JP2016176072A - 光反射部品及び自動車ランプ反射部品 - Google Patents
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Abstract
Description
また、特許文献2には、ポリフェニレンエーテル樹脂と9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキサイドのような化合物とを含有する樹脂組成物に関する技術が開示されている。この特許文献に記載の発明によれば、押出加工時の熱による変色を抑えることができるとされている。
[1]
ポリフェニレンエーテル(A)と、分子内に下記式(I)又は式(II)(式(II)中、Rは炭素数1〜8の三価の飽和炭化水素基又は炭素数6〜12の三価の芳香族炭化水素基である。)の化学構造を有する有機リン化合物;前記有機リン化合物以外のホスホン酸類、ホスホン酸エステル類、ホスフィン酸類、ホスフィン酸エステル類;モノカルボン酸類;スルホン酸類;及びスルフィン酸類;からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物(B)とを、前記(A)成分、前記(B)成分の合計100質量%に対して、前記(A)成分95〜99.95質量%、前記(B)成分0.05〜5質量%含有するポリフェニレンエーテル系樹脂組成物を含有してなる、光反射部品。
前記(B)成分が、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキサイド又はその誘導体である、[1]に記載の光反射部品。
[3]
前記(A)成分が、下記化学式(1)及び(2)からなる群から選ばれる1つ以上の構造のユニットを含むポリフェニレンエーテルである、[1]又は[2]に記載の光反射部品。
[4]
前記(A)成分が、化学式(3)及び(4)からなる群から選ばれる1つ以上の構造のユニットを含むポリフェニレンエーテルである、[3]に記載の光反射部品。
[5]
前記(A)成分が、ポリフェニレンエーテルを構成するモノマーユニット100個あたり、前記化学式(1)及び(2)に示すいずれかの構造のユニットを0.05〜10個含有するポリフェニレンエーテルである、[3]又は[4]に記載の光反射部品。
[6]
前記ポリフェニレンエーテル系樹脂組成物100質量%において、更に酸化防止剤(C)を0.05〜5質量%含有する、[1]〜[5]のいずれかに記載の光反射部品。
[7]
前記酸化防止剤(C)が、下記化学式(5)の構造を分子内に有するホスファイト系酸化防止剤である、[6]に記載の光反射部品。
前記樹脂組成物100質量%において、更にスチレン系樹脂を5〜50質量%含有する、[1]〜[7]のいずれかに記載の光反射部品。
[9]
前記樹脂組成物100質量%において、更にエラストマー成分を1〜15質量%含有する、[1]〜[8]のいずれかに記載の光反射部品。
[10]
[1]〜[9]のいずれかに記載の光反射部品からなる、自動車ランプ反射部品。
[11]
[10]に記載の自動車ランプ反射部品を用いた、自動車ランプリフレクター部品用成形品。
[12]
[10]に記載の自動車ランプ反射部品を用いた、自動車ランプエクステンション部品用成形品。
本実施の形態に係る光反射部品に用いる樹脂組成物は、ポリフェニレンエーテル(A)と、分子内に下記式(I)又は式(II)(式(II)中、Rは炭素数1〜8の三価の飽和炭化水素基又は炭素数6〜12の三価の芳香族炭化水素基である。)の化学構造を有する有機リン化合物、前記有機リン化合物以外のホスホン酸類、ホスホン酸エステル類、ホスフィン酸類、ホスフィン酸エステル類;モノカルボン酸類、スルホン酸類、及びスルフィン酸類からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物(B)とを、前記(A)成分、前記(B)成分の合計100質量%に対して、前記(A)成分95〜99.95質量%、前記(B)成分0.05〜5質量%含有するポリフェニレンエーテル系樹脂組成物である。
本実施の形態に用いるポリフェニレンエーテル(A)は、下記式(III)及び/又は(IV)を繰り返し単位とし、構成単位が一般式(III)及び/又は(IV)からなる単独重合体(ホモポリマー)、あるいは共重合体(コポリマー)であることが好ましい。
