JP2016163001A - グリッパ装置、搬送装置、及び搬送方法 - Google Patents

グリッパ装置、搬送装置、及び搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成でフィンガ部を物品に対して適切に位置決めすることができ、コンパクト化かつ軽量化を実現するとともに製造コストを低減する。
【解決手段】収納容器50の上方から下降して閉じることにより収納容器(物品)50を下方から支持する一対のフィンガ部23、24を備えるグリッパ装置10であって、フィンガ部23、24の開閉方向D1、開閉方向D1と直交する直交方向D2、及び上下方向D3を軸としたθ方向において、下降時に収納容器50と接触することにより収納容器50に対して相対的に案内される位置決め部として、センターコーン13の傾斜面13b、及び腕部23b、24bの傾斜面23c、24cを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、グリッパ装置、搬送装置、及び搬送方法に関する。
例えば、半導体製造工場などでは、ウェハやレチクルなどを収容するFOUP、SMIF Pod、レチクルPodなどの収納容器(物品)を搬送するため、天井に敷設されたレールに沿って走行する天井走行車を用いた搬送装置が使用されている。この搬送装置は、ホイスト装置等により昇降可能な昇降台と、昇降台に設けられたグリッパ装置と、を備える天井走行車が使用される。天井走行車は、物品の受け渡し位置の上方で停止し、昇降台を下降させてグリッパ装置により物品の把持または解放を行うことにより容器の受け渡しを行う。
上記したグリッパ装置は、物品の上方から下降して閉じることにより物品の一部を下方から支持する一対のフィンガ部を有する。フィンガ部が閉じる際に物品に伝わる振動を低減するためにも、フィンガ部が物品に対して適切に位置決めされている必要がある。そのため、例えば、グリッパ装置の一部に傾斜面を備え、グリッパ装置が下降する際に、傾斜面が物品に当たることで、容器に対するフィンガ部の位置決めを行うことが知られている(特許文献1参照)。
特開平5−97246号公報
上記した特許文献1は、フィンガ部と容器との位置決めや、物品を支持するための部品数が多く、複雑な機構を採用している。そのため、グリッパ装置が大型化し、かつ重くなってしまい、駆動系の負担が大きくなるだけでなく、製造コストが上昇するといった課題を有している。
以上のような事情に鑑み、本発明は、簡単な構成でフィンガ部を物品に対して適切に位置決めすることができ、コンパクト化かつ軽量化を実現するとともに製造コストを低減可能なグリッパ装置、搬送装置、及び搬送方法を提供することを目的とする。
本発明は、物品の上方から下降して閉じることにより物品を下方から支持する一対のフィンガ部を備えるグリッパ装置であって、フィンガ部の開閉方向、開閉方向と直交する直交方向、及び上下方向を軸とした回転方向において、下降時に物品と接触することにより物品に対して相対的に案内される位置決め部を備える。
また、直交方向における位置決め部は、フィンガ部の両端から延びる腕部の対向面に形成された傾斜面であってもよい。また、腕部は、フィンガ部と物品とが回転方向に相対的に回転した際、物品の一部が当たるように形成されてもよい。また、直交方向における位置決め部は、フィンガ部を支持する昇降台に形成された傾斜面であってもよい。また、開閉方向における位置決め部は、フィンガ部を支持する昇降台に形成され、かつ、物品の上面に備える凹部に嵌合する突出部の傾斜面であってもよい。また、突出部の傾斜面は、半球面であり、開閉方向及び直交方向の双方における位置決め部であってもよい。
また、本発明は、物品を搬送する搬送装置であって、上記したグリッパ装置を備える。
また、本発明は、物品の上方から下降して閉じることにより物品を下方から支持する一対のフィンガ部を備えるグリッパ装置を用いた物品の搬送方法であって、フィンガ部の開閉方向、開閉方向と直交する直交方向、及び上下方向を軸とした回転方向において、下降時に、グリッパ装置の一部に備える位置決め部が物品と接触することにより、物品に対してグリッパ装置が相対的に案内されることを含む。
本発明のグリッパ装置によれば、フィンガ部の下降時に、フィンガ部の開閉方向、開閉方向と直交する直交方向、及び上下方向を軸とした回転方向において、物品に対する相対位置が位置決めされるので、簡単な構成でフィンガ部を物品に対して適切に位置決めすることができる。また、構成する部品数が少ないので、グリッパ装置のコンパクト化及び軽量化を図ることができ、駆動系への負担を軽減できる。また、部品数が少ないので、製造コストを低減することができる。
