JP2016018402A - 検体試験支援方法、検体試験支援システムおよび検体試験支援プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】変動する可能性のある入荷個装数に対応した検体試験の実施に配慮した検体試験を支援すること。【解決手段】検体試験支援方法は、医薬品の原料の品目と対応づけて、該品目について実行する複数種類の試験を特定する情報と、該複数種類の試験それぞれについて、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とするか、所定数に設定するかの指定とを受け付ける処理をコンピュータが実行する。また、検体試験支援方法は、複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とされた試験については、品目について取得した入荷個装数に応じた数の試験を実施すべき試験指示情報を生成する処理をコンピュータが実行する。また、検体試験支援方法は、複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を所定数とする設定とされた試験については、該所定数の試験を実施すべき試験指示情報を生成する処理をコンピュータが実行する。【選択図】図1

Description

医薬品などの原料に関する試験に関する。
医薬品などの原料を扱う、例えば薬品メーカなどの企業は、原料に異物が混入していないか、所望の成分で構成されているかを確認するために、所定数のサンプルを検体として取得し、それぞれについて試験を行うことがある。また、医薬品に対する安全性の関心が高まる中、所定数のサンプリングによる試験だけでなく、入荷した個装全体に対して試験を行う必要性も高まっている。
特開2004−341638号公報 特開2006−155174号公報
しかし、入荷個装数は、変動することがあるために、従来のように試験を行う検体数を所定数に設定して扱うことは難しい。
一つの側面では、本発明は、変動する可能性のある入荷個装数に対応した検体試験の実施に配慮した検体試験を支援することを目的とする。
一つの態様では、検体試験支援方法は、医薬品の原料の品目と対応づけて、該品目について実行する複数種類の試験を特定する情報と、該複数種類の試験それぞれについて、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とするか、所定数に設定するかの指定とを受け付ける処理をコンピュータが実行する。また、検体試験支援方法は、前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を前記入荷個装数に連動させる設定とされた試験については、前記品目について取得した入荷個装数に応じた数の試験を実施すべき試験指示情報を生成する処理をコンピュータが実行する。また、検体試験支援方法は、前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を所定数とする設定とされた試験については、該所定数の試験を実施すべき試験指示情報を生成する処理をコンピュータが実行する。
変動する可能性のある入荷個装数に対する検体試験を支援できる。
図1は、実施例の検体試験支援システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、試験指示情報の画面の一例を示す図である。 図3は、試験指示情報の画面の他の一例を示す図である。 図4は、マスタ記憶部の一例を示す図である。 図5は、結果記憶部の一例を示す図である。 図6は、マスタ登録処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施例の検体試験支援処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、展開処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、検体試験支援プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する検体試験支援方法、検体試験支援システムおよび検体試験支援プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下の実施例は、矛盾しない範囲で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施例の検体試験支援システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示す検体試験支援システム1は、端末装置100と、サーバ装置200とを有する。なお、図1には、システムが1つの端末装置100を有する場合を示したが、端末装置100の数は限定されず、検体試験支援システム1は、任意の数の端末装置100を有してもよい。
端末装置100およびサーバ装置200の間は、ネットワークNを介して相互に通信可能に接続される。かかるネットワークNには、有線または無線を問わず、インターネット(Internet)を始め、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。
検体試験支援システム1は、例えば、薬品メーカにおいて、入荷した薬品の原料の品質管理のための検体試験を支援する。検体試験支援システム1は、入荷した原料の個装数に応じた検体試験のサンプリング検体数を示す試験指示情報および試験結果の入力項目を生成する。検体試験支援システム1は、試験結果の入力を受け付けると、試験結果、試験の種類およびサンプリング検体数の根拠を含む試験実施報告を生成する。これにより、検体試験支援システム1は、変動する可能性のある入荷個装数に対する検体試験を支援することができる。
端末装置100の構成について説明する。図1に示すように、端末装置100は、通信部110と、表示部111と、操作部112と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、端末装置100は、図1に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイスなどの機能部を有することとしてもかまわない。端末装置100の一例としては、可搬型や据置型のパーソナルコンピュータ等を採用できる。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、ネットワークNを介してサーバ装置200と有線または無線で接続され、サーバ装置200との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。通信部110は、制御部130から入力された、マスタ情報の取得を指示する取得情報と、試験の各種情報を含む試験実施報告とをサーバ装置200に送信する。また、通信部110は、サーバ装置200から取得情報に応じたマスタ情報を受信する。通信部110は、受信したマスタ情報を制御部130に出力する。
