JP2016166402A - 銀ナノワイヤを製造する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスを提供する。【解決手段】水、還元糖、ポリビニルピロリドン(PVP)、銅(II)イオン源、ハロゲン化物イオン源、及びpH調整剤を容器に添加して、pH2.0〜4.0の組み合わせ物を形成し、前記組み合わせ物を110〜160℃に加熱後、銀イオン源を前記容器に添加して、成長混合物を形成することと、その後、前記成長混合物を110〜160℃で2〜30時間保持して、生成物混合物を提供し、前記生成物混合物から高アスペクト比銀ナノワイヤを回収することを含むプロセスであって、前記プロセス中、前記容器内の総グリコール濃度が、常に0.001重量%未満であるプロセス。【選択図】なし

Description

本発明は、概して、銀ナノワイヤの製造の分野に関する。具体的には、本発明は、様々な用途で用いるための高アスペクト比を有する銀ナノワイヤを製造する方法を対象とする。
高透明度と合わせて高導電度を呈する膜は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ及び太陽電池を含む、広範囲の電子用途における電極またはコーティングとしての使用に非常に価値がある。これらの用途のための現在の技術は、物理蒸着法によって沈着されるスズドープ酸化インジウム(ITO)含有膜の使用を伴う。物理蒸着プロセスの資本コスト高は、代替の透明な導電性材料及びコーティング手段を見出したいという願望につながっている。浸透網として分散された銀ナノワイヤの使用は、ITO含有膜の有望な代替物として浮上している。銀ナノワイヤの使用は、ロールツーロール技法を用いて加工可能であるという利点を提供する可能性がある。したがって、銀ナノワイヤは、従来のITO含有膜よりも高い透明度及び導電度を提供する可能性を有する低コスト製造の利点を提供する。
銀ナノ構造を製造するための「ポリオールプロセス」が開示されている。このポリオールプロセスは、銀ナノワイヤの生成時にエチレングリコール(または代替のグリコール)を溶媒及び還元剤の両方として使用する。しかしながら、グリコールの使用は、いくつかの固有の不利点を有する。特に、グリコールを還元剤及び溶媒の両方として用いることは、主要な還元剤種(グリコールアルデヒド)がインサイツで生成され、かつその存在及び濃度が酸素への曝露の程度に依存するため、反応に対する制御低下をもたらす。また、グリコールの使用は、銀ナノワイヤを生成するために使用される反応器のヘッドスペースにおける可燃性グリコール/空気混合物の形成の可能性ももたらす。最後に、大量のグリコールの使用は、廃棄への懸念を生じさせ、そのような作業を商業化するコストを増大させる。
銀ナノワイヤを製造するためのポリオールプロセスの一代替手段は、Miyagishimaらによって米国特許出願公開第20100078197号に開示されている。Miyagishimaらは、金属錯体溶液を、少なくともハロゲン化物及び還元剤を含有する水溶媒に添加することと、結果として生じる混合物を150℃以下で加熱することと、を含む、金属ナノワイヤを生成するための方法を開示し、この金属ナノワイヤは、全金属粒子に対する金属量において50質量%以上の量で、50nm以下の直径及び5μm以上の主軸長さを有する金属ナノワイヤを含む。
銀ナノワイヤを製造するためのポリオールプロセスの別の代替手段は、Lunnらによって米国特許出願公開第20130283974号に開示されている。Lunnらは、高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスを開示し、回収された銀ナノワイヤは、25〜80nmの平均直径及び10〜100μmの平均長さを呈し、総グリコール濃度は、このプロセス中、常に0.001重量%未満である。
それにもかかわらず、銀ナノワイヤを製造する代替方法が依然として必要とされている。具体的には、グリコールを用いることなく銀ナノワイヤを製造する方法が必要とされており、生成された銀ナノワイヤは、高アスペクト比(好ましくは500超)を有し、3未満のアスペクト比を有する望ましくない銀ナノ粒子の生成が最小限に抑えられる。
本発明は、容器を提供することと、水を提供することと、還元糖を提供することと、ポリビニルピロリドン(PVP)を提供することと、銅(II)イオン源を提供することと、ハロゲン化物イオン源を提供することと、銀イオン源を提供することと、pH調整剤を提供することと、水、還元糖、ポリビニルピロリドン(PVP)、銅(II)イオン源、ハロゲン化物イオン源、及びpH調整剤を容器に添加して、2.0〜4.0のpHを有する組み合わせ物を形成することと、組み合わせ物を110〜160℃に加熱することと、その後、銀イオン源を容器に添加して、成長混合物を形成することと、その後、成長混合物を110〜160℃で2〜30時間の保持期間維持して、生成物混合物を提供することと、生成物混合物から複数の高アスペクト比銀ナノワイヤを回収することと、を含む、高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスを提供し、容器内の総グリコール濃度は、このプロセス中、常に0.001重量%未満である。
