JP2016170639A - 紙幣取扱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙幣堆積部から一度搬送した紙幣を紙幣堆積部に戻す際に、搬送前の紙幣との摩擦により、堆積される紙幣の姿勢や紙幣束の堆積状態が悪くなり搬送異常を引き起こす。【解決手段】紙幣を収納する収納部と、入金部と出金部とを有する入出金機構部と、収納部を収容し、入出金機構部を収納部から区画する筐体部と、入出金機構部と収納部とに接続して紙幣を搬送する搬送部と、制御部とを有し、搬送部は、入金部の搬送口に第1搬送ローラと、第1搬送ローラを駆動する搬送ローラ駆動部と、紙幣を検知する検知部とを有し、制御部は、検知部が紙幣を検知する場合、搬送ローラ駆動部により第1搬送ローラの駆動速度を制御して紙幣を前記入金部へ搬送する紙幣戻し搬送を実行することを特徴とする。【選択図】 図10

Description

本発明は、紙幣取扱装置に関する。
紙幣取扱装置では、紙幣堆積部及び紙幣堆積部に接続される搬送路を備えた紙幣繰出機構を有するものがある。紙幣繰出機構では、紙幣堆積部より紙幣を1枚ずつ分離し、搬送路へと繰り出す紙幣分離動作を行う。紙幣分離動作を行っている間に、分離した紙幣の搬送姿勢の不良で搬送異常が発生した場合、紙幣分離動作は中止され、分離途中の紙幣が紙幣堆積部から搬送路へとその一部がはみ出した状態あるいは繰出機構内の搬送路に残留した状態になることがある。
特許文献1には、そのような状態の紙幣を紙幣繰出機構および搬送路のいずれかまたは両方を反繰り出し方向へ動作させることによって紙幣堆積部へ返却することが記載されている。
特開2010−280493号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、一定の速度で紙幣戻し動作を行うため、まだ繰り出していない紙幣と戻す紙幣との間に摩擦が発生し、紙幣戻し動作の際に、紙幣堆積部での紙幣の姿勢や紙幣束の堆積状態が悪くなり搬送異常を引き起こし得る。
また、紙幣取扱装置の入出金口には紙幣搬送の減速機構やシャッタが構成されていない場合があり、搬送路から入出金口へ戻す紙幣の速度が速すぎると、入出金口から紙幣が飛び出し得る。
紙幣を収納する収納部と、入金部と出金部とを有する入出金機構部と、収納部を収容し、入出金機構部を収納部から区画する筐体部と、入出金機構部と収納部とを接続し紙幣を搬送する搬送部と、制御部とを有し、搬送部は、入金部の搬送口に第1搬送ローラと、第1搬送ローラを駆動する搬送ローラ駆動部と、紙幣を検知する検知部とを有し、制御部は、検知部が紙幣を検知する場合、搬送ローラ駆動部により第1搬送ローラの駆動速度を制御して紙幣を前記入金部へ搬送する紙幣戻し搬送を実行することを特徴とする。
紙幣を紙幣堆積部に戻す動作を行う際に、紙幣の姿勢や紙幣束の堆積状態が悪化するのを回避し、搬送不良を防止することができる。
紙幣取扱装置100の概略外観を示す斜視図である。 紙幣取扱装置100を平面視して窓口係員Mと顧客Kに対する位置関係を概略的に示す説明図である。 紙幣取扱装置100の上部領域を概略的に示す斜視図である。 紙幣取扱装置100の内部構成と紙幣搬送経路を概略的に示す断面図である。 紙幣取扱装置100の制御ブロック図である。 紙幣搬送経路の構成のうち入金搬送に関与する経路構成を概略的に説明する説明図である。 入金部120の紙幣送出に関与するローラ構成を概略的に斜視にて示す説明図である。 入金部120から上流側入金経路181への紙幣送出に関与する主要なローラ構成およびローラによって搬送される紙幣の動きに関する説明図である。 開口凹部121から繰り出し中の紙幣の一部が、送出経路部124にはみ出した状態で紙幣繰り出しを停止した状態を示す説明図である。 開口凹部121からの紙幣送出において開口凹部121から送出経路部124にその一部がはみ出した紙幣を、紙幣残留検知センサ501まで戻した状態を示す説明図である。 開口凹部121から送出経路部124にその一部がはみ出した紙幣の紙幣戻しにおいて、戻し紙幣が開口凹部121の分離前紙幣を戻し方向へ連れ出した状態を示す説明図である。 開口凹部121から送出経路部124にその一部がはみ出した紙幣の紙幣戻しにおいて、戻し紙幣が開口凹部121から飛び出した状態を示す説明図である。 紙幣戻し動作の制御フロー図である。 紙幣戻し動作の制御フロー図である。
