JP2016165439A - 健康器具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】頂端が長手方向にアーチ状をし、鉛直断面が凸円弧状の押し部材を人体に押し付けるので、マッサージや指圧と同様な作用でコリなどを緩和できる。また、底面に下向きに突出した直方体状の栓を有し、前記の栓が嵌入する長方形の長穴が、前記押し部材を配設する部位に応じて開けた基盤を有するので、押し部材を基盤の所望の位置に位置合わせし結合する操作が簡便で、加えて、円柱状ピンに代えて直方体状の栓を使用するので、強度が大きく、長寿命である。
【選択図】図9
Description
この発明に対し、希望する任意の部位を利用者の意思で治療できる、簡易型で携帯式の健康器具として特許文献2の発明を提案した。図1は、この発明による健康器具の基本構成を示す斜視図であり、頂端が凸曲面の押し部材aを基盤bに装着してある。前記の押し部材aは、その下面に下向きに突出した円柱状ピンpを有しており、前記ピンpが嵌入する穴hが前記基盤bに開けてある。
このように、押し部材に複数本の丸棒を設けて、基盤の丸穴に嵌入することで、位置合わせし結合するため、位置合わせの操作が複雑である。また、丸棒を使用するので、強度も弱い。特に隣接して多数の丸穴を開けてあるので、何番目の丸穴にピンpを嵌入させるべきか、数えるのも面倒である。
本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、着脱操作が簡単で強度も大きい携帯式の健康器具を実現する。
図3に示す基盤bには、前記の栓rが嵌入する長方形の長穴H…が、前記押し部材Sを配設する部位に応じて開けてある。すなわち、鎖線が背骨を示すものとすると、背骨を挟んで両側に背骨と平行の縦穴D、Cが開けてあり、それぞれの縦穴D・Cと十字状に交差する横穴E、Fを開けてある。さらに、前記のそれぞれの十字状穴の間に、それぞれの十字状穴の縦穴D、Cと平行の縦穴A、Bを開けてある。従って、背骨を挟んで左右対称の形状となる。
なお、基盤bは、例えば木製や合成樹脂製、発泡樹脂製の厚板であり、前記の押し部材Sも例えば木製や合成樹脂製、発泡樹脂製の厚板などが好適であり、軟質だと人体への当たりがソフトでなお望ましい。
図5は、一対の押し部材S1、S1′であり、各部の寸法を例示してある。(1) は正面図、(2) は底面図、(3) は側面図である。これらの寸法は最適な値であるが、±10%の範囲では使用可能である。
(3) 図に示すように、頂端の形状は、総ての部位において、凸円弧状2に形成されている。
なお、全長は図5と図6は170 mm、図7は140 mm、図8は120 mmである。また、各押し部材Sの厚さは例えば40mmである。
なお、押し部材S…を身体に当てると、硬すぎて痛い場合は、図2に鎖線で示したように、シリコーン樹脂などのような軟らかい材質のカバーcを被せるとよい。慣れると、カバーcを外しても支障はない。取り外しは出来ないが、押し部材S…の人体に当たる頂端に、軟質の層を重ねて接着してもよい。
図5〜図8に寸法の異なる例を示したが、寸法の異なる押し部材を揃えるのが困難な場合は、最低1種類を用意するが、左右一対は必用である。
使用方法1(図10に示す首筋マッサージ)
押し部材S1, S1´の直方体状の栓rを、基盤bの長穴A、Bに嵌入し、仰向けに寝て、首筋の患部α、α′を押し部材S1, S1′の頂端に当ててリラックスする。なお一層の効果を得る為に、頭を後頭部や顎の方へ動かしたり、また頭を左右に捩じる運動をする事により、更なるマッサージ効果を促すことが可能である。
押し部材S1, S1´又はS3, S3´(ハードまたはソフトに使う場合に選択する)の栓rを、基盤bの長穴(A, B、A, D(又はB, C)C, D)に挿入し、仰向けに寝て肩の各患部(aa´、bb´、cc´)を押し部材の頂端に当ててリラックスする。
栓rを基盤の長穴A,B=aa´ A,D(BC)=bb´ CD=cc´の患部をマッサージする。
