JP2016170873A - 電流遮断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】反転板とリベットとの接合強度を低下させることなくブローホールの発生を抑制することを可能とする電流遮断装置を提供する。
【解決手段】この電流遮断装置90は、環状の段差部45の周方向において複数設けられ、床面45a側とは反対方向に膨らむ凸部46と、複数の凸部46に隣接して複数設けられ、床面45a側に凹む凹部47と、を有し、凸部46の体積は、凹部47が形成する空間体積の33%以上50%以下であり、反転板30の周縁部33とリベット40の壁部45bとのレーザー光を用いた全周溶接においては、凸部46および凹部47の箇所は、反転板30の周縁部33とリベット40の壁部45bとの間に位置する空気は、凹部47から逃げ出るとともに、凸部46の一部が溶融し凹部47に流れ込んで凝固している。
【選択図】図9

Description

この発明は、二次電池に用いられる電流遮断装置の構造に関する。
一般的な二次電池は、電流遮断装置を備えている。電流遮断装置は、電池要素に電気的に接続された集電端子、この集電端子に接合された反転板、およびこの反転板に電気的に接続された外部端子などから構成される。反転板が内圧を受け、反転板が集電端子から遠ざかる方向に反転変形することにより、電池要素と外部端子との間の導通が遮断される。
特開2013−157200号公報(特許文献1)には、リベットと反転板とを全周溶接して接合構造を得る電流遮断装置の溶接方法が開示されている。特開2013−188787号公報(特許文献2)には、溶接箇所でのブローホールの発生を抑制するために、溶接作用位置と連通する接触部分の端部の一部が、溶接作用位置の気圧よりも低い気圧の低圧空間と接する状態で溶接する溶接方法が開示されている。特開2013−211178号公報(特許文献3)には、溶融痕内に空孔が生じることを抑制することを目的とした、嵌合部をレーザ溶接する電池の製造方法が開示されている。
特開2013−157200号公報 特開2013−188787号公報 特開2013−211178号公報
二次電池に用いられる電流遮断装置における反転板とリベットとの接合工程は、リベットの開口端の段差部に反転板を配置し、反転板の外周部の全周をレーザー溶接する。当接部の微小隙間に存在する空気は溶接中の熱にて膨張するが、段差部を深く溶融させた場合、膨張した空気の逃げ場がなく、空気の急激な膨張によりブローホールが発生し、機密性の低下を招く。一方、段差部を浅く溶融させた場合、溶接深さにバラつきが生じ易くなり、ピンホールによる機密性の低下、及び、溶接強度の低下を招く。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、反転板とリベットとの接合強度を低下させることなくブローホールの発生を抑制することを可能とする電流遮断装置を提供することを目的とする。
この電流遮断装置においては、上記外装体の内圧が上昇した場合に反転することにより、上記電池要素と上記外部端子との間の導通を遮断する円形状の反転板と、上記外部端子に電気的に接続され、上記反転板の周縁部が載置される環状の段差部を有するリベットとを備え、上記段差部は、上記反転板の上記周縁部が載置される床面と、上記床面から起立し、上記反転板の周端部が対向する壁部とを含み、上記壁部は、環状の上記段差部の周方向において複数設けられ、上記床面側とは反対方向に膨らむ凸部と、複数の上記凸部に隣接して複数設けられ、上記床面側に凹む凹部とを有し、上記凸部の体積は、上記凹部が形成する空間体積の33%以上50%以下であり、上記凹部の周方向の幅は、1.5mm以下であり、上記反転板の上記周縁部と上記リベットの上記壁部とのレーザー光を用いた全周溶接においては、上記凸部および上記凹部の箇所は、上記反転板の上記周縁部と上記リベットの上記壁部との間に位置する空気は、上記凹部から逃げ出るとともに凸部の一部が溶融し凹部に流れ込んで凝固している。
このように、段差部に、床面側とは反対方向に膨らむ凸部と複数の凸部に隣接して複数設けられ、床面側に凹む凹部とを設けることにより、反転板の周縁部とリベットの壁部とのレーザー光を用いた全周溶接においては、凸部および凹部の箇所では、反転板の周縁部とリベットの壁部との間に位置する空気は、上記凹部から逃げ出ることができる。これにより、ブローホールの発生を抑制することを可能とする。さらに、凹部を設けた場合であっても、溶接時には凸部の一部が溶融し凹部に流れ込んだ溶融状態が形成されるため、反転板とリベットとの接合強度を低下させることはない。
