JP3437510B2 - 小分け管理方法、投入管理方法、小分け投入管理方法並びに小分け投入管理システム - Google Patents

小分け管理方法、投入管理方法、小分け投入管理方法並びに小分け投入管理システム

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JP3437510B2
JP3437510B2 JP30967999A JP30967999A JP3437510B2 JP 3437510 B2 JP3437510 B2 JP 3437510B2 JP 30967999 A JP30967999 A JP 30967999A JP 30967999 A JP30967999 A JP 30967999A JP 3437510 B2 JP3437510 B2 JP 3437510B2
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  • General Factory Administration (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原料の小分けを管
理する方法、原料の投入を管理する方法、小分け投入管
理方法及びそのシステムに係わり、特に多品種生産品の
製造に好適な方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】サラダドレッシング、サラダ調理品、調
理冷凍食品、缶詰食品、あるいは化粧品、医薬品、塗料
ペイント等のような多品種生産品は、多種類の原料を用
いて多様な調合を行って製造する必要がある。先ず、原
料毎に秤量して小分けした後小分け容器に収納し、小分
け容器を投入場所へ運搬し、さらにそれぞれの原料を調
合手順に従って攪拌釜等に順番に投入して調合する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は小分け
作業、あるいは投入作業に必要な確認作業を、紙面に印
刷した情報を作業者が読み取って行っていた。従来用い
ていたチェック表の一例を、図20〜図23に示す。
【0004】原料の小分け作業を行う際に必要な確認作
業は、図20に示されたような原料準備チェック表を用
いて行っていた。この原料準備チェック表に、図21に
示されたように、原料を準備した日、配合日、また各々
の原料A、B、C、…の色調や臭気に異常がないかどう
かチェック結果を作業者が手書きで書き込み、さらに品
温、ロット番号、並びに作業者名を書き込んでいた。
【0005】投入作業に関しても、図22に示されたよ
うな配合確認表を用いていた。そして、図23に示され
たように各々の原料の1回目、2回目、…において準備
する小分け容器の数並びに投入の確認、加熱開始及び終
了時間、品温等のチェック結果を記入していた。
【0006】しかし、このような作業者の手書きによる
確認作業では、作業員の思いこみ等による人為的な誤り
が生じやすく、原料数、仕込回数が増加するにしたがっ
て原料投入ミスが発生し、これを有効に防止することが
できなかった。さらに、迅速にアクセスが可能な状態で
実績を記録として残すことが困難であり、合理化等によ
り工程が変更されたような場合にも変更された内容で作
業が行われたかどうかを確認することができなかった。
【0007】また、小分け作業に必要な情報と、投入作
業に必要な情報とがリンクしておらず、小分けした原料
を投入する際に必要な原料の確認作業に誤りが生じやす
いという問題があった。小分け作業と投入作業とは、一
般に離れた場所で、異なる作業者によって行われてい
た。従って、小分けされた原料を投入場所まで運搬して
投入する際に、投入すべき原料と異なる原料を誤って投
入する事故があった。
【0008】本発明は上記事情に鑑み、人為的な誤りを
防止し歩留まりを向上させることが可能な小分け管理方
法、投入管理方法、小分け投入管理方法及びそのシステ
ムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の小分け投入管理
システムは、製造計画を与えられ、複数の原料毎に必要
な量と各々の原料を配合する手順とを含む小分け配合マ
スタを作成し、この小分け配合マスタを用いて小分けラ
ベルの発行に必要なラベル情報を各々の原料毎に作成
し、さらに前記小分け配合マスタに基づいて作業指示を
出力する少なくとも1つのコンピュータと、前記ラベル
情報を与えられて小分けラベルを各々の原料毎に発行す
るラベル発行機と、小分け作業側に設けられ、前記コン
ピュータに接続されて前記作業指示を与えられる第1の
入出力接点制御装置と、前記第1の入出力接点制御装置
に接続されて動作を制御され、前記小分けラベルを読み
取り、読み取った情報を前記第1の入出力接点制御装置
を介して前記コンピュータに転送する読取装置と、前記
第1の入出力接点制御装置に接続されて動作を制御さ
れ、前記コンピュータから前記作業指示を与えられてそ
の内容を表示し、操作者が入力した情報を前記第1の入
出力接点制御装置を介して前記コンピュータに転送する
第1の表示及び入力部と、前記第1の入出力接点制御装
置に接続されて動作を制御され、各々の原料を秤量し、
秤量した測定データを前記第1の入出力接点制御装置を
介して前記コンピュータに転送する秤量器と、投入作業
側に設けられ、前記コンピュータに接続されて前記作業
指示を与えられる第2の入出力接点制御装置と、前記第
2の入出力接点制御装置に接続されて動作を制御され、
前記小分けラベルの情報を読み取り、読み取った情報を
前記第2の入出力接点制御装置を介して前記コンピュー
タに転送する読取装置と、前記第2の入出力接点制御装
置に接続されて動作を制御され、前記コンピュータから
前記作業指示を与えられてその内容を表示し、操作者が
入力した情報を前記第2の入出力接点制御装置を介して
前記コンピュータに転送する第2の表示及び入力部と、
前記第2の入出力接点制御装置に接続されて動作を制御
され、各々の原料を投入されて攪拌を行う攪拌釜と、前
記第2の入出力接点制御装置に接続されて動作を制御さ
れ、前記攪拌釜への各々の原料の投入を行う原料投入装
置と、を備え、前記コンピュータは、前記第2の読取装
