JP2016170848A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016170848A
JP2016170848A JP2015051855A JP2015051855A JP2016170848A JP 2016170848 A JP2016170848 A JP 2016170848A JP 2015051855 A JP2015051855 A JP 2015051855A JP 2015051855 A JP2015051855 A JP 2015051855A JP 2016170848 A JP2016170848 A JP 2016170848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
write
resistance
memory cell
memory device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015051855A
Other languages
English (en)
Inventor
卓 長谷
Taku Hase
卓 長谷
直也 古武
Naoya Kotake
直也 古武
幸治 増埼
Koji Masuzai
幸治 増埼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2015051855A priority Critical patent/JP2016170848A/ja
Priority to US14/962,777 priority patent/US9711216B2/en
Publication of JP2016170848A publication Critical patent/JP2016170848A/ja
Priority to US15/646,933 priority patent/US20170309336A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C13/00Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00
    • G11C13/0002Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using resistive RAM [RRAM] elements
    • G11C13/0021Auxiliary circuits
    • G11C13/0069Writing or programming circuits or methods
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C13/00Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00
    • G11C13/0002Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using resistive RAM [RRAM] elements
    • G11C13/0021Auxiliary circuits
    • G11C13/0064Verifying circuits or methods
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C13/00Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00
    • G11C13/0002Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using resistive RAM [RRAM] elements
    • G11C13/0021Auxiliary circuits
    • G11C13/0097Erasing, e.g. resetting, circuits or methods
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C13/00Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00
    • G11C13/0002Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using resistive RAM [RRAM] elements
    • G11C13/0021Auxiliary circuits
    • G11C13/0069Writing or programming circuits or methods
    • G11C2013/0073Write using bi-directional cell biasing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C13/00Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00
    • G11C13/0002Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using resistive RAM [RRAM] elements
    • G11C13/0021Auxiliary circuits
    • G11C13/0069Writing or programming circuits or methods
    • G11C2013/0092Write characterized by the shape, e.g. form, length, amplitude of the write pulse
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C2213/00Indexing scheme relating to G11C13/00 for features not covered by this group
    • G11C2213/70Resistive array aspects
    • G11C2213/72Array wherein the access device being a diode
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C2213/00Indexing scheme relating to G11C13/00 for features not covered by this group
    • G11C2213/70Resistive array aspects
    • G11C2213/79Array wherein the access device being a transistor
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C2213/00Indexing scheme relating to G11C13/00 for features not covered by this group
    • G11C2213/70Resistive array aspects
    • G11C2213/82Array having, for accessing a cell, a word line, a bit line and a plate or source line receiving different potentials

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

【課題】ReRAMへの書込みにおいて過書込みを抑制しつつ十分に高抵抗化もしくは低抵抗化する。【解決手段】抵抗変化素子を含むメモリセルと、前記メモリセルに対して、高抵抗状態とするためにOff書込みパルスPoffを印加するOff書込み処理と、低抵抗状態とするためにOn書込みパルスを印加するOn書込み処理とを行う制御回路とを有する。前記制御回路は、前記メモリセルが低抵抗状態の場合において、Off書込みパルスPoffを印加した後、高抵抗状態もしくは低抵抗状態のいずれであるかを読み出すベリファイ処理のための読取りパルスを印加し、前記ベリファイ処理の結果、前記メモリセルが高抵抗状態ではない場合に、On書込みパルスPonからなるリセットパルスを印加した後、パルス幅を長くしたOff書込みパルスPoffを印加して、その後前記ベリファイ処理を行う。【選択図】図7