この電流遮断装置によれば、反転板とリベットとの接合強度を低下させることなくブローホールの発生を抑制することを可能とする。
実施の形態における二次電池を示す平面図である。 実施の形態における二次電池を示す断面図である。 図1中のIII−III線に沿った電流遮断装置の矢視断面図である。 図3に対応する電流遮断装置の分解斜視図である。 実施の形態における反転板およびリベットの分解斜視断面図である。 実施の形態における反転板およびリベットの溶接個所を示す斜視図である。 図6中VIIで囲まれた領域の溶接工程を示す第1部分拡大図である。 図7に示す溶接工程の側面拡大図である。 図6中VIIで囲まれた領域の溶接工程を示す第2部分拡大図である。 実施の形態における電流遮断装置の縦断面図である。 実施例1から4、比較例1から8の評価結果を示す図である。
実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。個数および量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数およびその量などに限定されない。同一の部品および相当部品には、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。また、図面においては、実際の寸法の比率に従って図示しておらず、構造の理解を容易にするために、構造が明確となるように比率を変化させて図示している。
図1から図4を参照して、本実施の形態における二次電池100について説明する。図1は、二次電池100を示す平面図、図2は、二次電池100を示す断面図、図3は、図1中のIII−III線に沿った電流遮断装置90の矢視断面図、図4は、図3に対応する電流遮断装置90の分解斜視図である。
図1および図2を参照して、二次電池100は、外装体10、電極体13、正極用の外部端子20および集電端子21、ならびに負極用の外部端子24および集電端子25を備える。外装体10は、有底筒状の収容部11および封口板12を含む。外装体10は、内部に電極体13(電池要素)を収容する。外部端子20,24は、封口板12に取り付けられる。電極体13は、正極芯体、負極芯体およびセパレータ(いずれも図示せず)を有し、正極芯体および負極芯体は、セパレータを介して巻回される。電極体13の両端には、正極芯体露出部14および負極芯体露出部15がそれぞれ設けられている。
正極芯体露出部14は、集電端子21および後述する電流遮断装置90を介して外部端子20に電気的に接続される。負極芯体露出部15は、集電端子25および電流遮断装置90を介して外部端子24に電気的に接続される。正極用の電流遮断装置90および負極用の電流遮断装置90は同一の構成を有しているため、以下では正極用の電流遮断装置90に着目してその詳細を説明する。
図3および図4を参照して、電流遮断装置90の構造および製造方法について説明する。なお、説明の便宜上、図4中には、集電端子21、反転板30(ダイヤフラムともいう)およびリベット40のみを図示している。封口板12および外部端子20(図1,図2参照)の近傍には、集電端子21に加えて、ゴムまたは樹脂製のガスケット16,17,18、導電板19、反転板30、および、リベット40が設けられる。
封口板12には、貫通孔12Hが形成される。ガスケット17,18は、封口板12の内側(外装体10の内部側)に配置される。ガスケット17,18は、封口板12とリベット40との間に位置している。ガスケット16および導電板19は、封口板12の外側(外装体10の外部側)に配置される。リベット40は、貫通孔12Hに挿通された状態でかしめられ、導電板19およびガスケット16を封口板12に固定する。図3に示す状態では、集電端子21は、反転板30、リベット40および導電板19を通して外部端子20に電気的に接続される。
リベット40は、かしめ部41、小径部42、接続部43、大径部44、および段差部45を含む。かしめ部41は、小径部42のうちの接続部43とは反対側に形成される。かしめ部41は、小径部42を貫通孔12Hに挿通したのち、小径部42の端部側をかしめることによって形成される。