従来のポリフェニレンエーテルでは、長時間高温にさらされた場合に、末端ユニットにあるメチル基(以下、「末端メチル基」とも称する。)又は中間ユニットにあるメチル基(以下、「側鎖メチル基」とも称する。)が酸化架橋反応を起こすことがあった。本発明者らは、末端メチル基や側鎖メチル基等の酸化架橋反応に着目し、この酸化架橋反応を抑えることでアルミ蒸着表面に凹みを一層抑制したり、凹みが進行してアルミ蒸着鏡面外観が悪くなることを一層抑えたりできる可能性について検討した。末端メチル基や側鎖メチル基では、比較的ラジカルが発生しやすい傾向があり、発生したラジカルが酸化架橋を起こす要因となり得ることが分かった。上記化学式(1)及び(2)から選ばれる1つ以上の構造のユニットを含むポリフェニレンエーテルでは、被酸化部位である末端メチル基又は側鎖メチル基を、所定の分子で置換された状態にして封止することで、末端メチル基又は側鎖メチル基の架橋反応を抑制することができ、それ故に、光反射部品の長期間高温暴露後のアルミ蒸着鏡面外観を一層改良させることができることを見出した。
ポリフェニレンエーテル(A)は、既に公知の重合方法によって合成された通常のポリフェニレンエーテルの重合粉体を広く用いることが可能である。
中でも、上記化学式(1)及び(2)からなる群選ばれる1つ以上の構造のユニットを含むポリフェニレンエーテルは、ポリフェニレンエーテルの化学式(1)及び(2)中のメチレン基に化学式(1)、(2)のXとは異なる置換基を持つポリフェニレンエーテルを前駆体として(以下、「前駆体ポリフェニレンエーテル」とも称す)、後述する反応性化合物と反応させて、上記化学式(1)及び(2)からなる群選ばれる1つ以上の構造のユニットを含むポリフェニレンエーテルを合成することが好ましい。この方法によれば、上記化学式(1)及び(2)からなる群選ばれる1つ以上の構造のユニットを含むポリフェニレンエーテル(A)を、前駆体ポリフェニレンエーテルから合成することにより、ポリフェニレンエーテル(A)の化学式(1)及び(2)中のX部分が水素であるポリフェニレンエーテル(以下、「非置換ポリフェニレンエーテル」とも称す。)から合成する場合よりも効率よく得られるからである。
さらに、当該前駆体ポリフェニレンエーテルが、ポリフェニレンエーテル鎖中において、当該構造のユニットの合計を、ポリフェニレンエーテル鎖の100ユニット当たり0.05〜10個含有することが好ましく、0.1〜10個含有することがより好ましく、0.1〜3.0個含有することがさらに好ましく、0.1個〜1.0個含有することが特に好ましい。
上記化学式(1)及び(2)から選ばれる1つ以上の構造のユニットを含むポリフェニレンエーテルを得るために用いることができる反応性化合物としては、これに限定されるものではないが、例えば、ホスホン酸類、ホスホン酸エステル類、ホスフィン酸類、ホスフィン酸エステル類、モノカルボン酸類、スルホン酸類、スルフィン酸類等が挙げられる。
化合物(B)としての、分子内に式(I)又は式(II)の化学構造を有する有機リン化合物;前記有機リン化合物以外のホスホン酸類、ホスホン酸エステル類、ホスフィン酸類、ホスフィン酸エステル類;モノカルボン酸類;スルホン酸類;及びスルフィン酸類としては、上述の反応性化合物における、ホスホン酸類、ホスホン酸エステル類、ホスフィン酸類、ホスフィン酸エステル類、モノカルボン酸類、スルホン酸類、スルフィン酸類と同様のものが挙げられる。
9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキサイドの誘導体としては、10−(2,5−ジヒドロキシフェニル)−9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスフェナントレン−10−オキサイドや、ビス(2−ヒドロキシエチル)2−(10H−9−オキサ−10−ホスファ−10−フェナントリルメチル)サクシネートP−オキシド等が挙げられる。
中でも、十分な耐熱エージング特性改良の観点から、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキサイドを用いることがより好ましい。
本実施の形態に係る光反射部品に用いる樹脂組成物は、さらに酸化防止剤(C)を含んでいてもよい。
上記酸化防止剤(C)は、ラジカル連鎖禁止剤として働く1次酸化防止剤と、過酸化物を分解する効果のある2次酸化防止剤のどちらも使用可能である。すなわち、酸化防止剤を用いることにより、ポリフェニレンエーテルが長時間高温にさらされた際に、末端メチル基又は側鎖メチル基において生じ得るラジカルを捕捉することができ(1次酸化防止剤)、又は当該ラジカルにより末端メチル基又は側鎖メチル基に生じた過酸化物を分解することができ(2次酸化防止剤)、それ故に、ポリフェニレンエーテルの酸化架橋を防止することができる。
また、酸化防止剤(C)の含有量は、ポリフェニレンエーテル(A)(100質量部)に対して、0.1〜3.0質量部であることが好ましく、0.1〜1.5質量部がさらに好ましい。長期高温暴露後の成形体のアルミ蒸着表面外観の更なる改良の観点から、0.1質量部以上の添加が好ましく、アルミ蒸着前の成形品表面外観保持の観点から3.0質量部以下の添加が好ましい。
