JP2016176772A - アンテナ装置、電波到来方向追従アンテナ装置、及び電波到来方向推定方法 - Google Patents

アンテナ装置、電波到来方向追従アンテナ装置、及び電波到来方向推定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】平面アンテナにおいて、より少ない部品点数で低コストに電波到来方向を推定することができるアンテナ装置を提供する。【解決手段】最大利得が得られる方向を正面方向に向けた平面アレーアンテナ11と、平面アレーアンテナ11の一辺に沿って配列され、最大利得を得られる方向が平面アレーアンテナ11と異なる向きの1次元アレーアンテナ12と、平面アレーアンテナ11と1次元アレーアンテナ12との指向特性を記録したメモリ40と、平面アレーアンテナ11で受信した受信信号を検波する第1検波部20と、1次元アレーアンテナ12で受信した受信信号を検波する第2検波部30と、第1検波部20が出力する検波出力電圧と、第2検波部30が出力する検波出力電圧と、指向特性とを用いて電波の到来角度を計算する計算部50とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、電波の到来方向を推定できるアンテナ装置、電波到来方向追従アンテナ装置、及び電波到来方向推定方法に関する。
近年、無線通信の大容量化に対応すべく、ミリ波を用いた無線通信システムが開発されている。たとえば60GHz帯を用いた通信速度1.25Gbpsを有するギガビットイーサネット(GbE)信号の伝送が可能な無線通信システムも既に開発されている。しかし、屋外で利用するミリ波無線では、指向性の高いアンテナを使用するため、アンテナのわずかな軸ずれが大きな受信電力の低下につながるという課題がある。アンテナの軸ずれを自動的に補整するためには、電波の到来方向を推定する必要がある。しかし、一般的なパラボラアンテナには、アンテナの軸ずれ方向を検出する機能は有していない。
一方、アレーアンテナでは、特許文献1に開示されているように、平面スロットアンテナアレーの周りの4つの辺に1次元のスロットアレーアンテナを配置し、そのアレーアンテナの各素子への給電線の線路長を変えることで1次元アレーアンテナの指向性を、正面方向から各アレーアンテナごとに違う方向にずらし、4つの1次元アレーアンテナの受信電力を比較することにより、電波の到来方向を推定する技術が開示されている。
また、非特許文献1に開示されたミリ波アレーアンテナは、分岐回路により各アンテナに給電するアレーアンテナである。
特開2013−221832号公報
J. Hirokawa, J. D. Kim, K. SAKURAI, M. ANDO, T. TAKADA, and T. NAGATSUMA, "Designs and measurements of plate-laminated waveguide slot array antennas for 120GHz band and 350GHz band" , 2011 Asia Pacific Microwave Conference, pp. 445-448, 2011.
しかしながら、特許文献1に示された技術では、4つの1次元アレーアンテナに対して4つのミリ波検波器を必要とするため、アンテナ装置が高価になるという課題がある。また、非特許文献1に開示されたミリ波アレーアンテナの場合は、分岐回路により各アンテナ素子に給電するアレーアンテナであるため、アンテナ素子毎に可変位相器を設けることは困難であり、電波の到来方向を推定する用途に不向きである。
この発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、平面アンテナにおいて、より少ない部品点数で低コストに電波到来方向を推定することができるアンテナ装置、電波到来方向追従アンテナ装置、及び電波到来方向推定方法を提供することを目的とする。
本発明のアンテナ装置は、最大利得が得られる方向を正面方向に向けた平面アレーアンテナと、前記平面アレーアンテナの一辺に沿って配列され、最大利得を得られる方向が前記平面アレーアンテナと異なる向きの1次元アレーアンテナと、前記平面アレーアンテナと前記1次元アレーアンテナとの指向特性を記録したメモリと、前記平面アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第1検波部と、前記1次元アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第2検波部と、前記第1検波部が出力する検波出力電圧と、前記第2検波部が出力する検波出力電圧と、前記指向特性とを用いて電波の到来角度を計算する計算部とを具備することを要旨とする。
