JP2016163961A - 記録装置 - Google Patents

記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016163961A
JP2016163961A JP2015044629A JP2015044629A JP2016163961A JP 2016163961 A JP2016163961 A JP 2016163961A JP 2015044629 A JP2015044629 A JP 2015044629A JP 2015044629 A JP2015044629 A JP 2015044629A JP 2016163961 A JP2016163961 A JP 2016163961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
main body
recording
handle
recording apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015044629A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6649598B2 (ja
Inventor
久幸 赤羽
Hisayuki Akaha
久幸 赤羽
直樹 堀江
Naoki Horie
直樹 堀江
五十嵐 人志
Hitoshi Igarashi
人志 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2015044629A priority Critical patent/JP6649598B2/ja
Priority to US15/005,587 priority patent/US9731528B2/en
Publication of JP2016163961A publication Critical patent/JP2016163961A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6649598B2 publication Critical patent/JP6649598B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ポータブルタイプのプリンターにおいて、ユーザーニーズにより適切に対応したパネルの配置構造を提供する。
【解決手段】被記録媒体に記録を行う記録手段を内部に備える装置本体部11と、各種情報等を表示する表示部28を有するとともに、回動軸を中心に回動することにより装置本体部11の上部を開閉するパネル14と、を備え、パネル14は、外周が一対の短辺および一対の長辺を備えて成り、表示部28は、輪郭が一対の短辺および一対の長辺を備えて成るとともに、長手方向がパネル14の長手方向と一致する様にパネル14に設けられており、パネル14は、回動軸と交差する方向を長手方向にして回動する様に設けられていることを特徴とするプリンターを提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、各種情報等を表示する表示部を有するパネルが回動可能に設けられた、被記録媒体に記録を行う記録装置に関する。
プリンターに代表される記録装置には、コンピューターと接続することなくスタンドアロンで使用可能なものがある。またそのようなプリンターには、各種情報や画像などを表示する表示部が、チルト機構を介してチルト可能に設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−42125号公報
上記のようなスタンドアロンタイプのプリンターには、更に、ハガキや小サイズ写真用紙などへの印刷に特化した、ポータブルタイプのものがある。上記特許文献1記載のプリンターも、その一例である。
しかしながら従来のポータブルプリンターにおいては、その特性、例えばハガキ作成用途に対して、表示部の形状とそのチルト方向との関係が、必ずしもユーザーニーズに適切に応えたものとは言えなかった。
そこで本発明はこの様な状況に鑑み成されたものであり、その目的は、ポータブルタイプのプリンターにおいて、従来のプリンターが成し得なかった、ユーザーニーズにより適切に対応したパネルの配置構造を提供することにある。
上記課題を解決する為の、本発明の第1の態様に係る記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録手段を内部に備える装置本体部と、各種情報等を表示する表示部を有するとともに、回動軸を中心に回動することにより前記装置本体部の上部を開閉するパネルと、を備え、前記パネルは、外周が一対の短辺および一対の長辺を備えて成り、前記表示部は、輪郭が一対の短辺および一対の長辺を備えて成るとともに、長手方向が前記パネルの長手方向と一致する様に前記パネルに設けられており、前記パネルは、前記回動軸と交差する方向を前記長手方向にして回動する様に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、表示部を有する回動可能なパネルは、回動軸と交差する方向を長手方向(パネル及び表示部の長手方向)にして回動する様に設けられているので、前記パネルを開いた際、ユーザー側から見て表示部の長手方向が鉛直上下方向に沿った状態となる。従って例えば縦書きが採用されることが多いハガキ作成用途に関して、表示部の表示領域を最大限に使用することで編集イメージをより大きく表示させることができ、編集作業がより行い易くなり、ユーザーニーズにより適切に対応することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記表示部の大きさは、少なくともハガキサイズ以上であることを特徴とする。
本態様によれば、前記表示部の大きさは、少なくともハガキサイズ以上であるので、表示部に表示する編集イメージを実際の完成イメージにより近づけることができ、編集作業が更に行い易くなり、ユーザーニーズにより一層適切に対応することができる。
本発明の第3の態様は、第1のまたは第2の態様において、前記回動軸は、前記装置本体部において、被記録媒体搬送方向と交差する方向の側面部に設けられ、開いた状態にある前記パネルを手前にして前記装置本体部を載置した際、被記録媒体搬送方向は左右方向となることを特徴とする。