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。詳細な実施形態については、銀行窓口に設置され、入出金に伴う機器操作や紙幣投入等は窓口係員が行紙幣取扱装置100の構成に基づいて説明する。
[実施例1]
まず、全体構成について説明する。図1は本実施形態の紙幣取扱装置100の外観を示す斜視図であり、図2は紙幣取扱装置100を平面視して窓口係員Mと顧客Kに対する位置関係を概略的に示す説明図であり、図3は紙幣取扱装置100の上部領域を紙幣取扱装置100の後面側からみた斜視図である。
図1に示すように、紙幣取扱装置100は、その外観上、上下に区別され、下部領域を金庫110とし、その金庫110が有する筐体部112より上の上部領域を入出金機構部116とする。
筐体部112は、金属製鋼板から形成され、図1における紙面手前側に、開閉並びに施錠可能な金属製の金庫扉113を備え、この金庫扉113と共に金庫110を構成する。紙幣取扱装置100は、金庫扉113で閉じられた筐体部112に後述の紙幣識別部170や紙幣収納部200などを収容しセキュリティを確保している。
また、入出金機構部116は、窓口係員により操作される操作パネル118を備えるほか、上面に、後述の入金部120と出金部140を、図1における紙面手前側から紙面奥側、即ち装置前面側から後面側に掛けて、出金部140、入金部120の順に隣接して備える。
また、紙幣取扱装置100は、図2に示すように、顧客応対テーブルDにて装置後面側が覆われ、入出金機構部116の入金部120と出金部140とを顧客Kに視認可能な構成としている。
この顧客Kによる視認の様子は、図3に示されており、紙幣取扱装置100は、顧客Kの側から、入金部120と出金部140をこの順に隣接して、入出金機構部116に備える。これにより顧客Kが入金部120へ紙幣を投入し易い構成となる。
また、図2に示すように、窓口係員Mは、顧客応対テーブルDを挟んで顧客Kと対面し、操作パネル118の所定操作の他、顧客Kから預かった紙幣Bの入金部120への投入や出金部140に出金された紙幣の顧客Kへの受渡を行う。以下、紙幣取扱装置100の構成について詳述する。
図4は、紙幣取扱装置100の内部構成と紙幣搬送経路を概略的に示す断面図である。図示するように、紙幣取扱装置100は、既述した入出金機構部116には、紙幣Bの入金を受け付ける入金部120と紙幣Bを出金する出金部140とを隣接配置して備え、金庫110の筐体部112には、紙幣識別部170と搬送機構部180と紙幣収納部200とを収容して備える。
金庫110に収容された紙幣識別部170と紙幣収納部200は、筐体部112により、入出金機構部116の入金部120と出金部140から区画され、筐体部112において、紙幣識別部170が紙幣収納部200の上方側に位置する。
また、図3に示すとおり、入金部120は、出金部140よりも紙幣識別部170側、即ち後面側に配置され、この入金部120と隣接配置された出金部140は、入金部120の側に壁部141を備える。この壁部141は、出金部140の内部を入金部120の側で覆い、その上端の基部141Bに蓋体141cを隔てて備える。
蓋体141cは、出金部140の開口上端を覆うよう開閉自在とされ、出金部140に搬送されてきた出金紙幣の飛び出しを防止する。壁部141は、入金部120の開口上端までしか延びておらず、蓋体141cにあってもその幅が狭くされている。
よって、壁部141および蓋体141cは、顧客応対テーブルDを隔てた顧客K(図2参照)が入金部120の側から出金部140を眺める際の視線を遮らない。