表示部111は、各種情報を表示するための表示デバイスである。表示部111は、例えば、表示デバイスとして液晶ディスプレイ等によって実現される。表示部111は、制御部130から入力された各種画面を表示する。
操作部112は、ユーザから各種操作を受け付ける入力デバイスである。操作部112は、例えば、入力デバイスとして、キーボードやマウス等によって実現される。操作部112は、ユーザによって入力された操作を操作情報として制御部130に出力する。また、操作部112は、ユーザによって入力された試験結果を制御部130に出力する。なお、操作部112は、入力デバイスとして、タッチパネル等によって実現されるようにしてもよく、表示部111の表示デバイスと、操作部112の入力デバイスとは、一体化されるようにしてもよい。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、制御部130での処理に用いる情報を記憶する。
制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されるようにしてもよい。制御部130は、取得部131と、第一の受付部132と、第二の受付部133と、生成部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図1に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
取得部131は、試験依頼が受信または登録されると、試験依頼に応じたマスタ情報を取得する。取得部131は、例えば、ネットワークNに接続された図示しない生産管理システムのサーバ装置から、試験依頼を通信部110を介して受信すると、受信した試験依頼に基づいて、試験に必要なマスタ情報の取得を指示する取得情報を生成する。取得部131は、生成した取得情報を通信部110を介してサーバ装置200に送信する。なお、取得部131は、試験依頼について、ユーザにより操作部112から入力されて登録されるようにしてもよい。ここで、試験依頼は、例えば、入荷日、依頼種類、品名コード、品名、ロット番号および入荷個装数等の情報を有する。
また、取得部131は、サーバ装置200から通信部110を介して、取得情報に応じたマスタ情報を受信する。ここで、マスタ情報は、品目を示す情報である品目基本情報、検体の開封数量および採取量を示す情報である検体採取情報、ならびに、複数種類の試験項目を示す情報である試験項目情報を有する。また、複数種類の試験項目を示す情報、つまり試験項目情報には、各種類のそれぞれについて、試験項目における試験回数、すなわち、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とするか所定数に設定するかの指定を含む。取得部131は、取得情報に応じたマスタ情報を第一の受付部132に出力する。また、取得部131は、試験依頼を第二の受付部133に出力する。
第一の受付部132は、取得部131から取得情報に応じたマスタ情報が入力されると、入力されたマスタ情報に基づいて、医薬品の原料の品目と対応付けて、品目について実行する複数種類の試験を特定する情報を受け付ける。また、第一の受付部132は、入力されたマスタ情報に基づいて、複数種類の試験それぞれについて、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とするか、所定数に設定するかの指定を受け付ける。すなわち、第一の受付部132は、入力されたマスタ情報に基づいて、品目について実行する複数種類の試験、つまり試験項目名と、試験対象とする検体数である試験回数とを含む試験項目情報を受け付ける。第一の受付部132は、受け付けた試験項目情報を生成部134に出力する。また、第一の受付部132は、マスタ情報に基づいて、受け付けた試験項目情報に対応する品目基本情報および検体採取情報を生成部134に出力する。
第二の受付部133は、取得部131から試験依頼が入力されると、医薬品の原料の品目と対応付けて、品目の入荷個装数を受け付ける。すなわち、第二の受付部133は、試験依頼の品名、つまり品目と入荷個装数とを対応付けて受け付ける。第二の受付部133は、受け付けた入荷個装数を生成部134に出力する。
生成部134は、第一の受付部132から試験項目情報が入力され、第二の受付部133から入荷個装数が入力されると、試験指図の展開処理を実行する。生成部134は、試験項目情報のうち、未展開の試験項目があるか否かを判定する。生成部134は、未展開の試験項目がない場合には、展開処理を終了する。生成部134は、未展開の試験項目がある場合には、未展開の試験項目のうち先頭の試験項目について、試験項目名および試験内容を展開する。
また、生成部134は、試験項目情報の試験回数を参照し、試験回数が変動するか否かを判定する。生成部134は、試験回数が変動しない場合には、次の未展開の試験項目の処理に移行する。生成部134は、試験回数が変動する場合には、入荷個装数と、第一の受付部132から入力される検体採取情報とに基づいて、開封数量を設定する。すなわち、生成部134は、例えば、入荷個装数が「4」、検体採取情報の開封数量が「n」(nは入荷個装数の全数を表す)である場合に、開封数量を「4」と設定する。他の例では、生成部134は、例えば、入荷個装数が「4」、検体採取情報の開封数量が「√n+1」である場合に、開封数量を「3」と設定する。さらに他の例では、生成部134は、例えば、入荷個装数が「4」、検体採取情報の開封数量が「1」(1は固定数)である場合に、開封数量を「1」と設定する。
生成部134は、開封数量を設定すると、開封数量に応じた測定回数、すなわち試験回数を、試験内容に追加する。つまり、生成部134は、例えば、ある試験について、開封数量が「4」と設定され、試験項目情報の試験回数が「n」である場合には、当該試験を4回実施すべき試験指示情報、および、4個の試験結果の入力項目を生成する。このように生成された入力項目は、入力項目の数分の回数の試験が実施されるべきであることを示す試験指示情報ともいえる。生成部134は、生成した試験指示情報および試験結果の入力項目に基づいて、試験指示情報の画面を生成する。