本発明は、容器を提供することと、水を提供することと、還元糖を提供することと、ポリビニルピロリドン(PVP)を提供することと、銅(II)イオン源を提供することと、ハロゲン化物イオン源を提供することと、銀イオン源を提供することと、pH調整剤を提供することと、水、還元糖、ポリビニルピロリドン(PVP)、銅(II)イオン源、ハロゲン化物イオン源、及びpH調整剤を容器に添加して、2.0〜4.0のpHを有する組み合わせ物を形成することと、組み合わせ物を110〜160℃に加熱することと、その後、銀イオン源を容器に添加して、成長混合物を形成することと、成長混合物を110〜160℃で2〜30時間の保持期間維持して、生成物混合物を提供することと、生成物混合物から複数の高アスペクト比銀ナノワイヤを回収することと、を含む、高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスを提供し、容器内の総グリコール濃度は、このプロセス中、常に0.001重量未満であり、回収された複数の高アスペクト比銀ナノワイヤは、25〜80nmの平均直径及び10〜100μmの平均長さを有する。
本発明は、容器を提供することと、水を提供することと、還元糖を提供することと、ポリビニルピロリドン(PVP)を提供することと、銅(II)イオン源を提供することと、ハロゲン化物イオン源を提供することと、銀イオン源を提供することと、pH調整剤を提供することと、水、還元糖、ポリビニルピロリドン(PVP)、銅(II)イオン源、ハロゲン化物イオン源、及びpH調整剤を容器に添加して、2.0〜4.0のpHを有する組み合わせ物を形成することと、銀イオン源を第1の部分と第2の部分に分割することと、組み合わせ物を140〜160℃に加熱することと、その後、第1の部分を容器に添加して、作成混合物を形成することと、その後、遅延期間中、作成混合物を110〜135℃に冷却することと、遅延期間後に、第2の部分を容器に添加して、成長混合物を形成することと、成長混合物を110〜160℃で2〜30時間の保持期間維持して、生成物混合物を提供することと、生成物混合物から複数の高アスペクト比銀ナノワイヤを回収することと、を含む、高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスを提供し、容器内の総グリコール濃度は、このプロセス中、常に0.001重量%未満である。
本発明は、容器を提供することと、水を提供することと、還元糖を提供することと、ポリビニルピロリドン(PVP)を提供することと、銅(II)イオン源を提供することと、ハロゲン化物イオン源を提供することと、銀イオン源を提供することと、pH調整剤を提供することと、水、還元糖、ポリビニルピロリドン(PVP)、銅(II)イオン源、ハロゲン化物イオン源、及びpH調整剤を容器に添加して、2.0〜4.0のpHを有する組み合わせ物を形成することと、銀イオン源を第1の部分と第2の部分に分割することと、組み合わせ物を140〜160℃に加熱することと、その後、第1の部分を容器に添加して、作成混合物を形成することと、その後、遅延期間中、作成混合物を110〜135℃に冷却することと、遅延期間後に、第2の部分を容器に添加して、成長混合物を形成することと、成長混合物を110〜135℃で2〜30時間の保持期間維持することと、生成物混合物から複数の高アスペクト比銀ナノワイヤを回収することと、を含む、高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスを提供し、容器内の総グリコール濃度は、このプロセス中、常に0.001重量%未満である。
本発明は、容器を提供することと、水を提供することと、還元糖を提供することと(提供された還元糖がグルコースである)、ポリビニルピロリドン(PVP)を提供することと(提供されたポリビニルピロリドン(PVP)が40,000〜60,000ダルトンの重量平均分子量(M)を有する)、銅(II)イオン源を提供することと(提供された銅(II)イオン源が塩化銅(II)である)、ハロゲン化物イオン源を提供することと(提供されたハロゲン化物イオン源が塩化ナトリウムである)、銀イオン源を提供することと(提供された銀イオン源が硝酸銀である)、pH調整剤を提供することと、水、還元糖、ポリビニルピロリドン(PVP)、銅(II)イオン源、ハロゲン化物イオン源、及びpH調整剤を容器に添加して、2.0〜4.0のpHを有する組み合わせ物を形成することと、銀イオン源を第1の部分と第2の部分に分割することと、組み合わせ物を140〜160℃に加熱することと、その後、第1の部分を容器に添加して、作成混合物を形成することと、その後、遅延期間中、作成混合物を110〜135℃に冷却することと、遅延期間後に、第2の部分を容器に添加して、成長混合物を形成することと、成長混合物を110〜135℃で2〜30時間の保持期間維持することと、生成物混合物から複数の高アスペクト比銀ナノワイヤを回収することと、を含む、高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスを提供し、容器内の総グリコール濃度は、このプロセス中、常に0.001重量%未満である。