Description

本発明は、記憶装置に関し、特に、抵抗変化素子を用いた半導体記憶装置に適用可能な技術である。
特許文献1(特開2013−200922号公報)には、ReRAM(抵抗変化型メモリ)において、低抵抗状態とする際に、書込みパルスの印加とベリファイ読出しの実施後、抵抗値が所望の値に達していなかった場合に、所望の抵抗値になるまで、逆極性パルス印加→再書込みパルス印加→ベリファイ読出しという一連の処理を繰り返すベリファイ書込み方法が記載されている。また、特許文献2(特開平06−60674号公報)や特許文献3(特開2005−44454号公報)には、同極性の書込みパルスの印加時間を増加させながら行うベリファイ書込み方法が記載されている。
特開2013−200922号公報 特開平06−60674号公報 特開2005−44454号公報
特許文献2、3に記載された方法では、ReRAMに適用した場合、書込みパルスの印加によっていったん高抵抗でも低抵抗でもない中途半端な抵抗状態になると、同じ極性の書込みパルスを重ねて印加してもスイッチングに必要な十分な電流もしくは電圧がかからなくなり、抵抗状態を変化させることが困難となる場合があるという課題を有する。
一方、特許文献1に記載された方法では、ベリファイ読出しの後に逆極性のパルスを印加することで上記の課題に対応することが可能である。しかしながら、書込みパルスの電圧を順次増加させたり、パルス幅を順次増加させたりする場合(もしくはこれらを一定とする場合)に、逆極性のパルスもこれに対応して同様に電圧やパルス幅を順次増加させる(もしくはこれらを一定とする)ものとなっている。従って、書込みを繰り返す試行の中で書込みパルスの電圧やパルス幅を順次増加させていくことにより得られる効果を十分に発揮することができない。すなわち、低抵抗化書込みの際に逆極性の書込みとのバランスを順次変化させて条件を変化させつつ試行を繰り返すことで最適な条件での書込みを行う、というベリファイ効果を十分に発揮することができないという課題を有する。
また、低抵抗化書込み(On書込み)時の動作のみしか記載されておらず、高抵抗化書込み(Off書込み)時への適用の可否等については何ら記載されていない。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態による半導体記憶装置は、抵抗変化素子を含むメモリセルと、前記メモリセルに対して、前記メモリセルの状態を前記抵抗変化素子の抵抗値が第1の基準を満たす第1の抵抗状態とするために第1の書込みパルスを印加する第1の書込み処理と、第2の基準を満たす第2の抵抗状態とするために前記第1の書込みパルスとは逆極性の第2の書込みパルスを印加する第2の書込み処理と、を行う制御回路を有する。
前記制御回路は、前記メモリセルが前記第2の抵抗状態の場合において、前記メモリセルに対して、前記第1の書込みパルスを印加した後、前記抵抗変化素子が前記第1の抵抗状態もしくは前記第2の抵抗状態のいずれであるかを読み出すベリファイ処理のための読取りパルスを印加し、前記ベリファイ処理の結果、前記メモリセルが前記第1の抵抗状態ではない場合に、前記メモリセルに対して、前記第2の書込みパルスからなるリセットパルスを印加した後、直前に印加した前記第1の書込みパルスよりもパルス幅を長くした前記第1の書込みパルスを印加して、その後前記ベリファイ処理を行う。
上記一実施の形態によれば、ReRAMにおいて過書込みを抑制しつつ十分に高抵抗化もしくは低抵抗化することを可能とする。
ReRAMで用いる抵抗変化素子の構造例について概要を示した図である。 メモリセルの構成例について概要を示した図である。 抵抗変化素子の特性の例を示した図である。 ReRAMにおけるメモリセルアレイの構成例について概要を示した図である。 書込みもしくは読出し時の各線に対する電圧の印加パターンを示した図である。 メモリセルをOff状態とするベリファイ書込みを行う際の通常の印加電圧の波形例を示した図である。 本発明の実施の形態1におけるメモリセルをOff状態とするベリファイ書込みを行う際の印加電圧の波形例を示した図である。 本発明の実施の形態1におけるベリファイ書込みの手順の例を示したフローチャートである。 メモリセルの特性のばらつきによりOff書込みが失敗する場合の概念について説明する図である。 再書込みを行う前に逆極性の書込みパルスを印加しない場合に想定される抵抗変化素子の状態の例を示した図である。 本発明の実施の形態1における再書込みを行う前に逆極性の書込みパルスを印加した場合に想定される抵抗変化素子の状態の例を示した図である。 本発明の実施の形態1におけるベリファイ書込みの手法をOff書込みに適用した場合の効果の例を示す図である。 本発明の実施の形態1におけるメモリセルをOn状態とするベリファイ書込みを行う際の印加電圧の波形例を示した図である。 本発明の実施の形態2におけるメモリセルをOff状態とするベリファイ書込みを行う際の印加電圧の波形例を示した図である。 本発明の実施の形態2におけるメモリセルをOn状態とするベリファイ書込みを行う際の印加電圧の波形例を示した図である。 本発明の実施の形態3におけるメモリセルをOff状態とするベリファイ書込みを行う際の印加電圧の波形例を示した図である。 本発明の実施の形態4におけるメモリセルをOn状態とするベリファイ書込みを行う際の印加電圧の波形例を示した図である。 本発明の実施の形態5におけるメモリセルをOff状態とするベリファイ書込みを行う際の印加電圧の波形例を示した図である。 本発明の実施の形態5におけるベリファイ書込みの手順の例を示したフローチャートである。 クロスポイント型ReRAMのメモリセルの構成例について概要を示した図である。 クロスポイント型ReRAMにおけるメモリセルアレイの構成例について概要を示した図である。
以下、実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
ReRAMにおいては、抵抗素子の特性のばらつき等により、ビット毎に高抵抗状態(Off状態)における抵抗値(Off抵抗)の値には高低がある。その中でもOff抵抗の値が低いものについて、その値ができるだけ高くなるように特性を改善する手法の一つとして、Off書込み時のパルス幅を長くするという手法をとることができる。しかしながら、パルス幅を長くした場合、Off抵抗の値が高くなりすぎる場合があり、その後のOn書込みの際に低抵抗状態(On状態)へのスイッチングが遅れたり、場合によってはOn書込みができなかったりするビットが生じ得る。
そこで、以下に示す実施の形態では、上記のような過書込みを抑制しつつ十分なOff抵抗となるようOff書込みを最適化する手法として、Off書込み時のパルス幅を順次増加させるベリファイ再書込みにおいて、再書込み前にいったん逆方向のパルスを印加する。その際、逆方向のパルスは、パルス幅、電圧を一定とすることで、Off書込みを行う際のバランスを適当に変化させ、これにより最適なOff書込みを行うことを可能とする。なお、Off書込みに限らず、以下に示す実施の形態は、特に断らない限りOn書込みにも同様に適用可能である。
(実施の形態1)
図1は、ReRAMで用いる抵抗変化素子の構造例について概要を示した図である。抵抗変化素子VRは、抵抗変化層VRLが金属層M1と金属層M2とによって挟まれている構成を有し、金属層M1と金属層M2がそれぞれ第1の電極と第2の電極を成している。金属層M1を基準に金属層M2に正の電圧を印加することで抵抗変化層VRLを低抵抗状態(On状態)に変化させ、金属層M2を基準に金属層M1に正の電圧を印加することで抵抗変化層VRLを高抵抗状態(Off状態)にそれぞれ変化させることができる。On状態とOff状態をそれぞれ0と1または1と0に対応させることで、1ビットの情報を記憶する。