なお、上記イオウ系酸化防止剤としては、例えば、ジラウリル−3,3’−チオジプロピオネート、ジミリスチル−3,3’−チオジプロピオネート、ジステアリル−3,3’−チオジプロピオネート、ペンタエリスリトール−テトラキス−(β−ラウリルチオプロピオネート)、ジトリデシル−3,3’−チオジプロピオネート、2−メルカプトベンズイミダゾール、2,2−チオ−ジエチレンビス〔3−〔3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル〕プロピオネート〕、2,2−チオビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,4−ビス−(n−オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−1,3,5−トリアジン、等が挙げられる。
本実施の形態の光反射部品に用いる樹脂組成物には、耐熱性や成形流動性を調整する目的で、スチレン系樹脂を配合することが可能である。スチレン系樹脂は、特に限定されず、公知のものを用いることができ、スチレン系化合物の単独重合体や、スチレン系化合物、およびスチレン系化合物と共重合可能な化合物を、ゴム質重合体存在または非存在下に重合して得られる重合体が挙げられる。
本実施の形態の光反射部品に用いる樹脂組成物には、耐衝撃性を向上させる観点から、更にエラストマー成分を、配合することが可能である。
本実施の形態の光反射部品に用いる樹脂組成物には、着色の観点から、更にカーボンブラック、酸化チタン、その他の無機系、有機系の公知の染料、顔料等の着色剤を配合することが可能である。
本実施の形態の光反射部品に用いる樹脂組成物は、前記(A)成分、前記(B)成分等の原材料を、溶融混練の条件を適宜調節して、溶融混練することにより製造することができる。前記樹脂組成物を製造するための前記(A)成分、前記(B)成分及びその他の成分の溶融混練の条件については、樹脂組成物中において、特に制限されるものではないが、本実施の形態の所望の効果を十分に発揮し得る樹脂組成物を大量且つ安定的に得るという観点から、スクリュー径25〜90mmの二軸押出機を用いることが好適である。一例として、TEM58SS二軸押出機(東芝機械社製、バレル数13、スクリュー径58mm、L/D=53);ニーディングディスクL:2個、ニーディングディスクR:14個、及びニーディングディスクN:2個を有するスクリューパターン)を用いた場合に、シリンダー温度270〜330℃、スクリュー回転数150〜700rpm、押出レート150〜600kg/h、及びベント真空度11.0〜1.0kPaの条件で溶融混練する方法が挙げられる。
本実施の形態の、樹脂組成物からなる光反射部品及び自動車ランプ反射部品は、上述の樹脂組成物を成形することにより得ることができる。
前記樹脂組成物の成形時の成形温度は、バレル設定最高温度250〜340℃の範囲内で行なうことが好ましく、より好ましい範囲は270〜330℃であり、更により好ましくは280〜320℃である。十分な成形加工性の観点から、成形温度は、250℃以上が好ましく、樹脂の熱劣化抑制の観点から340℃以下が好ましい。
1.アルミ蒸着成形品の作製
下記の実施例1〜19及び比較例1〜8で得られた樹脂組成物のペレットを、100℃の熱風乾燥機中で3時間乾燥した後、金型表面を#5000で磨き上げた寸法100mm×100mm×2mm厚みのフィルムゲート鏡面金型を備え付けた射出成形機(IS−80EPN、東芝機械社製)により、シリンダー温度320℃、金型温度120℃、射出圧力(ゲージ圧70MPa)、射出速度(パネル設定値)85%で成形して成形平板を得た。さらにこの得られた成形平板を真空状態下の蒸着装置内に不活性ガスと酸素を導入し、チャンバー内をプラズマ状態にして、成形平板表面を活性化させるプラズマ処理を行ない、真空下の蒸着装置内でアルミニウム蒸着を行なった。さらに、アルミニウム蒸着面の保護膜として、プラズマ重合処理を行ない、二酸化珪素重合膜を形成させた。アルミニウム膜厚は80nm、二酸化珪素膜厚は50nmであった。
得られたアルミ蒸着平板成形品のアルミ蒸着面側から照明の光を当てると、アルミ膜で被覆されていない、微細な点の箇所(ここでは「ピンホール」と呼ぶ)が光を通して透けて見える。この各サンプルのアルミ蒸着平板成形品1枚の中に存在するピンホール部をランダムに5か所抽出して、アルミ蒸着裏面からマジックで印を付けた後、各サンプルのアルミ蒸着平板成形品1枚ずつを、150℃に設定した熱風オーブン中に入れて、500時間または1000時間経過するまで放置した。
1000時間経過後、熱風オーブンから取り出して、23℃で24時間放置した各サンプルのアルミ蒸着平板成形品のアルミ蒸着面の外観を目視で判定した。凹みが目立たず、エージング前と差が認め難いものを○、凹みは目立たないが曇りがあるものを△、エージング前と比べて明らかに凹みが認められ外観の低下が明らかで許容できないものを×と判定した。評価基準としては、○の判定のものが本用途の成形品として好適である。