通常、記録装置には記録が行われて排出される被記録媒体を受ける排出トレイが設けられている。本態様によれば、開いた状態にある前記パネルを手前にして前記装置本体部を載置した際、被記録媒体搬送方向は左右方向となるので、前記パネルを操作する際に排出トレイが邪魔にならず、前記パネルの操作性が向上する。
本発明の第4の態様は、第3の態様において、被記録媒体の排出口を手前にして前記装置本体部を載置した際、前記回動軸は、前記装置本体部の右側面に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、被記録媒体の排出口を手前にして前記装置本体部を載置した際、前記回動軸が、前記装置本体部の右側面に設けられた構成において、上述した第3の態様の作用効果を得ることができる。
本発明の第5の態様は、第3のまたは第4の態様において、閉じた状態にある前記パネルは、前記装置本体部の上部の、被記録媒体搬送方向と交差する方向における全域を覆うことを特徴とする。
本態様によれば、閉じた状態にある前記パネルは、前記装置本体部の上部の、被記録媒体搬送方向と交差する方向における全域を覆うので、前記装置本体部と前記パネルとの一体感が向上し、装置の美観が向上する。
本発明の第6の態様は、第3から第5の態様のいずれかにおいて、被記録媒体をセットする媒体セット部と、前記記録手段を備えるとともに、被記録媒体搬送方向と交差する方向に移動可能なキャリッジと、前記パネルと係合することにより前記パネルを開いた状態に維持するアームと、を備え、前記アームの被記録媒体搬送方向における位置は、前記媒体セット部と前記キャリッジとの間の位置であることを特徴とする。
本態様によれば、前記パネルと係合することにより前記パネルを開いた状態に維持するアームを備え、前記アームの被記録媒体搬送方向における位置は、前記媒体セット部と前記キャリッジとの間の位置であるので、前記媒体セット部と前記キャリッジとの間の領域を有効に利用することで、装置の大型化を抑制することができる。
本発明の第7の態様は、第6の態様において、前記アームは、前記パネルを複数の開き角度で維持することを特徴とする。
本態様によれば、前記アームは、前記パネルを複数の開き角度で維持するので、ユーザーの操作性がより一層向上する。
本発明の第8の態様は、第6のまたは第7の態様において、装置高さ方向において前記アームの少なくとも一部と前記キャリッジの少なくとも一部とが同じ高さ位置にあることを特徴とする。
本態様によれば、装置高さ方向において前記アームの少なくとも一部と前記キャリッジの少なくとも一部とが同じ高さ位置にあるので、高さ方向装置寸法について前記アームの寸法と前記キャリッジの寸法とがそのまま加算されず、高さ方向装置寸法を抑制し、小型化を図ることができる。
(A)は、本発明の一実施例に係るプリンターの装置本体を表す斜視図、(B)は、(A)に示すプリンターのハンドルを開いた状態を表す斜視図。 (A)は、図1(A)に示すプリンターの給紙カバーと排紙カバーを開いた状態を表す斜視図、(B)は、(A)の状態から更にパネルを開いた状態を表す斜視図。 図2(A)に示すプリンターのb−b矢視断面図。 図1(A)に示すプリンターのa−a矢視断面図。 (A)は、パネルとヒンジ部の斜視図、(B)は、パネルの装置本体部への取付状態を説明する図。 プリンターの要部分解斜視図。 プリンターの要部分解斜視図。 ハンドルの取付構造を説明する要部断面図。 (A)は、パネルの開状態を表す斜視図、(B)は、プリンターのパネルが閉状態と全開状態の間にある状態を表す斜視図。 (A)は、図9(A)をパネルの背面側から見た斜視図、(B)は、図9(B)をパネルの背面側から見た斜視図。 (A)は、図9(A)をパネルの右側面から見た図、(B)は、図9(B)をパネルの右側面から見た図、(C)は、パネルが閉状態であるプリンターをパネルの右側面から見た図。 ハンドルが回動する様子を表す図であり、(A)は、閉じた状態を示す図、(B)は、ハンドルが少し開いた状態を示す図、(C)は、ハンドルが更に開いた状態を示す図、(D)は、ハンドルが完全に開いた状態(全開状態)を示す図。 圧縮バネによる付勢力を解除した状態におけるハンドルの位置を示す図であり、(A)はハンドルの腕部の断面図、(B)はハンドルを+X側の側面側から見た図。 プリンターの要部断面図であり、(A)は、給紙カバーが閉じた状態を示す図、(B)は、給紙カバーが開いた状態を示す図。 図2(A)に示すプリンターの要部拡大斜視図。 従来のサブエッジガイドの配設例を表す図であり、(A)は給紙カバーが閉じた状態を示す図、(B)は給紙カバーが開いた状態を示す図。
以下において、本発明の一実施形態に係る記録装置について、添付図面を参照して説明する。尚、本発明はこれらによって制約されるものではない。
[実施例1]
まず、本発明の一実施例に係る記録装置の概略について説明する。本実施例の記録装置の一例として、インクジェット式プリンターを例に挙げる。
図1は、(A)は、本発明の一実施例に係るプリンターの装置本体を表す斜視図、(B)は、(A)に示すプリンターの持ち手を開いた状態を表す斜視図である。図2は、(A)は、図1(A)に示すプリンターの給紙カバーと排紙カバーを開いた状態を表す斜視図、(B)は、(A)の状態から更にパネルを開いた状態を表す斜視図である。図3は、図2(A)に示すプリンターのb−b矢視断面図である。図4は、図1(A)に示すプリンターのa−a矢視断面図である。図5は、(A)は、パネルとヒンジ部の斜視図、(B)は、パネルの装置本体部への取付状態を説明する図である。図6は、プリンターの要部分解斜視図である。図7は、プリンターの要部分解斜視図である。
図8は、ハンドルの取付構造を説明する要部断面図である。図9は、(A)は、パネルの開状態を表す斜視図、(B)は、プリンターのパネルが閉状態と開状態の間にある状態を表す斜視図である。図10は、(A)は、図9(A)をパネルの背面側から見た斜視図、(B)は、図9(B)をパネルの背面側から見た斜視図である。図11は、(A)は、図9(A)をパネルの右側面から見た図、(B)は、図9(B)をパネルの右側面から見た図、(C)は、パネルが閉状態であるプリンターをパネルの右側面から見た図である。図12は、ハンドルが回動する様子を表す図であり、(A)は、閉じた状態を示す図、(B)は、ハンドルが少し開いた状態を示す図、(C)は、ハンドルが更に開いた状態を示す図、(D)は、ハンドルが完全に開いた状態を示す図である。図13は、圧縮バネによる付勢力を解除した状態におけるハンドルの位置を示す図であり、(A)はハンドルの腕部の断面図、(B)はハンドルを+X側の側面側から見た図である。
<プリンターの概要>