尚一層のマッサージ効果を得る為に、上記のマッサージ状態で、両腕を体に対し直角に左右に伸ばし、両腕を両肘の所で折り曲げ、掌は正面を向き、両腕を頭の方向へ動かし、又、元の位置に戻す運動を繰り返すと、マッサージ効果を促すことが可能である。
押し部材S3, S3´又はS4, S4´(ハード好みはS3, S3´、ソフト好みはS4, S4´)の栓rを、基盤bの長穴A, Bに嵌入し、仰向けに寝て、肩甲骨内側の患部α、α′に当ててリラックスする。
尚一層のマッサージ効果を得る為に、上記のマッサージ状態で、両腕を体に対し直角に広げ、腕を肘の所で折り曲げ、両手で拳を作り、両肘を胸の前で交差させ、元の位置に戻す。この動作をユックリ、無理無く繰り返す。又、上記の腕の状態で、頭の方向へ伸ばしたり、元の位置に戻す運動を、ユックリと無理せず行うことにより、マッサージ効果をより高めることがてきる。
押し部材S3, S3´又はS4, S4´(ハード好みはS3, S3´、ソフト好みはS4, S4´)の栓rを、基盤bの長穴A, Bに挿入し、仰向けに寝て、S3, S3´又はS4, S4´を背中の患部α、α′当てリラックスする。
尚一層のマッサージ効果を得る為に、上記のマッサージ状態で両膝を立て、両膝をユックリと無理無く左右に捩る運動を繰り返す事により、押し部材と患部α、α′間でマッサージ効果を高める。両腕は、体の両脇に緩く広げた状態とする。
(1) の使用法(図14に示す)
押し部材S2, S2´の栓rを基盤bの長穴A, Bに嵌入し、仰向けに寝て押し部材S2, S2´を腰の患部α、α′に当ててリラックスする。
(2) の使用法(図15に示す)
押し部材S2, S2´の栓rを基盤bの長穴E, Fに嵌入し、仰向けに寝て押し部材S2, S2´を患部(大腰筋)α、α′に当ててリラックスする。
マッサージ効果を高める為に、上記のマッサージ状態で両膝を立て、両膝をユックリと無理無く、左右に捩る運動を繰り返す事により、押し部材(S2, S2´)と患部α、α′の間でマッサージ効果を高める。両腕は、体の両脇に緩く広げた状態とする。
押し部材S2, S2´の栓rを基盤bの長穴E, Fに嵌入し、仰向けに寝て押し部材S2, S2´を患部α、α′に当ててリラックスする。
尚一層のマッサージ効果を得る為に、上記のマッサージ状態で両膝を立て、両膝をユックリと無理無く左右に捩る運動を繰り返す事により、押し部材(S2, S2´)と患部α、α′の間でマッサージ効果を高める。両腕は、体の両脇に緩く広げた状態とする。
r 直方体状の栓
b 基盤
H 長穴
c 軟質カバー
α、α′患部
1 アーチ状
2 凸円弧状
この発明に対し、希望する任意の部位を利用者の意思で治療できる、簡易型で携帯式の健康器具として特許文献2の発明を提案した。図1は、この発明による健康器具の基本構成を示す斜視図であり、頂端が凸曲面の押し部材aを基盤bに装着してある。前記の押し部材aは、その下面に下向きに突出した円柱状ピンpを有しており、前記ピンpが嵌入する穴hが前記基盤bに開けてある。
このように、押し部材に複数本の丸棒を設けて、基盤の丸穴に嵌入することで、位置合わせし結合するため、位置合わせの操作が複雑である。また、丸棒を使用するので、強度も弱い。特に隣接して多数の丸穴を開けてあるので、何番目の丸穴にピンpを嵌入させるべきか、数えるのも面倒である。
本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、着脱操作が簡単で強度も大きい携帯式の健康器具を実現する。
さらに、前記の長穴が背骨を挟んで左右一対の縦穴が開けてあり、それぞれの縦穴と十字状に交差する横穴を開けてあるので、一対の押し部材を背骨を挟んで縦方向に互いに平行に配設したり、所定の間隔で横方向に1列に配設したりできる。このように、使いたい部意に予め長穴が開いており、使用者にとって使いやすく便利である。
なお、全長は図5と図6は170 mm、図7は140 mm、図8は120 mmである。また、各押し部材Sの厚さは例えば40mmである。