また、本発明の電波到来方向追従アンテナ装置は、最大利得が得られる方向を正面方向に向けた平面アレーアンテナと、前記平面アレーアンテナの一辺に沿って配列され、最大利得を得られる方向が前記平面アレーアンテナと異なる向きの1次元アレーアンテナと、前記平面アレーアンテナと前記1次元アレーアンテナとの指向特性を記録したメモリと、前記平面アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第1検波部と、前記1次元アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第2検波部と、前記第1検波部が出力する検波出力電圧と、前記第2検波部が出力する検波出力電圧と、前記指向特性とを用いて電波の到来角度を計算する計算部とを具備するアンテナ装置と、前記アンテナ装置の姿勢を変化させる電動雲台と、前記到来角度を用いて前記電動雲台を制御する電動雲台制御部とを具備することを要旨とする。
また、本発明の電波到来方向推定方法は、アンテナ装置が行う電波到来方向推定方法であって、最大利得が得られる方向を正面方向に向けた平面アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第1検波ステップと、前記平面アレーアンテナの一辺に沿って配列され、最大利得を得られる方向が前記平面アレーアンテナと異なる向きの1次元アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第2検波ステップと、前記第1検波ステップで得られた検波出力電圧と、前記第2検波ステップで得られた検波出力電圧と、メモリに記録された前記平面アレーアンテナと前記1次元アレーアンテナとの指向特性とを用いて電波の到来角度を計算する計算ステップとを行うことを要旨とする。
この発明によれば、少ない部品点数で低コストに電波到来方向(到来角度)を推定することができる。
第1実施形態のアンテナ装置1の機能構成例を示す図である。 アンテナ装置1の平面アレーアンテナ11の指向方向を定義する図である。 アンテナ装置1の動作フローを示す図である。 第2実施形態のアンテナ装置2の機能構成例を示す図である。 第3実施形態の電波到来方向追従アンテナ装置3の機能構成例を示す図である。 第4実施形態の電波到来方向追従アンテナ装置4の機能構成例を示す図である。 第5実施形態の電波到来方向追従アンテナ装置5の機能構成例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。複数の図面中同一のものには
同じ参照符号を付し、説明は繰り返さない。
〔第1実施形態〕
図1に、本発明の第1実施形態のアンテナ装置1の機能構成例を示す。アンテナ装置1は、平面アレーアンテナ11と、1次元アレーアンテナ12と、第1検波部20と、第2検波部30と、メモリ40と、計算部50とを具備する。
平面アレーアンテナ11は、最大利得が得られる方向を正面方向に向けた平面アレーアンテナである。平面アレーアンテナは、XY平面上に複数のアンテナ素子(スロットアンテナ)が2次元に配置された矩形(正方形を含む)の平面スロットアレイアンテナであり、高い指向性を有する。
1次元アレーアンテナ12は、平面アレーアンテナ11の一辺に沿って配列され、最大利得を得られる方向が平面アレーアンテナ11と異なっている。平面アレーアンテナ11と1次元アレーアンテナ12とは、例えばメタル層の平板10によって一体に形成される。
平面アレーアンテナ11のアレイ状に配置されたアンテナ素子(開孔部)には、図示しない1つの給電端子から等しい長さの給電線(給電用導波管)によって給電される。よって、平面アレーアンテナ11の最大利得方向(指向性)は、アンテナ平面10aに対して垂直な方向(正面方向)に形成される。平面アレーアンテナ11上に破線で示す凸形状は、平面アレーアンテナ11の指向性を模式的に表す。
1次元アレーアンテナ12は、電波の到来方向を推定するためのアンテナであって、平面アレーアンテナ11の一辺に沿って一列に配置される。アンテナ素子の形状及び給電線の基本構造は平面アレーアンテナ11と同じである。但し、給電点A0からの各アンテナ素子を接続する給電線の長さは、隣接するアンテナ素子毎に順次増加するように形成されている。
