JP2016162573A - 埋込型照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】放熱フィンの放熱効率を向上させ、且つ、軽量化を図ることが可能な埋込型照明器具を提供することを目的とする。
【解決手段】表面に発光素子(LED)が設けられた基板と、前記基板の裏面に取り付けられ、前記発光素子(LED)から生じた熱が伝達して空気中に放熱するヒートシンクとLEDに電力を供給する電源装置を有する埋込型照明器具において、前記電源装置がヒートシンクの上面に配置され、前記ヒートシンクの少なくとも1つの放熱フィンに少なくとも1つのスリットが設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】表面に発光素子(LED)が設けられた基板と、前記基板の裏面に取り付けられ、前記発光素子(LED)から生じた熱が伝達して空気中に放熱するヒートシンクとLEDに電力を供給する電源装置を有する埋込型照明器具において、前記電源装置がヒートシンクの上面に配置され、前記ヒートシンクの少なくとも1つの放熱フィンに少なくとも1つのスリットが設けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばLEDを光源として、天井等の施工面に埋設されて使用される埋込型照明器具に関するものである。
従来から、例えば特開2008−159455号公報(特許文献1)に示されるようなLED照明装置が知られている。このLED照明装置は、内部にLEDを収めた器状である器具本体の外底面に、LEDに電力を供給する電源装置はアーム部を介して器具本体外周の外側領域に位置するように設けていることを特徴としている。
また、複数の放熱フィン(ヒートシンク)を器具本体の外底面に設け、このヒートシンクにアーム部を結合させて器具本体外周の外側領域に突出するように設けられていることを特徴としている。
このヒートシンクはアルミ材などで略矩形状に形成され、ヒートシンクの複数の放熱フィンの高さは均一且つ平行になるように設けられていることが記載されている。
さらに、LEDに電力を供給する電源装置は略水平な板状であるアーム部の端部に取り付けられており、アーム部のもう一方の端部が放熱フィンに取り付けられる構造となっている。さらに、アーム部を含めた電源装置は放熱フィンの長手方向に対して垂直方向や水平方向に設けられていることが図示されている。
特許文献1に記載のヒートシンクの形状であると、放熱フィンの高さが均一且つ平行であるため、自然空冷においては、放熱フィンの間を流れる空気の流れが常に一様になってしまい、空気の対流が発生し難くなり、放熱効率が低下する恐れがある。
本発明は、放熱フィンの放熱効率を向上させ、且つ、軽量化を図ることが可能な埋込型照明器具を提供することである。
本発明の埋込型照明器具は、表面に発光素子(LED)が設けられた基板と、前記基板の裏面に取り付けられ、前記発光素子(LED)から生じた熱が伝達して空気中に放熱するヒートシンクとLEDに電力を供給する電源装置を有する埋込型照明器具において、前記電源装置がヒートシンクの上面に配置され、前記ヒートシンクの少なくとも1つの放熱フィンに少なくとも1つのスリットが設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、放熱フィンに少なくとも1つのスリットを設けることにより、空気の対流が発生し易くなり、放熱効率が向上させることが可能である。また、スリットを設けることにより、ヒートシンクの軽量化を図ることが可能である埋込型照明器具を提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図1、図2、図3および図4を用いて説明する。また、各図において、前後左右の軸とそれらに直交する上下の軸を定義して説明を行う。また、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
本実施例の埋込型照明器具100は、天井に設けられた円形の穴に埋設して取り付けられ、天井から下側方向に照射して使用する照明器具である。本実施形態の埋込型照明器具100は電源装置1と、ヒートシンク2と、ワク3と、本体固定バネ4と、電源端子台5と、リフレクタ6と、取付金具7と、補強金具8と、取付バネ9と、調光端子台10と、電源基板11と、LED基板12と、LEDホルダ13と、透明カバー14とを備えている。さらに電源装置1は電源ケース1aと電源カバー1bと電源基板11からなり、電源基板11は電源ケース1aにネジで係止され、電源ケース1aは電源カバー1bと共にヒートシンク2に左右方向からネジで係止され、さらに電源カバー1bはヒートシンクに上下方向からネジで係止される。また、電源ケース1aの端部に電源端子台5と調光端子台10がネジで係止され、電源端子台5と調光端子台10は電源基板11に電力を供給するための電線が接続されている。さらに電源基板11はLED基板12に電力を供給する電源回路が形成されており、電源基板11とLED基板12は電線が接続されている。
図3および図4に示すように、ヒートシンク2には複数の薄板状の放熱フィン15が前後方向に略等間隔に配置されており、さらに各放熱フィン15の略中央にスリット16が設けられている。スリット16を設けることにより空気の対流が発生し易くなり、放熱効率を向上させることが可能であり、軽量化を図ることが可能である。ここで、スリット16の幅寸法を変化させた場合のLED温度上昇量(実線)ならびにヒートシンク2の重量の相関関係(点線)を図5に示す。スリット16の幅寸法を増加させるに従い、LEDの温度上昇量は増加し、ヒートシンク2の重量は減少する。 前方向からスリット16に入った空気は、ヒートシンク2の放熱フィン15の表面と熱交換して温められ、上側に流れる。また、左右方向から放熱フィン15の間に入った空気は、放熱フィン15の表面と熱交換して温められ、上側に流れる。スリット16を設けることにより、空気が流れ易くなるため、放熱効率を向上させることができる。一方でスリット16の幅を大きくしすぎると、空気と放熱フィン15の表面が熱交換する面積が減少するため、放熱効率が低下する。