本発明に係る記録装置としてのインクジェットプリンター10(以下、プリンター10と称する)は、図1(A)および図1(B)に示すように、プリンター10の装置本体部11、装置本体部11の上面(+Z側の面)に設けられるパネル14、装置本体部11の上面の後方側を開閉する給紙カバー16、装置本体部11の図1(A)における前面(+Y側の面)側に開閉する排紙カバー18、および装置本体部11に対して回動可能に設けられるハンドル20、のこれらによって、その外観が構成されている。また装置本体部11は、上側を構成する本体上部12と、下側を構成する本体下部13と、を備えて構成されている。
なお、各図において示すX−Y−Z座標系はX方向が記録ヘッドの走査方向、Y方向が装置奥行き方向である。Z方向は重力方向であり、装置高さ方向を示している。また、+Y方向側を装置前面側とし、−Y方向側を装置背面側とする。また、装置前面側から見て右側を+X方向、左側を−X方向とする。また、+Z方向を装置上方(上部、上面等を含む)とし、−Z方向側を装置下方(下部、下面等を含む)とする。
プリンター10の上面側であって、装置背面側に近い位置には、図2(A)に示すように、被記録媒体としての用紙Pをセットする媒体セット部23が設けられている。給紙カバー16を開くことによって媒体セット部23が解放される。媒体セット部23にセットされる用紙Pは、第1スライド板24aと第2スライド板24bによって構成される用紙支持部26によって支持される。
尚、第1スライド板24aおよび第2スライド板24bは、装置本体部11に設けられた収納部26(図3を参照)に収納可能、且つ、収納部26から引き出し可能に構成されている。
また、装置前面側には、記録の行われた用紙Pが排出される用紙排出部41が設けられている。排紙カバー18を開くことによって用紙排出部41が開放される。排紙カバー18は、開状態において、装置本体部11から排出される用紙Pを支持するトレイとして機能する。
パネル14は、その上面側に各種情報等を表示する表示部28を備え、+X側の側面に設けられた回動軸(図4を参照:以下、第1の回動軸70という)を中心に回動してプリンター10の装置本体部11の上部を開閉するように構成されている[図2(A)および図2(B)を参照]。
また、本実施形態においては、ハンドル20の回動軸(以下、第2の回動軸90という)も+X側の側面に設けられている(図1(A)および図1(B)を参照)。ハンドル20は、プリンター10を持ち運ぶ際に把持する持ち手である。
尚、パネル14およびハンドル20の構成については、後に更に詳しく説明する。
次に、図3、図4を参照してプリンター10の内部構造の概略と用紙Pの搬送経路を説明する。尚、図3には用紙Pの搬送経路が示してある。
プリンター10において、用紙Pは図3の+Y方向へ搬送される構成である。尚、以下において、プリンター10において用紙Pが搬送されていく方向(+Y方向側)を「下流」といい、これと反対の方向(−Y方向側)を「上流」という。
装置本体部11の内部には、用紙Pにインクを吐出して記録を行う記録ヘッド30を備えたキャリッジ32が、用紙搬送方向(+Y方向)と交差する方向(X軸方向)に往復動するように設けられている。記録ヘッド30の底面には、記録ヘッド30の下方側を搬送される用紙Pに対してインクを吐出する複数のノズル(不図示)からなるノズル列が設けられており、キャリッジ32に搭載される液体収納体34からノズルを介してインクが供給される。
用紙Pは、給紙ローラー36により用紙搬送方向下流に向けて給送される。
給紙ローラー36により送られる用紙Pは、搬送駆動ローラー38aと搬送従動ローラー38bを備えた搬送ローラー対38によって挟圧された状態で、記録ヘッド30の下方(−Z方向側)の記録領域に搬送される。
記録ヘッド30と対向する側(図3における下方側)には、記録ヘッド30の液体吐出面(底面)と用紙Pとの間の用紙ギャップを規定する支持部材42が設けられている。記録ヘッド30と支持部材42との間において、用紙Pに記録ヘッド30からインクを吐出することによって記録が実行される。
記録ヘッド30の用紙搬送方向下流側には、排出駆動ローラー44aと排出従動ローラー44bとを備える排出ローラー対46が設けられている。
また、記録ヘッド30と排出ローラー対46の間には、浮き防止部としての回転体48を設けることができる。回転体48は、記録ヘッド30から排出ローラー対46へ至る用紙Pの搬送経路上に、用紙Pの記録面と接して従動回転するよう設けられることで、用紙Pの支持部材42からの浮き上がりを防止して用紙Pと記録ヘッド30との距離を一定に保つ機能を果たす。
支持部材42上を搬送された記録後の用紙Pは、排出ローラー対46によって下流側に送られて用紙排出部41から排出され、開状態の排紙カバー18上に載置される。
以上がプリンター10の内部構造と用紙搬送経路の概略である。
次に、前述したパネル14について更に詳しく説明する。
上面側に表示部28を有するパネル14は、図1(A)に示すように外周が一対の短辺50および一対の長辺52を備える形状であり、本実施形態においては四隅が丸く形成された長方形をしている。
また、表示部28も輪郭が一対の短辺54および一対の長辺56を備える形状であり、その長手方向(長辺56)がパネル14の長手方向(長辺52)と一致するようにパネル14に設けられている。表示部28の大きさは、少なくともハガキサイズ以上の大きさに形成されている。
本実施例において表示部28は、表示部28上の押圧された位置を検出する、所謂タッチパネルとしての機能を有し、編集内容、印刷設定内容、現在の動作ステータス等の各種情報を表示する他、各種入力操作を実行可能に構成されている。
パネル14は、第1の回動軸70(図4等)を中心に回動して装置本体部11の上部を開閉するように構成されているとともに、その回動が、第1の回動軸70と交差する方向を長手方向にして行われるように設けられている。
より具体的には、第1の回動軸70は、装置本体部11において、用紙搬送方向と交差する方向の側面部(+X側の側面部)に設けられており、図2(B)のように開いた状態にあるパネル14を手前にして装置本体部11を載置した状態で、用紙搬送方向が左右方向(Y軸方向)となるように設けられている。
言い換えると、用紙排出部41が設けられている側(+Y側)を手前にして装置本体部11を載置した際に、第1の回動軸70は、装置本体部11の右側面にくるように設けられている。
パネル14は、第1の回動軸70を備えるヒンジ部72(図5、図7を参照)を介して、装置本体部11を構成する本体下部13に取り付けられる。パネル14は、第1の回動軸70を受ける軸受け部74を備えている。尚、パネル14の装置本体部11への取付構造については、ハンドル20の取付構造とともに後に詳述する。