置が読み取った情報と前記小分け配合マスタの情報とを
比較照合し、投入すべき原料が全て手順通りに前記攪拌
釜に投入されるように前記作業指示を出力することを特
徴とする。
【0010】また、本発明の小分け管理方法は、製造計
画を与えられ、複数の原料毎に必要な量と各々の原料を
配合する手順とを含む小分け配合マスタをコンピュータ
を用いて作成するステップと、前記小分け配合マスタに
含まれる情報に基づいて、小分けラベルをラベル発行機
を用いて各々の原料毎に発行し、この小分けラベルを対
応する小分け容器に貼り付けるステップと、前記小分け
容器に貼り付けられた前記小分けラベルを読取装置を用
いて読み取り、読み取った情報を表示部に表示するステ
ップと、前記表示部に表示された情報に従い、各々の原
料を秤量して対応する前記小分け容器に収納し、秤量の
測定データを前記コンピュータに保存させるステップ
と、を備えたことを特徴とする。
【0011】本発明の小分け管理方法は、製造計画を与
えられ、複数の原料毎に必要な量と各々の原料を配合す
る手順とを含む小分け配合マスタをコンピュータを用い
て作成するステップと、前記小分け配合マスタに含まれ
る各々の原料に関する情報を抽出し、この情報に基づい
て、秤量器を用いて原料を秤量して小分け容器に収納
し、秤量の測定データを前記コンピュータに保存させる
ステップと、前記小分け配合マスタに含まれる情報を用
いて、小分けラベルをラベル発行機を用いて各々の原料
毎に発行し、この小分けラベルを対応する前記小分け容
器に貼り付けるステップと、を備えたことを特徴とす
る。
【0012】また、本発明の投入管理方法は、製造計画
を与えられ、複数の原料毎に必要な量と各々の原料を配
合する手順とを含む小分け配合マスタをコンピュータを
用いて作成し保持するステップと、各々の原料が小分け
されて収納された小分け容器に貼り付けられた小分けラ
ベルを読取装置を用いて読み取るステップと、前記製造
計画と、読み取った前記小分けラベルの情報とを前記コ
ンピュータを用いて照合し、製造計画通りである場合に
投入及び処理の手順を表示装置に表示するステップと、
製造計画通りである場合、前記小分け容器毎にそれぞれ
の小分けラベルを前記読取装置を用いて読み取るステッ
プと、それぞれ読み取った前記小分けラベルの情報と前
記小分け配合マスタとを照合し、一致した場合にこの小
分けラベルが貼り付けられた小分け容器の原料を攪拌釜
に投入するステップと、前記攪拌釜に投入された各々の
原料に対し、前記小分け配合マスタに従って所定の処理
を行うステップと、を備えたことを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の小分け投入管理方法は、
製造計画を与えられ、複数の原料毎に必要な量と各々の
原料を配合する手順とを含む小分け配合マスタをコンピ
ュータを用いて作成し保持するステップと、前記小分け
配合マスタに含まれる情報に基づいて、小分けラベルを
ラベル発行機を用いて発行し、この小分けラベルを対応
する前記小分け容器に貼り付けるステップと、前記小分
け袋に貼り付けられた前記小分けラベルを読取装置を用
いて小分け情報を読み取り、読み取った情報を表示部に
表示するステップと、前記表示部に表示された情報に従
い、各々の原料を秤量して対応する前記小分け容器に収
納し、秤量の測定データを前記コンピュータに保存させ
るステップと、前記小分け容器に貼り付けられた前記小
分けラベルを前記読取装置を用いて読み取るステップ
と、前記製造計画と、読み取った前記小分けラベルの情
報とを前記コンピュータを用いて照合し、製造計画通り
である場合に投入及び処理の手順を表示装置に表示する
ステップと、製造計画通りである場合、前記小分け容器
毎にそれぞれの小分けラベルを前記読取装置を用いて読
み取るステップと、それぞれ読み取った前記小分けラベ
ルの情報と前記小分け配合マスタとを照合し、一致した
場合にこの小分けラベルが貼り付けられた小分け容器の
原料を攪拌釜に投入するステップと、前記攪拌釜に投入
された各々の原料に対し、前記小分け配合マスタに従っ
て所定の処理を行うステップと、を備えたことを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態として
サラダドレッシング等の食品の製造を例にとり、食品の
原料の小分け管理方法、投入管理方法、小分け投入管理
方法及びそのシステムについて図面を参照して説明す
る。
【0015】本発明の第1の実施の形態による小分け投
入管理システムは、図1に示されたような構成を備えて
いる。上位ホストコンピュータ1に下位コンピュータ2
が接続され、下位コンピュータ2にラベル発行機3、表
示部4及び入力部5が接続されている。また、下位コン
ピュータ2には、複数台の入出力接点制御装置11a、
11b、11cが接続されている。入出力接点制御装置
11aには秤量器12、読取装置13a、表示及び入力
部14aが接続され、入出力接点制御装置11bには読
取装置13b、表示及び入力部14bが接続され、入出
力接点制御装置11cには加圧・加熱・冷却・攪拌釜1
5、原料投入装置16がそれぞれ接続されている。
【0016】ここで、入出力接点制御装置としては、プ
ログラムロジックコントローラ(以下、PLCという)
やFA用ネットワークコントローラ等がある。
【0017】上位ホストコンピュータ1には、製造計画
が作成されて保存されている。
【0018】下位コンピュータ2には、上位ホストコン
ピュータ1から製造計画が与えられ、この情報に基づい
て小分けラベルに必要な情報が作成される。
【0019】表示部4は小分け作業に必要な情報や製造
計画、後述する小分け記録(データ)や投入記録(デー
タ)等を表示し、入力部5には作業者により下位コンピ
ュータへの必要な情報の入力が行われる。ラベル発行機
3は、小分けラベルの印刷及び発行を行う。
【0020】入出力接点制御装置11a〜11cは、下
位コンピュータ2から与えられた作業指示に基づき、そ
れぞれ接続された秤量器12や入力及び表示部14a等
の制御を行う。また入出力接点制御装置11aは、秤量
作業を行う装置の制御を行うために設けられ、入出力接