本発明は、容器を提供することと、水を提供することと、還元糖を提供することと(提供された還元糖がD−グルコースである)、ポリビニルピロリドン(PVP)を提供することと(提供されポリビニルピロリドン(PVP)が40,000〜60,000ダルトンの重量平均分子量(M)を有する)、銅(II)イオン源を提供することと(提供された銅(II)イオン源が塩化銅(II)である)、ハロゲン化物イオン源を提供することと(提供されたハロゲン化物イオン源が塩化ナトリウムである)、銀イオン源を提供することと(提供された銀イオン源が硝酸銀である)、pH調整剤を提供することと、水、還元糖、ポリビニルピロリドン(PVP)、銅(II)イオン源、ハロゲン化物イオン源、及びpH調整剤を容器に添加して、2.0〜4.0のpHを有する組み合わせ物を形成することと、銀イオン源を第1の部分と第2の部分に分割することと(第1の部分が提供された銀イオン源の10〜30重量%である)、組み合わせ物を145〜155℃に加熱することと、その後、第1の部分を容器に添加して、作成混合物を形成することと、その後、5〜15分間の遅延期間中、作成混合物を125〜135℃に冷却することと、遅延期間後に、第2の部分を容器に添加して、成長混合物を形成することと、成長混合物を125〜135℃で16〜20時間の保持期間維持することと、生成物混合物から複数の高アスペクト比銀ナノワイヤを回収することと、を含む、高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスを提供し、容器内の総グリコール濃度は、このプロセス中、常に0.001重量%未満であり、容器に添加されたポリビニルピロリドン(PVP)と銀イオンの重量比は、6:1〜7:1であり、容器に添加されたハロゲン化物イオンと銅(II)イオンの重量比は、2.5:1〜3.5:1であり、回収された複数の高アスペクト比銀ナノワイヤは、35〜50nmの平均直径及び40〜100μmの平均長さを有し、回収された複数の高アスペクト比銀ナノワイヤは、500を超える平均アスペクト比を有する。
25〜60nmの平均直径及び35〜100μmの平均長さを有する銀ナノワイヤを提供すると同時に、グリコールの使用に関連した固有の不利点を回避し、かつ3未満のアスペクト比を有する生成された銀ナノ粒子の割合も減少させる高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスが見出されている。高アスペクト比銀ナノワイヤを、3未満のアスペクト比を有する銀ナノ粒子から分離するのは困難である。したがって、生成された銀ナノワイヤに対する銀ナノ粒子の割合(NP)が0.2未満(本明細書の実施例に記載の方法に従って決定された)になるように、3未満のアスペクト比を有する生成された銀ナノ粒子の形成が最小限に抑えられるプロセスを有することは極めて有益であると考えられる。
容器含有量に関して本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用されるとき、「総グリコール濃度」という用語は、容器内に存在するすべてのグリコール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ポリ(エチレングリコール)、ポリ(プロピレングリコール))の濃度を合わせた合計を意味する。
回収された銀ナノワイヤに関して本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用されるとき、「高アスペクト比」という用語は、回収された銀ナノワイヤの平均アスペクト比が500を超えることを意味する。
本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用される「銀ナノ粒子の割合」または「NP」という用語は、以下の等式に従って決定された銀ナノワイヤ試料の銀ナノワイヤの割合を意味し、
NP=NP/T
式中、Tは、所与の沈着した銀ナノワイヤ試料によって閉塞される基材の全表面積であり、NPは、沈着した銀ナノワイヤ試料中に含まれる3未満のアスペクト比を有する銀ナノ粒子に起因する全閉塞表面積の部分である。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスは、容器を提供することと、水を提供することと、還元糖を提供することと、ポリビニルピロリドン(PVP)を提供することと、銅(II)イオン源を提供することと、ハロゲン化物イオン源を提供することと、銀イオン源を提供することと、pH調整剤を提供することと、水、還元糖、ポリビニルピロリドン(PVP)、銅(II)イオン源、ハロゲン化物イオン源、及びpH調整剤を容器に添加して、2.0〜4.0(好ましくは2.2〜3.3)のpHを有する組み合わせ物を形成することと、組み合わせ物を110〜160℃に加熱することと、その後、銀イオン源を容器に添加して(好ましくは、撹拌しながら)、成長混合物を形成することと、成長混合物を110〜160℃で2〜30時間の保持期間維持して、生成物混合物を提供することと、生成物混合物から複数の高アスペクト比銀ナノワイヤを回収することと、を含み、容器内の総グリコール濃度は、このプロセス中、常に0.001重量%未満である。好ましくは、容器に添加されるポリビニルピロリドン(PVP)と銀イオンの重量比は、4:1〜10:1であり、容器に添加されるハロゲン化物イオンと銅(II)イオンの重量比は、1:1〜5:1である。好ましくは、回収された複数の高アスペクト比銀ナノワイヤは、25〜80nmの平均直径及び10〜100μmの平均長さを有する。好ましくは、回収された複数の高アスペクト比銀ナノワイヤは、500を超える(より好ましくは800以上、最も好ましくは1,000以上の)平均アスペクト比を有する。