図3に示す基盤bには、前記の栓rが嵌入する長方形の長穴H…が、前記押し部材Sを配設する部位に応じて開けてある。すなわち、鎖線が背骨を示すものとすると、背骨を挟んで両側に背骨と平行の縦穴D、Cが開けてあり、それぞれの縦穴D・Cと十字状に交差する横穴E、Fを開けてある。さらに、前記のそれぞれの十字状穴の間に、それぞれの十字状穴の縦穴D、Cと平行の縦穴A、Bを開けてある。従って、背骨を挟んで左右対称の形状となる。
なお、基盤bは、例えば木製や合成樹脂製、発泡樹脂製の厚板であり、前記の押し部材Sも例えば木製や合成樹脂製、発泡樹脂製の厚板などが好適であり、軟質だと人体への当たりがソフトでなお望ましい。
図5は、一対の押し部材S1、S1′であり、各部の寸法を例示してある。(1) は正面図、(2) は底面図、(3) は側面図である。これらの寸法は最適な値であるが、±10%の範囲では使用可能である。
(3) 図に示すように、頂端の形状は、総ての部位において、凸円弧状2に形成されている。
なお、全長は図5と図6は170 mm、図7は140 mm、図8は120 mmである。また、各押し部材Sの厚さは例えば40mmである。
なお、押し部材S…を身体に当てると、硬すぎて痛い場合は、図2に鎖線で示したように、シリコーン樹脂などのような軟らかい材質のカバーcを被せるとよい。慣れると、カバーcを外しても支障はない。取り外しは出来ないが、押し部材S…の人体に当たる頂端に、軟質の層を重ねて接着してもよい。
図5〜図8に寸法の異なる例を示したが、寸法の異なる押し部材を揃えるのが困難な場合は、最低1種類を用意するが、左右一対は必用である。
使用方法1(図10に示す首筋マッサージ)
押し部材S1, S1´の直方体状の栓rを、基盤bの長穴A、Bに嵌入し、仰向けに寝て、首筋の患部α、α′を押し部材S1, S1′の頂端に当ててリラックスする。なお一層の効果を得る為に、頭を後頭部や顎の方へ動かしたり、また頭を左右に捩じる運動をする事により、更なるマッサージ効果を促すことが可能である。
押し部材S1, S1´又はS3, S3´(ハードまたはソフトに使う場合に選択する)の栓rを、基盤bの長穴(A, B、A, D(又はB, C)C, D)に挿入し、仰向けに寝て肩の各患部(aa´、bb´、cc´)を押し部材の頂端に当ててリラックスする。
栓rを基盤の長穴A,B=aa´ A,D(BC)=bb´ CD=cc´の患部をマッサージする。
尚一層のマッサージ効果を得る為に、上記のマッサージ状態で、両腕を体に対し直角に左右に伸ばし、両腕を両肘の所で折り曲げ、掌は正面を向き、両腕を頭の方向へ動かし、又、元の位置に戻す運動を繰り返すと、マッサージ効果を促すことが可能である。
押し部材S3, S3´又はS4, S4´(ハード好みはS3, S3´、ソフト好みはS4, S4´)の栓rを、基盤bの長穴A, Bに嵌入し、仰向けに寝て、肩甲骨内側の患部α、α′に当ててリラックスする。
尚一層のマッサージ効果を得る為に、上記のマッサージ状態で、両腕を体に対し直角に広げ、腕を肘の所で折り曲げ、両手で拳を作り、両肘を胸の前で交差させ、元の位置に戻す。この動作をユックリ、無理無く繰り返す。又、上記の腕の状態で、頭の方向へ伸ばしたり、元の位置に戻す運動を、ユックリと無理せず行うことにより、マッサージ効果をより高めることができる。
押し部材S3, S3´又はS4, S4´(ハード好みはS3, S3´、ソフト好みはS4, S4´)の栓rを、基盤bの長穴A, Bに挿入し、仰向けに寝て、S3, S3´又はS4, S4´を背中の患部α、α′当てリラックスする。
尚一層のマッサージ効果を得る為に、上記のマッサージ状態で両膝を立て、両膝をユックリと無理無く左右に捩る運動を繰り返す事により、押し部材と患部α、α′間でマッサージ効果を高める。両腕は、体の両脇に緩く広げた状態とする。
(1) の使用法(図14に示す)
押し部材S2, S2´の栓rを基盤bの長穴A, Bに嵌入し、仰向けに寝て押し部材S2, S2´を腰の患部α、α′に当ててリラックスする。
(2) の使用法(図15に示す)
押し部材S2, S2´の栓rを基盤bの長穴E, Fに嵌入し、仰向けに寝て押し部材S2, S2´を患部(大腰筋)α、α′に当ててリラックスする。