500時間および1000時間経過後の、各サンプルのアルミ蒸着平板成形品の予めマジックで印を付けたピンホール部5か所に生じた凹み部分の最深部深さを、レーザーマイコロスコープVR−3000(キーエンス社製)で測定して、5か所の測定値の平均値を求めた。
尚、エージング前の各サンプルの5か所の測定値はいずれも0μmであった。
評価基準としては、最深部深さが小さい値であるほど、凹みが目立ち難く、外観が良好なため、本用途の成形品として有利であると判定した。
<ポリフェニレンエーテル(A)>
(A−1)
還元粘度(クロロホルム溶媒を用いて30℃で測定)0.38dl/gのポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレン)エーテルを用いた(以下、「A−1」ということもある)。
(A−2)
還元粘度0.38dl/g(0.5g/dlクロロホルム溶液、30℃、ウベローデ粘度計で測定)、数平均分子量15300、100ユニットあたりの末端OH基:0.72個、100ユニットあたりのN,N−ジブチルアミノメチル基:0.43個のポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル)紛体(PPE−1)を溶液重合により作製した。
上記の(PPE−1)を99.5質量部と、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキサイド(株式会社三光製)0.5質量部とをタンブラーミキサーで混合し、この粉体混合物をTEM58SS二軸押出機(東芝機械社製、バレル数13、スクリュー径58mm、L/D=53;ニーディングディスクL:2個、ニーディングディスクR:14個、及びニーディングディスクN:2個を有するスクリューパターン)の最上流部(トップフィード)から供給して、シリンダー温度300℃、スクリュー回転数400rpm、押出レート400kg/hr、ベント真空度7.998kPa(60Torr)の条件で溶融混練してペレット(A−2)を得た(以下、「A−2」ということもある)。
このA−2をクロロホルムに溶解した後、メタノールで再沈し、ポリフェニレンエーテル成分を抽出した。その後、60℃で4時間真空乾燥しポリフェニレンエーテルのパウダーを得た。
得られたポリフェニレンエーテルパウダーは、31P−NMR(single plus法)及び1H−NMRにて同定することができ、反応性化合物の付加量は、1H−NMRの2.8〜3.6ppmに現れるピークの積分値を、ポリフェニレンエーテルの芳香環由来である6.0〜7.0ppmのピークの積分値で割ることにより得られ、ポリフェニレンエーテル鎖中のモノマー100ユニットあたり、下記の化学式(9)、(10)の構造を合わせて0.13個含むことを確認した。
装置 :JEOL RESONANCE ECS400
観測核 :31P
観測周波数 :161.8MHz
パルス幅 :45°
待ち時間 :5秒
積算回数 :10,000回
溶媒 :CDCl3
試料濃度 :20w/v%
化学シフト基準:85%リン酸水溶液(外部基準)0ppm
1H−NMR 測定条件
装置 :JEOL―ECA500
観測核 :1H
観測周波数 :500.16MHz
測定法 :Single−Plus
パルス幅 :7μsec
待ち時間 :5秒
積算回数 :512回
溶媒 :CDCl3
試料濃度 :5w%
化学シフト基準:TMS 0.00ppm
以下、ポリフェニレンエーテルの31P−NMR及び1H−NMRの測定は、上記の条件で行った。
(A−3)
還元粘度0.47dl/g(0.5g/dlクロロホルム溶液、30℃、ウベローデ粘度計で測定)、数平均分子量17000、100ユニットあたりの末端OH基:0.51個、100ユニットあたりのN,N−ジブチルアミノメチル基:3.77個のポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル)紛体(PPE−2)を溶液重合により作製した。
上記の(PPE−2)を95.0質量部と、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキサイド(株式会社三光製)5.0質量部とをタンブラーミキサーで混合し、この粉体混合物をTEM58SS二軸押出機(東芝機械社製、バレル数13、スクリュー径58mm、L/D=53;ニーディングディスクL:2個、ニーディングディスクR:14個、及びニーディングディスクN:2個を有するスクリューパターン)の最上流部(トップフィード)から供給して、シリンダー温度300℃、スクリュー回転数400rpm、押出レート400kg/hr、ベント真空度7.998kPa(60Torr)の条件で溶融混練してペレット(A−3)を得た(以下、「A−3」ということもある)。