ヒートシンク2の放熱性能を損なわずにヒートシンク2の軽量化を考慮すると、本実施形態の埋込型照明器具100ではスリット16の幅寸法は5〜10mm程度が望ましい。これは、スリットの幅寸法10mmを超えた付近で、LEDの上昇量の傾きが大きくなるからである。仮にヒートシンクの高さを10とした場合、放熱フィン15間の中心距離は、ヒートシンクの高さの0.7倍〜1.2倍、スリット16の幅寸法は0.6倍〜1.3倍とするとヒートシンク2の放熱性能が高くなる。
ヒートシンク2の底面にLED基板12が配置され、LED基板12の下面にLEDホルダ13と透明カバー14が共に複数のネジによりヒートシンク2に係止される。LEDホルダ13の上面にはLED基板12の外形に合わせた溝があり、またLEDホルダ13の下面には透明カバー14の外形の合わせた溝がある構造となっている。
補強金具8は複数のネジによりヒートシンク2に係止され、複数の取付金具7は補強金具8にリベットなどで係止されている。この補強金具8の形状は円盤状になっており、取付金具7が変形するのを防止している。さらに取付金具7には長方形の穴があり、その穴に本体固定バネ4が取り付けられている。この本体固定バネ4はバネ性を有し、本体固定バネ4を窄めることにより、上下方向に可動させることができる。本体固定バネ4を上下に可動させることにより、様々な厚さの天井材に取り付けることが可能となる。本実施形態の埋込型照明器具100では、厚さ5mm〜25mmの天井材に取り付けることが可能である。また、複数の取付金具7にワク3がリベットで係止されている。
ヒートシンク2の側面に複数の取付バネ9がネジにより係止されており、取付バネ9はバネ性を有し、取付バネ9によりリフレクタ6を引っ張り上げる構造となっている。本実施形態の埋込型照明器具100では、リフレクタ6の材質はプラスチックであり、表面にアルミ蒸着処理が施してある。
なお、本発明の埋込型照明器具は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜改良や変形が可能である。例えば、本実施形態では、ヒートシンク2は、スリット16が設けられた放熱フィン15を前後方向に略等間隔に並べているが、この限りでなく、スリットが2つ以上設けられた放熱フィンを並べたものや、左右方向に距離を離した2枚以上の放熱フィンを1セットとし前後方向に略等間隔に複数セット並べたものでも良い。
また、例えば、電源装置1は、ヒートシンク2に取り付けずに別置きとしてもよい。
1 電源装置
1a 電源ケース
1b 電源カバー
2 ヒートシンク
3 ワク
4 本体固定バネ
5 電源端子台
6 リフレクタ
7 取付金具
8 補強金具
9 取付バネ
10 調光端子台
11 電源基板
12 LED基板
13 LEDホルダ
14 透明カバー
15 放熱フィン
16 スリット
100 埋込型照明器具
1a 電源ケース
1b 電源カバー
2 ヒートシンク
3 ワク
4 本体固定バネ
5 電源端子台
6 リフレクタ
7 取付金具
8 補強金具
9 取付バネ
10 調光端子台
11 電源基板
12 LED基板
13 LEDホルダ
14 透明カバー
15 放熱フィン
16 スリット
100 埋込型照明器具
Claims (1)
- 表面に発光素子(LED)が設けられた基板と、前記基板の裏面に取り付けられ、前記発光素子(LED)から生じた熱が伝達して空気中に放熱するヒートシンクとLEDに電力を供給する電源装置を有する埋込型照明器具において、前記電源装置がヒートシンクの上面に配置され、
前記ヒートシンクの少なくとも1つの放熱フィンに少なくとも1つのスリットが設けられていることを特徴とする埋込型照明器具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015039792A JP2016162573A (ja) | 2015-03-02 | 2015-03-02 | 埋込型照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015039792A JP2016162573A (ja) | 2015-03-02 | 2015-03-02 | 埋込型照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016162573A true JP2016162573A (ja) | 2016-09-05 |
Family
ID=56845308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015039792A Pending JP2016162573A (ja) | 2015-03-02 | 2015-03-02 | 埋込型照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016162573A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018110066A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-12 | 株式会社Lixil | 埋込型照明器具 |
-
2015
- 2015-03-02 JP JP2015039792A patent/JP2016162573A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018110066A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-12 | 株式会社Lixil | 埋込型照明器具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170117 |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170124 |