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供された水は、脱イオン化及び蒸留のうちの少なくとも1つが行われ、偶発的不純物を制限する。より好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供された水は、脱イオン化及び蒸留される。最も好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供された水は、ASTM D1193−99e1(試薬水標準規格)に従う1型水要件を満たすか、またはそれを超える超純水である。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供された還元糖は、アルドース(例えば、グルコース、グリセルアルデヒド、ガラクトース、マンノース)、遊離ヘミアセタール単位を有する二糖類(例えば、ラクトース及びマルトース)、ならびにケトンを有する糖(例えば、フルクトース)のうちの少なくとも1つからなる群から選択される。より好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供された還元糖は、アルドース、ラクトース、マルトース、及びフルクトースのうちの少なくとも1つからなる群から選択される。さらにより好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供された還元糖は、グルコース、グリセルアルデヒド、ガラクトース、マンノース、ラクトース、フルクトース、及びマルトースのうちの少なくとも1つからなる群から選択される。最も好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供された還元糖は、D−グルコースである。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供されたポリビニルピロリドン(PVP)は、20,000〜300,000ダルトンの重量平均分子量(M)を有する。より好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供されたポリビニルピロリドン(PVP)は、30,000〜200,000ダルトンの重量平均分子量(M)を有する。最も好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供されたポリビニルピロリドン(PVP)は、40,000〜60,000ダルトンの重量平均分子量(M)を有する。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供された銅(II)イオン源は、CuCl及びCu(NOのうちの少なくとも1つからなる群から選択される。より好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供された銅(II)イオン源は、CuCl及びCu(NOからなる群から選択される。最も好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供された銅(II)イオン源は、CuClであり、このCuClは、塩化銅(II)二水和物である。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供されたハロゲン化物イオン源は、塩化物イオン源、フッ化物イオン源、臭化物イオン源、及びヨウ化物イオン源のうちの少なくとも1つからなる群から選択される。より好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供されたハロゲン化物イオン源は、塩化物イオン源及びフッ化物イオン源のうちの少なくとも1つからなる群から選択される。さらにより好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供されたハロゲン化物イオン源は、塩化物イオン源である。最も好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供されたハロゲン化物イオン源は、塩化物イオン源であり、この塩化物イオン源は、アルカリ金属塩化物である。好ましくは、アルカリ金属塩化物は、塩化ナトリウム、塩化カリウム、及び塩化リチウムのうちの少なくとも1つからなる群から選択される。より好ましくは、アルカリ金属塩化物は、塩化ナトリウム及び塩化カリウムのうちの少なくとも1つからなる群から選択される。最も好ましくは、アルカリ金属塩化物は、塩化ナトリウムである。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供された銀イオン源は、銀錯体である。より好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供された銀イオン源は、銀錯体であり、この銀錯体は、硝酸銀(AgNO)及び酢酸銀(AgC)のうちの少なくとも1つからなる群から選択される。最も好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供された銀イオン源は、硝酸銀(AgNO)である。好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するための方法において提供された銀イオン源は、0.005〜1モル(M)(より好ましくは0.01〜1M、最も好ましくは0.4〜1M)の銀濃度を有する。