このA−3をクロロホルムに溶解した後、メタノールで再沈し、ポリフェニレンエーテル成分を抽出した。その後、60℃で4時間真空乾燥し、ポリフェニレンエーテルのパウダーを得た。
得られたポリフェニレンエーテルパウダーは、31P−NMR(single plus法)及び1H−NMRにて同定することができ、反応性化合物の付加量は、1H−NMRの2.8〜3.6ppmに現れるピークの積分値を、ポリフェニレンエーテルの芳香環由来である6.0〜7.0ppmのピークの積分値で割ることにより得られ、ポリフェニレンエーテル鎖中のモノマー100ユニットあたり、前記の化学式(9)、(10)の構造を合わせて3.12個含むことを確認した。
(A−4)
上記の(PPE−1)を99.0質量部と、ホスホン酸ジオクチル(城北化学製)1.0質量部とをタンブラーミキサーで混合し、この粉体混合物をTEM58SS二軸押出機(東芝機械社製、バレル数13、スクリュー径58mm、L/D=53;ニーディングディスクL:2個、ニーディングディスクR:14個、及びニーディングディスクN:2個を有するスクリューパターン)の最上流部(トップフィード)から供給して、シリンダー温度300℃、スクリュー回転数400rpm、押出レート400kg/hr、ベント真空度7.998kPa(60Torr)の条件で溶融混練してペレット(A−4)を得た(以下、「A−4」ということもある)。
このA−4をクロロホルムに溶解した後、メタノールで再沈し、ポリフェニレンエーテル成分を抽出した。その後、60℃で4時間真空乾燥しポリフェニレンエーテルのパウダーを得た。
得られたポリフェニレンエーテルパウダーは、31P−NMR(single plus法)及び1H−NMRで同定することができ、反応性化合物の付加量は、1H−NMRの2.8〜3.6ppmに現れるピークの積分値を、ポリフェニレンエーテルの芳香環由来である6.0〜7.0ppmのピークの積分値で割ることにより得られ、ポリフェニレンエーテルのモノマー100ユニットあたり、化学式(11)、(12)の構造を合わせて0.25個含むことを確認した。
上記の(PPE−1)98.5質量部と、N−ヒドロキシフタルイミド(東京化成製)0.1質量部、トリエチルアミン(東京化成製)0.5質量部、メタンスルホン酸クロライド(東京化成製)1.0質量部をクロロホルム10L中に溶解し、60℃で5時間撹拌した。得られた反応溶液を炭酸水素ナトリウム水溶液で中和し、分液操作を行うことで有機層を得た。得られた有機層に、メタノールを徐々に添加し、PPE成分を析出させ、ろ過、乾燥を行うことで、ポリフェニレンエーテル成分(A−5)を抽出した。その後、60℃で4時間真空乾燥し、ポリフェニレンエーテル(A−5)のパウダーを得た(以下、「A−5」ということもある)。
得られた(A−5)は、1H−NMRおよび13C−NMRにて同定することができ、反応性化合物の付加量は、1H−NMRの2.8〜3.6ppmに現れるピークの積分値を、ポリフェニレンエーテルの芳香環由来である6.0〜7.0ppmのピークの積分値で割ることにより得られ、ポリフェニレンエーテルのモノマー100ユニットあたり、化学式(13)、(14)の構造を合わせて0.3個含むことを確認した。
装置 :Bruker Biospin Avance 600
観測核 :13C
観測周波数 :150.9MHz
測定法 :逆ゲートデカップリング法
パルス幅 :30°
待ち時間 :10秒
積算回数 :2,000回
溶媒 :CDCl3
試料濃度 :20w/v%
化学シフト基準:TMS 0ppm
(B−1)
化学名:9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキサイド。商品名:HCA〔登録商標〕、三光社製を用いた(以下、「B−1」ということもある)。
(B−2)
化学名:10−(2,5−ジヒドロキシフェニル)−9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキサイド。商品名:HCA−HQ〔登録商標〕、三光社製を用いた(以下、「B−2」ということもある)。
(B−3)
化学名:ホスホン酸ジオクチル。城北化学社製を用いた(以下、「B−3」ということもある)。
(C−1)
リン系酸化防止剤(化学名:3,9−ビス(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノキシ)−2,4,8,10−テトラオキサ−3,9−ジホスファスピロ[5,5]ウンデカン。アデカ社製、商品名:アデカスタブPEP−36〔登録商標〕)(以下、「C−1」ということもある)。
(C−2)
リン系酸化防止剤(化学名:トリス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト。BASF社製、商品名:Irgafos168〔登録商標〕)(以下、「C−2」ということもある)。
