを無効にするスロットを設定する無効設定手段を備え、
前記特定手段は、前記無効設定手段が呼び出しを無効に設定しているスロットも前記第1スロットとして特定し、
前記リコール手段は、前記複数のスロットのうちの呼び出しが無効にされていないスロットに、前記1のプリセットで指定されたプラグインを配置することを特徴とすることを特徴とする音信号処理装置。 - 請求項1又は2に記載の音信号処理装置であって、
前記リコール手段が、前記第1スロット以外のスロットに配置されるプラグインの全てに対しては前記信号処理手段の処理リソースを割り当てることができなかった場合に、その旨をユーザに通知する通知手段を備えることを特徴とする音信号処理装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の音信号処理装置であって、
前記リコール手段は、前記第1スロット以外のスロットに配置されるプラグインの全てに対しては前記信号処理手段の処理リソースを割り当てることができなかった場合に、前記第1スロットに配置されているプラグインの少なくとも一部に対する前記処理リソースの割り当てを解除した後、前記リコール後に配置されるプラグインのうち前記信号処理手段の処理リソースが未だ割り当てられていないものに対し、前記信号処理手段の使用されていない処理リソースを割り当てることを特徴とする音信号処理装置。 - 請求項2に記載の音信号処理装置であって、
前記リコール手段は、前記第1スロット以外のスロットに配置されるプラグインの全てに対しては前記信号処理手段の処理リソースを割り当てることができなかった場合に、前記第1スロットのうち、前記無効設定手段が呼び出しを無効に設定しているスロット以外のスロットに配置されているプラグインに対する前記処理リソースの割り当てを解除した後、前記リコール後に配置されるプラグインのうち前記信号処理手段の処理リソースが未だ割り当てられていないものに対し、前記信号処理手段の使用されていない処理リソースを割り当てることを特徴とする音信号処理装置。 - コンピュータを、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の音信号処理装置として機能させるためのプログラム。
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