また、直交方向における位置決め部が、フィンガ部の両端から延びる腕部の対向面に形成された傾斜面であるものでは、直交方向の位置決めを簡単な構成で行うことができる。また、フィンガ部と物品とが回転方向に相対的に回転した際、物品の一部が当たるように腕部が形成されたものでは、物品に回転方向の力が加わったときでもフィンガ部の開閉方向に力が作用するのを回避でき、フィンガ部が不用意に開くことを防止できる。また、直交方向における位置決め部が、フィンガ部を支持する昇降台に形成された傾斜面であるものでは、可動部材であるフィンガ部に腕部等を設ける必要がなく、フィンガ部を軽量化できる。また、開閉方向における位置決め部が、フィンガ部を支持する昇降台に形成され、かつ、物品の上面に備える凹部に嵌合する突出部の傾斜面であるものでは、開閉方向の位置決めを簡単な構成で行うことができる。また、突出部の傾斜面が、半球面であり、開閉方向及び直交方向の双方における位置決め部であるものでは、この傾斜面によって開閉方向及び直交方向の双方の位置決めを行うことができる。
また、本発明の搬送装置によれば、上記したグリッパ装置を備えるので、物品に振動や衝撃を与えることを抑制し、安定して物品を搬送することができる。
また、本発明の搬送方法によれば、フィンガ部の下降時に、フィンガ部の開閉方向、開閉方向と直交する直交方向、及び上下方向を軸とした回転方向において、物品に対する相対位置が適切に位置決めされるので、一対のフィンガ部を閉じる際に、フィンガ部が物品に当たって振動や衝撃を与えることを抑制し、安定して物品を搬送できる。
実施形態に係るグリッパ装置及び搬送装置の一例を示す図である。 (a)はグリッパ装置を−Z側から見たときを示す斜視図、(b)はグリッパ装置をY方向に見たときの図である。 グリッパ装置を+Z側から見た動作の一例を示す図である。 グリッパ装置をX方向から見た動作の一例を示す図である。 グリッパ装置をY方向から見た動作の一例を示す図である。 グリッパ装置を+Z側から見た動作の一例を示す図である。 物品に回転方向の力が作用した状態を示す図である。 (a)、(b)は、それぞれグリッパ装置の他の実施形態を示す図である。 グリッパ装置の他の実施形態について、+Z側から見た動作の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。また、図面においては実施形態を説明するため、一部分を大きくまたは強調して記載するなど適宜縮尺を変更して表現している。以下の各図において、XYZ座標系を用いて図中の方向を説明する。このXYZ座標系においては、水平面に平行な平面をXY平面とする。また、XY平面に垂直な上下方向はZ方向と表記する。また、Z軸周りの方向をθ方向と表記する。X方向、Y方向及びZ方向のそれぞれは、図中の矢印の方向が+方向であり、矢印の方向とは反対の方向が−方向であるものとして説明する。
図1は、実施形態に係るグリッパ装置10及び搬送装置100の一例を示す図である。図1に示すように、搬送装置100は、レール103に沿って移動可能な天井走行車101を備える。レール103は、クリーンルームや工場建屋の天井などに敷設されている。天井走行車101は、クリーンルーム等に配置された各種処理装置やストッカ等の上方を走行し、各装置等に対する所定位置に対して停止可能に形成される。天井走行車101は、内部に備える電気モータ等によって自走するものでもよく、また、リニアモータ等によって走行するものでもよい。なお、天井走行車101及びレール103は、図示の形態に限定されず、任意の構成が適用可能である。
天井走行車101の下面側には、連結部104を介してホイスト装置などの昇降駆動部102が連結されており、天井走行車101と昇降駆動部102とが一体となって走行する。昇降駆動部102は、4本のベルト105を同期して巻き取りまたは送り出しを行う不図示のベルト駆動部を備えている。グリッパ装置10は、昇降駆動部102から下方に延びるベルト105に連結され、昇降駆動部102から吊り下げられた状態で配置される。なお、昇降駆動部102からグリッパ装置10に連結されるベルト105は、4本であることに限定されず、3本等であってもよい。
グリッパ装置10は、ベルト105が巻き取られることにより上下方向D3に沿って上昇(+Z方向に移動)し、ベルト105が送り出されることにより上下方向D3に沿って下降(−Z方向に移動)する。搬送装置100は、天井走行車101及び昇降駆動部102、並びに後述するグリッパ装置10等の動作を統括的に制御する主制御部106を備える。なお、主制御部106は、無線または有線により不図示の上位制御部に接続されてもよく、この上位制御部から各種情報を入手してもよい。