ここで図2を用いて、平面アレーアンテナ11の指向方向を定義する。平面アレーアンテナ11のアンテナ平面10aは、図2のXY平面である。Y軸を中心に回転する方向を水平方向、X軸を中心に回転する方向を仰角方向とする。水平方向の+(プラス)はY軸を中心とした反時計方向、仰角方向の−(マイナス)はX軸を中心とした俯角方向である。
1次元アレーアンテナ12の給電線は、給電点A0に一番近い給電線A7の長さが最も短い。隣のアンテナ素子に給電する給電線は、A7+A6の長さである。更に隣のアンテナ素子に給電する給電線は、A7+A6+A5の長さである。例えば、各給電線の長さは等しいものとする(A7=A6=A5=…)。
このように隣接するアンテナ素子間で、給電線の長さを順次等しい長さ長くすると、1次元アレーアンテナ12の最大利得方向は、Y軸に対して−(マイナス)方向に傾く。1次元アレーアンテナ12上に示す破線で示す凸形状は、1次元アレーアンテナ12の指向性を模式的に表す。
平面アレーアンテナ11の正面方向からα°指向性を傾けた1次元アレーアンテナ11を作成する場合は、隣接するアンテナ素子間で異なる給電線の経路長を0.5×sin(α)×λとする。λは波長である。例えば、120GHz帯で30°の傾き(偏向角)を持つ方向推定用アンテナを作成するには、隣に配置されたアンテナ素子との経路長差を0.625mmに設定する。
給電点A0から一番遠い1次元アレーアンテナ12の他方の端のアンテナ素子に給電する給電線の長さは、給電線A7より3.75mm(0.625×6)長い。なお、この実施形態の給電線22は給電用導波管で構成されるものであり、アンテナ平面10a上で目視することはできない。
第1検波部20は、平面アレーアンテナ11で受信した受信信号を検波する。第1検波部20は、平面アレーアンテナ11に到来する電波の電磁エネルギー密度Qに関連付けられた検波出力電圧を出力する。
第2検波部30は、1次元アレーアンテナ12で受信した受信信号を検波する。第2検波部30は、1次元アレーアンテナ12に到来する電波の電磁エネルギー密度Qに関連付けられた検波出力電圧を出力する。
メモリ40は、平面アレーアンテナ11と1次元アレーアンテナ12との指向特性を記録する。この指向特性は、上記の凸形状で模式的に表したそれぞれのアンテナのアンテナパタンである。平面アレーアンテナ11のアンテナパタンは、アンテナ利得の関数と称することもでき、G1(θ)と表記する。また、1次元アレーアンテナ12のアンテナパタンを、G2(θ)と表記する。
計算部50は、第1検波部20が出力する検波出力電圧と、第2検波部30が出力する検波出力電圧と、アンテナパタンG1(θ),G2(θ)とを用いて電波の到来角度を計算する。電波の到来角度は、式(1)と式(2)とに含まれる角度θである。
角度θは、平面アレーアンテナ11の正面方向からのずれ角である。つまり、ずれ角を補正すれば平面アレーアンテナ11の正面は電波の到来方向に向くので、角度θを電波の到来角度とみなすことができる。
Figure 2016176772
ここで、P1は平面アレーアンテナ11の受信電力、P2は1次元アレーアンテナ12の受信電力であり、それぞれ検波出力電圧から求められる既知の値である。また、アンテナパタンG1(θ),G2(θ)も、角度θごとの値がメモリに記録されているので既知である。また、W(t)は電波の電磁エネルギー密度である。W(t)の単位はジュール/秒である。
P1とP2を同時に計測することで、2つの変数である電波の電磁エネルギー密度W(t)と電波の到来角度θに対して2つの関係式が得られるため、この2つの式より計測時点の電波の電磁エネルギー密度W(t)と電波の到来角度θを計算することができる。到来角度θは、式(1)と式(2)が成立するアンテナパタンG1(θ)とG2(θ)とを代入して計算して求める。
図3に、アンテナ装置1の動作フローを示す。図3を参照してアンテナ装置1が行う電波到来方向推定方法を説明する。
アンテナ装置1が動作を開始すると、第1検波部20は、平面アレーアンテナ11で受信した受信信号を検波する(ステップS1)。ステップS1は、第1検波ステップに相当する。
第2検波部30は、1次元アレーアンテナで受信した受信信号を検波する(ステップS2)。ステップS2は、第2検波ステップに相当する。
計算部50は、第1検波部20が出力する検波出力電圧から平面アレーアンテナ11の受信電力P1を算出する(ステップS3)。次に計算部50は、第2検波部30が出力する検波出力電圧から1次元アレーアンテナ12の受信電力P2を算出する(ステップS4)。なお、検波出力電圧から受信電力は、例えば、予め求めた検波出力電圧と受信電力との相関関係から算出する。算出は予め求めた一覧表を参照する方式でもよいし、相関式から算出するようにしてもよい。
