JP2016170572A - 計量支援装置、計量支援方法、およびプログラム - Google Patents

計量支援装置、計量支援方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】計量工程における特定原料の混入の防止を支援する。【解決手段】本発明に係る計量支援装置(1)は、情報を表示する表示部(12)と、計量容器毎に、特定原料の計量を行ったか否かを示す計量履歴(150)が記憶された記憶部(10)と、計量容器の識別情報を入力する入力部(13)と、計量作業を支援するための計量作業情報を表示部に表示させるともに、計量作業の許可および不許可を制御する計量支援処理部(11)とを備え、計量支援処理部は、記憶部に記憶された計量履歴に基づいて、入力部に入力された計量容器の識別情報に対応する計量容器を用いて特定原料の計量を行った履歴があるか否かを判定し、判定結果に応じて計量作業の許可および不許可を制御することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、製品の製造工程等において、原料の分量を計量する計量作業を支援するための計量支援装置、計量支援方法、およびプログラムに関する。
一般に、食品や薬品等の各種の工業製品は、多種類の原料を必要な分量だけ計量し、計量した夫々の原料を調合等することにより、製造される。近年、工業製品を製造する製造工場等では、製造を支援するためのシステムとして、製造実行システム(MES:Manufacturing Execution System)が用いられている。例えば、工業製品の製造工程における原料を計量する計量工程では、製造実行システムとして、計量支援装置が用いられている。
計量支援装置とは、作業者による作業ミスを防止するための装置であり、例えば、作業者が指定された原料を指定された許容範囲内の分量だけ計量および配合するように、計量および配合すべき原料の設定重量をモニタに表示する装置である(例えば特許文献1参照)。
近年、上述した計量支援装置に代表される製造実行システムにおいて、作業者による作業ミスの防止のみならず、計量実績等の生産情報管理データの記録等を行うトレーサビリティ機能を備えているものが知られている。このようなトレーサビリティ機能を備えた計量支援装置を用いることにより、万が一、製品の問題が発覚した場合でも、生産情報管理データから生産情報の解析ができるようになり、生産日の特定や品質上の問題点を後から解析することができる。
特開2001−120193号公報
ところで、近年、食品市場や薬品市場等における製造現場に対して、アレルギー物質(アレルゲン)を含む原料等の、最終製品において使用の有無を表示することが義務づけられている原料または使用の有無を表示することが推奨されている原料(以下、「特定原料」と称する。)の管理の要求が強まってきている。そのため、製造現場では、特定原料がそれ以外の原料に混入しないように管理されている。
しかしながら、計量工程では、上記管理が作業者の目視確認等によって行われている実情もあり、作業者による作業ミスによって特定物質の混入が発生する可能性も否定できない。
本発明の目的は、計量工程における特定原料の混入の防止を支援することにある。
本発明に係る計量支援装置(1)は、情報を表示する表示部(12)と、計量容器が特定原料の計量に用いられたか否かを示す計量履歴(150)を、計量容器毎に記憶する記憶部(10)と、計量容器の識別情報を含む各種情報を入力する入力部(13)と、計量作業を支援するための計量作業情報を表示部に表示させるともに、計量作業の許可および不許可を制御する計量支援処理部(11)とを備え、計量支援処理部は、記憶部に記憶された計量履歴に基づいて、入力部に入力された計量容器の識別情報に対応する計量容器が特定原料の計量に用いられた履歴があるか否かを判定する第1判定部(14)と、第1判定部による判定結果に応じて計量作業の許可および不許可を示す情報を前記表示部に表示させる表示処理部(17)とを有することを特徴とする。
上記計量支援装置において、表示処理部は、第1判定部が、入力部に入力された計量容器の識別情報に対応する計量容器が特定原料の計量に用いられた履歴があると判定した場合には、当該計量容器を用いた計量作業を禁止する情報(301)を表示部に表示させ、第1判定部が、入力部に入力された計量容器の識別情報に対応する計量容器が特定原料の計量に用いられた履歴がないと判定した場合には、当該計量容器を用いた計量作業を許可する情報を表示部に表示させるようにしてもよい。
上記計量支援装置において、記憶部は、特定原料の計量に用いる計量容器を指定する計量容器指定情報(113)を更に記憶し、入力部は、計量対象の原料の識別情報を入力し、計量支援処理部は、更に、入力部に入力された前記計量対象の原料の識別情報に対応する原料が特定原料であるか否かを判定する第2判定部(15)と、第2判定部が、入力部に入力された計量対象の原料の識別情報に対応する原料が特定原料であると判定した場合に、入力部に入力された計量容器の識別情報に対応する計量容器が計量容器指定情報によって指定された計量容器であるか否かを判定する第3判定部(16)とを有し、第1判定部は、第2判定部が、入力部に入力された計量対象の原料の識別情報に対応する原料が特定原料でないと判定した場合に、入力部に入力された計量容器の識別情報に対応する計量容器が特定原料の計量に用いられた履歴があるか否かを判定し、表示処理部は、第3判定部による判定結果に応じて、計量作業の許可および不許可を示す情報を表示部に表示させてもよい。