抵抗変化層VRLは、例えば、金属酸化物(例えば、タンタル酸化物、チタン酸化物、ジルコニウム酸化物、またはハフニウム酸化物)により形成されている。この場合、抵抗変化層VRLは、単層膜であってもよいし、積層膜であってもよい。抵抗変化層VRLが積層膜である場合、抵抗変化層VRLは、例えば、元素の種類の組み合わせが互いに異なる積層膜であってもよいし、元素の種類の組み合わせが互いに同一の積層膜であってもよい。この場合、積層膜の各層の酸素組成比が互いに異なる。なお、抵抗変化層VRLの膜厚は、例えば、1.5nm以上30nm以下である。金属層M1および金属層M2は、それぞれ、例えば、ルテニウム、窒化チタン、タンタル、窒化タンタル、タングステン、パラジウム、または白金により形成されている。
図2は、ReRAMにおけるメモリセルの構成例について概要を示した図である。メモリセルMCは、図1に示した抵抗変化素子VRと、MOS(Metal-Oxide Semiconductor)トランジスタからなる選択トランジスタTRとを組み合わせて構成することができる。選択トランジスタTRは、ビット線BLとプレート線PLの間の電位差を抵抗変化素子VRに印加するか遮断するかを制御する選択トランジスタである。
抵抗変化素子VRは、一方の端子がプレート線PLに、他方の端子が選択トランジスタTRを介してビット線BLにそれぞれ接続され、また、選択トランジスタTRのゲートはワード線WLに接続されている。ビット線BLの電位とプレート線PLの電位のいずれを他方より高電位とするかによって、抵抗変化素子VRに印加する電圧の極性を切り替えることができる。
金属層M1と金属層M2のいずれをプレート線PLに接続するかは特に限定されないが、以下では、金属層M2がプレート線PLと接続されているものとして説明する。また、選択トランジスタTRは、Nチャネル型もしくはPチャネル型のいずれであるかは限定されないが、以下では、ゲートに正電圧を印加することでソースとドレインとが導通するNチャネル型であるものとして説明する。なお、Pチャネル型の場合は、ゲートに負電圧を印加することでソースとドレインとが導通する。
図3は、メモリセルMCにおける抵抗変化素子VRの特性の例を示した図である。ここでは、高抵抗(Off抵抗)の状態においてプレート線PLに接続された側(金属層M2)に正電圧(Von)を印加すると低抵抗(On抵抗)の状態となり、選択トランジスタTRを介してビット線BLに接続された側(金属層M1)に正電圧(Voff)を印加すると高抵抗(Off抵抗)の状態となる特性を有することを示している。この高抵抗状態(Off状態)と低抵抗状態(On状態)を保持することで情報を不揮発的に記憶する。なお、Vonを印加して低抵抗状態となった場合でも、電流は選択トランジスタTRによって所定の制限電流に制限される。
一方、抵抗状態の読出しは、プレート線PLに接続された側に読出し用の正電圧(V<Von)を印加することで、抵抗変化素子VRの抵抗状態を変化させることなく流れる電流を検知して行う。
図4は、ReRAMにおけるメモリセルアレイの構成例について概要を示した図である。メモリセルアレイMCAは、図2に示したメモリセルMCをマトリクス状に配置することで構成することができる。図4に示したメモリセルアレイMCAの例では、4行×4列のマトリクスからなる16ビットの記憶容量を有する構成であるが、アレイの行や列を適宜増やすことによってより大きな記憶容量を実現することができる。
各メモリセルMCは、ワード線WL〜WLと、ビット線BL〜BLおよびプレート線PL〜PLとの各交点にそれぞれ接続されている。そして、全てのワード線WL〜WL、ビット線BL〜BL、およびプレート線PL〜PLは、メモリセルアレイMCAの周辺部において図示しない制御回路に接続される。例えば、ワード線WL〜WLはメモリセルアレイMCAにおける図中の左方にて図示しないワード線制御回路に接続される。また、ビット線BL〜BLは図中の上方にて図示しないビット線制御回路に接続される。同様に、プレート線PL〜PLは図中の上方にて図示しないプレート線制御回路に接続される。
各制御回路は、ワード線WL、ビット線BL、プレート線PLに適宜電圧を印加して、所望のメモリセルMCを高抵抗状態または低抵抗状態にすることで書込みを行う。もしくは、ビット線BLまたはプレート線PLに流れる電流を検知して、所望のメモリセルMCが高抵抗状態か低抵抗状態かを判断することで読出しを行う。
図5は、書込みもしくは読出し時の各線に対する電圧の印加パターンを示した図である。例えば、点線の円で囲ったメモリセルMCをOn状態とする書き込みでは、ワード線WLおよびプレート線PLを高電位(Vw1およびVon)とし、それ以外のワード線WL、WL、WL、およびプレート線PL、PL、PLと、全てのビット線BL〜BLをゼロ電位(GND)とすればよい。逆に、点線の円で囲ったメモリセルMCをOff状態とする書き込みでは、ワード線WLおよびビット線BLを高電位(Vw2およびVoff)とし、それ以外のワード線WL、WL、WL、およびビット線BL、BL、BLと、全てのプレート線PL〜PLをゼロ電位(GND)とすればよい。
また、点線の円で囲ったメモリセルMCがOn状態かOff状態かを読み出すには、ワード線WLとプレート線PL以外のワード線WL、WL、WL、およびプレート線PL、PL、PLと、全てのビット線BL〜BLをゼロ電位(GND)とし、ワード線WLを高電位(Vw3)とする。そして、プレート線PLに書込み時より十分低い電圧(V)を印加して、ビット線BLまたはプレート線PLに流れる電流を検出すればよい。
以上の動作において、ワード線WL以外に接続されたメモリセルMCでは、選択トランジスタTRが非導通となって抵抗変化素子VRに電圧は印加されない。また、ビット線BLおよびプレート線PL以外に接続されたメモリセルMCでは、ビット線BL、BL、BLとプレート線PL、PL、PLとが同電位となるため抵抗変化素子VRに電圧は印加されない。これにより、点線の円で囲ったメモリセルMCのみが書き込まれ、あるいは読み出される。他のメモリセルMCに対する書込みや読出しにおいても同様の手法で書込みや読出しが可能である。
図6は、メモリセルMCをOff状態とするベリファイ書込みを行う際の通常の印加電圧の波形例を示した図である。図2に示したメモリセルMCの抵抗変化素子VRを高抵抗状態(Off状態)とするためには、抵抗変化素子VRのビット線BL側にプレート線PL側より高い電圧を印加するが、通常は図示するようにパルス状に1回印加する(Off書込みパルスPoff)。そのためには、例えば、ビット線BL側の電位をプレート線PLの電位より高い状態とした上で、所定の期間(toff)、ワード線WLの電位を高めて選択トランジスタTRを導通させればよい。もしくは、ワード線WLの電位を高めて選択トランジスタTRを導通させた状態で、ビット線BLとプレート線PLとの間にビット線BL側を正電位とするパルス電圧を印加すればよい。
ベリファイ書込みでは、Off書込みパルスPoffを印加した後、ベリファイ用の読出しパルスPを印加して電流を検出することにより、抵抗変化素子VRの抵抗を読み出す。その後、読み出した抵抗の値に基づいて、書込みが成功したか否かを判定する。抵抗の値が所定の基準を満たしている(所定の値以上である)場合には、当該1回目の試行は成功と判定し、書込み処理を終了する。
一方、抵抗変化素子VRの抵抗の値が所定の基準を満たしていない(所定の値未満である)場合には、1回目の試行は失敗したと判定し、2回目の試行として、再度Off書込みパルスPoffを印加した後、読出しパルスPを印加して抵抗変化素子VRの抵抗を読み出し、所定の基準を満たしているか否かにより書込みの成否を判定する。それでも書込みが成功しない場合は、Off書込みパルスPoffの印加による書込みが成功と判定されるまで、例えば、所定の回数を上限として試行を繰り返す。