ここで、生成部134が生成する試験指示情報の画面について説明する。図2は、試験指示情報の画面の一例を示す図である。図2に示すように、試験指示情報の画面20は、例えば、ロット情報および品名を示す品名欄21と、純度試験の試験指示情報および試験結果の入力項目を示す純度試験欄22とを有する。また、試験指示情報の画面20は、例えば、確認試験の試験指示情報および試験結果の入力項目を示す確認試験欄23と、定量試験の試験指示情報および試験結果の入力項目を示す定量試験欄24とを有する。
品名欄21は、例えば、ロット情報「AB0001」である品名「塩化カリウム」が表示される。純度試験欄22は、例えば、試験指示情報として「(1)液は無色澄明であること。」と表示され、試験結果の入力項目として入力項目欄22aが表示される。確認試験欄23は、例えば、試験指示情報として「(1)カリウム塩の定性反応を呈する。」と表示される。また、確認試験欄23は、例えば、試験結果の入力項目として、例えば、開封数量が「5」と設定され、確認試験の試験回数が「n」、すなわち、開封数量分の場合には、入力項目欄23a、23b、23c、23d、23eが表示される。定量試験欄24は、純度試験欄22と同様に、試験指示情報および試験結果の入力項目欄24aが表示される。
また、試験指示情報の画面の他の例を図3に示す。図3は、試験指示情報の画面の他の一例を示す図である。図3に示すように、試験指示情報の画面30は、例えば、図2の画面20と同様に、ロット情報および品名を示す品名欄31と、純度試験の試験指示情報および試験結果の入力項目を示す純度試験欄32とを有する。また、試験指示情報の画面30は、例えば、確認試験の試験指示情報および試験結果の入力項目を示す確認試験欄33と、定量試験の試験指示情報および試験結果の入力項目を示す定量試験欄34とを有する。試験指示情報の画面30は、例えば、品名欄31は図2の品名欄21と同様に、ロット情報と品名とが表示される。純度試験欄32は、例えば、図2の純度試験欄22と同様に、試験指示情報として「(1)液は無色澄明であること。」と表示され、試験結果の入力項目として入力項目欄32aが表示される。
確認試験欄33は、例えば、試験結果の入力項目として、例えば、開封数量が「10」と設定され、確認試験の試験回数が「n」、すなわち、開封数量分の場合には、入力項目欄33a、33b、33c、33d、33e、33f、33g、33h、33i、33jが表示される。すなわち、確認試験欄33は、図2の確認試験欄23と比べると判るように、入荷個装数に応じた試験指示情報および試験結果の入力項目が生成される。定量試験欄34は、純度試験欄32と同様に、試験指示情報および試験結果の入力項目欄34aが表示される。
生成部134は、生成した試験指示情報の画面を表示部111に出力して表示させる。生成部134は、試験指示情報の画面にて、ユーザにより入力項目に対する試験結果の入力を受け付ける。なお、ユーザは、例えば、標準作業手順書(SOP)を基に品質検査、すなわち検体試験を実施する。ユーザは、例えば、試験指示情報の画面の検体採取指図に従って検体を採取する。また、ユーザは、例えば、試験指示情報の画面の試験指図に従って試験を実施する。
生成部134は、受け付けた試験結果の値を、複数種類の試験のうちいずれの試験であるかを示す情報とともに含む試験実施報告を生成する。言い換えると、生成部134は、受け付けた試験結果の値と試験項目情報とを含む試験実施報告を生成する。ここで、試験実施報告は、試験の実施回数が決定された根拠を示す情報、品目基本情報、入荷個装数、および、試験依頼に関する情報として入荷日等の情報のうちいずれかまたは全てを含んでもよい。試験の実施回数が決定された根拠に関する情報としては例えば、試験回数が、固定数で設定されているか、入荷個装数の全数であるか、入荷個装数と所定の数式とにより算出された数であるかの別を示す情報が挙げられる。また、生成部134は、試験結果の値に加えて、試験を行った検体の採取量を、例えば、電子天秤等から取得してもよいし、ユーザにより入力されてもよい。
生成部134は、生成した試験実施報告を表示部111に表示させる。なお、生成部134は、生成した試験実施報告を記憶部120に記憶して、後から参照できるようにしてもよいし、図示しないプリンタによって印刷してもよい。また、生成部134は、生成した試験実施報告を通信部110を介してサーバ装置200に送信する。
なお、図2および図3の例では、試験指示情報と試験結果の入力項目との両方が含まれる画面の例を示したが、試験指示情報や試験結果の入力項目は、他の態様でも良い。例えば、生成部134は、試験指示情報と試験結果の入力項目を示す画面とを別画面としてもよい。試験指示情報としては、ロット情報および品名を示す品名欄21と、品名欄21の他に、品名欄21に示される品名に対して実施されるべき試験項目名が実施されるべき回数と対応づけられた状態の情報とが含まれた画面を生成してもよい。そして、生成部134は、図2や図3に示す試験指示情報の画面を、試験結果の入力用の画面として生成してもよい。また、生成部134が生成する試験結果の入力項目が含まれる画面においても、各試験項目の実施回数が決定された根拠に関する情報を併せて表示しても良い。
次に、サーバ装置200の構成について説明する。図1に示すように、サーバ装置200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを有する。サーバ装置200は、図1に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイスなどの機能部を有することとしてもかまわない。
通信部210は、例えば、NIC等によって実現される。通信部210は、ネットワークNを介して端末装置100と有線または無線で接続され、端末装置100との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。通信部210は、端末装置100から取得情報と試験実施報告とを受信する。通信部210は、受信した取得情報と試験実施報告とを制御部230に出力する。また、通信部210は、制御部230から入力されたマスタ情報を端末装置100に送信する。
記憶部220は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部220は、マスタ記憶部221と、結果記憶部222とを有する。また、記憶部220は、制御部230での処理に用いる情報を記憶する。