また、蓋体141cが出金部140全体を覆う形状になっておらず、その幅が狭い、かつ、中央位置付近に設けられているため、窓口係員M(図2参照)の手の動線の妨げにならないことから入金部120への紙幣Bの投入の妨げにもならず操作性がよい。
紙幣識別部170は、搬送機構部180が形成する後述の第1主搬送経路183(図6参照)の一部経路を形成する。換言すれば、第1主搬送経路183は、紙幣識別部170を通過する。そして、この紙幣識別部170は、紙幣Bの金種種別の他、記番号、紙幣真偽、破損状況(リジェクト要否)等を、入出金の過程で第1主搬送経路183を搬送される紙幣Bについて鑑別する。
紙幣識別部170による紙幣識別は、例えば、紙幣Bをスキャンして得られる画像データ、紙幣Bの表面の凹凸形状、磁気特性、紫外線などに対する光学特性など種々の情報を利用して行うことができる。紙幣識別部170の識別結果は、後述の制御部300に出力され、紙幣搬送先のカセットの決定、リジェクト搬送等に用いられる。
搬送部に相当する搬送機構部180は、入金部120および出金部140から紙幣収納部200に掛けて、紙幣入金経路180INと紙幣出金経路180OUTとを形成する。この両経路の詳細については後述するが、図4に示すように、紙幣入金経路180INは、入金部120から紙幣識別部170に到る上流側入金経路181を備える。
紙幣出金経路180OUTは、紙幣識別部170から出金部140に到る下流側出金経路186を備える。これら経路を有する搬送機構部180は、上述の入出金経路にて入金部120と出金部140とを紙幣識別部170と紙幣収納部200とに接続して、紙幣を搬送する。紙幣収納部200は、紙幣収納カセット201〜205を備え、それぞれのカセットに後述するように紙幣Bを収納する。
次に、本発明の実施例に係る電気的構成について説明する。
まず、図5は紙幣取扱装置100の制御ブロックを示す説明図である。紙幣取扱装置100は、電気的な機能ブロックとして、入金部120と、出金部140と、紙幣収納部200の紙幣収納カセット201〜205と、紙幣識別部170と、操作パネル118と、搬送機構部180と、制御部300とを備える。
搬送機構部180は、後述するように、カセットごとのゲート201bを初めとするゲート群と、紙幣搬送経路に複数設置した検知センサ188の検知センサ群と、紙幣搬送を担う複数の駆動モータ189の駆動モータ群とを備える。
制御部300は、主制御部301と、メモリ302と、操作端末Pと通信することができる上位通信部303とを有する。主制御部301は、主に制御用のマイクロプロセッサからなる。主制御部301は、入金部120や出金部140に含まれる紙幣送出・搬送に関与する駆動機器等の他、搬送機構部180のゲート群、駆動モータ群を、紙幣の入出金搬送に伴い駆動制御する。
検知センサ群に含まれる検知センサ188は、後述の紙幣入金経路180INや紙幣出金経路180OUTにて紙幣搬送状態を検知するほか、入金部120や出金部140における紙幣有無、紙幣収納カセット201〜205における紙幣収納枚数等を検知し、その検知信号を制御部300に出力する。
次に、図6を用いて入金搬送処理について説明する。
図6に示すように、紙幣入金経路180INは、入金部120から延びて筐体部112を経由し、紙幣識別部170に到る。その後、紙幣入金経路180INは、紙幣識別部170の経路下流の方向転換ローラ180rで折り返し、紙幣識別部170より下方側に位置する紙幣収納部200の各カセットの並びに沿って紙幣収納カセット205まで延びる。
こうした経路軌跡を有する紙幣入金経路180INは、入金部120から紙幣識別部170に到るまでを上流側入金経路181とし、当該経路より下流の経路を下流側入金経路182とする。搬送機構部180は、下流側入金経路182を、紙幣識別部170を通過して方向転換ローラ180rまで延びる第1主搬送経路183と、方向転換ローラ180rで折り返して水平方向に延びて紙幣収納部200の紙幣 収納カセット205に到る第2主搬送経路184とで、形成する。
