JP2016168657A - ショットブラスト装置の研掃材循環装置 - Google Patents

ショットブラスト装置の研掃材循環装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ショットブラスト装置の研掃材循環装置を小型化して多大な収容スペースを必要としないコンパクトなショットブラスト装置を提供する。
【解決手段】研掃した後の研掃材、バリ等を含む回収ショットを投射機よりも高い位置に搬送するバケットエレベータ6と、その上部で放出される回収ショットを投射機3、4の上方まで横方向に移送する上部スクリューコンベアと、移送される回収ショットを少量ずつ下方に案内するスリットと、スリットから落ちる回収ショットを受けて研掃材の大きさを含みそれ以下のものを集めつつ研掃材の大きさを超えるものを除外して排出するふるい12と、スリットに案内される回収ショットに風を当てて研掃材の大きさ未満のものを除外して排出する空気流通路とから研掃材循環装置7を構成し、分離した研掃材を投射機に送出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、被加工物に研掃材を投射して酸化皮膜やバリ等を除去するショットブラスト装置に係り、特に循環させて繰り返し使用する研掃材を効率的に研掃機に提供して好適な研掃作業を行うことができるコンパクトなショットブラスト装置の研掃材循環装置に関する。
この種のショットブラスト装置における従来の研掃材循環装置としては、研掃材を循環させて繰り返し使用するために、投射されキャビネット底部の研掃材溜まりに溜められたバリ、屑、粉塵、破損した研掃材等を含んだ研掃材等(以下、回収ショットと称す)を、研掃材溜まりに配設されたスクリューコンベアで一方に集めてバケットエレベータで上方に持ち上げ、これを上端で放出して下方に落下させながら研掃材以外の粉塵やバリ等を取り除いて、再び投射機に送っている(特許文献1参照)。
特開2002−210658号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載されたショットブラスト装置にあっては、投射機が複数存在する場合には、回収ショットの中から再使用可能な研掃材を分離しながら複数に分配する必要があることから、回収ショットをバケットエレベータで高い位置に持ち上げて、そこで放出して自由落下させることにより、回収ショットを塊にならずに分散させつつこれに混在する粉塵等をエアーで吹き飛ばして研掃材を分離することが行われており、そのため回収ショットの落下高さが必要となり、バケットエレベータが高くならざるを得なかった。
これにより、ショットブラスト装置が大型化してしまい、その収容スペースが嵩張ることとなっていた。そのため需要者にとって、投射機を複数備えるショットブラスト装置において、設置のための収容スペースをできるだけ小型化することができるコンパクトな装置が望まれていた。
そこで本発明は、前述の事情に鑑みて為されたものであって、その目的は、ショットブラスト装置の研掃材循環装置を小型化して多大な収容スペースを必要としないコンパクトなショットブラスト装置を提供することである。
本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置は、被加工物に投射機が投射するショットブラスト装置の研掃材を循環再利用するための研掃材循環装置において、研掃した後の研掃材、バリ、屑、粉塵を含む回収ショットを投射機よりも高い位置に搬送する縦方向搬送手段と、該縦方向搬送手段がその上部で放出した回収ショットを上記投射機の上方まで横方向に移送する横方向移送手段と、該横方向移送手段により移送される回収ショットを少量ずつ下方に案内する上記横方向移送手段の下方に並設されるスリットと、該スリットに案内される回収ショットを受けて上記研掃材の大きさを含みそれ以下のものを集めつつ研掃材の大きさを超えるものを除外して排出する第1分離手段と、上記スリットに案内される回収ショットに風を当てて上記研掃材の大きさ未満のものを除外して排出する第2分離手段と、を備え、上記第1分離手段及び第2分離手段により分離された研掃材を上記投射機に送出することを特徴とする。
これにより、縦方向搬送手段の高さが低くても、回収ショットは横方向移送手段とスリットにより一定量ずつ落下させることができ、そしてこの回収ショットを第1分離手段及び第2分離手段に通すことにより研掃材を分離して投射機に送出することができる。これにより、研掃材循環装置を小型化したショットブラスト装置の提供が可能となる。
本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置は、横方向移送手段が、縦方向搬送手段が回収ショットを放出する位置から投射機の上方に至る位置まで配設した回収ショット通路と該回収ショット通路内に横方向に配設したスクリューコンベアとすることを特徴とする。
本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置は、第1分離手段が、スリットに案内される回収ショットを受ける研掃材の大きさの網目又は孔を有するふるい手段とすることを特徴とする。
本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置は、第1分離手段が、横方向移送手段に連設して外周面に研掃材の大きさの網目又は孔を設ける回転式ふるい手段であるトロンメルとすることを特徴とする。