グリッパ装置10は、収納容器(物品)50を保持可能である。グリッパ装置10が収納容器50を保持した状態で天井走行車101を走行させることにより、搬送装置100は、収納容器50の搬送が可能である。なお、収納容器50としては、露光処理を行うためのレチクルなどを収容するレチクルPodや、半導体装置を製造するためのシリコンウェハを収容するFOUP(フープ)またはSMIF Pod、などが挙げられる。ただし、搬送装置100の搬送対象をこれらに限定するものではなく、各種物品を搬送することができる。
収納容器50には、グリッパ装置10によって支持されるフランジ部51が設けられている。フランジ部51は、収納容器50の上面側(+Z側)において、収納容器50から上方に突出しかつX方向及びY方向に張り出した状態で設けられている。このフランジ部51は、+Z側から見たときに矩形状に形成されている。
グリッパ装置10は、図1に示すように、収納容器50を支持するものであり、昇降台11の下面側に把持部20を備えている。昇降台11は、矩形状の筐体を有し、ベルト連結部12と、センターコーン(突出部)13と、を有している。昇降台11は、ベルト連結部12を介して昇降駆動部102のベルト105に連結され、ほぼXY平面(水平面)に沿った姿勢で吊り下げられている。ベルト連結部12は、昇降台11の上面において、ベルト105のX方向の間隔とほぼ同一の間隔で配置されている。昇降台11の下面は、収納容器50のフランジ部51に対向する。昇降台11には、後述する把持部20を駆動するための不図示の駆動部が収容されている。
図2(a)は、グリッパ装置10を−Z側から見たときの斜視図である。図2(b)は、グリッパ装置10をY方向に見たときの図である。図2(a)及び(b)に示すように、センターコーン13は、昇降台11の下面のほぼ中央部分において、下方に突出した状態で設けられる。センターコーン13は、X方向に沿って形成されたスリット13aと、外周面である半球面形状の傾斜面(位置決め部)13bと、を有している。スリット13aは、センターコーン13の下端からXZ平面に沿って形成され、後述する検出部30による光線Lが通過可能に形成される。なお、センターコーン13にスリット13aを形成するのではなく、光線Lがセンターコーン13に干渉しないようにセンターコーン13から位置をずらして検出部30を設けるようにしてもよい。
また、収納容器50のフランジ部51の上面51tには、挿入穴(凹部)51aが形成されている。挿入穴51aは、グリッパ装置10の下降によってセンターコーン13を挿入可能な形状に形成されている。挿入穴51aにセンターコーン13が挿入されることにより、挿入穴51aの縁部によってセンターコーン13の傾斜面13bがガイドされる。これにより、昇降台11は、収納容器50に対してX方向及びY方向について位置決めされる。なお、挿入穴51aは、図示のような半球面状の穴であることに限定されず、四角形状などの多角形状の開口を持つ穴であってもよい。また、挿入穴51aの深さは、図2(b)に示すように、センターコーン13を挿入した際に、スリット13a内を通る光線Lをフランジ部51の一部で遮断できるような深さに設定される。
把持部20は、図2(a)及び(b)に示すように、スライダ21、22と、フィンガ部23、24と、を有している。スライダ21は、昇降台11の−X側に配置されている。また、スライダ22は、昇降台11の+X側に配置されている。スライダ21、22は、それぞれ昇降台11の下面から下方に突出し、昇降台11に収容された不図示の駆動部によってそれぞれ開閉方向D1に移動可能に形成される。なお、図面では、開閉方向D1をX方向に一致させて示している。
フィンガ部23は、スライダ21の下側端部(−Z側端部)に配置されている。また、フィンガ部24は、スライダ22の下側端部に配置されている。フィンガ部23、24は、開閉方向D1において対向するように配置され、スライダ21、22の移動により開閉方向D1に沿って互いに近づく方向と互いに離れる方向とに移動する。フィンガ部23、24のそれぞれは、開閉方向D1に直交する直交方向D2に長尺の部材が用いられ、直交方向D2の長さが収納容器50のフランジ部51の直交方向D2の長さより長くなるように形成される。なお、図面では、直交方向D2をY方向に一致させて示している。