上記計量支援装置において、表示処理部は、第3判定部が、入力部に入力された計量容器の識別情報に対応する計量容器が計量容器指定情報によって指定された計量容器でないと判定した場合に、当該計量容器を用いた計量作業を禁止する情報(300)を表示部に表示させ、第3判定部が、入力部に入力された計量容器の識別情報に対応する計量容器が計量容器指定情報によって指定された計量容器であると判定した場合に、当該計量容器を用いた計量作業を許可する情報を前記表示部に表示させるようにしてもよい。
上記計量支援装置において、計量支援処理部は、特定原料の計量が実行された場合に当該特定原料の計量に用いられた計量容器の計量履歴(150)を更新する更新部(18)を、更に有してもよい。
本発明に係る計量支援方法は、計量に用いる計量容器の識別情報を取得する第1ステップ(S15)と、第1ステップで取得した識別情報に対応する計量容器の計量履歴(150)を記憶部(10)から読み出す第2ステップ(S16)と、第2ステップで読み出した計量履歴に基づいて、第1ステップで取得した識別情報に対応する計量容器が特定原料の計量に用いられた履歴があるか否かを判定する第3ステップ(S20)と、第3ステップにおいて、第1ステップで取得した識別情報に対応する計量容器が特定原料の計量に用いられた履歴があると判定した場合に、当該計量容器を用いた計量作業を禁止する情報(301)を表示部(12)に表示させる第4ステップ(S18)と、第3ステップにおいて、第1ステップで取得した識別情報に対応する計量容器が特定原料の計量に用いられた履歴がないと判定した場合に、当該計量容器を用いた計量作業を許可する情報を表示部に表示させる第5ステップ(S21)と、を含むことを特徴とする。
上記計量支援方法において、計量対象の原料の識別情報を取得する第6ステップ(S12)と、第6ステップで取得した識別情報に対応する原料が特定原料であるか否かを判定する第7ステップ(S17)と、第7ステップにおいて、第6ステップで取得した識別情報に対応する原料が特定原料であると判定された場合に、第1ステップで取得した識別情報に対応する計量容器が記憶部に記憶された計量容器指定情報(113)によって指定された計量容器であるか否かを判定する第8ステップ(S18)と、第8ステップにおいて、第1ステップで取得した識別情報に対応する計量容器が計量容器指定情報によって指定された計量容器でない場合に、当該計量容器を用いた計量作業を禁止する情報(300)を表示部に表示させる第9ステップ(S19)と、第8ステップにおいて、第1ステップで取得した識別情報に対応する計量容器が計量容器指定情報によって指定された計量容器である場合に、当該計量容器を用いた計量作業を許可する情報を表示部に表示させる第10ステップ(S21)とを更に含み、第3ステップは、第7ステップにおいて、第6ステップで取得した識別情報に対応する原料が特定原料でないと判定された場合に、実行されるようにしてもよい。
上記計量支援方法において、特定原料の計量が実行された場合に、記憶部に記憶された、当該特定原料の計量に用いた計量容器の計量履歴(150)を更新する第11ステップ(S24)を更に含んでもよい。
本発明に係るプログラムは、上記計量支援方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
なお、上記説明では、一例として、発明の構成要素に対応する図面上の構成要素を、括弧を付した参照符号によって表している。
以上説明したことにより、本発明によれば、計量工程における特定原料の混入の防止を支援することができる。
図1は、実施の形態に係る計量支援装置を備えた計量管理システムの構成を示す図である。 図2は、実施の形態に係る計量支援装置の表示部に表示される計量支援情報の一例を示す図である。 図3は、実施の形態に係る計量支援装置で用いられる品目マスタの一例を示す図である。 図4は、実施の形態に係る計量支援装置で用いられる計量容器マスタの一例を示す図である。 図5は、実施の形態に係る計量支援装置で用いられる計量容器使用履歴データの一例を示す図である。 図6は、実施の形態に係る計量支援装置における計量支援処理部の具体的な構成を示す図である。 図7は、実施の形態に係る計量支援装置における計量支援に係る処理の流れを示すフロー図である。 図8は、実施の形態に係る計量支援装置において、表示部に表示されるエラー情報の一例を示す図である。 図9は、実施の形態に係る計量支援装置において、表示部に表示されるエラー情報の別の一例を示す図である。 図10は、実施の形態に係る計量支援装置の具体的なシステム構成例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る計量支援装置を備えた計量管理システムの構成を示す図である。
