JP5817171B2 - 音響制御用コントローラー - Google Patents

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この発明は、音響信号の記録や再生、あるいはエフェクト付与やミキシング等の音響処理機能を操作するための音響制御用コントローラーに関する。
従来から、コンピューターを用いる音響信号処理装置において、ディジタル信号処理により演奏データの録音や編集、ミキシング等の音響処理作業を行うことが知られている。音響信号処理装置で使用するコンピューターは、PC(パーソナルコンピューター)等の汎用のコンピューターとされ、音響信号処理装置に必要なオーディオインターフェースやMIDI(Musical Instrument Digital Interface)インターフェースなどの各種ハードウェア装置を備えている。また、コンピューターには音響信号処理機能を実行させるためのアプリケーションプログラムが実装されている。これにより、コンピューターにおいて、音響信号の記録や再生、あるいはエフェクト付与やミキシング等の音響信号処理機能が実現される。このような音響信号処理装置は、デジタルオーディオワークステーション(Digital Audio Workstation:DAW)と呼ばれている。このDAW機能をコンピューターに実行させるアプリケーションプログラムを、以下の説明においては「DAWソフト」という。
PCで動作するDAWソフトは充実しており、DAWソフトの機能が増えてパラメーターが増加している。DAWの操作には、PCのキーボードやマウスが使用されるが、キーボード操作やマウス操作で増加しているパラメーターの全てを操作することは困難になってきている。このため、DAWの操作のためのコントローラーをDAWソフトがインストールされたPCに接続して、DAWをリモートコントロールすることが行われている。コントローラーには、例えば、複数のスライダを持つものがあり、それらスライダを使って、チャンネル(以下、「チャンネル」を「ch」という)のレベルを調整することができる。スライダの操作対象chは、ユーザが変更でき、ch単位やバンク単位で順にずらして変更している。例えば、特許文献1には4個のスライダの操作対象chをバンク単位で変更できることが記載されている。
特開2005−4082号公報
Euphonix, Inc. MC Controlユーザ・ガイド,P.29-49,[online], [平成23年2月10日検索],インターネット<http://connect.euphonix.com/documents/MC_Control_User_Guide_rC_Jap.pdf> Steinberg Media Technologies GmbH CC121オペレーションマニュアル,[online], [平成23年2月10日検索],インターネット<ftp://ftp.steinberg.net/Download/Hardware/CC121/CC121_OperationManual_ja.pdf>
ところで、ある1つのchにおける各種のパラメータの値を詳細に編集したい場合には、当該ある1つのchを選択chとして選択し、当該選択chの詳細編集画面をディスプレイに表示させた上で、当該詳細編集画面を使って編集を行うことになる。この詳細な編集は一般に、当該選択chと関係する他chを再生し、それら他chとのレベルのバランスを確認しながら行われる。また、選択chにおけるパラメーターの詳細な編集中に、それら他chのレベルも調整することがある。
しかしながら、選択chに関係する他chをコントローラーにおけるスライダの操作対象chとして割り当てる作業には次のような問題点があった。
・1chずつあるいは1バンクずつ順に、chあるいはバンクをずらしてスライダの操作対象chを変更しなければならず、ボタンを何回も押さなければならない。
・操作対象chが希望するchへ変更されたかを確認しながら、操作対象chをずらさなければならない。
・一般に、1楽曲を構成するch(1個の楽曲ファイルに含まれるch)の数は100個(ときには200個)などの膨大な数となり、操作対象chを希望するchへ変更する作業に大変な手間がかかる。
そこで、本発明は、スライダに簡単な操作により操作対象chを割り当てることができる音響制御用コントローラーを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の音響制御用コントローラーは、音響処理機能を操作するための音響制御用コントローラーであって、複数本のスライダと、前記複数本のスライダのそれぞれにはチャンネルが1つずつ割り当てられており、各スライダに割り当てられているチャンネルの変更を指示する変更指示手段と、前記音響処理機能においては、編集対象とされる1つの任意のチャンネルが選択チャンネルとして選択されており、前記変更指示手段により変更が指示された時に、前記音響処理機能において選択されている選択チャンネルを確認し、当該選択チャンネルを含む複数個のチャンネルを前記複数本のスライダのそれぞれに割り当てる割当変更手段とを備えることを最も主要な特徴としている。
本発明によれば、音響処理機能において選択されている選択チャンネルを確認し、当該選択チャンネルを含む複数個のチャンネルを複数本のスライダにそれぞれ割り当てるようにしたので、簡単な操作で、迅速、正確に、選択チャンネルと関係するチャンネル群をスライダへ割り当てられるようになる。
本発明の音響制御用コントローラーの実施例とされるコントローラーをPCに接続した構成を示す図である。 本発明の実施例にかかるコントローラーのハードウェアの構成例を示す回路ブロック図である。 本発明の実施例にかかるコントローラーが接続されるPCのハードウェアの構成例を示す回路ブロック図である。 本発明の実施例にかかるコントローラーが接続されたPC上で動作中のDAWの表示画面例を示す図である。 本発明にかかるコントローラーのスライダに割り当てられるチャンネルをch単位で変更する処理を説明するための図である。 本発明にかかるコントローラーのスライダに割り当てられるチャンネルをch単位で変更する他の処理を説明するための図である。 本発明にかかるコントローラーのスライダに割り当てられるチャンネルをバンク単位で変更する処理を説明するための図である。 本発明にかかるコントローラーのスライダに割り当てられるチャンネルをバンク単位で変更する他の処理を説明するための図である。 本発明にかかるコントローラーで実行されるスライダが操作された時の処理のフローチャートである。 本発明にかかるコントローラーが接続されたPC上で実行されるスライダが操作された時の処理のフローチャートである。 本発明にかかるコントローラーが接続されたPC上で実行される選択chの変更の処理のフローチャートである。 本発明にかかるコントローラーで実行される選択chの変更の処理のフローチャートである。 本発明にかかるコントローラーで実行される第1実施例の割当chの変更の処理のフローチャートである。 本発明にかかるコントローラーのスライダに割り当てられるチャンネルを変更する第1実施例の割当chの変更の処理における手法の決定のテーブルを示す図である。 本発明にかかるコントローラーが接続されたPC上で実行される割当chの変更の処理のフローチャートである。 本発明にかかるコントローラーのスライダに割り当てられるチャンネルを変更する割当chの変更の処理の手法1を説明するための図である。 本発明にかかるコントローラーのスライダに割り当てられるチャンネルを変更する割当chの変更の処理の手法2を説明するための図である。 本発明にかかるコントローラーのスライダに割り当てられるチャンネルを変更する割当chの変更の処理の手法3,4を説明するための図である。 本発明にかかるコントローラーのスライダに割り当てられるチャンネルを変更する割当chの変更の処理の手法5,6,7を説明するための図である。 本発明にかかるコントローラーのスライダに割り当てられるチャンネルを変更する割当chの変更の処理の手法8,9を説明するための図である。 本発明にかかるコントローラーのスライダに割り当てられるチャンネルを変更する第2実施例の割当chの変更の処理における手法の決定のテーブルを示す図である。