(GPPS)ゼネラルパーパスポリスチレン。商品名:ポリスチレン680[登録商標]、旭化成ケミカルズ社製を用いた(以下、「GPPS」ということもある)。
(エラストマー)重量平均分子量71200、結合スチレン量32質量%の、ポリスチレンブロックと水素添加率98%の水添ブタジエンブロックとを有する三型タイプの水添ブロック共重合体を用いた(以下、「エラストマー」ということもある)。
(A−1)100質量%を、TEM58SS二軸押出機(東芝機械社製、バレル数13、スクリュー径58mm、L/D=53);ニーディングディスクL:2個、ニーディングディスクR:14個、及びニーディングディスクN:2個を有するスクリューパターン)の最上流部(トップフィード)から供給して、シリンダー温度300℃、スクリュー回転数400rpm、押出レート400kg/hr、ベント真空度7.998kPa(60Torr)の条件で溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
(A−1)99.97質量%と、(B−1)0.03質量%とを事前に混合したものを、比較例1と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
(A−1)99.95質量%と、(B−1)0.05質量%とを事前に混合したものを、比較例1と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
(A−1)99.9質量%と、(B−1)0.1質量%とを事前に混合したものを、比較例1と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
(A−1)99.7質量%と、(B−1)0.3質量%とを事前に混合したものを、比較例1と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
(A−1)99.5質量%と、(B−1)0.5質量%とを事前に混合したものを、比較例1と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
また、得られた成形品をクロロホルムに溶解した後、メタノールで再沈し、ポリフェニレンエーテル成分を抽出した。その後、60℃で4時間真空乾燥し、ポリフェニレンエーテルのパウダーを得た。
得られたポリフェニレンエーテルパウダーは、31P−NMR(single plus法)及び1H−NMRにて同定することができ、反応性化合物の付加量は、1H−NMRの2.8〜3.6ppmに現れるピークの積分値を、ポリフェニレンエーテルの芳香環由来である6.0〜7.0ppmのピークの積分値で割ることにより得られ、ポリフェニレンエーテル鎖中のモノマー100ユニットあたり、下記の化学式(9)、(10)の構造を合わせて0.13個含むことを確認した。
(A−1)99質量%と、(B−1)1質量%とを事前に混合したものを、比較例1と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
(A−1)98質量%と、(B−1)2質量%とを事前に混合したものを、比較例1と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
(A−1)95質量%と、(B−1)5質量%とを事前に混合したものを、比較例1と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
また、得られた成形品をクロロホルムに溶解した後、メタノールで再沈し、ポリフェニレンエーテル成分を抽出した。その後、60℃で4時間真空乾燥し、ポリフェニレンエーテルのパウダーを得た。
得られたポリフェニレンエーテルパウダーは、31P−NMR(single plus法)及び1H−NMRにて同定することができ、反応性化合物の付加量は、1H−NMRの2.8〜3.6ppmに現れるピークの積分値を、ポリフェニレンエーテルの芳香環由来である6.0〜7.0ppmのピークの積分値で割ることにより得られ、ポリフェニレンエーテル鎖中のモノマー100ユニットあたり、前記の化学式(9)、(10)の構造を合わせて3.12個含むことを確認した。
(A−1)93質量%と、(B−1)7質量%とを事前に混合したものを、比較例1と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
(B−1)を、(B−2)に置き換えた以外は、実施例5の場合と同様にして樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
(A−1)99質量%と、(B−3)1質量%とを事前に混合したものを、比較例1と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