点制御装置11b及び11cは、投入作業を行う装置の
制御のために設けられている。
【0021】秤量器12は、各原料の秤量を行い、その
結果を入出力接点制御装置11aに通知する。
【0022】読取装置13a、13bは例えばバーコー
ドリーダで構成され、小分けラベルに印刷されたバーコ
ードを読み取ってその情報を入出力接点制御装置11
a、入出力接点制御装置11bに通知する。
【0023】入力及び表示部14a、14bは、表示部
14a1及びタッチ入力部14a2、表示部14b1及
びタッチ入力部14b2をそれぞれ有し、下位コンピュ
ータ2から入出力接点制御装置11a、11bを介して
与えられた情報を表示し、また作業者が入力したデータ
を受け取る。また、入力及び表示部14aは、読取装置
13aが読み取った情報、即ち原料名や小分け重量等も
表示する。この表示は、作業者が小分け秤量を行うとき
に用いられる。
【0024】原料投入装置16は、原料を加圧・加熱・
冷却・攪拌釜15に投入するものである。塩等の固体原
料は、作業者が手作業で投入する場合と原料投入装置1
6を用いて自動的に投入する場合とがあり、水やオイル
等の液体原料は殆どの場合原料投入装置16により所定
量自動的に投入される。
【0025】加圧・加熱・冷却・攪拌釜15は、投入さ
れた原料の加圧、加熱、冷却又は攪拌を行って食品の製
造を行う。
【0026】本システムにおける動作については、後述
する第6〜第16の実施の形態による小分け管理方法、
投入管理方法、小分け投入管理方法の説明において後述
する。
【0027】本発明の第2の実施の形態による小分け投
入管理システムは、第2図に示されるような構成を備え
ている。上記第1の実施の形態と比較し、上位ホストコ
ンピュータ1を備えておらず、また3台の入出力接点制
御装置11a〜11cを2台の入出力接点制御装置11
〜11bに削減している点が相違する。
【0028】下位コンピュータ2は、入出力接点制御装
置11a〜11bの制御のみならず、製造計画の作成及
び保存も併せて行う。入出力接点制御装置11bには、
読取装置13b、入力及び表示部14bに加えて、加圧
・加熱・冷却・攪拌釜15、原料投入装置16の制御も
併せて行う。また、入出力接点制御装置11aには、原
料小分け装置17が接続されている。
【0029】図3に、本発明の第3の実施の形態による
小分け投入管理システムの構成を示す。本システムは、
上記第1の実施の形態に対して入出力接点制御装置11
a1〜11a3、入出力接点制御装置11d1〜11d
2に接続された装置の構成が相違する。
【0030】入出力接点制御装置11a1〜11a2に
は、それぞれ秤量器12a〜12b、読取装置13a〜
13b、入力及び表示部14a〜14bが接続されてい
る。入出力接点制御装置11a3には、秤量器12c、
原料小分け装置17、ラベル発行機3a、入力及び表示
部14cが接続されている。また、入出力接点制御装置
11d1〜11d2には、それぞれ読取装置13d〜1
3e、入力及び表示部14d〜14e、加圧・加熱・冷
却・攪拌釜15a〜15b、原料投入装置16a1〜1
6a3及び16b1〜16b3が接続されている。
【0031】本発明の第4の実施の形態による小分け投
入管理システムは、図4に示された構成を備えている。
上記第3の実施の形態では1台の下位コンピュータ2に
5台の入出力接点制御装置11a1〜11a3、11d
1〜11d2を接続しているが、本実施の形態は3台の
下位コンピュータ2a〜2cを備えている点が相違す
る。下位コンピュータ2aには入出力接点制御装置11
a1〜11a3が接続され、下位コンピュータ2bには
入出力接点制御装置11d1、下位コンピュータ2cに
は入出力接点制御装置11d2がそれぞれ接続されてい
る。
【0032】図5に示された本発明の第5の実施の形態
による小分け投入管理システムは、上記第4の実施の形
態における上位ホストコンピュータ1を削除し、下位コ
ンピュータ2a〜2cが並列に接続された構成を備えて
いる。この下位コンピュータ2a〜2cのいずれかにお
いて、製造計画の作成及び保存が行われる。
【0033】次に、本発明の第6の実施の形態による小
分け管理方法について、その手順を示した図6(a)の
フローチャートを用いて説明する。ここで、図6(b)
に示されたように、フローチャートで用いている各種記
号S01〜S05は、それぞれ処理、作業者の手操作入
力、作業者による手作業、判断、データ保存を示すもの
とする。
【0034】先ず、ステップS100として、上位ホス
トコンピュータから下位コンピュータへ製造計画がダウ
ンロードされ、あるいは上位ホストコンピュータが設け
られていない場合は下位コンピュータに製造計画が与え
られて保存される。
【0035】ステップS120として、下位コンピュー
タにおいて、製造計画に基づいて小分け配合マスタが作
成される。小分け配合マスタの一例を図17に示す。こ
れは、食品を製造するための原料の配合レシピに相当す
るもので、それぞれの原料を投入していく順序や、流量
の確認、攪拌等の各種作業の手順が示されている。
【0036】このような小分け配合マスタを用いて、原
料の小分け作業に移行する。小分け作業には、作業者に
よる手秤量と機械秤量とがある。手秤量では、ステップ
S140として下位コンピュータにおいて小分け配合マ
スタの情報を用いて小分けラベルを作成し、ラベル発行
機で小分けラベルを印刷、発行し、作業者が手作業によ
り又はラベル発行機が自動的に小分け容器へ貼り付け
る。
【0037】小分けラベルは、例えば図18に示される
ように、作業者が目視確認できるような表示情報21
と、読取装置が読み取るためのバーコード22とを記載
している。情報の内容としては、投入場所(ドレミキサ
ー2F)、投入順(04)、原料名、製品名、重量
(1.000kg)、回数(2回)、個数(2−1)、
仕込日(96年8月22日)が含まれている。より具体
的には、作業者が目視確認できる表示情報としては、例
えば投入場所、原料名、製品名、仕込日等があり、望ま
しくは重量、投入順、回数、個数が含まれる。読取装置
が読み取る情報としては、例えば原料名、重量、製品
名、投入場所、仕込日等があり、望ましくは投入順が含
まれる。