図7は、実施の形態1におけるメモリセルMCをOff状態とするベリファイ書込みを行う際の印加電圧の波形例を示した図である。また、図8は、本実施の形態におけるベリファイ書込みの手順の例を示したフローチャートである。
本実施の形態では、例えば、図7に示したように、まず、情報が書き込まれるメモリセルMCのアドレスが指定され(図8のステップS01)、1回目の試行として、指定されたメモリセルMCに対してパルス幅toff1のOff書込みパルスPoffを印加して、抵抗変化素子VRをOff状態とする書込みを行う(S02)。さらに、ベリファイ用の読出しパルスPを印加して電流を検出することにより、抵抗変化素子VRの抵抗を読み出す(S03)。その後、読み出した抵抗の値に基づいて、書込みが成功したか否かを判定する(S04)。すなわち、抵抗の値が所定の基準を満たしている(所定の値以上である)場合には、当該1回目の試行は成功と判定し、書込み処理を終了する。
一方、抵抗変化素子VRの抵抗の値が所定の基準を満たしていない(所定の値未満である)場合には、1回目の試行は失敗したと判定し、パルス幅tのOn書込みパルスPonを印加して(S05)、いったん抵抗変化素子VRを低抵抗化してから、Off書込みパルスPoffのパルス幅をtoff2(toff2>toff1)に設定する(S06)。この状態で、2回目の試行として、再度Off書込み(S02)、ベリファイ読出し(S03)、抵抗値に基づく書込み成否の判定(S04)の一連の処理を行う。
Off書込みが成功したと判定した場合は書込み処理を終了するが、失敗したと判定した場合は、再度、パルス幅や電圧を変えずにOn書込みパルスPonによるOn書込み(S05)を実施した後、さらにパルス幅を増加(toff3>toff2)して(S06)、ベリファイ書込みを行う(S02〜S04)。このような一連の処理を、Off書込みが成功するまで(抵抗値が所定の値以上となるまで)繰り返す。
Off書込みパルスPoffのパルス幅を順次増やしていくベリファイ書込みが有効なのは、抵抗変化素子VRを含むメモリセルMCの特性のばらつきにより、Off書込みによって抵抗状態を高抵抗化する際に要する書換えエネルギーがメモリセルMC毎に異なるためである。
図9は、メモリセルMCの特性のばらつきによりOff書込みが失敗する場合の概念について説明する図である。図の上段からそれぞれ、ビット線BL側に印加する電圧VBL(すなわちOff書込みパルスPoffの印加状態)、抵抗変化素子VRに流れる素子電流、および抵抗変化素子VRの素子抵抗の値の時系列での変化の状態を示している。なお、素子電流において、Imin(On)およびImax(Off)は、それぞれ、目標とするOn状態(低抵抗状態)での最小電流、および目標とするOff状態(高抵抗状態)での最大電流の値を示している。また、素子抵抗において、Rmin(Off)およびRmax(On)は、それぞれ、目標とするOff状態(高抵抗状態)での最小抵抗、および目標とするOn状態(低抵抗状態)での最大抵抗の値を示している。
図中で、比較的小さなエネルギーで高抵抗化が成功するメモリセルMCの特性は破線で示しており、パルス幅toff1のOff書込みパルスPoffを印加している間に、素子抵抗の値は所望のOff抵抗(Rmin(Off))に達していることを示している。一方、高抵抗化に際して大きなエネルギーが要すると想定されるメモリセルMCの特性は実線で示しており、素子抵抗の値の増加の立ち上がりが遅いことから、抵抗値が所望のOff抵抗(Rmin(Off))に未だ達しない状態で、パルス幅toff1のOff書込みパルスPoffの印加が終了していることを示している。なお、図中の点線は、Off書込みパルスPoffのパルス幅がtoff1よりも長いと仮定した場合の挙動を示しており、高抵抗化されるまでに長時間を要することが分かる。
このようなメモリセルMCは、再書込みが必要と判定される。図9において示したように、書込みが失敗して再書込みが必要となるケースは、Off書込みの結果、「抵抗値が、On抵抗値(Rmax(On))よりは高抵抗化しているが、所望のOff抵抗値Rmin(Off)よりは低い」中途半端な値となっていることが原因であるケースがほとんどである。この場合、再書込みにおいて単にパルス幅をより長くしたOff書込みパルスPoffを加えても高抵抗化は容易には進行しない。
図10は、再書込みを行う前に逆極性の書込みパルスを印加しない場合に想定される抵抗変化素子VRの状態の例を示した図である。上記のようなケースでは、次のベリファイ書込みの試行においてOff書込みパルスPoffのパルス幅を長くしても(toff2>toff1)、既に中途半端に抵抗変化素子VRの抵抗値が高くなっていることから、同じ電圧を印加しても抵抗変化素子VRを流れる電流が小さくなる。従って、パルス幅を長くしても高抵抗化するための駆動力(すなわち、電流×時間で表される図中の網掛けの面積に相当するエネルギー)が必要な量まで供給されず、抵抗値が上がりにくい状況となる。
図11は、本実施の形態における再書込みを行う前に逆極性の書込みパルスを印加した場合に想定される抵抗変化素子VRの状態の例を示した図である。図10に示したような、再書込みのパルス幅を長くしても抵抗値が十分に上がらなくなる状況を回避するため、図11に示すように、再書込みの前にいったんOn書込みを行う(このときの素子電流は逆極性となるが図中では絶対値で示している)。これにより、抵抗変化素子VRを低抵抗状態(On状態)に戻してリセットし、電流を多く流せる状態を作り出す。この状態でパルス幅を増加したOff書込みを行うことにより、十分大きな電流を流して前回の試行よりもOff書込みのための駆動力(図中の網掛けの面積に相当)を多く提供することができるため、ベリファイ再書き込みの成功の可能性を高めて効率化することができる。
本実施の形態において、リセットのためのOn書込みパルス(リセットパルス)は毎回同一パルスである必要がある。一定のOn書込みパルスで作られた一定の低抵抗状態(On状態)に対して、徐々にOff書込みパルスの印加時間を長くしていくことで、試行を繰り返すに従って高抵抗状態(Off状態)となる確率を増大させることができ、効率的にベリファイ再書き込みを行うことが可能となる。
従来技術のように、試行の度に、例えば、Off書込みのパルス幅の増大に伴ってOn書込みのパルス幅も長くなっていくようなケースや、On書込みパルスの電圧が増大していくようなケースでは、過剰なリセットが行われており、Off書込みする前の状態を、Off状態にしにくい(高抵抗化に要するエネルギーが大きくなった)状態に変えてしまうものである。従って、試行の度にOff書込みのパルス幅を長くしても、過剰なリセットによりその効果が相殺されてしまい、Off状態となる確率が上がりにくく、効率的にベリファイ再書込みを行うことができないという結果を生じ得る。
なお、短い幅のOff書込みパルスでOff書込みが成功するメモリセルMCに対して、過剰に長いOff書込みパルスを加えてしまうと、次のOn書込みの際の成功率が下がる可能性がある。従って、1回目のOff書込みパルスのパルス幅はできるだけ短くして、必要最小限の駆動力で高抵抗化を行うことが望ましい。具体的には、例えば20nsec程度に設定することができる。2回目以降のOff書込みのパルス幅は、前回よりも長いパルス幅であれば任意の方法で選択することができる。例えば、等差級数的に一定の時間をインクリメントしていく方法や、等比級数的に一定の倍率でインクリメントしていく方法などが考えられる。
前者は、パルス幅の増加幅が全体として小さいため、それぞれのメモリセルMCに対して必要最小限のパルス幅でOff書込みパルスを印加するような細かい制御ができるというメリットを有する一方、長いパルス幅を必要とするメモリセルMCに対しては、多数のベリファイ書込みを繰り返す必要があるため、書込みに長時間を要する場合があるというデメリットを有する。逆に後者は、長いパルス幅を必要とするメモリセルMCに対しても少ないベリファイ書込みの回数で、すなわち比較的短い時間で書込みが可能である一方、過剰なパルス幅のOff書込みパルスを印加されるメモリセルMCが生じる可能性がある。従って、実装の際には、実際の抵抗変化素子VRの特性のばらつきに応じて最適な方法を適宜選択するのが望ましい。