次に、開いたパネル14の保持構成について、図9〜図11を用いて説明する。
パネル14は、図10(A)、図10(B)に示すように、表示部28の裏側(以下、パネル14の背面と称する場合がある)に、パネル14と係合することによりパネル14を開いた状態に維持するアーム60を備えている。
アーム60は、一端側に設けられる不図示の回動軸が、本体上部12側に設けられる軸受け64にセットされてパネル14と同じ方向に回動する。またアーム60は、他端側がパネル14の背面に、パネル14の長手方向に沿って設けられるスライド部58に対してスライド可能に構成されているとともに、スライド部58に設けられる複数の被係合部62(62a、62b、62c、62d、62e)のそれぞれに対して係合可能な係合部66を備えている[図10(B)を参照]。
複数の被係合部62は、アーム60のスライド方向に沿って、すなわちパネル14の長手方向に沿って設けられており、図10(A)と図10(B)に示すように、係合部66が係合する被係合部62を変えることにより、開き角度[図11(A)および図11(B)に示す角度α]を変えて傾斜姿勢を保持できるようになっており、ユーザーが操作し易い角度にパネル14の開き角度αに変更可能に構成されている。
例えば、図9(A)、図10(A)、および図11(A)では、係合部66が被係合部62eと係合し、パネル14が完全に開いている状態(全開状態)である。
また、図9(B)、図10(B)、および図11(B)は、係合部66が被係合部62cと係合し、パネル14が閉状態と全開状態の間にある状態である。係合部66が被係合部62aと係合させると、図11(C)のような閉状態となる。被係合部62の数を増やすことにより、より細かい調整が可能となる。
尚、図示しない付勢手段によってアーム60は、係合部66が被係合部62に係合する方向に付勢された状態になっている。また、スライド部58の側部には係合部66と被係合部62との係合を解除する為の係合解除ボタン68が設けられている。尚、係合解除ボタン68はスライド部58の上方に設けることもできる。
本実施形態において、アーム60は、用紙搬送方向(Y軸方向)に対して媒体セット部23とキャリッジ32との間に位置するように設けられている(図3を参照)。そして、パネル14を閉じた際に、本体上部12のアーム収納部63にアーム60が収納されるように構成されている。
このように構成することにより、媒体セット部23と前記キャリッジ32との間の領域を有効に利用し、装置の大型化を抑制することができる。
また本実施形態では、図3に表されるように、装置高さ方向(Z軸方向)において、アーム60の少なくとも一部とキャリッジ32の少なくとも一部とが同じ高さ位置にあるように構成されている。すなわち、アーム60の少なくとも一部とキャリッジ32の少なくとも一部とが高さ方向においてオーバーラップしている。
このことにより、高さ方向における装置寸法を抑制し、小型化を図ることができる。
以上のように、パネル14が、第1の回動軸70と交差する方向をパネル14及び表示部28の長手方向にして回動して開閉するように構成されたことにより、以下の作用効果が得られる。
上記構成により、図2(B)のようにパネル14を開いたときに、パネル14と対面するユーザーから見て、表示部28の長手方向が鉛直上下方向に沿った状態となる。このことにより、例えば縦書きが採用されることが多いハガキ作成用途において、表示部28の表示領域を最大限に使用することで編集イメージをより大きく表示させることができ、編集作業がより行い易くなり、ユーザーニーズにより適切に対応することができる。
また表示部28の大きさが、少なくともハガキサイズ以上であることにより、ハガキ作成時に実寸で編集イメージを表示部28に表示することができ、表示される編集イメージを実際の完成イメージにより近づけることができる。
また、ユーザーがパネル14を操作する場合には、通常開いたパネル14を手前にして装置本体部11を載置して使用する。このとき、用紙搬送方向が左右方向となるので、パネル14を操作する際に排紙カバー18が邪魔にならず、パネル14の操作性が向上する。
また、本実施形態において、閉じた状態にあるパネル14は、装置本体部11の上部の、用紙搬送方向と交差する方向(X軸方向)における全域を覆うように設けられている。
このことにより、パネル14を閉じた際に、装置本体部11とパネル14との一体感が増し、プリンター10の外観のデザイン性や美観が向上する。
尚、プリンター10は、タッチパネル方式の表示部28による操作の他、パネル14に設けられる操作ボタン15a、操作ボタン15b(図1を参照)等により操作することができる。またプリンター10に接続されるキーボード等の他の機器により入力操作することも可能である。プリンター10と他の操作機器との接続は、赤外線通信等の無線による接続の他、有線での接続でもよい。
また、プリンター10は、パネル14を開いた状態で給排紙動作、記録動作の実行が可能である。
また、第1の回動軸70と軸受け部74との間には、例えば、パネル14の開閉時にトルクを発生させて任意の角度で静止可能にする公知のフリーストップ機構を設けることができる。これにより一層スムースなパネル14の開閉を実現できる。
<パネルとハンドルの取付構造>
次に、パネル14およびハンドル20の取付構造の一例について説明する。
前述したように、パネル14はヒンジ部72(図5、図7を参照)を介して、本体上部12と本体下部13を備える装置本体部11に取り付けられる。
パネル14の第1の回動軸70は、図4に示すように装置本体部11の+X側の側面に設けられており、同じ側面の第1の回動軸70の下側には、ハンドル20の回動軸(第2の回動軸90)が設けられている。尚、第1の回動軸70の回動軸線76と、第1の回動軸70の下側に位置する第2の回動軸90の回動軸線92は、図6に示すように略平行になっている。
本実施形態では、ハンドル20の装置本体部11(本体下部13)に対する取付部材80に、ヒンジ部72、本体上部12、本体下部13が固定されている。
以下において、この取付構造について更に詳しく説明する。
パネル14は軸受け部74を備え[図5(A)を参照]、ヒンジ部72の第1の回動軸70が軸受け部74に回動可能に軸支されるとともに、ヒンジ部72が装置本体部11に取り付けられて[図5(B)、図7を参照]、パネル14が装置本体部11の上部を開閉する。尚、符号70の部材はヒンジ部押えである。