フィンガ部23は、支持部23aと、一対の腕部23bと、を有している。支持部23aは、フィンガ部23の上面側において直交方向D2に沿って形成され、収納容器50のフランジ部51の一部を載置可能に形成される。なお、支持部23aは、フランジ部51の一部を載置した際に、フランジ部51が移動しないように、複数のウレタン突起部や支持部23aの支持面より摩擦係数の大きいシート等を設けてもよい。
一対の腕部23bは、フィンガ部23の直交方向D2の両端に形成されている。各腕部23bは、それぞれ開閉方向D1に延びており、互いにほぼ等しい長さに形成される。一対の腕部23bの間隔は、フランジ部51のY方向の長さより長く設定される。各腕部23bには、傾斜面(位置決め部)23cが形成されている。傾斜面23cは、一対の腕部23bにおいて互いに対向する対向面23dにそれぞれ形成される。各傾斜面23cは、図2(a)に示すように、対向面23dの下方側に設けられ、下方に向けて直交方向D2の外側に傾くように形成されている。
フィンガ部24は、フィンガ部23と同様に、支持部24aと、一対の腕部24bと、を有している。フィンガ部24は、昇降台11の中央部分を含むYZ面に対して、フィンガ部23と対称の形状を有する。支持部24aは、フィンガ部24の上面側において直交方向D2に沿って形成され、収納容器50のフランジ部51の一部を載置可能に形成される。なお、支持部24aは、支持部23aと同様に、複数のウレタン突起部等が形成されてもよい。一対の腕部24bは、フィンガ部24の直交方向D2の両端に形成されている。各腕部24bには、傾斜面(位置決め部)24cが形成されている。傾斜面24cは、一対の腕部24bにおいて互いに対向する対向面24dにそれぞれ形成される。各傾斜面24cは、図2(a)に示すように、対向面24dの下方側に設けられ、下方に向けて直交方向D2の外側に傾くように形成されている。
傾斜面23c、24cの傾斜角度は、例えば、上下方向D3に対して30度〜45度に設定されるが、この傾斜角度は任意に設定可能である。また、傾斜面23c、24cの下端は、対向面23d、24dに対してそれぞれ外側(Y方向)に例えば10mm拡がるように設定されるが、この数値については任意に設定可能である。また、傾斜面23c、24c(腕部23b、24b)は、フランジ部51に対して摩擦係数が小さな材質で形成されてもよく、また、傾斜面23c、24c上を摩擦係数が小さな材質で被覆してもよい。
フィンガ部23、24は、開閉方向D1に開いた状態で、収納容器50のフランジ部51がフィンガ部23、24間を通過可能に設定される。このとき、フランジ部51は、一対の腕部23bの間、及び一対の腕部24bの間を通過可能である。また、フィンガ部23、24が、開閉方向D1に閉じた状態では、フィンガ部23の支持部23aがフランジ部51の−X側の下方に配置され、かつ、フィンガ部24の支持部24aがフランジ部51の+X側の下方に配置される。この状態で昇降駆動部102により昇降台11を上昇させることにより、フランジ部51が支持部23a、24aに載置されて収納容器50を持ち上げることが可能となる。
検出部30は、図2(a)及び(b)に示すように、光射出部31と、受光部32と、を有している。光射出部31及び受光部32は、センターコーン13をX方向に挟むように配置されている。光射出部31は、スライダ22に取り付けられ、−X方向へ向けてセンターコーン13のスリット13aを通過するように光線Lを射出する。光射出部31の光源としては、LEDやレーザーダイオードなどを用いることができる。なお、光射出部31は、スライダ22のような可動部分に設置されることに代えて、昇降台11に設置されてもよい。
受光部32は、スライダ21に取り付けられている。受光部32は、光線Lの進行方向上に配置されている。受光部32は、光線Lを受光して光電変換し、受光信号を出力する。この受光信号は、例えば主制御部106に送信され、グリッパ装置10の降下位置の制御等に使用される。受光部32としては、例えばフォトダイオードなどを用いることができる。なお、受光部32は、スライダ21のような可動部分に設置されることに代えて、昇降台11に設置されてもよい。また、検出部30は、光線LをX方向に沿って配置することに限定されず、例えば光線LをY方向に沿って配置してもよい。この場合、センターコーン13のスリット13aは、光線Lの方向に合わせてY方向に形成される。また、検出部30は、複数配置されてもよい。