そして、計算部50は、受信電力P1とP2と、メモリに記録されている平面アレーアンテナ11と1次元アレーアンテナ12のアンテナパタンG1(θ),G2(θ)とを用いて電波の到来角度θを計算する(ステップS5)。ステップS3〜S5は、計算ステップに相当する。
以上説明したようにアンテナ装置1によれば、従来の同じ目的のアンテナ装置(特許文献1)よりも少ない部品点数で、電波の到来角度を計算することができる。
なお、アンテナ装置1は、X軸を中心軸とする仰角方向の電波の到来角度を計算するアンテナ装置である。次に、仰角方向と水平方向の2方向の電波の到来角度を計算できるようにしたアンテナ装置2を説明する。
〔第2実施形態〕
図4に、本発明の第2実施形態のアンテナ装置2の機構構成例を示す。本実施形態のアンテナ装置2は、第2の1次元アレーアンテナ22と、第3検波部23と、メモリ24と、計算部25とを具備する点でアンテナ装置1(図1)と異なる。
第2の1次元アレーアンテナ22は、1次元アレーアンテナ12の配列方向と直交する向きで、平面アレーアンテナ11の一辺に沿って配列される。第2の1次元アレーアンテナ22の最大利得が得られる方向は、平面アレーアンテナ11と異なる向きである。第2の1次元アレーアンテナ22は、第1アレーアンテナ12と同様に各アンテナ素子の給電線の長さが、隣接するアンテナ素子毎に順次増加するように形成されている。その最大利得の方向は、第2の1次元アレーアンテナ22上に破線の凸形状で示すように、Y軸を中心とする水平方向の+(プラス)に設定されている。
第3検波部23は、第2の1次元アレーアンテナ22で受信した受信信号を検波する。第3検波部23は、第2の1次元アレーアンテナ22に到来する電波の電磁エネルギー密度Qに関連付けられた検波出力電圧を出力する。
メモリ24は、平面アレーアンテナ11と1次元アレーアンテナ12と第2の1次元アレーアンテナ22の指向特性を記録する。メモリ24は、第1実施形態のメモリ40が記憶する情報に加えて、第2の1次元アレーアンテナ22のアンテナパタンG3(θ)も記録する。
計算部25は、第1検波部20が出力する検波出力電圧と、第2検波部30が出力する検波出力電圧と、第3検波部23が出力する検波出力電圧と、各アンテナの指向特性とを用いて電波の到来角度を計算する。本実施形態では、第1実施形態の仰角方向に加えて水平方向についての電波の到来角度も計算する。
平面アレーアンテナ11の仰角方向の回転角度(ずれ角)をθ、水平方向の回転角度(ずれ角)をφとし、アンテナパタンをθとφの関数とする。平面アレーアンテナ11のアンテナパタンG1(θ,φ)、1次元アレーアンテナ12のアンテナパタンG2(θ,φ)、第2の1次元アレーアンテナ22のアンテナパタンG3(θ,φ)である。
計算部25は、各々のアンテナの受信電力P1,P2,P3を計算し、下記する3式から、測定時点における電波の電磁エネルギー密度W(t)とアンテナの仰角方向のずれ角θと水平方向のずれ角φとを計算する。
Figure 2016176772
このように、受信電力P1,P2,P3を同時に測定すれば、2つの変数W(t)とθ,φとに対して3つの関係式が得られる。この3の式から、仰角方向と水平方向の2方向の電波の到来角度θ,φを計算することができる。
なお、アンテナ装置2が行う電波到来方向推定方法は、上記のアンテナ装置1が行う電波到来方向推定方法に対して、第2の1次元アレーアンテナ22の受信信号を第3検波部23で検波する第3検波ステップが追加される点で異なる。また、計算部25が行う計算ステップが第3検波ステップで得られた検波出力電圧と、メモリ24に記録されたアンテナパタンG3(θ)を用いる点で異なるが、電波到来方向推定方法としての基本的な考えは同じである。よって、図面を参照したアンテナ装置2の電波到来方向推定方法の説明については省略する。
以上説明した電波到来方向推定方法を利用することで、平面アレーアンテナ11の到来電波に対する方向のずれを自動的に補正することが可能な電波到来方向追従アンテナ装置3を構成することができる。次に、その電波到来方向追従アンテナ装置3について説明する。
〔第3実施形態〕
図5に、本発明の第3実施形態の電波到来方向追従アンテナ装置3の機能構成例を示す。本実施形態の電波到来方向追従アンテナ装置3は、第1実施形態のアンテナ装置1を用いて平面アレーアンテナ11の仰角方向の到来電波に対する方向のずれを自動的に補正するアンテナ装置である。なお、図5において、アンテナ装置1は平面アレーアンテナ11と1次元アレーアンテナ12のみを示し、他の機能構成例の表記は省略している。