本発明の音響制御用コントローラーの実施例とされるコントローラー2をPC(パーソナルコンピュータ)1に接続した構成を図1に示す。
図1において、PC1には音響信号の記録や再生、あるいはエフェクト付与やミキシング等の音響処理機能を実現するためのDAW(Digital Audio Workstation)と呼ばれるアプリケーションソフトであるDAWソフトがインストールされている。PC1はDAWを起動する装置であり、PC1においてDAWソフトを起動することで、音響信号の記録や再生、あるいはエフェクト付与やミキシング等の音響信号処理機能が実現される。PC1に、電子楽器5、デジタルミキサ6およびスピーカアンプ7を接続すると、電子楽器5やデジタルミキサ6からの音声信号をDAWに入力することができ、DAWから出力される音声信号をスピーカアンプ7に供給することができる。PC1にはマウス3とキーボード4が接続されており、マウス3とキーボード4とによりDAW等のアプリケーションを操作することができる。また、DAWを操作するためのDAW用の音響制御用コントローラーであるコントローラー2がPC1に接続されている。例えば、コントローラー2は、PC1にUSB(Universal Serial Bus)接続されている。また、PC1と、コントローラー2、マウス3およびキーボード4との間では制御信号の授受が行われ、PC1と、電子楽器5、デジタルミキサ6およびスピーカアンプ7との間では音声信号の授受が行われる。
図1に示すようにコントローラー2は、Slider-a1,Slider-a2,Slider-a3,Slider-a4の4本のスライダ21を備えている。いずれのスライダ21も縦に細長いタッチパネルで構成されている。各スライダには、DAWで扱うチャンネル(以下、「チャンネル」を「ch」という)のいずれか1つが操作対象のchとして割り当てられている。そして、あるスライダのタッチパネル上において指等をスライドさせることにより、当該スライダに割り当てられているch(割当ch)の1つのパラメータの値、例えばレベル(フェーダーレベル)などを調整することができる。タッチパネルの内部には、長軸に沿って設定レベルや入力レベルのレベル表示を行う複数個のLEDが設けられている。Slider-a1〜Slider-a4に割り当てられているchは、ch番号が連続している4個のchとされており、コントローラー2に設けられているボタンを操作することにより割当chを変更することができる。ch−ボタン23は、操作するごとに、スライダ21への割当chを、ch単位で1つ分だけch番号が減少する方向へ変更するボタンであり、ch+ボタン24は、操作するごとに、スライダ21への割当chを、ch単位で1つ分だけch番号が増加する方向へ変更するボタンである。また、bk−ボタン25は、操作するごとに、スライダ21への割当chを、バンク単位で1つ分だけch番号が減少する方向へ変更するボタンであり、bk+ボタン26は、操作するごとに、スライダ21への割当chを、バンク単位で1つ分だけch番号が増加する方向へ変更するボタンである。なお、shiftボタン22は、他のボタン23〜26と組み合わせて操作するボタンである。
なお、DAWで扱うchはグループ分けされており、グループの単位をバンクと呼んでいる。各バンクが含むch数は同じとされ、1つのchは1つのバンクのみに属しており、全chがいずれかのバンクに属している。バンクは、複数個のchをまとめて取り扱うための単位とされており、例えば、スライダ21へ割り当てるch群の選択に使われ、1個のバンクが持つch数とスライダ21の本数とが同じとされている。後述の説明では、1つのバンクのch数と本発明にかかるコントローラー2のスライダ数とが、ともに4個とされる。そして、DAWが扱うch数が16chとされて、バンク1はch1−ch4、バンク2はch5−ch8、バンク3はch9−ch12、バンク4はch13−ch16から構成される。ただし、一般に、DAWが扱える1楽曲を構成するchの数は、100個(ときには200個)などの膨大な数とされているが、説明を簡易にするためにDAWで扱うch数を16chとしている。
図2はコントローラー2のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すようにコントローラー2におけるCPU(Central Processing Unit)30が管理プログラム(OS:Operating System)を実行しており、コントローラー2の全体の動作をOS上で制御している。コントローラー2は、コントローラー2の動作プログラムや各種データが格納される不揮発性のフラッシュメモリ31と、CPU30のワークエリアや各種データが記憶されるRAM(Random Access Memory)32を備えている。また、外部I/O 33はコントローラー2をPC1に接続するための通信インタフェースであり、USBやイーサネット(登録商標)などのインタフェースとされる。表示器34は設定レベルや入力レベルのレベル表示を行うスライダ21のタッチパネルの内側に配置された複数個のLEDとされている。また、操作子35は割当ch変更の指示を行うshiftボタン22、ch−ボタン23、ch+ボタン24、bk−ボタン25、bk+ボタン26とされている。各部はバス36に接続されている
図3はPC1のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3に示すようにPC1におけるCPU10が管理プログラム(OS)を実行しており、PC1の全体の動作をOS上で制御している。PC1は、PC1の動作プログラムや各種データが格納される不揮発性のフラッシュメモリ11と、CPU10のワークエリアや各種データが記憶されるRAM12を備えている。また、外部I/O 13はPC1にキーボード、マウス、ディスプレイなどの外部機器やコントローラー2を接続するための通信インタフェースであり、DVI(Digital Visual Interface)、USBやイーサネット(登録商標)などのインタフェースとされる。PC1において起動されたDAWの各種画面は、外部I/O 13を介して接続されているディスプレイに表示され、外部I/O 13を介して接続されているキーボードおよびマウスによりDAWの操作が行われる。また、外部I/O 13には、電子楽器5等からアナログ音声信号を入力するアナログ入力ポート、スピーカアンプ7等にアナログ音声信号を出力するアナログ出力ポート、デジタルミキサ6等からディジタル音声信号を入力したりデジタルミキサ6等にディジタル音声信号を出力するディジタル入力/出力ポートも含まれている。各部はバス14に接続されている。
次に、図1に示す構成においてDAWソフトが起動されているPC1に接続されたディスプレイに表示されるDAWの表示画面例を図4に示す。
DAWの表示画面には、スライダ用GUIの画面とされるスライダ制御部D1のウィンドウと、選択ch用GUIの画面とされる選択ch制御部D2のウィンドウと、その他用GUIの画面とされるその他制御部D3のウィンドウが表示されている。スライダ制御部D1には、DAWが扱う全ch分(16本)のスライダ画像を表示するスライダ部15と、選択された1個のch(現在の選択ch)を表示する選択ch表示部16と、コントローラー2の各スライダに現在割り当てられているch(割当ch)を表示する割当ch表示部17が表示されている。スライダ部15の16本のスライダ画像は左から順に、ch番号順に1つずつのch(ch1,ch2,ch3,・・・)と対応しており、いずれかのスライダ画像の摘みをマウスでドラッグして上下に移動させることにより、当該スライダ画像に対応するchのレベルを制御することができる。