光線Lの進行方向上に物体(例えば、収納容器50のフランジ部51など)が存在すると、その物体によって光線Lが遮光され、受光部32において光線Lが検出されなくなる。したがって、主制御部106は、受光部32で光線Lが検出されている状態から検出されない状態に切り替わるのを判別することにより、上下方向D3において、物体に対するグリッパ装置10の相対的な位置を認識し、例えばグリッパ装置10の下降を停止するなど、グリッパ装置10の下降位置を制御する。
次に、図3〜図6を参照して、上記のように構成されたグリッパ装置10を用いて収納容器50を支持するまでの動作を説明する。図3〜図6は、それぞれグリッパ装置10の動作の一例を示す図である。なお、図3〜図6では、天井走行車101、昇降駆動部102、主制御部106等の一部の構成について図示を省略している。
先ず、各種装置やストッカなどの入出庫口に載置された収納容器50を受け取る場合、天井走行車101を走行させて収納容器50の上方(+Z側)で天井走行車101を停止させる。天井走行車101の停止位置は、主制御部106によって制御してもよく、また、レール103等に配置したリミットスイッチ等により行ってもよい。続いて、主制御部106は、昇降駆動部102を駆動してベルト105を送り出し、グリッパ装置10を下降(−Z方向に移動)させる。これにより、グリッパ装置10は収納容器50に接近する。
なお、主制御部106は、グリッパ装置10を下降させる際、収納容器50に近い位置まで高速で下降させ、収納容器50に近い位置から低速で下降させるように昇降駆動部102を制御してもよい。これにより、収納容器50の受け渡し時間を短縮できる。また、収納容器50に近い位置から低速で下降させる際、収納容器50に近づくに従って順次低速になるように、グリッパ装置10の下降位置に応じて速度を変化させてもよい。なお、グリッパ装置10を下降させる際、フィンガ部23、24は開いている。
フィンガ部23、24が開いた状態でグリッパ装置10が下降することにより、フィンガ部23、24間に収納容器50のフランジ部51が入り込む。このとき、フィンガ部23、24と収納容器50との間で、開閉方向D1、直交方向D2又はθ方向において相対的な位置がずれている場合について説明する。
例えば、図3(a)及び図4(a)に示すように、フランジ部51に対してフィンガ部23、24が直交方向D2において+Y側にずれている場合、グリッパ装置10が下降すると、フランジ部51の−Y側の端部が腕部23b、24bの傾斜面23c、24cに当接する。この状態でグリッパ装置10が下降すると、図3(b)及び図4(b)に示すように、傾斜面23c、24cに沿ってフィンガ部23、24が−Y方向に案内され、グリッパ装置10は、収納容器50に対して相対的に−Y方向に移動する。さらにグリッパ装置10が下降すると、図3(c)及び図4(c)に示すように、フランジ部51は、傾斜面23c、24cによって案内され、一対の腕部23b間、及び一対の腕部24b間に位置決めされる。
また、上記した動作に併せて、図3(a)及び図4(a)に示すように、センターコーン13の傾斜面13bがフランジ部51上面の挿入穴51aの縁部に当接する。この状態でグリッパ装置10が下降すると、図3(b)及び図4(b)に示すように、傾斜面13bに沿ってセンターコーン13が−Y方向に案内される。さらにグリッパ装置10が下降すると、図3(c)及び図4(c)に示すように、グリッパ装置10は、収納容器50に対して相対的に−Y方向に移動して、フランジ部51を一対の腕部23b間、及び一対の腕部24b間に配置した状態で位置決めされる。なお、フィンガ部23、24がフランジ部51に対して−Y側にずれている場合も上記と同様に位置決めされる。
このように、収納容器50に対してグリッパ装置10が直交方向D2(Y方向)にずれている場合は、フランジ部51が傾斜面23c、24cに当接することと併せて、挿入穴51aの縁部がセンターコーン13の傾斜面13bに当接することの双方により、直交方向D2の位置決めを行っている。従って、いずれか一方による位置決めが不良の場合でも、他方によって直交方向D2の位置決めを行うことができる。
なお、フランジ部51が傾斜面23c、24cに当接することと、挿入穴51aの縁部がセンターコーン13の傾斜面13bに当接することとは、同時に行われることに限定されず、例えば、フランジ部51が傾斜面23c、24cに当接した後に、挿入穴51aの縁部がセンターコーン13の傾斜面13bに当接するものでもよい。また、フランジ部51が傾斜面23c、24cに当接することにより直交方向D2のずれを一部修正し、次いで、挿入穴51aの縁部がセンターコーン13の傾斜面13bに当接することにより直交方向D2の残りのずれを修正するといった2段階で位置決めするものでもよい。