【0038】このような小分けラベルを小分け容器に貼
り付けた後、ステップS160として読取装置が小分け
ラベルに含まれるバーコードを読み取る。
【0039】ステップS180として、作業者が入出力
接点制御装置に接続された秤量器を用いて手作業で原料
の秤量を行う。この場合、表示及び入力部における表示
器に秤量している値と秤量すべき値とが表示され、作業
者が一致したと判断するとタッチ入力部において秤量終
了の入力を行う。ステップS200として入出力接点制
御装置が秤量値の照合を行い、許容できる範囲内に値が
収まっている場合は一致したとみなして次のステップへ
移行する。即ち、手秤量であっても入出力接点制御装置
又は下位コンピュータが秤量値が一致したことを確認し
ないと次のステップへ移行しないので、誤操作を防ぐこ
とができる。
【0040】ステップS220として秤量データが入出
力接点制御装置から下位コンピュータへ転送され、保存
される。
【0041】機械秤量の場合には、ステップS120か
らステップS240へ移行する。この場合は入出力接点
制御装置により制御される秤量器によって自動的に秤量
が行われる。ステップS260として秤量値の照合が行
われ、小分け自動充填をしながら秤量する。
【0042】ステップS280として、下位コンピュー
タからラベル発行機へ小分けラベルに必要な情報が転送
され、小分けラベルが印刷、発行されて小分け容器に貼
り付けられる。手秤量では、秤量作業を行う前に小分け
ラベルを発行して小分け容器に張り付け、小分けラベル
を読み取って表示部に表示し、作業者がこの表示内容に
基づいて秤量を行う。これに対し、機械秤量では秤量作
業のために小分けラベルを発行する必要はないが、この
後の投入作業において原料の確認を行う必要上小分けラ
ベルの発行及び貼り付けを行う。
【0043】ステップS300として、秤量データが入
出力接点制御装置から下位コンピュータへ転送されて保
存される。
【0044】本発明の第7、第8の実施の形態として、
手秤量により小分けを行う場合の手順をより詳細に示し
た場合について説明する。第7の実施の形態は、図7に
示された手順で処理を行う。
【0045】ステップS100における製造計画の転
送、ステップS120における小分け配合マスタの作
成、ステップS140における小分けラベルの発行、貼
り付け作業は、上記第6の実施の形態におけるものと同
様である。
【0046】ステップS141として、作業者が量り取
る原料を秤量器の前に運搬し、秤量の準備を行う。
【0047】ステップS160として、読取装置が小分
けラベルに含まれるバーコードを読み取る。
【0048】ステップS180として、作業者が秤量器
を用いて手作業で原料の秤量を行う。上記第6の実施の
形態と同様に、表示及び入力部における表示器に秤量し
ている値と秤量すべき値とが表示され、作業者が一致し
たと判断するとタッチ入力部において秤量終了の入力を
行う。ステップS200として入出力接点制御装置が秤
量値の照合を行い、許容できる範囲内に値が収まってい
る場合は一致したとみなして次のステップへ移行する。
【0049】ステップS220として、秤量データが入
出力接点制御装置から下位コンピュータへ転送され、保
存される。
【0050】ステップS221として、量り取った原料
を元の原料から差し引いた残りの原料の計算を下位コン
ピュータで行なわせることができる。
【0051】ステップS222として、小分け処理が終
了したか否かを判断する。小分けラベルを貼り付けた小
分け容器が複数個存在する場合には、ステップS141
〜ステップS222の処理を小分け容器の数だけ行い、
ステップS301として小分け処理を終了する。
【0052】本発明の第8の実施の形態は、図8に示さ
れるような手順で小分け作業を行う。ステップS10
0、S120、S140における処理の内容は、上記第
6、第7の実施の形態と同様である。
【0053】ステップS160として、小分けラベルの
読み取りを行う。ステップS161として、量りとる元
原料が収納されている元袋や元箱等に貼り付けられてい
るラベルの読み取りが読取装置によって行われる。
【0054】ステップS162として、小分けラベルに
表示された原料名と元原料のラベルに表示された原料名
との照合が入出力接点制御装置によって行われる。一致
しない場合は、小分け容器又は元原料を入れ替えて、ス
テップS160、ステップS161における処理をやり
直す。
【0055】ステップS162における照合で原料名が
一致すると、ステップS180において作業者により秤
量が行われる。ステップS200において秤量値が一致
すると、ステップS220として秤量データが入出力接
点制御装置から下位コンピュータへ転送されて保存さ
れ、ステップS222又はS241へ移行する。
【0056】ステップS222は、下位コンピュータに
よる判断で小分け処理が終了したか否かを判断するもの
であり、ステップS241は作業者が小分け処理が終了
したと判断した場合にタッチ入力部にその旨を入力する
ものである。そして、ステップS301として終了す
る。
【0057】本発明の第9の実施の形態による小分け管
理方法は、図9に示された手順で機械秤量を行う。本実
施の形態は、上記第6の実施の形態におけるステップS
240の自動秤量の内容を、より詳細なステップに分け
たものに相当する。
【0058】ステップS100における製造計画、ステ
ップS120における小分け配合マスタの処理の内容
は、上記第6の実施の形態と同様である。
【0059】このような小分け配合マスタを用いて、原
料の小分け作業に移行する。ステップS240−1とし
て、小分けすべき原料に関するデータを小分け配合マス
タから抽出する処理を下位コンピュータが行う。
【0060】ステップS240−2として、小分け原料
データを取得する。
【0061】ステップS240−3として、作業者が表
示及び入力部に小分け作業を開始する旨の入力を行う。
【0062】ステップS240−4として、下位コンピ
ュータが原料小分け装置を制御する入出力接点制御装置
に向けて小分け原料データを送信する。
【0063】ステップS240−5において、下位コン
ピュータが表示部に小分けに用いる容器又は袋等の表示
を行う。
