JP2016176171A - 造花、造花キット及び造花の製造方法 - Google Patents

造花、造花キット及び造花の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】花びらを適切な形状に整えやすくした造花を提供する。【解決手段】造花1は、発泡スチロール又はウレタンにより形成された芯部111と、芯部111に固定された複数の花びら112と、芯部111に接続された接続部材123を有する茎部121と、を有する。芯部111は、例えば球面状又は楕円球面状の領域を少なくとも一部に有する卵形状又はお椀形状をしている。【選択図】図2

Description

本発明は、造花、造花キット及び造花の製造方法に関する。
従来、芯材と、芯材の周囲に花びらが固定された造花が知られている。特許文献1には、芯材に芳香剤をしみこませることにより香りを放出する造花が開示されている。
実用新案登録第3170053号公報
近年、ジャイアントフラワーという造花が普及しつつある。ジャイアントフラワーは、直径が例えば30cm以上もあり、結婚披露宴や展示会に彩りを添える装飾品として人気が上昇している。華やかさを演出するために、より大きなジャイアントフラワーが求められているが、サイズを大きくすると、紙や布などの薄い素材が用いられる花びらを適切な形状に整えることが困難であるという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、造花の花びらを適切な形状に整えやすくすることを目的とする。
本発明の第1の態様においては、発泡スチロール又はウレタンにより形成された芯部と、前記芯部に固定された複数の花びら部と、前記芯部に接続された棒状部材を有する茎部と、を有する。
本発明の第2の態様においては、発泡スチロール又はウレタンにより形成された芯部と、前記芯部に固定される複数の花びら部と、前記芯部に接続される棒状部材を有する茎部と、を有する造花キットを提供する。
本発明の第3の態様においては、発泡スチロール又はウレタンにより形成された芯部と、複数の花びら部と、棒状部材を有する茎部と、を準備するステップと、前記芯部に複数の花びら部を固定するステップと、前記花びら部を固定するステップの後に、前記茎部を前記芯部に接続するステップと、を有する造花の製造方法を提供する。
本発明によれば、紙や布などの薄い素材が用いられる花びらを適切な形状に整えることができるという効果を奏する。
第1の実施形態に係る造花1の外観を示す図である。 造花1の断面図である。 卵形状の芯部111の一例を示す図である。 芯部111の変形例を示す図である。
図1は、第1の実施形態に係る造花1の外観を示す図である。図1(a)は、造花1の正面図であり、図1(b)は、造花1の背面図である。図2は、図1(a)におけるA−A線断面図である。造花1は、花部11と茎部12とを有する。図1(c)は、花部11から取り外された状態の茎部12の外観を示す図である。花部11は、芯部111と、複数の花びら112と、愕113と、を有する。茎部12は、茎121と、接着剤122と、接続部材123と、葉124と、を有する。
芯部111は、花びら112を固定する部材であり、棒状の接続部材123を押し付けることにより容易に穴をあけることができる。芯部111は、例えば発泡スチロール又はウレタンを含んで形成されている。
芯部111は、球面状又は楕円球面状の表面の領域を有している。例えば、芯部111は、卵形状、お椀形状、球状又は楕円球状等の形状を有しており、水平方向の断面は円形である。
図3は、卵形状の芯部111の一例を示す図である。卵形状とは、鶏卵のように、長手方向の一端の曲率半径が、他端の曲率半径よりも小さい楕円球面状の表面を有する形状をいう。芯部111aの表面には、花びら112と同一の色彩の紙が貼られている。
芯部111の水平方向における最も大きい断面の直径は、例えば5cm以上である。芯部111の直径は、花部11の直径及び紙の厚みに基づいて定められている。花部11の直径とは、花部11の輪郭線を含む最小の円の直径である。芯部111の直径は、造花1の直径の10%以上50%未満である。芯部111の直径は、花びら112の厚みが小さければ小さいほど大きいことが好ましい。芯部111の直径が大きければ大きい程、花びら112が芯部111に接着される領域の面積が大きくなるので、花びら112の形状を整えやすくなる。例えば、紙の厚みが0.10mmであり、造花1の直径が50cmである場合、芯部111の直径は10cmである。
花びら112は、例えば、紙により形成されている。花びら112は、芯部111の球面状又は楕円球面状の凸表面に、接着剤によって接着されることにより固定されている。接着剤は、例えば、所定の温度以上において流動性を有しており、所定の温度未満で硬化する素材により構成されている。花びら112の一部の領域が、芯部111の球面状又は楕円球面状の凸表面に固定されることにより、花びら112の一部の領域が凸表面の形状に合うように変形する。その結果、花びら112の形状が整った状態で維持されやすくなる。
造花1は、複数の花びら112を有しており、芯部111から離れるにつれて、花びら112が大きくなるように配置されている。花びら112を形成している紙の厚みは、0.05mm以上0.20mm未満であることが望ましい。
愕113は、最も外側に固定されている花びら112に接着されている。すなわち、愕113は、花びら112と茎121との間において固定されている。
茎121は、変形可能な複数の金属線と、複数の金属線を包含する樹脂により形成されている。茎121の芯部111に近い側の端部は凹部を有しており、凹部には接着剤122が充填されている。茎121の中心には、接着剤122により、芯部111に挿入される接続部材123が固定されている。接続部材123は、例えば茎121に含まれている金属線と同一の素材により形成されており、芯部111の長手方向の長さの3分の1以上の長さを有している。
[造花1の製造方法]
続いて、造花1の製造方法について説明する。
まず、芯部111と、芯部111を覆う紙と、複数の花びら112と、愕113と、茎121と、接続部材123と、を準備する。芯部111は、上述の通り、発泡スチロール又はウレタンのように花びら112の素材よりも比重が小さい固形素材で形成されている。次に、芯部111の表面に接着剤を塗布して、芯部111を覆う紙を貼り付ける。
続いて、芯部111の長手方向の一端に近い側の表面に接着剤を塗布し、複数の花びら112を貼り付ける。複数の花びら112を芯部111に貼り付けた後に、芯部111に固定された複数の花びら112における芯部111と反対側の面に接着剤を塗布し、新たな複数の花びら112を貼り付ける。最後の花びら112を貼り付けた後に、最も外側の複数の花びら112における芯部111と反対側の面に接着剤を塗布し、愕113を貼り付ける。以上の手順により、花部11が完成する。
また、茎121の先端の凹部に接着剤を充填し、接着剤を貫通するように接続部材123を茎121に挿入する。その後、接着剤が硬化するまで待機する。これにより、接続部材123が茎121に固定される。以上の手順により、茎部12が完成する。
続いて、花部11に茎部12を接続する。具体的には、花部11における愕113が固定されている側に、茎部12の接続部材123を挿入する。芯部111が発泡スチロール又はウレタンにより形成されている場合、金属製の棒状の接続部材123を押し付けることにより芯部111に穴が開き、花部11と茎部12とが結合する。以上の手順により、造花1が完成する。
[変形例]
図4は、芯部111の変形例である芯部111aを示す図である。図4(a)は、芯部111aを斜めから撮影した写真であり、図4(b)は、断面図である。図4に示すように、芯部111aは、お椀形状であってもよい。お椀形状とは、第1の直径の半球面状の外壁面と、第1の直径よりも小さな第2の直径の半球面状の内壁面とを有する形状であり、内壁面は凹んでいる。お椀形状の芯部111aの外壁面には、花びら112を貼り付けることができる。また、お椀形状の芯部111aの内壁面には、めしべやおしべを模した部材を貼り付けることができる。このように、芯部111aの形状をお椀形状にすることにより、花びら112の形を整えやすくなるとともに、めしべやおしべを模した部材を設けることができるので、めしべやおしべに特徴がある造花を製造することが可能になる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態においては、芯部111と、花びら112と、愕113と、茎121と、葉124とを有する造花1について説明したが、芯部111と、花びら112と、愕113と、茎121と、接着剤122と、接続部材123と、葉124とが、互いに結合されていない造花キットとして提供されてもよい。造花キットを使用するユーザは、第1の実施形態において説明した造花1の製造方法を用いて、造花1を製造することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。例えば、上記の説明において、花びら112が紙により形成されている場合について説明したが、これに限らず、花びら112は、布やプラスチック等の他の素材により形成されていてもよい。
1 造花
11 花部
12 茎部
111 芯部
112 花びら
113 愕
121 茎
122 接着剤
123 接続部材
124 葉