同図に示される計量管理システム500は、例えば、工場等における工業製品の製造を支援および管理するための製造実行システムの一種であり、具体的には、食品の製造工程における原料の計量作業を支援するためのシステムである。
図1に示されるように、計量管理システム500は、計量器2と計量支援装置1とから構成されている。
計量器2は、例えば工場で製造される食品等の原料の分量(重さ)を計測するための機器である。計量器2は、計量支援装置1に接続され、計測結果を計量支援装置1に出力することができる。
計量支援装置1は、作業者による原料の計量作業を支援するための装置である。具体的に、計量支援装置1は、計量対象の原料名や計量目標値等を後述する表示部12に表示する機能と、計量器2によって計測した計測値等の計量実績を後述する記憶部10に記憶する機能とを有する。
更に、計量支援装置1は、最終製品のパッケージ等に表示される原料以外の原料が、計量時に混入しないようにするための計量支援を行う機能を備えている。具体的には、特定原料を計量する際に、作業者に専用の計量容器を使用させるための計量支援や、特定原料以外の原料を計量する際に、作業者が過去に特定原料の計量に利用した計量容器を用いないようにするための計量支援を行う機能を備えている。
なお、本実施の形態では、上記特定原料が、アレルギー物質(アレルゲン)を含む原料である場合を一例として説明する。
以下、計量支援装置1について詳細に説明する。
図1に示されるように、計量支援装置1は、表示部12、入力部13、記憶部10、および計量支援処理部11を有している。
表示部12は、LCDやタッチパネル等の各情報を表示するための表示装置やタブレット端末(タッチパネル形式のPC)等によって実現される。表示部12は、作業者による計量作業を支援するための各種の計量支援情報を表示する。
図2に、計量作業時に計量支援装置1の表示部12に表示される計量支援情報の一例を示す。
同図に示される計量支援画面200には、計量支援情報として、作業者が計量を行う際に必要な情報、および計量支援装置1に対する指示を入力するための各種のアイコンが表示される。例えば、計量支援画面200は、複数の表示領域201〜204を有する。
表示領域201は、製造目的とされる製品の情報(例えば名称や製品コード等)を表示する領域である。表示領域203は、上記製品の製造に必要な品目(原料)の各種情報をリスト化して表示する領域である。表示領域202は、表示領域203に表示されたリストの中から選択された一つの品目に関する情報(原料名、計量目標値、許容誤差範囲等)を表示する領域である。表示領域204は、計量の実行指示等を受け付けるアイコンや計量結果等の情報を表示する領域である。例えば、表示領域204には、計量結果情報2040と、計量の実行を指示するための計量実行アイコン2041と、計量結果の記録を指示するための計量結果確定アイコン2042が表示される。
入力部13は、外部から情報を入力するための入力装置であり、例えばキーボード、マウス、およびタッチパネル等の他に、RFID(radio frequency identifier)タグから情報を読み出すリーダやバーコードリーダ等によって実現されている。
入力部13には、例えば計量を実行する前に、計量対象の原料の識別情報や計量容器の識別情報が入力される。ここで、計量対象の原料の識別情報は、例えば、計量対象の原料毎に付された固有の原料コードや原料ロット番号等である。また、計量容器の識別情報は、例えば、計量容器毎に付与された固有の容器コードである。
具体的には、作業者が計量を開始する前に、計量対象の原料が充填された容器や袋等に貼付されている原料コードや原料ロット番号等を、計量対象の原料の識別情報として入力部13に入力する。また、例えば作業者が計量を開始する前に、計量容器に貼付されている容器コード等を、計量容器の識別情報として入力部13に入力する。例えば、原料コードや容器コード等がバーコードやRFタグに記録されている場合には、バーコードリーダやRFIDタグのリーダ等からなる入力部13によってバーコードやRDIDタグを読み取ることにより、上記識別情報が計量支援処理部11に入力される。また、入力部13がキーボードやタッチパネルで構成されている場合には、作業者がキーボード等を操作することによって上記識別情報を入力すればよい。
記憶部10は、例えば、上述したRAM、ROM、フラッシュメモリ、およびハードディスク等の記憶装置から構成されている。記憶部10には、計量支援装置1の各種機能を実現するためのプログラムやデータ、および計量実績等のデータが記憶される。
具体的に、記憶部10に記憶されるデータとして、品目マスタ110、処方マスタ120、計量計画130、計量容器マスタ140、計量容器履歴データ150、および計量実績データ160を例示することができる。以下、これらのデータについて詳細に説明する。
品目マスタ110は、計量対象の原料の一覧が記録されたデータである。
図3は、品目マスタ110の一例を示す図である。