また、選択ch表示部16では、スライダ部15における各スライダ画像の下に選択chボタンがそれぞれ設けられており、いずれかの選択chボタン上でマウスをクリックすると当該選択chボタンの位置に「-sel-」が表示され、その上のスライダ画像に対応するchが選択chとして設定される。あるいは、キーボードの方向キー「→」「←」により表示されている「-sel-」を移動して、エンターキーを押すことにより「-sel-」が表示されている位置のスライダ画像に対応するchが選択chとして設定される。また、選択ch制御部D2においてch番号を指定する操作を行うことにより、当該指定されたch番号のchが選択chとして設定されると共に、当該選択chのchに対応するスライダ画像の下の選択chボタンの位置に「-sel-」が表示される。
なお、DAWでは、選択chとして1個のchを選択でき、選択chとして選択できるchは1度に1個のみとされる。この選択chは、選択ch制御部D2の制御対象のchとされ、選択ch制御部D2ではヘッドアンプ、パン、ハイパスフィルタやイコライザの選択chのパラメータの編集を詳細に行うことができる。また、現在の選択chの情報は、DAW(PC1)のPCカレントメモリとされるRAM12へ記録され、さらに、コントローラー2へ送られて、コントローラーカレントメモリとされるRAM32へも記録される。
PC1に接続されたコントローラー2では、スライダ制御部D1に表示されているスライダ部15に替えて、chのレベルをリモートコントロールすることができる。この場合、コントローラー2の4本のスライダ21にそれぞれ割り当てられたchが割当ch表示部17に表示される。図示する例では、左から3番目のch3がスライダ21のSlider-a1に、4番目のch4がSlider-a2に、5番目のch5がSlider-a3に、6番目のch6がSlider-a4に割り当てられている。これにより、コントローラー2のSlider-a1〜Slider-a4を操作することにより、ch3〜ch6のレベルをリモートコントロールすることができる。なお、コントローラー2の4本のスライダ21のそれぞれには、ch番号が連続している4つのchを番号順に割り当てる。一般に、ボーカルとコーラスのまとまり、ドラムキットのまとまりといった音楽的に関係のある楽音群は連続するch番号のchにまとめられている。4本のスライダ21に連続するch番号のchを割り当てることで、関係のある楽音群を同時に操作できるように配慮してある。
コントローラー2において、上記したch−ボタン23、ch+ボタン24、bk−ボタン25、bk+ボタン26を操作することにより、4本のスライダ21のそれぞれに割り当てられている連続する割当chを一括して移動することができる。これにより、所望の連続するchのまとまりに移動させて、そのchのレベルをコントローラー2によりリモートコントロールすることができる。
そこで、上記した各ボタンを操作した際の割当chの移動について以下に説明する。まず、ch−ボタン23を操作した際の割当chの移動の態様の一例を図5に示す。図5の上段には、DAWの表示画面には表示されないが、理解を容易にするためにch1〜ch16のch番号とバンク1(bk1)〜バンク4(bk4)のバンク構成を示している。図5の中段には、操作前の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されており、図5の下段には、ch−ボタン23の操作後の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されている。
コントローラー2においてch−ボタン23を押すと、ch番号減少方向(ch番号が小さくなる方向)へ1個のch分だけ割当chを変更する指示がコントローラー2で検出されてch単位の変更の処理(左)が実行される。このch単位の変更の処理(左)では、スライダ21にそれぞれ、1つ左のch(1つだけch番号が小さいch)が新たな割当chとして割り当てられる。図5に示す例では、ch10が選択chとされており、操作前においてはSlider-a1,Slider-a2,Slider-a3,Slider-a4にch3,ch4,ch5,ch6がそれぞれ割り当てられている。そこで、Slider-a1,Slider-a2,Slider-a3,Slider-a4の割当chが1つずつ左のchへ変更されて、Slider-a1,Slider-a2,Slider-a3,Slider-a4にch2,ch3,ch4,ch5が新たな割当chとして割り当てられる。次いで、以前の割当chが解除されて、新たな割当chがスライダ21の操作対象のchとして設定され、コントローラー2のカレントメモリ(RAM32)の割当chの情報を新たな割当chのch番号へ書き替える。さらに、新たな割当chにあわせてスライダ21におけるLEDによる表示を新たな割当chの内容に変更する。
さらに、新たな割当chの設定内容をDAW(PC1)へ送り、PC1のカレントメモリ(RAM12)の割当chの情報を新たな割当chにあわせて更新すると共に、割当ch表示部17の表示を新たな割当chにあわせて、図5の下段に示すように更新する。なお、操作前においてスライダ21の左端のSlider-a1の割当chがch1とされて、これ以上は左のchがない場合は、すべてのスライダ21について割当chを変更せず現状の割当chを維持し、ch単位の変更の処理(左)を中止する。また、最小ch(ch1)が割り当てられていたスライダ21は、割当chなしに変更してch2以上が割り当てられていたスライダ21に1つ左のchを新たな割当chとして割り当てる構成としてもよい。
次に、ch+ボタン24を操作した際の割当chの移動の態様の一例を図6に示す。図6の上段にはch1〜ch16のch番号とバンク1(bk1)〜バンク4(bk4)のバンク構成を示している。図6の中段には、操作前の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されており、図6の下段には、ch+ボタン24の操作後の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されている。
コントローラー2においてch+ボタン24を押すと、ch番号増加方向(ch番号が大きくなる方向)へ1個のch分だけ割当chを変更する指示がコントローラー2で検出されてch単位の変更の処理(右)が実行される。このch単位の変更の処理(右)では、スライダ21にそれぞれ、1つ右のch(1つだけch番号が大きいch)が新たな割当chとして割り当てられる。図6に示す例では、ch10が選択chとされており、操作前においてはSlider-a1,Slider-a2,Slider-a3,Slider-a4にch3,ch4,ch5,ch6がそれぞれ割り当てられている。そこで、Slider-a1,Slider-a2,Slider-a3,Slider-a4の割当chが1つずつ左のchへ変更されて、Slider-a1,Slider-a2,Slider-a3,Slider-a4にch4,ch5,ch6,ch7が新たな割当chとして割り当てられる。
次いで、以前の割当chが解除されて、新たな割当chがスライダ21の操作対象のchとして設定され、コントローラー2のカレントメモリ(RAM32)の割当chの情報を新たな割当chのch番号へ書き替える。さらに、新たな割当chにあわせてスライダ21におけるLEDによる表示を新たな割当chの内容に変更する。さらに、新たな割当chの設定内容をDAW(PC1)へ送り、PC1のカレントメモリ(RAM12)の割当chの情報を新たな割当chにあわせて更新すると共に、割当ch表示部17の表示を新たな割当chにあわせて、図6の下段に示すように更新する。なお、操作前においてスライダ21の右端のSlider-a4の割当chがch12とされて、これ以上は右のchがない場合は、すべてのスライダ21について割当chを変更せず現状の割当chを維持し、ch単位の変更の処理(右)を中止する。また、最大ch(ch12)が割り当てられていたスライダ21は、割当chなしに変更してch11以下が割り当てられていたスライダ21に1つ右のchを新たな割当chとして割り当てる構成としてもよい。