段差部45は、大径部44よりも外側に形成された部位であり、全体として環状の形状を有している。段差部45は、前記反転板30の周縁部33が載置される床面45aと、床面45aから起立し、後述する反転板30の周端部33tが対向する壁部45bとを含んでいる。接続部43、大径部44および段差部45の内側の空間は、後述する反転板30が反転することを許容する。
反転板30は、天面部31(反転部)、傾斜部32、および周縁部33を含み、アルミニウム合金などから形成される。天面部31は、円形状の形状を有する。傾斜部32は、天面部31の周囲を取り囲む環状の形状を有する。反転板30の周縁部33は、傾斜部32よりも外側に形成され、環状の形状を有する。周縁部33の外周面には、周端部33tが形成されている。
溶接工程において、反転板30の周縁部33とリベット40の段差部45とが互いに溶接される。つまり、周端部33tと壁部45bとが突き合わされることにより、反転板30の周縁部33とリベット40の段差部45との間に、レーザー光が照射され、両者の間に溶融池が形成される。この構造により、反転板30とリベット40との間において、電気的接続と気密性とが確保される。
集電端子21は、平板部21L,21R、厚肉部22、薄肉部23、貫通孔23Hおよび環状溝23Gを含み、アルミニウム合金などから形成される。平板部21L,21Rは、正極芯体露出部14に溶接される。当該溶接により、集電端子21は電極体13に電気的に接続される。反転板30の天面部31は、レーザー溶接によって薄肉部23に接合される。貫通孔23Hおよび環状溝23Gは、いずれも薄肉部23に設けられる。封口板12と集電端子21との間に、樹脂製のホルダ28が位置している。
(リベット40の段差部45の詳細構造/溶接工程)
次に、図5から図10を参照して、リベット40の段差部45の詳細構造および溶接工程について説明する。図5は、反転板30およびリベット40の分解斜視断面図、図6は、反転板30およびリベット40の溶接個所を示す斜視図、図7は、図6中VIIで囲まれた領域の溶接工程を示す第1部分拡大図、図8は、図7に示す溶接工程の側面拡大図、図9は、図6中VIIで囲まれた領域の溶接工程を示す第2部分拡大図、図10は、電流遮断装置90の縦断面図である。
まず、図5および図6を参照して、リベット40の段差部45は、上記したように、反転板30の周縁部33が載置される床面45aと、床面45aから起立し、反転板30の周端部33tが対向する壁部45bとを含んでいる。
壁部45bは、環状の段差部45の周方向において複数設けられ、床面45a側とは反対方向に膨らむ凸部46と、複数の凸部46に隣接して複数設けられ、床面45a側に凹む凹部47とを有している。本実施の形態では、段差部45の周方向において、60°ピッチで合計6か所にそれぞれ凸部46および凹部47が設けられている。なお、凸部46および凹部47の数量は、6カ所に限定されず、反転板30の大きさに応じて適宜最適な数量が選択される。
リベット40の段差部45に反転板30の周縁部33が載置されることで、全周にわたって周縁部33と壁部45bとが突合せられる。周縁部33と壁部45bとの突合せ部を全周にわたって溶接する前に、選択された複数個所の領域に対して仮固定溶接が行なわれる。本実施の形態では、段差部45に設けられた凹部47において仮固定溶接が行なわれ仮固定溶接痕50が形成される。
その後、図7を参照して、周縁部33と壁部45bとの突合せ部において、その全周に対して溶接用のレーザー光(LB1)を照射しながら走査して全周溶接を行なう。これにより、周縁部33と壁部45bとの突合せ部の全周に溶接痕60が形成される。
周縁部33と壁部45bとの突合せ部の溶接の際には、周縁部33と壁部45bとの間に位置する空気は、レーザー光(LB1)の走査方向に前進側に順次追いやられることとなる。本実施の形態では、レーザー光(LB1)の走査方向に前進側に順次追いやられた空気は、図8に示すように、段差部45に設けられた凹部47において外部に抜け出ることができる。その結果、従来問題となっていたブローホールの発生を抑制することができる。
再び、図7を参照して、レーザー光(LB1)によって、壁部45bの凸部46の一部46iは溶融し、凹部47に流れ込む(図中矢印F方向)。その結果、図9に示すように、レーザー光(LB1)が、凹部47を通過した後は、凹部47の床面47b1、および、側面47b2、47b3と周縁部33との間において、凹部47を埋めるように溶融痕46jが形成されることとなる。