ハンドル20(図6を参照)は、装置本体部11の奥行方向(Y軸方向)に略平行に設けられる把持部21と、把持部21の両端に設けられるとともに把持部21と交差する方向に延びる2つの腕部22、腕部22を備え、略コの字状の形状に構成されている。
また、図6に示すように、本体下部13の+X側の側面19には、その側方に突出する様に突出部78が形成されおり、その突出部78に、第2の回動軸90を有する取付部材80(図7、図8)を介してハンドル20が回動可能に取り付けられる。
より具体的には、ハンドル20の両側の腕部22の端部には、それぞれ第2の回動軸90を受け入れる凹部84(図6、図8)が形成されており、図8に示すように、本体下部13の突出部78に設けられた取付孔79に、取付部材80の第2の回動軸90が突出部78の内側から挿入され、取付孔79を貫通した第2の回動軸90がハンドル20側の凹部84に受け入れられる。
更に、取付部材80は締結孔82を備え、ヒンジ部72側の第1の貫通孔75と本体上部12側の第2の貫通孔88をネジ94が貫通して締結孔82に締結されて、ヒンジ部72、本体上部12、本体下部13が取付部材80に固定される。
以上のように、ハンドル20の装置本体部11(本体下部13)に対する取付部材80に、パネル14が設けられたヒンジ部72と本体上部12と本体下部13とが、固定されることにより、パネル14は、ヒンジ部72、本体上部12、本体下部13、ハンドル20の取付部材80の4点の部材によってサポートされることとなり、パネル14の荷重を4点の部材に分散させることができる。これにより、パネル14の装置本体部11への取付構造に高い強度を持たせることができる。
換言すれば、ハンドル20を持ち手としてプリンター10を持った際に、ハンドル20は取付部材80を介し、パネル14、本体上部12、本体下部13、のこれらを支持する。従って例えばハンドル20が本体下部13のみを介してプリンター10の全荷重を負担するような構成に比して、破損の虞が少なく、確実にプリンター10を持ち運ぶことができる。
尚、プリンター10は、記録時の状態[例えば図2(A)の状態]と、ハンドル20を把持してプリンター10を持ち運ぶ状態[例えば図1(B)の状態]とで、装置本体部11の上面が変化する。第1の回動軸70及び第2の回動軸90は、記録時の状態における装置本体部11の側面側(+X側)に設けられている。
また、突出部78を本体下部13の側面19に形成することで、本体下部13の側面の剛性を向上させることができ、この剛性が向上した部位(突出部78)にハンドル20の取付部材80が取り付けられるので、パネル14の取付構造に一層高い強度を持たせることができる上、ハンドル20を把持して記録装置を運搬する際の前記筐体の破損を抑制することができる。
また、パネル14の回動軸である第1の回動軸70と、ハンドル20の回動軸である第2の回動軸90が、装置本体部11の同じ側面側に設けられていることにより、ハンドル20を把持して記録装置を持ち運ぶにあたり、プリンター10が図1(B)に表すような姿勢になった場合に、パネル14が意図せず開いてしまうことを回避できる。これにより、パネル14の表示部28の大型化を実現しながらも、より適切な持ち運び性を確保することができる。
<ハンドルにおける他の構成>
ハンドル20における他の構成について、図を参照して更に説明する。図12は、ハンドルが回動する様子を表す図であり、(A)は、閉じた状態を示す図、(B)は、ハンドルが少し開いた状態を示す図、(C)は、ハンドルが更に開いた状態を示す図、(D)は、ハンドルが完全に開いた状態を示す図である。
本実施形態において、ハンドル20は図1(A)に示すように、閉じた状態で突出部78の周囲に沿って収まり、ハンドル20が本体下側13の側面19から突出しない状態で、ハンドル20と突出部78とがプリンター10の側面を構成している。
このことにより、ハンドル20を持ち運び状態[図1(B)]から折り畳んだ際に、装置本体部11からハンドル20が突出することがなく装置本体部11と一体化して見られ、プリンター10の外観の美観が向上する。
また、ハンドル20の腕部22に設けられ、取付部材80の第2の回動軸90を受け入れる凹部84には、ハンドル20が閉じた状態[例えば図13(A)]においてハンドル20の回動軸線方向(Y軸方向)と交差する方向への移動を許容する様に遊び96が設けられている。
具体的には、凹部84は図13(A)に示すように、ハンドル20が閉じた状態において、第2の回動軸90の回動軸線方向(Y軸方向)から見て縦長形状をしている。尚、凹部84の短辺の幅[図13(A)におけるX軸方向の幅]は、第2の回動軸90の太さに対応する幅となっている。
そして、取付部材80の第2の回動軸90には+Z方向への付勢力を有する付勢手段としての圧縮バネ86が設けられており、ハンドル20が閉じた状態[図12(A)]において、圧縮バネ86の付勢力により、凹部84と第2の回動軸90との間の遊び96を埋めた状態となるように構成されている。
ここで、圧縮バネ86によって凹部84と第2の回動軸90との間の遊び96が埋められていない場合には、図13(A)に示すようにハンドル20が閉じた状態になったときに、重力によりハンドル20が第2の回動軸90にぶら下がる。すなわち、第2の回動軸90は凹部84の上方側(把持部21から離れた位置)に位置し、下方側に遊び96ができる。
このとき、図13(B)に示すように、ハンドル20の把持部21と、突出部78との間には隙間98が生じる。そして、ハンドル20の把持部21の一部が、本体下側13の底面よりも下方側(−Z側)にはみ出した状態となる。
図12(A)のように、ハンドル20を閉じたときに、圧縮バネ86の付勢力によって凹部84と第2の回動軸90との間の遊び96を埋めることにより、ハンドル20が押し上げられて突出部78との間の隙間98[図13(B)]を埋めた状態にすることができる。
ハンドル20を閉じた状態において下方(−Z側)にある把持部21を上方(+Z側)に変位させて、ハンドル20を開く方向に回動させると、図12(B)から図12(D)に示されるように、凹部84の端縁85によって圧縮バネ86が押さえられ、凹部84と第2の回動軸90との間に遊び96が形成される。
ハンドル20を開いたときに、ハンドル20の回動軸線方向(Y軸方向)と交差する方向(X軸方向の成分を含む方向)への移動を許容する遊びが設けられていることにより、ハンドル20を閉じた状態から開く際に、ハンドル20に対する第2の回動軸90の相対位置が変わる。具体的には、凹部84内における第2の回動軸90の位置が、把持部21に近い位置から離れる方向へ相対的に変位する。