上記の例は、Off書込みパルスが1回印加されるたびに、Off書込みパルス幅を増大させる例であるが、所定の試行回数の間は、Off書込みパルス幅を変えずにベリファイを繰り返し、所定の回数を経てもOff書込みが正常に行われない場合にパルス幅を増やすというインクリメントも可能である。
例えば、2回目までは同じパルス幅のOff書込みパルスを印加し、3回目以降に異なるパルス幅のOff書込みパルスを印加してもよい。また、例えば2回目のパルス幅は1回目より長いが、3回目のパルス幅は2回目と同様とし、4回目のパルス幅は2回目および3回目よりも長くする等、応用することができる。書込みの閾値抵抗をあと少しで超えられるビットは、同じパルス列の再試行で書込みを成功させることができる可能性があり、それが可能であれば書込みエネルギーが必要最小限の状態でOff書込みを完了できるためである。なお、このような応用例は、本実施の形態に限られるものではなく、他の実施の形態においても同様に適用することができる。
図12は、本実施の形態におけるベリファイ書込みの手法をOff書込みに適用した場合の効果の例を示す図である。ここでは、複数のメモリセルMCに対して通常のOn書込みをとベリファイなしのOff書込みを行った場合のOn抵抗値とOff抵抗値の累積度数分布を示すとともに、通常のOn書込みと本実施の形態におけるOff書込み、すなわち、パルス幅を増加させるOff書込みとリセットパルスとを組み合わせてベリファイ書込みを行った場合のOn抵抗値とOff抵抗値の累積度数分布を示している。ベリファイなしのOff書込みでは、パルス幅100nsecのOff書込みパルスを1回だけ印加している。また、ベリファイ書込みでは、20nsec〜3usecを8段階に分けてパルス幅を順次増加させたOff書込みパルスを印加している。なお、On書込みにおけるOn書込みパルスの条件は同一である。
図12に示すように、本実施の形態のベリファイ書込みを適用することで、Off抵抗値が全体の中でも高い値のメモリセルMCと、低い値のメモリセルMCの数が減少し、ベリファイ書込みを行わない場合と比べて抵抗値の分布が集中する(分布状況の傾きが急峻になる)状態となる。また、On抵抗値の分布には影響を与えない。その結果、On抵抗値の分布における最大値と、Off抵抗値の分布における最小値との差であるメモリウィンドウの幅が拡大し、Off書込み時に十分低抵抗化しない不良なメモリセルMCの発生を抑制することが可能となる。
なお、本実施の形態ではOff書込みの場合を例に説明したが、On書込みにも適用することができる。図13は、本実施の形態におけるメモリセルMCをOn状態とするベリファイ書込みを行う際の印加電圧の波形例を示した図である。図示するように、On書込みパルスPonのパルス幅をton1→ton2→ton3→…と順次増加させるベリファイ書込みにおいて、2回目以降の試行のOn書込みパルスPonの印加の前に、同一のOff書込みパルスPoffを印加してリセットすることで、同様の効果を得ることができる。
具体的には、例えば、Off書込み時の制御に対して、ベリファイ用の読出しパルスPを印加する条件は変更せずに、書込みパルスを与える信号線としてビット線BLとプレート線PLとを入れ替え、ワード線WLに印加する電圧を適宜調整することで、パルス幅を順次増加させるベリファイOn書込みとすることができる。
以上に示したように、実施の形態1のReRAMによれば、Off書込みパルスPoffのパルス幅を順次増加させるベリファイ再書込みにおいて、再書込み前にいったんリセットパルスとしてOn書込みパルスPonを印加する。On書込みパルスPonのパルス幅、電圧を一定とすることで、Off書込みを行う際のバランスを適当に変化させる。これにより、過書込みを抑制しつつ十分に高抵抗化もしくは低抵抗化することができ、最適なOff書込みを効率的に行うことが可能となる。
(実施の形態2)
図14は、実施の形態2におけるメモリセルMCをOff状態とするベリファイ書込みを行う際の印加電圧の波形例を示した図である。本実施の形態では、実施の形態1の図7に示したものと同様のベリファイOff書込みにおいて、図示するように、ベリファイ後のOff書込みを行う前に印加するリセットパルスPrstを、通常のOn書込みパルスPonの極性と同じ極性としつつ、電圧をOn書込みパルスPonの電圧Vonよりも低くしている。これにより、実施の形態1と同様に、少ないベリファイ回数で所望のOff抵抗値に達することが可能となり、ベリファイOff書込みの効率を向上させることができる。
図15は、実施の形態2におけるメモリセルMCをOn状態とするベリファイ書込みを行う際の印加電圧の波形例を示した図である。図示するように、実施の形態1の図13に示したものと同様のベリファイOn書込みにおいて、ベリファイ後のOn書込みを行う前に印加するリセットパルスPrstの電圧を、通常のOff書込みパルスPoffの電圧Voffよりも低くすることで、同様の効果を得ることができる。
なお、本実施の形態では、リセットパルスPrstの電圧をOn書込みパルスPonの電圧Von(もしくはOff書込みパルスPoffの電圧Voff)より低くすることでリセットパルスPrstを弱くしているが、パルス幅を小さくすることで弱くしてもよい。
(実施の形態3)
図16は、実施の形態3におけるメモリセルMCをOff状態とするベリファイ書込みを行う際の印加電圧の波形例を示した図である。本実施の形態では、実施の形態1の図7に示したものと同様のベリファイOff書込みにおいて、図示するように、On書込みパルスPonの極性と同じ極性のリセットパルスPrstを印加する際に、ワード線WLに印加する電圧を、通常のOff書込み時にワード線WLに印加する電圧VWLよりも低くしている。これにより、実施の形態1と同様に、少ないベリファイ回数で所望のOff抵抗値に達することが可能となり、ベリファイOff書込みの効率を向上させることができる。また、ベリファイOn書込みについても適用することができ、同様の効果を得ることができる。
なお、ワード線WLに印加する電圧を制御するということは、選択トランジスタTRのゲート電圧を制御することであり、抵抗変化素子VRの抵抗状態のスイッチングに必要な電流を制御することと等価である。従って、ワード線WLに印加する電圧に代えて、メモリセルアレイMCAの外部の電流源の電流量を制御することでも同様の効果を得る構成とすることが可能である。
(実施の形態4)
図17は、実施の形態4におけるメモリセルMCをOn状態とするベリファイ書込みを行う際の印加電圧の波形例を示した図である。本実施の形態では、実施の形態1の図13に示したものと同様のベリファイOn書込みにおいて、図示するように、On書込みパルスPonのパルス幅の増加に代えて、同一のOn書込みパルスPonの連続印加回数を順次増やすことで、同様の効果を得る構成としている。なお、本実施の形態の構成は、基本的にOn書込みに限定して適用することができるものである。
実施の形態4のReRAMによれば、On書込みパルスPonのパルス幅を増やさずに、最小のパルス幅のOn書込みパルスPonを連続印加することで、On書込みパルスPonのパルス幅を複数種類設定する必要がなく、構成を簡略化することができる。また、抵抗変化素子VRの過剰な発熱を抑制することができ、On書込み実行後のOn抵抗値のばらつきを抑制して緻密な制御を行うことが可能となる。
(実施の形態5)