また、得られた成形品をクロロホルムに溶解した後、メタノールで再沈し、ポリフェニレンエーテル成分を抽出した。その後、60℃で4時間真空乾燥しポリフェニレンエーテルのパウダーを得た。
得られたポリフェニレンエーテルパウダーは、31P−NMR(single plus法)及び1H−NMRで同定することができ、反応性化合物の付加量は、1H−NMRの2.8〜3.6ppmに現れるピークの積分値を、ポリフェニレンエーテルの芳香環由来である6.0〜7.0ppmのピークの積分値で割ることにより得られ、ポリフェニレンエーテルのモノマー100ユニットあたり、化学式(11)、(12)の構造を合わせて0.25個含むことを確認した。
(A−2)99.9質量%と、(B−1)0.1質量%とを事前に混合したものを、比較例1と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
(A−3)99.95質量%と、(B−1)0.05質量%とを事前に混合したものを、比較例1と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
(A−4)99.5質量%と、(B−2)0.5質量%とを事前に混合したものを、比較例1と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
(A−5)99.5質量%と、(B−2)0.5質量%とを事前に混合したものを、比較例1と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
(A−1)99質量%と、(B−1)0.5質量%と、(C−1)0.5質量%とを事前に混合したものを、比較例1と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
(B−1)を、無水マレイン酸(製品名:無水マレイン酸〔登録商標〕、三菱化学社製)に置き換えた以外は、実施例5の場合と同様にして樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
(B−1)を、ステアリルアクリレート(製品名:STA〔登録商標〕、大阪有機化学工業社製)に置き換えた以外は、実施例5の場合と同様にして樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
(A−1)98.5質量%と、ステアリルアクリレート(製品名:STA〔登録商標〕、大阪有機化学工業社製)1質量%と、(C−1)0.5質量%とを、事前に混合したものを、比較例1と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表1に示す。
(A−1)70質量%と、(GPPS)25質量%と、(エラストマー)5質量%とを事前に混合したものを、TEM58SS二軸押出機(東芝機械社製、バレル数13、スクリュー径58mm、L/D=53);ニーディングディスクL:2個、ニーディングディスクR:14個、及びニーディングディスクN:2個を有するスクリューパターン)の最上流部(トップフィード)から供給して、シリンダー温度300℃、スクリュー回転数400rpm、押出レート400kg/hr、ベント真空度7.998kPa(60Torr)の条件で溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表2に示す。
(A−1)70質量%と、(B−1)0.7質量%と、(GPPS)24.3質量%と、(エラストマー)5質量%とを事前に混合したものを、比較例7の場合と同様にして樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表2に示す。
(A−1)70質量%と、(B−1)0.35質量%と、(C−1)0.35質量%と、(GPPS)24.3質量%と、(エラストマー)5質量%とを事前に混合したものを、比較例7の場合と同様にして樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表2に示す。
(A−1)70質量%と、(B−2)0.7質量%と、(GPPS)24.3質量%と、(エラストマー)5質量%とを事前に混合したものを、比較例7の場合と同様にして樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表2に示す。
(A−1)60質量%と、(GPPS)32質量%と、(エラストマー)8質量%とを事前に混合したものを、TEM58SS二軸押出機(東芝機械社製、バレル数13、スクリュー径58mm、L/D=53);ニーディングディスクL:2個、ニーディングディスクR:14個、及びニーディングディスクN:2個を有するスクリューパターン)の最上流部(トップフィード)から供給して、シリンダー温度300℃、スクリュー回転数400rpm、押出レート400kg/hr、ベント真空度7.998kPa(60Torr)の条件で溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表2に示す。