電波到来方向追従アンテナ装置3は、アンテナ装置1と、電動雲台31と、雲台制御部32とを具備する。電動雲台31は、アンテナ装置1の姿勢を変化させる。この例のアンテナ装置1は仰角方向の回転角度(ずれ角)を出力するので、電動雲台31は仰角方向に回転する一軸の雲台である。アンテナ装置1は、アンテナ平面10aのX軸を中心とした水平方向に固定され、仰角方向に回転可能な台の上に固定される。
雲台制御部32は、電動雲台31を制御する。雲台制御部32は、アンテナ装置1が出力する電波の到来角度の情報を用いて、電動雲台の仰角方向の回転角度を制御し、アンテナ装置1のアンテナ平面10aの正面方向を電波の到来方向に一致させる。
このように、本実施形態の電波到来方向追従アンテナ装置3は、平面アレーアンテナ11の方向を自動的に電波の到来方向に合わせることができる。次に、平面アレーアンテナ11の水平方向の姿勢を制御する電波到来方向追従アンテナ装置4について説明する。
〔第4実施形態〕
図6に、本発明の第4実施形態の電波到来方向追従アンテナ装置4の機能構成例を示す。電波到来方向追従アンテナ装置4は、平面アレーアンテナ11の水平方向の姿勢を制御するようにしたアンテナである。
電波到来方向追従アンテナ装置4は、アンテナ装置44と、電動雲台45とを具備する点で電波到来方向追従アンテナ装置3と異なる。アンテナ装置44は、アンテナ装置2の平面アレーアンテナ11から1次元アレーアンテナ12の構成を削除したものである。アンテナ装置44は、平面アレーアンテナ11の水平方向の回転角度(ずれ角)を、電波の到来角度として出力する。
電動雲台45は、Y軸を中心に水平方向に回転する一軸の雲台である。アンテナ装置44は、アンテナ平面42aのY軸を中心とした仰角方向に固定され、水平方向に回転可能な台の上に固定される。雲台制御部32は、アンテナ装置44が出力する電波の到来角度の情報を用いて、電動雲台の仰角方向の回転角度を制御し、アンテナ装置44のアンテナ平面42aの正面方向を電波の到来方向に一致させる。
次に、平面アレーアンテナの仰角方向と水平方向の2つの姿勢を制御する電波到来方向追従アンテナ装置5について説明する。
〔第5実施形態〕
図7に、本発明の第5実施形態の電波到来方向追従アンテナ装置5の機能構成例を示す。本実施形態の電波到来方向追従アンテナ装置5は、第2実施形態のアンテナ装置2を用いて平面アレーアンテナ11の仰角方向のずれ角を自動的に補正するものである。なお、図7において、アンテナ装置2は平面アレーアンテナ11と1次元アレーアンテナ12と第2の1次元アレーアンテナ22のみを示し、他の機能構成例の表記は省略している。
電波到来方向追従アンテナ装置5は、アンテナ装置2と、電動雲台51と、雲台制御部52とを具備する。電動雲台51は、アンテナ装置2の姿勢を変化させる。アンテナ装置2は、仰角方向の回転角度(ずれ角θ)と水平方向の回転角度(ずれ角φ)を出力するので、電動雲台51は仰角方向と水平方向の2方向に回転する二軸の雲台である。アンテナ装置2は、2方向に回転可能な電動雲台51の台の上に固定される。
雲台制御部52は、電動雲台51を制御する。雲台制御部52は、アンテナ装置2が出力する電波の到来角度の情報を用いて、電動雲台51の仰角方向と水平方向の回転角度を制御し、アンテナ装置2のアンテナ平面21aの正面方向を電波の到来方向に一致させる。
以上説明したように、アンテナ装置1(図1)とアンテナ装置2(図4)は、従来の同じ目的のアンテナ装置(特許文献1)より少ない部品点数で低コストに電波到来方向を推定することができる。また、アンテナ装置1と2が行う電波到来方向推定方法を用いることで、平面アレーアンテナ11の方向を自動的に電波の到来方向に合わせられる電波到来方向追従アンテナ装置を実現することができる。
なお、上記した実施形態では、導波型平面アンテナを用いた例で説明を行ったが、他の例えば、スロットアンテナやパッチアンテナ等の他の種類のアンテナに対しても、本発明の技術思想を適用することが可能である。また、1次元アレーアンテナ12と第2の1次元アレーアンテナ22とは、平面アレーアンテナ11を挟んで反対側の一辺に沿って形成してもよい。
また、雲台制御部32等は、例えば、マイクロコンピュータで構成することが可能である。その場合、雲台制御部32が実行する処理は、プログラムで実現することになる。また、プログラム処理内容の一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。
このように本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