図18は、実施の形態5におけるメモリセルMCをOff状態とするベリファイ書込みを行う際の印加電圧の波形例を示した図である。また、図19は、本実施の形態におけるベリファイ書込みの手順の例を示したフローチャートである。本実施の形態では、実施の形態1の図7に示したものと同様のOff書込みパルスPoffのパルス幅を順次増加させるベリファイOff書込みと、パルス幅以外のパラメータによるベリファイ書込みとを組み合わせた例として、Off書込みパルスPoffの電圧振幅を順次増加させるベリファイOff書込みと組み合わせた場合について示している。
まず、情報が書き込まれるメモリセルMCのアドレスが指定され(図19のステップS11)、対象のメモリセルMCに対して、図18の上段に示すように、Off書込みパルスPoffの電圧をVoff1として、実施の形態1の図7、図8に示したものと同様のOff書込みパルスPoffのパルス幅を順次増加させるベリファイOff書込みを行う(S12〜S17)。ここで、ステップS14において書込みが成功していない場合、すなわち、抵抗値が所定のOff抵抗値に達していない場合に、試行回数が所定の上限回数(本実施の形態ではk回)に達しているか否かを判定する(S15)。
上限のk回の試行回数で抵抗値が所定のOff抵抗値に達していないと判定された場合は、図18の中段に示すように、Off書込みパルスPoffの電圧をより高いVoff2(Voff2>Voff1)として、再度、最小のパルス幅toff1からOff書込みパルスPoffのパルス幅を順次増加させるベリファイOff書込みを行う。すなわち、On書込みパルスPonを印加してリセット(S18)した後、Off書込みパルスPoffのパルス幅をtoff1に初期化し(S19)、印加回数をゼロに初期化する(S20)。そして、Off書込みパルスPoffの電圧振幅をVoff2に増加させて(S21)、ステップS12に戻り、Off書込みパルスPoffのパルス幅を順次増加させるベリファイOff書込みを繰り返す(S12〜S17)。
以上に説明したように、実施の形態5のReRAMによれば、Off書込みパルスPoffのパルス幅を順次増加させる一連のベリファイOff書込みのシーケンスを、シーケンス毎にOff書込みパルスPoffの電圧を順次高くしながら、所定のOff抵抗値に達するまで繰り返す。これにより、Off書込みパルスPoffのパルス幅を順次増加させるベリファイOff書込みにおいて、パルス幅が過剰に長くなることを防止して、ベリファイOff書込みの効率を向上させることができる。
なお、Off書込みパルスPoffのパルス幅を順次増加させるベリファイOff書込みに組み合わせるパルス幅以外のパラメータとしては、本実施の形態のOff書込みパルスPoffの電圧振幅の他に、例えば、抵抗変化素子VRの抵抗状態のスイッチングに必要な書換え電流などを用いることができる。上記の書換え電流は、例えば、ワード線WLに印加する電圧、もしくはメモリセルアレイMCAの外部の電流源により制御することができる。
また、本実施の形態ではOff書込みの場合を例に説明したが、On書込みにも適用することができる。例えば、Off書込み時の制御に対して、ベリファイ用の読出しパルスPを印加する条件は変更せずに、書込みパルスを与える信号線としてビット線BLとプレート線PLとを入れ替え、ワード線WLに印加する電圧を適宜調整することで、パルス幅を順次増加させるベリファイOn書込みとすることができる。
(実施の形態6)
上述した実施の形態1〜5では、図2に示したように、1ビットの情報を格納するメモリセルMCが1個の抵抗変化素子VRと1個の選択トランジスタTRからなる構成を例として説明したが、各実施の形態で説明した手法は、実施の形態3に示したような選択トランジスタTRを要する構成を除き、基本的にはいわゆるクロスポイント型の構成のReRAMにも適用することができる。
図20は、クロスポイント型ReRAMのメモリセルの構成例について概要を示した図である。図示するように、抵抗変化素子VRは、スイッチを介さずにワード線WLおよびビット線BLと接続されている。なお、抵抗変化素子VRと直列に非線形抵抗素子NLRが接続されていることが望ましい。抵抗変化素子VRにおける金属層M1と金属層M2のうち、いずれをビット線BLに接続するかは特に限定されないが、以下では、金属層M1がビット線BLと接続されているものとして説明する。
図21は、クロスポイント型ReRAMにおけるメモリセルアレイの構成例について概要を示した図である。メモリセルアレイMCAは、図20に示したメモリセルMCをマトリクス状に配置することで構成することができる。図21に示したメモリセルアレイMCAの例では、4行×4列のマトリクスからなる16ビットの記憶容量を有する構成であるが、アレイの行や列を適宜増やすことによってより大きな記憶容量を実現することができる。
各メモリセルMCは、ワード線WL〜WLと、ビット線BL〜BLとの各交点にそれぞれ接続されている。そして、全てのワード線WL〜WL、およびビット線BL〜BLは、メモリセルアレイMCAの周辺部において図示しない制御回路に接続される。例えば、ワード線WL〜WLはメモリセルアレイMCAにおける図中の左方にて図示しないワード線制御回路に接続される。また、ビット線BL〜BLは図中の上方にて図示しないビット線制御回路に接続される。
各制御回路は、ビット線、ワード線に適宜電圧を印加して、所望のメモリセルMCを高抵抗状態または低抵抗状態にすることで書込みを行う。もしくは、ビット線またはワード線に流れる電流を検知して、所望のメモリセルが高抵抗状態か低抵抗状態かを判断することで読出しを行う。
例えば、点線の円で囲ったメモリセルMCをOn状態とする書き込みでは、ワード線WLを高電位とし、ビット線BLをゼロ電位とするとともに、それ以外のワード線WL、WL、WL、およびビット線BL、BL、BLを高電位の1/2とすればよい。逆に、点線の円で囲ったメモリセルMCをOff状態とする書き込みでは、ワード線WLをゼロ電位とし、ビット線BLを高電位とするとともに、それ以外のワード線WL、WL、WL、およびビット線BL、BL、BLを高電位の1/2とすればよい。
また、点線の円で囲ったメモリセルMCがOn状態かOff状態かを読み出すには、ビット線BLをゼロ電位とし、それ以外のビット線BL、BL、BL、および全てのワード線WL〜WLを高電位(ただし書込み時より十分低い)として、ワード線WLに流れる電流を検出すればよい。
以上の動作により、ワード線WLおよびビット線BLに接続されたメモリセルMCにのみ両端に高電位が印加され、それ以外のメモリセルMCでは高電位の1/2もしくはゼロ電位が印加される。これにより、点線の円で囲ったメモリセルMCのみが書き込まれ、あるいは読み出される。他のメモリセルMCに対する書込みや読出しを行う場合も同様である。
なお、図20に示したメモリセルMC中の非線形抵抗素子NLRは、両端の電位差が小さいときは高抵抗、電位差が大きい時は低抵抗となる特性を有する。従って、図21において点線の円で囲ったメモリセルMCとビット線BLもしくはワード線WLを共有する他のメモリセルMC、すなわち、高電位の1/2の電圧が印加される可能性があるメモリセルMCにおいて、抵抗変化素子VRにかかる電圧を低減し、誤書込みや誤読出しを防止する機能を有する。
以上に説明したようなクロスポイント型ReRAMであっても、上述の実施の形態1、2、4、5で示したベリファイ書込みの手法を適用することができる。すなわち、Off書込みパルスPoffのパルス幅を順次増加させるベリファイ再書込みにおいて、再書込み前にいったんリセットパルスとしてルス幅、電圧を一定としたOn書込みパルスPonを印加することで最適なOff書込みを効率的に行うことが可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
VR 抵抗変化素子
M1、M2 金属層
VRL 抵抗変化層
MC メモリセル
WL ワード線
BL ビット線
PL プレート線
TR 選択トランジスタ
MCA メモリセルアレイ
NLR 非線形抵抗素子