【0064】ステップS240−6として、作業者が表
示内容に従い使用容器を選択し、秤量器における秤量さ
れた原料を充填するため所定の位置に設置する。
【0065】ステップS240−7として、作業者が表
示及び入力部に対し、秤量を開始する旨の入力を行う。
【0066】ステップS240−8として、入出力接点
制御装置の制御により秤量器が小分けすべき原料を所定
重量だけ自動的に秤量し、設置された容器のなかに自動
的に充填する。
【0067】ステップS260として秤量値の照合が行
われ、一致した場合はステップS261へ移行し、容器
又は袋を密封する。
【0068】ステップS280として、下位コンピュー
タからラベル発行機へ小分けラベルに必要な情報が転送
され、小分けラベルが印刷、発行されて小分け容器に貼
り付けられる。
【0069】ステップS300として、秤量データが入
出力接点制御装置から下位コンピュータへ転送されて保
存される。
【0070】本発明の第10の実施の形態による小分け
管理方法は、上記第9の実施の形態と同様に図10に示
された手順で機械秤量を行う。本実施の形態は上記第9
の実施の形態と比較し、小分け作業を複数回行う場合に
用いる容器が同一が否かで処理の進め方が異なる点で相
違する。
【0071】ステップS100における製造計画、ステ
ップS120における小分け配合マスタの処理、ステッ
プS240−1における小分けすべき原料に関するデー
タの抽出、ステップS240−2における小分け原料デ
ータ、ステップS240−3における小分け開始入力の
内容は、上記第9の実施の形態と同様である。
【0072】ステップS240−5における使用容器の
表示とステップS240−4における小分け原料データ
の送信は、上記第9の実施の形態と順序が入れ替わって
いるが、いずれのステップにおける処理を先に行っても
よい。
【0073】ステップS240−6における使用する容
器の選択及び設置、ステップS240−7における秤量
開始の入力、ステップS240−8における小分けすべ
き原料を所定重量の秤量、ステップS260における秤
量値の照合の内容は、上記第9の実施の形態と同様であ
る。
【0074】ステップS260の後、上記第9の実施の
形態と異なり、ステップS300として秤量データを保
存し、ステップS261として小分け容器を密封する
が、このステップの順序はいずれが先であってもよい。
【0075】ステップS280として、小分けラベルの
発行及び貼り付け作業が行われ、この後ステップS28
1へ移行する。
【0076】ステップS281では、小分けすべき原料
が残っているか否かを判断し、まだ存在する場合は上記
ステップS240−3又はステップS240−6へ戻
る。異なる容器を使用する場合は、ステップS240−
3における小分け開始入力まで戻り、ステップS240
−5における使用容器の表示を再度行う必要がある。同
一の容器を用いる場合は、ステップS240−3、ステ
ップS240−5、S240−4における処理は不要で
あり、ステップS240−6へ戻って使用容器の選択及
び設置を行う。この後、ステップS240−7〜ステッ
プS281の処理を行い、ステップS281において原
料の小分け作業を全て終了したと判断すると、ステップ
S282として終了する。
【0077】次に、本発明の第11〜第14の実施の形
態による原料の投入管理方法について説明する。先ず、
第11の実施の形態について図11を用いて説明する。
ステップS400として、小分け容器に貼り付けられて
いる小分け原料ラベルの読み取りを読取装置が行う。
【0078】ステップS420において、読み取った小
分け原料ラベルと製造計画において指定された内容とを
下位コンピュータが照合し、例えば投入場所や投入日
付、製品名が製造計画と一致しているか否かをチェック
する。照合した結果、製造計画と一致した場合は次のス
テップに移行し、一致しない場合、即ち誤った小分け容
器のラベルを読み取った場合は製造計画にある本来製造
に使用すべき小分け容器のラベルを読み取り直す。
【0079】ステップS440として、小分け配合マス
タの内容を下位コンピュータから入出力接点制御装置に
送信され表示部に小分け配合マスタに従って投入や処理
等の手順を手順通りに表示させる。
【0080】ステップS460として、小分け配合マス
タに従い、入出力接点制御装置が加圧・加熱・冷却・攪
拌釜を制御して、原料の投入、攪拌、加熱等の処理を行
う。ステップS480として、サラダドレッシングとし
ての製品、あるいは半製品が完成する。ステップS54
0として、処理を終了する。
【0081】本発明の第12の実施の形態は、図12に
示されるような手順で投入作業を行う。ここで、ステッ
プS400、S420、S440における処理の内容
は、上記第9の実施の形態におけるものと同様である。
【0082】ステップS440における処理の後、原料
の種類等に応じて、ステップS460aにおける全自動
処理、S460bにおける半自動処理、S460cにお
ける手動処理のいずれかを行う。液体原料や塩等の固体
原料の投入、攪拌加熱等の処理を自動で行う場合は、ス
テップS460aで行う。作業者がボタンを押して原料
投入装置や加圧、加熱・冷却・攪拌釜の操作を行いなが
ら処理を進めていく場合は、ステップS460bで行
う。作業者が手作業で処理を行う場合はステップS46
0cで行う。このステップS460cは必ず行われ、ス
テップS460cのみ、あるいは他のステップ460a
及び/又はS460bとを組み合わせて行う。これらの
ステップを経て、ステップS480において製品又は半
製品として完成する。
【0083】ステップS500として、図19に示され
たような、入出力接点制御装置が得た投入実績データを
下位コンピュータが取得し保存する。
【0084】ステップS520として、実績データと製
造計画とを照合し、製造計画に基づいて行うべき処理が
全て終了したか否かを下位コンピュータがチェックす
る。終了していない場合は、ステップS400に戻って
上記処理を繰り返し行い、終了した場合はステップS5
40へ移行して終了する。
【0085】本発明の第13の実施の形態は、図13に
示された手順に従って投入管理を行う。ステップS40
0、S420、S440における処理の内容は、上記第