1 :アンテナ装置
2 :アンテナ装置
3 :電波到来方向追従アンテナ装置
4 :電波到来方向追従アンテナ装置
5 :電波到来方向追従アンテナ装置
10:平板
10a:アンテナ平面
11:平面アレーアンテナ
12:1次元アレーアンテナ
20:第1検波部
30:第2検波部
40:メモリ
50:計算部
21:平板
21a:アンテナ平面
22:第2の1次元アレーアンテナ
23:第3検波器
24:メモリ
25:計算部
31:電動雲台
32:雲台制御部
42:平板
42a:アンテナ平面
44:アンテナ装置
51:電動雲台
52:雲台制御部
本発明のアンテナ装置は、最大利得が得られる方向を正面方向に向けた平面アレーアンテナと、前記平面アレーアンテナの一辺に沿って配列され、最大利得を得られる方向が前記平面アレーアンテナと異なる向きの1次元アレーアンテナと、前記平面アレーアンテナと前記1次元アレーアンテナにおける受信電力に対する到来角度と電磁エネルギー密度の関数を記録したメモリと、前記平面アレーアンテナで、前記アレーアンテナの受信と同時に受信した受信信号を検波する第1検波部と、前記1次元アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第2検波部と、前記到来角度を計算する計算部とを具備し、前記計算部は、前記第1検波部が出力する第1検波出力電圧と、前記第2検波部が出力する第2検波出力電圧と、前記受信電力に対する到来角度と電磁エネルギー密度の関数とからアンテナ装置に到来した電波の到来角度を計算する計算部とを具備することを要旨とする。
また、本発明の電波到来方向追従アンテナ装置は、上記のアンテナ装置と、前記アンテナ装置の姿勢を変化させる電動雲台と、前記電動雲台を制御する電動雲台制御部とを具備し、前記電動雲台制御部は、前記到来角度に基づいて前記電動雲台を前記平面アレーアンテナの正面方向を電波の到来方向に一致させるように制御することを要旨とする。
また、本発明の電波到来方向推定方法は、アンテナ装置が行う電波到来方向推定方法であって、最大利得が得られる方向を正面方向に向けた平面アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第1検波ステップと、前記平面アレーアンテナの一辺に沿って配列され、最大利得を得られる方向が前記平面アレーアンテナと異なる向きの1次元アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第2検波ステップと、前記第1検波ステップで得られた第1検波出力電圧と、前記第2検波ステップで得られた第2検波出力電圧と、メモリに記録された前記平面アレーアンテナと前記1次元アレーアンテナにおける受信電力に対する到来角度と電磁エネルギー密度の関数を用いてアンテナ装置に到来した電波の到来角度を計算する計算ステップとを行うことを要旨とする。

Claims (7)

  1. 最大利得が得られる方向を正面方向に向けた平面アレーアンテナと、
    前記平面アレーアンテナの一辺に沿って配列され、最大利得を得られる方向が前記平面アレーアンテナと異なる向きの1次元アレーアンテナと、
    前記平面アレーアンテナと前記1次元アレーアンテナとの指向特性を記録したメモリと、
    前記平面アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第1検波部と、
    前記1次元アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第2検波部と、
    前記第1検波部が出力する検波出力電圧と、前記第2検波部が出力する検波出力電圧と、前記指向特性とを用いて電波の到来角度を計算する計算部と
    を具備することを特徴とするアンテナ装置。
  2. 最大利得が得られる方向を正面方向に向けた平面アレーアンテナと、
    前記平面アレーアンテナの一辺に沿って配列され、最大利得を得られる方向が前記平面アレーアンテナと異なる向きの第1の1次元アレーアンテナと、
    前記1次元アレーアンテナの配列方向と直交する向きに配列され、最大利得を得られる方向が前記平面アレーアンテナと異なる向きの第2の1次元アレーアンテナと、
    前記平面アレーアンテナと前記第1の1次元アレーアンテナと前記第2の1次元アレーアンテナとの指向特性を記録したメモリと、
    前記平面アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第1検波部と、