Claims (12)

  1. 抵抗変化素子を含むメモリセルと、
    前記メモリセルに対して、前記メモリセルの状態を前記抵抗変化素子の抵抗値が第1の基準を満たす第1の抵抗状態とするために第1の書込みパルスを印加する第1の書込み処理と、第2の基準を満たす第2の抵抗状態とするために前記第1の書込みパルスとは逆極性の第2の書込みパルスを印加する第2の書込み処理と、を行う制御回路と、を有し、
    前記制御回路は、
    前記メモリセルが前記第2の抵抗状態の場合において、前記メモリセルに対して、前記第1の書込みパルスを印加した後、前記抵抗変化素子が前記第1の抵抗状態もしくは前記第2の抵抗状態のいずれであるかを読み出すベリファイ処理のための読取りパルスを印加し、
    前記ベリファイ処理の結果、前記メモリセルが前記第1の抵抗状態ではない場合に、前記メモリセルに対して、前記第2の書込みパルスからなるリセットパルスを印加した後、直前に印加した前記第1の書込みパルスよりもパルス幅を長くした前記第1の書込みパルスを印加して、その後前記ベリファイ処理を行う、半導体記憶装置。
  2. 請求項1に記載の半導体記憶装置において、
    前記制御回路は、前記リセットパルスとして前記第2の書込みパルスよりも弱いパルスを印加する、半導体記憶装置。
  3. 請求項2に記載の半導体記憶装置において、
    前記制御回路は、前記リセットパルスとして前記第2の書込みパルスよりも電圧振幅が小さいパルスを印加する、半導体記憶装置。
  4. 請求項2に記載の半導体記憶装置において、
    前記制御回路は、前記リセットパルスを印加する際に、前記第2の書込みパルスを印加する際よりも書込み用の電流が小さくなるようにする、半導体記憶装置。
  5. 請求項2に記載の半導体記憶装置において、
    前記制御回路は、前記リセットパルスとして前記第2の書込みパルスよりもパルス幅が短いパルスを印加する、半導体記憶装置。
  6. 請求項1に記載の半導体記憶装置において、
    前記制御回路は、前記ベリファイ処理の結果、前記メモリセルが前記第1の抵抗状態ではない場合に、直前に印加した前記第1の書込みパルスのパルス幅に対して所定の値を加算してパルス幅を長くする、半導体記憶装置。
  7. 請求項1に記載の半導体記憶装置において、
    前記制御回路は、前記ベリファイ処理の結果、前記メモリセルが前記第1の抵抗状態ではない場合に、直前に印加した前記第1の書込みパルスのパルス幅に対して所定の値を乗算してパルス幅を長くする、半導体記憶装置。
  8. 請求項1に記載の半導体記憶装置において、
    前記制御回路は、前記ベリファイ処理の結果、前記メモリセルが前記第1の抵抗状態ではない場合に、前記メモリセルに対して、前記第2の書込みパルスからなるリセットパルスを印加した後、直前に印加した前記第1の書込みパルスと同じパルスを印加してその後前記ベリファイ処理を行うことを所定回数繰返し、しかる後でも前記第1の書込みが成功しなかった場合に、直前に印加した前記第1の書込みパルスよりもパルス幅を長くした前記第1の書込みパルスを印加して、その後前記ベリファイ処理を行う、半導体記憶装置。
  9. 請求項1に記載の半導体記憶装置において、
    前記第1の抵抗状態は、前記抵抗変化素子の抵抗値が第1の基準値以上である状態であり、前記第2の抵抗状態は、前記抵抗変化素子の抵抗値が第2の基準値未満である状態である、半導体記憶装置。
  10. 請求項1に記載の半導体記憶装置において、
    前記第1の抵抗状態は、前記抵抗変化素子の抵抗値が第1の基準値未満である状態であり、前記第2の抵抗状態は、前記抵抗変化素子の抵抗値が第2の基準値以上である状態である、半導体記憶装置。
  11. 請求項10に記載の半導体記憶装置において、
    前記制御回路は、前記ベリファイ処理の結果、前記メモリセルが前記第1の抵抗状態ではない場合に、前記メモリセルに対して、前記第2の書込みパルスからなるリセットパルスを印加した後、直前に前記第1の書込みパルスを印加した際よりも印加回数を多くして前記第1の書込みパルスを印加し、その後前記ベリファイ処理を行う、半導体記憶装置。
  12. 請求項1に記載の半導体記憶装置において、
    前記制御回路は、前記第1の書込みパルスの印加と前記ベリファイ処理とを所定の回数繰り返しても前記メモリセルが前記第1の抵抗状態とならない場合に、前記第1の書込みパルスの電圧振幅を大きくし、前記第1の書込みパルスのパルス幅を初期化した上で、前記第1の書込みパルスの印加と前記ベリファイ処理とを繰り返す、半導体記憶装置。