次に、bk−ボタン25を操作した際の割当chの移動の態様の一例を図7に示す。図7の上段にはch1〜ch16のch番号とバンク1(bk1)〜バンク4(bk4)のバンク構成を示している。図7の中段には、操作前の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されており、図7の下段には、bk−ボタン25の操作後の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されている。
コントローラー2においてbk−ボタン25を押すと、ch番号減少方向へ1個のバンク分だけ割当chを変更する指示がコントローラー2で検出されてバンク単位の変更の処理(左)が実行される。このバンク単位の変更の処理(左)では、左側直近のバンクを検出し、そのバンクに含まれるchを新たな割当chとし、ch番号順で左端のスライダ21から順に新たな割当chが割り当てられる。図7に示す例では、ch10が選択chとされており、操作前においてはSlider-a1,Slider-a2,Slider-a3,Slider-a4にch3,ch4,ch5,ch6がそれぞれ割り当てられている。そこで、左側直近のバンクがbk1と検出されて、Slider-a1,Slider-a2,Slider-a3,Slider-a4にbk1を構成するch1,ch2,ch3,ch4が新たな割当chとして割り当てられる。
次いで、以前の割当chが解除されて、新たな割当chがスライダ21の操作対象のchとして設定され、コントローラー2のカレントメモリ(RAM32)の割当chの情報を新たな割当chのch番号へ書き替える。さらに、新たな割当chにあわせてスライダ21におけるLEDによる表示を新たな割当chの内容に変更する。さらに、新たな割当chの設定内容をDAW(PC1)へ送り、PC1のカレントメモリ(RAM12)の割当chの情報を新たな割当chにあわせて更新すると共に、割当ch表示部17の表示を新たな割当chにあわせて、図7の下段に示すように更新する。なお、操作前において最も左側のバンクに割り当てられており、左側直近のバンクが検出されない場合は、すべてのスライダ21について割当chを変更せず現状の割当chを維持し、バンク単位の変更の処理(左)を中止する。
次に、bk+ボタン26を操作した際の割当chの移動の態様の一例を図8に示す。図8の上段にはch1〜ch16のch番号とバンク1(bk1)〜バンク4(bk4)のバンク構成を示している。図8の中段には、操作前の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されており、図8の下段には、bk+ボタン26の操作後の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されている。
コントローラー2においてbk+ボタン26を押すと、ch番号増加方向へ1個のバンク分だけ割当chを変更する指示がコントローラー2で検出されてバンク単位の変更の処理(右)が実行される。このバンク単位の変更の処理(右)では、右側直近のバンクを検出し、そのバンクに含まれるchを新たな割当chとし、ch番号順で左端のスライダ21から順に新たな割当chが割り当てられる。図8に示す例では、ch10が選択chとされており、操作前においてはSlider-a1,Slider-a2,Slider-a3,Slider-a4にch3,ch4,ch5,ch6がそれぞれ割り当てられている。そこで、右側直近のバンクがbk2と検出されて、Slider-a1,Slider-a2,Slider-a3,Slider-a4にbk2を構成するch5,ch6,ch7,ch8が新たな割当chとして割り当てられる。
次いで、以前の割当chが解除されて、新たな割当chがスライダ21の操作対象のchとして設定され、コントローラー2のカレントメモリ(RAM32)の割当chの情報を新たな割当chのch番号へ書き替える。さらに、新たな割当chにあわせてスライダ21におけるLEDによる表示を新たな割当chの内容に変更する。さらに、新たな割当chの設定内容をDAW(PC1)へ送り、PC1のカレントメモリ(RAM12)の割当chの情報を新たな割当chにあわせて更新すると共に、割当ch表示部17の表示を新たな割当chにあわせて、図8の下段に示すように更新する。なお、操作前において最も右側のバンクに割り当てられており、右側直近のバンクが検出されない場合は、すべてのスライダ21について割当chを変更せず現状の割当chを維持し、バンク単位の変更の処理(左)を中止する。
次に、コントローラー2においてスライダ21のいずれかがユーザによって操作されたことを検出したときに起動されるスライダが操作された時の処理のフローチャートを図9に示す。このスライダが操作された時の処理はコントローラー2で実行する処理であり、操作された1個のスライダ21が処理対象とされる。
いずれかのスライダ21がユーザによって操作されたことが検出されて、スライダが操作された時の処理がコントローラー2で起動されると、ステップS10にて操作されたスライダ21の操作量と、当該スライダ21の割当chである操作対象chとが確認され、確認された操作量に基づいて操作対象パラメータの新たな値(更新値)が決定される。そして、操作対象chの操作対象パラメーターの値を更新値へ変更する指示がDAWへ送られる。次いで、ステップS11にて更新値にあわせて操作対象chの各種の設定変更やスライダ21における操作対象chのLEDの表示を変更する表示変更が行われる。そして、ステップS11の処理が終了するとスライダが操作された時の処理がコントローラー2において終了される。
次に、図9に示すフローチャートのステップS10にて送られた操作対象chの操作対象パラメーターの値を更新値へ変更する指示をDAWが受け取った時にDAW(PC1)で実行されるスライダが操作された時の処理のフローチャートを図10に示す。
操作対象chの操作対象パラメーターの値を更新値へ変更する指示をDAWが受け取り、スライダが操作された時の処理がDAW(PC1)で起動されると、ステップS20にて受け付けた更新値に基づいて操作対象chの操作対象パラメータの値が更新される。次いで、ステップS21にて更新値にあわせて操作対象chの各種の設定変更や、ディスプレイのスライダ制御部D1に表示されているスライダ部15において操作対象chが割り当てられているスライダ画像の摘みの位置が更新値にあわせて変更される表示変更が行われる。そして、ステップS21の処理が終了するとスライダが操作された時の処理がDAW(PC1)において終了される。
次に、DAWにおいて選択chを変更(新たな選択chを指定)する指示が検出されたときに起動するDAW(PC)が実行する選択chの変更の処理のフローチャートを図11に示す。なお、選択ch表示部16におけるchごとに用意されているselボタンのいずれか1つが操作された時に、選択chの変更が指示される。
選択chを変更する指示が検出されてDAW(PC1)において選択chの変更の処理が起動されると、ステップS30にて選択chを変更する指示で指定されたchが新たな選択chとして設定される。この際に、以前の選択chが解除されて、指定されたchが選択chとしてPCカレントメモリ(RAM12)へ書き込まれ、新たな選択chが選択ch制御部D2の制御対象のchとして設定される。さらに、選択ch表示部16に表示されている「-sel-」を新たな選択chの位置に表示すると共に、選択chに関する各種表示の内容が新たな選択chにあわせて更新される。次に、ステップS31にてコントローラー2がDAW(PC1)に外部接続されているか否かが判断され、コントローラー2がDAW(PC1)に外部接続されていると判断された場合は、ステップS32に進む。ステップS32では、新たな選択chのch番号がコントローラー2へ通知される。また、ステップS31にてコントローラー2がDAW(PC1)に外部接続されていないと判断された場合、あるいは、ステップS32の処理が終了した場合は選択chの変更の処理がDAW(PC1)において終了される。
次に、図11に示すフローチャートのステップS32にて送られた新たな選択chのch番号の通知をコントローラー2が受け取った時にコントローラー2で実行される選択chの変更の処理のフローチャートを図12に示す。