本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置は、第1分離手段が、横方向移送手段に連設して外周面に研掃材の大きさの網目又は孔を設ける回転式ふるい手段であるトロンメルとすることを特徴とする請求項1記載のショットブラスト装置の研掃材循環装置。
本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置は、被加工物に投射機が投射するショットブラスト装置の研掃材を循環再利用するための研掃材循環装置において、研掃した後の研掃材、バリ、屑、粉塵を含む回収ショットを投射機よりも高い位置に搬送する縦方向搬送手段と、該縦方向搬送手段がその上部で放出した回収ショットを一定量載置する断面略L字形状の台と、該台の下方に該台の載置可能量を超えた分のこぼれた回収ショットを受けて載置する他の断面略L字形状の他の台を間隔を設けて複数段の階段部とし、該階段部の隙間に風を通じてこぼれる回収ショットに含まれる粉塵を飛ばして分離する第3分離手段と、上記研掃材の大きさを超えるものを除外して排出する第4分離手段を備え、上記第3分離手段及び第4分離手段により分離された研掃材を上記投射機に送出することを特徴とする。
これにより、縦方向搬送手段の高さが低くても、回収ショットは階段部により一定量ずつ落下させつつ、この回収ショットを第3分離手段及び第4分離手段に通すことにより研掃材を分離して投射機に送出することができる。これにより、研掃材循環装置を小型化したショットブラスト装置の提供が可能となる。
本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置は、第4分離手段が、研掃材の大きさの網目又は孔を有するふるい手段とすることを特徴とする。
本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置は、第4分離手段が、研掃材の大きさの網目又は孔を有する回転式ふるい手段であるトロンメルとすることを特徴とする。
本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置の第1の実施例の正面図である。 本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置の第1の実施例の側面図である。 本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置の第1の実施例を表し、図3(A)は平面図、図3(B)は正面図、図3(C)は側面図である。 本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置の第2の実施例の正面図である。 本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置の第2の実施例の側面図である。 本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置の第3の実施例の正面図である。 本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置の第3の実施例の側明図である。 本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置の第3の実施例の部分詳細図であり、図8(A)は側面図、図8(B)は正面図である。 本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置の第4の実施例の正明図である。 本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置の第4の実施例の側明図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置を実施するための形態を詳細に説明する。図1〜図10は、本発明の実施の形態を例示する図であり、これらの図において、同一の符号を付した部分は同一物を表わし、基本的な構成及び動作は同様であるものとする。
図1〜図3は、本発明の第1の実施例のショットブラスト装置1を示し、このショットブラスト装置1は、被加工物に研掃材を投射する2機の投射機2、3と、キャビネット4の底部の研掃材溜まりに溜められた研掃材、バリ、屑、粉塵、破損した研掃材等を含んだ回収ショットを搬送して1個所に集める下部スクリューコンベア5と、下部スクリューコンベア5により集められた回収ショットを上方に持ち上げるバケットエレベータ6を備えている。
図3に示す図番7は、バケットエレベータ6の上部に一端が配置された研掃材循環装置であり、その構成は、バケットエレベータ6により下から持ち上げられた回収ショットが放出されて溜まる回収ショット通路8と、回収ショット通路8内に回転自在に配設され、回収ショットを図3(A)の左端から右方向へ、投射機2、3の上方域まで水平方向に定量的に移送させる上部スクリューコンベア9と、移送される回収ショットを回収ショット通路8から下に少しずつ落下させるべく上部スクリューコンベア9と平行してその斜め下方に設けられ、研掃材の大きさの溝幅を有する一種の分離手段であるスリット10と、スリット10の下に位置し、スリット10から落ちてくる回収ショットに対して水平方向から風を吹き付けて、粉塵を吹き飛ばすための空気流通路11と、図3(C)に示すように、空気流通路11からの風で吹き飛ばずに粉塵を取り除かれた研掃材を分離してふるい落とすべく、研掃材の大きさに設定された網目や孔を有して傾斜するふるい12と、ふるい12を通過した研掃材が溜められる研掃材タンク13とから構成されている。なお、ふるい12は、ふるいの目を通過しない大きなバリ等を取り除く手段があれば、必ずしも傾斜しなくてもよいものである。