マスタ記憶部221は、例えば、品目基本情報と、検体採取情報と、試験項目情報とを対応付けて記憶する。図4は、マスタ記憶部の一例を示す図である。図4に示すように、マスタ記憶部221は、品目基本情報として、「品名コード」、「品名」、「品種」といった項目を有する。また、マスタ記憶部221は、検体採取情報として、「開封数量」、「採取量」、「採取容器」といった項目を有する。また、マスタ記憶部221は、試験項目情報として、「試験項目コード」、「試験項目名」、「試験回数」、「試験内容」といった項目を有する。マスタ記憶部221は、例えば、品目基本情報の品目コードごとに1レコードとして記憶する。
「品名コード」は、品名つまり品目を識別する。「品名」は、入荷した原材料の品名を示す。「品種」は、例えば原料、中間製品等を示す。「開封数量」は、入荷個装数のうち、いくつ開封するかを示す。開封数量は、例えば、固定数、全数を示す「n」、所定の数式(例えば、「√n+1」)等で表わされる。「採取量」は、開封した個装から採取する検体の採取量を示す。「採取容器」は、採取した検体を入れる容器を示す。「試験項目コード」は、試験項目を識別する。「試験項目名」は、例えば、純度試験、確認試験といった試験項目名を示す。「試験回数」は、当該試験項目における試験回数を示す。試験回数は、例えば、固定数、全数を示す「n」、所定の数式(例えば、「√n+1」)等で表わされる。「試験内容」は、当該試験項目における試験の内容を示し、例えば、想定される最大開封数量分の結果を記憶する。
結果記憶部222は、試験の結果を記憶して蓄積する。結果記憶部222は、例えば、入荷日と、入荷個装数と、品名と、ロット情報と、試験結果とを対応付けて記憶する。図5は、結果記憶部の一例を示す図である。図5に示すように、結果記憶部222は、「入荷日」、「入荷個装数」、「品名」、「ロット情報」、「試験結果」といった項目を有する。
「入荷日」は、入荷した原材料の入荷日を示す。「入荷個装数」は、1回の入荷における個装の数を示す。「品名」は、試験を行った原料等の品名、例えば、塩化カリウム、塩化ナトリウム等を示す。「ロット情報」は、試験を実行した原料等の製造元のロット情報を示す。「試験結果」は、入荷した原料等に対して検体試験を行った結果として、例えば、適合または不適合等を示す。結果記憶部222は、例えば、図5の1行目では、2014年6月27日に、ロット情報が「AB0001」の塩化カリウムが10個入荷し、検体試験の結果が適合であった場合を示す。
図1の説明に戻って、制御部230は、例えば、CPUやMPU等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現されるようにしてもよい。制御部230は、参照部231と、蓄積部232とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部230の内部構成は、図1に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
参照部231は、通信部210を介して端末装置100から取得情報を受信すると、マスタ記憶部221を参照して、受信した取得情報に対応するマスタ情報を読み出す。参照部231は、例えば、取得情報に含まれる品名コードと一致する品目のマスタ情報を読み出す。参照部231は、読み出したマスタ情報を通信部210を介して端末装置100に送信する。
蓄積部232は、通信部210を介して端末装置100から試験実施報告を受信すると、受信した試験実施報告を結果記憶部222に記憶して蓄積する。蓄積部232は、例えば、入荷日順に試験結果報告を記憶していき、例えば、検体試験支援システムの管理者によって1月ごとに集計することができる。
次に、実施例の検体試験支援システム1の動作について説明する。まず、サーバ装置200に各品目をマスタ登録する処理について説明する。図6は、マスタ登録処理の一例を示すフローチャートである。マスタ登録処理は、例えば、検体試験支援システム1の管理者が、図示しない管理用端末装置を用いてサーバ装置200にアクセスして行うものとする。サーバ装置200は、管理用端末装置から品目基本情報を受信し、マスタ記憶部221に記憶して登録する(ステップS1)。図4の例では、サーバ装置200は、品名コード「F0001」、品名「塩化カリウム」、および、品種「原料」を受信して、例えば、マスタ記憶部221の1レコード目に記憶する。
サーバ装置200は、管理用端末装置から検体採取情報を受信し、マスタ記憶部221に記憶して登録する(ステップS2)。図4の例では、サーバ装置200は、開封数量「n」、採取量「20g」、および、採取容器「褐色瓶」を受信して、例えば、マスタ記憶部221の1レコード目に記憶する。
サーバ装置200は、管理用端末装置から試験項目情報を受信し、マスタ記憶部221に記憶して登録する(ステップS3)。図4の例では、サーバ装置200は、試験項目コード「JUN」、試験項目名「純度試験」、試験回数「1」、および、試験内容「(1)液は無色澄明であること。結果=□」を受信して、例えば、マスタ記憶部221の1レコード目に記憶する。また、サーバ装置200は、試験項目コード「KAKU」、試験項目名「確認試験」、試験回数「n」、および、試験内容「(1)カリウム塩の定性反応を呈する。結果1=□・・・」を受信して、例えば、マスタ記憶部221の1レコード目に記憶する。なお、試験項目情報は、1つの品名コードについて、複数種類の試験項目を有する場合がある。サーバ装置200は、上述のステップS1〜S3の処理によって、1つの品目について品目基本情報、検体採取情報および試験項目情報を登録する。サーバ装置200は、管理者によって、他の品目についても同様にマスタ登録処理が行われる。これにより、各品目についてマスタ情報を登録できる。
続いて、検体試験支援処理について説明する。図7は、実施例の検体試験支援処理の一例を示すフローチャートである。端末装置100の取得部131は、図示しない生産管理システムのサーバ装置から、試験依頼を通信部110を介して受信する(ステップS11)。取得部131は、受信した試験依頼に基づいて、マスタ情報の取得を指示する取得情報を生成する。取得部131は、生成した取得情報を通信部110を介してサーバ装置200に送信する。
サーバ装置200の参照部231は、通信部210を介して端末装置100から取得情報を受信すると、マスタ記憶部221を参照して、受信した取得情報に対応するマスタ情報を読み出す。参照部231は、読み出したマスタ情報を通信部210を介して端末装置100に送信する。