次に、例えば、図5(a)に示すように、フランジ部51に対してフィンガ部23、24が開閉方向D1において−X側にずれている場合、図3及び図4と同様に、センターコーン13の傾斜面13bがフランジ部51の挿入穴51aの縁部に当接する。この状態でグリッパ装置10が下降すると、図5(b)に示すように、傾斜面13bに沿ってセンターコーン13が+X方向に案内される。さらにグリッパ装置10が下降すると、図5(c)に示すように、グリッパ装置10は、収納容器50に対して相対的に+X方向に移動して、フランジ部51をフィンガ部23、24間に配置した状態で位置決めされる。なお、フィンガ部23、24がフランジ部51に対して+X側にずれている場合も上記と同様に位置決めされる。
上記のように、センターコーン13の傾斜面13bは、開閉方向D1及び直交方向D2の双方のずれに対して、挿入穴51aの縁部に当接することにより、各方向においてそれぞれ位置決めを行っている。
次に、例えば、図6(a)に示すように、フランジ部51に対してフィンガ部23、24が上下方向D3を軸としたθ方向にずれている場合、グリッパ装置10が下降すると、フランジ部51の角部が腕部23b、24bの傾斜面23c、24cに当接する。この状態でグリッパ装置10が下降すると、図6(b)に示すように、傾斜面23c、24cに沿ってフィンガ部23、24がθ方向に案内されてグリッパ装置10を回転させ、フランジ部51を一対の腕部23b間、及び一対の腕部24b間に位置決めする。このように、腕部23b、24bの傾斜面23c、24cは、直交方向D2のずれに対する位置決めと、θ方向のずれの対する位置決めの双方を行っている。
図3〜図6に示すように、フィンガ部23、24が位置決めされつつ、さらにグリッパ装置10を下降させることにより、フランジ部51により検出部30の光線Lを遮った段階(図2(b)参照)で、主制御部106はグリッパ装置10の下降を停止させる。続いて、主制御部106は、フィンガ部23、24に対して開閉方向D1に閉じるように指示する。フィンガ部23、24が閉じることにより、フィンガ部23、24の支持部23a、24aによってフランジ部51を支持可能となる。
主制御部106は、フィンガ部23、24が閉じた状態で昇降駆動部102を駆動し、昇降台11を上昇させることにより、収納容器50を入出庫口等から持ち上げる。主制御部106は、収納容器50が天井走行車101近傍まで上昇した段階で昇降駆動部102の駆動を停止させる。この状態で天井走行車101を走行させることにより収納容器50を搬送することができる。また、収納容器50を入出庫口等に渡す場合は、上記と逆の手順により入出庫口等に収納容器50を載置することができる。
なお、収納容器50は、グリッパ装置10によって持ち上げられた後、天井走行車101の走行中も吊り下げられた状態で搬送される。この搬送中の収納容器50に種々の力が作用して、フィンガ部23、24とフランジ部51との相対位置が変化する場合がある。
図7は、収納容器50に対して、Z方向(上下方向D3)を軸とした回転方向に力が作用した状態を示す図である。収納容器50がグリッパ装置10に対して相対的に回転すると、図7に示すように、フランジ部51がフィンガ部23、24に対して相対的に回転し、フランジ部51の角部が腕部23b、24bの対向面23d、24dに接触する。腕部23b、24bはY方向(直交方向D2)に固定されているので、上記した回転方向の力は、腕部23b、24bによって受け止められる。これにより、フランジ部51(収納容器50)の回転によってフィンガ部23、24を開くX方向(開閉方向D1)に力が作用することを回避し、フィンガ部23、24が不用意に開いて、搬送中の収納容器50が落下するのを防止している。
このように、本実施形態によれば、フィンガ部23、24の腕部23b、24bに備える傾斜面23c、24cや、センターコーン13の傾斜面13bといった簡単な構成で開閉方向D1、直交方向D2、上下方向D3を軸としたθ方向において、フィンガ部23、24を収納容器50に対して適切に位置決めすることができる。これにより、収納容器50を安定して搬送することができる。また、構成する部品数が少ないので、グリッパ装置10のコンパクト化及び軽量化を図ることができ、天井走行車101や昇降駆動部102などの駆動系への負担を軽減できる。また、部品数が少ないので、製造コストを低減することができる。
<他の実施形態>