(A−1)60質量%と、(B−1)0.6質量%と、(GPPS)31.4質量%と、(エラストマー)8質量%とを事前に混合したものを、比較例7の場合と同様にして樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表2に示す。
(A−1)60質量%と、(B−1)0.3質量%と、(C−2)0.3質量%と、(GPPS)31.4質量%と、(エラストマー)8質量%とを事前に混合したものを、比較例7の場合と同様にして樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物を含有してなる成形品の評価結果を下記表2に示す。
比較例1と2の樹脂組成物からなる成形品は、いずれも(A)成分、(B)成分の組成が本願の請求範囲外であるため、長期高温暴露後のアルミ蒸着面の凹み発生が十分に抑制されず、成形品のアルミ蒸着外観が十分ではなく、本願の用途への使用は困難であると判定された。
比較例3の樹脂組成物からなる成形品は、(A)成分、(B)成分の組成が本願の請求範囲外であり、(B)成分の配合量が本願規定量の上限を超えているため、エージング後の成形品のアルミ蒸着面に曇りの発生が認められ、アルミ蒸着外観が十分ではなく、本願の用途への使用は困難であると判定された。
比較例4と5の樹脂組成物からなる成形品も、(A)成分に、本願の(B)成分とは異なる成分が配合されており、組成が本願の請求範囲外であるため、やはり長期高温暴露後のアルミ蒸着面の凹み発生が十分に抑制されず、成形品のアルミ蒸着外観が十分ではなく、本願の用途への使用は困難であると判定された。
比較例6の樹脂組成物からなる成形品も、本願の(B)成分とは異なる成分が配合されており、組成が本願請求項範囲外であるため、本願(C)成分であるリン系酸化防止剤を配合しても、長期高温暴露後のアルミ蒸着面の凹み発生が十分に抑制されず、成形品のアルミ蒸着外観が十分ではなく、本願の用途への使用は困難であると判定された。
Claims (12)
- ポリフェニレンエーテル(A)と、
分子内に下記式(I)又は式(II)(式(II)中、Rは炭素数1〜8の三価の飽和炭化水素基又は炭素数6〜12の三価の芳香族炭化水素基である。)の化学構造を有する有機リン化合物;前記有機リン化合物以外のホスホン酸類、ホスホン酸エステル類、ホスフィン酸類、ホスフィン酸エステル類;モノカルボン酸類;スルホン酸類;及びスルフィン酸類;からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物(B)とを、
前記(A)成分、前記(B)成分の合計100質量%に対して、前記(A)成分95〜99.95質量%、前記(B)成分0.05〜5質量%含有するポリフェニレンエーテル系樹脂組成物を含有してなる、光反射部品。
- 前記(B)成分が、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキサイド又はその誘導体である、請求項1に記載の光反射部品。
- 前記(A)成分が、ポリフェニレンエーテルを構成するモノマーユニット100個あたり、前記化学式(1)及び(2)に示すいずれかの構造のユニットを0.05〜10個含有するポリフェニレンエーテルである、請求項3又は4に記載の光反射部品。
- 前記ポリフェニレンエーテル系樹脂組成物100質量%において、更に酸化防止剤(C)を0.05〜5質量%含有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の光反射部品。
- 前記ポリフェニレンエーテル系樹脂組成物100質量%において、更にスチレン系樹脂を5〜50質量%含有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の光反射部品。
- 前記ポリフェニレンエーテル系樹脂組成物100質量%において、更にエラストマー成分を1〜15質量%含有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の光反射部品。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載の光反射部品からなる、自動車ランプ反射部品。
- 請求項10に記載の自動車ランプ反射部品を用いた、自動車ランプリフレクター部品用成形品。
- 請求項10に記載の自動車ランプ反射部品を用いた、自動車ランプエクステンション部品用成形品。
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