端末装置100の取得部131は、サーバ装置200から通信部110を介して、取得情報、すなわち試験依頼に応じたマスタ情報を受信して取得する(ステップS12)。取得部131は、取得情報に応じたマスタ情報を第一の受付部132に出力する。また、取得部131は、試験依頼を第二の受付部133に出力する。
第一の受付部132は、取得部131から取得情報に応じたマスタ情報が入力される。第一の受付部132は、入力されたマスタ情報に基づいて、試験項目情報を受け付ける。第一の受付部132は、受け付けた試験項目情報を生成部134に出力する。また、第一の受付部132は、マスタ情報に基づいて、受け付けた試験項目情報に対応する品目基本情報および検体採取情報を生成部134に出力する。また、第二の受付部133は、試験依頼の品名と入荷個装数とを対応付けて受け付ける。第二の受付部133は、受け付けた入荷個装数を生成部134に出力する。
生成部134は、第一の受付部132から試験項目情報が入力され、第二の受付部133から入荷個装数が入力されると、試験指図の展開処理を実行する(ステップS13)。図8は、展開処理の一例を示すフローチャートである。生成部134は、試験項目情報のうち、未展開の試験項目があるか否かを判定する(ステップS131)。生成部134は、未展開の試験項目がない場合には(ステップS131:否定)、展開処理を終了して元の処理に戻る。生成部134は、未展開の試験項目がある場合には(ステップS131:肯定)、未展開の試験項目のうち先頭の試験項目について、試験項目名および試験内容を展開する(ステップS132)。
また、生成部134は、試験項目情報の試験回数を参照し、試験回数が変動するか否かを判定する(ステップS133)。生成部134は、試験回数が変動しない場合には(ステップS133:否定)、ステップS131に戻る。すなわち、試験回数が固定数で定義されている場合は、ステップS131に戻る。生成部134は、試験回数が変動する場合には(ステップS133:肯定)、ステップS134へ移行する。すなわち、試験回数が全数を示す「n」や所定の数式などで定義されている場合は、ステップS134へ移行する。生成部134は、入荷個装数と、第一の受付部132から入力される検体採取情報とに基づいて、開封数量を設定する(ステップS134)。
生成部134は、開封数量を設定すると、開封数量に応じた測定回数、すなわち試験回数を、試験内容に追加する(ステップS135)。つまり、生成部134は、試験指示情報および試験結果の入力項目を生成する。生成部134は、生成した試験指示情報および試験結果の入力項目に基づいて、試験指示情報の画面を生成し(ステップS136)、ステップS131に戻る。
図7の説明に戻って、生成部134は、生成した試験指示情報の画面を表示部111に出力して表示させる。生成部134は、試験指示情報の画面にて、ユーザにより入力項目に対する試験結果の入力を受け付ける(ステップS14)。生成部134は、受け付けた試験結果の値と試験項目情報とを含む試験実施報告を生成する(ステップS15)。生成部134は、生成した試験実施報告を表示部111に表示させる。また、生成部134は、生成した試験実施報告を通信部110を介してサーバ装置200に送信する。
サーバ装置200の蓄積部232は、通信部210を介して端末装置100から試験実施報告を受信すると、受信した試験実施報告を結果記憶部222に記憶して蓄積する。これにより、変動する可能性のある入荷個装数に対する検体試験を支援できる。また、医薬品の原料の入荷個装数に応じて、試験指示情報を生成し、所定数の試験結果の入力項目を生成するので、検査者が検査を行う際に、品質検査の数量に漏れや誤りが発生することを抑止できる。
このように、検体試験支援システム1は、医薬品の原料の品目と対応づけて、該品目について実行する複数種類の試験を特定する情報と、該複数種類の試験それぞれについて、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とするか、所定数に設定するかの指定とを受け付ける。また、検体試験支援システム1は、複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とされた試験については、品目について取得した入荷個装数に応じた数の試験を実施すべき試験指示情報を生成する。また、検体試験支援システム1は、複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を所定数とする設定とされた試験については、該所定数の試験を実施すべき試験指示情報を生成する。その結果、変動する可能性のある入荷個装数に対する検体試験を支援できる。
また、検体試験支援システム1は、医薬品に関する品目と対応づけて、該品目について実行する複数種類の試験を特定する情報と、該複数種類の試験それぞれについて、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とするか、所定数に設定するかの指定とを受け付ける。また、検体試験支援システム1は、複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とされた試験については、品目について取得した入荷個装数に応じた数の試験結果の入力項目を生成する。また、検体試験支援システム1は、複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を所定数とする設定とされた試験については、該所定数の試験結果の入力項目を生成する。その結果、変動する可能性のある入荷個装数に対する検体試験を支援できる。
また、検体試験支援システム1は、さらに、生成した入力項目に対する試験結果の入力を受け付ける。また、検体試験支援システム1は、受け付けた試験結果の値を、複数種類の試験のうちのいずれの試験であるかを示す情報と、試験の実施回数が決定された根拠を示す情報とともに含む試験実施報告を生成する。その結果、変動する可能性のある入荷個装数に対する検体試験に係る、入荷個装数に応じた試験実施報告を生成できる。
また、検体試験支援システム1は、複数種類の試験を特定する情報、および、検体数の設定の指定は、品目を示す情報、検体の開封数量および採取量を示す情報、ならびに、複数種類の試験項目を示す情報を含むマスタ情報に基づいて受け付ける。その結果、マスタ情報に応じて、容易に品目に応じた検体試験を支援できる。