すなわち、ハンドル20が本体下側13の側面に近い位置[図12(A)の位置]から離れる方向(+X方向)に逃げながら開状態になる[図12(B)から図12(D)]。
このことにより、ハンドル20を開く際の本体下側13の側面との干渉を避け、閉じた状態のハンドル20と本体下側13の側面との間を隙間なく配設することが可能となり、プリンター10の側面の美観を更に向上させることができる。
また、パネル14の回動範囲(図11(A)〜図11(C)を参照)とハンドル20の回動範囲[図12(A)〜図12(D)を参照]は、それぞれの回動が互いに干渉しない位置関係になっている。このことにより、パネル14とハンドル20の操作性が向上する。即ち、パネル14とハンドル20とは、互いに依存することなく独立して回動させることができる。尚、本実施形態では上記のようにハンドル20は遊び96によって回動軸線方向(Y軸方向)と交差する方向への所定量の移動が許容されているので、仮にパネル14と干渉しても、パネル14によって回動が阻害されることがない。パネル14も同様に、仮にハンドル20と干渉しても、ハンドル20が逃げることで、回動が阻害されることがない。
<プリンターにおける他の構成>
次に、プリンター10における他の構成について説明する。
図14は、プリンターの要部断面図であり、(A)は、給紙カバーが閉じた状態を示す図、(B)は、給紙カバーが開いた状態を示す図である。図15は、図2(A)に示すプリンターの要部拡大斜視図である。図16は、従来のサブエッジガイドの配設例を表す図であり、(A)は給紙カバーが閉じた状態を示す図、(B)は給紙カバーが開いた状態を示す図である。
図14および図15に示すように、媒体セット部23には、セットされる用紙Pの幅方向(図のX軸方向)の両側端をガイドするエッジガイド100が設けられている。
ところで従来、図16(A)および図16(B)に示すように、収納時(非使用時)に媒体セット部122を給紙カバー16で覆うことができるように構成されているプリンター120において、プリンター120の使用時に開いた状態の給紙カバー124を、媒体セット部122にセットされる用紙Pを支持するペーパーサポート(用紙支持部)として用いる場合がある。
このような場合には、ペーパーサポートとしての給紙カバー124に、支持される用紙Pの両側端をガイドするサブエッジガイド126が設けられていた。
回動して開閉する給紙カバー124にサブエッジガイド126を設けると、給紙カバー124が回動する際にサブエッジガイド126が他の構成部材(例えば、エッジガイド128)と干渉するのを回避するため、デッドスペースが大きくなって装置サイズが大きくなる問題がある。
また、ペーパーサポートの役割を担う給紙カバー124の回動軸132の位置が、媒体セット部122の用紙載置面130やエッジガイド128との位置関係で決められるためレイアウトの制約を受ける。
本実施形態では、図14および図15に示すように、サブエッジガイド102を本体上部12に設置している。
このことにより、給紙カバー16にはサブエッジガイドを設ける必要がなく、給紙カバー16の開閉時のデッドスペースを小さくすることができる。
加えて、サブエッジガイド102をペーパーサポートから独立させて設けたことにより、ペーパーサポートの設計自由度が増す。例えば、本実施形態では、給紙カバー16にペーパーサポート機能を持たせず、装置本体部11に収納可能なペーパーサポート(用紙支持部26)を別個に設けている。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
10 プリンター、11 装置本体部、12 本体上部、13 本体下部、
14 操作パネル、15a、15b 操作ボタン、16 給紙カバー、
18 排紙カバー、19 本体下部の側面、20 ハンドル、
21 把持部、22 腕部、23 媒体セット部、
24a 第1スライド板、24b 第2スライド板、26 用紙支持部、
28 表示部、30 記録ヘッド、32 キャリッジ、34 液体収納体、
36 給紙ローラー、38a 搬送駆動ローラー、38b 搬送従動ローラー、
40 搬送ローラー対、41 用紙排出部、42 支持部材、
44a 排出駆動ローラー、44b 排出従動ローラー、46 排出ローラー対、
48 回転体、50 短辺、52 長辺、54 短辺、56 長辺、
58 スライド部、59、59a、59b、59c、59d 被係合部、
60 アーム、62、62a、62b、62c、62d、62e 被係合部
63 アーム収納部、64 軸受け、66 係合部、68 係合解除ボタン、
70 第1の回動軸、72 ヒンジ部、74 軸受け部、75 第1の貫通孔、
76 回動軸線、78 突出部、79 取付孔、80 取付部材、82 締結孔、
84 凹部、85 端縁、86 圧縮バネ、88 第2の貫通孔、
90 第2の回動軸、92 回動軸線、94 ネジ、96 遊び、98 隙間、
100 エッジガイド、102 サブエッジガイド、
120 プリンター、122 媒体セット部、124 給紙カバー、
126 サブエッジガイド、128 エッジガイド、130 用紙載置面、
132 回動軸、P 用紙

Claims (8)

  1. 被記録媒体に記録を行う記録手段を内部に備える装置本体部と、
    各種情報等を表示する表示部を有するとともに、回動軸を中心に回動することにより前記装置本体部の上部を開閉するパネルと、を備え、
    前記パネルは、外周が一対の短辺および一対の長辺を備えて成り、
    前記表示部は、輪郭が一対の短辺および一対の長辺を備えて成るとともに、長手方向が前記パネルの長手方向と一致する様に前記パネルに設けられており、
    前記パネルは、前記回動軸と交差する方向を前記長手方向にして回動する様に設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記表示部の大きさは、少なくともハガキサイズ以上である、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の記録装置において、前記回動軸は、前記装置本体部において、被記録媒体搬送方向と交差する方向の側面部に設けられ、
    開いた状態にある前記パネルを手前にして前記装置本体部を載置した際、被記録媒体搬送方向は左右方向となる、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項3に記載の記録装置において、被記録媒体の排出口を手前にして前記装置本体部を載置した際、前記回動軸は、前記装置本体部の右側面に設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の記録装置において、閉じた状態にある前記パネルは、前記装置本体部の上部の、被記録媒体搬送方向と交差する方向における全域を覆う、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の記録装置において、被記録媒体をセットする媒体セット部と、