12の実施の形態と同様である。ステップS440の後
の処理において、原料等により全自動の場合と手作業の
場合とで分かれている。
【0086】全自動で処理を行う場合は、ステップS4
70として小分け配合マスタに従い、原料投入装置を用
いて原料の自動投入を行う。さらに、ステップS471
において小分け配合マスタに従い加熱、攪拌等の処理を
行う。
【0087】手作業で処理を行う場合は、ステップS4
61において小分け配合マスタに従い表示装置に小分け
原料の表示を行う。
【0088】ステップS462において、小分け容器毎
に貼り付けられている小分けラベルを読取装置を用いて
読み取る。
【0089】ステップS463において、小分け配合マ
スタと読み取った原料とを入出力接点制御装置又は下位
コンピュータが照合し、一致した場合はステップS46
4において作業者が原料の投入を行う。一致しない場合
はステップS462へ戻る。
【0090】ステップS470又はS464の後、ステ
ップS471へ移行し、投入された原料に対し、小分け
配合マスタに従って加熱、攪拌等の処理を行う。このス
テップS470からS471又はS461からステップ
S471の処理を、投入すべき原料の全てに対して行
う。
【0091】ステップS480において製品、あるいは
半製品が完成し、ステップS500として実績データが
入出力接点制御装置から下位コンピュータへ送られて保
存される。
【0092】ステップS520として下位コンピュータ
が製造計画の投入作業が終了したか否かを判断し、終了
していない場合はステップS400へ戻って処理を繰り
返す。作業が終了した場合は、ステップS540として
終了する。
【0093】本発明の第14の実施の形態は、図14に
示されるような手順で投入管理を行う。本実施の形態で
は、半自動処理と作業者による手作業による処理とを原
料等に応じて選択して行う点に特徴がある。ステップS
400〜S440における処理は、上記第13の実施の
形態における処理と同様である。さらに、手作業により
処理を行う場合におけるステップS461〜S464の
処理の内容も上記第13の実施の形態と同様である。
【0094】半自動で処理を行う場合は、ステップS4
40の後、ステップS472aへ移行して原料投入装置
の投入開始入力をボタン等を用いて行う。ステップS4
72bにおいて、投入が行われる。
【0095】手作業におけるステップS464、あるい
は半自動におけるステップS472bの後、ステップS
473へ移行する。ステップS473において、加圧・
加熱・冷却・攪拌釜の処理開始入力を行う。ステップS
474において処理を行う。ステップS472aからス
テップS474、あるいはステップS461からステッ
プS474までの処理を、全ての原料に対して行う。
【0096】ステップS480からステップS540に
おける処理は、上記第13の実施の形態におけるものと
同様であり、説明を省略する。
【0097】次に説明する本発明の第15の実施の形態
は、図15に示される工程を備え、上記第7の実施の形
態による小分け管理方法と第14の実施の形態による投
入管理方法とを組み合わせたものに相当する。即ち、ス
テップS120〜S301として、第7の実施の形態と
同様の手順で小分け作業を行う。次に、ステップS40
0〜S540として第13の実施の形態と同様の手順で
投入作業を行い、全作業を終了する。
【0098】本発明の第16の実施の形態は、図16に
示される手順で管理を行うが、上記第8の実施の形態に
よる小分け管理方法と、第14の実施の形態による投入
管理方法とを組み合わせたものに相当する。ステップS
120〜S301として、第8の実施の形態と同様の手
順で小分け作業を行い、ステップS400〜S540と
して第14の実施の形態と同様の手順で投入作業を行
い、全作業を終了する。ここで、第15、第16の実施
の形態において、いずれも小分け作業と投入作業とが共
通する情報で結合されている。上述したように、製造計
画に基づいて図17に示されたような小分け配合マスタ
が作成され、この小分け配合マスタに基づいて図18に
示されたような小分けラベルが作成される。即ち、小分
け作業に用いる小分けラベルに含まれる情報と、投入作
業に用いる小分け配合マスタに含まれる情報とがリンク
している。具体的には、共通する情報として例えば原料
名、製品名、重量、個数、投入日、投入場所、投入順が
含まれる。
【0099】以上のように、本発明の第1〜第5の実施
の形態による小分け投入管理システム、第6〜第10の
実施の形態による小分け管理方法、第11〜第14の実
施の形態による投入管理方法、及び第15、第16の実
施の形態による小分け投入管理方法によれば、小分け作
業及び投入作業において必要な情報がコンピュータによ
り管理され、また小分け並びに投入実績データをコンピ
ュータで製造計画と照合し正しく作業が行われた否かを
判断することができるので、作業者の思いこみ等がもた
らす事故や不良品の発生を防止することができる。
【0100】特に、第15、第16の実施の形態による
小分け投入管理方法によれば、小分け作業と投入作業と
が、小分け配合マスタに含まれる共通の情報により結び
つけられるので、相互の作業に必要な情報がリンクされ
て確実に誤りを防止することができる。
【0101】さらに、従来のようにチェック表に書き込
む方法と異なり、上記実施の形態によれば小分けラベル
以外は全て表示部に表示してペーパーレスで作業を進め
ることができるため、チェック表の煩雑な管理や保管が
不要でありまた経費の削減が可能である。
【0102】上述した実施の形態はいずれも一例であっ
て、本発明を限定するものではない。例えば、上記実施
の形態はサラダドレッシング等の食品の製造における原
料の小分け及び投入に関するものである。しかし、複数
種類の原料を小分けした後投入して製造するものであれ
ば、他のものの製造に対しても本発明の適用が可能であ
る。例えば、食品であればサラダ調理品、調理冷凍食
品、缶詰食品、あるいは化粧品、医薬品、塗料ペイント
等のような多品種生産品に本発明は好適である。また、
上記第15の実施の形態による小分け投入管理方法は、
第7の実施の形態による小分け管理方法と第14の実施