また、検体試験支援システム1は、さらに、マスタ情報に基づいて採取された、検体の採取量の入力を受け付ける。その結果、検体試験に用いた実際の検体の採取量を取得できる。
なお、上記実施例では、マスタ記憶部221と結果記憶部222をサーバ装置200に設け、クライアント−サーバ方式のシステムとしたが、これに限定されない。例えば、端末装置100に、マスタ記憶部と結果記憶部を設けて、サーバ装置200を設けない構成としてもよい。
また、上記実施例では、検体試験の試験項目として、純度試験、確認試験および定量試験を挙げたが、これに限定されない。例えば、試験項目は、入荷する品目に応じて適宜変更してもよい。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、取得部131と、第一の受付部132と、第二の受付部133とを統合して受付部としてもよい。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図9は、検体試験支援プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図9が示すように、コンピュータ300は、各種演算処理を実行するCPU301と、データ入力を受け付ける入力装置302と、モニタ303とを有する。また、コンピュータ300は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置304と、各種装置と接続するためのインタフェース装置305と、他の情報処理装置等と有線または無線により接続するための通信装置306とを有する。また、コンピュータ300は、各種情報を一時記憶するRAM307と、ハードディスク装置308とを有する。また、各装置301〜308は、バス309に接続される。
ハードディスク装置308には、図1に示した取得部131、第一の受付部132、第二の受付部133および生成部134の各処理部と同様の機能を有する検体試験支援プログラムが記憶される。また、ハードディスク装置308には、マスタ記憶部221、結果記憶部222、および、検体試験支援プログラムを実現するための各種データが記憶される。入力装置302は、例えば、コンピュータ300のユーザから試験結果、操作情報等の各種情報の入力を受け付ける。モニタ303は、例えば、コンピュータ300のユーザに対して試験指示情報の画面や各種画面を表示する。インタフェース装置305は、例えば印刷装置等が接続される。通信装置306は、例えば、図1に示した通信部110と同様の機能を有しネットワークNと接続され、他の端末装置やサーバ装置と各種情報をやりとりする。
CPU301は、ハードディスク装置308に記憶された各プログラムを読み出して、RAM307に展開して実行することで、各種の処理を行う。また、これらのプログラムは、コンピュータ300を図1に示した取得部131、第一の受付部132、第二の受付部133および生成部134として機能させることができる。
なお、上記の検体試験支援プログラムは、必ずしもハードディスク装置308に記憶されている必要はない。例えば、コンピュータ300が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ300が読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータ300が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこの検体試験支援プログラムを記憶させておき、コンピュータ300がこれらから検体試験支援プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上、本実施例を含む実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)医薬品の原料の品目と対応づけて、該品目について実行する複数種類の試験を特定する情報と、該複数種類の試験それぞれについて、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とするか、所定数に設定するかの指定とを受け付け、
前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を前記入荷個装数に連動させる設定とされた試験については、前記品目について取得した入荷個装数に応じた数の試験を実施すべき試験指示情報を生成し、前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を所定数とする設定とされた試験については、該所定数の試験を実施すべき試験指示情報を生成する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする検体試験支援方法。
(付記2)医薬品に関する品目と対応づけて、該品目について実行する複数種類の試験を特定する情報と、該複数種類の試験それぞれについて、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とするか、所定数に設定するかの指定とを受け付け、
前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を前記入荷個装数に連動させる設定とされた試験については、前記品目について取得した入荷個装数に応じた数の試験結果の入力項目を生成し、前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を所定数とする設定とされた試験については、該所定数の試験結果の入力項目を生成する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする検体試験支援方法。
(付記3)さらに、生成した前記入力項目に対する試験結果の入力を受け付け、
受け付けた試験結果の値を、前記複数種類の試験のうちのいずれの試験であるかを示す情報と、試験の実施回数が決定された根拠を示す情報とともに含む試験実施報告を生成することを特徴とする付記2に記載の検体試験支援方法。
(付記4)前記複数種類の試験を特定する情報、および、前記検体数の設定の指定は、前記品目を示す情報、検体の開封数量および採取量を示す情報、ならびに、複数種類の試験項目を示す情報を含むマスタ情報に基づいて受け付けることを特徴とする付記2または3に記載の検体試験支援方法。
(付記5)さらに、前記マスタ情報に基づいて採取された、前記検体の採取量の入力を受け付けることを特徴とする付記4に記載の検体試験支援方法。