    前記記録手段を備えるとともに、被記録媒体搬送方向と交差する方向に移動可能なキャリッジと、
    前記パネルと係合することにより前記パネルを開いた状態に維持するアームと、を備え、
    前記アームの被記録媒体搬送方向における位置は、前記媒体セット部と前記キャリッジとの間の位置である、
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項6に記載の記録装置において、前記アームは、前記パネルを複数の開き角度で維持する、
    ことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載の記録装置において、装置高さ方向において前記アームの少なくとも一部と前記キャリッジの少なくとも一部とが同じ高さ位置にある、
    ことを特徴とする記録装置。
JP2015044629A 2015-03-06 2015-03-06 記録装置 Active JP6649598B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015044629A JP6649598B2 (ja) 2015-03-06 2015-03-06 記録装置
US15/005,587 US9731528B2 (en) 2015-03-06 2016-01-25 Recording apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015044629A JP6649598B2 (ja) 2015-03-06 2015-03-06 記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016163961A true JP2016163961A (ja) 2016-09-08
JP6649598B2 JP6649598B2 (ja) 2020-02-19

Family

ID=56876450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015044629A Active JP6649598B2 (ja) 2015-03-06 2015-03-06 記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6649598B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021066596A (ja) * 2019-10-28 2021-04-30 セイコーエプソン株式会社 媒体供給装置及び記録装置
JP7468195B2 (ja) 2020-06-30 2024-04-16 セイコーエプソン株式会社 印刷装置
JP7482367B2 (ja) 2019-10-28 2024-05-14 セイコーエプソン株式会社 媒体供給装置及び記録装置

Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04332672A (ja) * 1991-05-08 1992-11-19 Seiko Epson Corp プリンタ
JPH05273803A (ja) * 1992-03-25 1993-10-22 Konica Corp 画像形成装置
JP2001167010A (ja) * 1999-12-06 2001-06-22 Sony Corp 画像伝送装置及び画像伝送方法
JP2004246273A (ja) * 2003-02-17 2004-09-02 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US20050157332A1 (en) * 2004-01-16 2005-07-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Portable printer for digital camera
JP2006035662A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Brother Ind Ltd 記録装置
JP2006036449A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Sony Corp 排紙トレー、給排紙装置、画像形成装置、及び情報表示装置
US20070161414A1 (en) * 2006-01-12 2007-07-12 Inventec Corporation Communication device with flip-cover
US20080062452A1 (en) * 2006-09-11 2008-03-13 Silverbrook Research Pty Ltd PictBridge printer with photo-sized display screen
JP2008113388A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Canon Electronics Inc 画像読取装置
CN201267066Y (zh) * 2008-07-31 2009-07-01 金宝电子工业股份有限公司 电子触控面板支持装置
JP2009239752A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Seiko Epson Corp 積層構造物
JP2011042112A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Sony Corp 情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラム
JP2011042125A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2011156727A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル発行装置