の形態による投入管理方法とを組み合わせたものに相当
し、上記第16の実施の形態による小分け投入管理方法
は、第8の実施の形態による小分け管理方法と第14の
実施の形態による投入管理方法とを組み合わせたものに
相当する。しかし、このような組み合わせに限らず、第
6〜第8の実施の形態による小分け管理方法と第11〜
第14の実施の形態による投入管理方法とを自由に組み
合わせることができる。
【0103】さらに、上記実施の形態では小分けラベル
にバーコードを印刷し、これを読取装置で読み取ってい
る。しかし、情報の表示形態はバーコードに限らず、他
の形態で小分けラベルに印刷されたものを読み取っても
よい。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の小分け管
理方法、投入管理方法、小分け投入管理方法及びそのシ
ステムによれば、製造計画に基づいた小分け配合マスタ
を作成し、これに基づいて小分け作業、投入作業を管理
することで、従来必要であったチェック表等による作業
者の目視確認が不要であり、作業者の思いこみ等がもた
らす事故を未然に防止することができる。特に本発明の
小分け投入管理方法及びそのシステムによれば、小分け
作業と投入作業とにそれぞれ必要な情報がリンクされて
おり、小分けされた原料を投入する際に小分け原料ラベ
ルを読取装置で読み取ってコンピュータ又は入出力接点
制御装置で照合することにより、作業者の思い込みによ
る投入のミスを100%防ぐことができる。投入すべき
小分け原料の投入順、投入の時期(タイミング)の誤り
を防ぐことが可能であり、また投入実績として、いつ、
誰が投入したか等のデータを保存することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による小分け投入管
理システムの構成を示したブロック図。
【図2】本発明の第2の実施の形態による小分け投入管
理システムの構成を示したブロック図。
【図3】本発明の第3の実施の形態による小分け投入管
理システムの構成を示したブロック図。
【図4】本発明の第4の実施の形態による小分け投入管
理システムの構成を示したブロック図。
【図5】本発明の第5の実施の形態による小分け投入管
理システムの構成を示したブロック図。
【図6】本発明の第6の実施の形態による小分け管理方
法の構成を示したフローチャート。
【図7】本発明の第7の実施の形態による小分け管理方
法の構成を示したフローチャート。
【図8】本発明の第8の実施の形態による小分け管理方
法の構成を示したフローチャート。
【図9】本発明の第9の実施の形態による小分け管理方
法の構成を示したフローチャート。
【図10】本発明の第10の実施の形態による小分け管
理方法の構成を示したフローチャート。
【図11】本発明の第11の実施の形態による投入管理
方法の構成を示したフローチャート。
【図12】本発明の第12の実施の形態による投入管理
方法の構成を示したフローチャート。
【図13】本発明の第13の実施の形態による投入管理
方法の構成を示したフローチャート。
【図14】本発明の第14の実施の形態による投入管理
方法の構成を示したフローチャート。
【図15】本発明の第15の実施の形態による小分け投
入管理方法の構成を示したフローチャート。
【図16】本発明の第16の実施の形態による小分け投
入管理方法の構成を示したフローチャート。
【図17】上記第1〜第16の実施の形態で用いる小分
け配合マスタの内容を一例を示した説明図。
【図18】同小分け配合マスタから作成される小分け原
料ラベルの一例を示した説明図。
【図19】上記第1〜第5、第11〜第16の実施の形
態で得られる投入実績データの一例を示した説明図。
【図20】従来用いていた原料準備チェック表の一例を
示した説明図。
【図21】同原料準備チェック表に作業者がチェックの
結果を書き込んだ例を示した説明図。
【図22】従来用いていた配合確認表の一例を示した説
明図。
【図23】同配合確認表に作業者が確認の結果を書き込
んだ例を示した説明図。
【符号の説明】
1 上位ホストコンピュータ 2、2a〜2c 下位コンピュータ 3、3a ラベル発行機 4 表示部 5 入力部 11a、11a1〜11a3、11b、11c、11d
1〜11d2 入出力接点制御装置 12、12a、12b、12c 秤量器 13a、13b、13c、13d、13e 読取装置 14a、14b、14c、14d、14e 入力及び表
示部 14a1、14b1、14c1、14d1、14e1
表示部 14a2、14b2、14c2、14d2、14e2
タッチ入力部 15、15a、15b 加圧・加熱・冷却・攪拌釜 16、16a1〜16a3、16b1〜16b3 原料
投入装置 17 原料小分け装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 新しい食品加工技術と装置−その開発 と進歩−,株式会社産業調査会事典出版 センター,1991年 1月10日,p.480 −483 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/00 G05B 19/418

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製造計画を与えられ、複数の原料毎に必要
    な量と各々の原料を配合する手順とを含む小分け配合マ
    スタを作成し、この小分け配合マスタを用いて小分けラ
    ベルの発行に必要なラベル情報を各々の原料毎に作成
    し、さらに前記小分け配合マスタに基づいて作業指示を
    出力する少なくとも1つのコンピュータと、 前記ラベル情報を与えられて小分けラベルを各々の原料
    毎に発行するラベル発行機と、 小分け作業側に設けられ、前記コンピュータに接続され
    て前記作業指示を与えられる第1の入出力接点制御装置
    と、 前記第1の入出力接点制御装置に接続されて動作を制御
    され、前記小分けラベルを読み取り、読み取った情報を
    前記第1の入出力接点制御装置を介して前記コンピュー
    タに転送する読取装置と、 前記第1の入出力接点制御装置に接続されて動作を制御