(付記6)医薬品の原料の品目と対応づけて、該品目について実行する複数種類の試験を特定する情報と、該複数種類の試験それぞれについて、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とするか、所定数に設定するかの指定とを受け付ける第一の受付部と、
医薬品の原料の品目と対応づけて、該品目の入荷個装数を受け付ける第二の受付部と、
前記第一の受付部が受け付けた前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を前記入荷個装数に連動させる設定とされた試験については、前記第二の受付部により前記品目について受け付けた入荷個装数に応じた数の試験を実施すべき試験指示情報を生成し、前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を所定数とする設定とされた試験については、該所定数の試験を実施すべき試験指示情報を生成する生成部と
を有することを特徴とする検体試験支援システム。
(付記7)医薬品の原料の品目と対応づけて、該品目について実行する複数種類の試験を特定する情報と、該複数種類の試験それぞれについて、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とするか、所定数に設定するかの指定とを受け付ける第一の受付部と、
医薬品の原料の品目と対応づけて、該品目の入荷個装数を受け付ける第二の受付部と、
前記第一の受付部が受け付けた前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を前記入荷個装数に連動させる設定とされた試験については、前記第二の受付部により前記品目について受け付けた入荷個装数に応じた数の試験結果の入力項目を生成し、前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を所定数とする設定とされた試験については、該所定数の試験結果の入力項目を生成する生成部と
を有することを特徴とする検体試験支援システム。
(付記8)さらに、前記生成部は、生成した前記入力項目に対する試験結果の入力を受け付け、
受け付けた試験結果の値を、前記複数種類の試験のうちのいずれの試験であるかを示す情報と、試験の実施回数が決定された根拠を示す情報とともに含む試験実施報告を生成することを特徴とする付記7に記載の検体試験支援システム。
(付記9)前記複数種類の試験を特定する情報、および、前記検体数の設定の指定は、前記品目を示す情報、検体の開封数量および採取量を示す情報、ならびに、複数種類の試験項目を示す情報を含むマスタ情報に基づいて受け付けることを特徴とする付記7または8に記載の検体試験支援システム。
(付記10)さらに、前記マスタ情報に基づいて採取された、前記検体の採取量の入力を受け付けることを特徴とする付記9に記載の検体試験支援システム。
(付記11)医薬品の原料の品目と対応づけて、該品目について実行する複数種類の試験を特定する情報と、該複数種類の試験それぞれについて、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とするか、所定数に設定するかの指定とを受け付け、
前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を前記入荷個装数に連動させる設定とされた試験については、前記品目について取得した入荷個装数に応じた数の試験を実施すべき試験指示情報を生成し、前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を所定数とする設定とされた試験については、該所定数の試験を実施すべき試験指示情報を生成する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする検体試験支援プログラム。
(付記12)医薬品に関する品目と対応づけて、該品目について実行する複数種類の試験を特定する情報と、該複数種類の試験それぞれについて、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とするか、所定数に設定するかの指定とを受け付け、
前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を前記入荷個装数に連動させる設定とされた試験については、前記品目について取得した入荷個装数に応じた数の試験結果の入力項目を生成し、前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を所定数とする設定とされた試験については、該所定数の試験結果の入力項目を生成する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする検体試験支援プログラム。
(付記13)さらに、生成した前記入力項目に対する試験結果の入力を受け付け、
受け付けた試験結果の値を、前記複数種類の試験のうちのいずれの試験であるかを示す情報と、試験の実施回数が決定された根拠を示す情報とともに含む試験実施報告を生成することを特徴とする付記12に記載の検体試験支援プログラム。
(付記14)前記複数種類の試験を特定する情報、および、前記検体数の設定の指定は、前記品目を示す情報、検体の開封数量および採取量を示す情報、ならびに、複数種類の試験項目を示す情報を含むマスタ情報に基づいて受け付けることを特徴とする付記12または13に記載の検体試験支援プログラム。
(付記15)さらに、前記マスタ情報に基づいて採取された、前記検体の採取量の入力を受け付けることを特徴とする付記14に記載の検体試験支援プログラム。
1 検体試験支援システム
100 端末装置
110 通信部
111 表示部
112 操作部
120 記憶部
130 制御部
131 取得部
132 第一の受付部
133 第二の受付部
134 生成部
200 サーバ装置
210 通信部
220 記憶部
221 マスタ記憶部
222 結果記憶部
230 制御部
231 参照部
232 蓄積部
N ネットワーク

Claims (9)

  1. 医薬品の原料の品目と対応づけて、該品目について実行する複数種類の試験を特定する情報と、該複数種類の試験それぞれについて、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とするか、所定数に設定するかの指定とを受け付け、