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供されたpH調整剤は、酸である。より好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供されたpH調整剤は、酸であり、この酸は、無機酸(例えば、硝酸、硫酸、塩酸、フルオロ硫酸、リン酸、フルオロアンチモン酸)、及び有機酸(例えば、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、酢酸、フルオロ酢酸、クロロ酢酸、クエン酸、グルコン酸、乳酸)のうちの少なくとも1つからなる群から選択される。好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供されたpH調整剤は、2.0未満のpHを有する。さらにより好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供されたpH調整剤は、硝酸を含む。最も好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて提供されたpH調整剤は、硝酸水溶液である。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて、水、還元糖、ポリビニルピロリドン(PVP)、銅(II)イオン源、ハロゲン化物イオン源、及びpH調整剤が、容器(好ましくは、容器が反応器であり、より好ましくは、容器が撹拌機を装備した反応器である)に添加されて、組み合わせ物を形成し、その後、この組み合わせ物を銀イオン源の添加中に110〜160℃(好ましくは125〜155℃、より好ましくは130〜150℃)で維持しながら、銀イオン源が容器内の組み合わせ物に添加されて(好ましくは、撹拌しながら)、成長混合物を形成し、銀イオン源の添加後に2〜30時間(好ましくは4〜30時間、より好ましくは10〜25時間、最も好ましくは16〜20時間)の保持期間維持しながら、生成物混合物を提供する。
好ましくは、水、還元糖、ポリビニルピロリドン(PVP)、銅(II)イオン源、ハロゲン化物イオン源、及びpH調整剤が個別に任意の順序で(すなわち、1つずつ)、同時に(すなわち、すべて同時に)、または半同時に(すなわち、一部を1つずつ個別に、一部を同時に一斉に、または下位組み合わせ物として)、容器に添加される。より好ましくは、水、還元糖、ポリビニルピロリドン(PVP)、銅(II)イオン源、ハロゲン化物イオン源、及びpH調整剤のうちの少なくとも2つが一緒に混合された後に、容器に添加されて、下位組み合わせ物を形成する。
好ましくは、水は、少なくとも2つの水量(より好ましくは少なくとも3つの水量、最も好ましくは少なくとも4つの水量)に分割された後に、容器に添加されて、水を含む少なくとも2つの下位組み合わせ物の形成を促進する。より好ましくは、水は、少なくとも4つの水量に分割され、第1の水量は、還元糖及びポリビニルピロリドン(PVP)と組み合わされて還元糖/PVP下位組み合わせ物を形成し、第2の水量は、銅(II)イオン源と組み合わされて銅(II)イオン下位組み合わせ物を形成し、第3の水量は、ハロゲン化物イオン源と組み合わされてハロゲン化物イオン下位組み合わせ物を形成し、第4の水量は、銀イオン源と組み合わされて銀イオン下位組み合わせ物を形成する。好ましくは、還元糖/PVP下位組み合わせ物、銅(II)イオン下位組み合わせ物、ハロゲン化物イオン下位組み合わせ物、及びpH調整剤が個別に任意の順序で(すなわち、1つずつ)、同時に(すなわち、すべて同時に)、または半同時に(すなわち、一部を1つずつ個別に、一部を同時に一斉に、またはさらなる下位組み合わせ物として)、容器に添加されて、組み合わせ物を形成する。より好ましくは、還元糖/ポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物が容器に添加され、その後、銅(II)イオン下位組み合わせ物、ハロゲン化物イオン下位組み合わせ物、及びpH調整剤が個別に任意の順序で(すなわち、1つずつ)、同時に(すなわち、すべて同時に)、または半同時に(すなわち、一部を1つずつ個別に、一部を同時に一斉に、またはさらなる下位組み合わせ物として)、容器に添加されて、組み合わせ物を形成する。最も好ましくは、還元糖/ポリビニルピロリドン(PVP)下位組み合わせ物が容器に添加され、その後、銅(II)イオン下位組み合わせ物が容器に添加され、その後、ハロゲン化物イオン下位組み合わせ物が容器に添加され、その後、pH調整剤が容器に添加されて、組み合わせ物を形成する。その後、銀イオン下位組み合わせ物が容器内の組み合わせ物に添加される。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて、容器内の総グリコール濃度は、このプロセス中、常に0.001重量%未満である。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて、容器に添加されるポリビニルピロリドン(PVP)と銀の重量比は、4:1〜10:1(より好ましくは5:1〜8:1、最も好ましくは6:1〜7:1)である。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて、容器に添加されるハロゲン化物イオンと銅(II)イオンの重量比は、1:1〜5:1(より好ましくは2:1〜4:1、最も好ましくは2.5:1〜3.5:1)である。