14は、風で吹き飛ばす粉塵と研掃材の境目を制御するために角度を可変することにより、飛ばされる回収ショットの内、どの程度の大きさ(重さ)まで回収するかを角度調整で設定する調整ダンパー、15は風で吹き飛ばされて分離された粉塵を排出する粉塵排出シュート、16はふるい12でふるい落とされずに転げ落ちるバリ等の大きな塊を排出する荒品排出シュート、図3(B)中の17はスリット10を通り抜けないバリ等の大きさの塊を上部スクリューコンベア9の右端から下に落として外部に排出する荒品排出シュート17である。
このような構成からなる研掃材循環装置7による研掃材を循環させる動作としては、研掃材溜まりに溜められた回収ショットを下部スクリューコンベア5がバケットエレベータ6まで順次搬送し、このバケットエレベータ6が回収ショットをバケットに載せて上方へ搬送する。そして、バケットエレベータ6の上端でバケット内の回収ショットが放出され、回収ショット通路8に溜められ、ここに溜まった回収ショットは上部スクリューコンベア9により一定量ずつ横方向に順次移送されながら、スリット10から少しずつ落ちる。
スリット10から少しずつ落下する回収ショットに対して、空気流通路11からの風を横から吹き付けることにより、軽い粉塵が吹き飛ばされ、調整ダンパー14を越えて粉塵収集部15から排出される。そして、粉塵が取り除かれ分離された回収ショットは、傾斜したふるい12の上を転がりながら、研掃材がふるい落とされ、研掃材タンク13に溜められて順次投射機に送られる。ふるい12の網目や孔を通り抜けないバリ等の大きさの塊は、ふるい12の下端から荒品排出シュート17に落ちて排出される。
図4及び図5は、本発明の第2の実施例のショットブラスト装置21を示し、この実施例の研掃材循環装置22は、上述した第1の実施例の上部スクリューコンベア9の左半分に相当する上部スクリューコンベア23と、この上部スクリューコンベア23に連設して一体的に回転する円筒状の回転式ふるいであるトロンメル24と、トロンメル24からふるい落ちて分離された回収ショットを、少しずつ下方に落下させるスリット25と、スリット25の下に位置し、スリット25から落ちてくる回収ショットに対して水平方向から風を吹き付けて、粉塵を吹き飛ばすための空気流通路26と、風で吹き飛ばす粉塵と研掃材の境目を制御するために角度を可変することにより、飛ばされる回収ショットの内、どの程度の大きさ(重さ)まで回収するかを角度調整で設定する調整ダンパー27と、風で吹き飛ばされて分離された粉塵を集める粉塵収集部28と、トロンメル24でふるい落とされずに図4の右端まで移送されたバリ等の大きな塊を落として排出する荒品排出シュート29と、上記風で吹き飛ばされずに分離された研掃材が溜められる研掃材タンク30とから構成されている。
上記トロンメル24は、上部スクリューコンベア23と同一の回転軸を中心に回転し、研掃材の大きさに設定された網目や孔を有する円筒状の中空回転体をふるい面とし、上部スクリューコンベア23により搬送される回収ショットを図4の左端から右方向へ送りながら下にふるい落として分離している。
このトロンメル24は、分離手段の機能に加え、外周面の内面に適宜な螺旋条を形成したり、外周面を傾斜させたりすることにより回収ショットを回転させながら一方向に搬送する搬送機能も備えるものである。その形状は、円筒状に限らず、円錐台形や六角筒形などであってもよいものである。
トロンメル24により大きな塊が分離されふるい落とされた回収ショットは、落下しながら図5に示す空気流通路26から送られる風を受けて、粉塵が調整ダンパー27を越えさせて分離し、粉塵排出部28から外部に排出される。
このようにして回収ショットから粉塵を分離して残ったものが研掃材として、研掃材タンク30に溜められて順次投射機に送られる。
図6〜図8は、本発明の第3の実施例のショットブラスト装置41を示し、この実施例の研掃材循環装置42にあっては、バケットエレベータ6から放出された回収ショットを一定量載置する断面略L字形状の第1の台と、この第1の台の下方に位置し、第1の台の載置可能量を超えた分のこぼれた回収ショットを受けて載置する断面略L字形状の第2の台と、同様にその斜め下方に位置する第3の台を間隔を設けて3段(2段でも、4段以上でもよい)の階段部43を配設し、この階段部43の台間に設けた隙間に風を通じて少量ずつこぼれる回収ショットに含まれる粉塵を飛ばして分離する複数段の階段部43と、その下方に配置された研掃材の大きさに設定された網目や孔を有する傾斜したふるい45とから構成されている。
階段部43を構成する各台は、L字の角部を中心にして一定の角度範囲(例えば30度とか45度とか)で連動して回動する構造とし、その角度を適宜に変化させることにより、各台の隙間を通過する風の量と速度をコントロールして、各台の隙間を通過する回収ショットについて、吹き飛ばして排出する粉塵の大きさや重さをコントロールすることができる。