Claims (9)

  1. 発泡スチロール又はウレタンにより形成された芯部と、
    前記芯部に固定された複数の花びら部と、
    前記芯部に接続された棒状部材を有する茎部と、
    を有する造花。
  2. 前記芯部が、球面状又は楕円球面状の領域を少なくとも一部に有する、
    請求項1に記載の造花。
  3. 前記芯部が卵形状である、
    請求項2に記載の造花。
  4. 前記芯部が、球面状の外表面と球面状の内表面とを有するお椀形状である、
    請求項2に記載の造花。
  5. 前記芯部の前記球面状又は楕円球面状の領域の少なくとも一部が、前記複数の花びら部と同一の色彩の紙により覆われている、
    請求項2から4のいずれか1項に記載の造花。
  6. 前記茎部は、前記芯部と着脱可能に接続されている、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の造花。
  7. 前記芯部の水平方向における面積が最大の断面が、直径5cm以上の円形である、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の造花。
  8. 発泡スチロール又はウレタンにより形成された芯部と、
    前記芯部に固定される複数の花びら部と、
    前記芯部に接続される棒状部材を有する茎部と、
    を有する造花キット。
  9. 発泡スチロール又はウレタンにより形成された芯部と、複数の花びら部と、棒状部材を有する茎部と、を準備するステップと、
    前記芯部に複数の花びら部を固定するステップと、
    前記花びら部を固定するステップの後に、前記茎部を前記芯部に接続するステップと、
    を有する造花の製造方法。


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