その結果、壁部45bに凹部47を設けた場合であっても、反転板30とリベット40との間において、全周にわたって気密性を確保することを可能としている。
さらに、図10に示すように、溶接後には、壁部45bに凸部46の一部が残存することとなる。このように凸部46の一部が残存することにより、外装体10の内圧が上昇し、反転板30に圧力が加わった場合(図中矢印)でも、凹部47が設けられた領域の壁部45bの強度を残存する凸部46の一部により補うことができる。その結果、反転板30は正常に動作し、電流遮断装置90の動作の安定性を図ることを可能とする。
なお、溶接の開始位置は、仮固定溶接痕50が設けられている箇所から開始することが好ましい。仮固定溶接痕50が設けられていない箇所から開始することも可能であるが全周を溶接し溶接開始に戻った場合には、ブローホールの発生が問題となる可能性がある。しかし、仮固定溶接痕50が設けられている箇所から開始することで、全周を溶接し溶接開始に戻った場合には、凹部47が設けられていることから、ブローホールの発生が問題となることはない。
また、図7を参照して、凹部47の周方向の幅SW1は、1mmから1.5mm程度であるとよい。この範囲を下回ると、仮固定溶接の溶接範囲を最小化する必要が生じ、十分な仮固定溶接の強度を得ることが困難になると考えられる。溶接強度を確保するために、仮固定溶接の範囲を広くすると、全周溶接時に追いやられる空気を、十分に外部に排出することができず、ブローホールの発生を抑制することができない。凹部47の周方向の幅SW1が、1.5mmを超えると凸部46が一部溶融することにより凹部47に流れ込む量が不足して、機密性の課題が生じることなる。
(凸部46の周方向長さLw1)
凸部46の周方向長さLw1は、凹部47の周方向の幅SW1と同じにすることが好ましい。凸部46の周方向長さLw1を凹部47の周方向の幅SW1よりも大きくしても、全周溶接は、凸部46から凹部47に向かって進行するため、凸部46の周方向長さLw1が凹部47の周方向の幅SW1と同程度であれば、凸部46の一部の溶融は凹部47に流れ込むが、凸部46の周方向長さLw1が凹部47の周方向の幅SW1よりも大きくなると、凹部47と反対側の凸部46の端部が溶融状態にもかかわらず、凹部47に隣接する凸部46の端部は未溶融状態となるため、凸部46の溶融部分の凹部47への流れ込みを阻害する可能性が生じ得るからである。
(凸部46の高さRh1)
凸部46の高さRh1の高さは、0.15mm以下であるとよい。凸部46の高さRh1の高さがこの範囲を上回ると、レーザー光の焦点からのズレが大きくなり、凸部46が溶融せずに溶接強度不足となり、電流遮断装置90の気密性を低下させるおそれがあるかである。
(実施例)
以下、本実施の形態に基づいた各実施例および各比較例について以下説明する。図11には、各実施例および各比較例の条件および評価結果を示す。各実施例および各比較例の共通事項として、反転板30には、アルミニウム(A1050)、厚み0.3mmを用いた。リベット40には、アルミニウム(A1050)、厚み1mm、壁部45bの高さ0.3mmを用いた。設計上、突合せ部である壁部45bの内径および周端部33tの外径は、直径18mmであり、円周長さは、56.5mmである。
初めに、60°ピッチで仮固定溶接痕50を6カ所に形成した。凹部47が設けられている箇所については、凹部47の中心にキーホール溶接により仮固定溶接痕50を形成した。その後、突合せ部の全周をレーザー光を用いて溶接を行なった。溶接の条件としては、加工速度は、300mm/sec、ビーム径は直径80μ(DOE使用)、加工出力は、1200Wから1800Wである。
各実施例および各比較例において(図7参照)、凹部47の周方向の幅SW1は、0.5mmから3.0mmとした。凹部47の深さSh1は、0mm(凹部なし)から0.3mmとした。凹部47の奥行Rd1は、すべて1mmである。凸部46の高さRh1は、0.05mmから0.5mmとした。
各実施例および各比較例では、それぞれ20個の電流遮断装置90に対して、凹部47での溶接厚みを測定した(1個の電流遮断装置90につき6箇所×20個=120箇所)。120箇所の平均値を、溶接厚みとして、図11中に記載した。0.2mm以上あれば、強度的に問題ないと判断した。併せて、外観上のブローホールの発生状況を確認した。120箇所中のブローホールの数を図11中に記載した。