新たな選択chのch番号の通知をコントローラー2が受け取り、選択chの変更の処理がコントローラー2で起動されると、ステップS40にて受信した新たな選択chのch番号の情報に基づいて、コントローラーカレントメモリ(RAM32)に保持されている選択chの情報が、新たな選択chの情報に更新される。ステップS40の処理が終了すると選択chの変更の処理がコントローラー2において終了する。この選択chの変更の処理がコントローラー2で実行されることにより、コントローラー2は、DAWで設定されている選択chについて、最新の情報を常に保持するようになる。
なお、選択chが変更されてもスライダ21の割当chは変更されない。
ところで、本発明にかかるコントローラー2においては、ボタン23〜26のいずれかを、shiftボタン22と組み合わせて操作した際に、選択chが含まれる位置へ割当chを移動する指示を行うことができる。この指示がコントローラー2で検出された際にコントローラー2では選択chの位置が確認され、選択chの位置に応じて割当chを移動する処理が行われる。この割当chの変更の処理の第1実施例では、shiftボタン22と、ボタン23〜26のいずれかとを操作した際に、shiftボタン22とボタン23〜26との組み合わせ(操作の種類)と、選択chの位置との組み合わせ、つまり、操作の種類と選択chの位置との組み合わせに応じて割当chをスライダ21に割り当てる割当手法がコントローラー2において決定される。また、割当chの変更の処理の第2実施例では、shiftボタン22とch−ボタン23とを操作した際に、選択chの位置に応じて割当chをスライダ21に割り当てる割当手法がコントローラー2において決定される。
まず、第1実施例の割当chの変更の処理について説明する。図14にshiftボタン22とボタン23〜26との組み合わせと、選択chの位置とに応じてコントローラー2で実行される割当chをスライダ21に割り当てる割当手法のテーブルを示す。このテーブルでは、割当手法が手法1ないし手法9のいずれかに決定されるが、これらの手法の内容については後述する。
図14を参照すると、shiftボタン22を押しながらch−ボタン23が押された時に、選択chが位置1とされていた場合は手法1が実行され、選択chが位置2とされていた場合は手法5が実行され、選択chが位置3とされていた場合は手法8が実行される。また、shiftボタン22を押しながらch+ボタン24が押された時に、選択chが位置1とされていた場合は手法3が実行され、選択chが位置2とされていた場合は手法7が実行され、選択chが位置3とされていた場合は手法9が実行される。さらに、shiftボタン22を押しながらbk−ボタン25あるいはbk+ボタン26が押された時に、選択chが位置1とされていた場合は手法4が実行され、選択chが位置2とされていた場合は手法6が実行され、選択chが位置3とされていた場合は手法2が実行される。
この場合、選択chの位置1とは、選択ch以降のch数が3個より多い(選択ch以降のch数がスライダ数より多い)位置で、かつ、選択ch以前のch数が3個より多い(選択ch以前のch数がスライダ数より多い)位置である。また、選択chの位置2とは、選択ch以降のch数が3個より多い(選択ch以降のch数がスライダ数より多い)位置で、かつ、選択ch以前のch数が3個以下(選択ch以前のch数がスライダ数より少ない)位置である。さらに、選択chの位置3とは、選択ch以降のch数が3個以下(選択ch以降のch数がスライダ数より少ない)位置で、かつ、選択ch以前のch数が3個より多い(選択ch以前のch数がスライダ数より多い)位置である。
図14に示すテーブルを用いて割当chをスライダ21に割り当てる第1実施例の割当ch変更の処理のフローチャートを図13に示す。
shiftボタン22とボタン23〜26とが組み合わされて操作したことがコントローラー2において検出されると、図13に示す割当ch変更の処理がコントローラー2において起動され、ステップS50にて自機のコントローラーカレントメモリ(RAM32)に記録されている選択chを参照して現在の選択chを確認する。続いて、ステップS51にて操作されたボタンが確認される。この操作されたボタンの確認では、shiftボタン22とch−ボタン23ないしbk+ボタン26のいずれかとの組み合わせが確認される。次いで、ステップS52へ進み、ステップS50にて確認された選択chの位置(位置1か位置2か位置3か)と、ステップS51で確認された操作されたボタンの組み合わせ(Shift&ch-かShift&ch+かShift&bk-/bk+か)(操作の種類)との組み合わせ、つまり、選択chの位置と操作の種類との組み合わせに基づいて図14に示すテーブルが参照されて、手法1ないし手法9の内のいずれかの割当chの割当手法が決定される。そして、決定された割当手法に基づいてステップS53にて新たな割当ch群が決定され、決定された新たな割当ch群がステップS54にてスライダ21のSlider-a1,Slider-a2,Slider-a3,Slider-a4に割り当てられる。この際に、以前の割当ch群が解除されて、新たな割当ch群がスライダ21の操作対象のchとして設定され、コントローラー2のカレントメモリ(RAM32)の割当chの情報を新たな割当ch群のch番号へ書き替える。さらに、新たな割当ch群にあわせてスライダ21におけるLEDによる表示を新たな割当ch群の内容に変更する。さらにまた、新たな割当ch群の設定内容をDAW(PC1)へ送る。ステップS54の処理が終了すると割当ch変更の処理がコントローラー2において終了する。
なお、DAWにおける選択chの変更時に新たな選択chのch番号をコントローラー2は受けとらず、ステップS50において選択chのch番号をDAWに要求する要求指示を送り、DAWからの回答を受けて現在の選択chのch番号を確認するようにしてもよい。この場合、DAWは、コントローラー2からの要求指示を受けたときに、現在の選択chのch番号あるいは選択chを識別できる情報を、要求に対する回答として、要求を出したコントローラー2に送るようにする。
次に、図13に示すフローチャートのステップS53にて送られた新たな割当chの設定内容をDAWが受け取った時にDAW(PC1)で実行される割当ch変更の処理のフローチャートを図15に示す。
新たな割当chの設定内容をDAWが受け取り、割当ch変更の処理がDAW(PC1)で起動されると、ステップS55にて割当chに関する各種設定を、受け取った新たな割当ch群の設定内容にあわせて更新する。この更新では、PCカレントメモリ(RAM12)の割当chの情報や、選択ch表示部16と割当ch表示部17における割当chに関する表示の内容を受け取った新たな割当ch群の設定内容にあわせて更新する。ステップS55の処理が終了すると割当ch変更の処理がDAW(PC1)において終了する。
ここで、手法1ないし手法9の説明を行う。shiftボタン22と、ボタン23〜26との具体的な組み合わせと、選択chの位置とに応じて手法1ないし手法9のいずれかの手法に決定されて、新たな割当ch群がスライダ21に割り当てられる。
まず、手法1について図16を参照しながら説明する。図16の上段にはch1〜ch16のch番号とバンク1(bk1)〜バンク4(bk4)のバンク構成を示している。図16の中段には、操作前の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されており、図16の下段には、shiftボタン22とch−ボタン23との操作後の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されている。shiftボタン22を押しながらch−ボタン23が押されたことがコントローラー2で検出されると、図13に示す割当ch変更の処理が起動され、そのステップS50にて選択chがch10であることが確認される。選択chがch10の場合は、選択ch以降のch数が7chで選択ch以前のch数が10chとされていることから、選択chの位置が位置1と検出される。また、ステップS51では操作されたボタンがshiftボタン22とch−ボタン23と確認される。