そして、搬送機構部180は、入金部120に投入された紙幣Bを、上述した紙幣入金経路180INの経路に沿って入金搬送し、紙幣識別部170の識別結果に応じて紙幣収納カセット201〜205のいずれかに入金搬送する。
次に、図7および図8を用いて、入金部120からの紙幣送出について説明する。
図7は入金部120において紙幣送出に関与するローラ構成を概略的に斜視にて示す説明図、図8は入金部120から上流側入金経路181への紙幣送出に関与する主要なローラ構成を概略的に断面視して示す説明図である。
図示するように、入金部120は、上端側が開放された開口凹部121を備える。開口凹部121は、繰り出す紙幣Bを傾斜底面壁に堆積して保持し、凹部周囲の側壁122と紙幣端部側壁123とで紙幣Bを取り囲む。また、入金部120は、紙幣端部側壁123の下端と開口凹部121の傾斜底面壁とで送出経路部124を構成し、この送出経路部124で開口凹部121をその底部コーナーにおいて上流側入金経路181(図6参照)に接続する。
入金部120は、開口凹部121の傾斜底面壁に、紙幣送出第1ローラ125と、紙幣送出第2ローラ126と、紙幣送出第3ローラ127をそれぞれ複数備える。これら各送出ローラは、開口凹部121の傾斜底面からローラ周壁を突出させて、それぞれ回転する。
入金部120は、上述の各送出ローラを図8に記した図中矢印方向に回転駆動して、開口凹部121に堆積済みの紙幣Bを、堆積下方側の紙幣Bから送出経路部124、延いてはこれに接続する上流側入金経路181(図6参照)に一枚ずつ送り出す。
紙幣送出第1ローラ125は、一部外周円弧の半径を他の円弧箇所の半径より大きくしているので、開口凹部121に堆積済みの紙幣Bを、上下動させつつ堆積下方側の紙幣Bから送出経路部124に送り出す。
なお、入金部120は、図7に示すように、紙幣送出第1ローラ125に並んで、真円状の紙幣送出第1補助ローラ125aを備える。この他、入金部120は、紙幣端部側壁123の下端側に、羽根車128を備える。この羽根車128は、図7に示すように、紙幣端部側壁123において複数配設され、紙幣端部側壁123の開口123hから、羽根129の先端を開口凹部121の内部に突出させている。
突出した羽根129は、開口凹部121に保持された紙幣Bに対して接触可能とされている。羽根車128は、後述の制御部300の制御を受けて、入金部120からの紙幣Bの送り出しに際して回転駆動し、複数の羽根129を、開口凹部121で堆積した下方側の紙幣Bに、詳しくは紙幣Bの端部側に接触させる。
本実施形態では、羽根車128を紙幣取扱装置100への紙幣収納方向(図8中の矢印方向)に回転させるので、羽根129は、開口凹部121で堆積した下方側の紙幣Bの端部に、羽根129を紙幣堆積の上方側から下方側に掛けて接触させる。
そのため、開口凹部121で堆積した紙幣Bは、紙幣送出第1ローラ125を始めとする送出ローラの回転と、羽根129の端部接触により、堆積下方側の紙幣Bから一枚ずつ、順次、送出経路部124に送出される。
紙幣送出にあたり、開口凹部121で受け入れた紙幣Bが一枚である場合や、堆積紙幣の最上部の紙幣Bが一枚残る場合が生じ得る。一枚の紙幣B或いは数枚程度の紙幣Bが図示するように屈曲し、紙幣送出第1ローラ125及び紙幣送出ローラ126と非接触になると、紙幣Bは、紙幣先端を紙幣端部側壁123の外表面に接触させたまま停止姿勢を取り、開口凹部121に留まることがあり得る。
本実施形態の入金部120は、こうした停止姿勢にある紙幣Bの紙幣端部に対して、羽根129を上述のように接触させるため、紙幣Bは停止姿勢からその姿勢を変化させて、紙幣端部は開口凹部121の底部コーナーの側に押し付けられる。
これにより、それまで停止姿勢にあったために送出ローラと非接触であった紙幣Bは、紙幣送出第1ローラ125と紙幣送出第2ローラ126のいずれか、或いは両ローラに接触する。
次に図9、図10、図11、図12、図13を用いて、請求項1、請求項2の一実施例について具体的に説明する。