JP2013175046A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Toshiba Tec Corp 電子機器
JP2014141046A (ja) * 2013-01-25 2014-08-07 Sato Holdings Corp プリンタ

Patent Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04332672A (ja) * 1991-05-08 1992-11-19 Seiko Epson Corp プリンタ
JPH05273803A (ja) * 1992-03-25 1993-10-22 Konica Corp 画像形成装置
JP2001167010A (ja) * 1999-12-06 2001-06-22 Sony Corp 画像伝送装置及び画像伝送方法
JP2004246273A (ja) * 2003-02-17 2004-09-02 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US20050157332A1 (en) * 2004-01-16 2005-07-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Portable printer for digital camera
JP2006036449A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Sony Corp 排紙トレー、給排紙装置、画像形成装置、及び情報表示装置
JP2006035662A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Brother Ind Ltd 記録装置
US20070161414A1 (en) * 2006-01-12 2007-07-12 Inventec Corporation Communication device with flip-cover
US20080062452A1 (en) * 2006-09-11 2008-03-13 Silverbrook Research Pty Ltd PictBridge printer with photo-sized display screen
JP2008113388A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Canon Electronics Inc 画像読取装置
JP2009239752A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Seiko Epson Corp 積層構造物
CN201267066Y (zh) * 2008-07-31 2009-07-01 金宝电子工业股份有限公司 电子触控面板支持装置
JP2011042112A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Sony Corp 情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラム
JP2011042125A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2011156727A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル発行装置
JP2013175046A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Toshiba Tec Corp 電子機器
JP2014141046A (ja) * 2013-01-25 2014-08-07 Sato Holdings Corp プリンタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021066596A (ja) * 2019-10-28 2021-04-30 セイコーエプソン株式会社 媒体供給装置及び記録装置
JP7482367B2 (ja) 2019-10-28 2024-05-14 セイコーエプソン株式会社 媒体供給装置及び記録装置
JP7468195B2 (ja) 2020-06-30 2024-04-16 セイコーエプソン株式会社 印刷装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6649598B2 (ja) 2020-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7222793B2 (ja) 記録装置
JP6123456B2 (ja) 記録装置
US9731528B2 (en) Recording apparatus
JP6119399B2 (ja) 記録装置
JP7256670B2 (ja) 記録装置
JP6743414B2 (ja) 記録装置
JP6394039B2 (ja) 記録装置
JP6292380B2 (ja) 記録装置
JP6649598B2 (ja) 記録装置
JP2015044395A (ja) 記録装置
JP6443618B2 (ja) 記録装置
JP4480136B2 (ja) カバー開閉機構を備える筐体
JP6089883B2 (ja) 記録装置
JP2016163962A (ja) 記録装置
JP2017226085A (ja) 記録装置
JP6048270B2 (ja) 記録装置
JP5360426B2 (ja) トレイ及び画像記録装置
JP5930157B2 (ja) 記録装置
JP2011190027A (ja) 画像記録装置
JP5267620B2 (ja) ロール紙プリンタ
JP6315238B2 (ja) 記録装置
JP7159907B2 (ja) 記録装置
JP2008073868A (ja) カバー構造及びカバー装置並びに電子機器
JP6988962B2 (ja) 記録装置
JP2013215909A (ja) 記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191231

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6649598

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150