これにより、ステップS52にて図14に示すテーブルが参照されて、割当手法が手法1と決定される。手法1の割当手法と決定された場合は、現在の選択chをスライダ21の左端のSlider-a1へ割り当て、ch番号増加方向に連続するchを残りのSlider-a2,Slider-a3,Slider-a4へ割り当てる新たな割当ch群がステップS53で決定される。そして、ステップS54にて現在の選択chであるch10がSlider-a1へ割り当てられ、ch番号増加方向に連続するch11,ch12,ch13が残りのSlider-a2,Slider-a3,Slider-a4へ割り当てられる。そして、以前の割当ch群が解除されて、新たな割当ch群がスライダ21の操作対象のchとして設定され、コントローラー2のカレントメモリ(RAM32)の割当chの情報を新たな割当ch群のch番号へ書き替える。さらに、新たな割当ch群にあわせてスライダ21におけるLEDによる表示が新たな割当chの内容に変更される。
さらに、新たな割当ch群の設定内容がDAW(PC1)へ送られ、PC1のカレントメモリ(RAM12)の割当chの情報が新たな割当ch群にあわせて更新されると共に、割当ch表示部17の表示を新たな割当ch群にあわせて、図16の下段に示すように更新される。
次に、手法2について図17を参照しながら説明する。図17の上段にはch1〜ch16のch番号とバンク1(bk1)〜バンク4(bk4)のバンク構成を示している。図17の中段には、操作前の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されており、図17の下段には、shiftボタン22とbk−ボタン25あるいはbk+ボタン26との操作後の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されている。shiftボタン22を押しながらbk−ボタン25あるいはbk+ボタン26が押されたことがコントローラー2で検出されると、図13に示す割当ch変更の処理が起動され、そのステップS50にて選択chがch14であることが確認される。選択chがch14の場合は、選択ch以降のch数が3chで選択ch以前のch数が14chとされていることから、選択chの位置が位置3と検出される。また、ステップS51では操作されたボタンがshiftボタン22とbk−ボタン25あるいはbk+ボタン26と確認される。
これにより、ステップS52にて図14に示すテーブルが参照されて、割当手法が手法2と決定される。手法2の割当手法と決定された場合は、選択chを含むバンクとなる最終バンクのch群が新たな割当chとしてスライダ21に割り当てられる。すなわち、スライダ21にスライダ数分の連続する最終バンクを構成するchが新たな割当ch群とされる。最終バンクは選択chを含むbk4でありch13,ch14,ch15,ch16で構成されていることから、Slider-a1,Slider-a2,Slider-a3,Slider-a4にch13,ch14,ch15,ch16の連続するch群が新たな割当ch群として割り当てられる。そして、以前の割当ch群が解除されて、新たな割当ch群がスライダ21の操作対象のchとして設定され、コントローラー2のカレントメモリ(RAM32)の割当chの情報を新たな割当ch群のch番号へ書き替える。さらに、新たな割当ch群にあわせてスライダ21におけるLEDによる表示が新たな割当chの内容に変更される。
さらに、新たな割当ch群の設定内容がDAW(PC1)へ送られ、PC1のカレントメモリ(RAM12)の割当chの情報が新たな割当ch群にあわせて更新されると共に、割当ch表示部17の表示を新たな割当ch群にあわせて、図17の下段に示すように更新される。
次に、手法3および手法4について図18を参照しながら説明する。図18の最上段にはch1〜ch16のch番号とバンク1(bk1)〜バンク4(bk4)のバンク構成を示している。図18の2段目には、操作前の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されており、図18の3段目には、shiftボタン22とch+ボタン24との操作後の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されており、図18の最下段にはshiftボタン22とbk−ボタン25あるいはbk+ボタン26との操作後の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されている。shiftボタン22を押しながらch+ボタン24が押されたこと、または、shiftボタン22を押しながらbk−ボタン25あるいはbk+ボタン26が押されたことがコントローラー2で検出されると、図13に示す割当ch変更の処理が起動され、そのステップS50にて選択chがch10であることが確認される。選択chがch10の場合は、選択ch以降のch数が7chで選択ch以前のch数が10chとされていることから、選択chの位置が位置1と検出される。また、ステップS51では操作されたボタンがshiftボタン22とch+ボタン24、または、shiftボタン22とbk−ボタン25あるいはbk+ボタン26と確認される。
ここで、操作されたボタンがshiftボタン22とch+ボタン24と確認された場合は、ステップS52にて図14に示すテーブルが参照されて、割当手法が手法3と決定される。手法3の割当手法と決定された場合は、現在の選択chをスライダ21の右端のSlider-a4へ割り当て、ch番号減少方向に連続するchを残りのSlider-a3,Slider-a2,Slider-a1へ割り当てるよう新たな割当ch群がステップS53で決定される。そして、ステップS54にて現在の選択chであるch10がSlider-a4へ割り当てられ、ch番号減少方向に連続するch9,ch8,ch7が残りのSlider-a3,Slider-a2,Slider-a1へ割り当てられる。
また、操作されたボタンがshiftボタン22とbk−ボタン25あるいはbk+ボタン26と確認された場合は、ステップS52にて図14に示すテーブルが参照されて、割当手法が手法4と決定される。手法4の割当手法と決定された場合は、選択chを含むバンクのch群が新たな割当chとしてスライダ21に割り当てられる。すなわち、現在の選択chのchを含むバンクのch群がスライダ21の新たな割当ch群とされる。選択chを含むバンクはbk3でありch9,ch10,ch11,ch12で構成されていることから、Slider-a1,Slider-a2,Slider-a3,Slider-a4にch9,ch10,ch11,ch12の連続するch群が新たな割当ch群として割り当てられる。
そして、以前の割当ch群が解除されて、新たな割当ch群がスライダ21の操作対象のchとして設定され、コントローラー2のカレントメモリ(RAM32)の割当chの情報を新たな割当ch群のch番号へ書き替える。さらに、新たな割当ch群にあわせてスライダ21におけるLEDによる表示が新たな割当chの内容に変更される。
さらに、新たな割当ch群の設定内容がDAW(PC1)へ送られ、PC1のカレントメモリ(RAM12)の割当chの情報が新たな割当ch群にあわせて更新されると共に、割当ch表示部17の表示を新たな割当ch群にあわせて、割当手法が手法3の場合は図18の3段目に示すように、手法4の場合は図18の最下段に示すように更新される。