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて、生成物混合物から回収された複数の高アスペクト比銀ナノワイヤは、25〜80nm(より好ましくは25〜60nm、最も好ましくは35〜50nm)の平均直径及び10〜100μm(好ましくは20〜100μm、より好ましくは20〜100μm超)の平均長さを有する。好ましくは、生成物混合物から回収された複数の高アスペクト比銀ナノワイヤは、500を超える平均アスペクト比を有する。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスにおいて、生成物混合物から回収された複数の高アスペクト比銀ナノワイヤは、0.2未満(好ましくは0.17未満、より好ましくは0.15未満、最も好ましくは0.13未満)(本明細書の実施例に記載の方法に従って決定された)の銀ナノ粒子の割合(NP)を有する。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスは、提供された銀イオン源を少なくとも2つの個別の部分に分割することをさらに含み、個別の部分は、個別の部分を添加する間の遅延期間(好ましくは1〜60分間、より好ましくは1〜20分間、最も好ましくは5〜15分間)で容器に添加される。より好ましくは、本発明の方法は、提供された銀イオン源を第1の部分と第2の部分に分割することと(好ましくは、第1の部分が提供された銀イオン源の10〜30重量%であり、より好ましくは、第1の部分が提供された銀イオン源の15〜25重量%であり、最も好ましくは、第1の部分が提供された銀イオン源の20重量%である)、組み合わせ物を140〜160℃(好ましくは145〜155℃)に加熱した後に、第1の部分を容器に添加して、作成混合物を形成することと、その後、作成混合物を、遅延期間(好ましくは1〜60分間、より好ましくは1〜20分間、最も好ましくは5〜15分間)中、110〜150℃(好ましくは110〜135℃、より好ましくは125〜135℃)に冷却することと、遅延期間後に、第2の部分を容器に添加して、成長混合物を形成することと、をさらに含む。
好ましくは、本発明の高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスは、提供された銀イオン源を第1の部分と第2の部分に分割することと(好ましくは、第1の部分が提供された銀イオン源の10〜30重量%であり、より好ましくは、第1の部分が提供された銀イオン源の15〜25重量%であり、最も好ましくは、第1の部分が提供された銀イオン源の20重量%である)、組み合わせ物を140〜160℃(好ましくは145〜155℃)に加熱した後に、第1の部分を容器に添加して作成混合物を形成することと、その後、作成混合物を、遅延期間(好ましくは1〜60分間、より好ましくは1〜20分間、最も好ましくは5〜15分間)中、110〜150℃(好ましくは110〜135℃、より好ましくは125〜135℃)に冷却することと、遅延期間後に、第2の部分を容器に添加して成長混合物を形成することと、成長混合物を110〜150℃(好ましくは110〜135℃、より好ましくは125〜135℃)で2〜30時間(好ましくは4〜30時間、より好ましくは10〜25時間、最も好ましくは16〜20時間)の保持期間維持して、生成物混合物を提供することと、をさらに含む。
本発明のいくつかの実施形態は、これから以下の実施例において詳細に説明される。
以下の実施例で使用される水を、水精製装置の下流に位置付けられた細孔径0.2μmの中空繊維フィルタを有するThermoScientific Barnstead NANOPure精製システムを用いて得た。
実施例1:還元糖/PVP含有下位組み合わせ物の調製
55,000ダルトンの重量平均分子量(M)を有するポリビニルピロリドン(PVP)(52.2g、98%超、Sigma−Aldrich製)を、フラスコ中の1,958mLの脱イオン水中に溶解した。その後、D−グルコース(13.5g、99%超、Sigma−Aldrich製)を溶解するまで撹拌しながらフラスコの内容物に添加して、還元糖/PVP下位組み合わせ物を形成した。
実施例2:銅(II)イオン含有下位組み合わせ物の調製
塩化銅(II)(0.6137g、99%超、Mallinckrodt Chemicals製)を900mLの脱イオン水中に溶解して、ビーカー中に銅(II)イオン下位組み合わせ物を形成した。
実施例3:ハロゲン化物イオン含有下位組み合わせ物の調製
塩化ナトリウム(0.2104g)を900mLの脱イオン水中に溶解して、ビーカー中にハロゲン化物イオン下位組み合わせ物を形成した。
実施例4:銀イオン含有下位組み合わせ物の調製
硝酸銀(12.70g、99%超、Sigma−Aldrich製)を612mLの脱イオン水中に溶解して、フラスコ中に銀イオン下位組み合わせ物を形成した。
比較実施例C1:銀ナノワイヤの調製