(比較例1)
比較例1においては、凹部47および凸部46は形成していない。全周溶接の溶接出力(W)は、1200W、溶接厚みは、0.251mmである。その結果、120箇所中のブローホール数は、13であった。凹部47および凸部46を形成しない場合には、ブローホールの発生が確認された。
(比較例2)
比較例2においては、凹部47および凸部46は形成していない。全周溶接の溶接出力(W)は、1800W、溶接厚みは、0.289mmである。その結果、120箇所中のブローホール数は、18であった。比較例1に対比して、溶接出力を上げるとブローホールの発生が増加することが確認された。
(比較例3)
比較例3においては、60°ピッチで凹部47および凸部46を形成した。凹部47の幅Sw1は、0.5mm、凹部47の深さSh1は、0.3mm、凹部47の体積は0.15mmである。凸部46の高さRh1は、0.15mm、凸部46の幅は、Lw1は、0.5mm、凸部46の体積は、0.075mmである。凸部46と凹部47との体積比(凸部46の体積/凹部47の体積)は、50%である。全周溶接の溶接出力(W)は、1200W、溶接厚みは、0.210mmである。その結果、120箇所中のブローホール数は、6であった。凹部47の幅Sw1が狭いため仮固定溶接痕によって凹部47が塞がれ、その結果、ブローホールが発生することが確認された。
(比較例4)
比較例4においては、60°ピッチで凹部47および凸部46を形成した。凹部47の幅Sw1は、3.0mm、凹部47の深さSh1は、0.3mm、凹部47の体積は0.9mmである。凸部46の高さRh1は、0.15mm、凸部46の幅は、Lw1は、3mm、凸部46の体積は、0.45mmである。凸部46と凹部47との体積比(凸部46の体積/凹部47の体積)は、50%である。全周溶接の溶接出力(W)は、1200W、溶接厚みは、0.142mmである。その結果、120箇所中のブローホール数は、0であった。凹部47の幅Sw1が大きいため、凸部の溶融部分の凹部47への流れ込み不足が発生した。その結果、溶接厚みが不足し、溶接強度不足が確認された。
(比較例5)
比較例5においては、60°ピッチで凹部47および凸部46を形成した。凹部47の幅Sw1は、1.0mm、凹部47の深さSh1は、0.3mm、凹部47の体積は0.3mmである。凸部46の高さRh1は、0.05mm、凸部46の幅は、Lw1は、1mm、凸部46の体積は、0.05mmである。凸部46と凹部47との体積比(凸部46の体積/凹部47の体積)は、17%である。全周溶接の溶接出力(W)は、1200W、溶接厚みは、0.164mmである。その結果、120箇所中のブローホール数は、0であった。凸部46の高さRh1が低いために、凸部の溶融部分の凹部47への流れ込み不足が発生した。その結果、溶接厚みが不足し、溶接強度不足が確認された。
(比較例6)
比較例6においては、60°ピッチで凹部47および凸部46を形成した。凹部47の幅Sw1は、1.0mm、凹部47の深さSh1は、0.3mm、凹部47の体積は0.3mmである。凸部46の高さRh1は、0.5mm、凸部46の幅は、Lw1は、1mm、凸部46の体積は、0.5mmである。凸部46と凹部47との体積比(凸部46の体積/凹部47の体積)は、170%である。全周溶接の溶接出力(W)は、1200W、溶接厚みは、0.153mmである。その結果、120箇所中のブローホール数は、0であった。凸部46の高さRh1が高いために、レーザー光の焦点が合わず凸部46を十分に溶融することができなかった。その結果、溶接厚みが不足し、溶接強度不足が確認された。
(比較例7)
比較例7においては、60°ピッチで凹部47および凸部46を形成した。凹部47の幅Sw1は、1.0mm、凹部47の深さSh1は、0.1mm、凹部47の体積は0.1mmである。凸部46の高さRh1は、0.15mm、凸部46の幅は、Lw1は、1mm、凸部46の体積は、0.15mmである。凸部46と凹部47との体積比(凸部46の体積/凹部47の体積)は、150%である。全周溶接の溶接出力(W)は、1200W、溶接厚みは、0.237mmである。その結果、120箇所中のブローホール数は、9であった。凹部47の深さSh1が浅いため空気が逃げる通路が十分に確保されず、その結果、ブローホールが発生することが確認された。
(比較例8)