    され、前記コンピュータから前記作業指示を与えられて
    その内容を表示し、操作者が入力した情報を前記第1の
    入出力接点制御装置を介して前記コンピュータに転送す
    る第1の表示及び入力部と、 前記第1の入出力接点制御装置に接続されて動作を制御
    され、各々の原料を秤量し、秤量した測定データを前記
    第1の入出力接点制御装置を介して前記コンピュータに
    転送する秤量器と、 投入作業側に設けられ、前記コンピュータに接続されて
    前記作業指示を与えられる第2の入出力接点制御装置
    と、 前記第2の入出力接点制御装置に接続されて動作を制御
    され、前記小分けラベルの情報を読み取り、読み取った
    情報を前記第2の入出力接点制御装置を介して前記コン
    ピュータに転送する読取装置と、 前記第2の入出力接点制御装置に接続されて動作を制御
    され、前記コンピュータから前記作業指示を与えられて
    その内容を表示し、操作者が入力した情報を前記第2の
    入出力接点制御装置を介して前記コンピュータに転送す
    る第2の表示及び入力部と、 前記第2の入出力接点制御装置に接続されて動作を制御
    され、各々の原料を投入されて攪拌を行う攪拌釜と、 前記第2の入出力接点制御装置に接続されて動作を制御
    され、前記攪拌釜への各々の原料の投入を行う原料投入
    装置と、 を備え、 前記コンピュータは、前記第2の読取装置が読み取った
    情報と前記小分け配合マスタの情報とを比較照合し、投
    入すべき原料が全て手順通りに前記攪拌釜に投入される
    ように前記作業指示を出力することを特徴とする小分け
    投入管理システム。
  2. 【請求項2】製造計画を与えられ、複数の原料毎に必要
    な量と各々の原料を配合する手順とを含む小分け配合マ
    スタをコンピュータを用いて作成するステップと、 前記小分け配合マスタに含まれる情報に基づいて、小分
    けラベルをラベル発行機を用いて各々の原料毎に発行
    し、この小分けラベルを対応する小分け容器に貼り付け
    るステップと、 前記小分け容器に貼り付けられた前記小分けラベルを読
    取装置を用いて読み取り、読み取った情報を表示部に表
    示するステップと、 前記表示部に表示された情報に従い、各々の原料を秤量
    して対応する前記小分け容器に収納し、秤量の測定デー
    タを前記コンピュータに保存させるステップと、 を備えたことを特徴とする小分け管理方法。
  3. 【請求項3】製造計画を与えられ、複数の原料毎に必要
    な量と各々の原料を配合する手順とを含む小分け配合マ
    スタをコンピュータを用いて作成するステップと、 前記小分け配合マスタに含まれる各々の原料に関する情
    報を抽出し、この情報に基づいて、秤量器を用いて原料
    を秤量して小分け容器に収納し、秤量の測定データを前
    記コンピュータに保存させるステップと、 前記小分け配合マスタに含まれる情報を用いて、小分け
    ラベルをラベル発行機を用いて各々の原料毎に発行し、
    この小分けラベルを対応する前記小分け容器に貼り付け
    るステップと、 を備えたことを特徴とする小分け管理方法。
  4. 【請求項4】製造計画を与えられ、複数の原料毎に必要
    な量と各々の原料を配合する手順とを含む小分け配合マ
    スタをコンピュータを用いて作成し保持するステップ
    と、各々の 原料が小分けされて収納された小分け容器に貼り
    付けられた小分けラベルを読取装置を用いて読み取るス
    テップと、 前記製造計画と、読み取った前記小分けラベルの情報と
    を前記コンピュータを用いて照合し、製造計画通りであ
    る場合に投入及び処理の手順を表示装置に表示するステ
    ップと、 製造計画通りである場合、前記小分け容器毎にそれぞれ
    の小分けラベルを前記読取装置を用いて読み取るステッ
    プと、 それぞれ読み取った前記小分けラベルの情報と前記小分
    け配合マスタとを照合し、一致した場合にこの小分けラ
    ベルが貼り付けられた小分け容器の原料を攪拌釜に投入
    するステップと、 前記攪拌釜に投入された各々の原料に対し、前記小分け
    配合マスタに従って所定の処理を行うステップと、 を備えたことを特徴とする投入管理方法。
  5. 【請求項5】製造計画を与えられ、複数の原料毎に必要
    な量と各々の原料を配合する手順とを含む小分け配合マ
    スタをコンピュータを用いて作成し保持するステップ
    と、 前記小分け配合マスタに含まれる情報に基づいて、小分
    けラベルをラベル発行機を用いて発行し、この小分けラ
    ベルを対応する前記小分け容器に貼り付けるステップ
    と、 前記小分け袋に貼り付けられた前記小分けラベルを読取
    装置を用いて小分け情報を読み取り、読み取った情報を
    表示部に表示するステップと、 前記表示部に表示された情報に従い、各々の原料を秤量
    して対応する前記小分け容器に収納し、秤量の測定デー
    タを前記コンピュータに保存させるステップと、 前記小分け容器に貼り付けられた前記小分けラベルを前
    記読取装置を用いて読み取るステップと、 前記製造計画と、読み取った前記小分けラベルの情報と
    を前記コンピュータを用いて照合し、製造計画通りであ
    る場合に投入及び処理の手順を表示装置に表示するステ
    ップと、 製造計画通りである場合、前記小分け容器毎にそれぞれ
    の小分けラベルを前記読取装置を用いて読み取るステッ
    プと、 それぞれ読み取った前記小分けラベルの情報と前記小分
    け配合マスタとを照合し、一致した場合にこの小分けラ
    ベルが貼り付けられた小分け容器の原料を攪拌釜に投入
    するステップと、 前記攪拌釜に投入された各々の原料に対し、前記小分け
    配合マスタに従って所定の処理を行うステップと、 を備えたことを特徴とする小分け投入管理方法。
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