同図に示されるように、品目マスタ110には、計量対象の原料1〜N(Nは2以上の整数)毎に、その原料の識別情報111、その原料が特定原料であるか否かを示す特定原料指定情報112、および、その原料が特定原料である場合にその原料の計量に使用すべき計量容器を指定する計量容器指定情報113等の各種情報が含まれている。
処方マスタ120は、目的とされる製品毎に、その製造(配合)に必要な原料の一覧を示すデータであり、例えば、その製品の配合に必要な各原料の名称、各原料の計量目標値、計量値の誤差範囲を示す許容範囲の情報、および荷姿の情報等が含まれている。
計量計画130は、製品(配合)の一覧を示す情報であり、例えば、製品(配合)の名称や、配合コード、製品全体の配合量等、その製品の計量手順、および配合手順の情報等を含む。
計量容器マスタ140は、計量に用いる計量容器(風袋)の情報である。
図4は、計量容器マスタ140の一例を示す図である。
図4に示されるように、計量容器マスタ140には、計量容器1〜M(Mは2以上の正整数)毎に、上述した計量容器の識別情報(容器コード)141、計量容器の容量142、計量容器の重量143、および計量容器の保管場所144等の情報が含まれている。
計量容器使用履歴データ150は、計量容器毎の使用履歴を記録したデータである。
図5は、計量容器使用履歴データ150の一例を示す図である。
図5に示されるように、計量容器使用履歴データ150には、計量容器1〜M毎に、その容器を用いて計量した原料名(品目コード)を示す計量済み原料情報151や、特定原料を計量したか否かを示す特定原料の計量履歴152、計量実行日時153等の情報が含まれている。
計量実績データ160は、原料毎の計量実績の情報を記録したデータである。計量結果データ160には、例えば、計量した原料の識別情報と、その原料の計量実績値の情報が含まれる。ここで、計量実績値とは、計量器2によって計測した原料の分量(重さ)を示す値である。計量実績値には、例えば、計量容器(風袋)を含めた原料の計量値、計量容器の重量、計量値から計量容器の重量を差し引いた原料の正味重量値等が含まれる。
次に、計量支援処理部11について説明する。
計量支援処理部11は、入力部13に入力されたデータと記憶部10に記憶されたデータとに基づいてデータ処理を行うことにより、各種の計量支援情報を表示部12に表示させるとともに、計量器2による計量結果や計量容器の計量履歴等を記憶部10に記憶する機能部である。
計量支援処理部11は、CPU等のプログラム処理装置によって構成されている。
図6に、計量支援処理部11の具体的な構成を示す。
図6に示されるように、計量支援処理部11は、判定部14〜16、表示処理部17、および更新部18から構成されている。ここで、計量容器使用履歴判定部14、原料判定部15、指定計量容器判定部16、表示処理部17、および更新部18は、例えば、CPU等のプログラム処理装置によるプログラム処理によって実現される。
計量容器使用履歴判定部14は、記憶部10に記憶された計量容器使用履歴データ150に基づいて、入力部13に入力された計量容器の識別情報に対応する計量容器が特定原料の計量に用いられた履歴があるか否かを判定する機能部である。
原料判定部15は、入力部13に入力された計量対象の原料の識別情報に対応する原料が特定原料であるか否かを判定する機能部である。
指定計量容器判定部16は、入力部13に入力された計量容器の識別情報に対応する計量容器が計量容器指定情報113によって指定された計量容器であるか否かを判定する機能部である。
表示処理部17は、計量容器使用履歴判定部14、原料判定部15、および指定計量容器判定部16による判定結果に応じて計量作業の許可および不許可の情報を表示部12に表示させる機能部である。
更新部18は、特定原料の計量が実行された場合に当該特定原料の計量に用いられた計量容器の計量容器使用履歴データ150を更新する機能部である。
以下、計量支援処理部11による具体的な処理内容について、図7を用いて詳細に説明する。
図7は、実施の形態に係る計量支援装置における計量支援に係る処理の流れを示すフロー図である。
先ず、計量計画(製品)が選択される(S10)。例えば、計量支援装置1の起動後、表示処理部17が記憶部10から計量計画130を読み出して計量計画(製品)の一覧を表示部12に表示させ、その後、作業者が表示部12に表示された計量計画の一覧の中から目的とする計量計画を指定する操作を行うことによって計量計画が選択される。
次に、計量対象原料が選択される(S11)。例えば、表示処理部17がステップS10で選択された計量計画に対応する処方マスタ120を記憶部10から読み出し、読み出した処方マスタ120で指定されている計量対象の原料の一覧を計量支援画面200の表示領域203に表示した後に、作業者が表示領域203に表示されている原料の品目の中から一つの原料を指定することによって、計量対象原料が選択される。