比較例8においては、60°ピッチで凹部47および凸部46を形成した。凹部47の幅Sw1は、1.0mm、凹部47の深さSh1は、0.2mm、凹部47の体積は0.2mmである。凸部46の高さRh1は、0.15mm、凸部46の幅は、Lw1は、1mm、凸部46の体積は、0.15mmである。凸部46と凹部47との体積比(凸部46の体積/凹部47の体積)は、75%である。全周溶接の溶接出力(W)は、1200W、溶接厚みは、0.211mmである。その結果、120箇所中のブローホール数は、2であった。凹部47の深さSh1は、比較例7よりは深くなったが、それでも空気が逃げる通路が十分に確保されず、その結果、ブローホールが発生することが確認された。
(実施例1)
実施例1においては、60°ピッチで凹部47および凸部46を形成した。凹部47の幅Sw1は、1.0mm、凹部47の深さSh1は、0.3mm、凹部47の体積は0.3mmである。凸部46の高さRh1は、0.15mm、凸部46の幅は、Lw1は、1mm、凸部46の体積は、0.15mmである。凸部46と凹部47との体積比(凸部46の体積/凹部47の体積)は、50%である。全周溶接の溶接出力(W)は、1200W、溶接厚みは、0.222mmである。その結果、120箇所中のブローホール数は、0であった。
(実施例2)
実施例2においては、60°ピッチで凹部47および凸部46を形成した。凹部47の幅Sw1は、1.0mm、凹部47の深さSh1は、0.3mm、凹部47の体積は0.3mmである。凸部46の高さRh1は、0.15mm、凸部46の幅は、Lw1は、1mm、凸部46の体積は、0.15mmである。凸部46と凹部47との体積比(凸部46の体積/凹部47の体積)は、50%である。全周溶接の溶接出力(W)は、1800W、溶接厚みは、0.241mmである。その結果、120箇所中のブローホール数は、0であった。
(実施例3)
実施例3においては、60°ピッチで凹部47および凸部46を形成した。凹部47の幅Sw1は、1.5mm、凹部47の深さSh1は、0.3mm、凹部47の体積は0.45mmである。凸部46の高さRh1は、0.1mm、凸部46の幅は、Lw1は、1.5mm、凸部46の体積は、0.15mmである。凸部46と凹部47との体積比(凸部46の体積/凹部47の体積)は、33%である。全周溶接の溶接出力(W)は、1200W、溶接厚みは、0.209mmである。その結果、120箇所中のブローホール数は、0であった。
(実施例4)
実施例4においては、60°ピッチで凹部47および凸部46を形成した。凹部47の幅Sw1は、1.5mm、凹部47の深さSh1は、0.3mm、凹部47の体積は0.45mmである。凸部46の高さRh1は、0.15mm、凸部46の幅は、Lw1は、1.5mm、凸部46の体積は、0.225mmである。凸部46と凹部47との体積比(凸部46の体積/凹部47の体積)は、50%である。全周溶接の溶接出力(W)は、1200W、溶接厚みは、0.228mmである。その結果、120箇所中のブローホール数は、0であった。
実施例1から実施例4においては、凸部46と凹部47との体積比(凸部46の体積/凹部47の体積:)は、下限が33%、上限が50%である。つまり、凸部46の体積は、凹部47が形成する空間体積の33%以上50%以下である。この場合には、溶接の出力を上げても、空気が排出される結果、120箇所中のブローホール数は、0であった。また、溶接厚みも0.2mm以上確保されており、溶接強度においても問題は生じていなかった。
ここで、反転板30とリベット40との溶接において、予め反転板30とリベット40との突き当り部に点状の溶接箇所を複数個所に施す仮固定溶接痕を形成し、その後、レーザー光溶接にて全周溶接を実施している。仮固定溶接痕を形成する工程は、リベット40の段差部45の床面45aを超える位置まで溶融部が入り込むことで、全周溶接時に反転板30の変形、溶接位置の変化を生じさせない溶接強度を確保している。したがって、この仮固定溶接痕の形成は、反転板30の作動圧のバラつき低減、気密性の確保の面で重要な機能を果たしている。
一方、全周溶接の段階では、反転板30は、段差部45の床面45aに載置された状態であり、段差部45と反転板30の周端部33tとの間には隙間が存在する。この隙間は、両者を溶接一体化することで消失するが、隙間中の空気は、未溶接部位の隙間からレーザー光の走査方向に押し出されることとなる。このため、全周溶接においては、仮固定溶接痕の形成部位を除き、間隙中の空気は順次押し出されるため不具合を生じないが、仮固定溶接痕の形成部位では、空気の押し出されが阻害されていた。その結果、レーザー光の走査が進行すると溶接時の熱により急激に空気が膨張し、小さな爆発が生じ、ブローホールを生じさせていた。