オーバーヘッドミキサー及び温度制御器を装備した8Lのステンレス製圧力反応器を使用した。実施例3に従って調製したハロゲン化物イオン下位組み合わせ物の一部(21.3mL)を、フラスコ中の実施例1に従って調製した還元糖/PVP下位組み合わせ物に添加した。その後、実施例2に従って調製した銅(II)イオン下位組み合わせ物の一部(21.3mL)をフラスコに添加した。その後、ハロゲン化物イオン下位組み合わせ物及び銅(II)イオン下位組み合わせ物の測定に使用したガラス器を脱イオン水(407mL)ですすいでフラスコに入れた。その後、フラスコの内容物を反応器に移した。その後、フラスコを脱イオン水(191mL)ですすいで反応器に入れた。反応器の内容物のpHが3.86であると観察された。ミキサーを200回転/分の撹拌速度で係合した。その後、反応器を閉鎖し、60psigを超える圧力まで窒素で4回パージして、各パージにつきその圧力で3分間保持した。最後のパージ後、16.8psigで反応器に窒素ブランケットが残った。その後、温度制御器を150℃に設定した。反応器の内容物が150℃に達した後、実施例4に従って調製した銀イオン下位組み合わせ物の20重量%を1分間にわたって反応器に添加した。その後、温度制御器の設定点を150℃で維持しながら、反応器の内容物を10分間撹拌した。その後の10分間にわたって、反応器の内容物の温度を130℃まで冷却した。その後、実施例4に従って調製した銀イオン下位組み合わせ物の残りの80重量%をその後10分間にわたって反応器の内容物に添加し、102mLの脱イオン水も添加した。その後、温度制御器の設定点を130℃で維持しながら、反応器の内容物を18時間撹拌した。その後、反応器の内容物をその後30分間にわたって室温まで冷却した。その後、反応器を通気して容器内のいかなる上昇圧力も逃がした。ミキサーを係脱した。その後、反応器の内容物を収集した。
実施例5:銀ナノワイヤの調製
三枚羽プロペラ式撹拌機、外部抵抗加熱マントルを有する温度制御装置、及び温度制御を容易にするための内部冷却管を装備した8リットルのステンレス製圧力反応器を使用した。実施例3に従って調製したハロゲン化物イオン下位組み合わせ物の一部(21.3mL)を、フラスコ中の実施例1に従って調製した還元糖/PVP下位組み合わせ物に添加した。その後、実施例2に従って調製した銅(II)イオン下位組み合わせ物の一部(21.3mL)をフラスコに添加した。その後、ハロゲン化物イオン下位組み合わせ物及び銅(II)イオン下位組み合わせ物の測定に使用したガラス器を脱イオン水(407mL)ですすいでフラスコに入れた。その後、フラスコの内容物のpHを硝酸(ACS試薬等級70%)で3.86の初期pHから2.29のpHに調整した。その後、フラスコの内容物を反応器に移した。その後、フラスコを脱イオン水(191mL)ですすいで反応器に入れた。ミキサーを200回転/分の撹拌速度で係合した。その後、反応器を閉鎖し、60psigを超える圧力まで窒素で4回パージして、各パージにつきその圧力で3分間保持した。最後のパージ後、16.8psigで反応器に窒素ブランケットが残った。その後、温度制御器を150℃に設定した。反応器の内容物が150℃に達した後、実施例4に従って調製した銀イオン下位組み合わせ物の20重量%を1分間にわたって反応器に添加し、作成混合物を形成した。その後、温度制御器の設定点を150℃で維持しながら、作成混合物を10分間撹拌した。その後の10分間にわたって、温度制御器の設定点を130℃に直線的に下降させた。その後、実施例4に従って調製した銀イオン下位組み合わせ物の残りの80重量%をその後10分間にわたって反応器に添加し、102mLの脱イオン水も添加して、成長混合物を形成した。その後、温度制御器の設定点を130℃で維持しながら成長混合物を18時間撹拌して、生成物混合物を形成した。その後、生成物混合物をその後30分間にわたって室温に冷却した。その後、反応器を通気して容器内のいかなる上昇圧力も逃がした。ミキサーを係脱した。その後、生成物混合物を収集した。
回収された銀ナノワイヤの分析
その後、比較実施例C1及び実施例5の生成物銀ナノワイヤを、FEI自動画像取得(AIA)プログラムを用いたFEI Nova NanoSEM電界放出銃走査電子顕微鏡(SEM)を用いて分析した。一滴の浄化分散液をUV/Visキュベットから採取し、シリカウエハコーティングSEMスタブ上にドロップ鋳造した後、真空下で乾燥させた。FEI Nova NanoSEM電界放出銃走査電子顕微鏡を用いて後方散乱電子画像を収集した。FEIの自動画像取得(AIA)プログラムを用いて、ステージを移動させ、焦点を合わせ、画像を収集した。各試料の18個の画像を6μmの水平フィールド幅で取得した。ImageJソフトウェアを用いた半自動画像分析は、アスペクト比3に基づいてオブジェクトをワイヤ対粒子に分類した。ワイヤ幅、ならびに画像内のワイヤの総面積を自動測定した。粒子を個別の大きさ及び画像内の粒子の総面積について表にした。ImageJソフトウェアを用いて、表1の銀ナノワイヤの直径も決定した。銀ナノワイヤの平均長さは、直径分析のために得たSEM画像に基づいて、20μmを超えると観察された。
ImageJソフトウェアを用いて比較実施例C1及び実施例5の各々の生成物銀ナノワイヤのSEM画像を分析して、生成物試料中の3未満のアスペクト比を有する相対尺度の銀ナノ粒子を提供した。この測定に用いた統計値は、以下の式に従って決定されたナノ粒子の割合(NP)であり、
NP=NP/T
式中、Tは、所与の沈着した銀ナノワイヤ試料によって閉塞される基材の全表面積であり、NPは、3未満のアスペクト比を有する銀ナノ粒子に起因する全閉塞表面積の部分である。