例えば、ステップS10において計量計画として“フルーツ牛乳”が選択された場合、図2に示すように、“フルーツ牛乳”の配合(製造)に必要な原料として登録された“グラニュー糖”、“牛乳”、および“フルーツ果汁”が表示領域200に表示される。これらの原料のうち“牛乳”の計量を行う場合には、作業者が計量支援画面200における表示領域203内の“牛乳”の領域2030を選択する。例えば、図2では、表示領域203内の“牛乳”の領域2030の表示の色が反転することによって、“牛乳”が選択されたことを表している。
計量対象の原料が選択されると、表示処理部17が、選択された原料に対応する品目マスタ110を読み出して、表示領域202に必要な情報を表示させる。例えば、表示領域202に、選択された原料の原料名として“牛乳”、計量目標値として“5.30kg”、計量値の誤差範囲を示す許容範囲として“5.29kg〜5.31kg”が夫々表示される。このとき、選択された原料がアレルゲン指定されている場合には、その旨を表示する。
次に、計量支援装置1が計量対象の原料の識別情報を取得する(S12)。例えば、前述したように、作業者が、計量対象の原料が入った容器または袋に貼付されているバーコードやRFIDタグをバーコードリーダ等の入力部13によって読み取ることにより、計量支援装置1に計量対象の原料の識別情報が入力される。
計量対象の原料の識別情報が入力されると、計量支援処理部11が、計量対象の原料がステップS11で選択された原料であるか否かを判定する(S13)。具体的には、原料判定部15が、ステップS11で選択された原料の識別情報(例えば原料ロット番号)とステップS12で入力された計量対象の原料の識別情報(例えば原料ロット番号)とが一致するか否かを判定する。
ステップS13において、ステップS11で選択された原料の識別情報とステップS12で入力された計量対象の原料の識別情報とが一致しなかった場合、表示処理部11が、計量支援画面200で選択された原料と計量対象の原料とが不一致であることを示すエラー情報を表示部12に表示させる(S14)。この場合、計量支援処理部11は、計量支援画面200で選択された原料と計量対象の原料とが一致するまで、計量作業の続行を許可しない。
一方、ステップS11で選択された原料の識別情報とステップS12で入力された計量対象の原料の識別情報とが一致した場合、計量支援処理部11は、計量容器の識別情報を入力する(S15)。例えば、表示処理部17が、計量支援画面200で選択された原料と計量対象の原料とが一致したことを示す情報を表示部12に表示させるとともに、計量容器の識別情報の入力を促す情報を表示部12に表示させる。作業者は、これらの表示を確認した上で、上述したように計量容器に貼付されているバーコードやRFIDタグをバーコードリーダ等の入力部13によって読み取ることにより、計量容器の識別情報が計量支援装置1に入力される。
次に、計量支援処理部11が、記憶部10の計量容器使用履歴データ150にアクセスし、ステップS15で入力された計量容器の識別情報に対応する計量容器の使用履歴を読み出す(S16)。次に、計量支援処理部11は、計量対象の原料がアレルゲン指定されているか否かを判定する(S17)。具体的には、原料判定部15が、ステップS11(S12)で指定された計量対象の原料に対応する品目マスタ110の特定原料指定情報112を参照することによって、ステップS11(S12)で指定された計量対象の原料が特定原料(アレルゲン指定)であるか否かを判定する。
ステップS17において、原料判定部15によって計量対象の原料がアレルゲン指定であると判定された場合には、計量支援処理部11が、ステップS15で入力された識別情報に係る計量容器が指定された計量容器であるか否かを判定する(S18)。具体的には、指定計量容器判定部16が、ステップS15で入力された識別情報に係る計量容器と、ステップS11(S12)で指定された計量対象の原料に対応する品目マスタ110中の計量容量指定情報113で指定された計量容器とが一致するか否かを判定する。
指定計量容器判定部16によってステップS15で入力された識別情報に係る計量容器が指定された計量容器であると判定された場合には、計量支援処理部11が、計量作業の実行を許可する(S21)。具体的には、表示処理部11が、計量作業を許可することを示す情報を表示部12に表示させる。例えば、図2に示すように計量支援画面200における計量実行アイコン2041の色の反転や形状の変更等を行ったり、ポップアップウインドウ等を表示させたりすることによって、計量作業が可能であることを表示部12に表示させる。
一方、ステップS18において、指定計量容器判定部16によってステップS15で入力された識別情報に係る計量容器が指定された計量容器でないと判定された場合には、表示処理部11が、計量に用いようとしている計量容器の使用を禁止するエラー情報を表示させる(S19)。例えば、図8に示すように、ポップアップウインドウ300によって、計量に用いようとしている計量容器が指定された計量容器でないことを示す情報や、専用の計量容器に変更することを促す情報等を表示部12に表示させる。その後は、再びステップS15に戻り、計量支援装置1は、計量容器の識別情報の入力待ち状態となる。