次に、手法5ないし手法7について図19を参照しながら説明する。図19の最上段にはch1〜ch16のch番号とバンク1(bk1)〜バンク4(bk4)のバンク構成を示している。図19の2段目には、操作前の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されており、図19の3段目には、shiftボタン22とch−ボタン23との操作後の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されており、図19の4段目にはshiftボタン22とbk−ボタン25あるいはbk+ボタン26との操作後の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されており、図19の最下段にはshiftボタン22とch+ボタン24との操作後の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されている。shiftボタン22を押しながらch−ボタン23が押されたこと、または、shiftボタン22を押しながらbk−ボタン25あるいはbk+ボタン26が押されたこと、もしくは、shiftボタン22を押しながらch+ボタン24が押されたことがコントローラー2で検出されると、図13に示す割当ch変更の処理が起動され、そのステップS50にて選択chがch2であることが確認される。選択chがch2の場合は、選択ch以降のch数が15chで選択ch以前のch数が2chとされていることから、選択chの位置が位置2と検出される。また、ステップS51では操作されたボタンがshiftボタン22とch−ボタン23、または、shiftボタン22とbk−ボタン25あるいはbk+ボタン26、もしくは、shiftボタン22とch+ボタン24と確認される。
ここで、操作されたボタンがshiftボタン22とch−ボタン23と確認された場合は、ステップS52にて図14に示すテーブルが参照されて、割当手法が手法5と決定される。手法5の割当手法と決定された場合は、現在の選択chをスライダ21の左端のSlider-a1へ割り当て、ch番号増加方向に連続するchを残りのSlider-a2,Slider-a3,Slider-a4へ割り当てる新たな割当ch群がステップS53で決定される。そして、ステップS54にて現在の選択chであるch2がSlider-a1へ割り当てられ、ch番号増加方向に連続するch3,ch4,ch5が残りのSlider-a2,Slider-a3,Slider-a4へ割り当てられる。
また、操作されたボタンがshiftボタン22とbk−ボタン25あるいはbk+ボタン26と確認された場合は、ステップS52にて図14に示すテーブルが参照されて、割当手法が手法6と決定される。手法6の割当手法と決定された場合は、選択chを含む最初のバンクのch群が新たな割当chとしてスライダ21に割り当てられる。すなわち、スライダ21にスライダ数分の連続する最初のバンクを構成するchが、新たな割当ch群とされる。最初のバンクは選択chを含むbk1でありch1,ch2,ch3,ch4で構成されていることから、Slider-a1,Slider-a2,Slider-a3,Slider-a4にch1,ch2,ch3,ch4の連続するch群が新たな割当ch群として割り当てられる。
さらに、操作されたボタンがshiftボタン22とch+ボタン24と確認された場合は、ステップS52にて図14に示すテーブルが参照されて、割当手法が手法7と決定される。手法7の割当手法と決定された場合は、現在の選択chをスライダ21の右端のSlider-a4へ割り当て、ch番号減少方向に連続するchを残りのSlider-a3,Slider-a2,Slider-a1へ割り当てるが、割り当てるchがないスライダ21にはchを割り当てない新たな割当ch群がステップS53で決定される。そして、ステップS54にて現在の選択chであるch2がSlider-a4へ割り当てられ、ch番号減少方向に連続するch1がSlider-a3に新たな割当ch群として割り当てられるが、残りのSlider-a2,Slider-a1には割り当てられるchがないためchは割り当てられない。
そして、以前の割当ch群が解除されて、新たな割当ch群がスライダ21の操作対象のchとして設定され、コントローラー2のカレントメモリ(RAM32)の割当chの情報を新たな割当ch群のch番号へ書き替える。さらに、新たな割当ch群にあわせてスライダ21におけるLEDによる表示が新たな割当chの内容に変更される。
さらに、新たな割当ch群の設定内容がDAW(PC1)へ送られ、PC1のカレントメモリ(RAM12)の割当chの情報が新たな割当ch群にあわせて更新されると共に、割当ch表示部17の表示を新たな割当ch群にあわせて、割当手法が手法5の場合は図19の3段目に示すように、手法6の場合は図19の4段目に示すように、手法7の場合は図19の最下段に示すように更新される。
次に、手法8および手法9について図20を参照しながら説明する。図20の最上段にはch1〜ch16のch番号とバンク1(bk1)〜バンク4(bk4)のバンク構成を示している。図20の2段目には、操作前の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されており、図20の3段目には、shiftボタン22とch−ボタン23との操作後の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されており、図20の最下段にはshiftボタン22とch+ボタン24との操作後の選択ch表示部16と割当ch表示部17の表示態様の一例が示されている。shiftボタン22を押しながらch−ボタン23が押されたこと、または、shiftボタン22を押しながらch+ボタン24が押されたことがコントローラー2で検出されると、図13に示す割当ch変更の処理が起動され、そのステップS50にて選択chがch14であることが確認される。選択chがch14の場合は、選択ch以降のch数が3chで選択ch以前のch数が14chとされていることから、選択chの位置が位置3と検出される。また、ステップS51では操作されたボタンがshiftボタン22とch−ボタン23、または、shiftボタン22とch+ボタン24と確認される。
ここで、操作されたボタンがshiftボタン22とch−ボタン23と確認された場合は、ステップS52にて図14に示すテーブルが参照されて、割当手法が手法8と決定される。手法8の割当手法と決定された場合は、現在の選択chをスライダ21の左端のSlider-a1へ割り当て、ch番号増加方向に連続するchを残りのSlider-a2,Slider-a3,Slider-a4へ割り当てるが、割り当てるchがないスライダ21にはchを割り当てない新たな割当ch群がステップS53で決定される。そして、ステップS54にて現在の選択chであるch14がSlider-a1へ割り当てられ、ch番号増加方向に連続するch15,ch16がSlider-a2,Slider-a3へ新たな割当ch群として割り当てられるが、残りのSlider-a4には割り当てられるchがないためchは割り当てられない。
また、操作されたボタンがshiftボタン22とch+ボタン24と確認された場合は、ステップS52にて図14に示すテーブルが参照されて、割当手法が手法9と決定される。手法9の割当手法と決定された場合は、現在の選択chをスライダ21の右端のSlider-a4へ割り当て、ch番号減少方向に連続するchを残りのSlider-a3,Slider-a2,Slider-a1へ割り当てる新たな割当ch群がステップS53で決定される。そして、ステップS54にて現在の選択chであるch14がSlider-a4へ割り当てられ、ch番号減少方向に連続するch13,ch12,ch11がSlider-a3,Slider-a2,Slider-a1の連続するch群が新たな割当ch群として割り当てられる。
そして、以前の割当ch群が解除されて、新たな割当ch群がスライダ21の操作対象のchとして設定され、コントローラー2のカレントメモリ(RAM32)の割当chの情報を新たな割当ch群のch番号へ書き替える。さらに、新たな割当ch群にあわせてスライダ21におけるLEDによる表示が新たな割当chの内容に変更される。