図9は、開口凹部121から送出経路部124へ紙幣を繰り出し中に繰り出しを止めたとき、開口凹部121から送出経路部124へ戻し紙幣Brの一部がはみ出した状態を示す説明図である。
図10は、開口凹部121から送出経路部124へその一部がはみ出した戻し紙幣Brを、紙幣送出第1ローラ125の逆回転によって紙幣残留検知センサ501で検知されない位置まで戻した状態を示す図である。
図11は、開口凹部121に分離前紙幣がない状態で紙幣送出第2ローラ126を通常速度で回転させて戻し紙幣Brを戻した場合に、戻し紙幣Brが開口凹部121を飛び出した状態を示す説明図である。
図12は、開口凹部121に分離前紙幣Bがある状態で紙幣送出第2ローラ126を低速回転させて紙幣を戻した場合に、戻し紙幣Brが開口凹部121の分離前紙幣Bを戻し方向へ連れ出した状態を示す説明図である。
図13は、実施例の構成で間欠動作の紙幣戻しを行う場合の制御フローを示す説明図である。
以降は、図13の制御フローを順により紙幣戻しの動作とその効果の説明を行う。また、以降の説明中の開口凹部121は請求項中の紙幣堆積部、送出経路部124は、搬送路、紙幣送出第2ローラ126は搬送路を駆動させる駆動部および紙幣繰り出し機構を兼ねたものをそれぞれ指している。
図9の状態から紙幣戻しを開始する場合、まず紙幣戻し開始(S1301)がコールされる。次に、図9中の送出経路部124に備えられた紙幣残留検知センサ501で紙幣の有無の確認を行う(S1302)。
このときに紙幣が検出されている場合には、紙幣送出第2ローラ126を入金部120の方向(図9中の紙幣搬出第2ローラ126の矢印方向をいう。以下、「戻し方向」という。)に回転起動し(S1303)、その紙幣の後端が紙幣残留検知センサ501で検出されるまで、すなわち紙幣の検出がされなくなるまで(S1304)紙幣送出第2ローラ126の戻し方向への回転を続ける。その後、紙幣送出第2ローラ126を停止する(S1305)。
このとき、戻し紙幣Brの一部は、送出経路部124で挟持されている状態にあるため、飛び出しの心配がない。そのため、紙幣送出第2ローラ126の回転速度は、紙幣の飛び出しが起こるような速度であっても問題ない。なお、紙幣送出第2ローラ126が戻し方向に回転している間には、紙幣送出第1ローラ125は回転しないものとする。紙幣が検出されていない場合には、上述の動作を実施せずに次の操作へ進む。
以上の操作によって、送出経路部124は、図10に示すような紙幣残留検知センサ501から開口凹部送出路境界130の間に戻し紙幣Brが残されている可能性のある状態となる。
本実施例の構成では、開口凹部送出路境界130に紙幣検知センサが無いので、図10の状態より紙幣送出第2ローラ126を戻し方向に回転させた場合、戻し紙幣Brが開口凹部121に放出される正確なタイミングを知ることができない。
そのため、戻し紙幣Brを開口凹部121に放出する際の搬送速度が、十分に減速できていない場合、図11のように戻し紙幣Brが減速できずに開口凹部121を飛び出し、紙幣の散乱や見失いが発生してしまう可能性がある。
また、紙幣の飛び出しが起こらない速度で紙幣送出第2ローラ126を戻し方向に回転させた場合、開口凹部121に分離前紙幣が存在すると、図12のように戻し紙幣Brが分離前紙幣を戻し方向へ連れ出してしまい、分離前紙幣の整列性を大きく損なうこととなる。そして、分離前紙幣の整列性が崩れた状態で分離を開始すると、送出経路部124へ取り込まれる紙幣の姿勢が悪化し、分離時に搬送不良を引き起こす確率が高くなる。
上述の問題を解消するため、本実施例では、図13の(S1306)に続く操作によって紙幣送出第2ローラ126の所定回転量の戻し方向への回転と、一定時間の停止とを繰り返す間欠動作にて紙幣戻しを行う。間欠動作での紙幣戻しは、紙幣送出第2ローラ126の所定回転量の戻し方向への回転と一定時間の停止とのセットを1サイクルとしてとらえ、このサイクルを繰り返す形で動作を行う。