    前記第1の1次元アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第2検波部と、
    前記第2の1次元アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第3検波部と、
    前記第1検波部が出力する検波出力電圧と、前記第2検波部が出力する検波出力電圧と、前記第3検波部が出力する検波出力電圧と、前記指向特性とを用いて電波の到来角度を計算する計算部と
    を具備することを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項1又は2に記載したアンテナ装置において、
    前記1次元アレーアンテナの指向性を、前記平面アレーアンテナの正面方向からα°偏向させる場合、隣接して配置される前記1次元アレーアンテナのアンテナ素子の経路長差を、電波の波長をλとした場合に0.5×sin(α)×λとすることを特徴とするアンテナ装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載したアンテナ装置において、
    前記平面アレーアンテナと前記1次元アレーアンテナとは、同一平面上に形成されることを特徴とするアンテナ装置。
  5. 最大利得が得られる方向を正面方向に向けた平面アレーアンテナと、
    前記平面アレーアンテナの一辺に沿って配列され、最大利得を得られる方向が前記平面アレーアンテナと異なる向きの1次元アレーアンテナと、
    前記平面アレーアンテナと前記1次元アレーアンテナとの指向特性を記録したメモリと、
    前記平面アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第1検波部と、
    前記1次元アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第2検波部と、
    前記第1検波部が出力する検波出力電圧と、前記第2検波部が出力する検波出力電圧と、前記指向特性とを用いて電波の到来角度を計算する計算部とを具備するアンテナ装置と、
    前記アンテナ装置の姿勢を変化させる電動雲台と、
    前記到来角度を用いて前記電動雲台を制御する電動雲台制御部とを具備する
    ことを特徴とする電波到来方向追従アンテナ装置。
  6. アンテナ装置が行う電波到来方向推定方法であって、
    最大利得が得られる方向を正面方向に向けた平面アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第1検波ステップと、
    前記平面アレーアンテナの一辺に沿って配列され、最大利得を得られる方向が前記平面アレーアンテナと異なる向きの1次元アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第2検波ステップと、
    前記第1検波ステップで得られた検波出力電圧と、前記第2検波ステップで得られた検波出力電圧と、メモリに記録された前記平面アレーアンテナと前記1次元アレーアンテナとの指向特性とを用いて電波の到来角度を計算する計算ステップと
    を行うことを特徴とする電波到来方向推定方法。
  7. アンテナ装置が行う電波到来方向推定方法であって、
    最大利得が得られる方向を正面方向に向けた平面アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第1検波ステップと、
    前記平面アレーアンテナの一辺に沿って配列され、最大利得を得られる方向が前記平面アレーアンテナと異なる向きの第1の1次元アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第2検波ステップと、
    前記1次元アレーアンテナの配列方向と直交する向きに配列され、最大利得を得られる方向が前記平面アレーアンテナと異なる向きの第2の1次元アレーアンテナで受信した受信信号を検波する第3検波ステップと、
    前記第1検波ステップで得られた検波出力電圧と、前記第2検波ステップで得られた検波出力電圧と、前記第3検波ステップで得られた検波出力電圧と、メモリに記録された前記平面アレーアンテナと前記第1の1次元アレーアンテナと前記第2の1次元アレーアンテナの指向特性とを用いて電波の到来角度を計算する計算ステップと
    を行うことを特徴とする電波到来方向推定方法。
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