次に、他の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、上記した実施形態と同様の構成については、同じ符号を付してその説明を簡略化あるいは省略する。また、上記した実施形態において説明した事項のうち、以下の各実施形態に適用可能なものは全て以下の各実施形態でも適用可能である。図8(a)及び(b)は、それぞれグリッパ装置の他の実施形態を示す斜視図である。上記した実施形態では、センターコーン13が半球状である場合を例に挙げて説明したが、これに限定するものではない。例えば、図8(a)に示すグリッパ装置10Aのように、センターコーン13に代えて、半円板状の突出部113が形成されてもよい。
図8(a)に示すように、突出部113は、X方向に沿ったスリット113aを備えている。このスリット113aは、不図示の検出部30の光線L(図2(a)参照)を通過させるものである。また、突出部113は、曲面状の傾斜面(位置決め部)113bを備えている。この傾斜面113bは、収納容器50の挿入穴51aに挿入されることにより、グリッパ装置10Aを収納容器50に対してX方向(開閉方向D1)に位置決めする。突出部113の傾斜面113bは、X方向(開閉方向D1)の位置決めを主として行うものであり、上記したセンターコーン13の傾斜面13bと異なり、Y方向への位置決めに対する関与は小さい。なお、Y方向(直交方向D2)とZ方向まわりのθ方向との位置決めは、腕部23b、24bの傾斜面23c、24cが行っている。
このように、グリッパ装置10Aによれば、突出部113の傾斜面113bと、腕部23b、24bの傾斜面23c、24cといった簡単な構成で、開閉方向D1、直交方向D2、上下方向D3を軸としたθ方向において、フィンガ部23、24を収納容器50に対して適切に位置決めすることができる。
また、上記した実施形態では、フィンガ部23、24の腕部23b、24bに、位置決め部として傾斜面23c、24cが形成されているがが、これに限定するものではない。例えば、図8(b)に示すグリッパ装置10Bのように、腕部23b、24bに代えて、昇降台11に一対の位置決め部材223が形成されてもよい。
図8(b)に示すように、一対の位置決め部材223は、昇降台11の下面の+Y側及び−Y側にそれぞれ設けられている。これら位置決め部材223は、Y方向に対向して配置される。位置決め部材223は、互いの対向面にそれぞれ傾斜面223cを有している。各傾斜面223cは、下方(−Z方向)に向けて外側に傾くように形成される。各傾斜面223cの傾斜角度は、例えば、上下方向D3に対して30度〜45度に設定されるが、この傾斜角度は任意に設定可能である。また、各傾斜面223cの下端は、対向面に対してそれぞれ外側(Y方向)に例えば10mm拡がるように設定されるが、この数値については任意に設定可能である。また、各傾斜面223c(位置決め部材223)は、フランジ部51に対して摩擦係数が小さな材質で形成されてもよく、また、傾斜面223c上を摩擦係数が小さな材質で被覆してもよい。
位置決め部材223の傾斜面223cは、Y方向(直交方向D2)の位置決めと、Z方向(上下方向D3)を軸としたθ方向の位置決めとを行う。なお、X方向(開閉方向D1)の位置決めは、センターコーン13の傾斜面13bが行っている。
このように、グリッパ装置10Bによれば、位置決め部材223の傾斜面223cと、センターコーン13の傾斜面13bといった簡単な構成で、開閉方向D1、直交方向D2、上下方向D3を軸としたθ方向において、フィンガ部23、24を収納容器50に対して適切に位置決めすることができる。また、位置決め部材223が昇降台11に形成されるので、フィンガ部23、24の重量増加を回避でき、フィンガ部23、24の駆動負担を軽減できる。
また、上記した実施形態では、θ方向の位置決めを傾斜面23c、24c(図6参照)等により行なっているが、これに限定するものではない。図9に示すグリッパ装置10Cのように、フィンガ部23、24の対向部分に形成された凸部323、324により、θ方向の位置決めを行ってもよい。図9(a)に示すように、フィンガ部23、24の対向部分に凸部323、324が形成される。凸部323、324は、支持部23a、24aの上面(+Z側)において、X方向に沿って内側に向けてV字状に突出するように形成される。また、収納容器50のフランジ部51の+X側及び−X側の端部には、凸部323、324の形状に合わせてV字状の凹部51bがそれぞれ形成されている。