マッサージ効果を高める為に、上記のマッサージ状態で両膝を立て、両膝をユックリと無理無く、左右に捩る運動を繰り返す事により、押し部材(S2, S2´)と患部α、α′の間でマッサージ効果を高める。両腕は、体の両脇に緩く広げた状態とする。
押し部材S2, S2´の栓rを基盤bの長穴E, Fに嵌入し、仰向けに寝て押し部材S2, S2´を患部α、α′に当ててリラックスする。
尚一層のマッサージ効果を得る為に、上記のマッサージ状態で両膝を立て、両膝をユッ
クリと無理無く左右に捩る運動を繰り返す事により、押し部材(S2, S2´)と患部α、α′の間でマッサージ効果を高める。両腕は、体の両脇に緩く広げた状態とする。
r 直方体状の栓
b 基盤
H 長穴
c 軟質カバー
α、α′患部
1 アーチ状
2 凸円弧状
Claims (4)
- 頂端が長手方向にアーチ状をし、鉛直断面が凸円弧状の押し部材の底面に、下向きに突出した直方体状の栓を有し、前記の栓が嵌入する長方形の長穴が、前記押し部材を配設する部位に応じて開けた基盤を有することを特徴とする健康器具。
- 前記の長穴が背骨を挟んで左右一対縦方向に開けてあり、それぞれの縦穴と十字状に交差する横穴を開けてあることを特徴とする請求項1に記載の健康器具。
- 前記のそれぞれの十字状穴の間に、それぞれの十字状穴の縦穴と平行の長方形の長穴を一対開けてあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の健康器具。
- 前記凸円弧状の頂端に被せる軟質のカバーをアタッチメントとして備えていることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の健康器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015141247A JP5883186B1 (ja) | 2015-03-03 | 2015-07-15 | 健康器具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015041749 | 2015-03-03 | ||
JP2015041749 | 2015-03-03 | ||
JP2015141247A JP5883186B1 (ja) | 2015-03-03 | 2015-07-15 | 健康器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5883186B1 JP5883186B1 (ja) | 2016-03-09 |
JP2016165439A true JP2016165439A (ja) | 2016-09-15 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015141247A Active JP5883186B1 (ja) | 2015-03-03 | 2015-07-15 | 健康器具 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0733335U (ja) * | 1993-11-25 | 1995-06-20 | 石関 昌吾 | 指圧器 |
JP3031639U (ja) * | 1996-05-24 | 1996-11-29 | 和 志水 | 万能健圧器 |
CN1148162C (zh) * | 1997-02-18 | 2004-05-05 | 轰产业株式会社 | 自重压迫式脚部按摩器 |
JP3761135B2 (ja) * | 1999-08-23 | 2006-03-29 | コクヨ株式会社 | 椅子 |
JP3178950U (ja) * | 2012-07-17 | 2012-10-11 | 繁 大嶋 | 指圧具 |
-
2015
- 2015-07-15 JP JP2015141247A patent/JP5883186B1/ja active Active
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