    前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を前記入荷個装数に連動させる設定とされた試験については、前記品目について取得した入荷個装数に応じた数の試験を実施すべき試験指示情報を生成し、前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を所定数とする設定とされた試験については、該所定数の試験を実施すべき試験指示情報を生成する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする検体試験支援方法。
  2. 医薬品に関する品目と対応づけて、該品目について実行する複数種類の試験を特定する情報と、該複数種類の試験それぞれについて、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とするか、所定数に設定するかの指定とを受け付け、
    前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を前記入荷個装数に連動させる設定とされた試験については、前記品目について取得した入荷個装数に応じた数の試験結果の入力項目を生成し、前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を所定数とする設定とされた試験については、該所定数の試験結果の入力項目を生成する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする検体試験支援方法。
  3. さらに、生成した前記入力項目に対する試験結果の入力を受け付け、
    受け付けた試験結果の値を、前記複数種類の試験のうちのいずれの試験であるかを示す情報と、試験の実施回数が決定された根拠を示す情報とともに含む試験実施報告を生成することを特徴とする請求項2に記載の検体試験支援方法。
  4. 前記複数種類の試験を特定する情報、および、前記検体数の設定の指定は、前記品目を示す情報、検体の開封数量および採取量を示す情報、ならびに、複数種類の試験項目を示す情報を含むマスタ情報に基づいて受け付けることを特徴とする請求項2または3に記載の検体試験支援方法。
  5. さらに、前記マスタ情報に基づいて採取された、前記検体の採取量の入力を受け付けることを特徴とする請求項4に記載の検体試験支援方法。
  6. 医薬品の原料の品目と対応づけて、該品目について実行する複数種類の試験を特定する情報と、該複数種類の試験それぞれについて、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とするか、所定数に設定するかの指定とを受け付ける第一の受付部と、
    医薬品の原料の品目と対応づけて、該品目の入荷個装数を受け付ける第二の受付部と、
    前記第一の受付部が受け付けた前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を前記入荷個装数に連動させる設定とされた試験については、前記第二の受付部により前記品目について受け付けた入荷個装数に応じた数の試験を実施すべき試験指示情報を生成し、前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を所定数とする設定とされた試験については、該所定数の試験を実施すべき試験指示情報を生成する生成部と
    を有することを特徴とする検体試験支援システム。
  7. 医薬品の原料の品目と対応づけて、該品目について実行する複数種類の試験を特定する情報と、該複数種類の試験それぞれについて、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とするか、所定数に設定するかの指定とを受け付ける第一の受付部と、
    医薬品の原料の品目と対応づけて、該品目の入荷個装数を受け付ける第二の受付部と、
    前記第一の受付部が受け付けた前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を前記入荷個装数に連動させる設定とされた試験については、前記第二の受付部により前記品目について受け付けた入荷個装数に応じた数の試験結果の入力項目を生成し、前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を所定数とする設定とされた試験については、該所定数の試験結果の入力項目を生成する生成部と
    を有することを特徴とする検体試験支援システム。
  8. 医薬品の原料の品目と対応づけて、該品目について実行する複数種類の試験を特定する情報と、該複数種類の試験それぞれについて、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とするか、所定数に設定するかの指定とを受け付け、
    前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を前記入荷個装数に連動させる設定とされた試験については、前記品目について取得した入荷個装数に応じた数の試験を実施すべき試験指示情報を生成し、前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を所定数とする設定とされた試験については、該所定数の試験を実施すべき試験指示情報を生成する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする検体試験支援プログラム。
  9. 医薬品に関する品目と対応づけて、該品目について実行する複数種類の試験を特定する情報と、該複数種類の試験それぞれについて、試験対象とする検体数を入荷個装数に連動させる設定とするか、所定数に設定するかの指定とを受け付け、
    前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を前記入荷個装数に連動させる設定とされた試験については、前記品目について取得した入荷個装数に応じた数の試験結果の入力項目を生成し、前記複数種類の試験のうち、試験対象とする検体数を所定数とする設定とされた試験については、該所定数の試験結果の入力項目を生成する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする検体試験支援プログラム。
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