一方、ステップS17において、原料判定部15によって計量対象の原料がアレルゲン指定でないと判定された場合には、計量支援処理部11は、計量に用いようとしている計量容器によって別の特定原料(アレルゲン指定された原料)を計量した履歴があるか否かを判定する(S20)。具体的には、計量容器使用履歴判定部14が、ステップS16で読み出した計量容器の使用履歴に含まれる特定原料計量履歴152を参照することによって、その計量容器でアレルゲン指定された原料を計量したことがあるか否かを判定する。
ステップS20において、計量容器使用履歴判定部14によってその計量容器を用いてアレルゲン指定された原料を計量した履歴があると判定された場合には、表示処理部17が、計量に用いようとしている計量容器の使用を禁止するエラー情報を表示部12に表示させる(S19)。例えば、図9に示すように、ポップアップウインドウ301によって、計量に用いようとしている計量容器によって過去に別のアレルゲン指定された原料を計量した記録があることを示す情報や、別の計量容器に交換することを促す情報等を表示部12に表示させる。その後は、再びステップS15に戻り、計量支援装置1は、計量容器の識別情報の入力待ち状態となる。
一方、ステップS20において、計量容器使用履歴判定部14によってその計量容器を用いてアレルゲン指定された原料を計量した履歴がないと判定された場合には、表示処理部11が、計量作業の実行を許可する情報を表示部12に表示させる(S21)。
表示処理部11によって計量作業の実行を許可する情報が表示された後、作業者によって計量作業が実行される(S22)。例えば、作業者によって、計量容器に計量対象の原料が投入され、計量支援画面200上の計量実行アイコン2041が選択されると、表示処理部17が、計量器2の計測値を読み出して、計量結果領域204に必要な情報を表示する。このとき、表示処理部17は、計量器2の計測値が指定の誤差範囲に収まっているか否かを判定し、計量値が指定の誤差範囲に収まっている場合には、計量支援画面200上の計量の完了を指示する計量結果確定アイコン2042を選択可能な状態に遷移させる。
その後、作業者によって計量結果確定アイコン2042が選択されると、その原料の計量作業が完了(計量確定)し、計量実績の記録されたラベルがラベルプリンタ(図示せず)から出力される(S23)。
また、計量結果確定アイコン2042の選択に応じて、更新部18が、計量実績データ160を生成して記憶部10に記憶するとともに、計量容器使用履歴データ150を更新する。例えば、計量した原料がアレルゲン指定された“牛乳”であった場合には、更新部18は、計量した“牛乳”の識別情報およびその計測値を計量実績データ160として記憶部10に記憶する。更に、更新部18は、“牛乳”の計量に用いた計量容器の計量済み原料情報151として“牛乳”を登録し、当該計量容器の特定原料計量履歴152として、アレルゲン指定されている“牛乳”を測定したこと示す情報を登録し、計量実行日時153として、“牛乳”の計量を実行した日時を登録する。更新された計量容器使用履歴データ150は、次の計量を行うときに再び利用される。
計量実績データ160の記憶と計量容器使用履歴データ150の更新が完了すると、計量のための一連の処理が終了する。以上の計量支援装置1を用いた計量作業によって記録された計量実績データ160や計量容器使用履歴データ150は、計量後に参照することが可能であり、これらのデータを用いて統計処理等を行うことができる。
次に、本実施の形態に係る計量支援装置1のシステム構成の具体例を示す。
図10は、実施の形態に係る計量支援装置1を備えた計量管理システムの具体的なシステム構成の一例を示す図である。
ここで、計量支援装置1は、ハードウェア資源であるコンピュータと、このコンピュータにインストールされたプログラムとによって実現することができる。例えば、上記コンピュータは、CPU等のプログラム処理装置と、RAM(Random Access Memory)、ROM、およびHDD(Hard Disc Drive)等の記憶装置と、キーボード、マウス、ポインティングデバイス、操作ボタン、およびタッチパネル等の外部から情報を入力するための入力装置と、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信回線を介して各種情報の送受信を有線または無線で行うための通信装置と、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置と、を備えている。
すなわち上記のハードウェア資源がプログラムによって制御されることにより、上述した記憶部10、計量支援処理部11、表示部12、および入力部13が実現される。なお、上記プログラムは、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカードなどの記録媒体に記録された状態で提供されるようにしてもよい。
例えば、計量支援装置1は、図10に示されるように、計量支援処理部11および記憶部10としての機能部を有するサーバ20と、入力部13と、表示部12とをハブ21を介して接続することによって実現することができる。ここで、表示部12は、図2に示すように無線アンテナ22を介してハブ21に接続されてもよいし、有線によってハブ21に接続してもよい。また、計量器2は、例えば図2に示すように、ハブ21を介して計量支援装置1に接続すればよい。