そして、ケットエレベータ6から放出された回収ショットが階段部43の上の段から少量ずつ落下しながら、図8(A)の右上方向からの風により軽い粉塵が、階段部43の各段の隙間から吹き飛ばされて排出されることにより、分離された回収ショットが通路44から下方に落下する。
そして、通路44を通った回収ショットは、研掃材の大きさに設定された網目や孔を有する傾斜したふるい45上に落ちて転がることにより、研掃材がふるい落とされて、研掃材タンク46に溜められて順次投射機に送られる。ふるい45によりふるい落とされなかったバリ等の大きな塊は、ふるい45の下端に適宜に設けられた荒品排出シュートから外部に排出される。
図9及び図10は、本発明の第4の実施例のショットブラスト装置51を示し、この実施例の研掃材循環装置52にあっては、上述した第3の実施例における階段部43をそのまま用いるとともに、階段部43で粉塵を取り除かれた回収ショットを、第3の実施例のふるい45に代えてトロンメル53に投入するものである。
トロンメル53は、図9に示すように、研掃材の搬送方向に向かって下方向に傾斜しており、その内面には回転することにより研掃材を軸方向に搬送する螺旋(部分螺旋も含む)を形成している。
トロンメル53により大きな塊が分離されふるい落とされた研掃材は、研掃材タンク54に溜められて順次投射機に送られる。
トロンメル53によりふるい落とされなかったバリ等の大きな塊は、トロンメル53の右側の開放端から落とされて、荒品排出シュート55を通じて外部に排出される。
なお、上述した実施例にあっては、2機の投射機を用いる場合について説明したが、これについても2機に限られることはなく、3機以上であってもよいものである。
本発明のショットブラスト装置の研掃材循環装置は、酸化皮膜やバリ等を除去する研掃加工を行う産業において利用することができるものである。
1、21、41、51…ショットブラスト装置
2、3…投射機
4…キャビネット
5…下部スクリューコンベア
6…バケットエレベータ
7、22、42、52…研掃材循環装置
9…上部スクリューコンベア
10…スリット
11…空気流通路
12…ふるい
14…調整ダンパー
23…上部スクリューコンベア
24…トロンメル
25…スリット
43…階段部
45…ふるい
53…トロンメル

Claims (7)

  1. 被加工物に投射機が投射するショットブラスト装置の研掃材を循環再利用するための研掃材循環装置において、
    研掃した後の研掃材、バリ、屑、粉塵を含む回収ショットを投射機よりも高い位置に搬送する縦方向搬送手段と、
    該縦方向搬送手段がその上部で放出した回収ショットを上記投射機の上方まで横方向に移送する横方向移送手段と、
    該横方向移送手段により移送される回収ショットを少量ずつ下方に案内する上記横方向移送手段の下方に並設されるスリットと、
    該スリットに案内される回収ショットを受けて上記研掃材の大きさを含みそれ以下のものを集めつつ研掃材の大きさを超えるものを除外して排出する第1分離手段と、
    上記スリットに案内される回収ショットに風を当てて上記研掃材の大きさ未満のものを除外して排出する第2分離手段と、を備え、
    上記第1分離手段及び第2分離手段により分離された研掃材を上記投射機に送出することを特徴とするショットブラスト装置の研掃材循環装置。
  2. 横方向移送手段は、縦方向搬送手段が回収ショットを放出する位置から投射機の上方に至る位置まで配設した回収ショット通路と該回収ショット通路内に横方向に配設したスクリューコンベアとすることを特徴とする請求項1記載のショットブラスト装置の研掃材循環装置。
  3. 第1分離手段は、スリットに案内される回収ショットを受ける研掃材の大きさの網目又は孔を有するふるい手段とすることを特徴とする請求項1又は2記載のショットブラスト装置の研掃材循環装置。
  4. 第1分離手段は、横方向移送手段に連設して外周面に研掃材の大きさの網目又は孔を設ける回転式ふるい手段であるトロンメルとすることを特徴とする請求項1記載のショットブラスト装置の研掃材循環装置。
  5. 被加工物に投射機が投射するショットブラスト装置の研掃材を循環再利用するための研掃材循環装置において、
    研掃した後の研掃材、バリ、屑、粉塵を含む回収ショットを投射機よりも高い位置に搬送する縦方向搬送手段と、
    該縦方向搬送手段がその上部で放出した回収ショットを一定量載置する断面略L字形状の台と、該台の下方に該台の載置可能量を超えた分のこぼれた回収ショットを受けて載置する他の断面略L字形状の他の台を間隔を設けて複数段の階段部とし、該階段部の隙間に風を通じてこぼれる回収ショットに含まれる粉塵を飛ばして分離する第3分離手段と、
    上記研掃材の大きさを超えるものを除外して排出する第4分離手段を備え、
    上記第3分離手段及び第4分離手段により分離された研掃材を上記投射機に送出することを特徴とするショットブラスト装置の研掃材循環装置。
  6. 第4分離手段は、研掃材の大きさの網目又は孔を有するふるい手段とすることを特徴とする請求項5に記載のショットブラスト装置。
  7. 第4分離手段は、研掃材の大きさの網目又は孔を有する回転式ふるい手段であるトロンメルとすることを特徴とする請求項5に記載のショットブラスト装置。
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