さらに、新たな割当ch群の設定内容がDAW(PC1)へ送られ、PC1のカレントメモリ(RAM12)の割当chの情報が新たな割当ch群にあわせて更新されると共に、割当ch表示部17の表示を新たな割当ch群にあわせて、割当手法が手法8の場合は図20の3段目に示すように、手法9の場合は図20の最下段に示すように更新される。
以上説明した手法1ないし手法9の割当手法においては、新たな割当ch群は選択chを含むようになる。そして、選択chと関係するch群は選択chの前後にまとめられており、手法1ないし手法9の割当手法では選択ch前後のch群をスライダ21へ割り当てることから、選択chと関係するch群をスライダ21へ割り当てることができるようになる。
次に、第2実施例の割当chの変更の処理で用いる割当手法のテーブルを図21に示す。第2実施例は、割当chの変更を指示する操作の種類を1種類(Shift&ch-)とし、選択chの位置のみに応じて割当手法を変更する。図21に示す割当手法のテーブルは、shiftボタン22とch−ボタン23とを操作した際に、選択chの位置に応じて割当chをスライダ21に割り当てる割当手法をコントローラー2が決定するためのテーブルとされている。選択chが位置する位置1、位置2、位置3は図14に示す通りの位置とされている。
ここで、shiftボタン22を押しながらch−ボタン23が押されたことがコントローラー2において検出されると、第2実施例の割当ch変更の処理が起動され、DAW(PC1)における現在の選択chのch番号が確認される。そして、自機のコントローラーカレントメモリ(RAM32)に記録されている選択chが参照されて確認された選択chと照合される。照合されると、操作されたボタンがshiftボタン22とch−ボタン23とされているか確認される。次いで、確認された選択chの位置から図21に示すテーブルが参照されて、手法1、手法5、手法2の内のいずれかの割当chの割当手法が決定される。そして、決定された割当手法に基づいて新たな割当ch群が決定され、決定された新たな割当ch群がスライダ21のSlider-a1,Slider-a2,Slider-a3,Slider-a4に割り当てられる。
ここで、確認された選択chの位置が位置1と検出されると、図21に示すテーブルが参照されて、割当手法が手法1と決定されて図16に示すように新たな割当ch群がスライダ21に割り当てられる。また、確認された選択chの位置が位置2と検出されると、図21に示すテーブルが参照されて、割当手法が手法5と決定されて図19に示すように新たな割当ch群がスライダ21に割り当てられる。さらに、確認された選択chの位置が位置3と検出されると、図21に示すテーブルが参照されて、割当手法が手法2と決定されて図17に示すように新たな割当ch群がスライダ21に割り当てられる。新たな割当ch群がスライダ21に割り当てられた後の処理は、第1実施例の割当chの変更の処理と同様とされるので、その説明は省略する。
第2実施例で採用する操作の種類はShift&ch-に限られず、Shift&ch+、Shift&bk-、Shift&bk+など他の操作の種類を採用してもよい。さらに、第1実施例で使う図14に示すテーブル,第2実施例で使う図21に示すテーブルにおける操作の種類、選択chの位置、割当手法の組み合わせは、最も好ましいと考えられるものを例示してあるが、図14や図21に示すテーブルの組み合わせに限られず、他の組み合わせを採用してもよい。
なお、第1実施例および第2実施例の割当chの変更の処理において、DAWにおける選択chの変更時に新たな選択chのch番号をコントローラー2は受けとらず、選択chの位置を確認する処理において選択chのch番号をDAWに要求する要求指示を送り、DAWからの回答を受けて現在の選択chのch番号を確認するようにしてもよい。この場合、DAWは、コントローラー2からの要求指示を受けたときに、現在の選択chのch番号あるいは選択chを識別できる情報を、要求に対する回答として、要求を出したコントローラー2に送るようにする。
以上説明した本発明の音響制御用コントローラーにおいて、各種のボタンを、DAW(PC)の画面上にキーボードやマウスで操作できるソフトウェアボタンとして配置するようにしてもよい。この場合、DAW(PC)で各種のソフトウェアボタンに対する操作を検出し、当該操作されたボタンに該当するPC側の処理を実行するとともに、当該操作されたボタンをしめす情報を音響制御用コントローラーへ送り、当該操作に該当する処理を音響制御用コントローラーで実行させるようにする。
また、本発明の音響制御用コントローラーではshiftボタンと他のボタンとの組み合わせにより3種類の指示方法としたが、指示方法は少なくとも1種類あればよく2種類あるいは4種類以上としてもよい。例えば、(1)shiftボタンとch−ボタンとの組み合わせのみとする、(2)shiftボタンとch+ボタンとの組み合わせのみとする、(3)shiftボタンとbk−/bk+ボタンとの組み合わせは採用せず、shiftボタンとch−ボタンとの組み合わせおよびshiftボタンとch+ボタンとの組み合わせとする、(4)shiftボタンとbk−/bk+ボタン23との組み合わせのみとする、ことが考えられる。この場合、指示方法と選択chの位置の組み合わせと決定される割当手法の対応関係は図14に示すテーブルに限らず、適宜に対応関係を調整することができる。例えば、(1)shiftボタンとch−ボタンとの組み合わせのみとする場合は、位置1で手法1,位置2で手法5,位置3で手法2とする、(2)shiftボタンとch+ボタンとの組み合わせのみとする場合は、位置1で手法3,位置2で手法6,位置3で手法9とすることが考えられる。
1 PC、2 コントローラー、3 マウス、4 キーボード、5 電子楽器、6 デジタルミキサ、7 スピーカアンプ、10 CPU、11 フラッシュメモリ、12 RAM、13 外部I/O、14 バス、15 スライダ部、16 選択ch表示部、17 割当ch表示部、21 スライダ、22 Shiftボタン、23 ch−ボタン、24 ch+ボタン、25 bk−ボタン、26 bk+ボタン、30 CPU、31 フラッシュメモリ、32 RAM、33 外部I/O、34 表示器、35 操作子、36 バス、D1 スライダ制御部、D2 選択ch制御部、D3 その他制御部

Claims (3)

  1. 音響処理機能を操作するための音響制御用コントローラーであって、
    複数本のスライダと、
    前記複数本のスライダのそれぞれにはチャンネルが1つずつ割り当てられており、各スライダに割り当てられているチャンネルの変更を指示する変更指示手段と、
    前記音響処理機能においては、編集対象とされる1つの任意のチャンネルが選択チャンネルとして選択されており、前記変更指示手段により変更が指示された時に、前記音響処理機能において選択されている選択チャンネルを確認し、当該選択チャンネルを含む複数個のチャンネルを前記複数本のスライダのそれぞれに割り当てる割当変更手段と、
    を備えることを特徴とする音響制御用コントローラー。
  2. 前記割当変更手段が前記選択チャンネルを含む複数のチャンネルを前記複数本のスライダのそれぞれに割り当てる際に、前記選択チャンネルからはじまり、チャンネル番号が連続する複数個のチャンネルを、チャンネル番号順で前記複数本のスライダにそれぞれ割り当てることを特徴とする請求項1記載の音響制御用コントローラー。
  3. 前記変更指示手段は、複数の指示方法のいずれかで割当チャンネルを変更する指示を行うことができ、
    前記割当変更手段は、前記変更指示手段からの割当チャンネルを変更する指示が検出された時に、前記指示が前記複数の指示方法のいずれであるかを検出すると共に、前記選択チャンネルの位置を検出し、検出された前記指示方法と前記選択チャンネルの位置とにより割当手法を決定して、該決定された割当手法により前記選択チャンネルを含む複数個のチャンネルを前記複数本のスライダにそれぞれ割り当てることを特徴とする請求項1記載の音響制御用コントローラー。
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