Shimadzu UV 2401分光光度計を用いて、比較実施例C1及び実施例5の各々の生成物銀ナノワイヤのスペクトルUV/Vis分析を行った。320nm付近の極小及び375nm付近の極大が0〜1の範囲になるように、生UV/Vis吸光度スペクトルを正規化した。最大吸収度波長(λmax)及び500nmでの正規化吸収度(Abs500)を表1に報告する。
Figure 2016166402

Claims (10)

  1. 高アスペクト比銀ナノワイヤを製造するためのプロセスであって、
    容器を提供することと、
    水を提供することと、
    還元糖を提供することと、
    ポリビニルピロリドン(PVP)を提供することと、
    銅(II)イオン源を提供することと、
    ハロゲン化物イオン源を提供することと、
    銀イオン源を提供することと、
    pH調整剤を提供することと、
    前記水、前記還元糖、前記ポリビニルピロリドン(PVP)、前記銅(II)イオン源、前記ハロゲン化物イオン源、及び前記pH調整剤を前記容器に添加して、2.0〜4.0のpHを有する組み合わせ物を形成することと、
    前記組み合わせ物を110〜160℃に加熱することと、
    その後、前記銀イオン源を前記容器に添加して、成長混合物を形成することと、
    その後、前記成長混合物を110〜160℃で2〜30時間の保持期間維持して、生成物混合物を提供することと、
    前記生成物混合物から複数の高アスペクト比銀ナノワイヤを回収することと、を含み、
    前記容器内の総グリコール濃度が、前記プロセス中、常に0.001重量%未満である、前記プロセス。
  2. 前記銀イオン源を第1の部分と第2の部分に分割することと、
    前記組み合わせ物を140〜160℃に加熱することと、
    その後、前記第1の部分を前記容器に添加して、作成混合物を形成することと、
    その後、遅延期間中、前記作成混合物を110〜135℃に冷却することと、
    前記遅延期間後に、前記第2の部分を前記容器に添加して、前記成長混合物を形成することと、をさらに含む、請求項1に記載の前記プロセス。
  3. 前記成長混合物が、前記保持期間中、110〜135℃で維持される、請求項2に記載の前記プロセス。
  4. 前記提供された還元糖がグルコースである、請求項3に記載の前記プロセス。
  5. 前記提供されたポリビニルピロリドン(PVP)が、40,000〜150,000ダルトンの重量平均分子量(M)を有する、請求項3に記載の前記プロセス。
  6. 前記提供された銅(II)イオン源が塩化銅(II)である、請求項3に記載の前記プロセス。
  7. 前記提供されたハロゲン化物イオン源が塩化ナトリウムである、請求項3に記載の前記プロセス。
  8. 前記提供された銀イオン源が硝酸銀である、請求項3に記載の前記プロセス。
  9. 前記銀イオン源を第1の部分と第2の部分に分割することと、
    前記組み合わせ物を140〜160℃に加熱することと、
    その後、前記第1の部分を前記容器に添加して、作成混合物を形成することと、
    その後、遅延期間中、前記作成混合物を110〜135℃に冷却することと、
    遅延期間後に、前記第2の部分を前記容器に添加して、前記成長混合物を形成することと、
    前記成長混合物を、保持期間中、110〜135℃で維持することと、をさらに含み、
    前記提供された還元糖がグルコースであり、
    前記提供されたポリビニルピロリドン(PVP)が40,000〜60,000ダルトンの重量平均分子量(M)を有し、
    前記提供された銅(II)イオン源が塩化銅(II)であり、
    前記提供されたハロゲン化物イオン源が塩化ナトリウムであり、
    前記提供された銀イオン源が硝酸銀である、請求項1に記載の前記プロセス。
  10. 前記銀イオン源を第1の部分と第2の部分に分割することであって、前記第1の部分が前記提供された銀イオン源の10〜30重量%である、分割することと、
    前記組み合わせ物を145〜155℃に加熱することと、
    その後、前記第1の部分を前記容器に添加して、作成混合物を形成することと、
    その後、5〜15分間の遅延期間中、前記作成混合物を125〜135℃に冷却することと、
    前記遅延期間後に、前記第2の部分を前記容器に添加して、前記成長混合物を形成することと、
    前記保持期間中、前記成長混合物を125〜135℃で維持することであって、前記保持期間が16〜20時間である、維持することと、をさらに含み、
    前記提供された還元糖がD−グルコースであり、
    前記提供されたポリビニルピロリドン(PVP)が40,000〜60,000ダルトンの重量平均分子量(M)を有し、
    前記提供された銅(II)イオン源が塩化銅(II)であり、
    前記提供されたハロゲン化物イオン源が塩化ナトリウムであり、
    前記提供された銀イオン源が硝酸銀であり、
    前記容器に添加されたポリビニルピロリドン(PVP)と銀イオンの重量比が6:1〜7:1であり、前記容器に添加されたハロゲン化物イオンと銅(II)の重量比が2.5:1〜3.5:1であり、回収された前記複数の高アスペクト比銀ナノワイヤが35〜50nmの平均直径及び20〜100μmの平均長さを有し、回収された前記複数の高アスペクト比銀ナノワイヤが500を超える平均アスペクト比を有する、請求項1に記載の前記プロセス。
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