また、間欠動作で紙幣戻しする量は、紙幣送出第2ローラ126を逆回転させ、紙幣を搬送する距離が、送出経路部124上の幣残留検知センサ501から開口凹部121との接続点との間の距離を超えるように行う。これにより、戻し紙幣Brが、送出経路部124に残留することを防止することができ確実に紙幣を入金部120に戻すことができる。
まず、間欠動作中に紙幣送出第2ローラ126を逆回転させた距離を測定できるよう、紙幣送出第2ローラ126の回転量の監視を開始する(S1306)。
なお、回転量の監視については、回転駆動している物のパルス量の計測、回転駆動の時間を計測、または回転による紙幣の移動距離を計測する方法等、種々の方法を適用することが可能である。
次に、紙幣送出第2ローラ126を戻し方向へ回転起動した後(S1307)、間欠動作中の1サイクルにおいての紙幣送出第2ローラ126の回転量の監視を開始する(S1308)。
本実施例の構成では、開口凹部121に存在する分離前紙幣Bを固定する機構が無いため、分離前紙幣Bは分離方向と逆方向に移動してしまう。
そのため、分離前紙幣Bと戻し紙幣Brとをすべらせながら紙幣戻しを行うには、戻し紙幣Brを動かし始める瞬間に紙幣同士がすべり始める条件を満たしている必要がある。紙幣同士がすべり始めるには、分離前紙幣Bに働く慣性力が分離前紙幣Bと戻し紙幣Brとの間に働く静摩擦力を上回るように戻し紙幣Brを一定の加速度以上で加速し、紙幣間の摩擦を静摩擦から動摩擦に切り替える必要がある。
また、上述のような加速度を維持して加速する場合、一定の時間が経過すると戻し紙幣Brの飛び出しが発生する速度に到達してしまうため、飛び出しの発生前に紙幣を停止させる必要がある。
以上より、間欠動作での紙幣送出第2ローラ126の回転については、紙幣間の摩擦を静摩擦から動摩擦に切り替えるような加速度を確保し、さらに戻し紙幣Brの速度が飛び出しの起こる速度に達しない回転量とすることが要求される。
なお、加速度は、分離前紙幣Bの枚数が少ないほど要求される加速度は大きくなり、分離前紙幣Bが1枚のときに最大となる。回転量については、分離前紙幣Bが無い場合に戻し紙幣Brが受ける減速量が最小となる。
次に、紙幣送出第2ローラ126が上述の1サイクルの回転量を回転し終えるまで監視を行う(S1309)。この監視中に紙幣残留検知センサ501で新たな紙幣が検出された場合(S1313)、図13のAに戻る。
紙幣送出第2ローラ126が指定した回転量戻し方向へ回転した後は回転を止め(S1310)、1サイクルの回転を行う際に要する時間分(以下、停止時間という。)、経過待ちを行う(S1311)。
停止時間は、逆回転によって加速された戻し紙幣Brを完全に停止できる時間を最低限確保するようにする。また、戻し紙幣Brを完全に停止するには、紙幣送出第2ローラ126の完全な停止と、紙幣送出第2ローラ126の回転によって生じた戻し紙幣Brのたわみを、戻し紙幣Br自体が持つ弾性力によって元の状態に戻すための時間を確保する必要がある。
なお、戻し紙幣Brを元の状態に戻すための時間は、戻し紙幣Brの材質や状態あるいは戻し紙幣Brが外部から受ける力によって左右される。戻し紙幣Brが外部より受ける力の大きさと戻し紙幣Br自体が持つ弾性力の大きさが近づくと、戻し紙幣Brが元の状態に戻るための時間が長くなる。そのため、少なくとも戻し紙幣Brを元の状態に戻すための時間を上回るように、紙幣送出第2ローラ126の停止時間を設定してもよい。
次に、間欠動作によって回転した回転量が、送出経路部124上の幣残留検知センサ501から開口凹部送出路境界130との間の距離を越えたかどうかの確認を行う(S1312)。上述の条件を満たしていれば、紙幣戻しは終了となり(S1314)、満たしていなければ再び紙幣送出第2ローラ126の逆回転と停止を行う(S1307)。
以上の動作により、入金部120から送出経路部124へその一部がはみ出した紙幣を、入金部120から飛び出させることなく、また戻し紙幣Brが分離前紙幣を戻し方向へ連れ出すことなく、入金部120へ戻すことが可能となる。