JP2015051855A 2015-03-16 2015-03-16 半導体記憶装置 Pending JP2016170848A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015051855A JP2016170848A (ja) 2015-03-16 2015-03-16 半導体記憶装置
US14/962,777 US9711216B2 (en) 2015-03-16 2015-12-08 Semiconductor storage device
US15/646,933 US20170309336A1 (en) 2015-03-16 2017-07-11 Semiconductor storage device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015051855A JP2016170848A (ja) 2015-03-16 2015-03-16 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016170848A true JP2016170848A (ja) 2016-09-23

Family

ID=56924922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015051855A Pending JP2016170848A (ja) 2015-03-16 2015-03-16 半導体記憶装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US9711216B2 (ja)
JP (1) JP2016170848A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017004579A (ja) * 2015-06-10 2017-01-05 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体記憶装置
JP2019212356A (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション 半導体記憶装置
JPWO2019082860A1 (ja) * 2017-10-25 2020-12-17 日本電気株式会社 抵抗変化素子の書換え方法、および抵抗変化素子を用いた不揮発性記憶装置

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10553333B2 (en) * 2017-09-28 2020-02-04 Sterlite Technologies Limited I-shaped filler
US10354729B1 (en) * 2017-12-28 2019-07-16 Micron Technology, Inc. Polarity-conditioned memory cell write operations
US10515697B1 (en) * 2018-06-29 2019-12-24 Intel Corporation Apparatuses and methods to control operations performed on resistive memory cells
US10803939B2 (en) * 2018-08-22 2020-10-13 Micron Technology, Inc. Techniques for programming a memory cell
US10777275B2 (en) * 2018-09-26 2020-09-15 Intel Corporation Reset refresh techniques for self-selecting memory
KR20200129453A (ko) * 2019-05-08 2020-11-18 에스케이하이닉스 주식회사 전자장치, 메모리 소자, 및 메모리 소자의 동작방법
US10861547B1 (en) * 2019-05-21 2020-12-08 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Multi-step reset technique to enlarge memory window
TWI696179B (zh) * 2019-07-09 2020-06-11 華邦電子股份有限公司 電阻式隨機存取記憶體及其重置方法
JP7150787B2 (ja) * 2020-07-31 2022-10-11 ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション 抵抗変化型クロスバーアレイ装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009135409A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Samsung Electronics Co Ltd 相変化メモリ素子の動作方法
US20130250654A1 (en) * 2012-03-26 2013-09-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Non-volatile semiconductor memory device
JP2014038675A (ja) * 2012-08-15 2014-02-27 Sony Corp 記憶装置および駆動方法
US20140301129A1 (en) * 2013-04-03 2014-10-09 Panasonic Corporation Writing method of variable resistance non-volatile memory element and variable resistance non-volatile memory device
US20150016177A1 (en) * 2013-07-12 2015-01-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Nonvolatile semiconductor memory device
JP2016100032A (ja) * 2014-11-19 2016-05-30 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体記憶装置
JP2016167326A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体記憶装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5436913A (en) 1992-06-02 1995-07-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Non-volatile semiconductor memory device using successively longer write pulses
JP3184366B2 (ja) 1992-06-02 2001-07-09 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
JP3225938B2 (ja) * 1998-12-17 2001-11-05 日本電気株式会社 半導体装置およびその故障救済方法
JP2005044454A (ja) 2003-07-24 2005-02-17 Sony Corp 半導体記憶装置、半導体記憶装置の駆動制御方法
JP4524455B2 (ja) * 2004-11-26 2010-08-18 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
US9099174B2 (en) * 2012-10-09 2015-08-04 Micron Technology, Inc. Drift acceleration in resistance variable memory
JP2011146111A (ja) * 2010-01-18 2011-07-28 Toshiba Corp 不揮発性記憶装置及びその製造方法
US8832888B2 (en) * 2011-07-29 2014-09-16 Dreamwell, Ltd. Mattress and side rail assemblies having high airflow

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009135409A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Samsung Electronics Co Ltd 相変化メモリ素子の動作方法
US20130250654A1 (en) * 2012-03-26 2013-09-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Non-volatile semiconductor memory device
JP2013200922A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置及びそのデータ書き込み方法
JP2014038675A (ja) * 2012-08-15 2014-02-27 Sony Corp 記憶装置および駆動方法
US20140301129A1 (en) * 2013-04-03 2014-10-09 Panasonic Corporation Writing method of variable resistance non-volatile memory element and variable resistance non-volatile memory device
JP2014211937A (ja) * 2013-04-03 2014-11-13 パナソニック株式会社 抵抗変化型不揮発性記憶素子の書き込み方法および抵抗変化型不揮発性記憶装置
US20150016177A1 (en) * 2013-07-12 2015-01-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Nonvolatile semiconductor memory device
JP2015018591A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
JP2016100032A (ja) * 2014-11-19 2016-05-30 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体記憶装置
JP2016167326A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体記憶装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017004579A (ja) * 2015-06-10 2017-01-05 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体記憶装置
JPWO2019082860A1 (ja) * 2017-10-25 2020-12-17 日本電気株式会社 抵抗変化素子の書換え方法、および抵抗変化素子を用いた不揮発性記憶装置
JP2019212356A (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション 半導体記憶装置
US10908989B2 (en) 2018-06-08 2021-02-02 Winbond Electronics Corp. Variable resistance random-access memory and method for write operation having error bit recovering function thereof

Also Published As

Publication number Publication date
US20160276026A1 (en) 2016-09-22
US20170309336A1 (en) 2017-10-26
US9711216B2 (en) 2017-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016170848A (ja) 半導体記憶装置
JP4187197B2 (ja) 半導体メモリ装置の制御方法
JP4670252B2 (ja) 記憶装置
JP4297136B2 (ja) 記憶装置
JP4838399B2 (ja) 不揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置への書き込み方法
US8305793B2 (en) Integrated circuit with an array of resistance changing memory cells
JP2016167326A (ja) 半導体記憶装置
US8411487B2 (en) Semiconductor memory device
JP2023508515A (ja) メモリセルのマルチステートプログラミング
US9293196B2 (en) Memory cells, memory systems, and memory programming methods
JP5149358B2 (ja) 半導体記憶装置
US9627060B2 (en) Memory circuit and method of programming memory circuit
CN109584932B (zh) 记忆体装置及其操作方法
JP5069339B2 (ja) 不揮発性可変抵抗素子の抵抗制御方法
JP6482959B2 (ja) 半導体記憶装置
JP6202576B2 (ja) 不揮発性記憶装置およびその制御方法
US9019745B1 (en) Verify pulse delay to improve resistance window
US11929124B2 (en) Method and system for accessing memory cells
US20160247564A1 (en) Resistive switching memory with cell access by analog signal controlled transmission gate
US9697895B1 (en) Integrated circuit
CN115527582A (zh) 电阻式记忆体装置及对其进行程序化的方法
WO2019082860A1 (ja) 抵抗変化素子の書換え方法、および抵抗変化素子を用いた不揮発性記憶装置
US9524777B1 (en) Dual program state cycling algorithms for resistive switching memory device
US11869563B2 (en) Memory circuits employing source-line and/or bit-line-applied variable programming assist voltages
US11972799B2 (en) Filament forming method for resistive memory unit

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180724

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190827