フランジ部51に対してフィンガ部23、24が上下方向D3を軸としたθ方向にずれている場合、グリッパ装置10Cが下降すると、図9(a)に示すように、腕部23b、24bの傾斜面23c、24cによってフィンガ部23、24がθ方向に案内されて位置決めを行う(図6参照)。続いて、図9(b)に示すように、フィンガ部23、24を閉じることにより、凸部323、324がそれぞれ凹部51bに接触してフィンガ部23、24をθ方向に案内して位置決めを行う。なお、凸部323、324及び凹部51bは、V字状に形成されることに限定されず、例えば半円状等に形成されてもよい。
このように、グリッパ装置10Cによれば、腕部23b、24bの傾斜面23c、24cによってフィンガ部23、24をθ方向に位置決めすることに加えて、凸部323、324が凹部51bに挿入されることにより、さらにθ方向の位置決めを行う。これにより、フィンガ部23、24とフランジ部51とのθ方向の位置決めをより一層確実に行うことができる。また、腕部23b、24bの傾斜面23c、24cによるθ方向の位置決めが不良の場合でも、凸部323、324が凹部51bに挿入することによりθ方向の位置決めを行うことができる。なお、上記のような凸部323、324及び凹部51bを設けるか否かは任意である。
以上、実施形態について説明したが、本発明は、上述した説明に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。また、上記した実施形態を組み合わせて使用してもよい。また、上記した実施形態では、収納容器50のフランジ部51を支持する構成を示しているが、これに限定されない。例えば、収納容器50の側面に形成されたフランジ部を支持するものや、収納容器50の底面を支持するものでもよい。
L…光線
D1…開閉方向
D2…直交方向
D3…上下方向
10、10A、10B、10C…グリッパ装置
11…昇降台
13…センターコーン
13b…傾斜面(位置決め部)
20…把持部
23、24…フィンガ部
23a、24a…支持部
23b.24b…腕部
23c、24c…傾斜面(位置決め部)
23d、24d…対向面
30…検出部
50…収納容器(物品)
51…フランジ部
51a…挿入穴(凹部)
51t…上面
100…搬送装置
101…天井走行車
113…突出部
113b…傾斜面(位置決め部)
223…位置決め部材
223c…傾斜面(位置決め部)
323、324…凸部(位置決め部)

Claims (8)

  1. 物品の上方から下降して閉じることにより前記物品を下方から支持する一対のフィンガ部を備えるグリッパ装置であって、
    前記フィンガ部の開閉方向、前記開閉方向と直交する直交方向、及び上下方向を軸とした回転方向において、下降時に前記物品と接触することにより前記物品に対して相対的に案内される位置決め部を備える、グリッパ装置。
  2. 前記直交方向における前記位置決め部は、前記フィンガ部の両端から延びる腕部の対向面に形成された傾斜面である、請求項1記載のグリッパ装置。
  3. 前記腕部は、前記フィンガ部と前記物品とが前記回転方向に相対的に回転した際、前記物品の一部が当たるように形成される、請求項2記載のグリッパ装置。
  4. 前記直交方向における前記位置決め部は、前記フィンガ部を支持する昇降台に形成された傾斜面である、請求項1記載のグリッパ装置。
  5. 前記開閉方向における前記位置決め部は、前記フィンガ部を支持する昇降台に形成され、かつ、前記物品の上面に備える凹部に嵌合する突出部の傾斜面である、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のグリッパ装置。
  6. 前記突出部の傾斜面は、半球面であり、前記開閉方向及び前記直交方向の双方における前記位置決め部である、請求項5記載のグリッパ装置。
  7. 物品を搬送する搬送装置であって、
    請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のグリッパ装置を備える、搬送装置。
  8. 物品の上方から下降して閉じることにより前記物品を下方から支持する一対のフィンガ部を備えるグリッパ装置を用いた前記物品の搬送方法であって、
    前記フィンガ部の開閉方向、前記開閉方向と直交する直交方向、及び上下方向を軸とした回転方向において、下降時に、前記グリッパ装置の一部に備える位置決め部が前記物品と接触することにより、前記物品に対して前記グリッパ装置が相対的に案内されることを含む、搬送方法。
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