[実施例2]
実施例1で説明した間欠動作においては、紙幣送出第2ローラ126の所定回転量の戻し方向への回転と一定時間の停止とのセットを1サイクルとしたが、本実施例では紙幣送出第2ローラ126の所定時間の戻し方向への高速回転と低速回転とのセットを1サイクルとする。速度の切り替えを行う際には、停止を含む間欠動作と同等以上の加速度を確保する必要がある。
本実施例においても、入金部120から送出経路部124へその一部がはみ出した紙幣を、入金部120から飛び出させることなく、また戻し紙幣Brが分離前紙幣を戻し方向へ連れ出すことなく、入金部120へ戻すことが可能でなる。
以上のように、実施例2では、紙幣送出第2ローラ126を停止することなく高速回転と低速回転を組み合わせる制御を行うことにより、短時間での紙幣戻し搬送を実現することができる。
[実施例3]
実施例1で説明した間欠動作においては、紙幣送出第2ローラ126が戻し方向に回転している間は、紙幣送出第1ローラ125は回転しないものとしたが、本実施例では紙幣送出第1ローラ125も回転させるものとする。制御フロー及び実施例1との相違点を以下で説明する。
図14は、実施例1の構成に対し、紙幣送出第1ローラ125と紙幣送出第2ローラ126との回転を同期させて、間欠動作の紙幣戻しを行う場合の制御フローを示す説明図である。
図14では、紙幣送出第2ローラ126の加減速および停止を行っている箇所に(S1404)(S1406)(S1410)(S1413)、同様の操作を、紙幣送出第1ローラ125に対しても行うようにすることで(S1403)(S1407)(S1409)(S1414)、紙幣送出第1ローラ125と紙幣送出第2ローラ126を同期して動作させている。
図14の制御フローの動作においても、入金部120から送出経路部124へその一部がはみ出した紙幣を、入金部120から飛び出させることなく、また戻し紙幣Brが分離前紙幣を戻し方向へ連れ出すことなく、入金部120へ戻すことが可能となる。
また、図14では紙幣送出第1ローラ125と紙幣送出第2ローラ126を同期する例を示したが、一定または不定の時間差で動作させるなど、それぞれ別のタイミングで動作させる方法も考えられる。
本実施例では、紙幣送出第1ローラ125だけでなく紙幣送出第2ローラ126も回転させて、戻し紙幣Brに駆動力を伝える点を増やしながら紙幣を搬送することにより、戻し紙幣Brを分離前紙幣Bの下へ挿入する場合に、戻し紙幣Brが折れ曲がることを防止し、良好な状態で入金部120に紙幣を搬送することができる。
以上、紙幣戻し動作について説明したが、本実施例では、以下の効果がある。
紙幣を返却する分離元に紙幣減速機構が無い場合において、戻し紙幣Brの入金部120への放出速度を抑えることで紙幣の飛び出しを防ぎ、紙幣の散乱や見失いを防止することができる。また、紙幣を返却する分離元である入金部120に分離前紙幣が存在し、分離前紙幣と戻し紙幣Brとを干渉させながら紙幣戻しを行う場合においては、戻し紙幣Brが分離前紙幣とすべりながら干渉するように紙幣戻しを行うことで、干渉による分離前紙幣の姿勢悪化を抑え、紙幣戻し後の分離時に搬送不良が発生することを防止できる。
なお、本実施形態では、入金部120から搬送される紙幣の戻し動作について説明したが、出金部140においても紙幣戻し動作を適用することができ、同様の効果を得ることができる。
以上、発明を実施するための形態を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではなく、その趣旨を変更することのない範囲で種々の構成や動作を適用可能である。
100…紙幣取扱装置
110…金庫
112…筐体部
112h…貫通孔
113…金庫扉
116…入出金機構部
118…操作パネル
120…入金部
121…開口凹部
122…側壁
123…紙幣端部側壁
123h…開口
124…送出経路部
125…紙幣送出第1ローラ
125a…紙幣送出第1補助ローラ