これにより、溶融金属が飛散し、電流遮断装置を構成する樹脂部品への付着による機密性の低下、反転板30等への付着による作動圧への悪影響、溶接部にブローホールが発生することより、機密性不良を生じさせていた。
しかし、本実施の形態における電流遮断装置においては、仮固定溶接痕の形成部位のリベット40の段差部45に凸部46および凹部47を設けることにより、レーザー光の走査の進行により追いやられる空気を凹部47から外部に向けて逃げ出るとともに、凸部46の一部が溶融し凹部47に流れ込んで、気密性を確保した凝固状態となっている。
具体的には、反転板30とリベット40との溶接強度の確保の視点では、凸部46の体積を大きくし(凹部47の体積と同等以上)、凹部47に凸部46の溶融部を流れ込ませる構成が最適とも考えられる。しかし、凸部46の体積を拡大した場合、溶接に要するエネルギーを高める必要があり、新たな課題を生じさせる。そこで、本実施の形態では、凹部47における溶接強度は敢えて凹部47を形成していない段差部45の部分に比べて低下することを許容し、気密性の確保および反転板30の作動圧力に対して必要十分な凝固部分を形成するように、溶接条件(ブローホールの発生状態)、および、凸部46の体積を設定した。
これにより、(i)全周にわたり均一な気密性を確保しつつ、凹部47以外の部分全体で必要な溶接強度が得られた。(ii)特に、二次電池100の異常時に外装体10内に発生する圧力は、反転板30の上面を伝わりつつ(図10参照)半径方向の外方に広がろうとする力との釣り合いで成立するが、反転時の応力を鑑みて、凹部47の溶接強度を確保することにより、電流遮断装置の作動圧のバラつきを抑えることも可能としている。
以上、本発明に基づいた実施の形態および実施例について説明したが、今回開示された内容はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 外装体、11 収容部、12 封口板、12H 貫通孔、13 電極体(電池要素)、14 正極芯体露出部、15 負極芯体露出部、16,17,18 ガスケット、19 導電板、20,24 外部端子、21,25 集電端子、21L,21R 平板部、22 厚肉部、23 薄肉部、23H 貫通孔、23G 環状溝、28 ホルダ、30 反転板(ダイヤフラム)、31 天面部(反転部)、32 傾斜部、33 周縁部、33a 表面、33t 周端部、40 リベット、41 かしめ部、42 小径部、43 接続部、44 大径部、45 段差部、45a 床面、45b 壁部、46 凸部、47 凹部、50 仮固定溶接痕、60 溶接痕、90 電流遮断装置、100 二次電池。

Claims (1)

  1. 電池要素を収容する外装体の内圧が上昇した場合に、前記電池要素と前記外装体の外部に設けられた外部端子との間の電流の流れを遮断する電流遮断装置であって、
    前記外装体の内圧が上昇した場合に反転することにより、前記電池要素と前記外部端子との間の導通を遮断する円形状の反転板と、
    前記外部端子に電気的に接続され、前記反転板の周縁部が載置される環状の段差部を有するリベットと、を備え、
    前記段差部は、
    前記反転板の前記周縁部が載置される床面と、
    前記床面から起立し、前記反転板の周端部が対向する壁部と、を含み、
    前記壁部は、
    環状の前記段差部の周方向において複数設けられ、前記床面側とは反対方向に膨らむ凸部と、
    複数の前記凸部に隣接して複数設けられ、前記床面側に凹む凹部と、
    を有し、
    前記凸部の体積は、前記凹部が形成する空間体積の33%以上50%以下であり、
    前記凹部の周方向の幅は、1.5mm以下であり、
    前記反転板の前記周縁部と前記リベットの前記壁部とのレーザー光を用いた全周溶接においては、前記凸部および前記凹部の箇所は、前記反転板の前記周縁部と前記リベットの前記壁部との間に位置する空気は、前記凹部から逃げ出るとともに、前記凸部の一部が溶融し前記凹部に流れ込んで凝固した、電流遮断装置。
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