以上、本発明に係る計量支援装置によれば、計量に用いた計量容器の使用履歴、すなわち、計量容器によってアレルゲン指定された原料等の特定原料を計量した事実を履歴として記録しておき、その履歴を用いて計量容器の使用の許可および不許可を制御するので、計量工程における特定原料の混入を防止することが可能となる。
また、本発明に係る計量支援装置によれば、計量対象の原料が特定原料として登録されている場合に、指定された計量容器以外の計量容器によって計量が行われることを禁止することができるので、計量工程における特定原料の混入を、更に防止することが可能となる。
また、本発明に係る計量支援装置によれば、計量した原料の計測値等の計量実績データのみならず、計量に用いた計量容器の使用履歴も記憶部に記憶するので、計量支援システムのトレーサビリティ機能の向上が期待できる。
以上、本発明者らによってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施の形態では、食品(例えばフルーツ牛乳)の製造のために、計量支援装置1を用いる場合を例示したが、これに限られず、その他の工業製品を製造する場合にも計量支援装置1を用いることができることは言うまでもない。例えば、薬品を製造する場合にも、計量支援装置1を用いることができる。
また、上記実施の形態では、計量支援装置1が、工場等における工業製品の製造工程で用いられる場合を例示したが、これに限られず、その他の用途においても広く用いることができる。例えば、原料の分析等を行う研究機関等において原料の計量を行う場合にも、本発明に係る計量支援装置を用いることができる。
また、上記実施の形態では、計量支援装置1がサーバ20、表示部12、および入力部13をハブ21で接続することによって実現する構成を例示したが(図2参照)、これに限定されない。例えば、記憶部10、計量支援処理部11、表示部12、および入力部13を一つのPCによって実現することも可能である。また、記憶部10のみを別のサーバ上に設け、計量支援処理部11、表示部12、および入力部13を一つのPCで実現してもよい。この場合、上記PCと上記別のサーバとは、有線または無線のネットワークを介して接続すればよい。
1…計量支援装置、2…計量器、500…計量管理システム、10…記憶部、11…計量支援処理部、12…表示部、13…入力部、110…品目マスタ、120…処方マスタ、130…計量計画、140…計量容器マスタ、150…計量容器使用履歴データ、160…計量実績データ、14…計量容器使用履歴判定部、15…原料判定部、16…指定計量容器判定部、17…表示処理部、18…更新部、20…サーバ、21…ハブ、22…無線アンテナ、111…原料の識別情報、112…特定原料指定情報、113…計量容器指定情報、141…計量容器の識別情報、142…計量容器の容量、143…計量容器の重量、144…計量容器の保管場所、151…計量済み原料情報、152…特定原料計量履歴、153…計量実行日時、200…計量支援画面、201,202,203,204…表示領域、2040…計量結果情報、2041…計量実行アイコン、2042…計量結果確定アイコン、300,301…ポップアップウインドウ。

Claims (9)

  1. 情報を表示する表示部と、
    計量容器が特定原料の計量に用いられたか否かを示す計量履歴を、前記計量容器毎に、記憶する記憶部と、
    計量容器の識別情報を含む各種情報を入力する入力部と、
    計量作業を支援するための計量作業情報を前記表示部に表示させるともに、前記計量作業の許可および不許可を制御する計量支援処理部と、を備え、
    前記計量支援処理部は、
    前記記憶部に記憶された前記計量履歴に基づいて、前記入力部に入力された前記計量容器の識別情報に対応する計量容器が前記特定原料の計量に用いられた履歴があるか否かを判定する第1判定部と、
    前記第1判定部による判定結果に応じて計量作業の許可および不許可の情報を前記表示部に表示させる表示処理部と、を有する
    計量支援装置。
  2. 請求項1に記載の計量支援装置において、
    前記表示処理部は、
    前記第1判定部が、前記入力部に入力された前記計量容器の識別情報に対応する計量容器が前記特定原料の計量に用いられた履歴があると判定した場合には、当該計量容器を用いた計量作業を禁止する情報を前記表示部に表示させ、
    前記第1判定部が、前記入力部に入力された前記計量容器の識別情報に対応する計量容器が前記特定原料の計量に用いられた履歴がないと判定した場合には、当該計量容器を用いた計量作業を許可する情報を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする計量支援装置。
  3. 請求項1または2に記載の計量支援装置において、
    前記記憶部は、前記特定原料の計量に用いる計量容器を指定する計量容器指定情報を更に記憶し、