126…紙幣送出第2ローラ
127…紙幣送出第3ローラ
128…羽根車
128a…アクチュエーター
129…羽根
130…開口凹部送出路境界
140…出金部
141…壁部
141c…蓋体
142…開口
150…ゲート
151〜162…第1〜第12の駆動ローラ
160B…無端ベルト
163…ゲート
170…紙幣識別部
180…搬送機構部
180IN…紙幣入金経路
180OUT…紙幣出金経路
180r…方向転換ローラ
181…上流側入金経路
182…下流側入金経路
183…第1主搬送経路
184…第2主搬送経路
185…上流側出金経路
186…下流側出金経路
188…検知センサ
189…駆動モータ
200…紙幣収納部
201〜205…紙幣収納カセット
201a〜205a…分岐搬送路
201B〜205B…ゲート
300…制御部
301…主制御部
302…メモリ
3033…上位通信部
501…紙幣残留検知センサ

Claims (8)

  1. 紙幣を収納する収納部と、
    前記入金部と前記出金部とを有する入出金機構部と、
    前記収納部を収容し、前記入出金機構部を前記収納部から区画する筐体部と、
    前記入出金機構部と前記収納部とに接続して前記紙幣を搬送する搬送部と、
    制御部とを有し、
    前記搬送部は、前記入金部の搬送口に第1搬送ローラと、前記第1搬送ローラを駆動する搬送ローラ駆動部と、前記紙幣を検知する検知部とを有し、
    前記制御部は、
    前記検知部が前記紙幣を検知する場合、前記搬送ローラ駆動部により前記第1搬送ローラの駆動速度を制御して前記紙幣を前記入金部へ搬送する紙幣戻し搬送を実行する
    ことを特徴とする紙幣取扱装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第1搬送ローラを、駆動と停止とを繰り返す間欠動作させることにより前記紙幣戻し搬送を実行することを特徴とする請求項1に記載の紙幣取扱装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第1搬送ローラの駆動を、高速及び低速で駆動させることにより前記紙幣戻し搬送を実行することを特徴とする請求項1に記載の紙幣取扱装置。
  4. 前記制御部は、
    前記検知部が、前記紙幣を検知しない位置まで前記紙幣を搬送する場合、
    前記紙幣戻し搬送を実行することを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の紙幣取扱装置。
  5. 前記第1搬送ローラを回転させて前記紙幣を搬送する距離は、前記入金部と前記搬送部との接続部と、前記検知部との距離よりも長いことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の紙幣取扱装置。
  6. 前記搬送部は、前記搬送ローラ駆動部により制御される第2搬送ローラをさらに有し、
    前記制御部は、
    前記第1搬送ローラと同期させて前記第2搬送ローラを駆動することを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載の紙幣取扱装置。
  7. 前記入金部は、上端側が開放された凹部として有し、前記羽根駆動体を前記搬送部の側の前記凹部の底部に有することを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の紙幣取扱装置。
  8. 前記入金部は前記入出金機構部の後面側に、前記出金部は前記入出金機構部の前面側に隣接して配置され、
    前記入出金機構部の上面と、前記入出金機構部が前記筐体部と接合する側面と、の境界領域に、所定の傾斜を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7に記載の紙幣取扱装置。
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