    前記入力部は、計量対象の原料の識別情報を入力し、
    前記計量支援処理部は、更に、
    前記入力部に入力された前記計量対象の原料の識別情報に対応する原料が前記特定原料であるか否かを判定する第2判定部と、
    前記第2判定部が、前記入力部に入力された前記計量対象の原料の識別情報に対応する原料が前記特定原料であると判定した場合に、前記入力部に入力された前記計量容器の識別情報に対応する計量容器が前記計量容器指定情報によって指定された計量容器であるか否かを判定する第3判定部と、を有し、
    前記第1判定部は、前記第2判定部が、前記入力部に入力された前記計量対象の原料の識別情報に対応する原料が前記特定原料でないと判定した場合に、前記入力部に入力された前記計量容器の識別情報に対応する計量容器が前記特定原料の計量に用いられた履歴があるか否かを判定し、
    前記表示処理部は、前記第3判定部による判定結果に応じて、計量作業の許可および不許可の情報を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする計量支援装置。
  4. 請求項3に記載の計量支援装置において、
    前記表示処理部は、
    前記第3判定部が、前記入力部に入力された前記計量容器の識別情報に対応する計量容器が前記計量容器指定情報によって指定された計量容器でないと判定した場合に、当該計量容器を用いた計量作業を禁止する情報を前記表示部に表示させ、
    前記第3判定部が、前記入力部に入力された前記計量容器の識別情報に対応する計量容器が前記計量容器指定情報によって指定された計量容器であると判定した場合に、当該計量容器を用いた計量作業を許可する情報を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする計量支援装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の計量支援装置において、
    前記計量支援処理部は、前記特定原料の計量が実行された場合に当該特定原料の計量に用いられた計量容器の前記計量履歴を更新する更新部を、更に有する
    ことを特徴とする計量支援装置。
  6. 計量に用いる計量容器の識別情報を取得する第1ステップと、
    前記第1ステップで入力された識別情報に対応する計量容器の計量履歴を記憶部から読み出す第2ステップと、
    前記第2ステップで読み出した計量履歴に基づいて、前記第1ステップで取得した識別情報に対応する計量容器が特定原料の計量に用いられた履歴があるか否かを判定する第3ステップと、
    前記第3ステップにおいて、前記第1ステップで取得した識別情報に対応する計量容器が特定原料の計量に用いられた履歴があると判定した場合に、当該計量容器を用いた計量作業を禁止する情報を表示部に表示させる第4ステップと、
    前記第3ステップにおいて、前記第1ステップで取得した識別情報に対応する計量容器が特定原料の計量に用いられた履歴がないと判定した場合に、当該計量容器を用いた計量作業を許可する情報を前記表示部に表示させる第5ステップと、を含む
    計量支援方法。
  7. 請求項6に記載の計量支援方法において、
    計量対象の原料の識別情報を取得する第6ステップと、
    前記第6ステップにおいて取得した識別情報に対応する原料が前記特定原料であるか否かを判定する第7ステップと、
    前記第7ステップにおいて、前記第6ステップで取得した識別情報に対応する原料が前記特定原料であると判定された場合に、前記第1ステップで入力された識別情報に対応する計量容器が前記記憶部に記憶された計量容器指定情報によって指定された計量容器であるか否かを判定する第8ステップと、
    前記第8ステップにおいて、前記第1ステップで取得した識別情報に対応する計量容器が前記計量容器指定情報によって指定された計量容器でない場合に、当該計量容器を用いた計量作業を禁止する情報を表示部に表示させる第9ステップと、
    前記第8ステップにおいて、前記第1ステップで取得した識別情報に対応する計量容器が前記計量容器指定情報によって指定された計量容器である場合に、当該計量容器を用いた計量作業を許可する情報を前記表示部に表示させる第10ステップと、を更に含み、
    前記第3ステップは、前記第7ステップにおいて、前記第6ステップで取得した識別情報に対応する原料が前記特定原料でないと判定された場合に、実行される
    ことを特徴とする計量支援方法。
  8. 請求項6または7の記載の計量支援方法において、
    前記特定原料の計量が実行された場合に、前記記憶部に記憶された、当該特定原料の計量に用いた計量容器の前記計量履歴を更新する第11ステップを更に含む
    ことを特徴とする計量支援方法。
  9. 請求項6乃至8の何れか一項に記載の計量支援方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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